JP2612307B2 - 受電用ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
受電用ガス絶縁開閉装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は受電用ガス絶縁開閉装置に係り、特に二回線
引込み方式のガス絶縁開閉装置に関する。
引込み方式のガス絶縁開閉装置に関する。
[従来の技術] 従来の二回線引込み方式のガス絶縁開閉装置は特開昭
59−103507号公報および特公昭62−20764号公報等で紹
介されており、ケーブルまたはブツシング等の受電部ユ
ニツト、断路器、接地開閉器、遮断器、変圧変流装置
(以下PCTという)、これら各機器間を接続する接続母
線等から構成されている。
59−103507号公報および特公昭62−20764号公報等で紹
介されており、ケーブルまたはブツシング等の受電部ユ
ニツト、断路器、接地開閉器、遮断器、変圧変流装置
(以下PCTという)、これら各機器間を接続する接続母
線等から構成されている。
これら各構成機器のうち遮断器に注目すると、前者の
従来例では縦形遮断器の相反する両側にそれぞれ接続口
を形成し、この接続口に隣接する他の機器を接続してい
た。また後者の従来例では、縦形遮断器の一側に1対の
接続口を形成し、この接続口に隣接する他の機器をそれ
ぞれ接続していた。上述した前者の従来例における遮断
器の詳細は、例えば特開昭60−109707号公報および特開
昭60−183908号公報で紹介され、同様の構成例を第9図
および第10図に示している。
従来例では縦形遮断器の相反する両側にそれぞれ接続口
を形成し、この接続口に隣接する他の機器を接続してい
た。また後者の従来例では、縦形遮断器の一側に1対の
接続口を形成し、この接続口に隣接する他の機器をそれ
ぞれ接続していた。上述した前者の従来例における遮断
器の詳細は、例えば特開昭60−109707号公報および特開
昭60−183908号公報で紹介され、同様の構成例を第9図
および第10図に示している。
第9図は遮断器の横断面図で、第10図は遮断器の縦断
面図である。
面図である。
縦形の遮断器容器20の両側には、それぞれ接続口20A,
20Bが形成され、通常この接続口20A,20Bには絶縁スペー
サ21A,21Bを介して他の機器が接続される。遮断器容器2
0内には三相の遮断部ユニツト22U,22V,22Wが第9図のよ
うに平面的に見た場合に三角形の各頂点に位置するよう
に縦形に配置されている。各遮断部ユニツト22U,22V,22
Wの上方端子には接続導体23U,23V,23Wが接続され、これ
ら接続導体は絶縁スペーサ21Aの埋込み中心導体に接続
されている。一方、各遮断部ユニツト22U,22V,22Wの下
方端子には接続導体24U,24V,24Wを介して絶縁スペーサ2
1Bの埋込み中心導体が接続されている。尚、第10図にお
いて接続口20Bの上方に形成した接続口20Cの近傍に点線
で示す構成は、二重母線方式の場合に追加する部分であ
り、単母線方式および受電用ガス絶縁開閉装置の遮断器
の場合には除かれる。
20Bが形成され、通常この接続口20A,20Bには絶縁スペー
サ21A,21Bを介して他の機器が接続される。遮断器容器2
0内には三相の遮断部ユニツト22U,22V,22Wが第9図のよ
うに平面的に見た場合に三角形の各頂点に位置するよう
に縦形に配置されている。各遮断部ユニツト22U,22V,22
Wの上方端子には接続導体23U,23V,23Wが接続され、これ
ら接続導体は絶縁スペーサ21Aの埋込み中心導体に接続
されている。一方、各遮断部ユニツト22U,22V,22Wの下
方端子には接続導体24U,24V,24Wを介して絶縁スペーサ2
1Bの埋込み中心導体が接続されている。尚、第10図にお
いて接続口20Bの上方に形成した接続口20Cの近傍に点線
で示す構成は、二重母線方式の場合に追加する部分であ
り、単母線方式および受電用ガス絶縁開閉装置の遮断器
の場合には除かれる。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように従来の受電用ガス絶縁開閉装置に用い
られる遮断器は、第9図および第10図に示すように縦形
の遮断器容器20の両側に接続口20A,20Bを形成するか、
あるいは縦形の遮断器容器の一側に上下方向に並んで1
対の接続口を形成するかのいずれかであつた。これは、
受電用ではなく電力用のガス絶縁開閉装置の遮断器にお
いて、上述の如き構成が有利であつたため、その遮断器
と受電用ガス絶縁開閉装置の遮断器とを同一構成にして
標準化を図るという考え方に由来していた。
られる遮断器は、第9図および第10図に示すように縦形
の遮断器容器20の両側に接続口20A,20Bを形成するか、
あるいは縦形の遮断器容器の一側に上下方向に並んで1
対の接続口を形成するかのいずれかであつた。これは、
受電用ではなく電力用のガス絶縁開閉装置の遮断器にお
いて、上述の如き構成が有利であつたため、その遮断器
と受電用ガス絶縁開閉装置の遮断器とを同一構成にして
標準化を図るという考え方に由来していた。
従つて、この種の遮断器を用いて受電用ガス絶縁開閉
装置を構成すると、特開昭59−103507号公報および特公
昭62−20764号公報に示すように比較的広い付設面積を
必要としていた。また、このような構成は、二回線の遮
断器間の接続方向に長くなるばかりでなく幅方向にも大
きくなり、輸送限界寸法を越えて一体輸送を難しくして
いた。
装置を構成すると、特開昭59−103507号公報および特公
昭62−20764号公報に示すように比較的広い付設面積を
必要としていた。また、このような構成は、二回線の遮
断器間の接続方向に長くなるばかりでなく幅方向にも大
きくなり、輸送限界寸法を越えて一体輸送を難しくして
いた。
本発明の目的は付設面積をより小さくした受電用ガス
絶縁開閉装置を提供するにある。
絶縁開閉装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の上記目的を達成するために、対向配置された
両遮断器間に第1の接続母線導体(両遮断器間を接続す
る)と第2の接続母線導体(両変圧器を接続する)を有
する接続母線を両遮断器と直線状になるように配置し、
両受電用ユニットとPCTとを接続母線の長手方向と平行
に直線状に配列するとともに、受電部ユニットを接続母
線の長手方向に直交する方向で遮断器の側方位置に配置
するとともに、PCTを接続母線の長手方向に直交する方
向で接続母線に直接的に接続し、変圧器側の接続用母線
を上記接続母線の長手方向に直交する方向で遮断器とPC
Tとの間に位置するように配置したことを特徴とする。
両遮断器間に第1の接続母線導体(両遮断器間を接続す
る)と第2の接続母線導体(両変圧器を接続する)を有
する接続母線を両遮断器と直線状になるように配置し、
両受電用ユニットとPCTとを接続母線の長手方向と平行
に直線状に配列するとともに、受電部ユニットを接続母
線の長手方向に直交する方向で遮断器の側方位置に配置
するとともに、PCTを接続母線の長手方向に直交する方
向で接続母線に直接的に接続し、変圧器側の接続用母線
を上記接続母線の長手方向に直交する方向で遮断器とPC
Tとの間に位置するように配置したことを特徴とする。
[作用] 上述したように本発明の受電用ガス絶縁開閉装置は、
対向配置された両遮断器間に第1の接続母線導体と第2
の接続母線導体を有する接続母線を両遮断器と直線状に
なるように配置し、両受電部ユニットとPCTとを上記接
続母線の長手方向と平行に直線状に配列したため、この
接続母線に直交する方向の幅を大幅に縮小することがで
きると共に、受電部ユニットを上記接続母線の長手方向
に直交する方向で遮断器の側方位置に配置するととも
に、PCTを接続母線の長手方向に直交する方向で接続母
線に直接的に接続し、変圧器側の接続用母線を上記接続
母線の長手方向に直交する方向で遮断器とPCTとの間に
位置するように配置したため、上記接続母線の長手方向
にも縮小することができる。
対向配置された両遮断器間に第1の接続母線導体と第2
の接続母線導体を有する接続母線を両遮断器と直線状に
なるように配置し、両受電部ユニットとPCTとを上記接
続母線の長手方向と平行に直線状に配列したため、この
接続母線に直交する方向の幅を大幅に縮小することがで
きると共に、受電部ユニットを上記接続母線の長手方向
に直交する方向で遮断器の側方位置に配置するととも
に、PCTを接続母線の長手方向に直交する方向で接続母
線に直接的に接続し、変圧器側の接続用母線を上記接続
母線の長手方向に直交する方向で遮断器とPCTとの間に
位置するように配置したため、上記接続母線の長手方向
にも縮小することができる。
[実施例] 以下本発明による受電用ガス絶縁開閉装置の実施例を
図面と共に説明する。
図面と共に説明する。
第2図は本発明の対象となる受電用変電所の回路図
で、ケーブルヘツドやブツシング等からなる絶縁導出手
段1には断路器2を介して遮断器3の一端が接続されて
いる。断路器2と絶縁導出手段1との間には避雷器10と
接地開閉器11の一端がそれぞれ接続されている。遮断器
3の他端には断路器4が接続され、これが1回線分の受
電回路を構成し、これと全く同一の受電回路が付加され
て断路器4,4′間が母線5により接続されて2回線受電
方式となつている。
で、ケーブルヘツドやブツシング等からなる絶縁導出手
段1には断路器2を介して遮断器3の一端が接続されて
いる。断路器2と絶縁導出手段1との間には避雷器10と
接地開閉器11の一端がそれぞれ接続されている。遮断器
3の他端には断路器4が接続され、これが1回線分の受
電回路を構成し、これと全く同一の受電回路が付加され
て断路器4,4′間が母線5により接続されて2回線受電
方式となつている。
一方、変圧器9も2台あり、それぞれ断路器8を介し
て変圧器母線7より接続されかつこの変圧器母線7に接
地開閉器16の一端が接続されており、変圧器側と受電側
の接続部にPCT6が設けられている。
て変圧器母線7より接続されかつこの変圧器母線7に接
地開閉器16の一端が接続されており、変圧器側と受電側
の接続部にPCT6が設けられている。
この回路図に基づいて構成したガス絶縁開閉装置の平
面図を第1図に示している。
面図を第1図に示している。
第2図からも分かるように回路図は2回線2バンク方
式であり、PCT6を中心にして対象構成であり、これは第
1図においても同様であるので、主に1回線と1バンク
構成について詳細する。
式であり、PCT6を中心にして対象構成であり、これは第
1図においても同様であるので、主に1回線と1バンク
構成について詳細する。
第1図では絶縁導出手段1としてケーブルヘツドを用
い、受電部容器12内に、このケーブルヘツド1と断路器
2と避雷器10と接地開閉器11が一体に格納されて、受電
部ユニツト17が構成されている。遮断器3は縦形で受電
部ユニツト17に隣接して配置され、第3図から分かるよ
うに対向部で接続されている。遮断器3の詳細について
は後述するが、その他方の端子は受電部ユニツト17との
接続側端子とほぼ直角方向にずれて形成され、対向配置
した他回線の遮断器3の同端子と接続母線14を介して接
続されている。つまり、2回線分の遮断器3は所定距離
隔てて対向配置され、その対向部間を接続母線14で接続
すると共に、この対向線に直交する方向に受電部ユニツ
ト17をそれぞれ配置し、受電部ユニツト17と遮断器3間
の対向部間をその対向部で接続している。
い、受電部容器12内に、このケーブルヘツド1と断路器
2と避雷器10と接地開閉器11が一体に格納されて、受電
部ユニツト17が構成されている。遮断器3は縦形で受電
部ユニツト17に隣接して配置され、第3図から分かるよ
うに対向部で接続されている。遮断器3の詳細について
は後述するが、その他方の端子は受電部ユニツト17との
接続側端子とほぼ直角方向にずれて形成され、対向配置
した他回線の遮断器3の同端子と接続母線14を介して接
続されている。つまり、2回線分の遮断器3は所定距離
隔てて対向配置され、その対向部間を接続母線14で接続
すると共に、この対向線に直交する方向に受電部ユニツ
ト17をそれぞれ配置し、受電部ユニツト17と遮断器3間
の対向部間をその対向部で接続している。
接続母線14内には、合計6本の接続母線導体が配置さ
れ、そのうち3本は対向配置した遮断器3間を接続する
三相の母線導体14Aであり、他の3本は変圧器9側の断
路器8間を接続する三相の母線導体14Bであり、これら
は全く独立して支持したり、同相のものを二重導体にし
て支持することができる。両接続母線導体14A,14Bは、
第1図のV−V線に沿つた断面図である第5図から分か
るようにPCT6の端子に接続されている。
れ、そのうち3本は対向配置した遮断器3間を接続する
三相の母線導体14Aであり、他の3本は変圧器9側の断
路器8間を接続する三相の母線導体14Bであり、これら
は全く独立して支持したり、同相のものを二重導体にし
て支持することができる。両接続母線導体14A,14Bは、
第1図のV−V線に沿つた断面図である第5図から分か
るようにPCT6の端子に接続されている。
また第1図に示すように接続母線導体14Aの途中には
断路器4が構成され、同構成部で接続母線導体14Bが導
出されている。これは第1図のIV−IV線に沿つた断面図
である第4図に示すように、接続母線14の下方へ分岐部
を形成し、変圧器側の断路器8を有する接続用母線18に
接続されている。回線毎の監視キユービクル15は第3図
および第4図の如く遮断器3と断路器4の正面側に配置
されている。
断路器4が構成され、同構成部で接続母線導体14Bが導
出されている。これは第1図のIV−IV線に沿つた断面図
である第4図に示すように、接続母線14の下方へ分岐部
を形成し、変圧器側の断路器8を有する接続用母線18に
接続されている。回線毎の監視キユービクル15は第3図
および第4図の如く遮断器3と断路器4の正面側に配置
されている。
上述の如き構成のガス絶縁開閉装置は付設面積を小さ
くすることができる。つまり第1図に示すように長手方
向の寸法Lは遮断器3の位置によつて決まるが、遮断器
3間の接続母線14に接続される接続用母線18,PCT6との
接続用母線は、いずれも接続母線14に対して直交する方
向に導出されているので、接続母線14の軸長は短くて済
む。また受電部ユニツト17も接続母線14と直交する方向
に配置されているので、寸法Lを小さくすることができ
る。一方、幅方向の寸法Wについては、PCT6の配置のた
めに必要な幅方向寸法を考慮して、接続用母線18や受電
部ユニツト17をPCT6とほぼ平行に配置したため、この寸
法Wも小さくすることができる。特に接続用母線18を変
圧器9との接続部で分解するなら、寸法Wは輸送制限寸
法以内にすることができ、ガス絶縁開閉装置を一体輸送
することが可能となる。
くすることができる。つまり第1図に示すように長手方
向の寸法Lは遮断器3の位置によつて決まるが、遮断器
3間の接続母線14に接続される接続用母線18,PCT6との
接続用母線は、いずれも接続母線14に対して直交する方
向に導出されているので、接続母線14の軸長は短くて済
む。また受電部ユニツト17も接続母線14と直交する方向
に配置されているので、寸法Lを小さくすることができ
る。一方、幅方向の寸法Wについては、PCT6の配置のた
めに必要な幅方向寸法を考慮して、接続用母線18や受電
部ユニツト17をPCT6とほぼ平行に配置したため、この寸
法Wも小さくすることができる。特に接続用母線18を変
圧器9との接続部で分解するなら、寸法Wは輸送制限寸
法以内にすることができ、ガス絶縁開閉装置を一体輸送
することが可能となる。
ここで、端子導出方向を変更した遮断器3について第
6図および第7図を用いて説明する。
6図および第7図を用いて説明する。
第6図および第7図は遮断器の横断面図および縦断面
図で、遮断器容器20内に三相の遮断部ユニツト22U,22V,
22Wが配置され、その下方端子に接続した接続導体24U,2
4V,24Wを接続口20Bから導出している点では、第9図お
よび第10図に示す従来形と同一である。しかし、遮断部
ユニツト22U,22V,22Wの上方端子に接続した接続導体23
U,23V,23Wの導出構造は、従来形と相違する。つまり遮
断器容器20に形成される上方の接続口20Aは、下方の接
続口20Bに対してほぼ直角な方向に形成され、この接続
口20Aから遮断部ユニツト22U,22V,22Wの上方端子に接続
した接続導体23U,23V,23Wが導出され、第1図の接続母
線14の接続母線導体14Aに接続されている。
図で、遮断器容器20内に三相の遮断部ユニツト22U,22V,
22Wが配置され、その下方端子に接続した接続導体24U,2
4V,24Wを接続口20Bから導出している点では、第9図お
よび第10図に示す従来形と同一である。しかし、遮断部
ユニツト22U,22V,22Wの上方端子に接続した接続導体23
U,23V,23Wの導出構造は、従来形と相違する。つまり遮
断器容器20に形成される上方の接続口20Aは、下方の接
続口20Bに対してほぼ直角な方向に形成され、この接続
口20Aから遮断部ユニツト22U,22V,22Wの上方端子に接続
した接続導体23U,23V,23Wが導出され、第1図の接続母
線14の接続母線導体14Aに接続されている。
このような構成の遮断器3によつて第1図の如く、対
向する遮断器3の対向部を接続母線14によつて接続する
ことができると共に、接続母線14にほぼ直交する方向に
受電部ユニツト17を隣接して配置することができる。
向する遮断器3の対向部を接続母線14によつて接続する
ことができると共に、接続母線14にほぼ直交する方向に
受電部ユニツト17を隣接して配置することができる。
第8図は本発明の他の実施例による受電用ガス絶縁開
閉装置を示し、第1図との相違は受電部ユニツト17およ
びPCT6を接続母線14の右方側に配置し、変圧器9および
接続用母線18を接続母線14の左方に配置した点である。
従つて、変圧器9および接続用母線18を除く第1図の構
成を180度回転させると第8図の構成となる。この実施
例では接続母線14が変圧器9に近くなるので、接続用母
線18の軸長は、断路器8を断路器4と同じ容器あるいは
接続母線14と接続用母線18の接続部近傍に構成すること
によつて、第1図の場合よりも短くすることができる。
ただし、監視キユービクル15は新たな位置に設けなけれ
ばならない。
閉装置を示し、第1図との相違は受電部ユニツト17およ
びPCT6を接続母線14の右方側に配置し、変圧器9および
接続用母線18を接続母線14の左方に配置した点である。
従つて、変圧器9および接続用母線18を除く第1図の構
成を180度回転させると第8図の構成となる。この実施
例では接続母線14が変圧器9に近くなるので、接続用母
線18の軸長は、断路器8を断路器4と同じ容器あるいは
接続母線14と接続用母線18の接続部近傍に構成すること
によつて、第1図の場合よりも短くすることができる。
ただし、監視キユービクル15は新たな位置に設けなけれ
ばならない。
このようにして本実施例によつても付設面積の小さな
ガス絶縁開閉装置が得られ、変圧器9側を除いて輸送制
限内に納めて一体輸送ができる。
ガス絶縁開閉装置が得られ、変圧器9側を除いて輸送制
限内に納めて一体輸送ができる。
尚、PCT6と接続母線14との接続は、第5図の如き構成
に限らず、またPCT6は電力会社扱いとして現地で接続す
ることもできる。更に受電部ユニツト17にケーブルヘツ
ドを用いたが、ブツシングを用いて構成しても良い。
に限らず、またPCT6は電力会社扱いとして現地で接続す
ることもできる。更に受電部ユニツト17にケーブルヘツ
ドを用いたが、ブツシングを用いて構成しても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、対向配置された両遮
断器間に第1の接続母線導体と第2の接続母線導体を有
する接続母線を両遮断器と直線状になるように配置し、
両受電部ユニットとPCTとを上記接続母線の長手方向と
平行に直線状に配列したため、この接続母線に直交する
方向の幅を大幅に縮小することができると共に、受電部
ユニットを上記接続母線の長手方向に直交する方向で遮
断器の側方位置に配置するとともに、PCTを接続母線の
長手方向に直交する方向で接続母線に直接的に接続し、
変圧器側の接続用母線を上記接続母線の長手方向に直交
する方向で遮断器とPCTとの間に位置するように配置し
たため、上記接続母線の長手方向にも縮小することがで
き、したがって、付設面積を縮小した受電用ガス絶縁開
閉装置が得られる。
断器間に第1の接続母線導体と第2の接続母線導体を有
する接続母線を両遮断器と直線状になるように配置し、
両受電部ユニットとPCTとを上記接続母線の長手方向と
平行に直線状に配列したため、この接続母線に直交する
方向の幅を大幅に縮小することができると共に、受電部
ユニットを上記接続母線の長手方向に直交する方向で遮
断器の側方位置に配置するとともに、PCTを接続母線の
長手方向に直交する方向で接続母線に直接的に接続し、
変圧器側の接続用母線を上記接続母線の長手方向に直交
する方向で遮断器とPCTとの間に位置するように配置し
たため、上記接続母線の長手方向にも縮小することがで
き、したがって、付設面積を縮小した受電用ガス絶縁開
閉装置が得られる。
第1図は本発明の一実施例による受電用ガス絶縁開閉装
置の平面図、第2図は第1図の回路図、第3図,第4図
および第5図は第1図のIII−III線,IV−IV線およびV
−V線に沿つた断面図、第6図および第7図は第1図に
示す遮断器の横断面図および縦断面図、第8図は本発明
の他の実施例による受電用ガス絶縁開閉装置の平面図、
第9図および第10図は従来の受電用ガス絶縁開閉装置に
おける遮断器の横断面図および縦断面図である。 3……遮断器、6……PCT、9……変圧器、14……接続
母線、14A,14B……接続母線導体、17……受電部ユニツ
ト、18……接続用母線。
置の平面図、第2図は第1図の回路図、第3図,第4図
および第5図は第1図のIII−III線,IV−IV線およびV
−V線に沿つた断面図、第6図および第7図は第1図に
示す遮断器の横断面図および縦断面図、第8図は本発明
の他の実施例による受電用ガス絶縁開閉装置の平面図、
第9図および第10図は従来の受電用ガス絶縁開閉装置に
おける遮断器の横断面図および縦断面図である。 3……遮断器、6……PCT、9……変圧器、14……接続
母線、14A,14B……接続母線導体、17……受電部ユニツ
ト、18……接続用母線。
Claims (3)
- 【請求項1】対向配置した遮断器の一方の端子間を第1
の接続母線導体によって接続し、上記両遮断器の他方の
端子をそれぞれ受電部ユニットと接続するとともに、一
対の変圧器間を第2の接続母線導体によって接続し、上
記第1の接続母線導体と第2の接続母線導体間を変圧変
流装置を介して接続した受電用ガス絶縁開閉装置におい
て、上記両遮断器間に上記第1の接続母線導体と上記第
2の接続母線導体を有する接続母線を上記両遮断器と直
線状になるように配置し、上記両受電部ユニットと上記
変圧変流装置とを上記接続母線の長手方向と平行に直線
状に配列するとともに、上記受電部ユニットを上記接続
母線の長手方向に直交する方向で上記遮断器の側方位置
に配置するとともに、上記変圧変流装置を上記接続母線
の長手方向に直交する方向で上記接続母線と直接的に接
続し、上記変圧器を上記接続母線に接続する接続用母線
を上記接続母線の長手方向に直交する方向で上記遮断器
と上記変圧変流装置との間に位置するように配置したこ
とを特徴とする受電用ガス絶縁開閉装置。 - 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、上記受電部
ユニットと上記接続用母線とを、上記接続母線に対して
同方向に配置したことを特徴とする受電用ガス絶縁開閉
装置。 - 【請求項3】請求項1記載のものおいて、上記受電部ユ
ニットと上記接続用母線とを、上記接続母線に対して反
対方向に配置したことを特徴とする受電用ガス絶縁開閉
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63129456A JP2612307B2 (ja) | 1988-05-28 | 1988-05-28 | 受電用ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63129456A JP2612307B2 (ja) | 1988-05-28 | 1988-05-28 | 受電用ガス絶縁開閉装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01303002A JPH01303002A (ja) | 1989-12-06 |
JP2612307B2 true JP2612307B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=15009936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63129456A Expired - Lifetime JP2612307B2 (ja) | 1988-05-28 | 1988-05-28 | 受電用ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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JPH03183307A (ja) * | 1989-12-11 | 1991-08-09 | Meidensha Corp | ガス絶縁開閉装置 |
JP3117472B2 (ja) * | 1991-03-14 | 2000-12-11 | 株式会社日立製作所 | 需要家用受変電設備 |
US5450281A (en) * | 1991-08-28 | 1995-09-12 | Hitachi, Ltd. | Receiving and transforming apparatus |
JP3082562B2 (ja) * | 1994-03-18 | 2000-08-28 | 株式会社日立製作所 | ガス絶縁開閉装置 |
JP3240849B2 (ja) * | 1994-08-31 | 2001-12-25 | 株式会社日立製作所 | ガス絶縁開閉装置 |
Citations (1)
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JPS51151928U (ja) * | 1975-05-29 | 1976-12-04 | ||
JPS5950516U (ja) * | 1982-09-28 | 1984-04-03 | 日新電機株式会社 | 3相一括形ガス絶縁開閉装置 |
-
1988
- 1988-05-28 JP JP63129456A patent/JP2612307B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5950516B2 (ja) * | 1980-12-24 | 1984-12-08 | 株式会社日立製作所 | インパクト式ラインプリンタ |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01303002A (ja) | 1989-12-06 |
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