JPS629602Y2 - - Google Patents

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JPS629602Y2
JPS629602Y2 JP14552979U JP14552979U JPS629602Y2 JP S629602 Y2 JPS629602 Y2 JP S629602Y2 JP 14552979 U JP14552979 U JP 14552979U JP 14552979 U JP14552979 U JP 14552979U JP S629602 Y2 JPS629602 Y2 JP S629602Y2
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JP
Japan
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cable
support member
spiral
lighting equipment
lighting fixture
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JP14552979U
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JPS5662604U (ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ケーブルの懸吊・収納装置に関し、
更に詳しくは、照明器具に備えられた丸型多芯ケ
ーブルを効率良く整然と懸吊・収納する装置に関
するものである。
従来、例えば舞台、テレビジヨンスタジオ等に
おいて使用されている照明器具への電力の供給に
は、断面形状が円形をしている丸形ケーブルが用
いられてきた。しかし近時、照明器具の位置及び
方向等を遠隔操作によつて制御する装置が実用化
され、従来の照明用のケーブルの他に、それらの
信号を照明器具に伝達するために制御用ケーブル
が必要となり、所要ケーブルが多くなつた。従つ
て、多芯ケーブルが用いられているが、太くなつ
たことにより、折れ曲りにくいという欠点を有し
ているため、そのような丸型多芯ケーブルは、例
えば第1図に見られる如き態様で使用されてい
る。該図に於いて、1は照明器具、2は該照明器
具1を昇降可能に懸吊する支持部材、例えば伸縮
杆、3はケーブルである。該ケーブル3は、伸縮
杆2を略中心とする長円を描く如く、略スパイラ
ル状になるように、伸縮杆2に固定または移動可
能に設けられた複数個の支持具4により略等間隔
に保持されている。照明器具1を最低位置に降下
させ、ケーブル3を、ねじでいうピツチの距離を
長くし、上下方向に長く伸ばした状態の第1図か
ら、照明器具1を高い位置に上昇させた状態を示
すものが第2図である。第2図の状態になると、
ケーブル3は、支持具4の作用により節ごとに伸
縮杆2に結合された形で、不規則な形となつて雑
然と折れ曲る。しかしながら、このような方法で
ケーブル3を折り畳むと、ケーブル3は各支持部
4との結合部を上方に、支持具4との結合部から
離れた部分は自重によつて下方に垂下し、整然と
したスパイラル状とはならず、非常に体裁が悪
い。更に、ケーブル3は支持具4との結合部に大
きな荷重を受け、この部分で二つ折となるように
折曲されて傷み易く、また、伸縮杆2と外周面が
擦れて傷つけられ、ケーブルの機能を妨げるよう
な損傷がでてくる。このため照明器具の昇降に際
しては、ケーブルの位置及び状態等に常に注意し
なければならなかつた。
本考案者らは、最近実用化されたカールコード
型の丸型多芯ケーブルに着目し、上記従来の問題
点を解決すべく研究した結果、本考案に至つたも
のである。
即ち、本考案はカールコード型の丸型多芯ケー
ブルが有するスパイラル状の方向性を利用したも
ので、その構成は、 照明器具と、該照明器具を昇降可能に懸吊する
支持部材と、該支持部材を略中心としてその周囲
にスパイラル状に設けられ、前記照明器具の昇降
距離範囲内において伸縮し得る長さを有するカー
ルコード型の給電及び制御用丸型多芯ケーブル
と、該ケーブルが上下方向に短縮した状態におけ
るスパイラル径より大きな平面を有し、前記支持
部材の下端部に支持部材を略中心に位置して設け
られた少なくとも上面が開口した箱体と、前記照
明器具の降下により上方より順次緊張して照明器
具が最降下した状態において全長が緊張し前記ケ
ーブルのスパイラルが上下方向に略均等に伸長し
得るように等間隔にケーブルと係着してケーブル
を懸吊する複数本のロープとから成る照明器具用
ケーブル懸吊・収納装置である。
以下、本考案の実施例について図面により詳細
に説明する。
第3図乃至第6図は本考案の実施態様を示した
もので、第3図及び第4図は、従来技術における
第1図及び第2図に対応する状態で描かれてい
る。5は照明器具1の昇降距離範囲内において、
ねじでいうピツチの距離を伸縮して上下方向に伸
縮し得る長さを有する、カールコード型の給電及
び制御用丸型多芯ケーブルであり、照明器具を昇
降可能に懸吊する支持部材、例えば伸縮杆2の周
囲に、伸縮杆2を略中心とする円周上にスパイラ
ル状に設けられている。6は、第5図に示すよう
に、伸縮杆2の下端部に伸縮杆2を中心に位置し
て設けられた上面が開口した円筒形箱体であり、
ケーブル5がねじでいうピツチの距離を短かく
し、上下方向に短かく縮んだ状態(第4図)にお
けるスパイラル径より大きな径を有し、その内に
縮んだ状態のケーブル5がスパイラル状に重積さ
れ収納される如くされている。7はケーブル5の
懸吊用ロープであり、該ロープ7は平面上、ケー
ブル5が上下方向に伸長した状態(第3図)にお
けるスパイラル径と略等しい、伸縮杆2を中心と
する円周上に各頂点が位置する正三角形を描くよ
うに、3本がその一端を天井の如き支持体に固定
されている。更に、各ロープ7はある一定の距離
毎に且つケーブル5のスパイラルの略一周毎に、
その末端をケーブル5の最下端部として、係着し
ており、照明器具1が降下するに従い上方より順
次緊張し、第3図に示すように照明器具1が最降
下し、ケーブル5が上下方向に最も長く伸びた状
態において、ケーブル5のスパイラルが上下方向
に略均等に伸長する如くされている。
従つて、ケーブル5はカールコード型ケーブル
の特性により、照明器具1の上昇に応じて第5図
の如く、箱体6内へ略スパイラル状に整然と重積
し収納されてゆく。このため、ケーブル5の損傷
は皆無となり、また収納されたケーブル5が箱体
6の内に整然と位置するため体裁も良い。箱体6
は実用的には、要所を固定したフレームで良い
が、体裁を特に考慮する場合には、上面を開口さ
せて、他の面すべてを壁体とした如き箱としても
良い。
また、ケーブル5はその伸長状態において常時
3か所でロープ7により懸吊・支持されているた
め、ロープ7との係着部に大きな荷重はかから
ず、また照明器具1の昇降に際し、伸縮杆2と擦
れることもないため、ケーブル5の寿命を大きく
延ばすことができ、しかも、常時そのスパイラル
は略完全な形態を保持し得るから、体裁が極めて
良い。特に、舞台等の観客の眼に触れる位置に設
けた複数個の照明器具に使用した場合、第6図に
見られる如く、そのスパイラルは一種の美観を呈
するものである。
上記実施態様においては、ケーブル懸吊用に3
本のロープを用いたが、伸縮杆を点対称としてケ
ーブルのスパイラル径の半径と略等しい位置に2
本のロープを設けても、また、伸縮杆を中心とす
るケーブルのスパイラル径と略等しい円周上に頂
点を有し、各頂点を結ぶ線分が正四角形または等
辺(正)多角形を描く如く、4本またはそれ以上
設けて用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、従来技術におけるケーブ
ルの懸吊の態様を示す図であり、第3図及び第4
図は本案装置の一実施態様を第1図及び第2図と
対応させて示した図である。第5図は本案装置の
箱体の例を示す図、第6図は本案装置を設けた照
明器具の使用状態を示す図である。 1:照明器具、2:伸縮杆(支持部材)、3:
ケーブル、4:支持具、5:カールコード型の丸
型多芯ケーブル、6:箱体、7:ロープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 照明器具と、該照明器具を昇降可能に懸吊す
    る支持部材と、該支持部材を略中心としてその
    周囲にスパイラル状に設けられ、前記照明器具
    の昇降距離範囲内において伸縮し得る長さを有
    するカールコード型の給電及び制御用丸型多芯
    ケーブルと、該ケーブルが上下方向に短縮した
    状態におけるスパイラル径より大きな平面を有
    し、前記支持部材の下端部に支持部材を略中心
    に位置して設けられた少なくとも上面が開口し
    た箱体と、前記照明器具の降下により上方より
    順次緊張して照明器具が最降下した状態におい
    て全長が緊張し前記ケーブルのスパイラルが上
    下方向に略均等に伸長し得るように等間隔にケ
    ーブルと係着してケーブルを懸吊する複数本の
    ロープとから成る照明器具用ケーブル懸吊・収
    納装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の照明器
    具用ケーブル懸吊・収納装置であつて、各ロー
    プがケーブルのスパイラルの略一周毎に係着さ
    れているもの。 3 実用新案登録請求の範囲第1項記載の照明器
    具用ケーブル懸吊・収納装置であつて、支持部
    材を点対称としてケーブルのスパイラル径の半
    径と略等しい位置に2本のロープが設けられて
    いるもの。 4 実用新案登録請求の範囲第1項記載の照明器
    具用ケーブル懸吊・収納装置であつて、支持部
    材を中心とするケーブルのスパイラル径と略等
    しい円周上に頂点を有する等辺多角形を形成す
    る位置に少なくとも3本以上のロープが設けら
    れているもの。
JP14552979U 1979-10-19 1979-10-19 Expired JPS629602Y2 (ja)

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JP14552979U JPS629602Y2 (ja) 1979-10-19 1979-10-19

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JP14552979U JPS629602Y2 (ja) 1979-10-19 1979-10-19

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Publication Number Publication Date
JPS5662604U JPS5662604U (ja) 1981-05-27
JPS629602Y2 true JPS629602Y2 (ja) 1987-03-06

Family

ID=29376699

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4975530B2 (ja) * 2007-06-28 2012-07-11 株式会社ライトボーイ 脚装置

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JPS5662604U (ja) 1981-05-27

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