JP4512905B1 - 巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システム - Google Patents

巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システム Download PDF

Info

Publication number
JP4512905B1
JP4512905B1 JP2009198939A JP2009198939A JP4512905B1 JP 4512905 B1 JP4512905 B1 JP 4512905B1 JP 2009198939 A JP2009198939 A JP 2009198939A JP 2009198939 A JP2009198939 A JP 2009198939A JP 4512905 B1 JP4512905 B1 JP 4512905B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
sheet
tsuhari
string
winch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009198939A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011036608A (ja
Inventor
捷俊 東
Original Assignee
東田商工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東田商工株式会社 filed Critical 東田商工株式会社
Priority to JP2009198939A priority Critical patent/JP4512905B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4512905B1 publication Critical patent/JP4512905B1/ja
Publication of JP2011036608A publication Critical patent/JP2011036608A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Abstract

【課題】空間部の上端側が傾斜又は円弧状である場合に最適にネット又はシート等の吊張体を吊り張り移動、及び収納移動することができ、さらに、空間部に適切に広げて吊り張りすることができる巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システムを提供する。
【解決手段】巻取方式のウインチ10を用いたネット又はシート等の吊張体12の吊張/収納移動システムにおいて、空間上部側の傾斜又は円弧状に応じて、ネット又はシート等の吊張体12の上端側を隣り合うワイヤロープ等の紐状体11間で拡開調整するとともにネット又はシート等の吊張体12の側面側を別体のワイヤロープ等の紐状体11に沿って広げながら吊張移動し/ネット又はシート等の吊張体12の上端側を隣り合うワイヤロープ等の紐状体11間で縮閉調整してネット又はシート等の吊張体12を収納移動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤロープ等の紐状体を巻回する巻取方式のウインチを用いて空間上部側の傾斜又は円弧状に沿ってネット又はシート等の吊張体を吊張移動し、該空間上部側よりネット又はシート等の吊張体を収納移動する巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システムに関する。
屋内外で所望の空間部を有する施設として、大空間部を有する多目的屋内施設や、ゴルフ練習施設等がある。
多目的屋内施設においては、その使用目的に応じて空間部内をネットで間仕切りしたり、空間部の外周に沿ってネットを吊り張りして防球用として使用し、空間部を使用しないとき、又は他の目的で使用するときはネットを空間部の上部側に折り畳んで収納、又は取り外して収納する。また、ゴルフ練習施設においては、空間部の外周に設けられた支柱に沿って防球用としてネットを囲むように吊り張りし、風の強い日には支柱に沿って下方側にネットを下降移動することで風の影響を避ける。
一般に上記空間に吊張りしたり、収納したりするのに適したネットの吊張移動システムは、ネットの上端側を水平に維持し、該ネットの上端側に設けられた複数のワイヤロープをそれぞれウインチで同量巻き取り又は引出し移動することで、ネットを吊張り及び収納する。この場合空間部の上部側の傾斜又は円弧状部分には固定式のネットを取り付けることで、空間部全体を間仕切り等している。
しかし上記固定式のネット部分は開閉移動ができないために、空間部の使用目的によっては固定式のネット部分を取り外さなければならず、その作業が煩雑であり、また、作業の安全性の面においても多くの欠点があった。
そこで、傾斜又は円弧状部分に沿って吊張移動するシステムが考えられた。
