JPS6216488B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6216488B2 JPS6216488B2 JP1093380A JP1093380A JPS6216488B2 JP S6216488 B2 JPS6216488 B2 JP S6216488B2 JP 1093380 A JP1093380 A JP 1093380A JP 1093380 A JP1093380 A JP 1093380A JP S6216488 B2 JPS6216488 B2 JP S6216488B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- magnetic pole
- permanent magnet
- magnetic
- leads
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 7
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 4
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は有極型であつて複数のリードを有する
多極型有極リードリレーに関するものである。
多極型有極リードリレーに関するものである。
単一のコイルを励磁することで複数極を開閉す
る有極のリードリレーはこれまで提供されておら
ず、従来においては単極型のものを並列接続する
ことで間にあわせていた。しかしこれではコイル
を各極に設けているのであるからどうしても大き
くなつてしまう。小型とするには単一のコイルで
複数のリードを磁化させる構成とすればよいので
あるが、ここにおいて次のような問題点がある。
すなわちコイル内に複数のリードを並列的に配置
すれば、この各リードが接する固定接点部を磁化
しておく永久磁石を1個ですませられるものの、
各リードを通るコイル磁束が同じとなるようにす
るのは極めて困難であり、一方が遅れて動作した
り動作しなかつたりしてしまう。複数のリードを
磁気的に直列に接続する配置とすれば、各リード
を通るコイル磁束は同じになるものの、従来の有
極リードリレーはコイル枠の一端に永久磁石を配
置する構成をとつているのでこれを踏襲すると配
置上各リード毎に永久磁石を設けることとなる。
しかるに永久磁石の磁気特性にはばらつきがある
からリードの自由端が位置する各主空隙部におけ
る磁気特性にばらつきが生じて個々のリードの感
度に差が生じ、同時動作を得られない。
る有極のリードリレーはこれまで提供されておら
ず、従来においては単極型のものを並列接続する
ことで間にあわせていた。しかしこれではコイル
を各極に設けているのであるからどうしても大き
くなつてしまう。小型とするには単一のコイルで
複数のリードを磁化させる構成とすればよいので
あるが、ここにおいて次のような問題点がある。
すなわちコイル内に複数のリードを並列的に配置
すれば、この各リードが接する固定接点部を磁化
しておく永久磁石を1個ですませられるものの、
各リードを通るコイル磁束が同じとなるようにす
るのは極めて困難であり、一方が遅れて動作した
り動作しなかつたりしてしまう。複数のリードを
磁気的に直列に接続する配置とすれば、各リード
を通るコイル磁束は同じになるものの、従来の有
極リードリレーはコイル枠の一端に永久磁石を配
置する構成をとつているのでこれを踏襲すると配
置上各リード毎に永久磁石を設けることとなる。
しかるに永久磁石の磁気特性にはばらつきがある
からリードの自由端が位置する各主空隙部におけ
る磁気特性にばらつきが生じて個々のリードの感
度に差が生じ、同時動作を得られない。
本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
つて、各リードを通るコイル磁束や永久磁石によ
る各主空隙部の磁気特性に差が生じることがなく
て複数のリードの同時動作を得ることができ、ま
た磁気漏洩がなくて永久磁石に小型のものを用い
ることができるので全体形状を小型化し得る多極
型有極リードリレーを提供することを目的とする
ものである。
つて、各リードを通るコイル磁束や永久磁石によ
る各主空隙部の磁気特性に差が生じることがなく
て複数のリードの同時動作を得ることができ、ま
た磁気漏洩がなくて永久磁石に小型のものを用い
ることができるので全体形状を小型化し得る多極
型有極リードリレーを提供することを目的とする
ものである。
以下、本発明を図示実施例に基き詳述する。図
中1はその中央胴部11外周にコイル2が巻回さ
れるコイル枠であつて、合成樹脂の成形品であ
り、上面が開口した溝12を有する中央胴部11
の両端には夫々フランジ部13,13が一体に形
成されている。各フランジ部13,13には夫々
共通接点端子14とコイル端子15とがインサー
トされており、中央胴部11には鉄芯3が配設さ
れる。鉄芯3は溝12内に収納されて両端の折曲
片16,16を夫々フランジ部13,13に位置
させている。また各フランジ部13,13には
夫々一対の磁極板5,6,5,6とリード4,4
とが配設される。各フランジ部13の一側には凹
所17とこの凹所17内に突出する間隔片18と
を設けてあつて、各磁極板5,6は固定接点部
7,8が一面に設けられた一片を間隔片18にて
分離された凹所17内に圧入して取付ける。各フ
ランジ部13における一方の磁極板5は固定接点
端子19の延出形成されている一片がコイル2の
一面、図示例では上面の一側を覆い、他方の磁極
板6は固定接点端子19の延出形成されている一
片がコイル2の他側上面を覆う。コイル2の上方
に配されている各磁極板5,5,6,6の一片の
上面には絶縁シート20を介して永久磁石10が
載せられる。この永久磁石10によつて各フラン
ジ部13における一対の磁極板5,6が互いに異
極に、また一方のフランジ部13の各磁極板5,
6と、他方のフランジ部13の各磁極板5,6と
が互いに異極となるように磁化される。すなわち
この永久磁石10はその表裏面に夫々4極、計8
極に着磁されたものであつて、一方の磁極板5の
固定接点部7をN極に磁化する時には対となる磁
極板6の固定接点部8をS極、他方の磁極板5の
固定接点部7をS極、他方の磁極板6の固定接点
部8をN極に夫々単一の永久磁石10で磁化する
のである。間隔片18によつて対向間隔が決定さ
れる一対の磁極板5,6の各固定接点部7,8間
の主空隙部9にはリード4の自由端が配置され
る。磁性材からなる各リード4はフランジ部13
にインサートした共通接点端子14と一体である
リード固定片21に固定してあつて、コイル2の
軸方向と直交する方向に配置してあり、鉄芯3の
端面に小間隙を介して側面が相対している。22
は絶縁シートである。これらはベース23上に配
置されて磁性材よりなる磁気シールド型のケース
24が被せられる。
中1はその中央胴部11外周にコイル2が巻回さ
れるコイル枠であつて、合成樹脂の成形品であ
り、上面が開口した溝12を有する中央胴部11
の両端には夫々フランジ部13,13が一体に形
成されている。各フランジ部13,13には夫々
共通接点端子14とコイル端子15とがインサー
トされており、中央胴部11には鉄芯3が配設さ
れる。鉄芯3は溝12内に収納されて両端の折曲
片16,16を夫々フランジ部13,13に位置
させている。また各フランジ部13,13には
夫々一対の磁極板5,6,5,6とリード4,4
とが配設される。各フランジ部13の一側には凹
所17とこの凹所17内に突出する間隔片18と
を設けてあつて、各磁極板5,6は固定接点部
7,8が一面に設けられた一片を間隔片18にて
分離された凹所17内に圧入して取付ける。各フ
ランジ部13における一方の磁極板5は固定接点
端子19の延出形成されている一片がコイル2の
一面、図示例では上面の一側を覆い、他方の磁極
板6は固定接点端子19の延出形成されている一
片がコイル2の他側上面を覆う。コイル2の上方
に配されている各磁極板5,5,6,6の一片の
上面には絶縁シート20を介して永久磁石10が
載せられる。この永久磁石10によつて各フラン
ジ部13における一対の磁極板5,6が互いに異
極に、また一方のフランジ部13の各磁極板5,
6と、他方のフランジ部13の各磁極板5,6と
が互いに異極となるように磁化される。すなわち
この永久磁石10はその表裏面に夫々4極、計8
極に着磁されたものであつて、一方の磁極板5の
固定接点部7をN極に磁化する時には対となる磁
極板6の固定接点部8をS極、他方の磁極板5の
固定接点部7をS極、他方の磁極板6の固定接点
部8をN極に夫々単一の永久磁石10で磁化する
のである。間隔片18によつて対向間隔が決定さ
れる一対の磁極板5,6の各固定接点部7,8間
の主空隙部9にはリード4の自由端が配置され
る。磁性材からなる各リード4はフランジ部13
にインサートした共通接点端子14と一体である
リード固定片21に固定してあつて、コイル2の
軸方向と直交する方向に配置してあり、鉄芯3の
端面に小間隙を介して側面が相対している。22
は絶縁シートである。これらはベース23上に配
置されて磁性材よりなる磁気シールド型のケース
24が被せられる。
しかして主空隙部9内に配された各リード4の
自由端は、永久磁石10によつて磁化されている
磁極板5乃至磁極板6に接しており、コイル2に
通電して鉄芯3を介してリード4をこのコイル4
が接している磁極板5,6と同極に磁化すれば、
リード4は他方の磁極板6,5に接して接点を切
り換える。両磁極板5,6の各固定接点部7,8
における磁気吸引力を等しく設定すれば双安定動
作を得られ、また一方の磁極板5,6の固定接点
部7,8の磁気吸引力を他方の磁極板6,5の固
