JP2620631B2 - 壁掛型扇風機 - Google Patents
壁掛型扇風機Info
- Publication number
- JP2620631B2 JP2620631B2 JP63001762A JP176288A JP2620631B2 JP 2620631 B2 JP2620631 B2 JP 2620631B2 JP 63001762 A JP63001762 A JP 63001762A JP 176288 A JP176288 A JP 176288A JP 2620631 B2 JP2620631 B2 JP 2620631B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- swing
- main body
- wall
- pivot support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、首振りの中心を変更できる二重首振り機構
を有する壁掛型扇風機に関する。
を有する壁掛型扇風機に関する。
(ロ) 従来の技術 本発明に先行する技術として実公昭59−41356号公報
に記載の壁掛型扇風機がある。壁掛型扇風機を本発明と
の違いを理解し易いように第15図と第16図にその構造を
示して、従来の技術の欠点を明確にする。壁Wに固定し
たスタンド1にはネツクピース2を俯抑角度調整自在に
支持し、ネツクピース2に枢軸3にて扇風機主体4を左
右首振自在に支持している。枢軸3を中心とする扇風機
主体4の左右首振角度をα度とすると、扇風機主体4の
後方に寸法Aの空間を必要とする。だが、扇風機主体4
は二重首振り機構を有しており、左右首振りの中心を右
にβ度、左にβ度だけ変更することができ、扇風機主体
4の左右首振り角度が(2β+α)度となることにな
り、後方に寸法Aに寸法Bだけさらに必要となり、合計
寸法Cだけ必要となる。
に記載の壁掛型扇風機がある。壁掛型扇風機を本発明と
の違いを理解し易いように第15図と第16図にその構造を
示して、従来の技術の欠点を明確にする。壁Wに固定し
たスタンド1にはネツクピース2を俯抑角度調整自在に
支持し、ネツクピース2に枢軸3にて扇風機主体4を左
右首振自在に支持している。枢軸3を中心とする扇風機
主体4の左右首振角度をα度とすると、扇風機主体4の
後方に寸法Aの空間を必要とする。だが、扇風機主体4
は二重首振り機構を有しており、左右首振りの中心を右
にβ度、左にβ度だけ変更することができ、扇風機主体
4の左右首振り角度が(2β+α)度となることにな
り、後方に寸法Aに寸法Bだけさらに必要となり、合計
寸法Cだけ必要となる。
従って、スタンド1を壁Wより大きく突出させなけれ
ば扇風機主体4が壁Wに当ってしまい、扇風機主体4が
破損するものである。
ば扇風機主体4が壁Wに当ってしまい、扇風機主体4が
破損するものである。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は壁掛型扇風機における壁Wからの突出量を小
さくし、首振りさせた時に扇風機主体が壁に衝突するこ
とのないようにした壁掛型扇風機を得ることをその技術
的課題とするものである。
さくし、首振りさせた時に扇風機主体が壁に衝突するこ
とのないようにした壁掛型扇風機を得ることをその技術
的課題とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は壁に装着されるスタンドに、該スタンドに俯
抑角度調整自在に支持されるネックピースと、該ネック
ピースに回動自在に支持される枢軸支持体と、該枢軸支
持体をネックピースに対して首振回動する首振機構と、
前記枢軸支持体に回動自在に支持される扇風機主体と、
該扇風機主体を枢軸支持体に対して複数角度に選択的に
位置決めし扇風機主体を枢軸支持体とともに首振回動さ
せると共に、扇風機主体の枢軸支持体に対する角度の変
更により扇風機主体の首振中心を変更する首振中心変更
機構とを備え、前記扇風機主体が略水平を向いている状
態において首振中心変更機構による首振中心の変更を規
制する規制手段を設けたことにより課題を解決するもの
である。
抑角度調整自在に支持されるネックピースと、該ネック
ピースに回動自在に支持される枢軸支持体と、該枢軸支
持体をネックピースに対して首振回動する首振機構と、
前記枢軸支持体に回動自在に支持される扇風機主体と、
該扇風機主体を枢軸支持体に対して複数角度に選択的に
位置決めし扇風機主体を枢軸支持体とともに首振回動さ
せると共に、扇風機主体の枢軸支持体に対する角度の変
更により扇風機主体の首振中心を変更する首振中心変更
機構とを備え、前記扇風機主体が略水平を向いている状
態において首振中心変更機構による首振中心の変更を規
制する規制手段を設けたことにより課題を解決するもの
である。
首振中心の変更を扇風機主体を手で操作して適宜行う
構造であれば、扇風機主体が略水平を向いている時に
は、扇風機主体が回動しないようにストツパを形成すれ
ばよい。
構造であれば、扇風機主体が略水平を向いている時に
は、扇風機主体が回動しないようにストツパを形成すれ
ばよい。
首振中心の変更を専用モータにて行う構造にあって
は、扇風機主体が略水平を向いている状態では専用モー
タが駆動できないように阻止スイツチを形成すればよ
い。
は、扇風機主体が略水平を向いている状態では専用モー
タが駆動できないように阻止スイツチを形成すればよ
い。
扇風機主体の首振は、送風羽根を駆動する電動機にて
首振歯車を駆動して行なってもよいし、別体の首振モー
タにて行なってもよい。別体の首振モータにて行なうに
あっては首振モータを扇風機主体に装着してもよいし、
ネツクピースに装着してもよい。
首振歯車を駆動して行なってもよいし、別体の首振モー
タにて行なってもよい。別体の首振モータにて行なうに
あっては首振モータを扇風機主体に装着してもよいし、
ネツクピースに装着してもよい。
(ホ) 作用 本発明は扇風機主体が略水平を向いている状態におい
ては首振中心の変更を規制する規制手段により、首振中
心の変更が行えないので、扇風機主体が首振しても壁に
衝突することがない。また、扇風機主体を俯かせると首
振中心の変更が行えるので、送風する範囲が変更でき
る。
ては首振中心の変更を規制する規制手段により、首振中
心の変更が行えないので、扇風機主体が首振しても壁に
衝突することがない。また、扇風機主体を俯かせると首
振中心の変更が行えるので、送風する範囲が変更でき
る。
(ヘ) 実施例 第1図乃至第14図に示す壁掛型扇風機10に基づき本発
明を具体化して説明する。
明を具体化して説明する。
なお、従来の技術で示した欠点が解消された点を明確
とするため、扇風機主体11の左右首振り角度をα度と
し、二重首振り機構による左右首振り中心の変更が左右
それぞれβ度とし、扇風機主体11が左右首振りに必要と
する後方空間距離をAとし、二重首振りを行なわせる
と、後方空間距離がさらにBを加算したCとなるように
している。α、β度、A、B、Cは実施においては適宜
設定される数値である。
とするため、扇風機主体11の左右首振り角度をα度と
し、二重首振り機構による左右首振り中心の変更が左右
それぞれβ度とし、扇風機主体11が左右首振りに必要と
する後方空間距離をAとし、二重首振りを行なわせる
と、後方空間距離がさらにBを加算したCとなるように
している。α、β度、A、B、Cは実施においては適宜
設定される数値である。
第1図は、扇風機10を壁Wに取り付けた状態におい
て、水平方向を向いている側面図で、第2図はその正面
図である。扇風機10は、壁Wに固定し、ネツクピース12
を俯抑角度調整自在に支持するスタンド13を有する。ネ
ツクピース12はスタンド13の水平に突出した支柱部先端
二叉部に枢支し、ネツクピース12を適宜回動位置に係止
する係脱機構をネツクピース12と二叉部との間に形成し
ている。
て、水平方向を向いている側面図で、第2図はその正面
図である。扇風機10は、壁Wに固定し、ネツクピース12
を俯抑角度調整自在に支持するスタンド13を有する。ネ
ツクピース12はスタンド13の水平に突出した支柱部先端
二叉部に枢支し、ネツクピース12を適宜回動位置に係止
する係脱機構をネツクピース12と二叉部との間に形成し
ている。
扇風機主体11は、先端部にネツクピース12への枢軸14
を垂設したL型基板15を有し、基板15の上部には電動機
を装着支持し、電動機及び基板15は前カバー16と後カバ
ー17にて被っている。前カバー16の上部前面には後ガー
ド18を着脱自在に装着し、前カバー16の上部前面より後
ガード18中央に突出した回転軸には送風羽根19をスピン
ナ20にて着脱自在に装着している。後ガード18には前カ
ード21を送風羽根19を被うように着脱自在に装着してい
る。基板15は後ガード18を後面から下面にかけて囲むよ
うに位置し、枢軸14の上方に送風羽根19の回転中心が位
置している。
を垂設したL型基板15を有し、基板15の上部には電動機
を装着支持し、電動機及び基板15は前カバー16と後カバ
ー17にて被っている。前カバー16の上部前面には後ガー
ド18を着脱自在に装着し、前カバー16の上部前面より後
ガード18中央に突出した回転軸には送風羽根19をスピン
ナ20にて着脱自在に装着している。後ガード18には前カ
ード21を送風羽根19を被うように着脱自在に装着してい
る。基板15は後ガード18を後面から下面にかけて囲むよ
うに位置し、枢軸14の上方に送風羽根19の回転中心が位
置している。
枢軸14のネツクピース12への枢支構造及び首振構造は
以下の如くなっている。
以下の如くなっている。
ネツクピース12には首振用モータ22がその出力軸23を
上方に突出されて螺子24にて固定される。出力軸23には
偏心回転体25が装着され、偏心回転体25に首振リング26
の一端が枢支される。偏心回転体25は上下2枚の板体か
らなり、首振リンク26を上下2枚の板体にて挾持して枢
支する。ネツクピース12の上面は螺子27にて固定する蓋
板28に閉ざされ、蓋板28に偏心回転体25は枢支される。
従って、出力軸23はその突出した先端部を蓋板28にて軸
支され、出力軸23は振れることなく、安定した回転が行
なえる。ネツクピース12の前部内に形成した筒部29に
は、上部に円板部30を形成した枢軸支持体31が挿入枢支
される。枢軸支持体31の円板部30の下面外周に形成した
枢支ピン32に首振リンク26の他端が枢支されている。首
振用モータ22が駆動されると、首振リンク26に枢軸支持
体31がネツクピース12に対し往復回動され、その往復回
動の振り角度がαとなる。基板15に固定された枢軸14は
枢軸支持体31の挿通軸支孔33に挿入されて枢支され、枢
軸14と枢軸支持体31との間には、首振中心変更を行なわ
せるための連動中間体34が介在される。
上方に突出されて螺子24にて固定される。出力軸23には
偏心回転体25が装着され、偏心回転体25に首振リング26
の一端が枢支される。偏心回転体25は上下2枚の板体か
らなり、首振リンク26を上下2枚の板体にて挾持して枢
支する。ネツクピース12の上面は螺子27にて固定する蓋
板28に閉ざされ、蓋板28に偏心回転体25は枢支される。
従って、出力軸23はその突出した先端部を蓋板28にて軸
支され、出力軸23は振れることなく、安定した回転が行
なえる。ネツクピース12の前部内に形成した筒部29に
は、上部に円板部30を形成した枢軸支持体31が挿入枢支
される。枢軸支持体31の円板部30の下面外周に形成した
枢支ピン32に首振リンク26の他端が枢支されている。首
振用モータ22が駆動されると、首振リンク26に枢軸支持
体31がネツクピース12に対し往復回動され、その往復回
動の振り角度がαとなる。基板15に固定された枢軸14は
枢軸支持体31の挿通軸支孔33に挿入されて枢支され、枢
軸14と枢軸支持体31との間には、首振中心変更を行なわ
せるための連動中間体34が介在される。
連動中間体34には、挿通軸支孔33と軸中心を同一と
し、挿通軸支孔33が内接する対向する平面部を有する小
判状連結穴35を形成し、連結穴35に枢軸14の基端部が嵌
合して、枢軸14と連動中間体34は常に一体となって回動
する。連動中間体34の下面には円板部30の凹部36に収納
した弾性体37にて外方に付勢される係止体38が係脱する
複数の係合部39を形成している。係止体38が係合部39に
係合することで、連動中間体34と枢軸支持体31は一体化
して回動する。連動中間体34と枢軸支持体31との位置関
係は係止体38の係合部39との係合位置を変えることで変
更され、その変更は連動中間体34に外力を作用すること
で行え、その外力は扇風機主体11に加えられる。
し、挿通軸支孔33が内接する対向する平面部を有する小
判状連結穴35を形成し、連結穴35に枢軸14の基端部が嵌
合して、枢軸14と連動中間体34は常に一体となって回動
する。連動中間体34の下面には円板部30の凹部36に収納
した弾性体37にて外方に付勢される係止体38が係脱する
複数の係合部39を形成している。係止体38が係合部39に
係合することで、連動中間体34と枢軸支持体31は一体化
して回動する。連動中間体34と枢軸支持体31との位置関
係は係止体38の係合部39との係合位置を変えることで変
更され、その変更は連動中間体34に外力を作用すること
で行え、その外力は扇風機主体11に加えられる。
枢軸支持体31が首振用モータ22にて往復回動せしめら
れる連動中間体34を介して扇風機主体11が左右に首振り
を行う。扇風機主体11に外力を作用させて連動中間体34
と枢軸支持体31との位置を変更することは、扇風機主体
11の左右首振りの中心を変更することになる。第8図と
第10図と第13図は、扇風機主体11の首振り中心が正面に
位置し、左右にα度の首振りを行う状態を示し、第12図
は扇風機主体11の首振り中心を右にβ度変更した状態を
示している。さらに首振り中心は左にβ度変更すること
もできる。
れる連動中間体34を介して扇風機主体11が左右に首振り
を行う。扇風機主体11に外力を作用させて連動中間体34
と枢軸支持体31との位置を変更することは、扇風機主体
11の左右首振りの中心を変更することになる。第8図と
第10図と第13図は、扇風機主体11の首振り中心が正面に
位置し、左右にα度の首振りを行う状態を示し、第12図
は扇風機主体11の首振り中心を右にβ度変更した状態を
示している。さらに首振り中心は左にβ度変更すること
もできる。
ネツクピース12の蓋板28には前後に摺動自在な首振り
中心変更規制体40を蓋板28に螺子41にて固定する案内体
42に案内支持している。規制体40には前後に延びる長孔
43を形成し、長孔43内には案内体42の突部44が挿入され
ている。規制体40は前後2位置に保持され、その保持は
弾性体45にて外方に付勢された係止体46の係合部47への
係止にて行なわれる。規制体40は後方に移動した状態
で、ネツクピース12の後方に突出し、前方に移動した状
態ではその前端と連動中間体34の左右に突出した作動片
48との距離が第8図に示す如く寸法Dとなる。寸法Dは
扇風機主体11がその首振り中心を正面として左右首振り
を行なった時に作動片48と規制体40の前端とが第10図に
示す状態となる寸法で、左右首振りのじやまとはならな
い。だが、首振り中心を変更した場合は寸法D以上の寸
法を必要とする。
中心変更規制体40を蓋板28に螺子41にて固定する案内体
42に案内支持している。規制体40には前後に延びる長孔
43を形成し、長孔43内には案内体42の突部44が挿入され
ている。規制体40は前後2位置に保持され、その保持は
弾性体45にて外方に付勢された係止体46の係合部47への
係止にて行なわれる。規制体40は後方に移動した状態
で、ネツクピース12の後方に突出し、前方に移動した状
態ではその前端と連動中間体34の左右に突出した作動片
48との距離が第8図に示す如く寸法Dとなる。寸法Dは
扇風機主体11がその首振り中心を正面として左右首振り
を行なった時に作動片48と規制体40の前端とが第10図に
示す状態となる寸法で、左右首振りのじやまとはならな
い。だが、首振り中心を変更した場合は寸法D以上の寸
法を必要とする。
扇風機主体11が、第1図と第3図と第4図と第6図と
第8図に示す如く水平正面を向いている状態において
は、規制体40の後端はスタンド13に当接することで前方
に押されて後方に規制体40は移動できない。従って、扇
風機主体11は首振り中心を正面とした左右首振りしか行
なえない。首振り中心を変更すると扇風機主体11が正面
を向いている状態ではとりあえず変更できるが、左右首
振りを始めると、作動片48が規制体40に押し付けられて
それ以上の首振りが行なえず、枢軸支持体31のみが係止
体48と係合部39との係合を外して回動し、首振り中心が
首振りが行なえる位置設定にもどされる。
第8図に示す如く水平正面を向いている状態において
は、規制体40の後端はスタンド13に当接することで前方
に押されて後方に規制体40は移動できない。従って、扇
風機主体11は首振り中心を正面とした左右首振りしか行
なえない。首振り中心を変更すると扇風機主体11が正面
を向いている状態ではとりあえず変更できるが、左右首
