JP2620644B2 - テープ弛み防止方法 - Google Patents

テープ弛み防止方法

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JP2620644B2
JP2620644B2 JP2114073A JP11407390A JP2620644B2 JP 2620644 B2 JP2620644 B2 JP 2620644B2 JP 2114073 A JP2114073 A JP 2114073A JP 11407390 A JP11407390 A JP 11407390A JP 2620644 B2 JP2620644 B2 JP 2620644B2
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信秀 堂坪
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【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、ビデオカセットレコーダ(以下VCRと言
う)のテープ弛み防止方法に関する。
(ロ) 従来の技術 テープカセットがVCR本体に設けられたカセットホル
ダに挿入され、その後カセットホルダが下降して演奏位
置に設定された際に、テープの弛みを防止すべく構成し
た装置が、例えば、実開昭59-194134号(G11B15/00)に
開示されている。この従来技術にあっては、テープカセ
ットが正規の演奏位置に装着されたことが検出される
と、巻き取りリールを駆動してテープの弛みを取る構成
となっている。
ところで、8ミリVCR等の小型・軽量化された装置で
は、カセットホルダのロック機構はカセットホルダの片
側にしかなく、更にカセットホルダ自身の強度も弱いた
め、ロック機構のない側のカセットホルダを手指にて押
した場合、カセットホルダが下降してもロック機構が働
かず、手指を離すとカセットホルダが上昇してしまう事
態が生じ得る。この場合、テープカセットが演奏位置に
装着されたことも検出されず、テープ弛みを巻き取る機
構も働かない。
カセットホルダが下降する際にはテープカセットの蓋
が開蓋されるとともにテープカセット内のブレーキ機構
も解除されるため、テープが弛む場合があり、ロック機
構が働かずにカセットホルダがそのまま上昇すると、テ
ープカセットの外に露出したテープが傷つくことにな
る。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 そこで、本発明は、テープカセットが演奏位置方向に
下降されたが、正規の演奏位置に装着されたことが検出
されなかった場合にも、テープの弛みが発生しないよう
にせんとするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 テープカセットが演奏位置方向に下降する場合には、
蓋の開蓋・ブレーキの解除が先づ為され、次にテープの
トップ・エンドセンサが動作状態となり、最後にカセッ
トホルダのロック機構が動作し、テープカセットの演奏
位置への装着が検出されることになる。本発明はこの点
に着目し、テープのトップ・エンドセンサにてカセット
ホルダ内におけるテープの有りが検出された際には、テ
ープ弛み巻き取り機構を動作させる構成としたものであ
る。
(ホ) 作用 上記構成によれば、テープカセットが演奏位置へ向か
って下降したが、正規の演奏位置へ装着されなかった場
合においても、テープのトップ・エンドセンサが働き、
これに応答して駆動されるテープ弛み巻き取り機構によ
り、テープ弛みが防止される。
(ヘ) 実施例 第1図は本発明の動作フローチャートを示している。
カセットホルダがアップ位置にある状態から、手指で
カセットホルダを押圧してカセットホルダを下降させる
と、まずテープトップ・エンドセンサにてテープの有無
が判別される。カセットホルダ内にテープカセットが装
着されていれば、光学的にテープの透明部分を検出する
テープトップセンサ若しくはテープエンドセンサのいず
れか一方がオフとなる。テープカセットが装着されてい
ない場合には両方のセンサがオン(テープトップであり
かつテープエンドであると判定)となる。かかるセンサ
は、カセットホルダがロックされる前にテープカセット
内に進入するので、テープカセットが正規の演奏位置に
装着される前に、テープの有無の判別が可能である。
テープの有りが判別されると、キャプスタンモータが
2倍速にて回転され、且つ巻き取り側リールが回転され
てテープが巻き取られる。即ち、テープ弛み巻き取り機
構が駆動される。
テープ弛み巻き取り機構は、テープ有りが判別されて
から、カセットホルダのロック機構が動作しテープカセ
ットの正規の演奏位置への装着が検出されるまでの期
間、駆動される。この期間はカセットホルダの押し方に
