JP6733098B1 - 屋内空間部の天井用ネット又はシート、及び屋内空間部の天井用ネット又はシートの吊り張り方法 - Google Patents

屋内空間部の天井用ネット又はシート、及び屋内空間部の天井用ネット又はシートの吊り張り方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本願発明は、屋内空間部の天井面に沿って強固に天井ネット体を取り付けでき、且つ前記天井ネット体又はシート体を利用して垂れネット体又はシート体をあらゆる方向に沿って自在に取り付けできる屋内空間部の天井用ネット又はシート及び屋内空間部の天井用ネット又はシートの吊り張り方法を提供することを課題とする。【解決手段】屋内空間部の天井面に沿って吊り張りする天井ネット体又は天井シート体から構成された屋内空間部の天井用ネット又はシートにおいて、前記天井ネット体又はシート体は天井面の梁に沿って複数本架け渡された取付用ロープ体に沿って天井ネット体又はシート体を取り付け、且つ前記天井ネット体又はシート体の網目構造を利用して、及び/又は前記取付用ロープ体を利用して垂れネット体又はシート体を自在の方向に沿って取り付けることである。【選択図】図1

Description

本願発明は、球技等で使用する屋内空間部の天井面に主に防球用(又は落下防止用)として使用する屋内空間部の天井用ネット又はシート、及び屋内空間部の天井用ネット又はシートの吊り張り方法に関する。
従来、屋内競技としてのハンドボール、バレーボール、フットサル等で使用し複数に間仕切り可能な大空間部のメインアリーナ、通常2面等に間仕切りするサブアリーナを有する屋内空間部では、前記球技用の球から天井面を防護するために、又は天井面に当接した球の跳ね返りを防止するために、天井面に沿って天井用ネット又は天井用シートを吊り張りしている。
前記各アリーナは、天井を支える梁部分を利用して前記天井面に応じて形成された天井ネット体を天井面の全面に取り付けることで、天井用ネットを天井面に沿って適切に吊り張りしている。
前記天井ネット体の梁部分への取り付けは、前記天井ネット体の網目構造の交差部分とそれぞれの梁部分とを紐体等のネット連結具を用いて連結することで前記天井ネット体を梁部分に連結している。
また、天井ネット体の代わりに天井シート体を用いて、前記天井シート体を梁部分に連結することで天井面に吊り張りしている。
前記天井シート体は複数枚のシート本体をそれぞれ同方向に並行して取り付けることで吊り張りしている。
また、屋内空間部に用いる防球用としての垂れネット体又は垂れシート体は、レールに沿って移動する間仕切り用ネット体のレール部分の沿って直接前記レール部分に連結され、又は前記天井の梁部分を利用して天井ネット体又は天井シート体に連結されている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、前記従来の屋内空間部の天井用ネット又は天井用シートは、直接天井面の梁部分で天井面に吊り張りする天井ネット体又は天井シート体を連結しているために、連結部分に天井ネット体又は天井シート体の荷重が多くかかり天井ネット体又は天井シート体には直接垂れネット体又は垂れシート体を取り付けることができないという欠点があった。
また、前記天井ネット体又は天井シート体は天井面の梁部分のみを利用して連結されているために、垂れネット体又は垂れシート体を取り付ける場合は、同様に梁部分を利用して取り付けるためにその取り付け方向が限定されるという欠点があった。
そのため、球技の種類によっては、適切な防球効果を得ることができないという欠点があった。
また、垂れネット体又は垂れシート体は天井面の梁部分を利用して取り付けた間仕切り用ネット体の移動用レール部分に沿って取り付ける場合も同様に、垂れネット体又は垂れシート体の取り付け場所が限定されるという欠点があった。
特に、メインアリーナ、サブアリーナを有する規模の大きい屋内空間部においては、垂れネット体又は垂れシート体の横方向、縦方向の面積も多く必要とし、その取り付けの安全性の面でも大きな問題点があった。
