JP4875047B2 - 日除けスクリーン - Google Patents

日除けスクリーン Download PDF

Info

Publication number
JP4875047B2
JP4875047B2 JP2008307247A JP2008307247A JP4875047B2 JP 4875047 B2 JP4875047 B2 JP 4875047B2 JP 2008307247 A JP2008307247 A JP 2008307247A JP 2008307247 A JP2008307247 A JP 2008307247A JP 4875047 B2 JP4875047 B2 JP 4875047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
window
ground
chain rope
guide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008307247A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010133086A (ja
Inventor
力 松田
Original Assignee
関東興産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 関東興産株式会社 filed Critical 関東興産株式会社
Priority to JP2008307247A priority Critical patent/JP4875047B2/ja
Publication of JP2010133086A publication Critical patent/JP2010133086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4875047B2 publication Critical patent/JP4875047B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

本発明は、日除けスクリーンに関し、例えば、住宅等の建築物の窓に差し込む太陽光を遮る日除けスクリーンに関する。
従来から、住宅等の建築物(建物)では、建物に差し込む太陽光や風等を遮るために種々の構成の装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、建物の窓から室内に入る日差しを遮る日除けスクリーンを出し入れ自在に収納した庇の構造が開示されている。
具体的には、図8に示すように、特許文献1の庇100は、建物の開口部(窓が設置されている)103の上部に取り付けられる庇本体101と、庇本体101の内部に引き出し自在に収納された可動体102とを備えている。また、可動体102の先端には、スクリーン(日除け部材)105が垂下自在に取り付けられている。
そして、庇本体101から可動体102を前方側に引き出し、可動体102を庇本体101から突出させることにより、庇張り出し量を大きくできるようになされている。
また、例えば、特許文献2には、建物のバルコニーの中に差し込む太陽光や風等を遮るために、バルコニーの庇の下部に設置されたバルコニー用のロールスクリーンの構成が開示されている。
具体的には、図9に示すように、特許文献2のバルコニー用のロールスクリーン200は、バルコニーの庇300の下に前後方向に平行に敷設された一対の走行レール203と、一対の走行レール203の間に架設されたロールスクリーン本体204と、ロールスクリーン本体204から引き出されるスクリーン204bの下部に設けられたフック204eとを備えている。
なお、ロールスクリーン本体204には、複数種類(日除けスクリーン、仕切り用スクリーン等)のスクリーン204bが収納されており、ユーザが用途に応じて任意のものを選べるようになされている。
また、バルコニーの床部302には、フック204eを掛けるための掛け金具304が設置されている。
上記のロールスクリーン200を利用する場合、ユーザは、先ず、走行レール203に沿ってロールスクリーン本体204を移動させ、庇300の前後方向の任意の位置に、ロールスクリーン204本体を配置させる。
次に、ユーザは、ロールスクリーン本体204からスクリーン204b(例えば日除けスクリーン)を引き出し、バルコニー床部302の掛け金具304(又は、バルコニーの腰部306の手摺307)にフック204eを係止する。これにより、バルコニー200の中に差し込む太陽光や雨等がスクリーン204bで遮られる。
特開平10−317624号公報 特開2004−346510号公報
しかしながら、上述した従来技術は、以下に示す技術的課題を有している。
具体的には、上述した特許文献1の庇の構造では、スクリーンを取り付けた可動体が庇の前後方向(窓と直交する方向)を移動できるようになされているが、庇の横方向(窓と平行する方向)に移動できるように構成されていない。
