JP6454948B2 - ネット用の取付係止具、該ネット用の取付係止具の設けられた防球用等のネット、及び該ネット用の取付係止具の防球用等のネットへの取り付け方法 - Google Patents

ネット用の取付係止具、該ネット用の取付係止具の設けられた防球用等のネット、及び該ネット用の取付係止具の防球用等のネットへの取り付け方法 Download PDF

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Description

本願発明は、主に各種スポーツの練習用、又は試合用として使用する屋内空間部の側面、天井面又は屋外空間部の支柱間において、防球用(間仕切り用、又は保護用)としてその屋内空間部の側面、天井面、屋外空間部の支柱間に沿って移動用として、又は固定用として吊り張りするネット用の取付係止具、該ネット用の取付係止具の設けられた防球用等のネット、及び該ネット用の取付係止具の防球用等のネットへの取り付け方法に関する。
従来、屋内空間部の側面に沿って防球用のネットを吊り張りする場合は、該当する側面の上部(天井)側で水平方向に沿って取付用ロープを架け渡し、その後該取付用ロープに前記屋内空間部の側面の形状に応じて形成されたネット体の上端部側を筒状に巻き付けることで前記ネット体の上端部側を取付用ロープに取り付ける。
前記ネット体は、空間部の形状に応じて1枚又は複数枚のネット本体を組み合わせて一体的に形成、又は所望の幅を有するネット本体を複数枚連ねて形成され、上下方向に所望の間隔で複数個のリング状の取付具本体が補強ロープを介して取り付けられている。
次に、ウインチを用いて移動する駆動用ロープを上端側より前記取付具本体に沿って下方側まで挿通し、ロープの先端側をネット体の下端側で直接又は間接的に連結する。この状態でウインチを用いて前記駆動用ロープを移動することで、ネット体を屋内空間部の側面に沿って昇降移動する。即ち、ネット体を屋内空間部の上部側に巻き上げ移動することで屋内空間部を開放でき、ネット体を床面側に移動することで屋内空間部を間仕切りする。
また、屋外空間部の外周縁に沿ってネット体を吊り張りする場合は、屋外空間部の外周縁に沿って所望の間隔で立設された複数本の支柱の上下方向に沿ってウインチで移動する駆動用ロープをエンドレス状に取り付けるとともに、支柱の上下方向でガイド用ロープを取り付けた後、ネット体の上端側を前記駆動用ロープに連結し、該ネット体に取り付けられた取付具本体にガイド用ロープを挿通することで、ネット体をガイド用ロープに沿って昇降移動する。即ち、ネット体を支柱の上部側に移動することで支柱間に沿ってネット体を吊り張りし、支柱の下方側に移動することで風の影響を受けることなく収納することができる。
また、屋内空間部の天井面に沿ってネット体を吊り張りする場合は、屋内空間部の天井面の梁に沿って複数個の固定具を取り付け、ネット体に取り付けられた複数個の取付係止具をそれぞれ連結することで、固定状態でネット体を天井面に沿って吊り張りする。
前記取付係止具のリング状の取付具本体は、紐状体に移動自在に挿通され該紐状体の両端側をネット体の対向する両端側に設けられた補強ロープに連結した後、紐状体に所望の間隔で固定することで、ネット体と一体としてネットを形成している。
また、前記紐状体に取り付け方法はネット体の上下方向、又は左右方向等自在に設定することができる。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記取付具本体は、紐状体を介して個々に取り付け、しかも紐状体のネットへの連結位置も予め設定されているために、ネット体への取り付け後の左右方向の取り付け位置の微調整を行うことができず、このためスムーズなガイド用ロープ又は駆動用ロープのスムーズな挿通ができない、又は天井面の別体の固定具を介しての取り付け位置の調整が適切にできないという欠点があった。
また、取付具本体が一点で連結されているために、係止部分の摩耗等が激しく、頻繁なメンテナンス作業が必要であった。