振りを始めると、作動片48が規制体40に押し付けられて
それ以上の首振りが行なえず、枢軸支持体31のみが係止
体48と係合部39との係合を外して回動し、首振り中心が
首振りが行なえる位置設定にもどされる。
扇風機主体11を第5図、第9図に支す如くθ度だけ俯
かせると、第5図に示す如く扇風機主体11と壁Wとの距
離がCとなり、首振り中心を変更しても左右首振りが行
なえる空間が確保される。この状態で右にβ度だけ首振
り中心を変更し左右首振りを行なわせると、規制体40に
対するスタンド13による阻止が解消されていることで、
規制体40は第11図と第12図に示す如く、作動片48にて後
方に押されて移動する。
かせると、第5図に示す如く扇風機主体11と壁Wとの距
離がCとなり、首振り中心を変更しても左右首振りが行
なえる空間が確保される。この状態で右にβ度だけ首振
り中心を変更し左右首振りを行なわせると、規制体40に
対するスタンド13による阻止が解消されていることで、
規制体40は第11図と第12図に示す如く、作動片48にて後
方に押されて移動する。
首振り中心を変更した第11図と第12図の状態から、扇
風機主体11を水平を向いた第1図と第6図の状態まで仰
むけると、規制体40がスタンド13に当接して扇風機主体
11の回動により規制体40が前方に押され、扇風機主体11
の首振り中心も正面に自動的に戻される。
風機主体11を水平を向いた第1図と第6図の状態まで仰
むけると、規制体40がスタンド13に当接して扇風機主体
11の回動により規制体40が前方に押され、扇風機主体11
の首振り中心も正面に自動的に戻される。
扇風機主体11と壁Wとの正面を向いた状態における距
離をAとして左右首振りに必要とする最小限の寸法とで
き、扇風機主体11の壁Wへの衝突が発生しないように首
振りが行なわれる。
離をAとして左右首振りに必要とする最小限の寸法とで
き、扇風機主体11の壁Wへの衝突が発生しないように首
振りが行なわれる。
本発明の実施構造は前述の如く機械的に首振り中心の
変更を行なうについても規制体40の構造、連動中間体34
の構造等についても種々変更して実施できる。例えば、
首振用モータ22又は送風羽根19駆動用電動機にて駆動さ
れる首振歯車機構を扇風機主体11に形成し、ネツクピー
ス12には首振り中心を変更する機構を形成する構造であ
ってもよい。
変更を行なうについても規制体40の構造、連動中間体34
の構造等についても種々変更して実施できる。例えば、
首振用モータ22又は送風羽根19駆動用電動機にて駆動さ
れる首振歯車機構を扇風機主体11に形成し、ネツクピー
ス12には首振り中心を変更する機構を形成する構造であ
ってもよい。
なお、首振用モータ22は外力が作用するとその回転方
向を変更する可逆転モータを用いる場合にあっては、左
右首振り角度がα度であっても、規制体40と連動中間体
34との距離が左右首振りに必要な寸法Dより小さくする
ことで、左右首振り角度を小さくでき、扇風機主体11と
壁Wとの距離をより近接できるものである。
向を変更する可逆転モータを用いる場合にあっては、左
右首振り角度がα度であっても、規制体40と連動中間体
34との距離が左右首振りに必要な寸法Dより小さくする
ことで、左右首振り角度を小さくでき、扇風機主体11と
壁Wとの距離をより近接できるものである。
(ト) 発明の効果 本発明は扇風機主体が略水平を向いている状態におい
て首振中心の変更ができないようにしたことで、扇風機
主体と壁との間には首振りに必要とする最小限の空間を
形成するだけでよく、壁からの突出量の少ない壁掛型扇
風機となり、首振りによる壁への扇風機主体の衝突も発
生しない。
て首振中心の変更ができないようにしたことで、扇風機
主体と壁との間には首振りに必要とする最小限の空間を
形成するだけでよく、壁からの突出量の少ない壁掛型扇
風機となり、首振りによる壁への扇風機主体の衝突も発
生しない。
第1図乃至第14図は本発明を示し、第1図は側面図、第
2図は正面図、第3図と第4図は首振り位置が違う平面
図、第5図は俯けた状態の側面図、第6図は第1図状態
の要部縦断側面図、第7図は同要部縦断正面図、第8図
は同横断平面図、第9図は第5図状態の要部縦断側面
図、第10図は同横断平面図、第11図は第5図状態で首振
り中心を変更した要部縦断側面図、第12図は同横断平面
図、第13図はネツクピースにおける首振機構部分のみの
平面図、第14図は要部分解斜視図、第15図は従来の技術
の側面図、第16図は同平面図である。 10……壁掛型扇風機、11……扇風機主体、12……ネツク
ピース、13……スタンド、14……枢軸、31……枢軸支持
体、34……連動中間体、40……規制体。
2図は正面図、第3図と第4図は首振り位置が違う平面
図、第5図は俯けた状態の側面図、第6図は第1図状態
の要部縦断側面図、第7図は同要部縦断正面図、第8図
は同横断平面図、第9図は第5図状態の要部縦断側面
図、第10図は同横断平面図、第11図は第5図状態で首振
り中心を変更した要部縦断側面図、第12図は同横断平面
図、第13図はネツクピースにおける首振機構部分のみの
平面図、第14図は要部分解斜視図、第15図は従来の技術
の側面図、第16図は同平面図である。 10……壁掛型扇風機、11……扇風機主体、12……ネツク
ピース、13……スタンド、14……枢軸、31……枢軸支持
体、34……連動中間体、40……規制体。
Claims (1)
- 【請求項1】壁に装着されるスタンドと、該スタンドに
俯抑角度調整自在に支持されるネックピースと、該ネッ
クピースに回動自在に支持される枢軸支持体と、該枢軸
支持体をネックピースに対して首振回動する首振機構
と、前記枢軸支持体に回動自在に支持される扇風機主体
と、該扇風機主体を枢軸支持体に対して複数角度に選択
的に位置決めし扇風機主体を枢軸支持体とともに首振回
動させると共に、扇風機主体の枢軸支持体に対する角度
の変更により扇風機主体の首振中心を変更する首振中心
変更機構とを備え、前記扇風機主体が略水平を向いてい
る状態において首振中心変更機構による首振中心の変更
を規制する規制手段を設けたことを特徴とする壁掛型扇
風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63001762A JP2620631B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 壁掛型扇風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63001762A JP2620631B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 壁掛型扇風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01178795A JPH01178795A (ja) | 1989-07-14 |
JP2620631B2 true JP2620631B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=11510595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63001762A Expired - Lifetime JP2620631B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 壁掛型扇風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2620631B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105545781B (zh) * | 2015-09-28 | 2019-02-15 | 广东美的环境电器制造有限公司 | 家用电器的摇头机构及家用电器 |
Family Cites Families (2)
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JPS63140894U (ja) * | 1987-03-07 | 1988-09-16 |
-
1988
- 1988-01-07 JP JP63001762A patent/JP2620631B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH01178795A (ja) | 1989-07-14 |
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