そこで本願発明は、あらゆる屋内空間部の天井面に沿って天井用ネット又は天井用シートを安全に吊り張りでき、また、前記天井用ネット又は天井用シートのあらゆる方向に沿って、あらゆる大きさを有する垂れネット体又は垂れシート体を取り付けできる屋内空間部の天井用ネット又はシート、及び屋内空間部の天井用ネット又はシートの吊り張り方法を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
本願発明の上記課題を解決する手段としての屋内空間部の天井用ネット又はシートは、請求項1に記載のように、屋内空間部の天井面に沿って吊り張りした天井ネット体又はシート体から構成された屋内空間部の天井用ネット又はシートにおいて、前記天井ネット体又はシート体は、天井面の対向する側面間、及び梁に沿って架け渡した複数本の取付用ロープ体を介して吊り張りし、且つ前記天井ネット体又はシート体及び/又は前記取付用ロープ体を利用して、間仕切り用ネットの取り付け方向に沿って防球用の垂れネット体又はシート体が連結されていることを特徴とする。
また、本願発明の上記課題を解決する手段としての屋内空間部の天井用ネット又はシートの吊り張り方法は、請求項2に記載のように、屋内空間部の梁等を利用して天井面の形状に応じて形成された天井ネット体又はシート体を吊り張りする屋内空間部の天井用ネット又はシートの吊り張り方法において、前記天井ネット体又はシート体を取り付ける際、前記天井面の対向する側面間、及び梁等に沿って複数本の取付用ロープ体を架け渡し、該取付用ロープ体を介して前記天井ネット体又はシート体を連結するとともに、前記天井ネット体又はシート体及び/又は前記取付用ロープ体を利用して、間仕切り用ネットの取り付け方向に沿って所望の長さに形成された防球用等としての垂れネット体又はシート体を連結することを特徴とする。
発明の作用効果
本願発明の屋内空間部の天井用ネット又はシート、及び屋内空間部の天井用ネット又はシートの吊り張り方法の作用効果を説明する。
先ず、請求項1に記載の屋内空間部の天井用ネット又はシートは、屋内空間部の天井面の形状に応じて同形状、又は必要とする天井面の形状に形成された天井ネット体又はシート体と、前記天井面の対向する側面間、及び梁に沿って複数本を架け渡し、前記天井ネット体又はシート体を取り付ける取付用ロープ体とから構成されている。
この際、前記天井ネット体又はシート体は前記架け渡した取付用ロープ体を介して取り付けられているために、天井面の面積に応じて天井面との取り付ける部分を多く取ることができ、面積の大きな天井面であっても強固に天井面に沿って吊り張りできる。
また、天井面の梁がない部分でも前記取付用ロープ体を利用して天井ネット体又はシート体を連結できるので、あらゆる形状、又はあらゆる天井構造の天井面であっても適切に前記天井ネット体又はシート体を吊り張りすることができる。
次に、前記吊り張りされた天井ネット体又はシート体を利用することで、間仕切り用ネットの取り付け方向に沿って、またあらゆる長さを有する垂れネット体又はシート体を取り付けできる。
または、前記天井ネット体又はシート体及び前記取付用ロープ体を利用することで、垂れネット体又はシート体を取り付ける。
または、前記取付用ロープ体(のみ)を利用することで垂れネット体又はシート体を取り付ける。
これにより、球技の種類に応じて、屋内空間部を複数に間仕切りする場合には、間仕切り用ネットの取り付け方向に沿ってその上端側を適切に閉塞すべく垂れネット体又はシート体を取り付けでき、防球効果を格段に向上することができる。
このように、本願請求項1に記載の屋内空間部の天井用ネット又はシートは、あらゆる屋内空間部の天井面に沿って天井ネット体又はシート体を取り付けでき、且つ該天井ネット体又はシート体に垂れネット体又はシート体を自在な方向に沿って取り付けできるので、最適な防球用として優れた効果を得ることができる。