定接点部8,7の磁気吸引力よりもリード4のば
ね力以上に強くすれば、単安定動作を得ることが
できる。
自由端は、永久磁石10によつて磁化されている
磁極板5乃至磁極板6に接しており、コイル2に
通電して鉄芯3を介してリード4をこのコイル4
が接している磁極板5,6と同極に磁化すれば、
リード4は他方の磁極板6,5に接して接点を切
り換える。両磁極板5,6の各固定接点部7,8
における磁気吸引力を等しく設定すれば双安定動
作を得られ、また一方の磁極板5,6の固定接点
部7,8の磁気吸引力を他方の磁極板6,5の固
定接点部8,7の磁気吸引力よりもリード4のば
ね力以上に強くすれば、単安定動作を得ることが
できる。
本発明にあつては上述のように鉄芯によつて複
数のリードがコイル磁束に対して直列となつて流
れる磁束が同じとなる上に、単一の永久磁石によ
る磁束が各主空隙部に流れて各主空隙部における
磁気特性が同一となり、また永久磁石の磁束は複
数の主空隙部を直列的に配列した閉回路となつて
主空隙部を構成する磁極板の特性にばらつきがあ
つてもこれは各主空隙部に等しく影響しあうこと
になるので複数のリードは常に同時動作するもの
である。しかも、永久磁石の磁気回路が閉回路と
なるために磁気シールド用にケースが磁性材で形
成されている時にもこのケースによる磁気短絡等
がなくて永久磁石の起磁力が全て主空隙部に作用
するものであつて永久磁石の小型化、そして全体
の小型化薄型化をなし得るものである。
数のリードがコイル磁束に対して直列となつて流
れる磁束が同じとなる上に、単一の永久磁石によ
る磁束が各主空隙部に流れて各主空隙部における
磁気特性が同一となり、また永久磁石の磁束は複
数の主空隙部を直列的に配列した閉回路となつて
主空隙部を構成する磁極板の特性にばらつきがあ
つてもこれは各主空隙部に等しく影響しあうこと
になるので複数のリードは常に同時動作するもの
である。しかも、永久磁石の磁気回路が閉回路と
なるために磁気シールド用にケースが磁性材で形
成されている時にもこのケースによる磁気短絡等
がなくて永久磁石の起磁力が全て主空隙部に作用
するものであつて永久磁石の小型化、そして全体
の小型化薄型化をなし得るものである。
第1図は本発明一実施例の破断斜視図、第2図
は同上の分解斜視図、第3図は同上の破断平面
図、第4図は同上の破断正面図、第5図は第3図
中のA―A線断面図、第6図は第3図中のB―B
線断面図であつて、1はコイル枠、2はコイル、
3は鉄芯、4はリード、5,6は磁極板、7,8
は固定接点部、9は主空隙部、10は永久磁石を
示す。
は同上の分解斜視図、第3図は同上の破断平面
図、第4図は同上の破断正面図、第5図は第3図
中のA―A線断面図、第6図は第3図中のB―B
線断面図であつて、1はコイル枠、2はコイル、
3は鉄芯、4はリード、5,6は磁極板、7,8
は固定接点部、9は主空隙部、10は永久磁石を
示す。
Claims (1)
- 1 コイルが中央部外周に巻回されるコイル枠内
に鉄芯を配置するとともにコイル枠の両端に夫々
一対の磁極板を配して各一対の磁極板の各固定接
点部を相対させて一対の主空隙部を形成し、コイ
ル枠の両端に夫々自由端が主空隙部に位置するリ
ードを配設して鉄芯の両端にリードを磁気的に接
続し、各磁極板の一片を夫々コイルの一面に配し
た単一の永久磁石に磁気的に接続してこの永久磁
石にてコイル枠両端の各一対の磁極板を互いに異
極に磁化して成ることを特徴とする多極型有極リ
ードリレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1093380A JPS56107439A (en) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | Multipolar reed relay |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1093380A JPS56107439A (en) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | Multipolar reed relay |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56107439A JPS56107439A (en) | 1981-08-26 |
JPS6216488B2 true JPS6216488B2 (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=11764021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1093380A Granted JPS56107439A (en) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | Multipolar reed relay |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56107439A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4781803A (en) * | 1985-02-26 | 1988-11-01 | The Standard Oil Company | Electrolytic processes employing platinum based amorphous metal alloy oxygen anodes |
US4609442A (en) * | 1985-06-24 | 1986-09-02 | The Standard Oil Company | Electrolysis of halide-containing solutions with amorphous metal alloys |
US4746584A (en) * | 1985-06-24 | 1988-05-24 | The Standard Oil Company | Novel amorphous metal alloys as electrodes for hydrogen formation and oxidation |
US4702813A (en) * | 1986-12-16 | 1987-10-27 | The Standard Oil Company | Multi-layered amorphous metal-based oxygen anodes |
US4696731A (en) * | 1986-12-16 | 1987-09-29 | The Standard Oil Company | Amorphous metal-based composite oxygen anodes |
-
1980
- 1980-01-31 JP JP1093380A patent/JPS56107439A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56107439A (en) | 1981-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3993971A (en) | Electromagnetic relay | |
SE7712363L (sv) | Miniatyrrele | |
EP0232897A3 (en) | Electromagnet device | |
JPS6216488B2 (ja) | ||
US2935585A (en) | Polarized electromagnetic relay | |
GB1298014A (en) | Bistable remanent electromagnetic relay | |
SU434668A3 (ru) | Электромагнитное реле | |
US4587501A (en) | Polarized electromagnetic relay | |
EP0024216B1 (en) | Transfer-type electromagnetic relay | |
US2975252A (en) | Relay | |
GB1198493A (en) | Polarised Electromagnetic Relays | |
US3047691A (en) | Built-up polarized relay | |
US4482875A (en) | Polarized electromagnetic midget relay | |
EP0040778B1 (en) | Polarized electromagnetic device | |
US3222758A (en) | Method of making a switching assembly | |
JPS6226542B2 (ja) | ||
JPS6216489B2 (ja) | ||
ES380467A1 (es) | Mejoras en o relativas a unidades de contacto. | |
GB1496591A (en) | Bistable electromagnetic switch comprising strip contacts | |
GB891922A (en) | Electromagnetic relays | |
JPH0346484Y2 (ja) | ||
EP0304185A3 (en) | Enclosed electromagnetic relay | |
JPH0440251Y2 (ja) | ||
JPH0119305Y2 (ja) | ||
JPH0225206Y2 (ja) |