第1のシステムは、ウインチによりエンドレス状に移動するワイヤーを傾斜又は円弧状部分に沿って移動し、該ワイヤーに天頂部との高さ方向の距離に対応して長さを調整した複数の吊り張り用ワイヤーを連結し、ワイヤーを移動することで吊り張り用ワイヤー移動して、ネットを吊り張りするシステム(特開2005−46595)であり、第2のシステムは、複数の巻取方式のウインチを用いて、天頂部との高さ方向の距離に応じて各ワイヤーの長さを調整し、該ワイヤーに設けられたネットを吊り張りするシステム(特開2007−44454)である。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、空間部の上部側が傾斜又は円弧状である場合は、各ワイヤー間で上端側のネットの幅と下端側のネットの幅が相違するために、ネットを上端側へ収納移動すると、ネットの下端側が適切に収納することができない欠点があった。
また、ネットを下降移動して収納する場合もネットの上端側と下端側との幅が相違すると、スムーズな各ワイヤーの引き出し移動ができないという欠点があった。
さらに、上記理由により再度ネットを吊り張りすると、ネットの両側面側が中央部分に引っ張られるために、ネットを広げた状態で吊り張りできない欠点があった。
また、ネットの荷重のために各ワイヤーにおける天頂部との高さ方向の距離の調整は、微調整を頻繁に行わなければならずその作業及びメンテナンスが煩雑であるという欠点があった。
また、ワイヤーを直接ネットに連結しているために、ワイヤー移動時にネットが磨耗し易く、ネットの消耗が激しいという欠点があった。
また、ネットは、網目に沿って収縮する性質があるために、吊り張りしたネットの下端側が十分に広がらずに手でネットを引っ張って広げているが大空間部に使用するネットはその面積が広く、手及び錘でネットを引っ張っるには限界があった。
そこで、本発明は、空間部の上部側が傾斜又は円弧状である場合に最適にネット又はシート等の吊張体を吊り張り移動、及び収納移動することができ、さらに、空間部に適切に広げて吊り張りすることができる巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張及び収納移動システムを提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
本発明は上記課題を解決するために巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の移動システムの第1の解決手段は、請求項1に記載のように、空間部の上端側位置に所望の間隔を空けて設置された複数台の巻取方式のウインチの巻回ドラムを回転駆動し、巻回ドラムに巻回されたワイヤロープ等の紐状体を上部側に取り付けられた滑車を介して巻回移動し、ワイヤロープ等の紐状体に取り付けられたネット又はシート等の吊張体を空間上部側の傾斜又は円弧状に沿って床面側より上昇して吊張移動する及び空間上部側より床面側に収納移動する巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張及び収納移動システムにおいて、空間上部側の傾斜又は円弧状に応じてウインチを制御した状態で駆動しネット又はシート等の吊張体の上端側の隣り合うワイヤロープ等の紐状体間で吊張体の上端側を拡開調整するとともにネット又はシート等の吊張体の側面側を別体のワイヤロープ等の紐状体に沿って広げながら吊張移動し及びネット又はシート等の吊張体の上端側を隣り合うワイヤロープ等の紐状体間で吊張体の上端側を縮閉調整してネット又はシート等の吊張体を収納移動することを特徴とする。
上記課題を解決するための巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の移動システムの第2の解決手段は、請求項2に記載のように、空間部の上端側位置に所望の間隔を空けて設置された複数台の巻取方式のウインチの巻回ドラムを回転駆動し、巻回ドラムに巻回されたワイヤロープ等の紐状体を上部側に取り付けられた滑車を介して巻回移動し、ワイヤロープ等の紐状体に取り付けられたネット又はシート等の吊張体を空間上部側の傾斜又は円弧状に沿って床面側より上昇して吊張移動する及び空間上部側より床面側に収納移動する巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張及び収納移動システムにおいて、空間上部側の傾斜又は円弧状に応じてウインチを制御した状態で駆動し、ネット又はシート等の吊張体の上端側複数に分割された連結具を取り付け、連結具の間を調整用ワイヤーで長さ調整可能に連結しワイヤロープ等の紐状体を上端側に移動することで隣り合う各連結具間の距離を拡開して調整するとともに、該ネット又はシート等の吊張体の上端側に沿って設けられた別体のワイヤロープ等の紐状体を側面側に引っ張って広げながら吊張移動し及び隣り合う各連結具間の距離を縮閉して調整しながらネット又はシート等の吊張体を収納移動することを特徴とする。
発明の作用・効果
次に、本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張及び収納移動システムの作用及び効果について記載する。
先ず、請求項1の吊張及び収納移動システムは、上部側が傾斜又は円弧状の空間部に複数台の巻取方式のウインチ間隔を設けて設置し、その後各巻取方式のウインチの巻回ドラムをそれぞれ制御した状態で回転駆動して巻回ドラムより上部側に取り付けられた滑車を介してワイヤロープ等の紐状体を上方側より床面下方側へ下降すべく引き出し移動して、隣り合う各ワイヤロープ等の紐状体間のネット又はシート等の吊張体の上端側を所望の長さを調整して取り付ける。
そして、ネット又はシート等の吊張体の両側面側をワイヤロープ等の紐状体に取り付ける。
上記状態で、ネット又はシート等の吊張体を吊り張りする場合は、上記各ウインチを回転駆動して巻回ドラムにワイヤロープ等の紐状体を所望量巻き取ることで、ネット又はシート等の吊張体を上方に吊り張り移動するとともにネット又はシート等の吊張体の両側面を別体のワイヤロープ等の紐状体に沿って移動することで、ネット又はシート等の吊張体を広げた状態で空間部に吊り張りすることができる。
この際、ネット又はシート等の吊張体の上端側は隣り合う各ワイヤロープ等の紐状体間で傾斜又は円弧状部分に応じて拡開調整しながら吊り張り移動するために、ネット又はシート等の吊張体を空間部の形状に応じて適切に吊り張りできる。
次に、上記ネット又はシート等の吊張体を収納して空間部を開放する場合は、各ウインチを回転駆動して巻回ドラムにワイヤロープ等の紐状体を引き出し移動することで、ネット又はシート等の吊張体の両側面を別体のワイヤロープ等の紐状体に沿って移動しながらネット又はシート等の吊張体を下方に移動することができる。
この際、ネット又はシート等の吊張体の上部側の隣り合う各ワイヤロープ等の紐状体間はネット又はシート等の吊張体間を縮閉調整しながら下降移動するために、ネット又はシート等の吊張体の上端側を略水平状態にしながら、スムーズに下方側へ移動し、ワイヤロープ等の紐状体より取り外すことができ、ネット又はシート等の吊張体の収納を容易に行うことができる。
次に請求項2の吊張及び収納移動システムについて説明する。該システムは、上部側が傾斜又は円弧状の空間上部側に複数台の巻取方式のウインチを間隔を設けて設置し、その後各巻取方式のウインチの巻回ドラムをそれぞれ制御した状態で回転駆動して上部側に取り付けられた滑車を介して巻回ドラムよりワイヤロープ等の紐状体を上方側より床面下方側へ下降すべく引き出し移動して、隣り合う各ワイヤロープ等の紐状体間に上端側を複数に分割された連結具の間に設けられた調整用ワイヤーを介してネット又はシート等の吊張体の上端部を取り付ける。
そして、ネット又はシート等の吊張体の上端側に沿って別体のワイヤロープ等の紐状体を取り付ける。
次に、ネット又はシート等の吊張体を吊り張りする場合は、上記各ウインチを回転駆動して巻回ドラムにワイヤロープ等の紐状体を所望量巻き取り移動することで、ネット又はシート等の吊張体を空間部の上方側の傾斜又は円弧状部分に移動する。
この際、ネット又はシート等の吊張体の上端側は隣り合う各ワイヤロープ等の紐状体間のネット又はシート等の吊張体間を連結具の間の調整用ワイヤーで長さ調整しながら拡開調整しながら傾斜又は円弧状部分に沿って吊り張りすることができる。
そして、ネット又はシート等の吊張体の上端側に設けられた別体のワイヤロープ等の紐状体を両側より引っ張ることで、ネット又はシート等の吊張体の上端側を傾斜又は円弧状部分に沿って広げ空間部に適切に吊り張りする。
次に、ネット又はシート等の吊張体を収納して空間部を開放する場合は、各ウインチを回転駆動して巻回ドラムにワイヤロープ等の紐状体を引き出し移動することで、ネット又はシート等の吊張体を下方に移動する。
この際、ネット又はシート等の吊張体の上端側の隣り合う各ワイヤロープ等の紐状体間は調整用ワイヤーで長さ調整しながら連結具間を縮閉調整しネット又はシート等の吊張体の上端側の連結具を水平状態にしてネット又はシート等の吊張体を略水平状態として、スムーズに下方側へ移動し、ワイヤロープ等の紐状体より取り外すことで、ネット又はシート等の吊張体を収納することができる。
このように、本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張〜収納移動システムは、あらゆる空間部の上方側の傾斜又は円弧状部分に沿って容易にネット又はシート等の吊張体を吊り張り移動することができる。
また、ネット又はシート等の吊張体の両側面側が中央部分に引っ張られることなく適切に広げた状態で吊り張りすることができる。
また、ネット又はシート等の吊張体の上端側の拡縮により天頂部との高さ方向の距離の調整が容易に行え、従来の吊張移動システムに比しメンテナンスを頻繁に行う必要がない。
さらに、ネット又はシート等の吊張体の収納時においても、その下降移動がスムーズに且つ容易に行うことができる。
発明を実施するための最良の実施の形態
以下、本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システムの一実施例について下記のような図面を用いて説明する。
図1は本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張移動システムの第1の実施例を示す概略全体説明図であり、図2ははネット又はシート等の吊張体の収納移動を示す概略正面説明図であり、図3、図4はネット又はシート等の吊張体の側面側の引張手段の他実施例を示す概略説明正面図であり、図5は本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張移動システムのフローチャートを示し、図6、図7、図8は本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張移動システムの他実施例を示す概略全体説明図である。
本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システムの第1の実施例について説明する。
天頂側が円弧状の空間部の上端側位置に所望の間隔を開けて複数台の巻取方式のウインチ10を設置し、該ウインチ10の巻回ドラム(図示せず)に巻回されたワイヤロープ等の紐状体11にネット又はシート等の吊張体12を取り付ける。
上記の巻取方式のウインチ10は、基本的にウインチ本体と駆動源とから構成され、ウインチ本体には駆動源に連結(直接的/間接的)し回転駆動(手動電動又はアシスト電源で回転駆動する構成等その駆動手段は目的に応じて自在に選択することができる)する駆動軸と、該駆動軸に設けられた巻回ドラムが設けられている。
上記吊張体12の取り付けは、複数の連結具13にリング体等を用いて吊張体12の上端側に一定の間隔を開けて取り付ける。前記連結具13間は調整用ワイヤー14で長さ調整可能に連結され、吊張り移動時は、連結具13間を拡開(連結具13間を拡げながら、連結具13間が開くように)しながら、円弧状に応じた長さに調整し、収納時は、連結具13間を縮閉(連結具13間を縮めながら、連結具13間が閉じるように)しながら、略水平状態で下降移動して収納する。
吊張体12の両側面は、空間部に垂直に取り付けられた拡張用ワイヤー15にリング体16を介して取り付け、常に拡げた状態で昇降移動することができる。
上記各ウインチ10はそれぞれ制御盤(図示せず)で制御された状態で駆動するが、紐状体11の長さ調整がすでにできているために、始動と停止等の時間制御等の簡易な制御で対応することができる。
吊張体12は、上部側が円弧状になる場合は下部側に比し距離があり吊り張り時と、収納時とで連結具13間の距離で自在に調整することですべての円弧面に沿って適切に吊り張り/収納できる。
上記のように構成された本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システムを使用する場合について説明する。
先ず、所望の空間部の形状等に応じて、設置するウインチ10の吊張体12の大きさ及び形状を確認後、空間部の上部側に複数のウインチ10を設置し、各ウインチ10の巻回ドラムを回転駆動し巻回ドラムに巻回された紐状体11をそれぞれ引き出し移動し、天井側に取り付けられた複数の滑車20を介してさらに床面側まで引き出し移動する。
その後、それぞれの紐状体11を複数の連結具13間に設けられた調整用ワイヤー14に連結し、該連結具13にリング体等を介して吊張体12の上端側を連結する。この際、連結具13間は吊張体12の上端側が一定の間隔を有して設けることで、隣り合う連結具13間が拡開すると吊張体12の上端側が引っ張られるように拡がることとなる。
そして、上記吊張体12の両側面を拡張用ワイヤー15に連結体16を介して取り付けることで吊張体12の両側面を引っ張った状態で広げながら移動することができる。
次に、各ウインチ10を駆動して紐状体11を所望量巻き取り移動することで、吊張体12を拡張用ワイヤー15で拡げた状態で空間部に上昇移動する。
この際、吊張体12の上端側は、上部側の円弧状に応じて隣り合う連結具13間の調整用ワイヤー14を紐状体11で引っ張りながら該連結具13間を拡開(拡げながら開くように)しながら空間部に沿って吊り張りすることができる。
次に、吊張体12を収納する場合は、各ウインチ10を駆動して紐状体11を所望量引き出し移動することで、吊張体12を拡張用ワイヤー15で拡げた状態で空間部を下方側に収納移動する。
この際、上記連結具13間は吊張体12の上端側の長さと下端側の長さとが相違するために、下降時に吊張体12の上端側の長さを縮小しながら下端側の長さと略同じ長さにするように縮閉しながら下降移動するために、吊張体12の上端側を略水平状態としながらスムーズに下降移動して収納することができる。
このように、本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システムを利用すると、空間部の上部側の形状に応じて吊張体12を最適に吊り張りすることができる。
また、吊張体12の吊張/収納移動において、常に吊張体12を拡げた状態で移動することができるのでスムーズな移動を可能とする。
また、上記実施例では吊張体12の側面側は拡張用ワイヤー15に連結体16を介して取り付けることで、吊張体12を拡げたが、本発明において吊張体12の側面を拡げるのに、吊張体12の上端側に引張用ワイヤー23を取り付け、両端側で該引張用ワイヤー23を引っ張ることで、吊張体12をひろげることも可能である。
又、上記実施例では、紐状体11を複数の連結具13間の調整用ワイヤー14に連結することで連結具13間の拡開/縮閉調整したが、本発明において紐状体11の取り付けはこれに限定されるものでなく、例えば、紐状体11を分割された連結具13に直接連結し、該連結具13間に調整用ワイヤー14を設けることで連結具13間を拡開/縮閉調整することも可能であり、また、連結具13を設けることなく、調整用ワイヤー14を円弧状等の形状に応じて所望の間隔で直接吊張体12の上端側に設けることで、紐状体11間を拡開/縮閉調整することも可能であり、また、吊張体12の上端側に沿って調整用ワイヤー14を設けることで紐状体11を連結した調整用ワイヤー14間を拡開/縮閉調整することも可能である。
本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張移動システムの第1の実施例を示す概略全体説明図 ネット又はシート等の吊張体の収納移動を示す概略正面説明図 ネット又はシート等の吊張体の側面側の引張手段の他実施例を示す概略説明正面図 ネット又はシート等の吊張体の側面側の引張手段の他実施例を示す概略説明正面図 本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張移動システムのフローチャート 本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張移動システムの他実施例を示す概略全体説明図 本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張移動システムの他実施例を示す概略全体説明図 本発明の巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張移動システムの他実施例を示す概略全体説明図
11…ウインチ、11…紐状体、12…吊張体

Claims (2)

  1. 空間部の上端側位置に所望の間隔を空けて設置された複数台の巻取方式のウインチの巻回ドラムを回転駆動し、巻回ドラムに巻回されたワイヤロープ等の紐状体を上部側に取り付けられた滑車を介して巻回移動し、ワイヤロープ等の紐状体に取り付けられたネット又はシート等の吊張体を空間上部側の傾斜又は円弧状に沿って床面側より上昇して吊張移動する及び空間上部側より床面側に収納移動する巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張及び収納移動システムにおいて、空間上部側の傾斜又は円弧状に応じてウインチを制御した状態で駆動しネット又はシート等の吊張体の上端側の隣り合うワイヤロープ等の紐状体間で吊張体の上端側を拡開調整するとともにネット又はシート等の吊張体の側面側を別体のワイヤロープ等の紐状体に沿って広げながら吊張移動し及びネット又はシート等の吊張体の上端側を隣り合うワイヤロ−プ等の紐状体間で吊張体の上端側を縮閉調整してネット又はシート等の吊張体を収納移動することを特徴とする巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張及び収納移動システム。
  2. 空間部の上端側位置に所望の間隔を空けて設置された複数台の巻取方式のウインチの巻回ドラムを回転駆動し、巻回ドラムに巻回されたワイヤロープ等の紐状体を上部側に取り付けられた滑車を介して巻回移動し、ワイヤロープ等の紐状体に取り付けられたネット又はシート等の吊張体を空間上部側の斜面又は円弧状に沿って床面側より上昇して吊張移動する及び空間上部側より床面側に収納移動する巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張及び収納移動システムにおいて、空間上部側の傾斜又は円弧状に応じてウインチを制御した状態で駆動し、ネット又はシート等の吊張体の上端側複数に分割された連結具を取り付け、連結具の間を調整用ワイヤーで長さ調整可能に連結しワイヤロープ等の紐状体を上端側に移動することで隣り合う各連結具間の距離を拡開して調整するとともに、該ネット又はシート等の吊張体の上端側に沿って設けられた別体のワイヤロープ等の紐状体を側面側に引っ張って広げながら吊張移動し及び隣り合う各連結具間の距離を縮閉して調整しながらネット又はシート等の吊張体を収納移動することを特徴とする巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張及び収納移動システム。
JP2009198939A 2009-08-07 2009-08-07 巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システム Expired - Fee Related JP4512905B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009198939A JP4512905B1 (ja) 2009-08-07 2009-08-07 巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009198939A JP4512905B1 (ja) 2009-08-07 2009-08-07 巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4512905B1 true JP4512905B1 (ja) 2010-07-28
JP2011036608A JP2011036608A (ja) 2011-02-24

Family

ID=42582584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009198939A Expired - Fee Related JP4512905B1 (ja) 2009-08-07 2009-08-07 巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4512905B1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0394272U (ja) * 1990-01-17 1991-09-26
JP2003117046A (ja) * 2001-08-06 2003-04-22 Higashida Shoko Kk 屋内空間部のネット吊張り方法とその装置
