JPH0898346A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH0898346A
JPH0898346A JP6231936A JP23193694A JPH0898346A JP H0898346 A JPH0898346 A JP H0898346A JP 6231936 A JP6231936 A JP 6231936A JP 23193694 A JP23193694 A JP 23193694A JP H0898346 A JPH0898346 A JP H0898346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
busbar
line
bus
bar
insulated switchgear
Prior art date
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Pending
Application number
JP6231936A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Sanada
靖憲 真田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0898346A publication Critical patent/JPH0898346A/ja
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 据付面積の縮小化を図り、装置の小型化およ
び低廉化に寄与するガス絶縁開閉装置を提供する。 【構成】 母線A1と母線B1とにほぼ直交する軸線上
に母線区分回線Aと母線連絡回線1を配置し、さらに母
線A2と母線B2とにほぼ直交する軸線上に母線区分回
線Bと母線連絡回線2を配置し、母線区分回線Aと母線
連絡回線2を対向配置して継ぎ母線BUS1で連結し、
さらに母線区分回線Bと母線連絡回線1を対向配置して
継ぎ母線BUS2で連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、母線区分回線および母
線連絡回線を2回線ずつ備えた4母線方式のガス絶縁開
閉装置に係り、特に、開閉装置を構成する機器の配置構
成に改良を施したガス絶縁開閉装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般にガス絶縁開閉装置(以下GISと
称す)は、絶縁性及び消弧性に非常に優れたSF6 ガス
などを充填した容器内に遮断器及び断路器などを収納す
ると共に、母線などの機器を組み合わせて構成されてい
る。この種の開閉装置は、気中絶縁方式の開閉装置に比
べて著しく小型に構成することが可能であるという長所
があり、近年、広く普及し稼働している。特に、地価高
騰が進み、設備用地の縮小化が強く要望される今日で
は、さらに合理的に構成機器を配置することにより、一
層の小型化が進んだGISが要求されている。このよう
なGISを実現することにより、GIS自体の低廉化、
及び屋内形GISの建屋を含めた変電所建設の低廉化及
び小型化が期待されている。
【0003】ここで図5乃至図9を参照して、従来から
用いられているGISの配置構成例を示す。図5は4母
線方式のGISの代表的な一例として、母線区分回線と
母線連絡回線が各々2回線とフィーダー回線の4回線か
ら構成されたGISを示す単線結線図である。図6は、
図5の単線結線図に基づく従来のGISの機器配置の一
例を示す平面図であり、図7は図6のD矢視図、図8は
図6のE矢視図、図9は図6のF矢視図である。
【0004】まず、第1〜第4の母線A1,A2,B
1,B2及び各回線の配置は図6に示すように構成され
ている。母線B1と母線A1がほぼ平行に配置され、ま
た母線A2と母線B2がほぼ平行に配置されている。母
線B1とほぼ直交するようにしてフィーダー回線F1と
F2が配置されており、母線B2とほぼ直交するように
してフィーダー回線F4とF3が配置されている。母線
B1と母線A1を連絡する第1の母線連絡回線1と、母
線B1と母線B2を区分する第2の母線区分回線Bは、
フィーダー回線F2に併置されている。一方、母線A2
と母線B2を連絡する第2の母線連絡回線2と、母線A
1と母線A2を区分する第1の母線区分回線Aは、フィ
ーダー回線F3に併置されている。なお、前記母線連絡
回線2に接続される母線B2は、母線区分回線Aを通過
し、継ぎ母線BUS3を介して母線区分回線Bの母線B
2に接続される(図7参照)。
【0005】次にフィーダー回線F1,F2,F3,F
4の機器構成を図9に示す。垂直配置された遮断器CB
の上部端子には線路側機器として変流器CT、断路器D
S、接地開閉器ESさらにケーブル端末装置CHが接続
されている。一方遮断器CBの下部端子には母線側機器
として断路器DSと母線B1あるいは母線B2、さらに
断路器D2と母線A1あるいはA2が接続されている。
【0006】母線連絡回線1,2の機器構成を図8に示
す。遮断器CBの上部端子には変流器CTと断路器DS
を介して下方向の母線A1あるいは母線A2に接続さ
れ、一方、遮断器CBの下部端子には変流器CTと断路
器DSを介して下方向の母線B1あるいは母線B2に接
続されている。
【0007】母線区分回線B及びAの機器構成を図7に
示す。母線区分回線Bの構成は、遮断器CBの上部端子
に変流器CT、断路器DS、接地開閉器ESが接続さ
れ、下方向の母線B1に接続されており、一方、遮断器
CBの下部端子に変流器CT、断路器DS、接地開閉器
ESが接続され、下方向の母線B2に接続されている。
この母線B2は母線B1の延長上になく、ある距離を隔
てて設置されている。そのため、母線区分回線Bの遮断
器CBは隣接の前記母線連絡回線1の遮断器CBより反
母線方向に突出している。また、母線区分回線Aの構成
は、遮断器CBの上部端子に変流器CT、断路器DS、
接地開閉器ESが接続され、継ぎ母線BUS4を介して
下方向の母線A1に接続されており、一方遮断器CBの
下部端子に変流器CT、断路器DS、接地開閉器ESが
接続され、下方向の母線A2に接続されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された従来のGISにおいては、次に述べるよう
な問題点がある。すなわち図6に示したように、継ぎ母
線BUS3は母線区分回線A及びBの外側を通過するた
め、平面形状が略コ字形となる。したがって、従来のG
ISでは母線A1,A2の軸線方向の幅Wが大きくな
り、また、対向する回線の長さ寸法Lも大きくなる。し
たがって、GISの据付面積が増大することになり、G
IS全体の大型化と、GIS装置自体及び屋内形GIS
の建屋を含めた変電所建設のコストの上昇という不具合
を招いた。
【0009】本発明は、上記のような従来技術の課題を
解決するために提案されたものであり、その目的は、母
線区分回線および母線連絡回線を有する4母線方式のガ
ス絶縁開閉装置において、据付面積の縮小化を図り、小
型化および低廉化に寄与するガス絶縁開閉装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるガス絶縁開
閉装置は、第1、第2、第3および第4の母線と、前記
第1の母線と第2の母線を区分する第1の母線区分回線
と、第3の母線と第4の母線を区分する第2の母線区分
回線と、第1の母線と第3の母線を連絡する第1の母線
連絡回線と、第2の母線と第4の母線を連絡する第2の
母線連絡回線とを備え、さらに、第1の母線と第3の母
線をほぼ平行に配置し、また第2の母線と第4の母線を
ほぼ平行に配置して成る4母線方式のガス絶縁開閉装置
において、前記第1の母線および第3の母線にほぼ直交
する軸線上に、前記第1の母線区分回線および前記第1
の母線連絡回線を配置し、前記第2の母線および第4の
母線にほぼ直交する軸線上に、前記第2の母線区分回線
および前記第2の母線連絡回線を配置し、前記第1の母
線区分回線と前記第2の母線連絡回線を対向配置して第
1の継ぎ母線で連結し、前記第2の母線区分回線と前記
第1の母線連絡回線を対向配置して第2の継ぎ母線で連
結することを構成上の特徴とする。
【0011】
【作用】以上のような構成を有する本発明においては、
第1の母線連絡回線と第2の母線区分回線が第2の継ぎ
母線を介して対向配置でき、かつ第1の母線区分回線と
第2の母線連絡回線が第1の継ぎ母線を介して対向配置
できる。これにより、母線連絡回線と母線区分回線を連
結する継ぎ母線を、対向する回線の外側に通過させる必
要がない。したがって、継ぎ母線の平面形状は略コ字形
といったものではなく、直線状で済む。その結果、ガス
絶縁開閉装置全体としては、母線の軸線方向の幅と、対
向する回線の長さ寸法を短縮することが可能となり、開
閉装置の据付面積を縮小化することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図4を参
照して具体的に説明する。図1は機器配置を示す平面図
であり、図2は図1のA矢視図、図3は図1のB矢視
図、図4は図1のC矢視図である。なお、従来例と同一
の部材に関しては同一符号を付す。
【0013】(1)実施例の構成 本実施例は母線区分回線および母線連絡回線を有する4
母線方式のガス絶縁開閉装置である。図1に示すよう
に、母線A1と母線B1が直線上にほぼ平行に配置さ
れ、また母線A2と母線B2が直線上にほぼ平行に配置
されている。また、母線A1と母線B1の軸線に対しほ
ぼ直交する方向にフィーダー回線F1とF2が配置さ
れ、さらに併設して母線連絡回線1と母線区分回線Aが
配置されている。一方、母線A2と母線B2に対しほぼ
直交する方向にフィーダー回線F4とF3が配置され、
さらに併設して母線区分回線Bと母線連絡回線2が配置
されている。また前記母線連絡回線1と母線区分回線B
が対向配置され、継ぎ母線BUS2により連結されてい
る。一方、母線区分回線Aと母線連絡回線2が対向配置
され、継ぎ母線BUS1により連結されている。
【0014】フィーダー回線F3,F4の機器構成は従
来例で説明した構成と同じであり、フィーダー回線F1
とF2の機器構成では母線A1と母線B1の並びが逆で
ある他は、従来例で説明した構成と同じである。
【0015】次に図2に母線連絡回線1の機器構成を次
に図2に示す。母線連絡回線1は、遮断器CBの下部端
子に変流器CT、断路器DSが配置され、下方向の母線
A1に接続されており、一方、遮断器CBの上部端子に
変流器CT、断路器DSが配置され、さらにT形母線T
1が接続され、その下方向に母線B1が接続され、一
方、水平方向には母線区分回線Bと連結するために継ぎ
母線BUS2が接続されている。
【0016】継ぎ母線BUS2にはL形母線L1が配置
され、母線区分回線Bの接地開閉器ES、断路器DSに
接続され、変流器CTを介して遮断器CBの上部端子に
接続され、遮断器CBの下部端子には変流器CT、断路
器DSが配置され、下方向の母線B2に接続されてい
る。なお、母線連絡回線2の機器構成、及び母線区分回
線Aの機器構成は、前述の母線連絡回線1と母線区分回
線Bのそれと同じ構成であり、接続される母線のみが異
なっている。
【0017】(2)実施例の作用効果 以上のような構成を有する本実施例の作用は、次の通り
である。すなわち、母線連絡回線1と母線区分回線Bが
継ぎ母線BUS2を介して対向配置でき、かつ母線区分
回線Aと母線連絡回線2が継ぎ母線BUS1を介して対
向配置できる。したがって、継ぎ母線BUS1,BUS
2の平面形状は共に直線状で良く、従来例の継ぎ母線B
US3のように平面形状が略コ字形である必要がない。
そのため、フィーダー回線F1,F2,F3,F4の遮
断器CBと、母線区分回線A,Bあるいは母線連絡回線
1,2の遮断器CBとの離隔距離を最小限に抑えること
ができる。その結果、母線A1,A2の軸線方向の幅W
と、対向する回線の長さ寸法Lとを短縮化することが可
能である。
【0018】以上のような本実施例によれば、GIS全
体を小型化でき、これらを建屋内に設置する場合には建
屋容積の縮小化が可能となり、コストの低減に寄与する
ことができる。また、継ぎ母線を合理的に配置でき、最
短長さで構成できるので、経済的に有利である。
【0019】(3)他の実施例 なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、例えば、フィーダー回線を母線連絡回線と母線区分
回線の間に設置する実施例や、母線区分回線A及び母線
連絡回線2に隣接して配置する実施例も包含する。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のガス絶縁開
閉装置によれば、母線連絡回線と母線区分回線を対向配
置して継ぎ母線で直線的に連結することにより、据付面
積の縮小化を図り、装置の小型化および低廉化に寄与す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるGISの一実施例の機器配置を示
す平面図
【図2】図1のA矢視図
【図3】図1のB矢視図
【図4】図1のC矢視図
【図5】4母線方式のGISの代表的な一例を示す単線
結線図
【図6】図5の単線結線図に基づく従来のGISの機器
配置の一例を示す平面図
【図7】図6のD矢視図
【図8】図6のE矢視図
【図9】図6のF矢視図
【符号の説明】
1,2…母線連絡回線 A,B…母線区分回線 BUS1,BUS2,BUS3,BUS4…継ぎ母線 A1,A2,B1,B2…母線 F1,F2,F3,F4…フィーダー回線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2、第3および第4の母線と、
    前記第1の母線と第2の母線を区分する第1の母線区分
    回線と、第3の母線と第4の母線を区分する第2の母線
    区分回線と、第1の母線と第3の母線を連絡する第1の
    母線連絡回線と、第2の母線と第4の母線を連絡する第
    2の母線連絡回線とを備え、さらに、第1の母線と第3
    の母線をほぼ平行に配置し、また第2の母線と第4の母
    線をほぼ平行に配置して成る4母線方式のガス絶縁開閉
    装置において、 前記第1の母線および第3の母線にほぼ直交する軸線上
    に、前記第1の母線区分回線および前記第1の母線連絡
    回線を配置し、 前記第2の母線および第4の母線にほぼ直交する軸線上
    に、前記第2の母線区分回線および前記第2の母線連絡
    回線を配置し、 前記第1の母線区分回線と前記第2の母線連絡回線を対
    向配置して第1の継ぎ母線で連結し、 前記第2の母線区分回線と前記第1の母線連絡回線を対
    向配置して第2の継ぎ母線で連結することを特徴とする
    ガス絶縁開閉装置。
JP6231936A 1994-09-27 1994-09-27 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH0898346A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232507A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Toshiba Corp ガス絶縁開閉装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232507A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Toshiba Corp ガス絶縁開閉装置

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