また、災害時においても、前記天井ネット体又はシート体を用いることで、天井面よりの落下防止の効果の向上を図ることができ、避難所として最適である。
次に、本願請求項2に記載の屋内空間部の天井用ネット又はシートの吊り張り方法は、屋内空間部の天井面の形状に応じて同形状、又は必要な天井面の形状に形成された天井ネット体又はシート体を天井面に沿って取り付ける際、予め前記天井面の側面間、及び梁に沿って複数本の取付用ロープ体を架け渡した後、前記取付用ロープ体を介して天井ネット体又はシート体を取り付けることで、天井面に沿って天井ネット体又はシート体を吊り張りする。
この際、前記取付用ロープは梁等を利用して架け渡しているために、天井ネット体又はシート体との連結位置を自在に調整でき、天井面の面積の大小、形状に応じて最適な位置を選択して強固に連結することができる。
次に、前記天井ネット体又はシート体を利用して間仕切り用ネットの取り付け方向に沿って、所望の長さ、幅を有する垂れネット体又はシート体を取り付ける。
または、前記天井ネット体又はシート体と前記取付用ロープ体を利用して垂れネット体又はシート体を取り付ける。
または、前記取付用ロープ体(のみ)を利用して垂れネット体又はシート体を取り付ける。
この際、前記垂れネット体は、天井ネット体又はシート体、及び/又は取付用ロープ体を利用して取り付けるために、自在にその取り付け方向、及び取り付けの長さ等を調整することができ、最適な状態で垂れネット体又はシート体を取り付けすることができる。
このように、本願請求項2に記載の屋内空間部の天井用ネット又はシートの吊り張り方法は、取付用ロープ体を利用して天井ネット体又はシート体を取り付けるために、天井面の大きさ、形状に応じて強固に吊り張りでき、且つ安全に吊り張り作業を行うことができる。
また、前記天井ネット体又はシート体を利用して、又は取付用ロープ体を利用して垂れネット体又はシート体を取り付けるために、あらゆる方向に沿って、また、あらゆる大きさ、あらゆる形状の垂れネット体又はシート体を取り付けでき、最適な状態で防球用として使用することができる。
本願発明の屋内空間部の天井用ネット又はシート、及び屋内空間部の天井用ネット又はシートの吊り張り方法の一実施例について図面を利用して説明する。
図1は本願発明の屋内空間部の天井用ネット又はシートの一実施例を示す概略説明正面図であり、図2は図1の一実施例を示す概略説側面図であり、図3は垂れネット体の取り付け状態を示す概略説明平面図であり、図4及び図5は垂れネット体の他実施例を示す概略説明平面図であり、図6は本願発明の屋内空間部の天井用ネット又はシートの他実施例を示す概略説明正面図であり、図7及び図8は垂れシート体の取り付け状態を示す概略説明平面図である。
図9は本願発明の屋内空間部の天井用ネットの吊り張り方法を示すフローチャートであり、図10は本願発明の屋内空間部の天井用シートの吊り張り方法を示すフローチャートである。
屋内空間部の天井用ネットを用いた場合の一実施例を以下に説明する。
本願発明の屋内空間部の天井用ネット1は、天井面の形状に応じて形成された天井ネット体2と、該天井ネット体2を天井面に吊り張りすべく天井面の梁A部分に沿って格子状に架け渡す取付用ロープ体3と、前記天井ネット体2に取り付ける垂れネット体4とから構成されている。
前記天井ネット体2は1枚、又は複数枚のネット本体2Aを組み合わせて構成することで、あらゆる天井面の大小の面積、及びあらゆる天井面の形状に対応することができる。
前記取付用ロープ体3は天井面の対向する側面間、及び天井面の梁A部分を利用して交差状に架け渡すことで、あらゆる天井面の形状(円弧面、傾斜)に沿って強固に架け渡すことができる。
尚、前記取付用ロープ体3の架け渡し方向は交差状に限定されるものでなく、例えば平行方向のみに複数本を側面間に架け渡すことも可能である。要は、天井面の大きさ、形状に応じて最適な架け渡し方向を自在に選択することができる。
前記垂れネット体4は、その上端側を前記天井ネット体2の網目構造を利用して紐体を用いて連続して連結することで、その上端側を前記天井ネット体2に一体的に取り付けできる。
尚、前記垂れネット体4の前記天井ネット体2への取り付け方法は上記天井ネット体2の網目構造を利用する方法に限定されるものでなく、前記垂れネット体4の上端側を前記取付用ロープ体3に紐体を用いて連結することで前記天井ネット体2と一体的に取り付けすることも可能であり、また、前記天井ネット体2の網目構造と前記取付用ロープ体3とをそれぞれ利用し、前記垂れネット体4の上端側をそれぞれ紐体で連結することで前記天井ネット体2と一体的に取り付けることも可能である。
要は、垂れネット体4の取り付け方向に沿って最も適切な連結部分を利用して天井ネット体2に一体的に取り付けることができるなら、その取り付け位置は特に問うものではない。
また、前記垂れネット体4の左右方向(幅)L1の長さ、上下方向L2の長さは取り付ける目的等に応じて自在に設定することができる。
前記垂れネット体4を取り付けは、通常屋内空間部の間仕切りを行うための間仕切り用ネット体5の上端側に吊り張りする場合が多く、前記間仕切り用ネット体5の吊り張りする方向に沿って、その上端側の天井面との隙間部分を閉塞する目的で取り付けられる。
また、前記間仕切り用ネット体5と垂れネット体4との取り付け位置の幅L3は、間仕切り用ネット体5の大きさに応じて、その距離を自在に調整することも可能である。
本願発明の屋内空間部の天井用ネット1は上記のように形成され、次に該天井用ネット1を屋内空間部に吊り張りする場合について説明する。
先ず、メインアリーナ、サブアリーナ等を有する屋内空間部の各アリーナの天井面の形状に応じて天井ネット体2を形成する。
この際、前記天井ネット体2の構成は、1枚のネット本体2Aで全体を構成、又は複数枚のネット本体2Aを連結することで全体を構成することで天井面の面積の大小に応じて天井ネット体2の形状、及び強度を自在に調整することができる。
次に、前記各アリーナの天井面の梁部分を利用して複数本の取付用ロープ体3を交差状に架け渡し、天井面全面に前記取付用ロープ体3を架け渡す。
前記取付用ロープ体3は、複数の箇所で公知の連結具(図示せず)を利用して梁A部分に連結されている。
尚、前記取付用ロープ体3の両端側は各アリーナの対向する上端側側面側に連結することで、円弧状の天井面においても円弧状に梁部分を利用して前記取付用ロープ体3を架け渡すことができる。
その後、前記天井面の形状に応じて形成された天井ネット体2を天井面に吊り張りする。前記天井ネット体2の吊り張りは、該天井ネット体2の網目部分を前記取付用ロープ体3に紐体等の連結手段で複数箇所連結することで、強固に天井面に沿って吊り張りすることができる。
次に、上記天井ネット体2を吊り張りした状態で、メインアリーナやサブアリーナを各種の競技で使用する際は、各アリーナをそれぞれ複数の区画に間仕切りする必要があり、各アリーナに使用目的に応じた間仕切り用ネット体5を吊り張りする。
通常、前記間仕切り用ネット体5は対向する側面側の上端側に設置されたウインチ(図示せず)より移動用ロープ体6を引き出し移動して前記間仕切り用ネット体5に連結し、その後前記移動用ロープ体6を巻き取り移動することで前記間仕切り用ネット体5を吊り張りし、各アリーナを複数に間仕切りする。
前記間仕切り用ネット体5の上端側は略水平状態に維持されるために、前記天井ネット体2との間に隙間部分が発生する。特に、天井面が円弧面である場合は、その隙間部分が大きく発生する。
そこで、前記間仕切り用ネット体5の吊り張り方向に沿って前記隙間部分を閉塞するための形状を有する垂れネット体4を取り付ける。
前記垂れネット体4の取り付けは、天井ネット体2の網目構造を利用して垂れネット体4の上端側を連続して紐体で巻き付けるように連結することで前記天井ネット体2に一体的に取り付ける。
この際、前記垂れネット体4は天井ネット体2の網目構造を利用して上端側を取り付けるために、前記天井ネット体2の所望の方向に沿って、また所望の長さを有する前記垂れネット体4を自在に選択して取り付けすることができる。
