JP6268640B2 - 設置補助装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に農業用ハウス用の設置補助装置、より詳細には農業用ハウスの被覆材の取付け作業を補助する農業用ハウス用の設置補助装置に関するものである。
従来、植物の育成環境を形成する農業用ハウスが提供されている(例えば、特許文献1参照)。この種の農業用ハウスは、地面に立てられた複数のフレームに被覆材が取り付けられることで構成される。
特開2010−252692号公報
農業用ハウスの被覆材の取付け作業、特に屋根を構成する被覆材の取付け作業は、高所での作業を要するので、被覆材を展開して取り付けるのが困難であり多くの人手が必要であった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、農業用ハウスの被覆材の取付け作業を軽減することができる農業用ハウス用の設置補助装置を提供することにある。
本発明の設置補助装置は、並んで立てられた複数のフレームに被覆材が取り付けられた農業用ハウスにおいて前記被覆材の取付け作業を補助する農業用ハウス用の設置補助装置であって、展開前の前記被覆材が載せられる架台と、前記架台を支持し、前記農業用ハウスの屋根の上で前記フレームが並べられた方向に移動可能に構成される滑走部材と、前記滑走部材を移動させる力を受ける受力部とを備え、前記被覆材は、端部が前記屋根の一端に固定され、前記滑走部材が前記屋根の他端に向かって移動することで引き出され、前記被覆材を引き出す力に抗して抵抗力を作用させる抵抗付与部を更に備え、前記抵抗付与部は、前記架台における前記屋根の一端側に配置され、前記架台から前記被覆材が引き出される部位および前記屋根よりも高い位置において、引き出される前記被覆材を下側から支持する。
この設置補助装置において、前記滑走部材は、前記架台よりも移動する向きに延長されることが好ましい。
この設置補助装置において、前記滑走部材の前端部は、前端に向かって次第に上に傾斜する形状に形成されることが好ましい。
この設置補助装置において、一端が前記受力部に固定された紐体と、前記屋根の他端側に配置され、前記紐体の他端が固定され前記紐体を巻取り可能に構成される回転ドラムとを有する巻取り装置を備え、前記巻取り装置は、前記回転ドラムに前記紐体を巻き取ることで前記滑走部材を引き寄せることが好ましい。
この設置補助装置において、前記巻取り装置は、前記回転ドラムを回転させるモータを備えることが好ましい。
この設置補助装置において、前記巻取り装置は、前記モータの回転、停止を遠隔操作するリモートコントローラを備えることが好ましい。
この設置補助装置において、前記被覆材は、複数層に折り重ねられた状態で前記架台に載せられることが好ましい。
この設置補助装置において、前記架台に載せられた前記被覆材の浮き上がりを防止する浮上がり防止部材を備えることが好ましい。
この設置補助装置において、前記被覆材は、ロール状に巻かれた状態で前記架台に載せられることが好ましい。
この設置補助装置において、前記滑走部材は、前記屋根の勾配に沿って配置されることが好ましい。
以上説明したように、本発明では、被覆材が載せられた架台を支持する滑走部材が屋根を移動することで、被覆材が展開される。したがって、高所において作業者が被覆材を展開する作業が不要となるので、農業用ハウスの被覆材の取付け作業を軽減することができるという効果がある。
実施形態の設置補助装置を用いた施工を行っている状態を示す斜視図である。 実施形態の設置補助装置を用いた施工を行っている状態を示す平面図である。 実施形態の設置補助装置を用いた施工を行っている状態を示す側面図である。 実施形態の設置補助装置の要部を示す斜視図である。 実施形態の被覆材を示す斜視図である。 実施形態の他の構成例を示す側面図である。 実施形態のさらに他の構成例を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1,図2に示すように、本実施形態は、並んで立てられた複数のフレーム6に被覆材7が取り付けられた農業用ハウス5において被覆材7の取付け作業を補助する農業用ハウス5用の設置補助装置1である。