JPS6219315A - 平版用版材の裁切断方法 - Google Patents
平版用版材の裁切断方法Info
- Publication number
- JPS6219315A JPS6219315A JP15833685A JP15833685A JPS6219315A JP S6219315 A JPS6219315 A JP S6219315A JP 15833685 A JP15833685 A JP 15833685A JP 15833685 A JP15833685 A JP 15833685A JP S6219315 A JPS6219315 A JP S6219315A
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- Japan
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- printing
- cutting
- board material
- burrs
- plate material
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、金属製の平版用版材の裁切断方法に関するも
のである。
のである。
平版印刷は、水と油の化学的反発を利用゛して平面の上
に、油性インキを付けて印刷するものであり、平版は画
像部が親油・疏水性に処理され、非画像部が親水性に処
理されている。この平版用版材としては、アルミニウム
板が主として用いられ、使用する表面が砂目立て(研磨
)等の処理により保水性が与えられている。例えば、平
版用版材の一種であるps版(Pre 5ensiti
zed Plate)では、砂目立て等による保水処理
を施してから、表面に感光材料が塗布されており、これ
を製版工程でネガ又はポジに密着して焼付処理を行ない
、これを現像すれば画像部分の感光剤が残り、非画像部
分 □の感光剤が取り除かれて保水処理された面が
露呈する。
に、油性インキを付けて印刷するものであり、平版は画
像部が親油・疏水性に処理され、非画像部が親水性に処
理されている。この平版用版材としては、アルミニウム
板が主として用いられ、使用する表面が砂目立て(研磨
)等の処理により保水性が与えられている。例えば、平
版用版材の一種であるps版(Pre 5ensiti
zed Plate)では、砂目立て等による保水処理
を施してから、表面に感光材料が塗布されており、これ
を製版工程でネガ又はポジに密着して焼付処理を行ない
、これを現像すれば画像部分の感光剤が残り、非画像部
分 □の感光剤が取り除かれて保水処理された面が
露呈する。
従来、平版用版材を裁切断する場合は、第2図 □
に示すように、上刃1と下刃2とにより挟み付け
□て、平版用版材3に剪断力を与えて裁切断するのが普
通である。
に示すように、上刃1と下刃2とにより挟み付け
□て、平版用版材3に剪断力を与えて裁切断するのが普
通である。
前述した裁切断方法では、切り口にかえり(パリ)が発
生ずるため、このかえりに付いた油性インキが紙に転写
されてしまうという問題があった。
生ずるため、このかえりに付いた油性インキが紙に転写
されてしまうという問題があった。
すなわち、版材3は、その使用する表面に砂目立て等が
施されて保水処理面3aに形成されているが、剪断力を
作用して裁切断すると、4個のエツジ5〜8のうち、エ
ツジ6.7にはかえりが発生する。このかえりが発生す
ると、その表面に非保水処理面が現れるので、製版して
印刷に供すると、この部分に付いた油性インキが紙に転
写されて印刷汚れを発生させる。なお、エツジ5.8に
は、下に丸まっただれが発生するが、この部分は保水処
理面3aがまわり込んでいるため、保水性が保たれ、か
つ印刷時に紙に強く当たることはないから、印刷に不都
合を与えることはない。
施されて保水処理面3aに形成されているが、剪断力を
作用して裁切断すると、4個のエツジ5〜8のうち、エ
ツジ6.7にはかえりが発生する。このかえりが発生す
ると、その表面に非保水処理面が現れるので、製版して
印刷に供すると、この部分に付いた油性インキが紙に転
写されて印刷汚れを発生させる。なお、エツジ5.8に
は、下に丸まっただれが発生するが、この部分は保水処
理面3aがまわり込んでいるため、保水性が保たれ、か
つ印刷時に紙に強く当たることはないから、印刷に不都
合を与えることはない。
本発明は、切り口にかえりを発生させることなく、平版
用版材を裁切断することができるようにした平版用版材
の裁切新方法を提供することを目的とするものである。
用版材を裁切断することができるようにした平版用版材
の裁切新方法を提供することを目的とするものである。
本発明者は、前記問題点を解決するために、種々の検討
を行った結果、剪断力の方向を2方向に変えることによ
り、エツジの全てがだれとなり、かえりが全く発生しな
いことを見い出した。すなわち、本発明は、例えばカッ
タを用いて、平版用版材に剪断力を作用させて、これに
段差を形成し、次に例えばローうにより段差を無くすよ
うに押し戻して自己剪断するようにしたものである。
を行った結果、剪断力の方向を2方向に変えることによ
り、エツジの全てがだれとなり、かえりが全く発生しな
いことを見い出した。すなわち、本発明は、例えばカッ
タを用いて、平版用版材に剪断力を作用させて、これに
段差を形成し、次に例えばローうにより段差を無くすよ
うに押し戻して自己剪断するようにしたものである。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明の裁切新方法を示すものである。
平版用版材10は、親水性金属例えばアルミニウム板が
用いられ、(A)に示すように、その両面又は片面の印
刷に使用する面に砂目室て等を施して保水処理面10a
に加工されており、感光剤を塗布した後に、(B)から
(D)の工程により、所定のサイズに裁切断される。ま
ず、裁切断予定線11に沿って上刃12と下刃13とを
当て、互いに近接する方向に移動して剪断力を与える。
用いられ、(A)に示すように、その両面又は片面の印
刷に使用する面に砂目室て等を施して保水処理面10a
に加工されており、感光剤を塗布した後に、(B)から
(D)の工程により、所定のサイズに裁切断される。ま
ず、裁切断予定線11に沿って上刃12と下刃13とを
当て、互いに近接する方向に移動して剪断力を与える。
この剪断力は、版材lOに亀裂が入る前まで加え、それ
により版材10に段差を形成する。次に、(C)に示す
ように、版材10の両面から平板又はローラ14.15
を押し付けて、(D)に示すように段差が無くなるよう
に押し戻す、この押し戻しにより、版材lOに亀裂が入
って版材10が裁切断予定線11から裁切断される。
により版材10に段差を形成する。次に、(C)に示す
ように、版材10の両面から平板又はローラ14.15
を押し付けて、(D)に示すように段差が無くなるよう
に押し戻す、この押し戻しにより、版材lOに亀裂が入
って版材10が裁切断予定線11から裁切断される。
裁切断された版材10は、(E)に示すように、全ての
エツジ17〜20が丸まっただれとなり、かえりが発生
しない。すなわち、従来の裁切断力 4゜法では、エツ
ジ18.19にかえりが発生するが、本発明では版材1
0が押し戻される際に、エツジ18.19が版材10の
中心方向に引き込まれるように変形しながら自己剪断さ
れるため、保水処理面がまわり込んだ形状となる。
エツジ17〜20が丸まっただれとなり、かえりが発生
しない。すなわち、従来の裁切断力 4゜法では、エツ
ジ18.19にかえりが発生するが、本発明では版材1
0が押し戻される際に、エツジ18.19が版材10の
中心方向に引き込まれるように変形しながら自己剪断さ
れるため、保水処理面がまわり込んだ形状となる。
一本発明は、平版用版材に剪断力を作用して段差を形成
し、次に段差がなくなるように押し戻して自己剪断する
ようにしたから、エツジにかえりが発生することなく、
全てのエツジが丸められ、かつ保水処理面がまわり込ん
だ形状になる。したがって、従来の裁切新方法のように
、保水処理が施されていない地の部分が露出したかえり
が発生しないから、印刷時にこの部分に油性インキが付
いて印刷汚れを発ルすることがない。本発明は、かえり
が発生しないから、両面を版面として有効に利用するこ
とができるし、片面量の場合でも裁切断端面により利用
することができない部分が生じる如き不便がない。
し、次に段差がなくなるように押し戻して自己剪断する
ようにしたから、エツジにかえりが発生することなく、
全てのエツジが丸められ、かつ保水処理面がまわり込ん
だ形状になる。したがって、従来の裁切新方法のように
、保水処理が施されていない地の部分が露出したかえり
が発生しないから、印刷時にこの部分に油性インキが付
いて印刷汚れを発ルすることがない。本発明は、かえり
が発生しないから、両面を版面として有効に利用するこ
とができるし、片面量の場合でも裁切断端面により利用
することができない部分が生じる如き不便がない。
第1図は本発明の裁切新方法を示す工程図である。
第2図は従来の裁切新方法を示す説明図である。
1・・・上刃 2・・・下刃
3・・・平版用版材 3a・・採水処理面5〜8・・
エツジ 10・・平版用版材LOa・・保水処理面
12・・上刃 13・・下刃 14,15・・平板17〜20
・・保水処理面。 O田 手続補正書 昭和60年10月 9日 圃 二宮 殿 表示 60年 特許側 第158336号 名称 用版材の裁切新方法 する者 との関係 特許出願人 神奈川県南足柄市中沼210番地 (520)富士写真フィルム株式会社 都豊島区北大塚2−16−9 7、補正の内容 (11特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)明細書の第5頁第10行の「作用して」を「作用
させて」と補正する。 (3)同第5頁第12行の「自己剪断する」を「自己剪
断させる」と補正する。 以上 詩」」[■(社)1皿 表面に保水処理を施した金属製の平版用版材を所定のサ
イズに裁切断する際に、前記版材の裁切断手定線に剪断
力を作用させて段差を付け、次にこの段差を押し戻すこ
とにより自己剪断mことを特徴とする平版用版材の裁切
置方法。
エツジ 10・・平版用版材LOa・・保水処理面
12・・上刃 13・・下刃 14,15・・平板17〜20
・・保水処理面。 O田 手続補正書 昭和60年10月 9日 圃 二宮 殿 表示 60年 特許側 第158336号 名称 用版材の裁切新方法 する者 との関係 特許出願人 神奈川県南足柄市中沼210番地 (520)富士写真フィルム株式会社 都豊島区北大塚2−16−9 7、補正の内容 (11特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)明細書の第5頁第10行の「作用して」を「作用
させて」と補正する。 (3)同第5頁第12行の「自己剪断する」を「自己剪
断させる」と補正する。 以上 詩」」[■(社)1皿 表面に保水処理を施した金属製の平版用版材を所定のサ
イズに裁切断する際に、前記版材の裁切断手定線に剪断
力を作用させて段差を付け、次にこの段差を押し戻すこ
とにより自己剪断mことを特徴とする平版用版材の裁切
置方法。
Claims (1)
- 表面に保水処理を施した金属製の平版用版材を所定のサ
イズに裁切断する際に、前記版材の裁切断予定線に剪断
力を作用して段差を付け、次にこの段差を押し戻すこと
により自己剪断することを特徴とする平版用版材の裁切
断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15833685A JPS6219315A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 平版用版材の裁切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15833685A JPS6219315A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 平版用版材の裁切断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6219315A true JPS6219315A (ja) | 1987-01-28 |
JPH0478404B2 JPH0478404B2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15669409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15833685A Granted JPS6219315A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 平版用版材の裁切断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6219315A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0732758A (ja) * | 1993-07-23 | 1995-02-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光性平版印刷版及びその裁断装置 |
US6258410B1 (en) | 1996-07-22 | 2001-07-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and apparatus for manufacturing sensitized printing plate |
US6672193B2 (en) | 1999-01-22 | 2004-01-06 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and apparatus for manufacturing sensitized printing plate |
WO2014202519A1 (en) | 2013-06-18 | 2014-12-24 | Agfa Graphics Nv | Method for manufacturing a lithographic printing plate precursor having a patterned back layer |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4684685B2 (ja) | 2005-03-03 | 2011-05-18 | 富士フイルム株式会社 | 感光性平版印刷版及びその製造方法 |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP15833685A patent/JPS6219315A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0732758A (ja) * | 1993-07-23 | 1995-02-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光性平版印刷版及びその裁断装置 |
US6258410B1 (en) | 1996-07-22 | 2001-07-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and apparatus for manufacturing sensitized printing plate |
US6672193B2 (en) | 1999-01-22 | 2004-01-06 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and apparatus for manufacturing sensitized printing plate |
WO2014202519A1 (en) | 2013-06-18 | 2014-12-24 | Agfa Graphics Nv | Method for manufacturing a lithographic printing plate precursor having a patterned back layer |
US9751295B2 (en) | 2013-06-18 | 2017-09-05 | Agfa Graphics Nv | Method for manufacturing a lithographic printing plate precursor having a patterned back layer |
EP3346332A1 (en) | 2013-06-18 | 2018-07-11 | Agfa Nv | A lithographic printing plate precursor having a non-contineuous back layer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0478404B2 (ja) | 1992-12-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |