JP6589252B1 - 屋内空間部用の区画体、及び該屋内空間部用の区画体の吊り張り方法 - Google Patents

屋内空間部用の区画体、及び該屋内空間部用の区画体の吊り張り方法 Download PDF

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Abstract

【課題】屋内空間部を所望の範囲に沿って複数に区画することができ、且つその収納等が容易でコストのかからない屋内空間部用の区画体、及び該屋内空間部用の区画体の吊り張り方法を提供することを課題とする。【解決手段】屋内空間部を複数に区画することを目的とする屋内空間部用の区画体であって、前記区画体が少なくとも対向する側面間に沿って架け渡す複数本の主区画用のロープ体と、該主区画用のロープ体の区画する範囲に取り付け空間部の一方向を間仕切りする主吊張体と、該主吊張体と交差する方向に沿って前記任意の主区画用のロープ体間、又は前記主区画用のロープ体と交差する方向に沿って架け渡す従区画用の手段を介して取り付け空間部の交差する他方向を間仕切りする従吊張体とから構成されていることである。【選択図】図1

Description

本願発明は、主に大雨、地震、及び台風等の災害時に避難所として使用する小学校、中学校、高校の体育館、又は市町村等の建設した多目的ホール等の大きな空間部を有する施設(以下、屋内空間部と記載)において、避難した人のプライベートを確保するために、屋内空間部を任意のスペースで複数に区画することのできる屋内空間部用の区画体、及び屋内空間部用の区画体の吊り張り方法に関する。
従来、災害時の避難所として使用する屋内空間部では、避難した人々は毛布等の寝具を借りて、単に床面を使用して一人分の横になるスペースを確保し、その部分で仮眠を取ったりして時間を過ごしている。
しかし災害時の被害が大きい場合は、前記屋内空間部に数日間又は1か月以上に渡って避難しなければならないために、屋内空間部の前記スペース部分に避難した人々のプライベートを保護するための間仕切りが必要である。特に、女性、乳幼児のいる家庭、及び持病のある人たちは、他の避難者や報道機関等の視線から遮断された空間部を必要とする。
この際、間仕切りする壁を形成するための材料として提案されているのが段ボール材であり、複数枚の段ボール板又は段ボール箱を利用して、約2メートル以下の高さを有する壁を作成して複数の間仕切りされた区画を屋内空間部に形成する方法が多くの避難所で用いられている。
この際、段ボール板はレール等を用いて立設することで区画部分の四辺の壁として使用し、段ボール箱を簡易用のベッドとして使用する方法等である。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記従来の段ボールを用いて屋内空間部を間仕切りして複数に区画する場合は、設置作業の容易性はあるものの、段ボールは屋内空間部の空気の循環が遮られ室内の温度の上昇、匂いの充満の原因となる恐れがあり、特に多くの避難者を収容する屋内空間部では、前記理由により避難生活に支障をきたす場合が多々発生するという欠点があった。
また、段ボール材は予め一定の大きさに形成されているために、屋内空間部内を複数に間仕切り区画する場合には、各区画スペースは予め設定された一定のスペースを有し、避難者の人数に応じての間仕切りした区画の調整、及び避難者の状況に応じた間仕切りした区画の調整ができないという欠点があった。
また、段ボール材は積層すると暈を有するために、収納時の保管に多くのスペースを必要とし、また段ボール材の特質(水分を含み易い)上、長期的な倉庫等の保管に適さないという欠点があった。
また、段ボール材は屋内空間部で使用(短期、長期を問わず)した後は、廃棄しなければならず、その処理作業に時間とコストがかかるという問題点があった。
さらに、段ボール材は長期的に使用すると、水分の吸収や臭いの付着により取り換えの必要があり、このため上記収納する量の増加、廃棄量の増加が発生するという大きな問題点があった。
そこで、本願発明は、屋内空間部を自在の長さ、幅で間仕切りして複数の区画が形成でき、屋内空間部の空気の循環をスムーズにでき、しかもその収納及び処理作業が容易な屋内空間部用の区画体、及び該屋内空間部用の区画体の吊り張り方法を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
本願発明の上記課題を解決する手段としての屋内空間部用の区画体は、請求項1に記載のように、屋内空間部を複数に区画することを目的とする屋内空間部用の区画体であって、前記区画体が少なくとも対向する側面間に沿って架け渡す複数本の主区画用のロープ体と、該各主区画用のロープ体の区画する範囲に取り付け空間部の一方向を間仕切りする1枚又は複数枚で形成された主吊張体と、該主吊張体と交差する方向に沿って前記任意の主区画用のロープ体間、又は前記任意の主区画用のロープ体と交差する方向に沿って架け渡す従区画用の手段を介して取り付け空間部の交差する他方向の区画する面積を調整して間仕切りする従吊張体とから構成されていることを特徴とする。
また、上記課題を解決する手段としての屋内空間部用の区画体は、請求項2に記載のように、請求項1において、前記任意の主区画用のロープ体が従区画用の手段を介して予め複数本並設されていることを特徴とする。
さらに、本願発明の上記課題を解決する手段としての屋内空間部用の区画体の吊り張り方法は、請求項3に記載のように、屋内空間部を所望の方向に複数に区画する屋内空間部用の区画体を用いた吊り張り方法であって、少なくとも一方向の対向する側面間に沿って主区画用のロープ体を区画する範囲に沿って複数本架け渡し、該各主区画用のロープ体に沿って区画する範囲に1枚又は複数枚で形成された主吊張体をそれぞれ取り付けて空間部の一方向を間仕切りした後、前記主吊張体と交差する方向に沿って複数枚の従吊張体を前記任意の主区画用のロープ体間、又は前記任意の主区画用のロープ体と交差する方向に架け渡した従区画用の手段を介して取り付け空間部の交差する他方向の区画す面積を調整して間仕切りすることで、屋内空間部を複数箇所に区画することを特徴とする。
発明の作用効果
本願発明の屋内空間部用の区画体、及び該屋内空間部用の区画体の吊り張り方法の作用効果について説明する。
本願発明の請求項1に記載の屋内空間部用の区画体は、屋内空間部の少なくとも対向する側面間の区画する一方向の範囲に沿って所望の高さを有してそれぞれ水平方向に架け渡す複数本の主区画用のロープ体と、前記架け渡された主区画用のロープ体の区画する範囲に取り付け該主区画用のロープ体の下方側を壁として空間部の一方向を間仕切する1枚又は複数枚で形成された主吊張体と、前記主吊張体と交差する方向に沿って前記隣り合う主区画用のロープ体間、又は任意の主区画用のロープ体間、或いは前記任意の主区画用のロープ体と交差する方向に沿って架け渡す従区画用の手段を介して複数個所に取り付け前記区画用のロープ体の交差する他方向の下方側を壁として間仕切りする従吊張体とから構成されている。
前記主区画用のロープ体は屋内空間部へ架け渡した後、テンションをかけた状態とするために、大空間部の場合は、ロープ体の中間部分を天井面より支持ロープ等で中間支持する。
前記主区画用のロープ体に取り付ける主吊張体の長さ及び前記主区画用のロープ体の任意の主区画用のロープ体との間の距離、又は前記従区画用の手段を介して従吊張体間を調整することで、間仕切りする区画の数を自在に調整でき、避難者の増減に対応することを可能とすることができる。
前記主吊張体は前記主区画用のロープ体の所望の範囲に吊り下げることで、前記主区画用のロープ体の下方側を壁として空間部の一方向を間仕切りできる。このため、前記主吊張体をネット体又はシート体、又はネット体とシート体とを組み合わせて形成することで、目隠し部分の高さ調整、空気の流通の調整、及び区画幅の調整を自在に行うことができる。
前記従吊張体は、隣り合う前記主区画用のロープ体間、又は任意の前記主区画用のロープ体間、或いは前記従区画用の手段を介して下方側を壁として空間部の交差する他方向を間仕切りすべく吊り下げることで、前記主吊張体とで複数個所に区画を形成することができる。前記従吊張体も前記と同様にネット体又はシート体をそれぞれ組み合わせて形成することで、目隠し部分の高さ、空気の流通等を自在調整することができる。
このように、本願請求書1に記載の屋内空間部用の区画体は、あらゆる屋内空間部を所望の範囲に沿って自在に間仕切りして複数に区画することができる。
また、屋内空間部用の区画体がネット体又はシート体を用いた主吊張体、従吊張体、及び主区画用のロープ体で構成されているために、主吊張体等は細かく折り畳み、又主区画用のロープ体は巻き取ることで、小スペースで収納することができる。
また、前記主吊張体等は使用後も段ボールのように廃棄することなく再度使用できるので、コストの削減を図ることができる利点がある。
さらに、前記主吊張体及び従吊張体は取り換え可能であるとともに、洗濯可能であるために、長期的な使用にも自在に対応することができる。
次に、本願請求項2に記載の屋内空間部用の区画体は、前記本願請求項1において、前記複数本の主区画用のロープ体を従区画用の手段を介して予め一体的に並設することで、梯子状に形成された区画体を形成する。
次に、前記区画体の主区画用のロープ体の両端側を同時に屋内空間部の対向する側面に取り付けることで、同時に複数本の主区画用のロープ体を架け渡すことができ、且つ容易に屋内空間部に間仕切り用の区画を形成することができる。
また、上記区画体を同時に複数個、又は屋内空間部全体を一つの前記区画体で形成することで、容易に間仕切り用の区画を容易に複数個形成することができる。
このように、本願請求項2に記載の屋内空間部用の区画体は、その取り付けが容易で、その作業時間を短縮することができ、且つ同時に複数個の間仕切り用の区画を形成することができる。
次に、本願発明の請求項3に記載の屋内空間部用の区画体の吊り張り方法は、先ず、少なくとも一方の側面間に沿って空間部の一方向の区画する範囲に複数本の主区画用のロープ体を所望の高さ(他人の視線を遮断できる高さ)、及び所望の幅を有して架け渡した後、前記主区画用のロープ体の下方側を間仕切りして壁して区画する範囲に主吊張体を直接又は間接的に取り付けるとともに、前記主吊張体と交差する方向で、前記隣り合う又は任意の主区画用のロープ体間、又は前記任意の主区画用のロープ体と交差する方向に沿って架け渡した従区画用の手段を介して直接又は間接的に従吊張体を取り付ける。
前記主吊張体を取り付けた前記主区画用のロープ体の下方側は、前記主区画用のロープ体の架け渡した一方向に沿って壁として空間部を間仕切りでき、また前記従吊張体を取り付けた前記隣合う又は任意の主区画用のロープ体間、又は前記従区画用の手段を介して、前記主吊張体と略直角状に交差する他方向に沿って壁として空間部を間仕切りできる。
これにより、前記主吊張体と前記従吊張体とで四角状の間仕切りされた区画を複数個形成することができる。
この際、前記主区画用のロープ体は一方向に沿って区画する幅で水平方向に架け渡すことで、避難者の数、一区画の人数に応じて自在に幅調整を行うことができる。
また、前記従吊張体を前記主吊張体と交差する位置で、且つ避難者の数に応じた位置を調整することで、面積の相違する複数個の区画を自在に形成することができる。
このように、本願の請求項2に記載の屋内空間部用の区画体の吊り張り方法は、その取り扱いが容易であり、しかも区画する範囲を自在に調整できるという優れた効果を得ることができる。
また、その区画する作業を容易に行うことができ、安全性に優れた屋内空間部の間仕切りされた区画を形成することができる。
本願発明の屋内空間部用の区画体及び該屋内空間部用の区画体の吊り張り方法について図面に沿って説明する。
図1は本願発明の屋内空間部用の区画体を示す概略説明平面図であり、図2は区画用のロープ体に取り付けられた主吊張体を示す概略説明側面図であり、図3及び図4は、区画用のロープ体に取り付けられた主吊張体の他実施例を示す概略説明側面図であり、図5は他方の区画用のロープ体に取り付けられた従吊張体を示す概略説明正面図であり、図6及び図7は、区画用のロープ体の架け渡しの他実施例を示す概略説明側面図であり、図8は区画用のロープ体の側面への取り付け状態を示す概略説明側面図であり、図9及び図10は区画用のロープ体の中間部分の支持を示す概略説明側面図であり、図11は区画用のロープ体の架け渡しの他実施例を示す概略説明平面図であり、図12は本願発明の屋内空間部用の区画体の他実施例を示す概略説明平面図であり、図13は区画用のロープ体に取り付けられた従吊張体の概略説明正面図であり、図14、図15は屋内空間部用の区画体の他実施例を示す概略説明平面図であり、図16は屋内空間部用の区画体の他実施例を示す概略説明平面図であり、図17及び図18は図16の従区画用の手段の他実施例を示す概略説明平面図であり、図19、図20、及び図21は従区画用の手段の取り付けを示す概略説明平面図であり、図22は主区画用のロープ体に取り付けられた揺れ防止手段を示す概略説明平面図である。
図23、図24は本願発明の屋内空間部用の区画体の吊り張り方法のフローチャートである。
本願発明の屋内空間部用の区画体1は、屋内空間部の対向する側面間に架け渡す複数本の主区画用のロープ体2と、該区画用のロープ体2に取り付ける主吊張体3と、任意の前記区画用のロープ体2間に取り付ける、又は従区画用の手段を介して取り付ける従吊張体4とから構成されている。
前記主区画用のロープ体2は、対向する側面間の長さに形成されたロープ本体5と、該ロープ本体5の両端側にはそれぞれ長さ調整用のターンバックル6Aを介して取り付けられた側面固定具6と、前記ロープ本体5に移動自在に挿通され、所望の位置で固定可能で前記主吊張体3を取り付けるための移動連結具6Bとから形成されている。
前記調整用のターンバックル6Aを設けることは必須の条件ではなく、前記側面固定具6部分に前記ロープ本体5を巻き取るドラム(図示せず)を取り付けることでロープ本体5の長さ調整することも可能である。
前記固定具6は、対向する側面に沿ってそれぞれ取り付けられる固定用のロープ体10に固定することで、対向する側面間の空間部の水平方向に等間隔で複数本の主区画用のロープ体2を架け渡すことができる。
このため、前記固定具6の前記固定用のロープ体10への固定位置を調整することで、前記架け渡した隣合う主区画用のロープ体2間の距離を自在に調整することができる。
尚、前記主区画用のロープ体2の両端側の固定具6による固定は、前記固定用のロープ体10に連結する構成に限定されるものでなく、側面に取り付け用のレール(図示せず)を取り付け、該レールに区画用のロープ体2の側面取付具6を取り付けることも可能であり、また、側面取付具6を直接側面、又は柱部分を利用して取り付けることも可能である。この場合は、屋内空間部の二階部分を利用して取り付けることで、取り付けの高さ方向の距離を調整することができる。
さらに、前記主区画用のロープ体2の空間部への架け渡しは側面側への固定に限定されるものでなく、側面側に取り付けられた滑車21を介してウインチ(図示せず)で移動すべく構成することも可能である。この場合は、主区画用のロープ体2を床側に移動した後、主吊張体3を取り付け、その後前記主区画用のロープ体2をウインチで緊張することで、空間部に主区画用のロープ体2を架け渡すことができる。
このため、前記主区画用のロープ体2の架け渡し作業が容易に、且つ安全に行えることができる。
前記主区画用のロープ体2の架け渡す距離が長い場合は、天井より中間用のロープ体22で中間部分を吊り下げることで、前記主区画用のロープ体2を水平状態に維持することができる。
また、前記中間用のロープ体22の代わりに、屋内空間部の球技用のポール23を取り付け、前記主区画用のロープ体2の中間部分を下側より支持することで、水平状態を維持することも可能である。
前記主区画用のロープ体2は2本を接するように架け渡すことで、主吊張体3を前記各主区画用のロープ体2に移動自在に取り付け、前記主吊張体3を左右方向に開閉自在に取り付けることも可能である。
前記主区画用のロープ体1に移動連結具6Bを設けることで、該移動連結具6Bを介して間接的に主吊張体3を取り付けたが、本願発明において前記移動連結具6Bを設けることは必須の構成ではなく、前記主吊張体3に紐体等の連結具(図示せず)を設け、該連結具で前記主区画用のロープ体2に直接主吊張体3を取り付けることも可能である。
また、緊急の場合は、主吊張体3を二つ折りの状態で主区画用のロープ体2に掛けることも可能である。
前記主吊張体3は、シート体、ネット体とシート体とで構成され、屋内空間部における空気の循環を遮ることがない。特に、上部側を目の粗いネット体で形成し、下方側を目の細かなシート体で形成することで、目隠し部分と空気の循環とを適切に吊り張りできる。
尚、前記上部側を目の粗いネット体で形成することは必須の構成でなく、上部側のネット体を開放することも可能である。
また、前記主吊張体3の上端側には前記主区画用のロープ体2の移動連結具6Bに連結するための主連結体7としての紐、又はフック状の金具が設けられ、該主連結体7を連結する位置を調整することで区画部分の調整を自在に行うことができる。
また、前記主吊張体3の形状は、前記主区画用のロープ体2に沿って区画部分全体を一枚で形成、又は区画毎に複数枚で形成することもできる。
前記従吊張体4は、シート体、ネット体又はシート体とで構成され、屋内空間部における空気の循環を遮ることがない。特に、隣り合う区画部分との間仕切りであるために、目の細かなシート体で形成することが望ましい。
また、前記従吊張体4も前記主吊張体3と同様に、前記主区画用のロープ体2と交差する側面間に従区画用の手段としての従区画用のロープ体2Aを架け渡し、該従区画用のロープ体2Aに取り付けることで吊り張りする。
尚、上記従吊張体4の取り付けは、前記従区画用のロープ体2Aを用いる場合に限定されるものでなく、前記主吊張体3の取り付けられた任意の主区画用のロープ体2間に直接取り付けることも可能である。
この場合、隣合う前記主区画用のロープ体2に従吊張体4を取り付けることを基本的な区画とし、その区画を利用する人数に応じて、前記主区画用のロープ体2の隣接する3本間、4本間等に前記従吊張体4を取り付けることで、基本的な区画に対して2倍、3倍等その区画する面積を広げることができる。
また、従区画用の手段として、棒状体2Bを用いて隣接する主区画用のロープ体2間に取り付け、該棒状体2Bに従吊張体4を取り付けることも可能である。
この場合、主区画用のロープ体2間(幅)を前記棒状体2Bで維持することができ、区画した面積の維持を図ることができる。
また、前記棒状体2Bの一端側のみ主区画用のロープ体2に回動自在に取り付けることで、該棒状体2Bを左右どちらの並行する主区画用のロープ体2にも他端側を連結することができ、主区画用のロープ体2と交差する方向の区画間を自在に変更することができる。
また、前記棒状体2Bを床面側に回動し、床面に固定することで、床面側からの主区画用のロープ体2の高さ方向の支持を行うことができ、天井側に回動し、中間用のロープ体22と連結することで、主区画用のロープ体2の中間部分の支持を行うことができる。
さらに、近接して2本の棒状体2Bを取り付けることで、同時に左右両端側の並行する主区画用のロープ体2と連結し、幅の広い区画を形成することができる。
さらに、前記棒状体2Bを連結紐2Cを介して間接的に取り付けることで、主区画用のロープ体2の架け渡し位置が高い場合であっても、適切な位置に従吊張体4を吊り張りすることができる。
また、前記棒状体2Bを長さ調整可能に構成することで、隣接する主区画用のロープ体2間の距離を自在に調整することも可能である。
