JP2005146772A - 屋根支持構造体ユニットおよび大空間屋根構造物並びにこれらの施工法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 間隔をおいて対向するように立設された支柱5の上部に上部主ケーブル1の端部が固定され、上部主ケーブル1に支持された多数本の縦副ケーブル3が上部主ケーブル1の長手方向に間隔をおいて垂下され、上部主ケーブル1に間隔をおいて対向すると共に多数の縦副ケーブル3に支持された上に凸の曲線状の下部主ケーブル2が支柱5の下部に固定されている屋根支持構造体ユニット6。また、屋根支持構造体ユニット6が間隔をおいて設けられ、各屋根支持構造体ユニット6における下部主ケーブル2に渡って横副ケーブル4が交差するように複数本の横副ケーブルが配置されて緊結され、下部主ケーブル2と横副ケーブル4とにより屋根仕上げ材10を保持するようにした。
【選択図】図1
Description
また、従来、B.上部主ケーブルを下に凸に配置すると共に、下部主ケーブルの中央部を上部主ケーブル中央部よりも高レベル位置になると共に交差するように配置し、高レベルの下部主ケーブルと、低レベルの上部主ケーブルとの間に、圧縮力を受け持つ束材を配置する形態の屋根支持構造も知られている(例えば、特許文献2参照)。
第1発明によると、間隔をおいて対向する支柱間に、上部主ケーブルと上に凸の下部主ケーブルおよびこれらに連結された縦副ケーブルを備えた屋根支持構造体ユニットとされているので、風による吹き上げ力が作用する大空間屋根構造物に適用しても、上に凸の下部主ケーブルで対向でき、また、雨水あるいは雪荷重に対しては、上部主ケーブルで対向できる構成が簡単な構造要素であり、また対向する支柱のレベルが異なっていても、容易に屋根支持構造体ユニットを構成することができるため、施工の自由度が高い。
まず、本発明の屋根支持構造体ユニットについて、図3および図4並びに図12および図13を参照しながら説明する。
牽引の順序としては、1箇所毎に牽引して上主ケーブル1の端末を柱上に固定する方法と、柱頭に作用する水平力が過大とならぬよう牽引途中で仮固定し他の柱頭を牽引し、途中で固定し、を繰り返して徐々に引き揚げる方法がある。
2 下部主ケーブル
3 縦副ケーブル
4 横副ケーブル
5 支柱
6 屋根支持構造体ユニット
7 控え柱
8 ケーブル式梁ユニット
9 地盤
10 屋根仕上げ材
11 大空間屋根構造物
12 端部支柱
13 クレーン
14 ウインチ
15 条体
16 ブレース
17 端部上架材
18 係止フック
19 仮設条体
20 条体支承部
21 条体牽引装置
22 ロッドまたは条体
23 滑車またはシーブ
24 センターホールジャッキ
25 ブラケット
26 固定金具
27 吊り天秤
28 係止フック
Claims (14)
- 左右方向に間隔をおいて対向するように立設された一対の支柱の上部に、上部主ケーブルの端部が固定され、前記上部主ケーブルに支持された多数本の縦副ケーブルが前記上部主ケーブルの長手方向に間隔をおいて垂下され、前記上部主ケーブルに間隔をおいて対向すると共に前記多数の縦副ケーブルに支持された上に凸の曲線状の下部主ケーブルが支柱の下部に固定されていることを特徴とする屋根支持構造体ユニット。
- 多数の前記縦副ケーブルの垂下端部までの長さは、上部主ケーブルの中央部に近づくにしたがって、これらの多数の縦副ケーブルの垂下端を結ぶことによって上に凸の曲線状となるように漸次短くされていることを特徴とする請求項1に記載の屋根支持構造体ユニット。
- 左右方向に間隔をおいて対向するように立設された支柱間の地盤上で、上部主ケーブルと、これに間隔をおいて対向するように上に凸の曲線状の下部主ケーブルと、これらの長手方向に間隔を置いた多数本の縦副ケーブルの端部を前記上部主ケーブルと下部主ケーブルとに緊結して構成されるケーブル式梁ユニットまたはこれに支持させる横副ケーブルあるいは屋根仕上げ材を含めて予め地上で組み、次いで前記ケーブル式梁ユニットにおける上部主ケーブルの端部を複数の方向から緊張することで位置を安定させつつ吊り上げ、支柱上部に固定することを特徴とする屋根支持構造体ユニットの施工法。
