JP2534489Y2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JP2534489Y2 JP1989072967U JP7296789U JP2534489Y2 JP 2534489 Y2 JP2534489 Y2 JP 2534489Y2 JP 1989072967 U JP1989072967 U JP 1989072967U JP 7296789 U JP7296789 U JP 7296789U JP 2534489 Y2 JP2534489 Y2 JP 2534489Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、特に母線連絡回線における遮断器の点検性
及び片側遮断器事故時の応急復旧対策を考慮した2重母
線方式のガス絶縁開閉装置に関するものである。
(従来の技術) 近年電力を送受電するための複数の送受電回線と、こ
の送受電回線が接続される2つの主母線と、この主母線
を接続する母線連絡回線とからなる2重母線方式のガス
絶縁開閉装置が多く設置されるようになった。この2重
母線方式においては、母線連絡回線を構成する機器とし
て、母線連絡用遮断器を2台用い、この各母線連絡用遮
断器を直列に接続する連絡母線の構成として1台の作業
用接地開閉器を中間に設けている。
すなわちこれは、母線連絡用遮断器のうちいずれか一
方で発生した不具合に対する復旧処理を行なうに際して
各主母線を停止することなく片側の主母線の運転を可能
として主母線の全停電を回避しうるようにするためであ
る。第3図において、1は送受電回線用遮断器、2は甲
母線切換用断路器、3は乙母線切換用断路器、4は送受
電回線用接地開閉器、5は送受電回線用断路器、6は作
業用接地開閉器、7は送受電回線用ケーブルヘッドであ
り、これらにより電力を送受電するための複数の送受電
回線11,12,13,14が構成されている。
又、15,16は夫々甲主母線、乙主母線であり、これら
により2つの主母線が構成されている。そして、この2
つの主母線には複数の送受電回線が図示のように接続さ
れている。一方32は甲主母線側の母線連絡用遮断器、33
は乙主母線側の母線連絡用遮断器、31はこの各母線連絡
用遮断器32,33間を直列に接続する連絡母線を構成する
作業用接地開閉器であり、これらにより上記各主母線回
線間を接続する母線連絡回線17が構成されている。
第4図は上記ガス絶縁開閉装置の配置構成例を平面図
にて示したものである。第4図において、母線連絡回線
17を構成する2台の母線連絡用遮断器32,33の間には作
業用接地開閉器が設けられている。そして、この2台の
母線連絡用遮断器32,33を互いに並行配置し、かつこの
2台の母線連絡用遮断器32,33を主母線15,16と直角方向
に一直線上に配置し、かつ母線連絡用遮断器間を接続す
る連絡母線を主母線と直角方向に配置している。そのた
め主母線近傍側の遮断器点検スペース及び遮断器内部の
電流遮断部等の取外しを考慮し、遮断器スペースは広く
とっていた。又片側遮断器事故時の際各系統への応急復
旧対策を考えると問題がある。
(考案が解決しようとする課題) 以上のように、従来をガス絶縁開閉装置においては、
母線連絡回線17を構成する2台の母線連絡用遮断器32,3
3を主母線15,16と直角方向かつ直線上に配置しているこ
とから、母線連絡用遮断器32,33の点検性及び片側遮断
器事故時系統への信頼性で問題があった。
本考案の目的は、母線連絡用遮断器の点検作業性及び
片側遮断器事故時の応急復旧対策としての各系統への信
頼性を高めることが可能なガス絶縁開閉装置を提供する
ものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案のガス絶縁開閉装置は、電力を送受電するため
の複数の送受電回線と、この送受電回線が接続される2
つの主母線と、この2つの主母線を接続する母線連絡回
線とからなる2重母線方式のガス絶縁開閉装置で、上記
母線連絡回線を構成する機器として母線連絡用遮断器を
2台用い、この各母線連絡用遮断器を水平配置された2
つの主母線の両外側にかつ2つの主母線に略直交する位
置に配置された2台の遮断器を有し、夫々の主母線近傍
側端子を夫々の主母線に接続し、夫々の遮断器の主母線
遠方側端子を主母線と略直交し、かつ夫々の遮断器の鉛
直上方に配置される連絡母線で接続し、遮断器との接続
部近傍の主母線上部に連絡母線に向かう主母線側の分岐
口出し部を形成し、この分岐口出し部に対向する連絡母
線側の分岐口出し部を連絡母線に形成したことを特徴と
するものである。
(作用) 本考案のガス絶縁開閉装置においては、母線連絡回線
を構成する2台の母線連絡用遮断器を水平配置された2
つの主母線の両外側に配置し、かつ夫々の主母線近傍側
端子を夫々の主母線に接続し、夫々の遮断器の主母線遠
方側端子を主母線と略直交し、かつ夫々の遮断器の鉛直
上方に配置される連絡母線で接続したことにより、母線
連絡回線部の遮断器点検スペースを広くとることがで
き、遮断器内部の電流遮断部の取外しも容易にできる。
また連絡母線が夫々の遮断器の鉛直上方に配置されてい
るため、各相の遮断器間を広げることなく、各相の遮断
器を配置することができ、遮断器との接続部近傍の主母
線上部と連絡母線に夫々対向する分岐口出し部を設ける
ことが可能となる。そして、夫々に分岐口出し部を設け
ることにより、容易にダミー母線を接続することが可能
となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照
して説明する。第1図及び第2図において、第3図,第
4図および第5図と同一符号は同一部分を示すものであ
るからその説明を省略する。
第1図及び第2図において主母線を構成する甲主母線
15には、送受電回線11,13が、又乙主母線16には送受電
線回線12,14が図示のように接続されている。一方、母
線連絡回線17は甲主母線側の母線連絡用遮断器32と、乙
主母線側の母線連絡用遮断器33とこの各母線連絡用遮断
器32,33を接続する連絡母線間に作業用接地開閉器31を
構成し、母線連絡用遮断器32,33を投入することにより
甲主母線15と乙主母線16とが電気的に接続される。
ここで、母線連絡回線17を構成する各機器の配置とし
ては、2台の母線連絡用遮断器32,33を互いに近接して
水平平行配置された甲主母線15、乙主母線16からなる主
母線との両外側に当該主母線と略直交に配置し、各主母
線15,16と接続している。又、各母線連絡用遮断器32,33
間を接続する連絡母線を構成する作業用接地開閉器6は
甲主母線15、乙主母線16からなる主母線と略直交に配置
している。尚8は変流器部である。
以上のように構成したガス絶縁開閉装置においては、
母線連絡回線17を構成する2台の母線連絡用遮断器32,3
3を甲,乙主母線15,16からなる主母線の両外側に略直交
に配置しかつ各母線連絡用遮断器32,33を接続する連絡
母線を構成する作業用接地開閉器31を主母線と略直交
し、かつ夫々の遮断器の鉛直上方に配置していることか
ら、第4図の従来例と比較しても明らかなように母線連
絡回線部17の各遮断器の点検スペースが広くとれ遮断器
内部の電流遮断部等の取外しも容易にでき、また連絡母
線が夫々の遮断器の鉛直上方に配置されているため、各
相の遮断器間を広げることなく、各相の遮断器32,33を
夫々配置することができる。よって、主母線15,16の長
さを延ばすことなく母線連絡回線17を構成することがで
き、ガス絶縁開閉装置の設置面積を縮小することができ
る。
又、作業用接地開閉器6を有する連絡母線と主母線1
5,16が交差する位置に主母線と連絡母線の夫々に接続分
岐口出し部20,21を設けていることにより片側遮断器32
もしくは33の事故時応急復旧対策としてのダミー母線を
分岐口出し部20,21に容易に接続することができ、速や
かに事故の波及を防ぎ各系統への電力送受電及び装置の
信頼性を高めることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本発明によれば、2重母線方式の
ガス絶縁開閉装置において、母線連絡回線を構成する2
台の母線連絡用遮断器を互いに近接して平行配置された
各主母線の両外側に当該主母線と略直交し、かつ夫々の
遮断器の鉛直上方に配置し、かつ母線連絡用遮断器間を
接続する連絡母線を主母線と略直交に配置する構成とし
たことで、母線連絡回線部の遮断器点検スペースが広く
とれ遮断器内部の電流遮断部等の取外しも容易にできる
とともに、ガス絶縁開閉装置の設置面積を縮小すること
ができる。さらに、遮断器の上方に連絡母線が設けられ
ているので、遮断器との接続部近傍の主母線上部と連絡
母線に夫々対向する分岐口出し部を設けることが可能と
なる。そして、夫々に分岐口出し部を設けることによっ
て、分岐口出し部をダミー母線にて接続することにより
母線連絡用遮断器の片側事故時でも事故の波及を防ぎ各
系統への電力送受電及び装置の信頼性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガス絶縁開閉装置の一実施例を示す平
面図、第2図は第1図のA−A′線に沿う断面図、第3
図は2重母線方式のガス絶縁開閉装置を示す単線結線
図、第4図は従来の実施例を示す平面図、第5図は第4
図のA−A′線に沿う断面図である。 1……送電線用遮断器、2……甲母線切換用断路器 3……乙母線切換用断路器、4……送受電用接地開閉器 5……送受電用断路器、6……作業用接地開閉器 7……送受電回線用ケーブルヘッド 8……変流器 11,12,13,14……送受電回線 15……甲主母線、16……乙主母線 17……母線連絡回線、20,21……分岐口出し部 32……甲主母線側の母線連絡用遮断器 33……乙主母線側の母線連絡用遮断器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力を送受電するための複数の送受電回線
    と、この送受電回線が接続される水平並行配置された2
    つの主母線と、この2つの主母線間を接続する母線連絡
    回線とからなる2重母線方式のガス絶縁開閉装置におい
    て、 前記母線連絡回線は水平平行配置された2つの主母線の
    両外側で2つの主母線に略直交する位置に配置された2
    台の遮断器を有し、夫々の主母線近傍側端子を夫々の主
    母線に接続し、夫々の遮断器の主母線遠方側端子を主母
    線と略直交し、かつ夫々の遮断器の鉛直上方に配置され
    る連絡母線で接続し、前記遮断器との接続部近傍の前記
    主母線上部に前記連絡母線に向かう主母線側の分岐口出
    し部を形成し、この分岐口出し部に対向する連絡母線側
    の分岐口出し部を前記連絡母線に形成したことを特徴と
    するガス絶縁開閉装置。
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