JP2606360B2 - 移動天井 - Google Patents

移動天井

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JP2606360B2
JP2606360B2 JP1088083A JP8808389A JP2606360B2 JP 2606360 B2 JP2606360 B2 JP 2606360B2 JP 1088083 A JP1088083 A JP 1088083A JP 8808389 A JP8808389 A JP 8808389A JP 2606360 B2 JP2606360 B2 JP 2606360B2
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明はアーチ梁を備える開閉式ドーム屋根やその他
の大架構構造物の内部に移動可能に配設される移動天井
に関する。
《従来の技術》 従来の大空間施設などの大架構構造物においては、一
般的に屋根の下に壁は勿論のこと天井を設けていないの
が普通であった。特に、運動競技場等に適用しているド
ーム式開閉屋根では開口率を上げるために、あるいは開
放感をよくするために開口部上方には梁を設けないよう
に考えているものもあるが、目的の多用性や屋根の支持
構造の安定性を考えてアーチ梁を設けているものもあ
る。
《発明が解決しようとする課題》 しかし、場合によっては演奏会や催し物によって二次
的に天井や壁を必要とする場合があり、大空間施設など
の大架構構造物の使用範囲を広げるためには、容易に取
り付け、取り外しができる移動可能な天井が望まれてい
た。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、大
架構構造物の梁を利用した二次的な天井を構成し、大空
間施設の多様な使用目的に対応できる移動天井の提供を
目的としている。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために本発明の移動天井は、大架
構構造物の梁に適宜の間隔で設けたウインチで巻回支持
するワイヤーで吊持したハンガーレールに、ターンバッ
クルを摺動可能に設け、このターンバックルに取付けた
丁番により、空気を封入した袋状の空気膜を支承したも
のである。
また、請求項2にかかる発明の移動天井は、大架構構
造物の梁の下方位置に少なくとも2以上配設される吊り
金具と、これらの吊り金具及び梁に配設されるシーブ
と、梁に一端が固定され、他端が吊り金具のシーブと梁
のシーブとに順次互い違いにかけ回され、さらに、梁に
設けたウインチに巻回支持されて、各吊り金具をそれぞ
れ吊持するワイヤーと、吊り金具に吊り下げられた天井
材とを備え、天井材同士を互いに回動自在に連結点で連
結したものである。
さらに、請求項3にかかる発明の移動天井によれば、
大架構構造物の梁に適宜の間隔で設けたウインチで巻回
支持するワイヤーで吊持した吊り金具に、放射線状に八
方に広がるのつなぎ金物を取り付け、半径を異にする環
状のチューブ状空気膜が同心円状に平面的に広がるよう
に、前記つなぎ金物に前記チューブ状空気膜を接続した
ものである。
《作 用》 本願請求項1にかかる発明の移動天井によれば、大架
構構造物の梁に設けたウインチでワイヤーの巻き出し長
さを変えることによって、ワイヤーで吊持したハンガー
レールを上下に移動させ、このハンガーレールに沿って
ターンバックルを摺動させることにより、丁番に支承さ
れた空気膜を容易に上下方向及び水平方向に移動させる
ことができる。従って、空気膜の下方の空間ボリューム
を容易に変えることができるとともに、大架構構造物の
中に望む範囲あるいは位置に空気膜を臨時的に配置する
ことができる。
さらに、支承される空気膜は軽量であるため、大架構
構造物の梁に負担させる荷重を最少限に抑えることがで
きる。併せて、空気膜は丁番により空気膜の傾斜角度を
適当に設定し、空気膜をターンバックルにより上下方向
に移動させることにより、空気膜の微妙な凹凸を容易に
解消できる一方、上下に屈曲する天井面を容易に形成す
ることもできる。
また、請求項2にかかる発明の移動天井によれば、ワ
イヤーを梁のシーブと吊り金具のシーブとに順次互い違
いにかけ回し、さらにこのワイヤーをウインチで巻回支
持して吊り金具を吊持させたため、少数のウインチによ
り、吊り金具を確実に吊持することができ、設備費の低
減を図ることができる。さらに、少なくとも2以上の天
井材は、連結点により相互に回動自在に連結されている
ので、連結点を中心に屈曲することにより、その傾きを
適宜に設定でき、変化に富んだ天井面を提供することが
できる。
さらに、請求項3にかかる発明の移動天井によれば、
環状のチューブ状空気膜をウインチにより上下に移動さ
せることにより、変化に富んだ天井面を形成することが
できる。
《実施例》 以下、本発明の移動天井の好適な実施例について図面
を参照にして詳細に説明する。重ね上下移動式の開閉屋
根を用いたドーム屋根に、本実施例にかかる移動天井4
を適用した場合を第1図に示している。
同図において、ドーム屋根は略半球状のものでありそ
の中央に開口部を有し、この開口部は複数に分割された
移動屋根2によって覆われている。
この移動屋根2は、アーチ梁1の上面に、アーチ梁1
に沿ってスライド移動可能に設けられたもので、上下に
重なりつつ下方へ向けてスライド移動し、ドーム屋根の
下部に配設された固定屋根3上に重なることによって開
口部を開放する。
そして、移動天井4は、第2図ないし第4図に図示す
るように、アーチ梁1に適宜の間隔で設けた電動ウイン
チ5で巻回支持されたワイヤー6と、このワイヤー6で
吊持されたハンガーレール17と、このハンガーレール17
に沿って摺動可能に設けられたターンバックル15と、こ
のターンバックル15に設けた丁番14と、この丁番14によ
り支承される、内部に空気が封入された袋状の空気膜13
とから概略構成されるものである。なお、本実施例で
は、移動天井4の横ぶれを防止する目的で、その外周部
に横つなぎ材9を設け、これにより天井4の外周端部に
位置する空気膜13、ハンガーレール17等をアーチ梁1の
基部に固定している。
前記電動ウインチ5は通常のものを用いることがで
き、第2図に示すように、アーチ梁1にボルト等で固定
される基台10と、ワイヤー6を巻き上げるウインチドラ
ム11と、このウインチドラム11とこれを回転駆動させる
モータ(図示せず)との間に介設され、ネガティブブレ
ーキ機能を備えた減速器12とから構成される。
ハンガーレール17は、第3図に示すように、ワイヤー
6に、これの下端部に設けられた吊り金具18を介して連
結されて、ほぼ水平に吊持されるものである。吊り金具
18は、下端部が鉤状に折れ曲った形状をなし、この折れ
曲がった部分をハンガーレール17に係合させることによ
り、ハンガーレール17に連結されるものである。
また、ターンバックル15は、同図に示すように、その
上下に吊りボルト16を備えるもので、この吊りボルト16
を介して、ハンガーレール17に摺動可能に取付けられる
とともに、吊りボルト16の長さを調整するものである。
すなわち、ターンバックル15は、中間部において上下に
分割された吊りボルト16のそれぞれの分割端部に刻設さ
れたネジ部に螺合されている。そして、このターンバッ
クル15を回転させることによって、これの上下に螺合さ
れた分割された吊りボルト16の分割端部の間隔が変化さ
れ、吊りボルト16全体の長さが伸縮される。
丁番14は、一対の部材を軸によって回動自在に連結し
て構成されるものであり、この軸が吊りボルト16の下端
部に連結されることにより、吊りボルト16で吊持される
ものである。
空気膜13は、空気を封入した袋状の長尺なものであ
り、複数平行に配設され、全体で円形の天井面を形成す
るものである。これらの複数の空気膜13は、その両端部
に配設された丁番14で相互に回動自在に連結され、この
丁番14を介して、前記ターンバックル15やハンガーレー
ル17により吊持される。そして、電動ウインチ5でワイ
ヤー6を巻き上げ下げることにより、ハンガーレール1
7、ターンバックル15およびこれに吊持された丁番14が
上下に移動し、これに伴って空気膜13も上下に移動す
る。
なお、本実施例では、第1図に示すように、空気膜13
で覆う部分を他の部分と分けるために、前記複数の空気
膜13によって形成される円形状の天井面の外周縁部に仕
切用のカーテン8を吊り下げている。
また、本実施例では、第4図に示すように、ハンガー
レール17の端部には、ターンバックル19と引張りバネ20
とを直列に接続した複数の横つなぎ材9が、水平および
斜めに連結されている。このつなぎ材9によって、ハン
ガーレール17はアーチ梁1の基部に引張られるようにし
て固定されるるとともに、引張りバネ20により、空気膜
13で形成された円形状の天井面の外周縁部は外方に向け
て張設される。
以上説明した移動天井4によれば、アーチ梁1に設け
た電動ウインチ5でワイヤー6の巻き出し長さを変える
ことによって、ワイヤー6で吊持したハンガーレール17
を上下に移動させ、このハンガーレール17に沿ってター
ンバックル19を摺動させることにより、丁番14に支承さ
れた空気膜13を容易に上下方向及び水平方向に移動させ
ることができる。従って、空気膜13の下方の空間ボリュ
ームを容易に変えることができるとともに、ドーム屋根
の中に望む範囲あるいは位置に空気膜13を臨時的に配置
することができる。
また、空気膜13は極めて軽く、アーチ梁1に負担させ
る荷重を必要最少限にとどめ得る。そして、それぞれの
電動ウインチ5およびターンバックル15にて空気膜13の
高さや傾斜角度を自由に変化させることができる。さら
に、空気膜13を相互に丁番14で連結しているので、例え
ばそれぞれのワイヤー6の巻き出し長さを変えることに
より、上下に屈曲する天井面を形成することも可能であ
る。併せて、空気膜13を水平にすることも可能で、その
場合の水平度はターンバックル15で調整ができる。この
結果、空気膜13の微妙な凹凸を容易に解消できる一方、
上下に屈曲する天井面を容易に形成することができる。
なお、本実施例の移動天井4では、第6図に示すよう
に、吊りボルト16の長さを徐々に長くなるように構成に
することにより、空気膜13のステージ26の背後にかかる
部分が特に長くなるようにして、空気膜13を、これの端
部がステージ26の後方を囲むようないわば壁状のものに
構成することもできる。この構成によれば、より音響効
果を向上することができる。この構成では、空気膜13の
高さは、吊りボルト16の長さで調整する他、ワイヤー6
の長さを変えることによっても可能であり、このときに
は、ハンガーレール17を水平にして移動しやすいように
することが好ましい。
併せて、かかる構成によれば、空気膜13は丁番14で回
動自在に連結されているので、空気膜13を丁番14部分で
折り曲げつつ、吊りボルト16を一方に摺動させることに
より、空気膜13を、ハンガーレール17の一端側に折りた
たんで収納することができる。これによって、通常時
は、空気膜13をステージ26の後方に収納しておくことが
可能になる。
さらには、第7図に示すように、空気膜13の下面に適
宜の間隔で照明器具28を配設してもよい。
次に、第2実施例に係る移動天井4Aを第5図に示す。
この移動天井4Aは、アーチ梁1の下方位置に少なくとも
2以上配設される吊り金具22,22と、これらの吊り金具2
2,22を各々吊持するワイヤー6と、吊り金具22に吊り下
げられた少なくとも2以上の天井材7,7とを備えるとと
もに、天井材7,7を互いに回動自在に連結点25で連結し
て概略構成される。
吊り金具22は、アーチ梁1の下方位置に配設されるも
ので、例えば山形鋼等から構成される。また、天井材7
は、本実施例では、吸音版などの板状の部材から形成さ
れ、吊りボルト21によって吊り金具22に吊り下げられて
いる。
また、吊り金具22の上面には適宜の間隔でシーブ23が
複数配設されている。
一方、アーチ梁1の下面にも、適宜の間隔でシーブ23
が配設され、これら上下のシーブ23にワイヤー6をかけ
回すことにより、吊り金具22が吊持される。すなわち、
ワイヤー6の一端をアーチ梁1に設けた固定端部24に固
定し、吊り金具22のシーブ23とアーチ梁1のシーブ23と
に互い違いに順次かけ回して、これら上下のシーブ23,2
3の間を往復させたうえで、ワイヤー6の他端をアーチ
梁1に設けたウインチ5のウインチドラム11で巻回支持
している。
従って、ワイヤー6をウインチ5にて巻き取ると、ワ
イヤー6の一端がアーチ梁1の固定端部24に固定されて
いるので、移動部材は全体的に上方に持ち上げられる。
またそれぞれの電動ウインチ5の巻き上げ速度や巻き取
り量を変化させることにより、移動部材はそれぞれをつ
ないだ連結点25を中心に屈曲され、これにより変化に富
んだ天井面を形成することができる。さらには、この移
動天井4Aによれば、少数のウインチ5により、吊り金具
22を確実に吊持することができ、設備費の低減を図るこ
とができる。
なお、本実施例では、天井材7として吸音板を用いた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、吸音板の
代わりに空気膜を使用してもよい。
また、前述の実施例と同様に、音響効果をよくするた
めに、特定の領域である、例えばステージ部分のみを覆
うように、天井材7を部分的に設けてもよい。
次に、第8図乃至第10図は、第3実施例に係る移動天
井4Bを示している。この移動天井4Bは、アーチ梁1に適
宜の間隔で設けた電動ウインチ5で巻回支持するワイヤ
ー6で吊持した吊り金具18に、放射線状に八方に広がる
つなぎ金物30を取り付け、このつなぎ金物30に、半径を
異にする環状のチューブ状空気膜29を同心円状に平面的
に広がるよう取付けて構成されるものである。
吊り金具18は、つなぎ金物30の任意の点に配設される
もので、第1実施例で用いられたものと同様に、下端部
が鉤状に折れ曲った形状をなし、この折れ曲がった部分
をつなぎ金物30に係合させることにより、これを介し
て、つなぎ金物30にワイヤー6を接続するものである。
そして、このようにワイヤー6で吊持された吊り金具
18に、半径を異にする環状のチューブ状の空気膜29を同
心円状に平面的に広がるように取付けて、円板状の天井
面が形成されている。
このような構成の移動天井Bによれば、環状のチュー
ブ状空気膜29を電動ウインチ5により上下自在に移動で
きると共に、ワイヤー6の吊り下げ長さを変化させるこ
とにより、変化に富んだ天井面を形成することができ
る。
すなわち、第10図(A)に示すように、空気膜29を吊
持しているワイヤー6の吊り下げ長さをアーチ梁1の頂
部すなわちドーム天井の中心部付近において一番長くと
り、アーチ梁1の基端部方向へ向けて漸次に短くするよ
うにして空気膜29を水平に配設することができる。
また、第10図(B)に示すように、ワイヤー6の長さ
を同一にすることによって、空気膜29の形状をアーチ梁
1の曲率に合わせて半球形状とすることもできる。
さらには、第10図(C)に示すように、アーチ梁1の
最上部方向においてワイヤー6の巻き出し長さを一番長
くとり、順次にアーチ梁1の基端部方向へ向けてワイヤ
ー6の巻き出し長さを極端に短くすることにより、空気
膜29の形状を、中心点が一番下に垂れ下がったいわゆる
擂鉢状とすることもできる。
《効 果》 以上詳細に説明したように、請求項1にかかる発明の
移動天井によれば、大架構構造物の梁に設けたウインチ
で、ワイヤーで吊持したハンガーレールを上下に移動さ
せ、このハンガーレールに沿ってターンバックルを摺動
させることにより、空気膜を容易に上下方向及び水平方
向に移動させることができる。従って、空気膜の下方の
空間ボリュームを容易に変えることができるとともに、
大架構構造物の中に望む範囲あるいは位置に空気膜を臨
時的に配置することができる。
さらに、支承される空気膜は軽量であるため、大架構
構造物の梁に負担させる荷重を最少限に抑えることがで
きる。併せて、空気膜は丁番により空気膜の傾斜角度を
適当に設定し、空気膜をターンバックルにより上下方向
に移動させることにより、空気膜の微妙な凹凸を容易に
解消できる一方、上下に屈曲する天井面を容易に形成す
ることもできる。
また、請求項2にかかる発明の移動天井によれば、ワ
イヤーを梁のシーブと吊り金具のシーブとに順次互い違
いにかけ回し、さらにこのワイヤーをウインチで巻回支
持して吊り金具を吊持させたため、少数のウインチによ
り、吊り金具と確実に吊持することができ、設備費の低
減を図ることができる。さらに、少なくとも2以上の天
井材は、連結点により相互に回動自在に連結されている
ので、連結点を中心に屈曲することにより、その傾きを
適宜に設定でき、変化に富んだ天井面を提供することが
できる。
さらに、請求項3にかかる発明の移動天井によれば、
環状のチューブ状空気膜をウインチにより上下に移動さ
せることにより、変化に富んだ天井面を形成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は開閉式ドーム屋根に実施した場合の移動天井を
示す断面図、第2図はそのアーチ梁に取り付けた電動ウ
インチの状態を示す側面図、第3図は移動天井の細部を
示す側面図、第4図は移動天井の端部の支持手段を示す
側面図、第5図は別の移動天井を例示する側面図、第6
図はさらに別の移動天井4を示す側面図、第7図は移動
天井に他の器具を配置した場合を説明するための見上げ
図、第8図はさらに別の移動天井の実施例を示す平面
図、第9図は第8図の実施例を示す説明図、第10図
(A)はその一つの状態として水平になった場合を示す
側面図、第10図(B)は第10図(A)に示す移動天井を
曲面形にした場合を示す縦断面図、第10図(C)は第10
図(A)に示す移動天井を擂鉢状にした場合を示す縦断
面図である。 1……アーチ梁、2……移動屋根 3……固定屋根、4……移動天井 5……電動ウインチ、6……ワイヤー 7……天井材、8……カーテン 9……横つなぎ材、10……基台 11……ウインチドラム、12……減速器 13,29……空気膜、14……丁番 15……ターンバックル、16……吊りボルト 17……ハンガーレール、18……吊り金具 19……ターンバックル、20……引張りバネ 21……吊りボルト、22……吊り金具 23……シーブ、24……固定端部 25……連結点、26……ステージ 28……照明器具、30……つなぎ金物

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大架構構造物の梁に適宜の間隔で設けたウ
    インチで巻回支持するワイヤーで吊持したハンガーレー
    ルに、ターンバックルを摺動可能に設け、このターンバ
    ックルに取付けた丁番により、空気を封入した袋状の空
    気膜を支承したことを特徴とする移動天井。
  2. 【請求項2】大架構構造物の梁の下方位置に少なくとも
    2以上配設される吊り金具と、これらの吊り金具及び前
    記梁に配設されるシーブと、前記梁に一端が固定され、
    他端が前記吊り金具のシーブと梁のシーブとに順次互い
    違いにかけ回され、さらに、前記梁に設けたウインチに
    巻回支持されて、前記各吊り金具をそれぞれ吊持するワ
    イヤーと、前記吊り金具に吊り下げられる少なくとも2
    以上の天井材とを備え、前記天井材同士を互いに回動自
    在に連結点で連結したことを特徴とする移動天井。
  3. 【請求項3】大架構構造物の梁に適宜の間隔で設けたウ
    インチで巻回支持するワイヤーで吊持した吊り金具に、
    放射線状に八方に広がるつなぎ金物を取り付け、半径を
    異にする環状のチューブ状空気膜が同心円状に平面的に
    広がるように、前記つなぎ金物に前記チューブ状空気膜
    を接続したことを特徴とする移動天井。
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