- 請求項1または請求項2の屋根支持構造体ユニットが前後方向に間隔をおいて平行または非平行に複数設けられ、各屋根支持構造体ユニットにおける下部主ケーブルに渡って横副ケーブルが交差するように配置されると共に左右方向に間隔をおいて複数本の横副ケーブルが配置されて、これらの交差部において緊結され、前記下部主ケーブルと横副ケーブルとにより屋根仕上げ材を保持するようにしたことを特徴とする大空間屋根構造物。
- 前記屋根仕上げ材が、膜材とされていることを特徴とする請求項4に記載の大空間屋根構造物。
- 左右方向に間隔をおいて対向するように支柱を立設し、上部主ケーブルとこれに間隔をおいて対向するように上に凸の曲線状の下部主ケーブルと、これらの長手方向に間隔を置いた多数本の縦副ケーブルの端部を前記上部主ケーブルと下部主ケーブルとに緊結して構成されるケーブル式梁ユニットを備えた未完屋根または屋根を吊り上げて、前記上部ケーブルの端部を支柱に固定することを特徴とする大空間屋根構造物の施工法。
- ケーブル式梁ユニットを備えた未完屋根または屋根が予め地組みされ、かつケーブル式梁ユニットを備えた未完屋根または屋根におけるケーブル地組みの際、ケーブル式梁ユニットを備えた未完屋根または屋根の揚重に必要な揚重力を小さくするために、少なくとも上部主ケーブルを引きずることが少ない地組み配置とされていることを特徴とする請求項6に記載の大空間屋根構造物の施工法。
- 縦副ケーブル端部が下部主ケーブル側に折り返すように配置され、上部主ケーブルと下部主ケーブルとが、対向する支柱中心を結ぶ中心線に近くなるように地組みされていることを特徴とする請求項7に記載の大空間屋根構造物の施工法。
- 地組みの際、予め下部主ケーブルの両端部が、それぞれ対向する支柱に固定されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の大空間屋根構造物の施工法。
- 上部主ケーブルの地組み時にその両端部に、それぞれワイヤー等の仮設条体の一端部を接続し、かつ支柱頭部に条体支承部を設けると共に、低レベル位置に条体牽引装置を設置し、前記仮設条体の他端部を、条体支承部を介して前記条体牽引装置に接続し、前記条体牽引装置を駆動し、前記仮設条体を下方に牽引して上部主ケーブルを張設し、その上部主ケーブル端部を支柱頭部に固定することを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の大空間屋根構造物の施工法。
- 前記条体支承部が滑車またはシーブを備えた条体支承部であり、前記牽引装置が液圧ジャッキを備えた牽引装置であることを特徴とする請求項10に記載の大空間屋根構造物の施工法。
- ケーブル式梁ユニットを備えた未完屋根または屋根を地組みした後、上部主ケーブルの両端部および中間部を、複数のクレーンを用いて同時に吊り上げることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の大空間屋根構造物の施工法。
- 上部主ケーブルの中間部は、上部主ケーブルに沿った吊り天秤を介して複数箇所吊り上げられることを特徴する請求項12に記載の大空間屋根構造物の施工法。
- 地上において地組みされる際、下部主ケーブルを設置した後、これに交差する横副ケーブルが取付けられ、次いでこれらに膜などの屋根仕上げ材が取り付けられ、次いで上部主ケーブルが配置され、続いて下部主ケーブルと上部主ケーブルを連結する縦副ケーブルが間隔を置いて多数設置されることを特徴とする請求項7〜13のいずれか1項に記載の大空間屋根構造物の施工法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007113277A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Nippon Steel Engineering Co Ltd | 屋根構造体およびその構築方法 |
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