また、紐状体に複数個の取付具本体を取り付けるために、紐状体の強度を上げる必要があり、強度のある紐状体とネットとの間で摩耗等が発生し易くなる欠点があった。
さらに、摩耗等した取付具本体の取り換え作業は、紐状体毎に複数個の取付具本体とともに行う必要があり、作業効率の面で無駄が多くあった。
そこで、本願発明はネット体への個々の取り付け作業が容易であり、取り付け後の微調整ができ、そのメンテナンス作業もスムーズに行えるネット用の取付係止具、該ネット用の取付係止具の取り付けられた防球用等のネット、及び該ネット用の取付係止具の防球用等のネットへの取り付け方法を提供することを課題とする。
問題を解決するための手段
本願発明の上記課題を解決する手段としてのネット用の取付係止具は、請求項1に記載のように、屋内空間部の側面、天井面又は屋外空間部の支柱間に移動用として又は固定用として吊り張りされるネット体に複数個取り付けられ、任意のロープを移動自在に挿通する又は別体の固定具を介して側面等に固定状態で取り付ける取付具本体と、該取付具本体を前記ネット体に止めるための係止部とから構成されているネット用の取付係止具において、前記係止部には、少なくともネット体を形成する網目部分、又はネット体の端部補強部分に、上下方向、左右方向、又は上下方向と左右方向とを組み合わせた複数本の紐状の連結体より構成された又は網目部分の径の大小、網目の大きさ、網目の形状、又は端部補強部分の幅の大小に対応して紐又は圧着して取り付ける面積を有する別体のネット片で構成された取付面拡張手段が設けられていることを特徴とする。
また、本願発明の上記課題を解決する手段としてのネット用の取付係止具の設けられた防球用等のネットは、請求項2に記載のように、屋内空間部の側面、天井面又は屋外空間部の支柱間に移動用として又は固定用として吊り張りされるネット体と、該ネット体に複数個取り付けられ、ネット体の吊り張り方に沿って任意のロープを移動自在に挿通する又は前記側面等に別体の固定具を介して固定状態で取り付けるための取付具本体、該取付具本体をネット体に止めるための係止部とから構成されているネット用の取付係止具の設けられた防球用等のネットにおいて、前記取付係止具が、係止部に設けられ、上下方向、左右方向、又は上下方向と左右方向とを組み合わせた複数本の紐状の連結体又はネット体の網目部分の径の大小、網目の大きさ、網目の形状、又はネット体の端部補強部分の幅の大小に対応して紐又は圧着して取り付ける面積を有する別体のネット片で構成された取付面拡張手段で、ネット体を形成する網目部分、又はネット体の端部補強部分で連結体を網目に沿って所望の方向に絡み付けることで又は別体のネット片を一体的に取り付けることで取り付け面積を拡張し、且つ所望の間隔で連続して取り付けられていることを特徴とする。
さらに、本願発明の上記課題を解決する手段としてのネット用の取付係止具の防球用等のネットへの取り付け方法は、請求書3に記載のように、屋内空間部の側面、天井面又は屋外空間部の支柱間の形状に応じて1枚又は複数枚のネット体を形成し、該ネット体の所望の方向に沿って任意のロープを移動自在に挿通し又は前記側面等に別体の固定具を介して固定状態で取り付ける取付具本体と、ネット体に止めるための係止部とから形成された取付係止具を所望の間隔、又は所望の方向に沿って係止するネット用の取付係止具の防球用等のネットへの取り付け方法において、前記ネット体を形成する網目部分に沿って、又はネット体の端部補強部分に沿って前記係止部に設けられ、上下方向、左右方向、又は上下方向と左右方向とを組み合わせた複数本の紐状の連結体又は網目部分の径の大小、網目の大きさ、網目の形状、又は端部補強部分の幅の大小に対応して紐又は圧着して取り付ける面積を有する別体のネット片で構成された取付面拡張手段で、連結体をそれぞれ所望の間隔で上下方向、又は左右方向に直線状に絡み付けるように取り付け又は別体のネット片を圧着等して一体的に取り付けるとともに、隣合う他の取付係止具の取付面拡張手段を構成する連結体を連結して絡ませる又は別体のネット片を取り付けることでネット体に所望の方向に取り付けることを特徴とする。
発明の作用効果
次に、本願発明のネット用の取付係止具、該ネット用の取付係止具の設けられた防球用等のネット、及び該ネット用の取付係止具の防球用等のネットへの取り付け方法の作用効果を説明する。
先ず、請求項1に記載のネット用の取付係止具は、屋内空間部の側面、天井面又は屋外空間部の支柱間に沿って吊り張りされ、任意のロープ(ネット体の移動方向に沿って架け渡したガイド用ロープ、又はウインチで移動する駆動用ロープ)を移動自在に挿通した移動用のネット体、又は屋内空間部の側面、天井面又は屋外空間部の支柱間に沿って別体の固定具を介して固定状態で取り付けるネット体に取り付けられる。
即ち、吊り張りする屋内空間部の側面、天井面又は屋外空間部の支柱間の形状に応じて1枚又は複数枚で形成されたネット体に所望の方向に取り付けられる取付係止具であり、該取付係止具は前記任意のロープを移動自在に挿通するための又は側面等に固定する別体の固定具を介して取り付けるための取付具本体と、該取付具本体をネット体に係止するための係止部とから構成されている。
前記係止部には取付面拡張手段としての、上下方向、左右方向、又は上下方向と左右方向とを組み合わせた複数本の紐状の連結体、又はネット体の網目部分の径の大小、網目の大きさ、網目の形状、又はネット体の端部補強部分の幅の大小に対応して紐又は圧着して取り付ける面積を有する別体のネット片が設けられているために複数本の連結体を、ネット体を形成する網目部分に沿って又はネット体の端部補強部分に沿って絡ませ、又は所望の面積の別体のネット片をネット体の網目部分に又はネット体の端部補強部分に一体的に取り付けることで、前記係止部をネット体に取り付ける。
この際、前記取付面拡張手段によるネット体への取り付け面積を自在に調整(取付係止具をネット体に強く取り付ける場合は、取付面拡張手段の取り付け面積を拡張し、そうでない場合は、取付面拡張手段の取り付け面積を狭く)することで、取付係止具のネット体への取り付け強度を自在に調整することができる。
さらに、取付係止具にかかるネット体の荷重等に対応するためん、取付面拡張手段の所望の方向(荷重等に対応する方向、例えば、上下方向に、左右方向)のみ取り付け面積を拡張し、適切にネット体を吊り張りすることができる。
また、前記取付面拡張手段の取り付け面積を調整することで、ネット体の網目部分の径の大小、ネット体の網目の大きさ、ネット体の網目の形状、又はネット体の端部補強部分の幅の大小にも自在に対応することができる。
このように、本願発明のネット用の取付係止具は、その構成が簡易であり、且つあらゆるネット体への取り付けが可能であり、強固な状態でネット体に取り付けできる。
また、取付面拡張手段の取付面の面積を調整することで、あらゆるネット体への取り付けを調整することが可能となり、ネット体の材質、網目部分に対応して容易に取り付けることができるとともに、各取付係止具の取り外しにおいても、個々の取付面拡張手段の絡み付け部分又は一体的な取り付け部分を取り外すだけで容易に離反することができる。
次に、請求項2に記載のネット用の取付係止具の設けられた防球用等のネットは、屋内空間部の側面、天井面又は屋外空間部の支柱間に移動用として又は固定用として吊り張りされたネット体と、該ネット体に取り付けられ、任意のロープ(ネット体の吊り張り方向に沿ってガイドするガイド用ロープ、又はネット体を移動する駆動用ロープ)を挿通する、又は側面、天井面に取り付けられた固定具を介して取り付けるための取付係止具とから構成されている。
前記取付係止具は前記任意のロープを移動自在に挿通、又は別体への取り付けをする取付具本体と、該取付具本体に取り付けられ、ネット体へ止めるための係止部とから構成され、該係止部に設けられ上下方向、左右方向、又は上下方向と左右方向とを組み合わせた複数本の紐状の連結体で構成された取付面積拡張手段を用いてネット体を形成する網目部分に沿って、又はネット体の端部補強部分に沿って前記連結体を所望の方向に絡み付け面積を拡大する。
または、ネット体の網目部分に又は端部補強部分の幅の大小に対応してネット体に圧着等する面積を有する別体のネット片からなる取付面拡張手段で一体的に取り付ける。
この際、前記取付面拡張手段の取り付け面積の調整は、前記任意のロープを挿通した状態での、又は別体の固定具に取り付けた状態での取付具本体に係る荷重等に応じて、取付面の拡大調整、取付面の縮小調整等自在に調整することができる。
このようにして、各取付係止具をそれぞれ所望の間隔で連続してネット体に取り付け、前記任意のロープをスムーズに挿通、又は別体の固定具の固定位置に適切に対応することができる。
しかも、取付係止具はネット体に強固に取り付けでき、安全に防球用等のネットを形成することができる。
また、取付係止具はネット体への取り付け位置を自在に調整でき、前記任意のロープの設置位置に対応した位置で、又は別体の固定具の固定位置に対応した位置で、確実にネット体を取り付けできる。
また、ネット体が移動式の場合は、取付係止具が摩耗してもその部分のみ取り換えることで、スムーズなネット体のメンテナンス作業を行うことができる。
このように、本願発明の取係止付具の設けられた防球用等のネットは、その形成が容易であり、且つ取付係止具の取り付け位置を自在に調整することで、吊り張りする屋内空間部又は屋外空間部に応じて最適な防球用等のネットを設置できる。
しかも、取付係止具を個々に取り換え可能であり、防球用等のネットのメンテナンス作業が容易に行える。
次に、請求項3に記載の取付係止具の防球用等のネットへの取り付け方法は、先ず屋内空間部の側面、天井面又は屋外空間部の支柱間の形状に応じて1枚又は複数枚でネット体を形成し、その後該ネット体の吊り張り方向に沿って任意のロープ(ガイドするガイド用ロープ、ネット体を移動する駆動用ロープ)を挿通する、又は前記側面、天井面、支柱間に別体の固定具を介して取り付けるための取付係止具を所望の間隔、又は所望の方向に取り付ける。
この際、前記取付係止具のネット体への取り付けは、前記ネット体の網目部分に沿って、又はネット体の端部補強部分に沿って所望の方向(上下方向、左右方向、又は上下方向と左右方向とを組み合わせ等)を選択した後、前記取付具本体の係止部に設けられ上下方向、左右方向、又は上下方向と左右方向とを組み合わせた複数本の紐状の連結体又は網目部分の径の大小、網目の大きさ、網目の形状、又は端部補強部分の幅の大小に対応して紐又は圧着して取り付ける面積を有する別体のネット片で構成された取付面拡張手段の連結体を用いて前記網目部分、又はネット体の端部補強部分に絡み付けるように取り付け、又は別体のネット片を圧着して一体的に取り付ける。
前記取付係止具は、ネット体への取り付け方向に沿って所望の間隔で連続して取り付けるために、前記取付面拡張手段がそれぞれ隣合う取付具本体で網目部分を介して又は端部補強部分を介して連結することができ、各取付具本体間においてもそれぞれ強固に取り付けできる。
特に、前記取付面拡張手段の取付面積を調整することで、例えば、任意のロープ(ガイド用ロープ、駆動用ロープ)の移動により又は固定具を介して取り付け部分に係るネット体の荷重等に自在に対応することができる。
このように、本願発明のネット用の取付係止具の防球用等のネットへの取り付け方法は、取付係止具のネット体への取り付けが容易であり、また目的に応じて取り付け強度を自在に調整することができる利点がある。
また、取付係止具を取り付けでき、またその取り付け方向を自在に調整でき、ネット体の使用目的、使用状況に応じて設定することができる。
このため、取付係止具のネット体への連結部分での摩耗等が少なく、連続して使用することができ、頻繁なメンテナンス作業を必要としない。
本願発明のネット用の取付係止具、該ネット用の取付係止具の設けられた防球用等のネット、及び該ネット用の取付係止具の防球用等のネットへの取り付け方法について図面を用いて説明する。
図1は本願発明の取付係止具の一実施例を示す概略説明正面図あり、図2は図1の取付係止具を示す概略説明平面図であり、図3、図4は本願発明の取付係止具の係止部の他実施例を示す概略説明平面図であり、図5、図6はネット体への取付係止具の取り付け状態を示す概略説明平面図であり、図7はネット体の網目部分への取付係止具の取り付けの他実施例を示す概略説明平面図であり、図8はネット体の端部補強部分への取付係止具の取り付けを示す概略説明平面図であり、図9は屋内空間部のネット用の取付係止具の取り付けられた移動用の防球用等のネットを示す概略説明平面図であり、図10は屋外空間部のネット用の取付係止具の取り付けられた移動用の防球用等のネットを示す概略説明平面図であり、図11、図12は屋内空間部の天井面に取り付ける固定用のネット用の取付係止具の設けられた防護用のネットを示す概略説明側面図であり、図13は取付係止具の移動用の防球用等のネットへの取り付け方法を示すフローチャートであり、図14は取付係止具の固定用の防球用等のネットへの取り付け方法を示すフローチャートである。
本願発明の取付係止具1は、移動用のネット体10へ取り付けられ、該ネット体10の昇降移動を移動方向に沿ってガイド(案内移動)するガイド用ロープ20、又はネット体10を昇降移動する駆動用ロープ21をスムーズに挿通するに十分な径を有するリング環状の取付具本体2と、該取付具本体2をネット体10の網目部分、又は端部補強部分に沿って係止するための係止部3とから形成されている。
前記取付具本体2は、リング環状に形成し前記係止部3と一体的に形成したが、係止部3と一体的に形成することは必須条件ではなく、別体として形成し、連結具(図示せず)を介して連結することも可能である。これによりメンテナンス作業において、取付具本体2のみを取り外すことで、容易にメンテナンス作業を行えるという利点がある。
前記係止部3には、ネット体10を形成する網目部分10Aの交差部10Bに取り付ける取付面拡張手段が設けられ、該取付面拡張手段の一実施例として、取付具本体2をネット体10の交差部10Bに取り付ける取付管4と、該取付管4に一端側を固定し、網目部分10Aに沿って絡み付ける複数本(実施例では4本)の紐状の連結体5とから構成されている。
尚、前記連結体5の本数は、取付具本体2の取り付け状態、例えば、網目部分10Aの上下方向、又は左右方向のみの場合は2本、上下方向と左右方向とを組み合わせる場合は3本等自在に選択することができる。
また、連結体5の長さは、網目部分10Aに沿って直線状に取り付ける場合、又は網目部分10Aに沿って途中から方向を転換する場合、ともに網目部分10Aに確実に取り付けられるのに相当する所望の長さを有して形成する。これにより、ネット体10への取り付け面積を自在に拡大調整し、安定した状態で取付具本体2をネット体10に取り付けることができる。
このため、例えば、4本の連結体5のうち2本の長さを他の連結体5より長くすることで、所望の方向のみネット体10への取り付け強固にすべく調整することができる。
また、上記実施例では、前記係止部3に設けられた取付面拡張手段を取付管4と連結体5とで構成したが、本願発明の取付面拡張手段の構成はこれに限定されるものでなく、連結体5のみで構成することで、該連結体5のみでネット体10の網目部分10Aに沿って絡み付けることで、取付具本体2をネット体10に取り付けることも可能である。この場合は、ネット体10の交差部10Bへの取付管4を有しないので、取付係止具1のネット体10への取り付け部分の摩耗等をさらに減少することができる。
また、上記実施例では、取付面拡張手段を取付管4と連結体5とで構成したが、本願発明において、取付面拡張手段はこれに限定されるものでなく、例えば、取付具本体2に別体の所望の面積を有するネット片30を取り付け、該ネット片30をネット体10の網目部分10Aに沿って紐等、又は圧着等して取り付ける、あるいは絡み付けることで、取付具本体2をネット体10に取り付けることも可能である。この際、ネット片30の面積を調整することで、取付係止具1の取り付け強度を自在に調整することができる。さらに、ネット片30の代わりにシート体を用いることも可能である。
さらに、取付係止具1の取り付け位置は、ネット体10の端部補強部分10Cを利用して取り付けることも可能である。この際、端部補強部分10Cを形成する網目部分10Aを利用して上記取付面拡張手段を用いて同様に取り付ける。
次に、本願発明の取付具本体1の設けられた防球用等のネット7は空間部の形状に応じて1枚又は複数枚で形成されたネット体10と、該ネット体10の外周縁(各対向する辺)に沿って予め取り付けられ、ネット体10の形状を維持することを目的とする補強用ロープ11と、所望の間隔で連続して(直線状に)取り付けられた複数個の取付係止具1とから構成されている。
尚、前記取付係止具1は上下方向で隣り合う取付係止具1の係止部3を形成する連結体5が、ネット体10の網目部分10Aを利用して該網目部分10Aに沿って絡み付けることで連結している。
これにより、防球用等のネット7が移動用である場合は、前記ネット体10の吊り張り方向に沿って取付係止具1のリング環状の取付具本体2に同方向に沿って架け渡されたガイド用ロープ20を挿通し、前記ネット体10の上端側をウインチで移動する駆動用ロープ21に連結することで、間接的に移動、又は駆動用ロープ21を取付具本体2に挿通することで直接移動すべく構成されている。
また、防球用等のネット7が固定用である場合は、ネット体10の天井面の梁の位置に対応した位置に前記取付係止具1を取り付け、該取付係止具1の取付具本体2を利用して梁部分に固定された別体の固定具(図示せず)を介して取り付けるように構成されている。
さらに、前記取付具本体2に固定用ロープ22を挿通し、該固定用ロープ22を利用して梁部分に固定された別体の固定具(図示せず)を介して取り付けるように構成されている。
本願発明のネット用の取付係止具1、及び該ネット用の取付係止具1の設けられた防球用等のネット7は上記のように構成され、次に前記ネット用の取付係止具1、及び該ネット用の取付係止具1の設けられた防球用等のネット7を用いて、屋内空間部への移動用として、及び固定用として使用する場合について説明する。
先ず、屋内空間部の側面に移動用の防球用等のネット7を取り付ける場合について説明する。
前記該当する側面の形状(吊り張り方向の長さ、上下方向の長さ)に応じて1枚又は複数枚のネット本体を組み合わせてネット体10を形成する。
次に、前記側面用のネット体10の形状に応じて所望の幅を有して上下方向に取り付ける駆動用ロープ21の本数、該駆動用ロープ21を移動するウインチ(図示せず)を決定する。
そして、前記駆動用ロープ21の設置位置に対応して前記ネット体10の上下方向に沿って所望の間隔で取付係止具1を複数個取り付ける。
この際、隣合う上下の取付係止具1の連結体5をそれぞれ網目に沿って連続するように取り付けることで、単に各取付係止具1を別々に独立してネット体10に取り付ける場合に比し強固に取り付けることができる。
即ち、ネット体10の面積が大きい場合(基本的な目安として100m以上)は、取付管4を網目部分10Aの交差部10Bに取り付け、該取付管4に設けられた連結体5の本数を4本(又はそれ以上)にして網目部分10Aに大きく絡み付けとともに、上下の隣合う連結体5を連結して取り付けることで、防球用等のネット7を形成する。
これにより、上下方向で取付係止具1の取り付け強度を上げることができ、前記取付具本体2にガイド用ロープ20、又は駆動用ロープ21を容易に挿通して防球用等のネット7を移動用として使用することができる。
また、ネット体10の面積が小さい場合(100m以下)は、取付管4をネット体10の網目部分10Aの交差部10Bに取り付け、該取付管4に取り付けられた連結体5を2本にして、網目部分10Aに沿って上下方向、又は左右方向に直線状に取り付けることで、容易に防球用等のネット7を形成する。
即ち、容易にネット体10に取付係止具1を取り付けでき、また、ガイド用ロープ20、又は駆動用ロープ21に沿ってスムーズに昇降移動することができる。
このように、屋内空間部の側面に移動用としての防球用等のネット7を自在に設置でき、スムーズな防球用等のネット7の移動を可能とする。
次に、屋内空間部の天井面に固定用としての防護用のネット7Aを吊り張りする場合は、前記天井面の形状に応じて1枚又は複数枚のネット本体で形成されたネット体10に、天井面の梁部分に取り付けられた固定具(図示せず)を介して取付係止具1を対応する位置に取り付けることで、該取付係止具1をそれぞれ前記固定具に直接連結して防護用のネット7Aを天井面に沿って取り付ける。
前記取付係止具1は、取付具本体2に設けられた連結体5をネット体10の網目部分10Aに沿って取り付けることで、ネット体10に一体的に取り付けることができる。
この状態で、前記ネット体10は容易に天井面に取り付けられ、防護用ネット7Aとして使用することができる。
また、固定用の防護用のネット7Aへの取り付けはこれに限定されるものでなく、前記取付具本体2に固定用ロープ22を挿通し、その両端側をネット体10の両端側の補強用ロープ11に固定することで、前記補強用ロープ11を利用して前記固定具に取り付けることで、天井面に沿って防護用のネット7Aを取り付けることができる。
このように、屋内空間部の天井面に沿って容易に防護用のネット7Aを自在に設置でき、スムーズに取り付けできる。
また、屋内空間部の側面に固定用として防球用のネット7を吊り張りする場合は、対向する側壁面に架け渡しロープ(図示せず)を上下2本、又は複数本を平行状態で固定して架け渡し、前記架け渡しロープに取付具本体2を挿通、又は連結することで、側面に沿って防球用のネット7を固定して吊り張りすることができる。
次に、屋外空間部に防球用等のネット7を吊り張りする場合について説明する。
屋外空間部の外周縁に沿って立設した支柱30間の形状に応じて1枚又は複数枚でネット体10を形成する。
次に、前記支柱30の上下方向にウインチで移動する駆動用ロープ21を架け渡すとともに、同様に上下方向にガイド用ロープ20を架け渡す。
次に、前記屋内空間部の場合と同様に、取付具本体2をネット体10の上下方向に沿って網目部分10Aに沿って絡み付けるとともに、上下方向で隣り合う取付具本体2の連結体5部分を連結することで、ネット体10に取付係止具1を取り付ける。
その後、前記取付具本体2にガイド用ロープ20を挿通するとともに、前記ネット体10の上端側を駆動用ロープ21に固定する。
これにより、ウインチで駆動用ロープ21を移動することで、防球用等のネット7を支柱30に沿って昇降移動することができる。
このように、本願発明のネット用の取付係止具1は、屋内空間部、又は屋外空間部の形状に応じて形成されたネット体10に応じて、適切な状態で取り付けでき、容易に防球用等のネット7、防護用ネット7Aを構成することができる。
また、防球用等のネット7、又は防護用のネット7Aは、適切に取付係止具1が取り付けられているために、頻繁なメンテナンス作業を必要としない利点があり、且つメンテナンス作業がスムーズに行える利点がある。
本願発明のネット用の取付係止具を示す概略説明正面図 図1の取付係止具を示す概略説明平面図 本願発明の取付係止具の係止部の他実施例を示す概略説明平面図 本願発明の取付係止具の係止部の他実施例を示す概略説明平面図 ネット体に取り付けた取付係止具の取り付け状態を示す概略説明平面図 ネット体に取り付けた取付係止具の取り付け状態を示す概略説明平面図 ネット体の網目部分への取付係止具の取り付けの他実施例を示す概略説明平面図 ネット体の端部補強部分への取付係止具の取り付けを示す概略説明平面図 屋内空間部のネット用の取付係止具の取り付けられた移動用の防球用等のネットを示す概略説明平面図 屋外空間部のネット用の取付係止具の設けられた移動用の防球用等のネットを示す概略説明正面図 屋内空間部の天井面に取り付ける固定用のネット用の取付係止具の取り付けられた防護用のネットを示す概略説明側面図 屋内空間部の天井面に取り付ける固定用のネット用の取付係止具の取り付けられた防護用のネットを示す概略説明側面図 本願発明のネット用の取付係止具の移動用の防球用等のネットへの取り付けを示すフローチャート 本願発明のネット用の取付係止具の固定用の防球用等のネットへの取り付けを示すフローチャート
1…取付係止具、2−取付具本体、3…係止部、10…ネット体、30…支柱

Claims (3)

  1. 屋内空間部の側面、天井又は屋外空間部の支柱間に移動用として又は固定用として吊り張りされるネット体に複数個が取り付けられ、任意のロープを移動自在に挿通する又は別体の固定具を介して側面等に固定状態で取り付ける取付具本体と、該取付具本体を前記ネット体に止めるための係止部とから構成されているネット用の取付係止具において、前記係止部には、少なくともネット体を形成する網目部分、又はネットの端部補強部分に、上下方向、左右方向、又は上下方向と左右方向とを組み合わせて絡み付ける複数本の紐状の連結体より構成された又は網目部分の径の大小、網目の大きさ、網目の形状、又は端部補強部分の幅の大小に対応して紐又は圧着して取り付ける面積を有する別体のネットで構成された取付面拡張手段が設けられていることを特徴とするネット用の取付連結具。
  2. 屋内空間部の側面、天井面又は屋外空間部の支柱間に移動用として又は固定用として吊り張りされるネット体と、該ネット体に複数個取り付けられ、ネット体の吊り張り方向に沿って任意のロープを移動自在に挿通する又は前記側面等に別体の固定具を介して固定状態に取り付けるための取付具本体と、該取付具本体をネット体に止めるための係止部とから構成されているネット用の取付係止具の設けられた防球用等のネットにおいて、前記取付係止具が、係止部に設けられ、上下方向、左右方向、又は上下方向と左右方向とを組み合わせた複数本の紐状の連結体又はネット体の網目部分の径の大小、網目の大きさ、網目の形状、又はネット体の端部補強部分の幅の大小に対応して紐又は圧着して取り付ける面積を有する別体のネット片で構成された取付面拡張手段で、ネット体を形成する網目部分で、又はネット体の端部補強部分で連結体を網目に沿って所望の方向に絡み付けることで又は別体のネット片を一体的に取り付けることで取り付け面積を拡張し、且つ所望の間隔で連続して取り付けられていることを特徴とするネット用の取付係止具の設けられた防球用等のネット。
  3. 屋内空間部の側面、天井面又は屋外空間部の支柱間の形状に応じて1枚又は複数枚のネット本体で形成し、該ネット体の所望の方向に沿って任意のロープを移動自在に挿通し又は前記側面等に別体の固定具を介して固定状態で取り付ける取付具本体と、ネット体に止めるための係止部とから形成された取付係止具を所望の間隔、又は所望の方向に沿って係止するネット用の取付係止具の防球用等のネットへの取り付け方向において、前記ネット体を形成する網目部分に沿って、又はネット体の端部補強部分に沿って前記係止部に設けられ、上下方向、左右方向、又は上下方向と左右方向とを組み合わせて絡み付ける複数本の紐状の連結体又は網目部分の径の大小、網目の大きさ、網目の形状、又は端部補強部分の幅の大小に対応して紐又は圧着して取り付ける面積を有する別体のネット片で構成された取付面拡張手段で、連結体をそれぞれ所望の間隔で上下方向、又は左右方向に直線状に絡み付けるように取り付け又は別体のネット片を圧着等して一体的に取り付けるとともに、隣合う他の取付係止具の取付面拡張手段を構成する連結体を連結して絡ませる又は別体のネット片を取り付けることでネット体を所望の方向に沿って取り付けることを特徴とするネット用の取付係止具の防球用等のネットへの取り付け方法。
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