JP2005046595A (ja) * 2003-07-17 2005-02-24 Higashida Shoko Kk 屋内のネット等の吊張体の吊張り方法、及びその装置
JP2006187580A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Higashida Shoko Kk ネット等の吊張体の吊張方法及びその吊張装置
JP4340792B1 (ja) * 2008-07-11 2009-10-07 東田商工株式会社 巻取式ウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の移動システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0394272U (ja) * 1990-01-17 1991-09-26
JP2003117046A (ja) * 2001-08-06 2003-04-22 Higashida Shoko Kk 屋内空間部のネット吊張り方法とその装置
JP2005046595A (ja) * 2003-07-17 2005-02-24 Higashida Shoko Kk 屋内のネット等の吊張体の吊張り方法、及びその装置
JP2006187580A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Higashida Shoko Kk ネット等の吊張体の吊張方法及びその吊張装置
JP4340792B1 (ja) * 2008-07-11 2009-10-07 東田商工株式会社 巻取式ウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の移動システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011036608A (ja) 2011-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4453109B1 (ja) 巻取式ウインチを用いたワイヤロープ等の紐状体の移動システム及び移動装置
JP5888603B2 (ja) 屋内の空間部へのネットの吊り張り移動方法及び屋内の空間部へのネットの吊り張り移動装置
JP5984064B2 (ja) 防球用等のネット体又はシート体、及び防球用等のネット体又はシート体の移動方法
JP4512905B1 (ja) 巻取方式のウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システム
JP2009082725A (ja) ウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張移動システム
JP4340792B1 (ja) 巻取式ウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の移動システム
JP4502149B1 (ja) 巻取式ウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張移動システム
JP2010046451A (ja) 巻取式ウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の移動システム
JP5991604B2 (ja) ネット又はシートの吊張装着、及びネット又はシートの吊張方法
JP4863147B2 (ja) 昇降用ネット体、及び該昇降用ネット体の形成方法
JP4631990B1 (ja) ネット又はシート等の吊張体の吊張/収納システム
JP2011147738A (ja) ネット又はシート等の側面用吊張体の吊張/下方収納システム
JP5660499B2 (ja) ウインチを用いたネット又はシート体の吊り張り移動システム
JP2012148048A (ja) ネット又はシート体の吊り張り装置、及びネット又はシート体の吊り張りシステム
JP5136922B1 (ja) 防球用等のネット体又はシート体、及び該防球用等のネット体又はシートの製造方法
JP2010235265A (ja) 鉄塔組立・解体用デリック
JP6268640B2 (ja) 設置補助装置
JP2006149717A (ja) 舞台幕折上げ昇降装置
JP3220067U (ja) コードレス簾部材の連動構造
JPH10273289A (ja) クレーン吊り下げ式電動ホイスト装置
CN214733964U (zh) 多功能吊装机
JP6771733B2 (ja) 屋内空間部用のネット又はシート、及び該屋内空間部用のネット又はシートの移動方法
JP2010234043A (ja) 巻取式ウインチを用いたネット又はシート等の吊張体の吊張/収納移動システム
JPH0317007Y2 (ja)
JP6309483B2 (ja) 建物の解体重機とこの解体重機を使用する建物の解体方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100420

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4512905

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees