JP2606322Y2 - 階段用手摺り構造 - Google Patents
階段用手摺り構造Info
- Publication number
- JP2606322Y2 JP2606322Y2 JP1993069627U JP6962793U JP2606322Y2 JP 2606322 Y2 JP2606322 Y2 JP 2606322Y2 JP 1993069627 U JP1993069627 U JP 1993069627U JP 6962793 U JP6962793 U JP 6962793U JP 2606322 Y2 JP2606322 Y2 JP 2606322Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- support member
- stairs
- unit
- unitized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は階段用手摺り構造に関
し、住宅建築において、階段を設置する場合に使用され
るものである。
し、住宅建築において、階段を設置する場合に使用され
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅建築をする場合、階段におけ
る手摺りは、大工が現場において各々の場合に対応した
状態で製作し設置していた。
る手摺りは、大工が現場において各々の場合に対応した
状態で製作し設置していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の手摺りの設置にあっては、大工の感・熟練度に頼
っていたため、精度にバラツキが生じるとともに強度的
に必ずしも強いとはいえず、その上、手間がかかり手摺
りを設置するための作業能率を向上させにくいという不
都合を有した。
従来の手摺りの設置にあっては、大工の感・熟練度に頼
っていたため、精度にバラツキが生じるとともに強度的
に必ずしも強いとはいえず、その上、手間がかかり手摺
りを設置するための作業能率を向上させにくいという不
都合を有した。
【0004】この考案の課題はかかる不都合を解消する
ことである。
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この考案に係る階段用手摺り構造においては、階段
の側部に支持部材を設置し、この支持部材に手摺りを載
置した状態で前記階段の側部に配置した階段用手摺り構
造において、前記支持部材と前記手摺りとを一体的にユ
ニット化したものである。
に、この考案に係る階段用手摺り構造においては、階段
の側部に支持部材を設置し、この支持部材に手摺りを載
置した状態で前記階段の側部に配置した階段用手摺り構
造において、前記支持部材と前記手摺りとを一体的にユ
ニット化したものである。
【0005】また、前記ユニット化した手摺りにおける
両側面を面対称にすることもできる。
両側面を面対称にすることもできる。
【0006】
【作用】この考案に係る階段用手摺り構造は上記のよう
に構成されているため、工場等において別途に量産する
ことができるものである。
に構成されているため、工場等において別途に量産する
ことができるものである。
【0007】また、前記ユニット化した手摺りにおける
両側面を面対称にすれば、階段における何れの側にも使
用することができる。
両側面を面対称にすれば、階段における何れの側にも使
用することができる。
【0008】
【実施例】図1〜図3において、1は木製等の階段、2
はこの階段1の側板である。Hはこの考案に係る手摺り
ユニットであり、前記階段1の側板2に取付けられてい
る。その取付け状態および取付け方法については後述す
る。
はこの階段1の側板である。Hはこの考案に係る手摺り
ユニットであり、前記階段1の側板2に取付けられてい
る。その取付け状態および取付け方法については後述す
る。
【0009】図示されるように、手摺りユニットHは木
材製であり、親柱31と枠柱32とを連結辺33と手摺り辺34
とによって枠状に連結され、その枠内に所要数の子柱3
5,35,…が配置されている。また、5は支持部材であ
り、前記手摺りユニットHの下側に配置されている。こ
の支持部材5は手摺りユニットH同様木材製であり、一
対の縦辺51,52 と斜辺53と底辺54とによって枠状に構成
され、その斜辺53を前記手摺りユニットHの連結辺33に
重ねた状態で連結固定されている。このため、この支持
部材5も前記手摺りユニットHと一体的にユニット化さ
れている。なお、55,55,…は支持部材5の枠内に設置さ
れた固定辺である。また、56,56,…は木螺子(図2およ
び図3参照のこと)Sを配置するための螺子孔であり、
固定辺55および斜辺53に形成されている。なお、図2お
よび図3の断面図には、この螺子孔56に木螺子Sが挿入
され螺子止めされた状態を示している。
材製であり、親柱31と枠柱32とを連結辺33と手摺り辺34
とによって枠状に連結され、その枠内に所要数の子柱3
5,35,…が配置されている。また、5は支持部材であ
り、前記手摺りユニットHの下側に配置されている。こ
の支持部材5は手摺りユニットH同様木材製であり、一
対の縦辺51,52 と斜辺53と底辺54とによって枠状に構成
され、その斜辺53を前記手摺りユニットHの連結辺33に
重ねた状態で連結固定されている。このため、この支持
部材5も前記手摺りユニットHと一体的にユニット化さ
れている。なお、55,55,…は支持部材5の枠内に設置さ
れた固定辺である。また、56,56,…は木螺子(図2およ
び図3参照のこと)Sを配置するための螺子孔であり、
固定辺55および斜辺53に形成されている。なお、図2お
よび図3の断面図には、この螺子孔56に木螺子Sが挿入
され螺子止めされた状態を示している。
【0010】また、前記した一体的にユニット化された
手摺りユニットHおよび支持部材5における両側面が面
対称に形成されている。
手摺りユニットHおよび支持部材5における両側面が面
対称に形成されている。
【0011】このように支持部材5が一体形成された手
摺りユニットHを前記階段1の側板2に設置する場合
を、図4に基づいて説明する。
摺りユニットHを前記階段1の側板2に設置する場合
を、図4に基づいて説明する。
【0012】まず、手摺りユニットHを、その支持部材
5が階段1の側板2に接触した状態で配置する。その
後、木螺子S,S,…を支持部材5の螺子孔56,56,…に
配置し、螺止めすることによって、この支持部材5、ひ
いては手摺りユニットHを階段1の側板2に固定する。
その後、支持部材5の表面に石膏ボード等の表面板材6
を打ちつけ固定する(図2および図3も参照のこと)。
5が階段1の側板2に接触した状態で配置する。その
後、木螺子S,S,…を支持部材5の螺子孔56,56,…に
配置し、螺止めすることによって、この支持部材5、ひ
いては手摺りユニットHを階段1の側板2に固定する。
その後、支持部材5の表面に石膏ボード等の表面板材6
を打ちつけ固定する(図2および図3も参照のこと)。
【0013】この実施例では、手摺りユニットHおよび
支持部材5の材料として木材を用いたがこの材料に限定
されるものではなく、他のいかなる材料を用いることも
可能である。
支持部材5の材料として木材を用いたがこの材料に限定
されるものではなく、他のいかなる材料を用いることも
可能である。
【0014】また、この実施例では、支持部材5と手摺
りユニットHと一体的にユニット化したものを説明した
が、手摺りユニットHのみをユニット化して支持部材5
に関しては現場において建造することもできる。
りユニットHと一体的にユニット化したものを説明した
が、手摺りユニットHのみをユニット化して支持部材5
に関しては現場において建造することもできる。
【0015】
【考案の効果】この考案に係る階段用手摺り構造は、階
段の側部に支持部材を設置し、この支持部材に手摺りを
載置した状態で前記階段の側部に配置した階段用手摺り
構造において、前記支持部材と前記手摺りとを一体的に
ユニット化したため、支持部材を有する手摺りを工場等
において別途に量産することができるものである。
段の側部に支持部材を設置し、この支持部材に手摺りを
載置した状態で前記階段の側部に配置した階段用手摺り
構造において、前記支持部材と前記手摺りとを一体的に
ユニット化したため、支持部材を有する手摺りを工場等
において別途に量産することができるものである。
【0016】よって、この階段用手摺り構造を使用すれ
ば、支持部材と手摺りとの関係において精度およびデザ
インを統一させやすいとともに一定の強度を維持しやす
く、その上、現場において設置作業に熟練度を要しない
とともに作業に手間がかからないため手摺り設置作業の
作業能率を向上させることができる。
ば、支持部材と手摺りとの関係において精度およびデザ
インを統一させやすいとともに一定の強度を維持しやす
く、その上、現場において設置作業に熟練度を要しない
とともに作業に手間がかからないため手摺り設置作業の
作業能率を向上させることができる。
【0017】また、前記ユニット化した手摺りにおける
両側面を面対称にすれば、階段における何れの側にも使
用することができる結果、ユニットの製作工程は唯一で
よいため、この点からも作業能率を向上させることがで
きる。
両側面を面対称にすれば、階段における何れの側にも使
用することができる結果、ユニットの製作工程は唯一で
よいため、この点からも作業能率を向上させることがで
きる。
【図1】この考案に係る手摺りユニットの正面図であ
る。
る。
【図2】図1のII-II 線拡大断面図である。
【図3】図1のIII-III 線拡大断面図である。
【図4】この考案に係る手摺りユニットの取付け状態の
部分図である。
部分図である。
1 … 階段 2 … 側板(側部) 5 … 支持部材 H … 手摺りユニット
Claims (2)
- 【請求項1】 階段の側部に支持部材を設置し、この支
持部材に手摺りを載置した状態で前記階段の側部に配置
した階段用手摺り構造において、前記支持部材と前記手
摺りとを一体的にユニット化したことを特徴とする階段
用手摺り構造。 - 【請求項2】 前記ユニット化した手摺りおよび支持部
材における両側面を面対称にしたことを特徴とする請求
項1の階段用手摺り構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069627U JP2606322Y2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 階段用手摺り構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069627U JP2606322Y2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 階段用手摺り構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0734133U JPH0734133U (ja) | 1995-06-23 |
JP2606322Y2 true JP2606322Y2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=13408299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993069627U Expired - Lifetime JP2606322Y2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 階段用手摺り構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606322Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP1993069627U patent/JP2606322Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0734133U (ja) | 1995-06-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080818 Year of fee payment: 8 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818 Year of fee payment: 9 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818 Year of fee payment: 9 |