すなわち、スクリーンは、窓に対する横方向の位置(窓と相対向する配置)を変えることができないため、日射角度によっては、斜め横方向からの日差しを遮ることができないことがある。
また、特許文献1の庇の構造は、スクリーンを固定する手段を備えていないため、風等によるスクリーンの揺れ(暴れ)が生じることがあるという技術的課題を有している。
また、特許文献2のロールスクリーンは、スクリーンを固定する際、バルコニー床部の掛け金具(又は、バルコニーの腰部の手摺)に、スクリーンの下部に設けられたフックを掛止するようにしているため、スクリーンを途中まで引き出した位置で固定することができなかった。
すなわち、特許文献2のロールスクリーンでは、スクリーンの垂下量の調整ができないという技術的課題を有していた。
なお、特許文献2により、窓の斜め方向からの日差しを遮るためには、ロールスクリーン本体を窓寄りに配置させ、スクリーンを引き出す必要があるが、この場合、バルコニーが利用しにくくなってしまう。
本発明は、上記の技術的課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、住宅等の建物の窓に差し込む太陽光を遮る日除けスクリーンにおいて、日射角度に関係なく、建物内に差し込む太陽光を遮蔽できると共に、スクリーンを所望の引き出し位置に固定できる日除けスクリーンを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、窓を備えた壁面を有する建築物において、該窓の上方に配置されている構造物に取り付けられる日除けスクリーンに適用される。
そして、前記日除けスクリーンは、前記構造物の下面に、前記壁面と平行する方向に延設されたガイドレールと、前記ガイドレールに摺動自在に支持され、ガイドレールに沿って、前記壁面と平行方向を移動可能なロールスクリーンとを備え、前記ロールスクリーンは、シート状のスクリーンを保持し、該スクリーンを上げ下げ自在に巻き取る巻取軸と、前記巻取軸の両端に着脱自在に取り付けられ、前記ガイドレールに摺動自在に支持される一対の可動部材と、前記可動部材に取り付けられ、前記ロールスクリーンの上げ下げ操作が可能で、且つ地面側に向けて垂下され、下端部を地面に固定できるようになされたチェーンロープとを備え、前記シート部材は、その先端部の左右両側にそれぞれ、前記チェーンロープに引っ掛ける形状に形成された略棒状の引出部が突出していることを特徴としている。
このように本発明の日除けスクリーンは、窓の上方に配置されている構造物の下面に、壁面と平行する方向に延設されたガイドレールと、ガイドレールに摺動自在に支持され、ガイドレールに沿って、前記壁面と平行方向を移動可能なロールスクリーンとを備えている。
そのため、本発明によれば、ロールスクリーンは、ガイドレールに沿って、壁面と平行方向(すなわち、窓面と平行する方向)を往復移動できる。
したがって、本発明によれば、日射角度に応じて、窓面と平行する方向にロールスクリーンをスライドさせ、所望する位置にロールスクリーンを配置することにより、建築物(建物)の斜め横方向からの日差しを効果的に遮蔽することができる。
また、本発明によれば、地面に固定されたチェーンロープに、スクリーンの先端部の引出部を引っ掛けることにより、スクリーンを固定することができ、これにより、風等によるスクリーンの揺れ(暴れ)が防止される。
また、スクリーンの先端部の引出部は、チェーンロープのどの位置にも差し込むことができるため、スクリーンの垂下量に関係なく、スクリーンを固定することができる。
また、前記構造物は、前記壁面に取り付けられた窓庇、前記窓の上方に配置されたバルコニー、および前記窓の上方に配置された下屋の軒先のうちのいずれかであることが望ましい。
このように本発明によれば、窓庇、窓の上方に配置されたバルコニー、および前記窓の上方に配置された下屋の軒先のうちのいずれにも適用することができる汎用性の高い日除けスクリーンを提供することができる。
また、前記チェーンロープは、予め地面に差し込まれたアンカ部材に、その先端を引っ掛けることにより、地面に固定されるようになされていることが望ましい。
そして、本発明によれば、アンカ部材により地面の任意の位置に、スクリーンの先端部を固定するチェーンロープの下端部を固定できるため、固定位置を調節することで、スクリーンの角度(仰角)調整を行うことができる。
本発明によれば、住宅等の建物の窓に差し込む太陽光を遮る日除けスクリーンにおいて、日射角度に関係なく、建物内に差し込む太陽光を遮蔽できると共に、スクリーンを所望の引き出し位置に固定できる日除けスクリーンを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
先ず、本発明の実施形態の日除けスクリーンの構成について図1〜図3に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の日除けスクリーンが取り付けられた建物の斜視図である。また、図2は、本発明の実施形態の日除けスクリーンの主要部品の展開図である。また、図3は、図1のA-A断面を示した模式図である。
なお、本実施形態の日除けスクリーンは、窓を備えた壁面3を有する建築物(建物)において、その窓の上方に配置されている構造物に取り付けられて利用されるものであるが、以下では、説明の便宜上、構造物が窓庇である場合を例にする。
具体的には、日除けスクリーンが、2つの窓(第1窓2a(破線で示している)、第2窓2b)が設けられた壁面3の窓庇1に取り付けられている場合を例にする。
また、図示する窓庇1は、第1窓2a、第2窓2bのそれぞれの上端部だけではなく、建物の壁面3を横断して形成されている。
具体的には、図1に示すように、日除けスクリーンは、建物の窓庇1の下面部の略先端に、庇横方向(窓庇1が設けられた建物の壁面3と平行方向(X方向))と平行に敷設されたガイドレール5と、ガイドレール5に摺動自在に支持されたロールスクリーン10とを備えている。
また、ロールスクリーン10は、窓庇1に敷設されたガイドレール5に沿って、庇横方向(X方向)を往復移動できるようになされており、庇横方向(X方向)において、ユーザの所望する位置に配置して固定できるように構成されている。
そのため、本実施形態の日除けスクリーンによれば、日射角度に応じて、庇横方向(X方向)にロールスクリーン10を移動させ、所望する位置にロールスクリーン10を配置することにより、建物の斜め横方向からの日差しを効果的に遮蔽することができる。
つぎに、ロールスクリーン10の具体的な構成について説明する。
図2および図3に示すように、ロールスクリーン10は、両端に開口11aが形成された円筒状の中空軸(巻取軸)11と、中空軸11に巻かれているシート状の日除け用のスクリーン12と、中空軸11の両端部にそれぞれ取り付けられた一対の可動部材20とを備えている。
ここで、スクリーン12は、中空軸11に、その後端部が固着された状態で巻かれており、中空軸11を回転させることにより、スクリーン12を引き出したり、スクリーン12を巻き戻したりできるようになされている。すなわち、スクリーン12は、中空軸11により保持されており、中空軸11を回転させることにより、スクリーン12の上げ下げができるようになされている。
また、スクリーン12の先端部には、スクリーン12の横方向(X方向)に延びる棒状の引出部12aが取り付けられている。この引出部12aの長さ寸法bは、スクリーンの横方向の長さ寸法aよりも長くなされている(b>a)。すなわち、スクリーン12の先端部は、左右両側において、引出部12aが突出している。
また、可動部材20は、両端で車輪21を支持する車軸部材22(一対の車輪21を支持する車軸部材22)と、車軸部材22の略中央部を挿通している棒状の回転軸23とを備えている。
具体的には、車輪支持部材21は、略中央部に貫通孔22aが形成され、その貫通孔22aに棒状の回転軸23が回転可能に挿通されている。
また、可動部材20は、中空軸11の端部の開口11aに、回転軸23の一端部23aが挿入して嵌合されることにより、中空軸11に固定される(取り付けられる)。これにより、回転軸23を回転させると、それに伴い中空軸11が回転するようになされる。
また、回転軸23の他端部23bには、回転軸23bを回転させる環状のチェーンロープ(リンクチェーン)25が取り付けられている。なお、チェーンロープ25は、地面GL側に向けて垂下されており、後述するように、下端部を地面GLに固定できるようになされている。
そして、ユーザは、上下方向(図3に示すY方向)にチェーンロープ25を引っ張ることにより、可動部材20の回転軸23を介して、中空軸11を回転させることができ、これにより、中空軸11からスクリーン12を引き出したり、中空軸11にスクリーン12が巻き戻したりすることができる(スクリーン12を上げ下げすることができる)。
なお、チェーンロープ25の具体的な形状について特に限定されるものではない。チェーンロープ25は、スクリーン12の先端部に形成された引出部12aの両端を挿入できるものであれば、どのような形状でもかまわない。
そして、上記のように構成されたロールスクリーン10は、可動部材20の車輪21が、それぞれ、ガイドレール5のレール部5aに載置されることにより、ガイドレール5に支持される(図3参照)。これにより、ロールスクリーン10は、ガイドレール5に沿って、庇横方向(図1に示すX方向)を往復移動することができる。
また、図1に示すように、ロールスクリーン10のチェーンロープ25は、ロールスクリーン10がガイドレール5に取り付けられた状態において、その下端部が、地面GLの近傍に配置できる長さになされている。
また、ロールスクリーン25の両端に取り付けられた、チェーンロープ25の下端部にアンカ部材40が取り付けられるようになされている。
そして、ユーザが地面GLの所望の位置にアンカ部材40を差し込み、その後、地面GLに差し込んだアンカ部材40に、チェーンロープ25の先端を引っ掛けることにより、チェーンロープ25は地面GLに固定される。これにより、ロールスクリーン10は、庇横方向(図1に示すX方向)の移動が制限される(X1方向において固定される)。
なお、アンカ部材40は、一端部をチェーンロープ25に固定することができ、他端を地面GLに差し込むことにより、チェーンロープ25を地面GLに固定できるものであればどのようなものでもかまなわない。
また、地面GLに固定されたチェーンロープ25に、スクリーン12の先端部の引出部12aの両端を引っ掛けることにより(すなわち、チェーンロープ25を構成するリング状の孔に引出部12aを差し込むことにより)、スクリーン12を固定することができる。
これにより、風等によるスクリーン12の揺れ(暴れ)が防止される。
なお、スクリーン12の先端部の引出部12aは、地面GLに固定されたチェーンロープ25のどの位置にも差し込むことができるため、スクリーン12の垂下量に関係なく、スクリーン12を固定することができる。
つぎに、本実施形態の日除けスクリーン10の動作について、図4を用いて説明する。
図4は、本実施形態の日除けスクリーンの動作を説明するための模式図であり、図4(a)は、ロールスクリーン10を建物の右側(建物に向かって右側)に配置した状態を示し、図4(b)は、ロールスクリーン10を建物の左側(建物に向かって左側)に配置した状態を示している。
先ず、本実施形態の日除けスクリーンにより、建物の第1窓2aに差し込む太陽光を遮蔽する場合について説明する。
この場合、ユーザは、ロールスクリーン10を建物の右側(建物に向かって右側)方向(X1方向)に押して、図4(a)に示す位置まで移動させる(ロールスクリーン10がガイドレール5に沿ってX1方向に移動する)。
そして、ユーザは、チェーンロープ25の下端を固定する地面の位置を決めて、その位置(すなわち、所望する地面GLの位置)にアンカ部材40を差し込む。
つぎに、ユーザは、チェーンロープ25を引っ張り、中空軸11(図3参照)に巻かれているスクリーン12を所望の長さまで引き出す。
そして、ユーザは、上記の地面に差し込まれたアンカ部材40に、チェーンロープ25の先端を引っ掛けることにより、チェーンロープ25を地面GLに固定する。最後に、地面GLに固定されたチェーンロープ25に、スクリーン12の先端部の引出部12aの両端を引っ掛けて、スクリーン12を固定する。
これにより、図4(a)に示すように、建物の第1窓2aの前方が、スクリーン12により覆われ、第1窓2aに差し込む太陽光が遮られる。
つぎに、第1窓2aの前に配置された日除けスクリーンを第2窓2bまで、移動させて、第2窓2bに入る太陽光を遮蔽する場合について説明する。
この場合、ユーザは、チェーンロープ25を地面GLに差し込まれたアンカ部材40から外し、ロールスクリーン10を建物の左側(建物に向かって左側)方向(X2方向)に押し、図4(a)から図4(b)に示す位置までロールスクリーン10を移動させる(ロールスクリーン10がガイドレール5に沿ってX2方向に移動する)。
そして、ユーザは、上記同様、チェーンロープ25の下端を固定する地面の位置を決めて、その位置(すなわち、所望する地面GLの位置)にアンカ部材40を差し込む。
つぎに、ユーザは、上記同様、チェーンロープ25を引っ張り、スクリーン12を所望の長さまで引き出す。そして、ユーザは、上記同様、地面に差し込まれたアンカ部材40に、チェーンロープ25の先端を引っ掛けることにより、チェーンロープ25を地面GLに固定する。
また、ユーザは、上記同様、地面GLに固定されたチェーンロープ25に、スクリーン12の先端部の引出部12aの両端を引っ掛ける。
これにより、図4(b)に示すように、建物の第1窓2bの前方が、スクリーン12により覆われて、第1窓2bに差し込む太陽光が遮られる。
このように、本実施形態の日除けスクリーンを、複数の窓の上を跨って設置された窓庇1に取り付けることにより、ロールスクリーン10をスライドさせ、利用したい窓の前方にロールスクリーン10を配置させることができる。
また、日射角度に応じて、庇横方向(X方向)にロールスクリーン10を移動(スライド)させることができるため、建物の斜め横方向からの日差しを効果的に遮蔽することができる。
また、本実施形態の日除けスクリーンは、スクリーン12の先端の引出部12aを固定するチェーンロープ25の下端部を地面GLに固定するようになされている。
そのため、図5に示すように、チェーンロープ25の地面GLへの固定位置を動かすようにすることで、スクリーン12の角度(仰角)調整を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、住宅等の建物の窓に差し込む太陽光を遮る日除けスクリーンにおいて、日射角度に関係なく、建物内に差し込む太陽光を遮蔽できると共に、スクリーンを所望の引き出し位置に固定できる日除けスクリーンを提供することができる。
また、本実施形態では、スクリーン12が巻かれている中空軸11から可動部材20を引き抜くことにより、ガイドレール5からロールスクリーン10を取り外すことができる。一方、ガイドレール5にロールスクリーン10を取り付ける場合には、ガイドレール5に可動部材20を取り付けて、スクリーン12が巻かれている中空軸11の開口11aに、可動部材20を構成する回転軸22を挿入して嵌合させればよい。
すなわち、本実施形態によれば、簡単な作業により、ロールスクリーン10の取り付けや取り外しを行うことができるため、洗浄や交換が簡単に行えるようになる。
また、本実施形態では、スクリーン12(および中空軸11)と、可動部材20とを別体で構成しているため、スクリーン12(および中空軸11)の交換により、スクリーン幅(X方向の長さ寸法)を変更することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態の限定されるものではなくその要旨の範囲において種々の変更が可能である。
例えば、ロールスクリーン10をガイドレール5の任意の位置で固定することができるロック機構を設けて、そのロック機構により、ロールスクリーン10をガイドレール5に固定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、日除けスクリーンが、建物の壁面3の窓庇1に取り付けられている場合を例にしているが、あくまでもこれは例示に過ぎない。
例えば、本実施形態の日除けスクリーンをバルコニー8の下に取り付けて利用することもできる。
具体的には、図6に示すように、建物のバルコニー8の下面にガイドレール5を取り付け、そのガイドレール5にロールスクリーン10を支持させることにより、本実施形態の日除けスクリーンをバルコニーの下面に取り付けることができる。
また、例えば、本実施形態の日除けスクリーンを建物の下屋の軒先にも取り付けて利用することができる。
具体的には、図7に示すように、建物の下屋の軒先9にガイドレール5を取付け、そのガイドレール5にロールスクリーン10を支持させることにより、本実施形態の日除けスクリーンを下屋の軒先9に取り付けて利用することができる。
本発明の実施形態の日除けスクリーンが取り付けられた建物の斜視図である。 本発明の実施形態の日除けスクリーンの主要部品の展開図である。 図1のA-A断面を示した模式図である。 本発明の実施形態の日除けスクリーンの動作を説明するための模式図である。 本発明の実施形態の日除けスクリーンの地面への固定位置を説明するための模式図である。 本発明の実施形態の日除けスクリーンをバルコニーの下面に取り付けた例を示した模式図である。 本発明の実施形態の日除けスクリーンを下屋の軒先に取り付けた例を示した模式図である。 従来技術による日除けスクリーンを出し入れ自在に収納した庇の構造を示した模式図である。 従来技術によるバルコニーの庇の下部に設置されたバルコニー用のロールスクリーンの構成を示した模式図である。
符号の説明
2a 第1窓
2b 第2窓
3 壁面
5 ガイドレール
5a レール部(ガイドレール)
8 バルコニー
9 軒下
10 ロールスクリーン
11 中空軸(巻取軸)
11a 開口11a(中空軸)
12 スクリーン
12a 引出部(スクリーン)
20 可動部材
21 車輪
22 車軸部材
23 回転軸
25 チェーンロープ
40 アンカ部材

Claims (3)

  1. 窓を備えた壁面を有する建築物において、該窓の上方に配置されている構造物に取り付けられる日除けスクリーンであって、
    前記構造物の下面に、前記壁面と平行する方向に延設されたガイドレールと、
    前記ガイドレールに摺動自在に支持され、ガイドレールに沿って、前記壁面と平行方向を移動可能なロールスクリーンとを備え、
    前記ロールスクリーンは、
    シート状のスクリーンを保持し、該スクリーンを上げ下げ自在に巻き取る巻取軸と、
    前記巻取軸の両端に着脱自在に取り付けられ、前記ガイドレールに摺動自在に支持される一対の可動部材と、
    前記可動部材に取り付けられ、前記ロールスクリーンの上げ下げ操作が可能で、且つ地面側に向けて垂下され、下端部を地面に固定できるようになされたチェーンロープとを備え、
    前記シート部材は、その先端部の左右両側にそれぞれ、前記チェーンロープに引っ掛ける形状に形成された略棒状の引出部が突出していることを特徴とする日除けスクリーン。
  2. 前記構造物は、前記壁面に取り付けられた窓庇、前記窓の上方に配置されたバルコニー、および前記窓の上方に配置された下屋の軒先のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の日除けスクリーン。