また、前記間仕切り用ネット体5の上端側と所望の間隔L3を有して取り付けでき、間仕切り及び防護用として最適な状態で吊り張りできる。
尚、前記垂れネット体4の取り付け位置は前記天井ネット体2の網目構造に限定されるものでなく、強固に取り付けできるなら前記天井ネット体2と前記取付用ロープ体3を利用して取り付け、又は吊り張り方向により前記取付用ロープ体3のみを利用して前記垂れネット体4を取り付けることも可能である。
このように、本願発明の屋内空間部の天井用ネット1は、天井面の沿って強固に取り付けでき、確実な防球用として、又は落下防止用として利用することができる。
また、垂れネット体4を自在な方向に沿って取り付けでき、間仕切り用ネット体5の間仕切り方向を確実に間仕切りできる。
次に、屋内空間部の天井シート体2Bを使用する一実施例について説明する。
本願発明の屋内空間部の天井用シート1Bは、上記天井用ネット1Bの場合と同様に、天井面の形状に応じて形成された天井シート体2Bと、該天井シート体2Bを天井面に吊り張りすべく天井面の梁A部分に沿って格子状に架け渡す取付用ロープ体3と、前記天井シート体2Bに取り付ける垂れシート体4Bとから構成されている。
前記天井シート体2Bは1枚、又は複数枚のシート本体2Cを組み合わせて構成することであらゆる天井面の大小の面積、及びあらゆる天井面の形状、又は天井面の照明機器に対応することができる。
前記取付用ロープ体3の架け渡し方向等については上記実施例1と同様に梁部分を利用して交差状に架け渡す。
前記天井シート体2Bは複数枚のシート本体2Cで構成されているために、各シート本体2Cをそれぞれ同じ方向に前記取付用ロープ体3を利用して天井面に吊り張りする。
前記シート本体2Cはそれぞれ独立して取り付けることも、又前記シート本体2Cをそれぞれ連結して一体的に取り付けることも可能である。
前記垂れシート体4Bは、前記天井シート体2Bを構成する前記シート本体2Cの取り付け方向に沿って取り付ける場合は、前記シート本体2Cの側面側を利用して、又は前記シート本体2Cの連結部分を利用して取り付ける。
また、前記垂れシート体4Bを前記シート本体2Cと交差する方向に沿って取り付ける場合は、前記交差方向の各シート本体2Cを跨いで各側面側、又は各連結部分を利用して取り付ける。
また、上記以外の他の方向に沿って前記垂れシート体4Bを取り付ける場合は、前記各シート本体2Cの側面側、又は連結部分、及び前記取付用ロープ体3を利用して取り付ける。
これにより前記垂れシート体4Bは前記天井シート体2Bに強固に、且つ一体的となるように取り付けすることができる。
このため、前記垂れシート体4Bの形状(上下方向、左右方向)も同様に目的に応じて自在に形成することができる。
本願発明の屋内空間部の天井用シート1Bは上記のように構成され、次に該天井用シート1Bを屋内空間部の天井面に吊り張りする場合について説明する。
メインアリーナ、サブアリーナ等を有する屋内空間部の各アリーナの天井面の形状に応じて同方向に複数枚のシート本体2Cを併設して天井シート体2Bを形成する。
尚、天井面の形状に応じて前記各シート本体2Cの形状は同一、又はそれぞれ相違することで形成する
次に、上記実施例1と同様に天井面の梁部分を利用して複数本の取付用ロープ体3を架け渡す。
その後、前記取付用ロープ体3を利用して前記天井シート1Bを形成する各シート本体2Cをそれぞれ複数箇所で前記取付用ロープ体3に連結することで、強固に天井シート体2Bを吊り張りすることができる。
次に、前記天井シート体2B又は/及び取付用ロープ体3を利用して垂れシート体4Bを取り付ける。
前記垂れシート体4Bの天井シート体2Bへの取り付けは、前記天井シート体2Bを形成する各シート本体2Cの連結部分に前記垂れシート体4Bの上端側を連結して取り付ける。
又は、前記各シート本体2Cの間に架け渡されている前記取付用ロープ体3に前記垂れシート体4Bの上端側を連結することで取り付ける。
又は、前記各シート本体2Cの連結部分及び前記取付用ロープ体3を利用して連結することで取り付ける。
このために、本願発明の屋内空間部の天井用シート1Bは、あらゆる屋内空間部の天井面に沿って強固に且つ適切に天井シート体2Bを吊り張りでき、防球の面、又は落下防止の面で優れた効果を得ることができる。
また、垂れシート体4Bの取り付け方向も自在に選択でき、また強固に取り付けできるために、あらゆる天井面に取り付けできる。
尚、上記実施例1では、間仕切り用ネット体5の上端側と天井ネット体2との隙間部分を閉塞するために垂れネット体4を取り付けたが、本願発明の屋内空間部の天井用ネット1はこれに限定されるものでなく、天井面のみ複数枚の垂れネット体4を取り付けることも可能である。
また、上記実施例1又は実施例2では、垂れネット体4又は垂れシート体4Bを天井ネット体2又は天井シート体2Bに沿って直線状に取り付けたが、本願発明の屋内空間部の天井用ネット1又は天井シート1Bの取り付けはこれに限定されるものでなく、複数回屈折しながら垂れネット体4又は垂れシート体4Bを天井ネット体2又は天井シート体2Bに取り付けることも可能であり、さらに、円弧状に垂れネット体4又は垂れシート体4Bを取り付けることも可能である。要は、屋内空間部の使用目的に応じて自在に取り付けできる。
さらに、前記天井ネット体2又は天井シート体2Bは平面状の形状であるが、前記円弧状の垂れネット体4又は垂れシート体4Bを取り付ける場合、前記天井ネット体2又は天井シート体2Bに円弧状等の孔を形成することも可能である。
本願発明の屋内空間部の天井用ネット又は天井用シートの一実施例を示す概略説明正面図。 図1の天井用ネット又は天井用シートを示す概略説明側面図。 垂れネット体の天井ネット体への取り付け状態を示す概略説明平面図。 垂れネット体の天井ネット体への取り付けの他実施例を示す概略説明平面図。 垂れネット体の天井ネット体への取り付けの他実施例を示す概略説明平面図。 本願発明の屋内空間部の天井用ネット又は天井用シートの他実施例を示す概略説明正面図。 垂れシート体の天井シート体への取り付けの一実施例を示す概略説明平面図 垂れシート体の天井シート体への取り付けの他実施例を示す概略説明平面図 本願発明の屋内空間部の天井用ネットの吊り張り方法を示すフローチャート 本願発明の屋内空間部の天井用シートの吊り張り方法を示すフローチャート
1…屋内空間部の天井用ネット、1B…屋内空間部の天井用シート、2…天井ネット体、2B…天井シート体、3…取付用ロープ体、4…垂れネット体、4B…垂れシート体

Claims (2)

  1. 屋内空間部の天井面に沿って吊り張りした天井ネット体又はシート体から構成された屋内空間部の天井用ネット又はシートにおいて、前記天井ネット体又はシート体は、天井面の対向する側面間、及び梁に沿って架け渡された複数本の取付用ロープ体を介して吊り張りされ、且つ前記天井ネット体又はシート体及び/又は前記取付用ロープ体を利用して、間仕切り用ネットの取り付け方向に沿って防球用及び防護用の垂れネット体又はシート体が連結されていることを特徴とする屋内空間部の天井用ネット又はシート。
  2. 屋内空間部の天井面の梁を利用して天井面の形状に応じて形成された天井ネット体又はシート体を吊り張りする屋内空間部の天井用ネット又はシートの吊り張り方法において、前記天井ネット体又はシート体を吊り張りする際、前記天井面の対向する側面間、及び梁に沿って複数本の取付用ロープ体を架け渡し、該取付用ロープ体を介して前記天井ネット体又はシート体を連結するとともに、前記天井ネット体又はシート体及び/又は前記取付用ロープ体を利用して、間仕切り用ネットの取り付け方向に沿って、所望の長さに形成された防球用及び防護用としての垂れネット体又はシート体を連結することを特徴とする屋内空間部の天井用ネット又はシートの吊り張り方法。
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