設置補助装置1は、架台2と滑走部材3と受力部33とを備える(図3,図4参照)。架台2は、展開前の被覆材7が載せられる。滑走部材3は、架台2を支持し、農業用ハウス5の屋根51の上でフレーム6が並べられた方向に移動可能に構成される。受力部33は、滑走部材3を移動させる力を受ける。そして、被覆材7は、端部が屋根51の長手方向の一端に固定され、滑走部材3が屋根51の長手方向の他端に向かって移動することで引き出される。以降、屋根51の長手方向の一端を始端511、屋根51の長手方向の他端を終端512という。
まず、農業用ハウス5の構成について説明する。農業用ハウス5は、植物の育成場(圃場)の周りに立てられた例えば金属製パイプで構成される複数のフレーム6に、例えば合成樹脂フィルムなどの透光性を有する被覆材7が取り付けられることで構成され、植物の育成環境を形成する。農業用ハウス5は、断面逆U字状に形成され、断面半円状の屋根51と、屋根51を支持し互いに対向する一対の側壁52と、側壁52に直交し互いに対向する一対の妻壁53とを一体に備える。側壁52および屋根51は、1列に並べて立てられたアーチ状のフレーム6を構造材として備えている。また、屋根51は、フレーム6を連結する棟61を構造材として備えている。妻壁53は、複数の支柱62を構造材として備えている。そして、組み立てられた構造材(フレーム6、棟61、支柱62など)を覆うように被覆材7が取り付けられることで、農業用ハウス5が構成される。
本実施形態の設置補助装置1は、上記の農業用ハウス5の被覆材7、より具体的には屋根51を構成する被覆材7の取付け作業を補助する。設置補助装置1は、屋根51の上でフレーム6が並べられた方向に移動可能に構成される滑走部材3と、滑走部材3に支持され展開前の被覆材7が載せられる架台2とを備える。施工の際には、被覆材7の一端を屋根51の始端511に固定し、滑走部材3を屋根51の始端511側から終端512側に向かって移動させる。これにより、被覆材7が架台2から屋根51の上へ引き出され、屋根51の始端511から終端512までを被覆材7で覆うことができる。以下に、本実施形態の設置補助装置1の構成について詳細に説明する。なお、滑走部材3が移動する向きを「前」、滑走部材3が移動する向きの反対向きを「後」として説明する。
図3,図4に示すように、設置補助装置1は、架台2、滑走部材3、受力部33を備える。
架台2は、台板21と柵22とを備える。台板21は、被覆材7が載せられる。また、台板21は、屋根51における棟61を中心とした勾配(カーブ)に合わせて湾曲して形成されている。柵22は、台板21の縁に沿って設けられている。さらに、架台2は、被覆材7が引き出される引出し口23を備えている。引出し口23は、架台2の後側において、台板21と柵22の上端との間に形成された開口で構成される。
ここで、被覆材7は、展開前の状態として、複数層に折り重ねられた状態で架台2に載せられる。具体的には、被覆材7は、裏表が交互に繰り返される、いわゆる「つづら折り」の状態で架台2に載せられる。なお、本実施形態では、設置補助装置1を運びやすくするために、架台2の幅を屋根51の幅よりも短く形成している(図1,図2参照)。したがって、被覆材7は、図5に示すように、具体的にはつづら折りされた状態から、さらに両側端が畳まれた状態で架台2に載せられ、端部が引っ張られることで展開される。
さらに、架台2には、被覆材7が張られた状態で引き出させるよう、被覆材7を引き出す力に抗して抵抗力を作用させる抵抗付与部24が設けられている(図3参照)。抵抗付与部24は、ローラ241と、ローラ241を支持する支持部材242とを備える。ローラ241は、架台2の後端から斜め上向きに突出した支持部材242によって、引出し口23よりも高い位置において回転自在に支持される。そして、被覆材7は、引出し口23からローラ241の上側を経由して引き出され、屋根51に乗せられる。
さらにまた、架台2には、架台2に載せられた被覆材7の浮き上がりを防止する浮上がり防止部材25が設けられている。浮上がり防止部材25は、前後方向に設けられた棒状部材であり、柵22の上端における前枠と後枠とを接続するように設けられる。すなわち、浮上がり防止部材25は、架台2の上側を塞ぎ、台板21に載せられる被覆材7の上向きへの移動を規制する。
次に、滑走部材3の構成について説明する。滑走部材3は、複数本(本実施形態では4本)の棒状部材で構成されており、台板21の下面に沿って前後方向に設けられ、架台2を支持する。上述したように、台板21は屋根51の勾配に合わせて形成されているので、滑走部材3は、屋根51の勾配に沿って配置されることとなる。また、滑走部材3は、架台2よりも前に延長されており、前端部31は、前端に向かって次第に上に傾斜する形状に形成されている。なお、本実施形態では、前端部31は、前側に膨らんだ湾曲形状に形成されている。さらに、滑走部材3は、前後方向、横方向に設けられた棒状部材が組み合わされて構成された補強部材32によって、前端部31と架台2とが連結されている。滑走部材3は、複数本(少なくとも2本以上)のフレーム6に直交して跨るように屋根51に乗せられる。そして、滑走部材3は、複数本のフレーム6に跨った状態で、フレーム6が並べられた方向、すなわち屋根51の始端511側から終端512側に向かって移動される。
受力部33は、例えば補強部材32の前端部の中央に設けられるアイボルトで構成されており、後述する紐体41の一端が固定され、滑走部材3を移動させる力を受ける。なお、受力部33は、補強部材32と一体構成され、補強部材32に紐体41が固定される構成であってもよい。また、受力部33を複数備え、紐体41が2カ所以上に固定される構成であってもよい。
さらに、本実施形態の設置補助装置1は、紐体41を用いて滑走部材3を移動させる巻取り装置4を備える(図1参照)。巻取り装置4は、紐体41、回転ドラム42、滑車43を備える。紐体41は、例えばロープで構成されており、一端が受力部33に固定され、他端が回転ドラム42に固定される。回転ドラム42は、屋根51の終端512側の地面に配置され、回転することで紐体41を巻き取る。滑車43は、支持部材431の先端に固定されており、支持部材431が妻壁53に立てかけられることで、滑車43が屋根51の終端512における頂上付近に配置される。そして、滑車43は、受力部33と回転ドラム42との間で紐体41が移動する向きを変える。巻取り装置4は、回転ドラム42を回転させ紐体41を巻き取ることで、滑走部材3を引き寄せ、滑走部材3を始端511側から終端512側に向かって移動させる。なお、滑車43を設ける構成は、上記に限定せず、例えば脚立の先端に滑車43を取り付け、脚立を妻壁53に立てかけるように構成してもよいし、妻壁53に滑車43を直接固定するように構成してもよい。
さらに、巻取り装置4は、モータ44、リモートコントローラ45(以降、リモコン45と略称する)を備えている。モータ44は、電力を用いて回転ドラム42を回転させる。リモコン45は、モータ44の回転、停止を遠隔操作することができる。リモコン45は、例えば押しボタンで構成される操作部451と、電波を伝送媒体に用いた無線信号を送信する送信部452とを備えている。そして、リモコン45は、ユーザによる操作部451の操作内容に応じて、モータ44の回転指示、停止指示を示す無線信号を送信する。また、モータ44には、モータ44の回転、停止を制御する制御部46が接続されており、制御部46は、リモコン45から送信される無線信号を受信し指示内容に応じてモータ44の回転、停止を行う。なお、本実施形態では、制御部46とリモコン45との間で無線信号を伝送する構成であるが、制御部46とリモコン45との間で有線の伝送路を用いて信号を伝送する構成であってもよい。
次に、設置補助装置1を用いた施工工程について説明する。
まず、滑走部材3が屋根51の始端511側に乗せられ、被覆材7を架台2の引出し口23からローラ241の上側を介して引出し、屋根51の始端511に固定する。なお、被覆材7の固定には、フィルム用の固定部材(図示なし)が用いられる。架台2には柵22が設けられているので、被覆材7の落下を防止することができる。さらに、被覆材7は、つづら折りの状態であるので、架台2からスムーズに引き出して展開することができる。
作業者は、リモコン45を用いてモータ44を回転させ回転ドラム42に紐体41を巻き取り、滑走部材3を屋根51の終端512に向かって移動させる。滑走部材3は、架台2よりも前に延長されているので、重心が後側となる。さらに、滑走部材3の前端部31は、上向きに湾曲し、補強部材32によって垂れ下がりも防止されている。これにより、滑走部材3の前端部がフレーム6の下側に潜り込むことが防止され、滑走部材3をスムーズに移動させることができる。また、滑走部材3は、屋根51の勾配に沿って配置されている。これにより、屋根51への荷重が分散され、架台2の傾きも防止されるので、滑走部材3を安定してスムーズに移動させることができる。
そして、滑走部材3が移動されることによって、被覆材7が架台2から自動的に引き出される。抵抗付与部24は、架台2における屋根51の始端511側に配置されており、架台2から被覆材7が引き出される部位である引出し口23および屋根51よりも高い位置において、引き出される被覆材7を下側から支持している。すなわち、抵抗付与部24は、引出し口23から引き出される被覆材7を一旦持ち上げることで、被覆材7を引き出す力に抗して抵抗力を作用させる。これにより、被覆材7を始端511側に張った状態で引き出すことができるので作業効率が向上し、さらに展開前の被覆材7全体が架台2から滑り落ちることも防止することができる。また、抵抗付与部24は、回転自在に支持されるローラ241を被覆材7との接触部に用いている。これにより、被覆材7との摩擦力が過大になることが防止されるので、被覆材7をスムーズに引き出すことができ、被覆材7の破損を防止することができる。
ここで、作業者は、滑走部材3をある程度移動させると、モータ44を停止させ滑走部材3を止める。そして、作業者は、引き出された被覆材7の両側端を一対の側壁52に固定する。このとき、二人の作業者で被覆材7の両側端を引っ張り合い、被覆材7が張られた状態で側壁52に固定することが望ましい。その後、作業者は、滑走部材3の移動と、引き出された被覆材7の固定とを交互に繰り返し、被覆材7を屋根51の始端511から終端512まで順に取り付ける。これにより、引き出された被覆材7が風で煽られることを防止することができ、作業効率を向上させることができる。さらに、展開前の被覆材7においても、浮上がり防止部材25が設けられているので、風で煽られることを防止することができる。
このように、本実施形態の設置補助装置1を用いることによって、地上にいながら被覆材7を屋根51の上に展開することができる。したがって、高所(例えば屋根51の上)において作業者が被覆材7を展開する作業が不要となり、作業人数を削減することができる。
さらに、本実施形態では、巻取り装置4を用いて滑走部材3を自動的に移動させるので、滑走部材3を手動で移動させる作業者も不要となり、作業人数をさらに削減することができる。また、本実施形態では、リモコン45を用いてモータ44の回転、停止、すなわち滑走部材3の移動、停止を遠隔操作することができる。したがって、被覆材7を側壁52に固定する作業者がリモコン45を操作して滑走部材3を移動させる作業も行うことができ、作業人数を削減することができる。さらに、この場合、作業者は、滑走部材3の移動量を調整し被覆材7の引出し量を調整できるので、被覆材7を固定する作業の作業効率が向上する。
なお、本実施形態では、架台2の幅を屋根51の幅よりも短く形成している(図1,図2参照)が、架台2の幅を屋根51の幅に合わせて形成してもよい。この場合、被覆材7の両側側を畳む必要がなく、被覆材7をよりスムーズに引き出して展開することができる。
また、浮上がり防止部材25の別構成として、図6に示すように、展開前の被覆材7を上から押さえつけるローラ251と、ローラ251を支持する支持部材252とを備える浮上がり防止部材250で構成してもよい。ローラ251は、柵22を支点として回転可能に取り付けられた支持部材252によって回転自在に支持されており、展開前の被覆材7に載せられる。そして、支持部材252、ローラ251の自重によって、展開前の被覆材7を押さえつけることによって、被覆材7の浮き上がりを防止する。また、浮上がり防止部材250は、回転自在に支持されるローラ251を被覆材7との接触部に用いている。これにより、被覆材7との摩擦力が過大になることが防止されるので、被覆材7をスムーズに引き出すことができ、被覆材7の破損を防止することができる。
また、本実施形態では、被覆材7を複数層に折り畳まれた状態で架台2に載せているが、図7に示すように、ロール状に巻かれた状態で架台2に載せるように構成してもよい。ロール状に巻かれた被覆材7の芯71に通される軸部材26が架台2に設けられており、軸部材26によって被覆材7は回転自在に支持され、回転しながら引き出される。
なお、上述した実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんのことである。
1 設置補助装置
2 架台
24 抵抗付与部
25 浮上がり防止部材
3 滑走部材
33 受力部
4 巻取り装置
41 紐体
42 回転ドラム
44 モータ
45 リモートコントローラ
5 農業用ハウス
51 屋根
6 フレーム
7 被覆材

Claims (10)

  1. 並んで立てられた複数のフレームに被覆材が取り付けられた農業用ハウスにおいて前記被覆材の取付け作業を補助する農業用ハウス用の設置補助装置であって、
    展開前の前記被覆材が載せられる架台と、
    前記架台を支持し、前記農業用ハウスの屋根の上で前記フレームが並べられた方向に移動可能に構成される滑走部材と、
    前記滑走部材を移動させる力を受ける受力部とを備え、
    前記被覆材は、端部が前記屋根の一端に固定され、前記滑走部材が前記屋根の他端に向かって移動することで引き出され
    前記被覆材を引き出す力に抗して抵抗力を作用させる抵抗付与部を更に備え、
    前記抵抗付与部は、前記架台における前記屋根の一端側に配置され、前記架台から前記被覆材が引き出される部位および前記屋根よりも高い位置において、引き出される前記被覆材を下側から支持する
    ことを特徴とする設置補助装置。
  2. 前記滑走部材は、前記架台よりも移動する向きに延長される
    ことを特徴とする請求項1記載の設置補助装置。
  3. 前記滑走部材の前端部は、前端に向かって次第に上に傾斜する形状に形成される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の設置補助装置。
  4. 一端が前記受力部に固定された紐体と、
    前記屋根の他端側に配置され、前記紐体の他端が固定され前記紐体を巻取り可能に構成される回転ドラムとを有する巻取り装置を備え、
    前記巻取り装置は、前記回転ドラムに前記紐体を巻き取ることで前記滑走部材を引き寄せる
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の設置補助装置。
  5. 前記巻取り装置は、前記回転ドラムを回転させるモータを備える
    ことを特徴とする請求項4記載の設置補助装置。
  6. 前記巻取り装置は、前記モータの回転、停止を遠隔操作するリモートコントローラを備える
    ことを特徴とする請求項5記載の設置補助装置。
  7. 前記被覆材は、複数層に折り重ねられた状態で前記架台に載せられる
    ことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の設置補助装置。
  8. 前記架台に載せられた前記被覆材の浮き上がりを防止する浮上がり防止部材を備える
    ことを特徴とする請求項7記載の設置補助装置。
  9. 前記被覆材は、ロール状に巻かれた状態で前記架台に載せられる
    ことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の設置補助装置。
  10. 前記滑走部材は、前記屋根の勾配に沿って配置される
    ことを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1項に記載の設置補助装置。
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