JP5783097B2 - プローブ組立体、これを用いた測定装置、及び、研磨装置 - Google Patents

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本発明は、プローブ(電気測定用接触子)組立体に関し、具体的には回路基板上に取り付けられた電子部品の電極に接触して電気抵抗を測定する装置や、磁気変換素子に接触して抵抗値をモニタしながら研磨する研磨装置などで用いられるプローブ組立体に関する。
電子部品は、その市場性から小型化及び薄型化の進展が著しいことが知られている。例えば現在、薄膜磁気ヘッドでは、浮上面(ABS、Air Bearing Surface)から裏面までの距離(MRヘッドスライダの厚さ)が、80μmを下回っており、その結果、MRヘッドスライダの電極の辺は80μmを下回ることとなる。
上述した薄膜磁気ヘッドの製造工程において、浮上面を研磨する研磨装置については、従来より、種々の構造のものが提案され、実用に供されている。例えば、特許文献1には、基板上に形成された薄膜磁気変換素子の列(ロー・バー)の浮上面を研磨しながら磁気抵抗素子の抵抗値を測定し、測定された抵抗値から、磁気抵抗素子が所定の高さに達したと判断したとき、研磨を停止させる研磨装置が開示されている。特許文献1の抵抗値測定手段は、ロー・バーを固定する保持具と、加圧棒との間にフラットケーブルを挟み、フラットケーブルの導体露出部の配置を磁気抵抗素子と同じピッチとして加圧接触することで、抵抗値を測定する。
また、特許文献2には、薄膜磁気変換素子が設けられたロー・バーを研磨する際に用いられるプローブ組立体が開示されている。特許文献2のプローブ組立体は、弾性曲げ変形が可能なプローブと、ストッパとを有し、ストッパは、先端部に第一の曲げ変位が生じるようにプローブに曲げ変形を与え、且つ、先端部が該第一の曲げ変位より小さい曲げ変位となることを阻止しながら、前記第一の曲げ変位で保持する。
しかし、MRヘッドスライダの厚さが80μmを下回っている現状製品に対し、特許文献1の開示内容では、フラットケーブルの電極面と、MRヘッドスライダの電極面とを密着させることができず、接触不良を起こすなどの問題が生じる。
同様に、特許文献2の開示内容では、現状のMRヘッドスライダに対してプローブの高さを高精度で制御し、ロー・バーの電極に接触し、且つ、研磨皿に接触しない高さにプローブを維持することができない。しかも、プローブの先端が下方に突き出る構造では、プローブ先端が研磨皿に接触し、プローブ電極が破損する。
上述したプローブの信頼性の問題は、ロー・バー状態の薄膜磁気ヘッドの浮上面の研磨工程に限られず、例えば回路基板上に取り付けられた微小電子部品の電気測定工程においても生じる。
特開平2−95572号公報 特開2008−217921号公報
本発明の課題は、接触不良や破損が生ぜず、優れた信頼性を有するプローブ組立体、及び、これを用いた研磨装置を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係るプローブ組立体は、ホルダと、プローブと、フィルムとを含む。プローブは、先端部分にプローブ電極を有し、ホルダに取り付けられている。フィルムは、一端側がホルダによって支持され、他端側がプローブ電極の下にある。
本発明に係るプローブ組立体は、研磨装置や測定装置などに用いられる。すなわち、本発明に係る研磨装置は、研磨対象物の電極に接触し、電気抵抗を受け取りながら、研磨対象物の研磨量を制御するものであって、研磨皿と、プローブ組立体とを有している。プローブ組立体は、プローブを研磨皿に下降させたとき、フィルムが、プローブ電極と、研磨皿との間に位置する。
上述したように、本発明に係る研磨装置を構成するプローブ組立体において、プローブは先端部分にプローブ電極を有し、ホルダに取り付けられており、フィルムは、一端側がホルダによって支持され、他端側がプローブ電極の下にあるから、プローブ組立体を下降させると、プローブとともにフィルムも下降する。ここで、フィルムはプローブより先に研磨皿に接触し、プローブ電極と、研磨皿との間に位置する。換言すれば、プローブを下降させても、プローブ電極は研磨皿に直接接触しないため、プローブ電極の損傷をフィルムによって回避することができる。
また、プローブをフィルムに密着するまで下降させても研磨皿に直接接触しないため、プローブの高さを高精度で制御することができる。すなわち、プローブを研磨皿に下降させたとき、プローブ電極は、フィルム上に位置し、フィルムの厚みの分だけ研磨皿から離れた位置に位置決めされるから、フィルムの厚みよってローブ電極の高さを高精度で制御し、接触不良を回避することができる。
他方、本発明に係る測定装置は、測定対象物の電極に接触し、電気抵抗を測定するものであって、プローブ組立体を測定対象物に下降させたとき、プローブとともにフィルムも下降する。ここで、フィルムはプローブより先に測定対象物に接触し、プローブ電極と、測定対象物との間に位置する。換言すれば、プローブを下降させても、プローブ電極は測定対象物に直接接触しないため、プローブ電極の損傷をフィルムによって回避することができる。
また、プローブをフィルムに密着するまで下降させても測定対象物に直接接触しないため、プローブの高さを高精度で制御することができる。すなわち、プローブを測定対象物に下降させたとき、プローブ電極は、フィルム上に位置し、フィルムの厚みの分だけ測定対象物から離れた位置に位置決めされるから、フィルムの厚みよってローブ電極の高さを高精度で制御し、接触不良を回避することができる。
以上述べたように、本発明によれば、接触不良や破損が生ぜず、優れた信頼性を有するプローブ組立体、及び、これを用いた研磨装置を提供することができる。
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
本発明の実施形態に係るプローブについて一部を省略して示す断面図である。 本発明のもう一つの実施形態に係る研磨装置の正面図である。 図2の研磨装置の一部を取り出して示す平面図である。 図2及び図3の研磨装置の研磨工程を示す部分断面図である。 図4に示した工程の後の工程を示す図である。 図5に示した工程の後の工程を示す図である。 本発明に係るプローブ組立体を用いた電気測定装置の実施形態を示す部分断面図である。
図1乃至図7において同一符号は、同一又は対応部分を示すものとする。図1のプローブ組立体は、ホルダ1と、クランプ2と、プローブ3と、ハイトガイド4と、フィルム5とを含む。
ホルダ1は、断面でみて先端部分が略三角形となる先細り形状を有し、上面15と、下面16とを有している。違う言葉で説明すると、ホルダ1は、下面16を基準面としたとき、下面16に対して傾斜する上面15を有し、上面15はホルダ1の先端方向(L)に沿って高さ(又は厚み)が減少する方向に傾斜している。
クランプ2は、ホルダ1の下面16の側に間隔を隔てて配置され、下面16と、下面16に相対向する上面25との間に隙間gが形成される。隙間gは、クランプ2の締め付け操作により拡縮することができる。
プローブ3は、先端部分にプローブ電極31を有し、ホルダ1に取り付けられている。より詳細に説明すると、図1のプローブ3は、フレキシブル基板様の構成を持ち、樹脂製の基板部30にパターンとして形成されたプローブ電極31を先端部のみ露出させて接触子としている。プローブ3は、弾性曲げ変形が可能な可撓性を有する基板部30と、プローブ電極31とを有している。基板部30は、長手方向Lでみた中間部分において、長手方向Lに交差する幅方向Wに沿って伸びる屈曲部32を有し、屈曲部32を基準として先端部分33と後端部分34とに区画されている。
プローブ電極31は、電気抵抗信号を検知するものであって、先端部分33の下面に取り付けられ、先端部分33から長手方向Lに突出している。図1の基板部30は、後端部分34の下面がホルダ1の上面15に取り付けられ、取り付けられた状態で先端部分33、及び、プローブ電極31が一点鎖線で示す密着対象物の表面と平行するように屈曲部32が形成されている。
ハイトガイド4は、プローブ3、及び、プローブ電極31の高さ位置を決定するものであって、プローブ3の先端部分33の上面側に配置され、プローブ3を高さ方向Tへ移動させるとともに、プローブ3が一点鎖線で示す密着対象物の表面にあるときにプローブ3の浮上動作を規制する。
フィルム5は、一端側がホルダ1によって支持され、他端側がプローブ電極31の下にある。図1のフィルム5は、クランプ2によって所定の角度を以て、ホルダ1の下面16に取り付けられている。フィルム5は、ホルダ1とクランプ2との間の隙間gに配置され、クランプ2によって隙間gに、着脱可能に、機械的に締結されている。
フィルム5は、プローブ組立体10の具体的な用途に追従して、適宜材料が選択される。具体的には、図1のプローブ組立体10を研磨装置に用いる場合(図2乃至6)、フィルム5は耐摩耗性を有する樹脂材料で構成される。他方、プローブ組立体10が小型電子部品のプロービングに用いられる場合(図7)、フィルム5は電気絶縁性を有する樹脂材料で構成される。
図2は本発明のもう一つの実施形態に係る研磨装置の正面図、図3は図2の研磨装置の一部を取り出して示す平面図である。図2及び図3は、プローブ組立体10と、研磨皿64とを有し、研磨対象物の電極に接触し、電気抵抗を受け取りながら、研磨対象物の研磨量を制御する研磨装置の実施形態であって、具体的には、ロー・バー状態の薄膜磁気ヘッドの浮上面(ABS、Air Bearing Surface)を研磨する研磨装置である。
プローブ組立体10は、キーパ61に保持されたロー・バー62の電極から電気抵抗を受け取りながら、ロー・バー62の研磨量を制御するために用いられる。研磨対象物のロー・バー62は、薄膜ヘッドスライダを一列に並べた棒状の集合体であって、後の工程で個片の薄膜ヘッドスライダに切り分けられる。ロー・バー62の研磨は浮上面に対して行い、ロー・バー62の側面には薄膜ヘッドスライダの電極63が露出している。
図2及び図3の研磨装置は、研磨皿64と、スピンドル65と、ヘッド66とを含む。研磨皿64は、表面に研磨粒子を含んだ研磨材(図示しない)が塗布されており、スピンドル65に連結され、ロー・バー62と相対的に移動する。スピンドル65は、図示しない駆動部に接続されており、駆動部を作動させることにより、所定の回転数で研磨皿64を回転させる。
研磨対象物であるロー・バー62は、ヘッド66に着脱自在に固定され、ヘッド66を図中L方向へ移動させることにより回転する研磨皿64に押し付けられる。具体的にヘッド66は、ロー・バー62と、研磨皿64とが接触する直前にスピンドル65の駆動系をトルク制御に切り替えることにより、ロー・バー62を、所定の圧力で研磨皿64の表面に加圧する。加圧手段は、バネや空気圧でもよい。ヘッド66は、ロー・バー62を加圧しながら研磨皿64の表面に延在する図中W方向に移動させることにより、研磨の偏りが防止される。
上述した研磨工程の目的は、薄膜ヘッドスライダの素子部分のスロートハイトを調整するもので、この調整によって薄膜ヘッドスライダの電気抵抗値が変わる。古くは電気抵抗値をスロートハイトと置き換え、所望のスロートハイトになるまでオープン制御で研磨を行ったが、近年は薄膜ヘッドスライダのスライダ電極から電気抵抗値そのものをモニタしながら適正な値になるまで研磨を行う。研磨作業において、プローブ組立体10のプローブ電極31を、薄膜ヘッドスライダ電極63に接触させ、薄膜ヘッドスライダの電気抵抗値をモニタする動作について図4乃至図6を参照して説明する。
図4のプローブ組立体10は、研磨中のロー・バー62に対し、プローブ3の先端が研磨皿64の表面と略平行となるように近づける。すなわち、まずロー・バー62から所定距離離れた位置にハイトガイド4を作動させて、プローブ組立体10を高さ方向Tに下降させる。プローブ3を下降させると、この下降動作に同期してフィルム5も下降する。フィルム5は所定の角度を以て取り付けられており、その先端部分はプローブ3より先に研磨皿64に接触する。
次に、図5に示すように、さらに下降を続けると、フィルム5の先端は折れ曲がり、プローブ3およびプローブ電極31、研磨皿64の間に位置する。フィルム5の厚さは、ロー・バー62に設けられたスライダ電極の下辺と、研磨皿64の表面との距離tに一致し、プローブ電極31がスライダ電極63と略同一のt値となったところで下降を停止する。
次に、図6に示すように、プローブ3を研磨皿64の表面と平行な方向に移動し、スライダ電極63とプローブ電極31を接触させる。
ところで、既に説明した所ではあるが、この種の電子部品は、その市場性から小型化及び薄型化の進展が著しいことが知られている。例えば、薄膜磁気ヘッドの浮上面からその裏面までの距離(MRヘッドスライダの厚さ)は、現在80μmを下回っており、その結果、MRヘッドスライダの電極の辺は、さらに80μmを下回ることとなる。一例として、スライダ電極63の下辺から、浮上面までの距離は25μm程度であり、従ってプローブ電極31は研磨皿64の表面から25μm上昇した位置に固定されなければならない。
さらに研磨皿64の表面には、うねりや傾きが存在するため、実質的に25μmを下回る位置精度でプローブ電極31の位置を固定する必要がある。
しかし、現実には可撓性のあるプローブ3をミクロンオーダーの位置に固定するのは困難で、プローブ3が研磨皿64に接触し、研磨剤によって損傷してしまうという問題が生じる。
従来技術では上述した問題を解決することができない。例えば、基板上に形成された薄膜磁気変換素子の列(ロー・バー)の浮上面を研磨しながら磁気抵抗素子の抵抗値を測定し、測定された抵抗値から、磁気抵抗素子が所定の高さに達したと判断したとき、研磨を停止させる研磨装置(特許文献1参照)において、抵抗値測定手段は、ロー・バーを固定する保持具と、加圧棒との間にフラットケーブルを挟み、フラットケーブルの導体露出部の配置をMRヘッドスライダの端子と同じピッチとして加圧接触することで、MRヘッドスライダの抵抗値を測定する。しかし、上述したような従来の研磨装置では、MRヘッドスライダの厚さが80μmを下回っている現状製品に対し、フラットケーブルの電極面と、MRヘッドスライダの電極面とを密着させることができず、接触不良を起こすなどの問題が生じる。
同様に、薄膜磁気変換素子が設けられたロー・バーを研磨する際に用いられるプローブ組立体(特許文献2)において、弾性曲げ変形が可能なプローブと、ストッパとを有し、ストッパは、先端部に第一の曲げ変位が生じるようにプローブに曲げ変形を与え、且つ、先端部が該第一の曲げ変位より小さい曲げ変位となることを阻止しながら、前記第一の曲げ変位で保持する構成では、現状のMRヘッドスライダに対してプローブの高さを高精度で制御すること、すなわちロー・バー62の電極63に接触し、且つ、研磨皿64に接触しない高さを維持することができない。また、プローブ組立体10において、プローブ3の先端部が下方に突き出る構造では、同先端部が研磨皿64に接触し、プローブ電極31が破損する。
これに対し、図1乃至図6を参照して説明したプローブ組立体10、及び、これを用いた研磨装置は、プローブ3と研磨皿64の間にフィルム5を介在させることにより、上述した問題を解決する。すなわち、プローブ組立体10を下降させると、フィルム5は、プローブ3とともに下降し、その先端がプローブ3より先に研磨皿64に接触し、さらに下降を続けると、フィルム5の先端は折れ曲がり、プローブ3およびプローブ電極31、研磨皿64の間に位置する。従って、プローブ3はフィルム5に密着するまで下降させても研磨皿64に直接接触しないため、プローブ電極31が損傷する不具合は生じない。
上述したように、プローブ3を研磨皿64に下降させたとき、プローブ電極31は、フィルム5上に位置し、フィルム5の厚みtの分だけ研磨皿64から離れた位置に位置決めされるから、フィルム5の厚みtよってプローブ電極31の高さを高精度で制御し、接触不良を回避することができる。
しかも、フィルム5はプローブ3とともにホルダ1にクランプ2によって締結されているから、プローブ3を外す必要はない。フィルム5は研磨皿64の表面と直接接触するため損傷するが、フィルム5は、プローブ3とは異なり電極パターンなどはないため安価であり、さらにフィルム5は着脱可能となっているから容易に交換することができる。
図7は本発明に係るプローブ組立体10を用いた電気測定装置の実施形態を示す部分断面図である。小型化及び薄型化の進展が著しい電子部品の製造過程で用いられるプローブ3の接触不良や破損、その他の信頼性の問題は、薄膜磁気ヘッドの浮上面の研磨工程に限られず、図7に示すように、回路基板70上に表面実装された電子部品72の電気測定工程においても生じる。
図7は、プローブ組立体10を有し、測定対象物の電極に接触し、電気抵抗を測定する測定装置であって、具体的に、測定対象物は、回路基板70上に取り付けられた電子部品72である。図7の実施形態において、回路基板70上には導体パターン71が形成されており、電子部品72は電極73によって導体パターン71と電気的に接続されている。
図1乃至図6を参照して説明したプローブ組立体10を、微小電極73の安定プロービングの一手法として、図7に示すように小型電子部品のプロービングにも応用する場合、フィルム5は電気絶縁性を有する樹脂材料で構成される。
図7の実施形態によると、図1乃至図6を参照して説明した利点をすべて有するとともに、プローブ組立体10を回路基板70に下降させたとき、フィルム5が、プローブ電極31と、回路基板70の表面との間に位置するから、プローブ電極31と、導体パターン71との電気的に遮断され、その結果、微小電極73の安定プロービングを実現することができる。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種種の変形態様を採り得ることは自明である。
10 プローブ組立体
1 ホルダ
15 上面
16 下面
2 クランプ
3 プローブ
30 基板部
31 プローブ電極
5 フィルム
63 ロー・バーの電極
64 研磨皿
g 隙間(間隔)

Claims (7)

  1. プローブと、ホルダと、フィルムとを含むプローブ組立体であって、
    前記プローブは、先端部分にプローブ電極を有し、前記ホルダに取り付けられており、
    前記フィルムは、一端側が前記ホルダによって支持され、他端側が前記プローブ電極の下にある、
    プローブ組立体。
  2. 請求項1に記載されたプローブ組立体であって、
    前記フィルムは、前記ホルダに着脱可能に支持されている、
    プローブ組立体。
  3. プローブ組立体を有し、測定対象物の電極に接触し、電気抵抗を測定する測定装置であって、
    前記プローブ組立体は、請求項1又は2に記載されたものでなり、前記プローブ組立体を前記測定対象物に下降させたとき、前記フィルムが、前記プローブ電極と、前記測定対象物の表面との間に位置する、
    測定装置。
  4. 請求項3に記載された測定装置であって、
    前記測定対象物は、回路基板上に取り付けられた電子部品であり、前記プローブ組立体を前記回路基板に下降させたとき、前記フィルムが、前記プローブ電極と、前記回路基板の表面との間に位置する、
    測定装置。
  5. 請求項4に記載された測定装置であって、
    前記フィルムの厚さは、前記電子部品の電極の下辺から、前記回路基板の表面までの高さと一致する、
    測定装置。
  6. 研磨皿と、プローブ組立体とを有し、研磨対象物の電極に接触し、電気抵抗を受け取りながら、前記研磨対象物の研磨量を制御する研磨装置であって、
    前記プローブ組立体は、請求項1又は2に記載されたものでなり、前記プローブ組立体を前記研磨皿に下降させたとき、前記フィルムが、前記プローブ電極と、前記研磨皿との間に位置する、
    研磨装置。
  7. 請求項6に記載された研磨装置であって、
    前記フィルムの厚さは、前記研磨対象物の電極の下辺と、前記研磨皿の表面との距離に一致する、
    研磨装置。
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