JP4863147B2 - 昇降用ネット体、及び該昇降用ネット体の形成方法 - Google Patents

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本発明は、屋外又は屋内の空間部に吊り張りして該空間部を間仕切し、又は空間部の外周に沿って吊り張りして防球用として試用し、必要に応じて収納移動することのできる昇降用ネット体、及び該昇降用ネット体の形成方法に関する。
例えば、屋外のゴルフ練習場においては、通常その練習場(空間部)の外周に沿ってネット体を吊り張りし、打ち放たれた球の防球用として使用しているが屋外の施設であるために風の影響を受け易く、風の強い日はネット体を地面側に収納することで強風対策をしている。上記ネット体の吊り張り及び収納移動は、下記のようなシステムが一般的に使用されている。
このシステムは、練習場の外周に沿って一定の間隔で立設した複数本の支柱と、該支柱の上下方向に沿って固定状態で架設したガイド用ワイヤロープと、該ガイド用ワイヤロープに並行に架設し、且つウインチで移動する駆動用ワイヤロープと、該駆動用ワイヤロープに上端部を連結し前記ガイド用ワイヤロープに上下方向に一定の間隔で取り付けられたリング体を遊嵌した防球用のネット体とから構成され、防球用のネット体を吊り張りする場合は、各ウインチを駆動して駆動用ワイヤロープに連結された防球用のネット体の連結部分を上方に移動するとともに防球用のネット体をガイド用ワイヤロープに沿って所望の位置まで上昇することで、防球用のネット体を支柱に沿って練習場の外周に吊り張りする。次に、防球用のネット体を収納する場合は、各ウインチを上記と逆方向に駆動して駆動用ワイヤロープに連結された防球用のネット体の連結部分を下降に移動するとともに防球用のネット体をガイド用ワイヤロープに沿って下降することで、支柱の下端側に防球用のネット体を収納する。このように、ネット体は該ネット体の上下方向に直線状に取り付けられたリング体をガイド用ワイヤロープに遊嵌しているために、ガイド用ワイヤロープに沿って自在に昇降移動することができる。
また、屋内の球技用施設においては、球技の種類、練習方法により空間部をネット体を用いて間仕切りしたり、又は空間部外周に沿って防球用として吊り張りし施設を使用しない場合はネット体を天井側や床面側に収納している。上記屋内施設は下記のようなシステムが一般的に使用されている。
上記システムは、天井側に設置されたウインチにより巻き取り及び引き出し移動する駆動用ワイヤロープと、該駆動用ワイヤロープを上下方向に沿って直線状に遊嵌すべくリング体を一定の間隔で取り付け、上端側を空間部の天井に沿って固定したたネット体とから構成され、ネット体を広げて空間部を間仕切りする場合は、ウインチを駆動して駆動用ワイヤロープを引き出し、ネット体をリング体部分で上方より順次広げながら空間部に沿って吊り張りし、また、ネット体を収納して空間部を開放する場合は、ウインチを駆動して駆動用ワイヤロープを巻き取りすることでネット体を天井側に沿ってリング体部分で下方より折り畳みながら収納する。
上記空間部は大面積であるために、ネット体は複数枚のネットを連結して形成し、該連結部に補強用布、又は補強用のロープを固定状態で取り付けている。
また、駆動用のワイヤロープを挿通するリング体は、従来はネット体に直接取り付けていたが、取り付け部分のネット体が磨耗し易いために、上記ネット体の連結部に予め取り付けることで、その強度を確保する方法が用いられている。
また、上記ネット体のネットを複数枚連結した構成及びネット体へのリング体の取り付けのために、予め工場で形成した後に空間部のある現場まで搬送する必要があった。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、リング体の取り付けは上記のようにネットの連結部に取り付けているために、リング体の取り付け位置が連結部に限定され、ネット体を吊り張りする場合は、予めガイド用ワイヤロープの設置位置と連結部の設置位置とを調整しなけれは適切なネット体の吊り張りができないという欠点があった。
また、ネットの連結及びリング体の取り付けが予め工場で形成されているために、ネット体の運搬時にリング体部分と接する部分のネットが擦れて磨耗する場合がある。
また、屋外の空間部の場合、支柱とネット体に取り付けられたリング体の取り付け位置が相違すると、その調整ができなくシステム全体を検討する必要があり、風の影響を受けた場合にスムーズなネットの昇降移動ができないという大きな問題点があった。
また、ネット体の連結部へのリング体の取り付け作業は、リング体を一個ずつ取り付けるために、その作業が煩雑であるという欠点があった。
そこで本発明は上記問題点を解消すべく、空間部の形状及びネットの吊り張り状況に応じてリング体の取り付け位置を自在に調整でき、またその取り付けが容易な昇降用ネット体、及び該昇降用ネット体を提供すること課題とする。
課題を解決するための手段
本発明は上記課題を解決するための昇降用ネット体の解決手段は、請求項1に記載のように、屋内外の空間部の間仕切り、又は防球用として複数枚のネットを連結したネット体を吊り張りし、該ネット体の上下方向に沿ってウインチで移動する駆動用ワイヤロープにネット体の上端側を連結し、該駆動用ワイヤロープに並行に架設したガイド用ワイヤロープを挿通するリング等の挿通体の設けられた昇降用ネット体において、前記リング等の挿通体が、予め該リング等の挿通体に形成された小孔を介して取付用紐状体に直接連結され、該取付用紐状体はネット体の所望の位置の上下方向で上端及び下端を固定して取り付けられ、リング等の挿通体に形成された大孔に前記ウインチで移動しネット体の上端側を連結した駆動用ワイヤロープに並行に架設したガイド用ワイヤロープを遊嵌することを特徴とする。
また、上記課題を解決する昇降用ネット体の形成方法の解決手段は、請求項2に記載のように、屋内外の空間部の間仕切り、又は防球用として複数枚のネットを連結して形成したネット体を吊り張りし、該ネット体の上下方向にウインチで移動する駆動用ワイヤロープにネット体の上端側を連結し、該駆動用ワイヤロープに並行に架設したガイド用ワイヤロープに挿通するリング等の挿通体を設けた昇降用ネット体の形成方法において、空間部の形状に応じて複数枚のネットを連結して形成されたネット体に、予めリング等の挿通体に形成された小孔に挿通した取付用紐状体を所望の間隔で複数本ネット体の上端及び下端部分に取り付け、その後リング等の挿通体間を調整して前記取付用紐状体に固定することで昇降用ネット体を形成し、前記リング等の挿通体に形成された大孔に前記ウインチで移動しネット体の上端側を連結した駆動用ワイヤロープに並行に架設したガイド用ワイヤロープを遊嵌することを特徴とする。
発明の作用・効果
次に、本発明の昇降用ネット体、及び該昇降用ネット体の形成方法の作用効果について説明する。
先ず、予め工場において屋内外の所望の空間部の形状に応じて、複数枚のネットを連結して大面積のネット体を形成する。
この際、リング等の挿通体は従来のようにネットの連結部のみに取り付けないために連結する各ネットはそれぞれその形状、及び大きさを自在に形成することができあらゆる空間部に対応する最適なネット体を形成することができる。
また、この状態で設置する空間部のある現場へ搬送するために、従来のようにリング等の挿通体部分でネット部分が磨耗することがなく搬送できる。
次に、空間部に設置したウインチの設置位置に応じてネット体の上下方向に予めリング等の挿通体の取り付けられた取付用紐状体を連結することで、昇降用ネット対を容易に形成することができる。
その後、前記昇降用ネット体を所望の空間部の状況に応じて吊り張りする。
上記昇降用ネット体をガイド用ワイヤロープを用いて吊り張りする場合は先ずリング等の挿通体をガイド用ワイヤロープに遊嵌し、該ガイド用のワイヤロープに並行して架設した駆動用ワイヤロープに昇降用ネット体の上端側を連結することで、昇降用ネット体を取り付ける。その後、駆動用ワイヤロープをウインチで移動し、昇降用ネット体の連結部分をガイド用ワイヤロープに沿って上方に引っ張ることで、昇降用ネット体を吊り張りする。
上記吊り張りした昇降用ネット体を収納する場合は、ウインチで駆動用ワイヤロープを逆方向に移動して昇降用ネット体をガイド用ワイヤロープに沿って下方に引っ張り収納する。
また、複数本の駆動用ワイヤロープを用いる場合は、昇降用ネット体の上端側を直接又は固定手段を介して空間部の上端側に取り付け、前記各駆動用ワイヤロープをウインチより引き出しリング等の挿通体に遊嵌した後、昇降用ネット体の下端側で固定することで取り付ける。そして、駆動用ワイヤロープをウインチで所望量巻き取ることで、昇降用ネット体を空間部に吊り張りする。
上記吊り張りした昇降用ネット体を収納する場合は、ウインチを駆動して駆動用ワイヤロープを巻き取り移動することで、昇降用ネット体を下端側より折りたたんで空間部の上端側に収納する。
この際、ガイド用ワイヤロープや複数本の駆動用ワイヤロープの設置位置に応じて、取付用紐状体をネット体に連結することができるので、ウインチを適切な位置に設置した後、昇降用ネット体を取り付けすることができる。
また、作業現場である空間部で適切な位置にリング等の挿通体を取り付けでき、システムの変更や微調整等に自在に対応することができる。
このように、本発明は空間部の形状に応じて、ネットを連結してネット体を形成でき、また空間部でウインチの設置位置に応じて取付用紐状体をネット体の所望の位置に取り付けるだけで、容易に昇降用ネット体を形成することができる。
また、取付用紐状体の取り付けはネット体の上下方向を取り付けることで、容易に連結することができるので、その連結部分の微調整が可能である。
発明を実施するための最良の実施の形態
以下、本発明の昇降用ネット体の一実施例について図面に沿って説明する。
図1は昇降用ネット体を示す概略説明正面図であり、図2はリング体等の挿通体の設けられた取付用ロープ等の紐状体を示す概略説明側面図であり、図3は、リング体等の挿通体を示す概略説明平面図であり、図4は、昇降用ネット体の作成方法を示すフローチャートであり、図5、図6は屋外施設に昇降用ネット体を取り付けた状態を示す概略説明側面図であり、図7は、円弧状の空間部の形状に対応した昇降用ネット体の他実施例を示す概略説明正面図であり、図8は屋内空間部に図7の昇降用ネット体を取り付けた状態を示す概略説明正面図であり、図9及び図10はリング体等の挿通体の他実施例を示す概略説明平面図である。
本発明の昇降用ネット体1は、設置する空間部の大きさに沿って複数枚のネット2を連結して形成されたネット体3と、該ネット体3の上下方向に沿って取り付けられた複数本の取付用ロープ等の紐状体4(以後取付用紐状体4と記載する)と、該取付用紐状体4に取り付けられた複数のリング等の挿通体5(以後挿通体5と記載する)とから形成されている。
上記ネット2は、挿通体5が所望の位置に取り付けることができるので各ネット2はその形状を自在に形成することができ、設置する空間部の形状に応じて強度等を計算して最適な枚数のネット2を連結してネッ体3を形成することができる。
また、上記取付用紐状体4は、主に細いロープを使用し、吊張本体3の上下方向で少なくとも上端及び下端部分で固定して取り付けるが、その取り付け方法はこの方法に限定するものでなく、例えば、複数の箇所でネット2に直接又は連結具を介して取り付けることも可能であり、また、ネット2の網目に沿って縫うように取り付けることも可能である。
上記挿通体5は、取付用紐状体4を挿通する小孔6とガイド用ワイヤロープ13を遊嵌するための大孔7とが形成され、小孔6にはネジを締め付けることで取付用紐状体4に挿通体5を固定することができるので、ネット体3の大きさに応じて取付用挿通体5の固定位置及び挿通体5間を自在に調整することができる。
上記のように、本発明の昇降用ネット体1は、先ず複数のネット2を連結してネット体3を形成し、その後、該ネット体3の上下方向に所望の間隔で複数の取付用紐状体4を取り付け、そして該取付用紐状体4に予め取り付けられた挿通体5を所望の間隔で固定することで、容易に形成することができる。従って、ネット体3を形成した状態で取付用紐状体4を別にして昇降用ネット体1の設置現場まで搬送することができ、状来のようにネット体3が挿通体5で損傷することなく搬送することができる。
また、上記取付用紐状体4の設置位置がネット2に連結部分に該当する場合、取付用紐状体4をネット2連結部の補強材を兼ねた機能と使用することができる。
次に、上記昇降用ネット体1を屋外の施設としてのゴルフ練習場に設置する場合について説明する。
先ず、ゴルフ練習場の空間部の外周に立設する支柱10に沿って吊り張りすべくネット2を連結してネット体3を形成し、その後支柱10に対応する位置に沿って取付用紐状体4を該ネット体3の上下方向に取り付け、そして該取付用紐状体4に沿って挿通体5を所望の間隔で調整移動した後固定する。
次に、支柱10の上下方向に沿ってウインチ11でエンドレス状に移動する、又は一端側を固定した駆動用ワイヤロープ12と、該駆動用ワイヤロープ12に並行し固定して架設したガイド用ワイヤロープ13とから構成された移動システムのガイド用ワイヤロープ13に挿通体5を移動自在に遊嵌して昇降用ネット体1を取り付け、該昇降用ネット体1の上端側を連結具(図示せず)で駆動用ワイヤロープ12に連結する。
上記挿通体5は支柱10に沿って架設されたガイド用ワイヤロープ13に相対する位置に取り付かなければならないが、本発明は挿通体5の取り付けられた取付用紐状体4をネット体3の所望の位置、例えばネット2の連結部分に取り付けると、ネット2の補強を行うことも可能である等、常に挿通体5を適切な位置であるガイド用ワイヤロープ13に相対する位置に取り付けすることができる。
上記状態で、ウインチ11を駆動して駆動用ワイヤロープ12をエンドレス状に移動することで、上端側を該駆動用ワイヤロープ12に連結した昇降用ネット体1を上方に引っ張り、上方側よりガイド用ワイヤロープ13に沿って移動し、上端側に位置することで空間部に吊り張りする。これにより、昇降用ネット体1を防球用として使用することができる。
また、ウインチ11を駆動して駆動用ワイヤロープ12を上記と逆方向に移動することで、昇降用ネット体1の連結部を下降しガイド用ワイヤロープ13に沿って下方に移動し、下方側より収納することができ、風の影響を防ぐことができる。
このように、本発明は挿通体5をネット体3の適切な位置に自在に取り付けすることができ、あらゆる空間部に昇降用ネット体1を吊り張りすることができる。
また、あらゆる空間部に適切に昇降用ネット体1を吊り張りして間仕切り防球用としてスムーズに昇降移動することができる。
しかも、ネット体3の連結部が限定されないために、空間部に適する昇降用ネット体1を容易に形成することができる。
また、挿通体5が取付用紐状体4に取り付けられているために、ネット体3への取り付けが容易である。
次に、本発明の昇降用ネット体1を天井が円弧状の屋内の空間部に設置する場合について説明する。
先ず、屋内施設としての球技等の練習場の空間部の形状に応じて上方の高さの相違する複数枚のネット2を連結してネット体3を形成し、該ネット体3の天井側に設けられウインチ14により巻き取り及び引き出し移動する複数の駆動用ワイヤロープ15の位置に沿って各取付用紐状体4をネット体3の上下方向に取り付け、該取付用紐状体4に沿って挿通体5を所望の間隔で移動した後ネジを締めることで取付用紐状体4に固定し、その後、昇降用ネット体1の上端側を天井側に直接又は吊張用の紐状体を介して間接的に固定し、そして駆動用ワイヤロープ15を挿通体5に挿通し、その先端を昇降用ネット体1の下端側で、錘体16を介して連結する。
上記状態で各ウインチ14を駆動して駆動用ワイヤロープ15を引き出し移動して昇降用ネット体1を錘体16により上方側より挿通体5部分で順次空間部に広げながら下降移動し、空間部に間仕切り用として吊り張りする。
また、ウインチ14を駆動して駆動用ワイヤロープ15を巻き取り移動して昇降用ネット体1を下方側より挿通体5部分で折り畳みながら上方に収納移動する。
このように、本発明は駆動用ワイヤロープ15の吊り張り位置に応じて、挿通体5を設置できるために、昇降用ネット体1の吊り張り時に自在に微調整が可能であり、常にスムーズな昇降移動することができる。
しかも、その構成が簡易であり、製作コストの面でも従来に比し削減することができる。
また、ネット体3の連結部にも取付用紐状体4を取り付けすることができ従来のように、連結部のみに挿通体5を設ける場合に比し、よりその使用用途を広げることができ、また、連結部の強度を損なうことなく取り付けすることができる。
尚、上記実施例では挿通体5取付用紐状体4に固定し、ネット体3とは連結しなかったが、本発明において挿通体5の連結は実施例に限定されるものでなく、例えば、挿通体5の一端側にネット体3と連結する連結部17部を形成することで、ネット体3に連結することも可能である。
また、上記実施例では挿通体5に形成された孔は予め形成されていたが、本発明において挿通体5の孔の形成はこれに限定するものでなく、例えば略U字状の本体部5に、少なくとも2本の区切り用のピンを差し込むことで、孔を形成することも可能である。この場合は孔の大きさをワイヤロープの径に応じて自在に設定可能でありまた使用により磨耗した挿通体5のみを取付用紐状体4より取り外すことも可能である。
また、上記実施例では、全ての挿通体5は予め取付用紐状体4に取り付けられていたが、本発明において全ての挿通体5が取り付けられていることは必須の条件ではなく、上下一対の挿通体5のみを取り付け、他の挿通体5はネット体3に取付用紐状体4を取り付けた後、所望の間隔で該取付用紐状体4に取り付けすべく構成することで、使用により磨耗した挿通体5のみの取替えすることが容易に行える。
本発明の昇降用ネット体を示す概略説明正面図 リング体等の挿通体の設けられた取付用ロープ等の紐状体を示す概略説明側面図 リング体との挿通体を示す概略説明平面図 昇降用ネット体の作成方法を示すフローチャート 屋外施設に昇降用ネット体を取り付けた状態を示す概略説明側面図 屋外施設に昇降用ネット体を取り付けた状態を示す概略説明側面図 円弧状の空間部の形状に形成した昇降用ネット体の他実施例を示す概略説明正面図 図6の昇降用ネット体を屋内空間部に取り付けた状態を示す概略説明正面図 リング体等の挿通体の他実施例を示す概略説明平面図 リング体等の挿通体の他実施例を示す概略説明平面図
1−昇降用ネット体、3−ネット体、4−取付用紐状体、5−挿通体

Claims (2)

  1. 屋内外の空間部の間仕切り、又は防球用として複数枚のネットを連結したネット体を吊り張りし、該ネット体の上下方向に沿ってウインチで移動する駆動用ワイヤロープにネット体の上端側を連結し、該駆動用ワイヤロープに並行に架設したガイド用ワイヤロープを挿通するリング等の挿通体の設けられた昇降用ネット体において、前記リング等の挿通体が、予め該リング等の挿通体に形成された小孔を介して取付用紐状体に直接連結され、該取付用紐状体はネット体の所望の位置の上下方向で上端及び下端を固定して取り付けられ、リング等の挿通体に形成された大孔に前記ウインチで移動しネット体の上端側を連結した駆動用ワイヤロープに並行に架設したガイド用ワイヤロープを遊嵌することを特徴とする昇降用ネット。
  2. 屋内外の空間部の間仕切り、又は防球用として複数枚のネットを連結して形成したネット体を吊り張りし、該ネット体の上下方向に沿ってウインチで移動する駆動用ワイヤロープにネット体の上端側を連結し、該駆動用ワイヤロープに並行に架設したガイド用ワイヤロープを挿通するリング等の挿通体を設けた昇降用ネット体の形成方法において、空間部の形状に応じて複数枚のネットを連結して形成されたネット体に、予めリング等の挿通体に形成された小孔に挿通した取付用紐状体を所望の間隔で複数本ネット体の上端及び下端部分に取り付け、その後リング等の挿通体間を調整して前記取付用紐状体に固定することで昇降用ネット体を形成し、前記リング等の挿通体に形成された大孔に前記ウインチで移動しネット体の上端側を連結した駆動用ワイヤロープに並行に架設したガイド用ワイヤロープを遊嵌することを特徴とする昇降用ネット体の形成方法。
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