JPS63256495A - 平版印刷用版材及び印刷版 - Google Patents

平版印刷用版材及び印刷版

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JPS63256495A
JPS63256495A JP9170187A JP9170187A JPS63256495A JP S63256495 A JPS63256495 A JP S63256495A JP 9170187 A JP9170187 A JP 9170187A JP 9170187 A JP9170187 A JP 9170187A JP S63256495 A JPS63256495 A JP S63256495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
hydrophilic
aluminum plate
cut
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9170187A
Other languages
English (en)
Inventor
Takateru Asano
浅野 孝輝
Shigeru Natori
名取 茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Yakuhin Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Yakuhin Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Fuji Yakuhin Kogyo KK filed Critical Fuji Yakuhin Kogyo KK
Priority to JP9170187A priority Critical patent/JPS63256495A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は平版印刷版用金属板及び感光性平版印刷版に関
するものであり、更に詳しくは端部に汚れが発生するこ
とがない平版印刷版を得ることができる平版印刷用版材
に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に感光性平版印刷版(以下28版と称する)は、シ
ート状或いはコイル状のアルミニウム板を砂目室て、陽
極酸化、化成処理などの種々の表面処理を施こしてアル
ミニウム板の表面を親水化処理して平版印刷版用アルミ
ニウム板を作シ、これに次いで感光液を塗布乾燥して2
8版に製造され、多種類の印刷機に合ったサイズに裁断
し、梱包されて市販されている。
又特公昭59−28177号公報に記載されている如く
、レーザー記録手段等によ)線順次走査して画像情報を
直接記録してマスター刷版を得、該マスター刷版を用い
てその画像情報を上記の様に親水処理された平版印刷版
用アルミニウム板に、刷版に適したインクにより複製印
刷して大量の印刷用平刷版を得る印刷方式にも平版印刷
版用アルミニウム板が市販されはじめている。
市販されているP8版及び平版印刷用アルミニウム板を
使用して画像露光及び現像、或はインク転写等の処理を
して得られる平版印刷版を用いて印刷する場合、通常の
枚葉印刷機を用いて印刷するような、印刷版のサイズよ
シ小さい紙に印刷するときのように、印刷版の端部に相
当する部分が印刷面とならない場合には何等問題となら
ないが、例えば新聞印刷のような輪転印刷機を用いてロ
ール状の紙に連続して印刷する場合には、印刷版の端部
に相当する部分も印刷面になってしまうため、この端部
に着肉したインクも紙に印刷されて汚れとなり、印刷物
の商品価値を著しく損ねていた。
このような平版印刷版の端部の汚れの防止には種々の手
段が知られている。特公昭57−46754号公報には
印刷版用アルミニウム支持体の端部の角部をやすシやナ
イフで削り取ってパリをなくすと同時に、その切欠部を
インクがたまシにくい角度にすることによシ印刷時の端
部の汚れを防止する方法が開示されている。この方法に
よる場合には、印刷版を1枚づつ取シだして削り取らな
ければならず、大量処理には適さない。又インキの粘度
や種類によっては効果がないという欠点があった。
又特開昭59−97146号公報には、同一サイズに裁
断された28版を多数枚積み重ねた状態で、その28版
のアルミニウム支持体の端面に不感脂化液を塗布して印
刷時の端部の汚れを防止する方法が開示されている。
この方法は塗布する不感脂化液の組成によっては著しく
効果を発揮するが、このような不感脂化液を28版に塗
布する際、不感脂化液が積み重ねた28版の端部より内
部ににじみ入って感光層に悪影響を与え、逆に端汚れの
原因になることもあった。
又長く不感脂液を塗布して放置するとPS版同士が接着
して剥れにくくなり、自動製版機の搬送不良の原因にも
なっていた。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来技術の問題点を解決するためのもので
あシ、その目的とするところは印刷版の端部の汚れを防
止できる平版印刷版用金属板特にアルミニウム板及びP
a版を提供することにある。又不感脂化液を塗布する手
間及び熟練を必要とせずして端部の汚れを防ぐことがで
きる平版印刷用版材を提供することにある。
〔発明の構成〕
すなわち本発明は、端面が予め親水化処理された平版印
刷用金属板特にアルミニウム板及び端面が予め親水化処
理された感光性平版印刷版を提供することによシ本発明
の目的を達成するものである。
平版印刷用金属板として多く使用されているのはアルミ
ニウム板であるので、以下アルミニウム板のときについ
て本発明を説明するが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。
本発明において端面が予め親水化処理された平版印刷用
アルミニウム板は、予め所望の印刷機に合ったサイズに
アルミニウム板を裁断しておき、この板を脱脂、砂目立
て後、硅酸基或−は弗化ジルコニウム酸塩等の水溶液を
使用した浸漬処理、又は陽極酸化処理することによシ、
アルミニウム板の表面が親水化処理されると同時にその
裁断し九端面も親水化処理される。
本発明において端面が予め親水処理された感光性平版印
刷版は、上記のようにして製造された平版印刷用アルミ
ニウム板にポジ型感光層またはネガ型感光層を塗設した
ものである。
又端面が予め親水化処理された平版印刷用アルミニウム
板は、表面が親水化処理された平版印刷用アルミニウム
板を所望の印刷機に合ったサイズに裁断して後、硅酸塩
、弗化ジルコニウム酸カリウム、あるいはホスホン酸等
による化学的親水化処理を施すことにより容易に得られ
る。
本発明において感大層を塗設するアルミニウム板はシー
ト状の場合所望の印刷機に合ったサイズにアルミニウム
板を裁断する。又ロール状の場合所望の印刷機のサイズ
のうち、対向する二つの端面に合ったサイズのロール状
のアルミニウム板を使用して表面処理を行う。具体的に
は、表面を脱脂した後ブラシ研磨、ボール研磨、電解研
磨等の手・段を用いて深くて均一な砂目立てを行う。次
に感光層の密着及び保水性向上のため、リン酸又は硫酸
水溶液中でアルミニウム板を陽極酸化する。陽極酸化量
は5〜30111p/dm’が好ましい。
ポジ型感光層は、従来公知の0−す7トキノンジアジド
スルホン酸エステル化合物を感光性成分とし、これにク
レゾールホルムアルデヒド樹脂の如きアルカリ可溶性樹
脂を混合させた感光性組成物をL5〜3.0μに塗布し
たもので、露光後3〜5チのメタケイ酸ナトリウム水や
苛性カリを含むケイ酸ナトリウム水溶液を用いて露光部
を溶出して現像する。
ネガ型感光層は、4−ジアゾジフェニルアミンとホルム
アルデヒドとの縮合物で代表されるジアゾ樹脂の有機ス
ルホン酸塩あるいはへキサフルオロリン酸塩のような水
溶性樹脂と酸価が10〜100を有する有機高分子化合
物とからなる感光性組成物を1.0〜25μの厚さに塗
布したものであシ、露光後フェニルセロソルブ、アニオ
ン界面活性剤、亜硫酸塩を含むアルカリ水溶液で未露光
部を溶出して現像する。
平版印刷用アルミニウム板の親水化処理は、端面が対向
する二つの側面或いは親水化処理されている端面が外周
端面のいづれでもよい。
〔実施例〕
以下実施例をあげて本発明を具体的に説明するが本発明
はこれに限定されるものでない。
実施例1゜ 厚さ0.3−のアルミニウム板をギロチンカッターで3
87X547■のサイズに裁断した後、10チ第三リン
酸ソーダ水溶液に80℃で浸漬して脱脂、水洗する。
次にナイロンブラシと研磨砂を用いて砂目室てした後、
10%苛性ソーダ水溶液に浸漬して白色化させる。10
チ硝酸水に5秒間浸漬、水洗してデスマット後、このア
ルミニウム板を201硫酸水溶液中で電流密度2A/d
m”で2分間陽極酸化する。水洗後、3チ3号水ガラス
水溶液に70’Cで15秒間浸漬して、水洗、乾燥して
封孔処理を行った。
このようにして親水化処理したアルミニウム板に次にホ
エ2−を用いて下記組成の感光液を塗布し、80℃3分
間乾燥を行った。感光層の膜厚は1.8f/−であった
感光液組成ニ アクリル共重合体           5.0fジア
ゾ樹脂の2−ヒドロキシi・4−メトキシ−ベンゾフェ
ノン−5−スルホン酸塩0.5Fオイルブルーφ603
          CLO25fメチルセロソルブ 
          95fジメチルホルムアミド  
       10f但し、上記組成において、アクリ
ル共重合体は、重量比で2−ヒドロキシ−3−ベンゾイ
ルオキシプロビルメタアクリレート/アクリロニトリル
/メチルメタクリレート/メタクリル眼=50/20/
1515の組成を有し、平均分子量がso、oooのも
のを用いた。
このようにして得られたネガ聾PS版に透明ネガフィル
ムを通して2KWのハロゲンランプF距離1mよシ30
秒間露光し、下記組成の現像液を用いて現像して平版印
刷版(A)を得た。
現像液組成 フェニルセロソルブ       12fベンゾトリア
ゾールトリエタノールアミン付加塩f インプμビルナフタレンスルホン酸ナトリウム62水 
                 250f比較とし
て、410X570mmの大きさのアルミニウム板から
製造したネガ型Pa版を387X547 vmの寸法と
なるように四方を裁断して、上記と同様に製版して平版
印刷版(B)を得た。
しかるのち、得られた平版印刷版(A)及び(B)を、
2枚並べてオフセット輪転機に取付けて常法に従って2
万枚印刷した。
平版印刷版(A)による印刷物は印刷版の端部に相当す
る部分に汚れが発生せず良好な印刷物が得られたが、平
版印刷版(B) Kよる印刷物は印刷版の端部に相当す
る部分に汚れのある印刷物となってしまった。
実施例2 実施例1で製造した端面4親水化処理された平版印刷用
アルミニウム板にホエラーを用いて平凹版用l−クロム
水溶性感光液を塗布乾燥して28版を得た。
得られた28版を常法に従い、露光→水現像→ラッカー
盛→チンクター盛→感光膜剥離の工程を経て平版印刷版
(C)を得た。
次にこの平版印刷版(C)をオフセット輪転機に取υ付
け、常法に従って印刷したところ、印刷版の端部に相当
する部分に汚れのない良好な印刷物が得られた。
〔発明の効果〕
上述のように端面が予め親水化処理された平版印刷用ア
ルミニウム板及び端面が予め親水化処理された感光性平
版印刷版を用いて製版した平版印刷版は、印刷版の端部
に相当する部分にインキ汚れが発生しない良好な印刷物
を提供することができるという利点を有する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)端面が予め親水化処理された平版印刷版用金属板
  2. (2)端面が予め親水化処理された感光性平版印刷版。
JP9170187A 1987-04-14 1987-04-14 平版印刷用版材及び印刷版 Pending JPS63256495A (ja)

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JP9170187A JPS63256495A (ja) 1987-04-14 1987-04-14 平版印刷用版材及び印刷版

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JP9170187A JPS63256495A (ja) 1987-04-14 1987-04-14 平版印刷用版材及び印刷版

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5997146A (ja) * 1982-11-26 1984-06-04 Asahi Shinbunsha:Kk 感光性平版印刷版

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5997146A (ja) * 1982-11-26 1984-06-04 Asahi Shinbunsha:Kk 感光性平版印刷版

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