  3. 前記チェーンロープは、予め地面に差し込まれたアンカ部材に、その先端を引っ掛けることにより、地面に固定されるようになされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の日除けスクリーン。
JP2008307247A 2008-12-02 2008-12-02 日除けスクリーン Expired - Fee Related JP4875047B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008307247A JP4875047B2 (ja) 2008-12-02 2008-12-02 日除けスクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008307247A JP4875047B2 (ja) 2008-12-02 2008-12-02 日除けスクリーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010133086A JP2010133086A (ja) 2010-06-17
JP4875047B2 true JP4875047B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=42344618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008307247A Expired - Fee Related JP4875047B2 (ja) 2008-12-02 2008-12-02 日除けスクリーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4875047B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023109120A (ja) * 2022-01-26 2023-08-07 株式会社日立産機システム 配電盤

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010133086A (ja) 2010-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050241779A1 (en) Retractable self rolling blind, awning or cover apparatus
JP2003184456A (ja) 日除け部材の操作コード
KR102054460B1 (ko) 운반이 용이한 버티칼블라인드용 레일장치
KR101514016B1 (ko) 캐노피형 어닝
JP4875047B2 (ja) 日除けスクリーン
JP6343193B2 (ja) カーテン装置
KR101687696B1 (ko) 채광효율이 개선된 롤 블라인드
AU2008229736A1 (en) A blind or screen using a self retracting rolling device extended laterally
KR101195828B1 (ko) 블라인드용 권취장치
JP4873841B2 (ja) 日射遮蔽装置
JP2009243085A (ja) ガイド付きロールスクリーン
JP2020070606A (ja) ロールスクリーン構造体、オーニング装置およびベランダ構造
CN214034939U (zh) 一种建筑施工用遮雨防晒装置
KR101165924B1 (ko) 비상용 사다리
JP2013165000A (ja) 可動庇システム
JP7479911B2 (ja) 建築用シャッター装置におけるシャッターカーテンの吊り込み方法
JPH08140826A (ja) 昇降式カーテンレール
CN210062629U (zh) 卷帘机构及车辆
JP6487138B2 (ja) 日射遮蔽装置
JP2559909Y2 (ja) 養生ネットの巻揚式支持装置
JP2021127561A (ja) 自立型オーニング
JP2008013994A (ja) 日よけ具
KR101629255B1 (ko) 횡방향 블라인드용 틸트 바
KR200278478Y1 (ko) 커튼 및 커튼용 권취부재
JP6110083B2 (ja) 日射遮蔽装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20101026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20101026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4875047

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees