JP2572418B2 - 受電用変電設備 - Google Patents

受電用変電設備

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JP2572418B2 JP63072068A JP7206888A JP2572418B2 JP 2572418 B2 JP2572418 B2 JP 2572418B2 JP 63072068 A JP63072068 A JP 63072068A JP 7206888 A JP7206888 A JP 7206888A JP 2572418 B2 JP2572418 B2 JP 2572418B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は受電用変電設備に係り、特に2回線引込み方
式の受電用変電設備に関する。
[従来の技術] 一般に、2回線引込み方式の受電用変電設備は知られ
ており、例えばアイ・イー・イー・イー,ピー・イー・
エス,1986 デイー・アンド・デイー539−1(IEEE PES
1986 T&D539−1)に記載されている。この種設備は
2回線引込みに対して1つのPCT(電力需給用計器用変
成器)が用いられ、各構成機器を直線的に並べて構成し
ていた。
ところで、最近のこの種設備においては、2回線にそ
れぞれPCTを接続して、一方のPCTの万一の異常時、他方
のPCTの回線側から電力を供給し、電力供給の信頼性を
高めることが望まれている。その回路図を第4図に示し
ている。
例えばケーブルによつて導入された受電部1Aは遮断器
2A,PCT3Aを介して断路器4Aの一端に接続して受電側の1
回線を構成している。これと全く同一構成の他方回線の
断路器4Bと断路器4A間を接続導体7によつて接続し、こ
の接続導体7の途中に接地開閉器10を接続している。2
台の変圧器5A,5Bもそれぞれ断路器6A,6Bを介して接続導
体7に接続され、これによつて2回線と2台の変圧器5
A,5Bはそれぞれ選択的に接続できるように構成されてい
る。また変圧器5A,5Bと断路器6A,6B間に接地開閉器11A,
11Bが接続されている。
この回路図に基づいて従来の2回線受電方式の受電用
変電設備の考えを反映して同設備を構成した例を第5図
および第6図に示している。
両図から分かるように受電部1A,遮断器2A,断路器4A,
断路器6Aおよび変圧器5Aを直線的に接続し、この直線と
並列な直線上で受電部1B,遮断器2B,断路器4B,断路器6B
および変圧器5Bを接続し、断路器4A,6A間と断路器4B,6B
間を接続導体7によつて接続すると共に、PCT3A,3Bを図
示の如く接続している。
[発明が解決しようとする課題] 従来構成に基づいて考えた受電用変電設備は上述の如
き構成であつたため、変圧器5A,5Bの並置間隔によつて
他の機器の配置が決められてしまい、例えば遮断器2A,2
B間には不必要に大きなスペースが形成されてしまうと
共に、直線的構成の故に変圧器5A,5Bから受電部1A,1Bま
での軸長の大きなものとなり、付設面積が大きくなつて
しまう。
本発明の目的とするところは、付設面積を縮小した受
電用変電設備を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、両回線のPCTを
ほぼ平行に対向配置し、このPCT間の対向部に、両PCTを
橋絡する如く接続導体管を配置すると共に、上記接続導
体管の側方に両回線の受電部および遮断器を並置し、上
記接続導体管内に、両回線間を接続する接続導体と、上
記遮断器と上記PCT間を接続する接続導体とを収納した
ことを特徴とする。
[作用] 本発明の受電用変電設備は上述の如く、接続導体管内
に、遮断器とPCT間を接続する接続導体と、回線間を接
続する接続導体とを収納したため、この接続導体を遮断
器側に近接して設置することができ、従来不必要に形成
されていた両PCTの対向部に接続導体管を配置して有効
に活用できるので、その分だけ受電部および遮断器と変
圧器間の距離を短縮して、付設面積を縮小することがで
きる。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面と共に説明する。
第1図は受電用変電設備の平面図で、第2図はその側
面図である。
ケーブルヘツドや断路器等から成る受電部1Bと遮断器
2Bとは第2図の如く接続され、また他方の回線の受電部
1Aと遮断器2Aも同様に接続され、これらは第1図の如く
近接して配置されている。各回線毎に接続されるPCT3A,
3Bは両遮断器2A,2Bの外側に対向配置されると共に、そ
の長手方向が受電部1A,1Bと遮断器2A,2Bとの接続方向に
なつている。両PCT3A,3Bの対向部間には、これらを橋絡
する方向に延びた接続導体管20が接続されている。この
接続導体管20内には、遮断器2A,2BとPCT3A,3B間を接続
する接続導体21A,21Bと、断路器4A,4Bと、断路器4A,4B
間を接続し回線間を接続する接続導体7が収納されてい
る。断路器4A,4B間の接続導体7には、変圧器5Aに一端
に接続した断路器6Aの他端と、他の変圧器5Bに一端を接
続した断路器6Bの他端とがそれぞれ接続され、また接地
開閉器10が接続されている。断路器6A,6Bをそれぞれ収
納した断路器用容器22A,22Bは、その軸方向を接続導体
管20の軸方向と平行にして接続導体管20に連結されてい
る。この断路器用容器22A,22Bには、それぞれ接地開閉
器11A,11Bが構成されている。このようにして第4図の
回路図に対応した受電用変電設備が構成されている。
接続導体管20は、両PCT3A,3B間の対向部間を結ぶよう
に配置されているので、その両側に位置する機器との接
続を、その軸長の範囲内で軸方向に任意の位置で行なう
ことができる。従つて、接続導体管20の第1図の左右に
位置する機器は、接続導体感20との接続部を合わせなく
ても良いから、それぞれにとつて望ましい位置に配置す
ることができ、例えば変圧器5A,5B間を点検に必要な距
離だけ隔てて配置しても、これによつて従来のように遮
断器2A,2Bの位置が決められてしまうことはない。
これは断路器用容器22A,22Bを接続導体管20とほぼ平
行に配置したことについても同様に該当する。変圧器5
A,5Bの接続部を直線的に延長した位置の接続導体管20に
接続部を形成し、この接続部と変圧器5A,5Bの接続部間
の容器を、断路器6A,6Bのための容器とすることもでき
るが、第1図の如く構成するなら接続導体管20内の断路
器4A,4Bの構成が容易であり、また接続導体管20と変圧
器5A,5B間の距離も縮小することができる。
第3図は第1図のIII−III線に沿つた断面図である。
回線間を接続する接続導体7は、接続導体管20の右方に
三相分を上下方向に並置されている。ところで第1図の
PCT3A,3Bと断路器4A,4B間を接続する導体8A,8Bは、その
断路器4A,4B側が接続導体管20内に位置しており、実際
にはこの導体8A,8Bと接続導体7間に断路器4A,4Bが構成
される。第1図では、これら両導体が同一軸線上に位置
するように示されているが、第3図に示すように実際に
は導体8Bと接続導体7とが異なる軸線上に配置され、端
部に重複部が形成され、その対向部にそれぞれ集電子23
と固定子24が取付けられている。集電子23と固定子24は
可動子25によつて橋絡されており、この可動子25は絶縁
物26を介して図示しない操作位置により駆動されて固定
子24へ接離する。このようにして三相分の断路器4Bが構
成されている。また他方の断路器4Aも同一構成となつて
いる。
一方、遮断器2A,2BとPCT3A,3B間を接続する接続導体2
1A,21Bは、第3図に示すように導体8Bの軸上に位置して
いる。つまり、導体8Bとの重複部を二重にし、外側を接
続導体21Bとしている。この接続導体21Bは、導体8Bや集
電子23や可動子25からは図示しない絶縁物によつて電気
的に絶縁した状態に保持されている。
尚、本発明の他の実施例では、導体8Bと接続導体21B
を異なる軸線上に配置したり、ブツシングを用いた受電
部1A,1Bとしたりすることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、ほぼ平行に並置した両
PCTの対向部間に接続導体管を配置し、この接続導体管
の側方のPCT間に2回線の受電部および遮断器を配置す
ると共に、上記接続導体管内に、遮断器とPCT間を接続
する接続導体と、回線間を接続する接続導体とを収納し
たため、受電部と変圧器間の距離を小さくして付設面積
を縮小した受電用変電設備が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例による受電用変
電設備の平面図および側面図、第3図は第1図のIII−I
II線に沿つた断面図、第4図は本発明を適用する変電所
構成の回路図、第5図および第6図は本発明に先立つて
提案された受電用変電設備の平面図および側面図であ
る。 1A,1B……受電部、2A,2B……遮断器、3A,3B……電力需
給用計器用変成器、4A,4B……断路器、5A,5B……変圧
器、6A,6B……断路器、7……接続導体、20……接続導
体管、21A,21B……接続導体、22A,22B……断路器用容
器。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2回線の受電部および遮断器にそれぞれ電
    力需給用計器用変成器および断路器を接続した後接続導
    体によつて回線間を接続し、上記接続導体の両端へそれ
    ぞれ他の断路器を介して変圧器を接続して成る受電用変
    電設備において、2つの上記電力需給用計器用変成器を
    ほぼ平行に対向配置し、この電力需給用計器用変成器の
    対向部間を連結する接続導体管を設け、この接続導体管
    の一側方に上記2回線の受電部および遮断器を並置し、
    また上記接続導体管の他側方に2台の上記変圧器を配置
    し、上記接続導体管内に、上記回線間を接続する上記接
    続導体と、上記遮断器と上記電力需給用計器用変成器間
    を接続する接続導体とを収納したことを特徴とする受電
    用変電設備。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、上記接続導
    体管内に、更に上記回線間を接続する上記接続導体と上
    記電力需給用計器用変成器間に接続された上記断路器を
    構成したことを特徴とする受電用変電設備。
  3. 【請求項3】請求項1記載のものにおいて、上記接続導
    体と上記変圧器間に接続した上記他の断路器は、上記接
    続導体管の軸方向両端部の上記他側方にほぼ平行に配置
    して接続した断路器用容器内に構成したことを特徴とす
    る受電用変電設備。
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