よって変化する。そこでテープカセットの正規の演奏位
置への装着が検出された後、所定期間(この実施例で
は、300ミリ秒)、テープ弛み巻き取り機構を駆動する
構成としている。即ち、キャプスタンモータを3倍速に
て回転させ且つ巻き取り側リールを回転させてテープの
弛みを巻き取る構成とし、テープ弛みの発生を確実に防
止している。かかる処理が済んだ後、テープローディン
グ動作(回転ヘッドドラムへのテープ巻き付け)が開始
される。
テープ有りが判別されてから、ある程度の時間が経過
しても、テープカセットの正規の演奏位置への装着が検
出されない場合には、何らかの不都合があったと考えら
れるので、2秒間経過した場合には、テープ弛み巻き取
り機構の駆動を強制的に停止する。
カセットホルダがロックされる前に手指を離しカセッ
トホルダが上昇し、テープトップ・エンドセンサの両方
がオンとなった場合には、キャプスタンモータは回転を
停止し、テープの弛み巻き取りは終了する。
第2図は本発明にかかる方法を実現する回路ブロック
を示している。テープセンサ発光部1とテープトップセ
ンサ受光部2並びにテープエンドセンサ受光部3はテー
プトップ・エンドセンサを構成している。テープトップ
・エンドセンサにて、テープ有りが判別されると、マイ
クロコンピュータ4より制御信号が出力され、キャプス
タンモータ5が2倍速で回転される。このキャプスタン
モータ5の回転に応答してアイドラが巻き取りリール台
側に変位・当該して巻き取りリール台も回転し、テープ
が巻き取られる。かかる構成の機械的構造は、従来周知
の構造である。テープカセットが正規の演奏位置に装着
されたことが、テープカセットのロック検出スイッチ6
にて検出されるとマイクロコンピユータ4より制御信号
が出力され今後はキャプスタンモータ5が3倍速にて所
定期間(300ミリ秒)回転され、テープの巻き取りを行
う。
キャプスタンモータ5の2倍速によるテープ弛み巻き
取りが2秒間連続していることがマイクロコンピユータ
4にて計数された場合には、マイクロコンピユータ4よ
り制御信号が出力されてキャプスタンモータ5の回転が
停止され、テープ弛み巻き取りは強制的に停止される。
尚、テープトップ・エンドセンサ、カセットホルダの
演奏位置への移動機構、テープカセットのロック機構等
は従来周知の構成であるので、説明は省略する。
(ト) 発明の効果 上述した本発明によれば、テープカセットが正規の演
奏位置まで下降せずに上昇するようなこととなっても、
テープ弛み巻き取り機構が駆動されるので、確実にテー
プの弛みを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の動作フローチャートを示す図であり、
第2図は本発明の方法を実現する為の回路ブロック図で
ある。 1はテープセンサ発光部、2はテープトップセンサ受光
部、3はテープエンドセンサ受光部、4はマイクロコン
ピユータ、5はキャプスタンモータ、テープカセットの
ロック検出スイッチ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープカセットをカセットホルダを下降さ
    せることにより演奏位置に装着する際に生じ得るテープ
    の弛みを巻き取るテープ弛み防止方法であって、 テープカセットが前記演奏位置に装着される前に動作状
    態となったテープのトップ・エンドセンサを用いて前記
    カセットホルダ内におけるテープの有無を判別するステ
    ップと、 前記ステップにてテープの有りが判別された場合にテー
    プ弛み巻き取り機構を駆動させるステップと、 を有することを特徴とするテープ弛み防止方法。
  2. 【請求項2】テープカセットをカセットホルダを下降さ
    せることにより演奏位置に装着する際に生じ得るテープ
    弛みを巻き取るテープ弛み防止方法であって、 テープカセットが前記演奏位置に装着される前に動作状
    態となったテープのトップ・エンドセンサを用いて前記
    カセットホルダ内におけるテープの有無を判別するステ
    ップと、 前記ステップにてテープ有りが判別された場合に、テー
    プカセットの前記演奏位置への装着が検出されるまで、
    テープ弛み巻き取り機構を駆動させるステップと、 前記ステップに引き続いて前記テープ弛み巻き取り機構
    を所定時間だけ駆動させるステップと、 を有することを特徴とするテープ弛み防止方法。
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JPS6028050A (ja) * 1983-07-26 1985-02-13 Olympus Optical Co Ltd 磁気記録再生装置

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