JP2614976B2 - 感光性平版印刷版及びその製造方法並びに裁断装置 - Google Patents

感光性平版印刷版及びその製造方法並びに裁断装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性平版印刷版及び
その製造方法並びに裁断装置に関し、さらに詳しくは
断面が支持体側に曲がった状態に裁断する方法及び装置
関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム板を支持体とする感光性平
版印刷版は、PS版(Pre-SensitizedPlate の略称)と
して市販され、広く用いられている。このPS版を製造
する方法としては、一般にシート状あるいはコイル状の
アルミニウム板に、例えば、砂目立て、陽極酸化、化成
処理などの表面処理を単独または適宜組み合わせて施
し、ついで感光液の塗布、乾燥を行った後に所望のサイ
ズに裁断する方法が採られている。
【0003】一方、このようなPS版に画像露光および
現像等の処理を施して得られた印刷版を用いた印刷に
は、枚葉印刷機を用いて印刷版のサイズよりも小さな紙
に印刷を施す場合と、例えば、新聞印刷のように輪転機
によってロール状の紙に連続して印刷する場合とがあ
る。後者の新聞印刷においては、印刷版よりも印刷紙の
サイズの方が大きく、印刷版の全面が印刷面として扱わ
れる。このため、印刷版の裁断面に着肉したインクが印
刷紙面に転写されて汚れとなり、印刷物の商品価値を損
ねることがある。
【0004】このような印刷版の不要なインクによる印
刷紙面の汚れを防止する方法として、例えば特公昭57
−46754号公報に記載されているように、アルミニ
ウムからなる支持体の端部の角をヤスリやナイフで削り
取る方法が知られている。この方法では、印刷版の裁断
面を印刷紙面から離すことで、裁断面に付着したインク
が印刷紙面に転写されるのを防止する。また、特公昭6
2−61946号公報に記載されているように、裁断面
に不感脂化液を塗布してインクの付着を防止する方法も
知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の支持体
の端部の角をヤスリやナイフで削り取る方法では、印刷
版を1枚ずつ取り出して削り取らなければならず、大量
処理には不適である。更に、削り取った面のキズにイン
クが絡んでしまい、結局このインクで印刷紙面が汚れて
しまうこともある。また、裁断面に不感脂化液を塗布す
る方法も、印刷版同士がくっついて取り扱いが悪くなっ
てしまったり、裁断とは別工程の設備が必要となるなど
の問題点があった。
【0006】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、裁断面に着肉したインクで印刷紙面を汚すこと
のない感光性平版印刷版及びその製造方法と、この感光
性平版印刷版を化学的処理を施すことなく、かつ大量生
産により製作できる裁断装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の感光性平版印刷版は、支持体の対向
する2辺もしくは4辺の端部の上面を、下面に向けて曲
げたものである。こうすると、感光性平版印刷版の端部
では、版面となる感光層側が支持体側に反っているか
ら、裁断面にインクが付着しにくく、たとえ裁断面にイ
ンクが付着しても印刷紙面に転写されにくいので、印刷
紙面の汚れが防げる。
【0008】 請求項2記載の感光性平版印刷版は、支持
体の下面の全体を平坦面としたものである。感光性平版
印刷版の端部を曲げた場合には、この部分の支持体の下
面が下方に突出した反った状態となっている。感光性平
版印刷版を印刷用紙へ押しつける押圧力(印刷圧)が強
い場合に、この押圧力で端部の反りが戻されることがあ
るが、支持体の下面全体を平坦面にすることで、曲げた
部分が戻されることがない。
【0009】 請求項3記載の感光性平版印刷版は、端部
のうち先端側の下面を、支持体のうち曲がっていない部
分の下面とほぼ平行な平坦面としたものである。
【0010】 請求項4記載の感光性平版印刷版は、支持
体のうち曲がっていない部分の上面に対して、端部の先
端を100〜1000μmの範囲で曲げたものである。
【0011】 請求項5記載の裁断装置では、上下一対の
裁断刃を有し、金属製の板を支持体としてその上面に感
光層が形成された所定サイズの感光性平版印刷版に裁断
する裁断装置において、支持体側に接する裁断刃の先端
を面取り形状にしたものである。支持体は、一対の裁断
刃によって裁断と同時に曲げ加工され、この曲げ加工に
よって裁断面を含む端部が、面取りした裁断刃の面に沿
って下面側に曲げられる。
【0012】 請求項6記載の裁断装置では、上下一対の
裁断刃を有し、金属製の板を支持体としてその上面に感
光層が形成された所定サイズの感光性平版印刷版に裁断
する裁断装置において、支持体側に接する裁断刃の先端
を段付形状にしたものである 。この裁断装置では、裁断
及び曲げ加工と同時に、曲げ加工された端部のうち先端
側の下面が、支持体のうち曲がっていない部分の下面と
平行な平坦面に加工される。
【0013】 請求項7記載の裁断装置では、上下一対の
裁断刃を有し、金属製の板を支持体としその上面に感光
層が形成された所定サイズの感光性平版印刷版に裁断す
る裁断装置において、一対の裁断刃のうち感光層側に接
する裁断刃を、支持体側に接する裁断刃に対して感光性
平版印刷版の外側となるように配置したものである。こ
の外側に位置する裁断刃によって、裁断中の端部が感光
層側から支持体側に押されて曲げられる。また、感光層
側に接する裁断刃は、製品となる感光性平版印刷版の感
光層に接触して傷を付けることがない。
【0014】 請求項8記載の製造方法では、上下一対の
裁断刃を有する裁断装置で、所定サイズの感光性平版印
刷版に裁断する際に、一対の裁断刃で支持体の対向する
2辺の端部の上面を下面に向けて曲げるようにしたもの
である。
【0015】 請求項9記載の製造方法では、上下一対の
裁断刃を有する裁断装置で、所定サイズの感光性平版印
刷版に裁断する際に、一対の裁断刃で支持体の対向する
2辺の端部の上面を下面に向けて曲げ、次にこの曲げら
れた部分の下面が、支持体のうち曲げられていない部分
の下面と水平となる平坦面に加工するようにしたもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】は、スリッタ装置の裁断部を
示す断面図である。スリッタ装置には、上下一対の裁断
刃が左右に配置されている。これらの裁断刃は円板状の
丸刃からなり、上側裁断刃10a及び10bは回転軸1
1に、下側裁断刃20a及び20bは回転軸21に、そ
れぞれ同軸上に支持され、相反する方向に回転される
【0017】 上側裁断刃10a,10bは、その刃先以
外の部分が製品である感光性平版印 刷版30に当たらな
いようにし、また裁断中の作用力で裁断面が下方に曲が
るようにするために、下側裁断刃20a,20bの外側
に配置されている。感光性平版印刷版のシートは、アル
ミニウム等の金属板の上面に、感光層が形成されてい
る。この感光性平版印刷版のシートは、支持体が下側裁
断刃20a,20bに接し、感光層が上側裁断刃10
a,10bに接するように、これらの裁断刃の間を通さ
れて所定の幅に裁断され、次いで所定の長さに裁断され
て、四角形をした所定サイズの感光性平版印刷版30と
なる。なお、支持体として、紙を用いることも可能であ
る。
【0018】 図1は、本発明の下側裁断刃の先端部形状
を示すものである。下側裁断刃20aは、側面側に
X(mm),外周面側にY(mm)だけ削り取るように面取
りを施してある。この面取り形状の下側裁断刃20a
用いて裁断を行った感光性平版印刷版30は、図2に示
すように、両サイドの端部30aが下面側に曲げられた
形状となる。ここで、符号31は金属製の支持体であ
り、32は感光層である。また、X1は、裁断面の上端
の下面側への曲げ量であり、Y1は印刷面側へのへこみ
量である。
【0019】 幅広な感光性平版印刷版のシートを所定幅
に切ることを裁断といい、この細幅のものを所定長さに
切ることを切断ということがある。本明細書では、この
両者を含めて裁断と称している。また、裁断に用いるも
のをスリッタ装置といい、切断に用いるものをカッタ装
置といわれているが、スリッタ装置はカッタ装置として
使うことができるものであるから、本明細書の裁断装置
はその両方を含む。なお、カッタ装置の下刃として図1
に示すものを用いれば、感光性平版印刷版30の対抗す
る4辺を下側に曲げることができる。
【0020】 図3 は、下側裁断刃の先端部形状の別の例
を示すものである。この下側裁断刃25は、側面側にX
(mm),外周面側にY(mm)だけ切欠いて段が形成され
ている。この段付き形状の下側裁断刃25を用いて裁断
を行った感光性平版印刷版35は、図4に示すように、
その端部35aが下面側に湾曲するとともに、この湾曲
部35aの下面側の端部に、湾曲していない部分とほぼ
平行な平坦部35bが形成される。
【0021】
【実施例】本発明の実施品として、端部形状の異なる4
種の感光性平版印刷版サンプルA,B,C,Dを
い、それぞれの印刷仕上がりを比較評価した。各サンプ
ルA〜Dの端部形状は次の通りである。
【0022】 サンプルA:図2に示した形状で、端部が下面側に湾曲したもの サンプルB:図4に示した形状で、端部が下面側に湾曲するとともに、この 湾曲部の下面側の端部に平坦部が形成されたもの サンプルC:図5に示した形状で、サンプルAの端部の下面側に形成された 突起部をヤスリで除去して平坦にしたもの サンプルD:従来品であり、印刷面側がほぼ平坦なもの
【0023】 なお、各サンプルA〜Dは、砂目立て及び
陽極酸化の表面処理を施した厚さ0.3mm長さが5
6cmの幅広の1S材アルミニウムシートを支持体と
し、この上に感光層を形成してから、スリッ装置によ
り裁断して製作した。また、サンプルAの裁断には、図
1に示した面取り形状の下側裁断刃を用いており、その
面取り量をX=0.1mm,Y=1mmとした。さらに、サ
ンプルBの裁断には、図3に示した段付き形状の下側裁
断刃を用いており、その段付け量をX=0.1mm,Y=
1mmとした。
【0024】 各サ ンプルA〜Dには通常の製版処理を施
し、後に印刷を行ってそれぞれの印刷仕上がりを比較し
た。印刷仕上がりは、各サンプルの端部に対応する印刷
紙面の線状汚れの発生状況により評価した。なお、印刷
時の条件が等しくなるように、各サンプルA〜Dをそれ
ぞれ幅30mmの短冊状に形成し、印刷ドラム上に並べて
セットし、1回の印刷操作で同時に印刷を行った。
【0025】 比較の結果、従来品であるサンプルDは部
分的に細い筋が印刷された。これに対し、本発明の実施
品であるサンプルAは、部分的に薄い筋が確認されたも
ののサンプルDよりは程度は改善されていた。また、サ
ンプルB及びCにおいては全く汚れは認められなかっ
た。したがて、本発明の端部を下面側に湾曲させた形状
感光性平版印刷版は汚れの発生を防止するのに有効で
あり、湾曲部の下面側の端部に平坦部を形成するとさら
に改善効果ががることが確認された。
【0026】 次に、裁断方法の違いによる印刷仕上がり
を評価するために、4種のサンプルE,F,G,Hを
作成した。また、印刷仕上がりの評価の他に、裁断端部
での波状歪みの発生状況,製版機による搬送性を比較評
価した。各サンプルE〜Hの製作方法は次の通りであ
る。
【0027】 サンプルE:従来通りの裁断機(片刃による押切り)により裁断を行ったも の サンプルF:従来通りのスリッ装置により裁断を行ったもの サンプルG:図3に示した段付き形状の下側裁断刃を用いたスリッ装置に より裁断を行ったもの サンプルH:サンプルFの裁断面に不感脂化処理を施したもの
【0028】 なお、各サンプルE〜Hは、厚さ0.3
の1S材アルミニウムに、砂目立て及び陽極酸化の表
面処理を施し、その後に感光液を塗布して感光層を形成
した感光性平版印刷版のコイルを用い、所定サイズに裁
断して製作した。
【0029】 印刷仕上がりの比較の結果、従来品である
サンプルEは全体に強い筋が印刷され、サンプルFにお
いても一部に弱い筋が印刷された。しかし、本発明の実
施品であるサンプルGと、サンプルHにおいては、全く
汚れは認められず、本発明が裁断面に化学的処理を施す
従来の方法と同等の効果を得られるものであることが確
認できた。また、端部での波状歪みの発生状況も、従来
品であるサンプルFでは高さ1mmの山が3箇所に発生し
ていたのに対し、本発明の実施品であるサンプルGにお
いては、高さが0.5mm以下となった。さらに、これら
のサンプルを製版機により搬送したところ、従来品のサ
ンプルFが500枚目に引っ掛かりを生じたのに対し、
サンプルGは1000枚搬送を行っても搬送不良が発生
しなかった。
【0030】 次に挙げた表1は、上記サンプルと同様、
刃先に加工を施した刃でスリットしたサンプルの印刷仕
上がり状況の評価結果をまとめたものであり、刃先形状
を変化させ、サンプルの断面の形状X1,Y1の値を変
化させたものである。サンプルIはスリットしたそのま
ま、サンプルJは下面側に形成された突起部をヤスリで
除去し、図4に示した印刷版のように平坦部を形成した
ものである。表1中でのX1はサンプルの裁断面の下面
側への曲げ量(μm)、Y1は印刷面側へのへこみ量
(μm)をそれぞれ表す。また、サンプルI及びサンプ
ルJは、上記サンプルE〜Hと同様に、厚さ0.3mm
の1S材アルミニウムに表面処理を施した後に、感光液
を塗布して感光層を形成した感光性平版印刷版のコイル
を用いて所定サイズに裁断して製作した。
【0031】
【表1】
【0032】表1において、印刷仕上がり状況の評価
は、印刷版の端部に対応する印刷紙面の線状汚れの発生
状況を確認することで行い、汚れが全く発生しなかった
ものは「◎」、部分的に弱い筋が発生したものは
「○」、部分的に筋が発生したものは「△」、全面に線
状の筋が発生したものは「×」で示してある。
【0033】 表1の評価結果から曲げ量X及びへこみ
量Yが大きくなるほど汚れに対する評価結果がくなる
ことがかる。サンプルIとサンプルJの評価結果を比
較すると、サンプルIに更に加工を施したサンプルJ
は、同じ曲げ条件で例外なく、汚れに対する評価が1ラ
ンクずつ向上している。したがって、製作方法に係わり
なく、端部を下面側に曲げるとともに、この曲げ部の下
面側の端部に平坦部を形成した形状の印刷版は、汚れに
対する改善効果が高いことが確認できた。
【0034】 なお、上記実施例では、丸刃を用いたスリ
装置に本発明を適用して説明したが、上下一対の固
定刃を用いるクリアランスタイプのスリッタ装置、ある
いは上刃を下刃に押しつけるゲーベルやデューゼンベリ
タイプのスリッタ装置などにも適用することができる。
また、一対の上下刃で裁断する機構のものであれば、長
刃を用いるカッタ装置にも適用可能である。なお、ゲー
ベルタイプのスリッタ装置は、周知のように、上刃が皿
状をした皿刃であり、下刃が円板状をした平刃である。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、感光性
平版印刷版の端部を下面側に曲げるだけで裁断面に付着
したインクで印刷紙面を汚すことを防止できるので、裁
断面に化学的処理を施すことなく印刷紙面の美観向上を
ることができるとともに、印刷版端部に現れる波状の
歪み減少するから製版機の搬送性も向上する。
【0036】 また、支持体のうち曲げた部分の下面を、
曲げない部分とほぼ平行な平坦面にしたり、あるいは支
持体の下面の全体を平坦面にすることで、印刷紙面の汚
れ防止の効果を確実にすることができる。更に、100
〜1000μmの範囲で曲げてあるから、印刷汚れ防止
の効果が大きい。
【0037】 さらに、裁断装置の裁断刃の先端部を面取
りまたは段付き形状にすることで、裁断と同時に、端部
が下面側に充分に曲がった形状の感光性平版印刷版を得
ることができるから、特別な工程や設備を備える必要が
なく、大量生産に適応させることができる。
【0038】 感光層側に接する裁断刃を、支持体側に接
する裁断刃に対して感光性平版印刷版の外側となるよう
に配置したから、裁断中の裁断刃の作用力で端部を下方
に曲げることができ、また裁断刃によって感光性平版印
刷版の感光層に傷を付けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の裁断刃の刃先形状を示す要部断面図で
ある。
【図2】図1に示した裁断刃を用いて裁断された感光性
平版印刷版の裁断面を示す要部断面図である。
【図3】刃先の別の形状を示す要部断面図である。
【図4】図3に示した裁断刃を用いて裁断された感光性
平版印刷版の裁断面を示す要部断面図である。
【図5】 支持体の下面を平坦にした感光性平版印刷版の
裁断面を示す要部断面図である。
【図6】スリッタ装置の裁断部を示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】10a,10b 上側裁断刃20a,20b, 25 下側裁断刃 30,35 感光性平版印刷版 30a,35a 端部 31 金属製の支持体 32 感光層 35b 平坦部

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の板を支持体とし、その上面に感
    光層が形成された感光性平版印刷版において、前記支持
    体の対向する2辺もしくは4辺の端部の上面を、下面
    向けて曲げたことを特徴とする感光性平版印刷版。
  2. 【請求項2】 前記支持体の下面の全体を平坦面とした
    ことを特徴とする請求項1記載の感光性平版印刷版。
  3. 【請求項3】 前記端部のうち先端側の下面を、支持体
    のうち曲がっていない部分の下面とほぼ平行な平坦面と
    したことを特徴とする請求項1記載の感光性平版印刷
    版。
  4. 【請求項4】 前記支持体のうち曲がっていない部分の
    上面に対して、前記端部の先端を100〜1000μm
    の範囲で曲げたことを特徴とする請求項1記載の感光性
    平版印刷版。
  5. 【請求項5】 上下一対の裁断刃を有し、金属製の板を
    支持体としてその上面に感光層が形成された所定サイズ
    の感光性平版印刷版に裁断する裁断装置において、前記支持体側 に接する裁断刃の先端を面取り形状にした
    ことを特徴とする感光性平版印刷版の裁断装置。
  6. 【請求項6】 上下一対の裁断刃を有し、金属製の板を
    支持体としてその上面に感光層が形成された所定サイズ
    の感光性平版印刷版に裁断する裁断装置において、前記支持体側 に接する裁断刃の先端を段付形状にしたこ
    とを特徴とする感光性平版印刷版の裁断装置。
  7. 【請求項7】 上下一対の裁断刃を有し、金属製の板を
    支持体としその上面に感光層が形成された所定サイズの
    感光性平版印刷版に裁断する裁断装置において、 前記一対の裁断刃のうち感光層側に接する裁断刃を、支
    持体側に接する裁断刃に対して感光性平版印刷版の外側
    となるように配置したことを特徴とする感光性 平版印刷
    版の裁断装置。
  8. 【請求項8】 金属製の板を支持体としその上面に感光
    層が形成された所定サイズの感光性平版印刷版を製造す
    る方法において、 上下一対の裁断刃を有する裁断装置で、所定サイズの感
    光性平版印刷版に裁断する際に、一対の裁断刃で支持体
    の対向する2辺の端部の上面を下面に向けて曲げること
    を特徴とする感光性平版印刷版の製造方法。
  9. 【請求項9】 金属製の板を支持体としその上面に感光
    層が形成された所定サイズの感光性平版印刷版を製造す
    る方法において、 上下一対の裁断刃を有する裁断装置で、所定サイズの感
    光性平版印刷版に裁断する際に、一対の裁断刃で支持体
    の対向する2辺の端部の上面を下面に向けて曲げ、次に
    この曲げられた部分の下面が、支持体のうち曲げられて
    いない部分の下面と水平となる平坦面に加工することを
    特徴とする感光性平版印刷版の製造方法。
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