また、前記従吊張体4の両端側には、前記従区画用のロープ体2A又は前記主区画用のロープ体2の連結具6Bへの取り付け用の従連結体8としての紐、フック状の金具が設けられている。
前記従吊張体4の前記主区画用のロープ体2への取り付けも前記主吊張体3の取り付けと同様に前記連結具6Bを用いて間接的に取り付けることも、また前記従連結体8で直接取り付けることも可能である。
さらに、前記従区画用の手段を用いて区画を形成する場合は、主区画用のロープ体2と従区画用の手段とで矩形状に形成したが、区画の形状は矩形状に限定されるものでなく、略三角形状であっても、多角形状であってもよく、要は避難した人のプライバシー保護が適切にできる形状であれば、その形状は特に限定されるものでない。
前記主区画用のロープ体の架け渡し方向と交差する方向には、揺れ防止手段としての防止ロープ体30が取り付けられ、地震時の主区画用のロープ体2の横揺れを防止することができる。
本願発明の屋内空間部の区画体1は上記のように構成され、次に、屋内空間部を前記屋内空間部の区画体1で複数に区画する場合について説明する。
先ず、対向する側面のそれぞれの側面の上部側(間仕切りする高さに対応する位置)に固定用のロープ体10を取り付ける。前記固定用のロープ体10の側面への取り付けは、その両端側を前記側面の両端側に固定するとともに、複数箇所でその前記固定用のロープ体10の中間部分を側面にそれぞれ固定することで、固定用のロープ体10の側面への取り付け強度を強固にする。
また、前記固定用のロープ体10の表面に目盛り(図示せず)を設けることで、一方向の区画する幅を決定する際の目安とすることができる。
次に、前記固定用のロープ体10の目盛りを利用して区画する範囲に該当する箇所に側面取付具6を介して主区画用のロープ体2取り付けることで、屋内空間部の一方向に沿って水平に複数本の主区画用のロープ体2を架け渡す。
この際、前記側面連結具6の連結位置を調整することで、隣り合う前記主区画用のロープ体2の幅の調整を行うことができる。
前記固定用のロープ体10を用いない場合は、側面取付具6を直接側面(側面に予め固定状態で取り付けられている連結受け具(図示せず))に取り付けるために容易に側面取付具6を取り付けできる。
その後、前記主区画用のロープ体2の架け渡した方向に沿って区画する範囲に主吊張体3を取り付ける。
前記主吊張体3の前記主区画用のロープ体2への取り付けは、前記主吊張体3の上端辺に設けられた主連結体7を用いて前記主区画用のロープ体2の移動連結具6Bに連結した後、一端側の前記連結具6Bのみを前記主区画用のロープ体2に固定することで前記主吊張体3を開閉自在に前記主区画用のロープ体2に取り付けできる。
前記連結具6Bは前記主区画用のロープ体2に移動自在に取り付ける部分と、前記主区画用のロープ体2に固定して取り付ける部分とを設け、区画部分の固定する部分と開閉移動する部分とに分けることができる。
また、前記主吊張体3の下端側に別体の錘体(図示せず)を取り付けることで、前記主吊張体3を適切に吊り張りすることができる。
前記主吊張体3の下端側に錘体を取り付けることは必須の構成要件でなく、前記主吊張体3の下端側を床面側に余った部分を垂れた状態として吊り張りすることも可能である。
次に、前記主区画用のロープ体2と交差する方向に沿って従区画用のロープ体2Aを前記と同様に交差する方向の側面に固定状態で取り付けられた固定用のロープ体10に取り付けることで、複数本の従区画用のロープ体2Aを架け渡し、前記主区画用のロープ体2と従区画用のロープ体2Aとで、屋内空間部に複数の矩形状の区画を形成する。
その後、前記主区画用のロープ体2と前記主区画用のロープ体2Aとが交差する部分の前記主吊張体3で囲まれた部分に従吊張体4を取り付けることで、前記主吊張体3と前記従吊張体4とで間仕切りされた矩形状の区画を形成することができる。
前記従吊張体4の前記従区画用のロープ体2Aへの取り付けは、前記従吊張体4の上端側の従連結体8を前記従区画用のロープ体2Aの連結具6Bに連結し、該連結具6Bを前記従区画用のロープ体2Aに固定することで取り付ける。
前記従区画用のロープ体2Aの前記固定用のロープ体10への取り付ける位置を調整することで、交差する方向の幅を自在に調整することができる。
尚、一方向のみの前記主区画用のロープ体2の隣接する前記主区画用のロープ体2を利用して従吊張体4を取り付けることも可能である。
即ち、隣接する2本の前記主区画用のロープ体2の間、隣接する3本の前記主区画用のロープ体2の間、又は隣接する3本の前記主区画用のロープ体2の間に渡って従吊張体4を取り付けることで、面積の相違する複数の区画を自在に形成することができる。
この場合も同様に前記主区画用のロープ体2の連結具6Bに前記従吊張体4の従連結具8を連結した後、前記連結具6Bを前記主区画用のロープ体2に固定することで従吊張体4を取り付けることができる。
このように、隣接する主区画用のロープ体2間の幅調整、及び/又は隣接する従区画用のロープ体2A間の幅調整、又は従吊張体4の主区画用のロープ体2への取り付け位置を調整することで、避難者の人数に応じた面積を有する区画を自在に形成することができ、避難者の状況に応じた数の区画を自在に形成することができる。
しかも、その形成作業が容易であり、少ない人数で各区画を形成することができるので、作業効率を格段に向上することができる。
また、本願発明の屋内空間部の区画体1は、少なくとも主区画用のロープ体2、及びネット体又はシート体で構成された主吊張体2、従吊張体4とで構成することができるので、折り畳んで収納することができ、不使用時の収納(予めのストック)にダンボール材のような多くのスペースを必要としない利点がある。
また、上記構成より、屋内空間部で使用した後、従来の段ボール材のように廃棄することなく、再度使用することができ、災害時の防災対策としてのコストの削減を図ることができる。
尚、上記実施例では、屋内空間部における間仕切り用区画のみについて説明したが、近年避難所として使用する屋内空間部の天井部分は、落下防止用の防護用ネットが設けられている場合が多く、この場合は、前記防護用ネットを天井面に吊り張りするために天井面に架け渡す天井用のロープ体を利用(天井用のロープ体より床面側に吊り下げ用ロープ体を連結し、該吊り下げ用ロープ体を利用)して、主区画用のロープ体2の側面取付具6を取り付けることも可能であり、また、中間用のロープ体22を天井面の防護用ネットの連結部分に取り付けることも可能である。
このように、屋内空間部用の区画体1を落下防止用の防護用ネットと一体的に取り付けることも可能である。
尚、上記実施例では、屋内空間部用の区画体1をそれぞれ単独の主区画用のロープ体2で構成したが、本願発明において、屋内空間部用の区画体1の構成はこれに限定されるものでなく、例えば、予め2本の主区画用のロープ体2を従区画用の手段としての棒状体2Bで連結し梯子状に形成することで、区画の形成された区画体1を側面に同時に取り付けすることも可能である。
この場合、前記主区画用のロープ体2の本数は2本に限定されるものでなく、3本、5本でもよく、屋内空間部用の形状に応じて、又は保管状況(保管スペースの大小等)に応じて所望の本数を並設して形成することができる。
また、前記棒状体2Bの両端側を主区画用のロープ体2に沿って移動自在に取り付けることで、主区画用のロープ体2と交差する方向での区画を自在に調整することができるとともに、保管時は主区画用のロープ体2の一端側に前記複数本の棒状体2Bを一体的に移動し主区画用のロープ体2を巻き付けることで、保管スペースを最小に抑えることがでる。
また、前記屋内空間部用の区画体1を梯子状に形成することで、側面側の主区画用のロープ体2の連結位置を主区画用のロープ体2間の幅より広げ主区画用のロープ体2を緊張状態で架け渡すことができる。
さらに、前記梯子状に形成した屋内空間部用の区画体1を複数個屋内空間部に並設して取り付けることで、あらゆる屋内空間部を複数に間仕切りした空間部を区画することができる。
この際、側面側の主区画用のロープ体2に揺れ防止手段としての揺れ防止用のロープ体30を側面との間(一端側を側面に固定し、他端側を主区画用のロープ体2の中央部分に連結して)取り付けることで、主区画用のロープ体2の左右方向への揺れを防止することができ、複数の間仕切りした区画を適切に維持することができる。
このため、長期間安定した状態で屋内空間部用の区画体1で間仕切りした空間部を使用することができる。
本願発明の屋内空間部用の区画体を示す概略説明平面図 区画用のロープ体に取り付けられた主吊張体を示す概略説明側面図 区画用のロープ体に取り付けられた主吊張体の他実施例を示す概略説明側面図 区画用のロープ体に取り付けられた主吊張体の他実施例を示す概略説明側面図 区画用のロープ体に取り付けられた従吊張体を示す概略説明正面図 区画用のロープ体の架け渡しの他実施例を示す概略説明側面図 区画用のロープ体の架け渡しの他実施例を示す概略説明側面図 区画用のロープ体の側面への取り付け状態を示す概略説明側面図 区画用のロープ体の中間部分の支持を示す概略説明側面図 区画用のロープ体の中間部分の支持を示す概略説明側面図 区画用のロープ体の架け渡しの他実施例を示す概略説明側面図 本願発明の屋内空間部用の区画体の他実施例を示す概略説明平面図 区画用のロープ体に取り付けられた従吊張体の他実施例を示す概略説明正面図 本願発明の屋内空間部用の区画体の他実施例を示す概略説明平面図 本願発明の屋内空間部用の区画体の他実施例を示す概略説明平面図 本願発明の屋内空間部用の区画体の他実施例を示す概略説明平面図 図16の従区画用の手段の他実施例を示す概略説明平面図 図16の従区画用の手段の取り付けを示す概略説明平面図 従区画用の手段の取り付けを示す概略説明平面図 従区画用の手段の取り付けを示す概略説明平面図 従区画用の手段の取り付けを示す概略説明平面図 主区画用のロープ体に取り付けられた揺れ防止手段を示す概略説明平面図 本願発明の屋内空間部用の区画体の吊り張り方法のフローチャート 本願発明の屋内空間部用の区画体の吊り張り方法のフローチャート
1−屋内空間部用の区画体、2−主区画用のロープ体、3−主吊張体、4−従吊張体、10−固定用のロープ体

Claims (3)

  1. 屋内空間部を複数に区画することを目的とする屋内空間部用の区画体であって、前記区画体が少なくとも対向する側面側に沿って架け渡す複数本の主区画用のロープ体と、該各主区画用のロープ体の区画する範囲に取り付け空間部の一方向を間仕切りする1枚又は複数枚で形成された主吊張体と、該主吊張体と交差する方向に沿って前記任意の主区画用のロープ体間、又は前記任意の主区画用のロープ体と交差する方向に沿って架け渡す従区画用の手段を介して取り付け空間部の交差する他方向の区画する面積を調整して間仕切りする従吊張体とから構成されていることを特徴とする屋内空間部用の区画体。
  2. 前記任意の主区画用のロープ体が従区画用の手段を介して予め複数本並設されていることを特徴とする請求項1に記載されている屋内空間部用の区画体。
  3. 屋内空間部を所望の方向に複数に区画する屋内空間部用の区画体を用いた吊り張り方法であって、少なくとも一方向の対向する側面間に沿って主区画用のロープ体を区画する範囲に沿って複数本架け渡し、該各主区画用のロープ体に沿って区画する範囲に1枚又は複数枚で形成された主吊張体をそれぞれ取り付けて空間部の一方向を間仕切りした後、前記主吊張体と交差する方向に沿って複数枚の従吊張体を前記任意の主区画用のロープ体間、又は前記任意の主区画用のロープ体と交差する側面間に架け渡した従区画用の手段を介して取り付け空間部の交差する他方向の区画する面積を調整して間仕切りすることで、屋内空間部を複数個所に区画することを特徴とする屋内空間部用の区画体の吊り張り方法。
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