JP2547319B2 - 電磁ツースクラッチの微細歯製作方法 - Google Patents
電磁ツースクラッチの微細歯製作方法Info
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- JP2547319B2 JP2547319B2 JP61118192A JP11819286A JP2547319B2 JP 2547319 B2 JP2547319 B2 JP 2547319B2 JP 61118192 A JP61118192 A JP 61118192A JP 11819286 A JP11819286 A JP 11819286A JP 2547319 B2 JP2547319 B2 JP 2547319B2
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- Japan
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- tooth
- pattern
- fine
- clutch
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真製版技術、メッキ処理技術及び放電加工
技術を用いて電磁ツースクラッチのクラッチ版に微細歯
を形成する方法に関する。
技術を用いて電磁ツースクラッチのクラッチ版に微細歯
を形成する方法に関する。
電磁ツースクラッチは一対のクラッチ板の両方の歯と
歯のかみ合いによりトルクを伝達するので正確に大きい
トルクを伝達できる特徴がある。上記かみ合い歯は機械
加工により製作している。
歯のかみ合いによりトルクを伝達するので正確に大きい
トルクを伝達できる特徴がある。上記かみ合い歯は機械
加工により製作している。
かみ合い歯を機械加工で製作すると歯のピッチに限度
があり、クラッチの大きさにも関係するが、最大歯数で
400枚程度である。歯のピッチを小さくすれば歯数が増
えてその分、分割数が増えて微細分割が可能になる。第
2,3図に示すラベル印刷機のフイルム間欠駆動機構にお
いては、通常回転運動をクランク2にて往復運動に変え
ている。電磁ツースクラッチ4と電磁ブレーキ6のオン
オフ動作により、クランク2の往復運動は、送りローラ
8の一方向間欠回転運動に変換され、印刷紙10は送りロ
ーラ8によって、一定量づつ間欠的に一方向に送られ
る。第4図イ,ロに示す如く、クランク2の下死点で電
磁ツースクラッチ4がオンして上死点で開放(オフ)に
なれば良く、電磁ツースクラッチ4に微細歯を使用すれ
ば、微少な寸法で調節ができる。本発明は、電磁ツース
クラッチのクラッチ板に微細歯を正確且つ容易に製作す
ることを目的とするものである。
があり、クラッチの大きさにも関係するが、最大歯数で
400枚程度である。歯のピッチを小さくすれば歯数が増
えてその分、分割数が増えて微細分割が可能になる。第
2,3図に示すラベル印刷機のフイルム間欠駆動機構にお
いては、通常回転運動をクランク2にて往復運動に変え
ている。電磁ツースクラッチ4と電磁ブレーキ6のオン
オフ動作により、クランク2の往復運動は、送りローラ
8の一方向間欠回転運動に変換され、印刷紙10は送りロ
ーラ8によって、一定量づつ間欠的に一方向に送られ
る。第4図イ,ロに示す如く、クランク2の下死点で電
磁ツースクラッチ4がオンして上死点で開放(オフ)に
なれば良く、電磁ツースクラッチ4に微細歯を使用すれ
ば、微少な寸法で調節ができる。本発明は、電磁ツース
クラッチのクラッチ板に微細歯を正確且つ容易に製作す
ることを目的とするものである。
上記目的を達成するため本発明は、透明なフイルムに
微細歯パターンを描く第1工程と、上記パターンを縮少
してネガフイルムに写す第2工程と、感光表面を有する
樹脂版に前記ネガフイルムを密着してネガフイルムのパ
ターンを樹脂版の感光表面に露光焼き付けを行う第3工
程と、樹脂版の感光表面の露光部を残し未露光部を取り
除く現像処理を行って樹脂版に上記微細歯パターンに対
応する凸版を形成する第4工程と、上記凸版と金属版を
密着してメッキ液に浸し電気メッキ処理を行って金属版
表面に上記微細歯パターンとは逆のパターンから成る凸
版を形成する第5工程と、上記金属版を型にしてクラッ
チ板に放電加工を行いクラッチ板に微細歯を形成するよ
うにした第6工程とから成るものである。
微細歯パターンを描く第1工程と、上記パターンを縮少
してネガフイルムに写す第2工程と、感光表面を有する
樹脂版に前記ネガフイルムを密着してネガフイルムのパ
ターンを樹脂版の感光表面に露光焼き付けを行う第3工
程と、樹脂版の感光表面の露光部を残し未露光部を取り
除く現像処理を行って樹脂版に上記微細歯パターンに対
応する凸版を形成する第4工程と、上記凸版と金属版を
密着してメッキ液に浸し電気メッキ処理を行って金属版
表面に上記微細歯パターンとは逆のパターンから成る凸
版を形成する第5工程と、上記金属版を型にしてクラッ
チ板に放電加工を行いクラッチ板に微細歯を形成するよ
うにした第6工程とから成るものである。
以下に本発明の構成を第1図を参照して詳細に説明す
る。
る。
(第1工程) 透明なフイルム12に網点状等の微細歯パターン14を描
く。
く。
(第2工程) 上記フイルム12を用いて、微細歯パターンの縮少ネガ
フイルム16を作成する。
フイルム16を作成する。
(第3工程) 表面に感光部18aが形成された樹脂版18の表面にネガ
フイルム16を密着し、ネガフイルム16の網点等のパター
ンを感光部18aに露光焼き付けする。
フイルム16を密着し、ネガフイルム16の網点等のパター
ンを感光部18aに露光焼き付けする。
(第4工程) 樹脂版18の感光部18aを現像処理し、樹脂版18感光部1
8aの露光部を残し、未露光部を水で取り除く。これによ
り、樹脂版18に凸版18bができる。
8aの露光部を残し、未露光部を水で取り除く。これによ
り、樹脂版18に凸版18bができる。
(第5工程) 凸版18bと金属版20を密着してメッキ液に浸し、電気
メッキ処理を行う。これによって金属版20表面に凸版18
bとは逆の凸版20aが形成される。尚、22は電極、24はメ
ッキ液である。
メッキ処理を行う。これによって金属版20表面に凸版18
bとは逆の凸版20aが形成される。尚、22は電極、24はメ
ッキ液である。
(第6工程) 上記金属版20を型にしてツースリング即ち加工物26に
対して水中で放電加工を行うと、金属版20の凸版20aに
対応して、該凸版とは逆のパターン即ち微細歯が加工物
26の表面に形成される。
対して水中で放電加工を行うと、金属版20の凸版20aに
対応して、該凸版とは逆のパターン即ち微細歯が加工物
26の表面に形成される。
本発明は上述の如く電磁クラッチのクラッチ板に微細
菌を容易且つ正確に製作することができる効果が存す
る。
菌を容易且つ正確に製作することができる効果が存す
る。
第1図は説明図、第2図は従来案の説明的平面図、第3
図は、同、側面図、第4図は説明図である。 2……クランク,4……電磁ツースクラッチ,6……電磁ブ
レーキ,8……送りローラ,10……印刷紙,12……フイル
ム,14……微細歯パターン,16……ネガフイルム,18……
樹脂版,18a……感光部,18b……凸版,20……金属版,20a
……凸版,22……電極,24……メッキ液,26……加工物
図は、同、側面図、第4図は説明図である。 2……クランク,4……電磁ツースクラッチ,6……電磁ブ
レーキ,8……送りローラ,10……印刷紙,12……フイル
ム,14……微細歯パターン,16……ネガフイルム,18……
樹脂版,18a……感光部,18b……凸版,20……金属版,20a
……凸版,22……電極,24……メッキ液,26……加工物
Claims (1)
- 【請求項1】透明なフイルムに微細歯パターンを描く第
1工程と、上記パターンを縮少してネガフイルムに写す
第2工程と、感光表面を有する樹脂版に前記ネガフイル
ムを密着してネガフイルムのパターンを樹脂版の感光表
面に露光焼き付けする第3工程と、樹脂版の感光表面の
露光部を残し未露光部を取り除く現像処理を行って樹脂
版に上記微細歯パターンに対応する凸版を形成する第4
工程と、上記凸版と金属版を密着してメッキ液に浸し電
気メッキ処理を行って金属版表面に上記微細歯パターン
とは逆のパターンから成る凸版を形成する第5工程と、
上記金属版を型にしてクラッチ板に放電加工を行いクラ
ッチ板に微細歯を形成するようにした第6工程とから成
ることを特徴とする電磁ツースクラッチの微細歯製作方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61118192A JP2547319B2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 電磁ツースクラッチの微細歯製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61118192A JP2547319B2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 電磁ツースクラッチの微細歯製作方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62277224A JPS62277224A (ja) | 1987-12-02 |
JP2547319B2 true JP2547319B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=14730437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61118192A Expired - Lifetime JP2547319B2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 電磁ツースクラッチの微細歯製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547319B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03256619A (ja) * | 1990-03-02 | 1991-11-15 | Sintokogio Ltd | 放電加工用電極の製造方法 |
US5414233A (en) * | 1993-08-30 | 1995-05-09 | Figgie International Inc. | Method of electrical discharge machining for manufacture of Belleville springs |
DE19608824A1 (de) * | 1996-03-07 | 1997-09-18 | Inst Mikrotechnik Mainz Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Mikrowärmetauschern |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2611425A1 (de) * | 1976-03-18 | 1977-09-29 | Curt Arthur Luegstenmann | Verfahren zur herstellung einer formmaske fuer ein elektroerosionswerkzeug |
JPS56139841A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-31 | Nippon Seiko Kk | Method of producing rack for rack-pinion type steering gear |
JPS584314A (ja) * | 1981-06-24 | 1983-01-11 | Enshu Ltd | 放電加工用電極母型の製造方法とその電極母型 |
-
1986
- 1986-05-22 JP JP61118192A patent/JP2547319B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62277224A (ja) | 1987-12-02 |
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