JP2617080B2 - 多ピン接触子およびその製造方法 - Google Patents

多ピン接触子およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多ピン接触子とその製造
方法、特に、電子機器等から引き出されている多数の電
極に対して同時に電気的接続を行う多ピン接触子および
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、通常、液晶表示パネ
ル50は、画素に対応してX方向およびY方向にマトリ
ック状に多数の引出し線51X,51Yが出ている。X
方向の引出し線51Xは引出し部の密度を緩和させるた
めに奇数ライン、偶数ラインが上下に分割されている。
一方、Y方向の引出し線51YはX方向に比べて密度が
低いため一方向にのみ出ている。
【0003】引出し線51X,51Yは幾つかのセグメ
ント、例えば、引出し線200本を1個のブロックにま
とめたパッド52に接続され、このパッド52には引出
し線に対応して電極パッドが複数個形成されている。パ
ッド52には後工程でTABICが接続される。このT
ABICはマルチプレクサの機能を持ち、10〜15本
の信号線を利用して送り込まれる信号をパッド52を介
して200本の引き出し線に順次供給して各画素を駆動
している。
【0004】このように行われる液晶表示パネル50の
動作検査は、TABICを組み付けて完成品とした後
に、そのTABICに信号を供給して行っていた。しか
し、液晶表示パネル50を完成品とした後の検査は効率
が悪いため、TABICを組み付ける前の半製品の状態
で検査することが望まれていた。そこで、パッド52の
電極パッドに対応した接触ピン、例えば、200本の接
触ピンを有する多ピン接触子にTABICを搭載したプ
ローブを用いて検査を行っていた。
【0005】従来、上記液晶表示パネル50の検査を行
うために用いるプローブの多ピン接触子は、図8に示す
ように、予じめコ字状に折曲げ加工した接触ピン61
を、絶縁母材62に一定のピッチ間隔で形成された溝6
3に、1本ずつ挿入固定して形成していた。また、他の
方法として、プリント基板に施すパターンのプリント印
刷技術を利用して一定ピッチで電極を形成し、多ピン接
触子を作っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の多ピン
接触子は、接触ピン61を絶縁母材62へ組付ける作業
は大変手間のかかる作業であるり、製造コストが高くな
ると共に、接触ピン61の挿入深さが不均一になり、使
用時に接触ピン61が電極パッドに接触しない接触ばら
つきが発生するなど多ピン接触子の品質低下を生じ、検
査精度が低下するという問題があった。また、プリント
印刷技術を用いた多ピン接触子の製造方法は、低コスト
で多ピン接触子を作ることができる反面、パターン印刷
した電極の接着層が薄く、端面が自由端になるため、絶
縁母材からパターン印刷した電極が剥れやすく耐久性が
ないという問題があった。
【0007】そこで本発明は、製造コストが安く、耐久
性に優れ、高品質の多ピン接触子および多ピン接触子の
製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、第1として、複数の接触ピンを有する多ピ
ン接触子において、一辺に沿って切欠き部を有する絶縁
母材と、前記絶縁母材の切欠き部を有する辺に直交する
方向に所望のピッチで1本ずつ分けて巻き付け固定され
た線材と、を含み、前記線材を接触ピンとして利用する
ことを特徴とするものである。
【0009】また、第2として、複数の接触ピンを有す
る多ピン接触子を被検査品の複数の電極パッドにそれぞ
れ接触させて、被検査品の検査を行う多ピン接触子プロ
ーブにおいて、前記多ピン接触子は、一辺に沿って切欠
き部を有する絶縁母材と、前記絶縁母材の切欠き部を有
する辺に直交する方向に所望のピッチで1本ずつ分けて
巻き付け固定された線材と、から形成され、前記線材を
接触ピンとして利用することを特徴とするものである。
【0010】さらに第として、複数の接触ピンを有す
る多ピン接触子を被検査品の複数の電極パッドにそれぞ
れ接触させて、被検査品の検査を行う多ピン接触子プロ
ーブの多ピン接触子の製造方法において、絶縁弾性母材
を中心線に沿って回転させると共に、前記絶縁弾性母材
を回転軸方向に所望のピッチで移動させながら線材を巻
付ける巻線工程と、前記線材の所定数巻付け完了後に、
この線材を前記絶縁弾性母材に固定手段によって固定す
る線材固定工程と、前記線材の一部を線材巻回方向の一
端側で切除して、それぞれ独立した接触ピンとするピン
分離工程と、を含むことを特徴とするものであり、第
として、複数の接触ピンを有する多ピン接触子を被検査
品の複数の電極パッドにそれぞれ接触させて、被検査品
の検査を行う多ピン接触子プローブの多ピン接触子の製
造方法において、一辺に沿って切欠き部を有する絶縁母
材の切欠き部に可溶性部材を組み付ける可溶性部材組付
け工程と、前記絶縁母材を中心線に沿って回転させると
共に、該絶縁母材を回転軸方向に所望のピッチで移動さ
せながら線材を巻付ける巻線工程と、前記線材の所定数
巻付け完了後に、この線材を前記絶縁母材に固定手段に
よって固定する線材固定工程と、絶縁母材の切欠き部に
組付けられた可溶性部材を溶解除去するエッジング工程
と、前記線材を線材巻回方向で切欠き部の反対側の一部
で切除して、それぞれ独立した接触ピンとするピン分離
工程と、を含むことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明の多ピン接触子においては、所望のピッ
チで1本ずつ分けて絶縁母材に対し巻き付け固定された
線材で多ピン接触子を形成する。従って、接触ピンは容
易に所定ピッチで配列固定することが可能であると共
、絶縁母材の一部に切欠き部を形成して、絶縁母材か
ら接触ピンの検査部分を浮かせることによって、接触ピ
ンを独立して可動させることが可能になり、接触ピンを
被接触物の形状に追従させ、接触ピンの接触ばらつきを
排除することができる。
【0012】さらに、巻線工程で絶縁弾性母材を回転軸
方向に所望のピッチで移動させながら回転して線材を巻
付け、前記線材の所定数巻付け完了後に、線材固定工程
で線材を固定手段によって前記絶縁弾性母材に固定した
後、ピン分離工程で前記線材の一部を線材巻回方向の一
端側で切除してそれぞれ独立したピン接触子とするの
で、きわめて簡単な作業工程によって多ピン接触子を低
コストで高精度に製造することができる。また、一部に
可溶性部材を組み込んだ絶縁母材に対して、前述方法と
同様に線材を巻き付け、固定した後、前記可溶性部材を
除去し、可溶性部材を除去した側と反対側の線材の一部
を切除して、それぞれ独立した接触ピンとする。従っ
て、独立可動することのできる接触ピンとすることがで
きるので、きわめて簡単な作業工程によって独立可動性
を有する多ピン接触子を低コストで高精度に製造するこ
とができる。
【0013】
【実施例】図1に示す多ピン接触子プローブ10は、複
数の接触ピン11を弾性絶縁母材12上に有する多ピン
接触子20を該多ピン接触子20の先端部が露出するよ
うにアッパーハウジング21の組付け凹部21aにセッ
トし、該アッパーハウジング21とロアーハウジング2
2によって挟持する。前記ロアーハウジング22の凹部
22aにはTABIC23が搭載され前記多ピン接触子
20に接続されている。TABIC23は、例えば20
0本の接触ピン11に10〜15本の信号線によって信
号を供給するマルチプレクサの機能を有している。ま
た、TABIC23の接続部23aはゴム等の弾性材2
4によって多ピン接触子20のTABIC接続部に圧接
接続されている。この接続は、異方導電接着でもよい。
【0014】TABIC23からの引出し線25はアッ
パーハウジング21にねじ26で取付けられたPCベー
スプレート27に設けられた検査装置(図示せず)に接
続されている。多ピン接触子20の各接触ピン11の先
端部は液晶表示パネル50のパッド52の各電極パッド
に接触して、信号を各電極パッドに送り込んでいる。本
実施例の多ピン接触子20は、該多ピン接触子20の各
接触ピン11が、所望のピッチで1本ずつ分けて弾性絶
縁母材12に対し巻き付け固定された線材で形成されて
る。
【0015】以下、図2〜図4を用いて線材から多数の
接触ピン11の形成について詳細に説明する。まず、線
材の巻線装置について説明する。
【0016】図2は多ピン接触子20の弾性絶縁母材1
2に線径50〜100μmのステンレス等の線材11a
を巻線する巻線装置の概略図である。図2において、弾
性絶縁母材12はガラスエポキシやポリイミドなどの絶
縁母材を例えば幅30mm、長さ20〜30mm、厚み
0.5mmの大きさとしたものであり、回転軸31aの
先端に前記弾性絶縁母材12を取付保持する保持部31
bを有するモータ31cからなる回転駆動部31によっ
て回転する。この回転駆動部31は回転軸31aの軸方
向に摺動自在に設けられた基台32上に配設されてい
る。この基台32はベース部材33上に設けられたガイ
ドレール33a上をモータ34によって回転するボール
ネジ34aによって正確に駆動する。そして、線材供給
源35から供給される線材11aはテンション装置36
によって張力が与えられ、回転する弾性絶縁母材12に
巻き付けられる。弾性絶縁母材12回転用のモータ31
cおよび基台32駆動用のモータ34は線材の巻線位置
検出センサ37によって検出される線材巻付け状態に基
づいて制御部38から出力される制御信号によって、回
転動作および所定ピッチ送り動作を行い巻線を正確に行
う。
【0017】次に多ピン接触子の基本製造方法を説明す
る。まず、巻線工程で弾性絶縁母材12を回転軸31a
先端の保持部31bに固定し、該弾性絶縁母材12の一
部に線材11aの先端部を固定する。そして、制御部3
8からの制御信号でモータ31cを作動させ、弾性絶縁
母材12を回転させて、線材11aを巻付ける。この線
材11aが弾性絶縁母材12に1回転巻付いたことを巻
線位置検出センサ37で検出すると、制御部38はモー
タ34を作動させ、ボールネジ34aを回転させて、回
転駆動部31を搭載して基台32をガイドレール33a
に沿って所定量(100〜150μm)左方向に移動さ
せる。続いて、所定量移動したことを巻線位置検出セン
サ37によって検出すると制御部38はモータ34を停
止し、再びモータ31cを駆動し弾性絶縁母材12に1
回転させて巻線を行う。この動作を繰返して、図3
(a)に示すように弾性絶縁母材12に線材11aを所
定回数、例えば200回巻付けた後、線材固定工程で接
着剤等によって線材11aを弾性絶縁母材12に固定す
る。線材11aの接着固定に際し、図3(b)に示すよ
うに弾性絶縁母材12の位置によって接着剤の塗布状態
を変える。つまり、被検査品に接触する先端部A1 とT
ABIC接続部A2 は図4(a)に示すように線材11
aの上半分を露出した状態で接着剤29を塗布する。一
それ以外のB部分については、線材11aの接着強
度を増加させるために図4(b)に示すように線材11
a全体を覆うように接着剤29を塗布する。また、線材
11a横ずれを防止して耐久性を得たい場合は図4
(c)に示すように弾性絶縁母材12に溝12aを形成
したり、溝12aを有するフィルムを接着してもよい。
また、線材固定工程の固定方法は接着剤に限定されず、
例えば、固定部材による圧接固定によって行ってもよ
い。
【0018】次に、ピン分離工程で図3(c)に示すよ
うに、前記弾性絶縁母材12の線材巻回方向の一端側で
線材11aの一部を除去する。除去に際し、線材11a
を弾性絶縁母材12と共に切断してもよいが、切断によ
る線材11aの横ずれを考慮すると、薬品で線材11a
のみを溶解処理することが望ましい。また、線材11a
の横ずれの影響がない場合には、弾性絶縁母材12を中
央部分で2つに分離して、2個の多ピン接触子としても
よい。
【0019】このように、線材11aはそれぞれ独立
し、多数の接触ピン11を有する多ピン接触子20とな
る。この場合、線材11aは張力をかけられながら巻線
されているので、分離された接触ピン11は弾性絶縁母
材12の平面性に準じて高さが揃っている。また、液晶
表示パネル50の緩い変形に対しては弾性絶縁母材12
の弾性によって追従し、液晶表示パネル50の電極パッ
ド52に接触ピン11を安定した状態で密着させること
ができる。
【0020】図5および図6に、多ピン接触子の具体的
実施例について説明する。
【0021】本実施例において多ピン接触子の絶縁母材
40は、一辺に沿って可溶性部材41を組み込むことの
できる切欠き部を有している。前記可溶性部材41は、
例えば、溶剤等で溶解除去することのできるプラスチッ
ク等で形成されている。この様な可溶性部材41を有す
る絶縁母材40に対して、図2に示した巻線方法によっ
て線材42aを巻回する。巻線終了後、図6(a)に示
すように可溶性部材41を有する側、すなわち、絶縁母
材40の下面側の範囲Aを図4(a)に示すように線材
42a(11a)の上半分を露出した状態で接着剤29
を塗布する。また、範囲Bで示した部分は、線材42a
(11a)の接着強度を増加させるために図4(b)に
示すように線材42a(11a)全体を覆うように接着
剤29を塗布する。線材42aの固定が終了した後、図
6(b)に示すように絶縁母材40に組み込まれた可溶
性部材41を溶剤等を用いてエッジングを行い除去す
る。続いて、前記実施例と同様に絶縁母材の一端側、す
なわち40aで示す側の線材42aの一部を除去する。
【0022】この様に可溶性部材41が除去された多ピ
ン接触子は、先端部分に線材42aが絶縁母材40から
分離した接触部42bを有するため、この接触部42b
が被検査品に接触すると、図6(b)に示すように、被
検査品の形状に応じて弾性変形を起こし、被接触物の形
状に追従して変形する。従って、被接触物の形状に対す
る多ピン接触子の追従性が前述した実施例の絶縁弾性母
材の弾性力によるものに比べて優れた多ピン接触子を得
ることが可能であり、接触ピンの接触ばらつきをさらに
排除することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明に基づく多ピン接触子の製造方法
によれば、絶縁母材を回転させながら線材を巻き付け、
この線材を絶縁母材に固定した後、絶縁母材の一端側で
線材の一部を除去して、それぞれ独立した接触ピンとす
ることが可能であり、極めて簡単な作業工程によって安
価な多ピン接触子を製造することができる。また、多ピ
ン接触子は巻線された線材を用いることによって容易に
巻線状態を均一化することが可能であり、耐久性の優れ
た接触ピンを同じ状態で配設することが可能であり、高
品質の多ピン接触子を得ることができる。また、各接触
ピンが切欠き部によって独立した大きな追従範囲で変位
できるため、被接触物の形状に迅速かつ良好に追従し、
接触ピンの被接触物に対する接触ばらつきを排除するこ
とができる。
【0024】さらに、このような多ピン接触子を用いる
ことによって製造コストが安く、耐久性に優れ、高品質
の多ピン接触子プローブを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る多ピン接触子プローブの概略
図である。
【図2】 本実施例に係る多ピン接触子の巻線装置の概
略図である。
【図3】 本実施例に係る多ピン接触子の基本的形成手
順を示す説明図である。
【図4】 本実施例に係る多ピン接触子の線材の固定方
を示す説明図である。
【図5】 実施例に係る具体的な多ピン接触子の母材
を示す斜視図である。
【図6】 実施例に係る多ピン接触子の固定方法およ
び接触ピン変形状態を示す説明図である。
【図7】 一般的な液晶表示パネルの画素の引出し線状
態を示す概略図である。
【図8】 従来の多ピン接触子の形成方法を示す説明図
である。
【符号の説明】
11 接触ピン 11a,42a 線材 12 弾性絶縁母材 20 多ピン接触子 29 接着剤(固定手段) 40 絶縁母材 41 可溶性部材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の接触ピンを有する多ピン接触子に
    おいて、 一辺に沿って切欠き部を有する絶縁母材と、 前記絶縁母材の切欠き部を有する辺に直交する方向に所
    望のピッチで1本ずつ分けて巻き付け固定された線材
    と、 を含み、 前記線材を接触ピンとして利用することを特徴とする多
    ピン接触子。
  2. 【請求項2】 複数の接触ピンを有する多ピン接触子を
    被検査品の複数の電極パッドにそれぞれ接触させて、被
    検査品の検査を行う多ピン接触子プローブにおいて、 前記多ピン接触子は、一辺に沿って切欠き部を有する絶
    縁母材と、 前記絶縁母材の切欠き部を有する辺に直交する方向に所
    望のピッチで1本ずつ分けて巻き付け固定された線材
    と、 から形成され、前記線材を接触ピンとして利用すること
    を特徴とする多ピン接触子プローブ。
  3. 【請求項3】 複数の接触ピンを有する多ピン接触子を
    被検査品の複数の電極パッドにそれぞれ接触させて、被
    検査品の検査を行う多ピン接触子プローブの多ピン接触
    子の製造方法において、 絶縁弾性母材を中心線に沿って回転させると共に、前記
    絶縁弾性母材を回転軸方向に所望のピッチで移動させな
    がら線材を巻付ける巻線工程と、 前記線材の所定数巻付け完了後に、この線材を前記絶縁
    弾性母材に固定手段によって固定する線材固定工程と、 前記線材の一部を線材巻回方向の一端側で切除して、そ
    れぞれ独立した接触ピンとするピン分離工程と、 を含むことを特徴とする多ピン接触子の製造方法。
  4. 【請求項4】 複数の接触ピンを有する多ピン接触子を
    被検査品の複数の電極パッドにそれぞれ接触させて、被
    検査品の検査を行う多ピン接触子プローブの多ピン接触
    子の製造方法において、 一辺に沿って切欠き部を有する絶縁母材の切欠き部に可
    溶性部材を組み付ける 可溶性部材組付け工程と、 前記絶縁母材を中心線に沿って回転させると共に、該絶
    縁母材を回転軸方向に所望のピッチで移動させながら線
    材を巻付ける巻線工程と、 前記線材の所定数巻付け完了後に、この線材を前記絶縁
    母材に固定手段によって固定する線材固定工程と、 絶縁母材の切欠き部に組付けられた可溶性部材を溶解除
    去するエッジング工程と、 前記線材を線材巻回方向で切欠き部の反対側の一部で切
    除して、それぞれ独立した接触ピンとするピン分離工程
    と、 を含むことを特徴とする多ピン接触子の製造方法。
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