JPH09323486A - 印刷版用アルミニウム支持体及び感光性平版印刷版 - Google Patents

印刷版用アルミニウム支持体及び感光性平版印刷版

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JPH09323486A
JPH09323486A JP14474996A JP14474996A JPH09323486A JP H09323486 A JPH09323486 A JP H09323486A JP 14474996 A JP14474996 A JP 14474996A JP 14474996 A JP14474996 A JP 14474996A JP H09323486 A JPH09323486 A JP H09323486A
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plate
aluminum
aluminum plate
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printing
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Seiichi Sugano
清一 菅野
Tomoji Suwa
友二 諏訪
Takashi Okamoto
孝 岡本
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Okamoto Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Okamoto Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷物の周辺に汚れの発生のない平版印刷版
用アルミニウム支持体を提供すること。 【解決手段】 印刷版用アルミニウム支持体10は、板
厚tがアルミニウム支持体10の端縁に向けて、薄くな
るように傾斜面10a,10bを設けている。傾斜面1
0a,10bの角度θ,θ’は、アルミニウム板1の表
面10cまたは裏面10dに対して、各々3度〜50度
の範囲内であり、傾斜面の長さL,L’は、当該アルミ
ニウム支持板10の厚さtの1/10以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷版用アルミニ
ウム支持体に関し、さらに詳しくは、印刷物周辺に汚れ
が発生することなく、特に新聞印刷に好適に用いられる
印刷版用アルミニウム支持体及び該アルミニウム支持体
に感光層を設けた感光性平版印刷版に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、感光性平版印刷版としては、アル
ミニウム板を支持体とし、その上に感光層を設けたもの
が主流となっている。この感光性平版印刷版、いわゆる
PS版と称されるものは、シート上あるいはコイル状の
アルミニウム板に、砂目立て、陽極酸化、親水化処理な
どの種々の表面処理を施した後、感光層を設けたもので
あって、使用時には、該感光層上に原画フィルムを密着
させ、紫外線などの活性光線を照射した後、現像処理を
行って印刷版とする。
【0003】このようにして得られた印刷版を用いて印
刷する場合、通常の枚葉印刷機で、印刷版のサイズより
小さい紙に印刷するときのように、印刷版の端部(縁に
沿った端縁部をいう)に相当する部分が印刷面とならな
い場合には何ら問題がないが、例えば、新聞印刷のよう
な輪転機を用いて、ロール状の紙に連続して印刷する際
に、紙の幅に対して印刷版の幅が小さい場合は、端部に
付着した印刷インキが紙に転写され、これが新聞端部に
直線状の汚れとなって現れる。この汚れを、額縁汚れと
称する場合もある。
【0004】このような汚れを防止する方法として、例
えば特公昭57−46754号報では、アルミニウム板
の印刷面の端部に沿って、切欠部を設ける方法が提案さ
れており、特開平7−32758号報では、アルミニウ
ム板の端部を下面側に湾曲させる方法が提案されてい
る。また、特公昭62−61946号報では、アルミニ
ウム板の断裁面に不感脂化液を塗布する方法が知られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したアル
ムニウム板の印刷面の端部に沿って、切欠部を設ける方
法や下面側に湾曲させる方法は、いずれもアルミニウム
板の表面の端部しか処理しておらず、薄汚れ状の額縁汚
れが出る場合が多々ある。また、アルムニウム板の断裁
面に不感脂化液を塗布する方法も、不感脂化液が版の端
部の方にしみ込んで、その部分が現像不良になったり、
印刷版同士がくっついて取扱いが悪くなるなどの欠点が
ある。
【0006】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、印刷物の周辺に汚れの発
生をもたらすことのない印刷版用アルミニウム支持体及
びこれを用いている、特に新聞印刷に好適な感光性平版
印刷版を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の汚
れが生じない平版印刷版用アルミニウム支持体を開発す
るために鋭意研究した結果、アルミニウム板の対向する
二辺若しくは、四辺の端部の表面および裏面に特定の傾
斜面を設けることにより、端縁部の汚れが大幅に改善さ
れうることを見出し、本発明を完成するに至ったもので
ある。
【0008】すなわち、本発明は、アルミニウム板の少
なくとも一組の対向する端縁に、アルミニウム板の厚さ
が端面に向かって薄くなるような傾斜面を、アルミニウ
ム板の表裏面に設けたことを特徴とする印刷版用アルミ
ニウム支持体によって達成される。また、本発明は、ア
ルミニウム板の表面に感光層を設け、アルミニウム板の
少なくとも一組の対向する端縁に、アルミニウム板の厚
さが端面に向かって薄くなるような傾斜面を、アルミニ
ウム板の表裏面に設けたことを特徴とする感光性平版印
刷版によって達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
印刷版用アルミニウム支持体について、図面を参照しな
がら説明する。
【0010】本発明の実施の形態におけるアルミニウム
支持体は、アルミニウム板1の表面及び裏面の前後、左
右の各端縁の端面に向かって、アルミニウム板1の厚さ
が薄くなるような傾斜面を、端縁部全体にわたって設け
ている。この傾斜面を設ける方法は、どんな方法でもよ
いが、以下、その傾斜面の形成について、数例を説明す
る。
【0011】図1は、スリッター装置2を用いた方法で
ある。このスリッター装置2には、上下に裁断機3,4
を設け、上側の裁断機3には回転軸3aに支持された、
左右一対の上側裁断刃(上刃)3b,3cを設けてい
る。また、下側の裁断機4の回転軸4bには、上記上側
裁断刃3b,3cに対応する下側裁断刃(下刃)4b,
4cを設けている。上側裁断刃3b,3cと下側裁断刃
4b,4cには、アルミニウム板1の厚みtの10〜3
0%程度の隙間a(以下、クリアランスという)を設
け、また、裁断刃3b,3cと4b,4cが上下に噛み
合うように、0.1〜2.0mm範囲で食い込みb(以
下、オーバラップという)を設けている。このようにし
て、アルミニウム板1を裁断すると、裁断された箇所、
つまりアルミニウム板1の表裏面の左右両端縁に、傾斜
面を設けることができる。
【0012】その他の方法としては、図2に見られるよ
うな、上刃5をアルミニウム板1面に対して少し角度を
持たせ、上刃5の回転によりアルミニウム板1の端縁を
切断するロータリーカッター方式か、図3に見られるよ
うに、V字形の切り込み6aを有する金型6に、アルミ
ニウム板1の端面1aを押当てながら端縁を潰して傾斜
面を形成するか、あるいは端面の側辺を削取る方法など
が挙げられる。この方法によれば、傾斜面の傾斜角の設
定の自由度が増す。
【0013】また、アルミニウム板1の端面1aを潰す
別な方法としては、図4に示すような、バックアップ用
金属ローラー7上に載置したアルミニウム板1の側辺
に、金属ローラー8を押し当て、これをアルミニウム板
1の側辺に沿って移動させることによって、端縁に傾斜
面を付けることができる。この方法により、表面はもち
ろん裏面にも傾斜面ができることは、数多くの実験より
実証済みである。アルミニウム板1の端縁に傾斜面を設
ける場合は、アルミニウム板1の表面処理をする前後、
感光層を塗布する前後、さらには所望されるサイズにカ
ットする前後のいずれに行ってもよい。さらに、その傾
斜面を不感脂化処理することも可能である。
【0014】図5は、上述したアルミニウム板1の端縁
に傾斜面10a,10bを設けた印刷版用アルミニウム
支持体10の一端縁を示す。図に示すように、アルミニ
ウム支持体10の表側傾斜面10aは表面10cに対し
て傾斜角θを有し、裏側傾斜面10bは、裏面10dに
対して傾斜角θ’を有する。これらの傾斜角θ,θ’
は、同角度あるいは各々違った角度でも良く、角度とし
ては、3°〜50°、好ましくは5°〜45°である。
角度が3°未満あるいは50°以上であると、本発明の
目的である印刷紙面の周辺の汚れ(額縁汚れ)を解消す
ることができない。なお、傾斜面10a,10bを観察
するには、高倍率の顕微鏡あるいは、電子顕微鏡により
観察することができ、角度、寸法なども測定できる。
【0015】アルミニウム支持体10の傾斜面の長さに
関しては、アルミニウム支持体10の平面図において、
表側傾斜面10aの長さL及び裏側傾斜面10bの長さ
L’を同じ長さにしてもよいし、あるいは各々違った長
さにしてもよい。また、傾斜面10a,10bの長さ
L,L’は、使用するアルミニウム板の板厚tの1/1
0以上、好ましくは1/6以上である。傾斜面10a,
10bの長さL,L’が、板厚tの1/10以下である
と、額縁汚れを解消することが難しい。
【0016】図6に示すように、アルミニウム支持体1
1の表側傾斜面11a及び裏側傾斜面11bは、製造時
に湾曲状に丸みを帯びる場合もある。このような場合
は、傾斜角θ,θ’を正確に測定することは難しいが、
図6に示すように、表面11cの丸みの始めの点X(裏
面11dの場合はX’)と終わりの点Y(裏面11dの
場合はY’)を結んだ線Z(裏面11dの場合はZ’)
との角度を測定し、角度θ,θ’が上記した値と同じ範
囲内にあればよく、また、傾斜面の長さL,L’の値も
板厚tの1/10以上、好ましくは1/6以上であれ
ば、本発明の目的、効果を損なうことはない。なお、傾
斜面11a,11bの先端にバリがあっても、そのバリ
がアルミニウム支持体11の表面11cあるいは裏面1
1dより飛び出さなければ問題ない。
【0017】本発明のアルミニウム支持体を感光性平版
印刷版として使用する場合には、当該アルミニウム支持
体の表面を、感光層との密着性及び保水性を良くするた
めに、砂目立て(研磨、粗面化)処理が施されるのが好
ましい。この砂目立て処理は、一般に機械的方法や電気
的方法により砂目立てを行うか、または化学的エッチン
グするか、あるいはこれらの処理を組み合わせることに
より行われる。
【0018】次いで、陽極酸化処理が行われ、通常、硫
酸あるいはリン酸浴の中で行われ、これによってアルミ
ニウム板の表面に陽極酸化被膜が形成される。このよう
にして、陽極酸化処理が施されたのち、必要に応じて封
巧処理あるいは親水化処理が施される。この後、アルミ
ニウム板には感光層が塗布されるが、感光層について
は、特に制限はなく、従来、感光性印刷版材における感
光層として慣用されているもの、例えばジアゾ樹脂と高
分子化合物から成るもの、O−キノンジアジド化合物と
アルカリ可溶性樹脂から成るもの、光重合性あるいは、
光架橋性組成物から成るもの、光導電性組成物から成る
ものなどを用いることが可能である。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき具体例に説明
する。 実施例1、2および比較例1 まず、厚さ0.3mm、幅500mmのコイル状アルミ
ニウム板(JIS規格での材質1050)を用意する。
そして、このコイル状アルミニウム板をアルカリ脱脂し
たのち、パーミストンの水懸濁液をかけながらナイロン
ブラシで表面を研磨して、その後よく水洗いした。
【0020】次いで、カセイソーダ液にて、当該コイル
状アルミニウム板の表面を4g/m 2 のエッチングした
のち、流水にて水洗いするとともに、1重量%塩酸浴中
で、200クーロン/dm2 の電気量にて電解研磨し、
水洗いした。次に、20重量%硝酸水溶液中で中和洗浄
した後、10重量%硫酸水溶液中で陽極酸化処理を行っ
て、2.0g/m2 で酸化被膜を形成させた。水洗いし
たのち、JIS3号ケイ酸ナトリウムを10重量%を含
む水溶液で、70℃、30秒間浸漬処理し、水洗いして
乾燥した。
【0021】このようにして得られたアルミニウム板上
に下記組成の感光液を乾燥後の塗膜重量が1.8g/m
2 になるように塗布して乾燥させ、ネガ型感光性印刷版
を作製した。
【0022】感光液の組成 2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルメタクリレート/2−ヒドロキシエ チルメタクリレート/メタクリル酸/メチルメタクリレート/アクリロニトリル =30/20/5/20/25重量比の共重合体: 3.0kg 4−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドの縮合物の2−メトキシ−4 −ヒドロキシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸塩: 0.3kg ビクトリアピュアーブル−BOH(保土ヶ谷化学工業株式会社製): 0.1kg シュウ酸: 0.03kg エチレングリコールモノメチルエーテル: 11.0kg N,N’−ジメチルホルムアミド: 1.0kg
【0023】次いで、図1に示すようなスリッター装置
2を用いて、裁断刃3b,3cと4b,4cのクリアラ
ンスa及びオーバラップbを表1に示すような種々の数
値に変化させてスリットとした。次いで、アルミニウム
板を560mmの寸法で横断栽を行なった。
【0024】
【表1】
【0025】表1に示す実施例1、実施例2及び比較例
1に示すアルミニウム板の端縁を側面方向から電子顕微
鏡で観察した結果、その傾斜面の傾斜角θ,θ’の値及
びアルミニウム板の平面図における傾斜面の長さL,
L’の寸法は表2に示すようになっていた。
【0026】
【表2】
【0027】次に、実施例1、実施例2及び比較例1に
よって得られた感光性印刷版に、画像形成露光を施した
のち、ケイ酸カリウム10g、フェニルセロソルブ40
g、イソプロピルナフタレンスルホン酸カリウム5g、
亜硫酸カリウム2g、水900gからなる現像液で現像
処理し、水洗いしたのち8°ボーメのアラビアガム水溶
液を用いてガム引き処理を行った。
【0028】これらの版を用いて、東京機械製作所製の
新聞輪転機BHKで7万部の新聞を印刷したところ、実
施例1、実施例2より刷り上がった新聞の縦方向の周辺
部には、刷り始めより刷了まで汚れはみられなかった。
これに対して、比較例1より刷り上がった新聞の縦方向
の周辺部には、刷り始めより刷了まで部分的に線状の汚
れが発生した。これらの発生状況を表2に示す。
【0029】実施例3および比較例2 実施例1と同様にして、感光液を塗布した感光性印刷版
をロータリーカッターにて、1100mmに断裁したの
ち、他の2辺を枚葉断裁機(ギロチンカッター)にて、
幅400mmにカットした。この版を比較例2とする。
次に、図3に示すようなV字形の切り込み6aの内角が
45°の角度を有する金型6で、表側及び裏側の長さ1
100mmの2辺を潰した。この版を実施例3とする。
実施例3および比較例2の1100mm辺に断裁した側
の端縁を電子顕微鏡で観察した結果、その傾斜面の寸法
は表3に示すようになっていた。なお、比較例2の端縁
には、裏面に向かって、約30μmのバリが生じてい
た。
【0030】
【表3】
【0031】次に、実施例3及び比較例2を実施例1と
同様に、画像形成露光し、現像処理したのち不感脂化処
理(ガム引き)を行った。このようにして、得られた印
刷版を実施例1と同様に新聞用輪転機にて印刷したとこ
ろ、実施例3より刷り上がった新聞の縦方向の周辺部に
は、刷り始めより刷了まで汚れはみられなかった。これ
に対して、比較例2より刷り上がった新聞の縦方向の周
辺部には、刷り始めより、刷了まで線状の汚れが発生し
た。これらの汚れの発生状況を表3に示す。
【0032】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0033】例えば、印刷版用アルミニウム支持板の端
縁に設けた傾斜面は、四方向の全ての端縁に設けてもよ
く、必要に応じて印刷版用アルミニウム支持板の左右及
び前後のうち、いずれか一方のみに設けてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、印刷版
の端縁の表面および裏面にある一定の傾斜面を設けた印
刷版で印刷すると、端縁の傾斜面が小さい版、表面のみ
傾斜面を有する版あるいは、端縁に何も加工処置してい
ない版で印刷した場合と比較して、より一層、汚れの少
ない印刷紙面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による印刷版用アルミニウ
ム支持体におけるアルミニウム板に、裁断機で傾斜面を
形成しているところを示す正面図である
【図2】同印刷版用アルミニウム支持体におけるアルミ
ニウム板に、ロータリカッターで傾斜面を形成している
ところを示す側面図である
【図3】同印刷版用アルミニウム支持体におけるアルミ
ニウム板に、金型で傾斜面を形成しているところを示す
側面図である。
【図4】同印刷版用アルミニウム支持体におけるアルミ
ニウム板に、金属ローラーを押し当てて傾斜面を形成し
ているところを示す側面図である。
【図5】同印刷版用アルミニウム支持体におけるアルミ
ニウム板の平面状の傾斜面を示す側面図である。
【図6】同印刷版用アルミニウム支持体におけるアルミ
ニウム板の湾曲状の傾斜面を示す側面図である。
【符号の説明】
1 アルミニウム板 10,11 アルミニウム支持板 10a,11a 表側傾斜面 10b,11b 裏側傾斜面 10c,11c 表面 10d,11d 裏面 L,L’ 傾斜面の長さ θ,θ’ 傾斜角

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム板の少なくとも一組の対向
    する端縁に、アルミニウム板の厚さが端面に向かって薄
    くなるような傾斜面を、アルミニウム板の表裏面に設け
    たことを特徴とする印刷版用アルミニウム支持体。
  2. 【請求項2】 上記傾斜面の角度がアルミニウム板の表
    面または裏面に対して各々3度〜50度であり、かつ傾
    斜面の長さが平面図において、アルミニウム板の厚さの
    1/10以上である請求項1に記載の印刷版用アルミニ
    ウム支持体。
  3. 【請求項3】 アルミニウム板の対向する端縁が2組で
    ある請求項1または2に記載の印刷版用アルミニウム支
    持体。
  4. 【請求項4】 アルミニウム板の表面に感光層を設け、
    アルミニウム板の少なくとも一組の対向する端縁に、ア
    ルミニウム板の厚さが端面に向かって薄くなるような傾
    斜面を、アルミニウム板の表裏面に設けたことを特徴と
    する感光性平版印刷版。
  5. 【請求項5】 アルミニウム板の対向する端縁が2組で
    ある請求項4に記載の感光性平版印刷版。
JP14474996A 1996-06-07 1996-06-07 印刷版用アルミニウム支持体及び感光性平版印刷版 Pending JPH09323486A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006093310A1 (en) 2005-03-03 2006-09-08 Fujifilm Corporation Photosensitive planographic printing plate and fabrication process thereof
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