JP3413291B2 - 階段ユニットの支持構造 - Google Patents

階段ユニットの支持構造

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JP3413291B2 JP24209694A JP24209694A JP3413291B2 JP 3413291 B2 JP3413291 B2 JP 3413291B2 JP 24209694 A JP24209694 A JP 24209694A JP 24209694 A JP24209694 A JP 24209694A JP 3413291 B2 JP3413291 B2 JP 3413291B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階段ユニットの支持構
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋内に階段を構築する場合、例え
ば現場施工にて行う場合には、階段を構築する上部位置
に受け材をかけわたし、壁面にささら桁を取付け、この
ささら桁間に複数の段板および蹴込み板を所定間隔で取
付けて行くことによって階段が構築されるようなってい
る。
【0003】そして、最後に、化粧段板を取付け、幅木
等により階段全体の仕上施工を行なうようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の階段の構築
にあっては、1階踊り場と2階踊り場の広さを確保した
上で、段板の幅を決め階段を設計し現場で施工するため
に、住宅のプランによって、階段の設計が変わり、階段
自身のユニット化を図る上で解決すべき問題となってい
た。特に階段をユニット化た場合、階段上部の納まり
を共通化することが難しいという問題があった。
【0005】本発明は、前記従来の問題点に着目してな
されたもので、その目的は、階段の構築と同時に、階段
の上部に位置する床部との取合い処理も完了させること
ができる階段ユニットの支持構造提供することにあ
る。
【0006】また、階段の施工に要する現場作業の軽減
化および施工期間の短縮化を図ることができるようにす
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、発明は、直階段を構成する上下の階段ユニットを
支持する階段ユニットの支持構造であって、 下側の階段
ユニットは、下部側を階下の床面に支持させ、上部側を
階下の床面上に立設した芯材を枠組みしたスケルトン状
のパネルに支持させ、 上側の階段ユニットは、下部側を
前記スケルトン状のパネルの上面に支持させ、上部側を
前記階段の上部に位置する床部の端部に形成した階段ユ
ニットの段板の厚さに相当する凹部に最上段の段板を設
置して支持させることを特徴とする。
【0008】
【0009】この場合、前記階段の上部に位置する床部
の端部下側に上部受け部材が配設され、この上部受け部
材に前記上側の階段ユニットの上部側を支持させること
ができる。
【0010】
【作用】前記構成の第1の発明にあっては、直階段の下
側の階段ユニットの上部側をスケルトン状のパネルに支
持させ、上側の階段ユニットの下部側をスケルトン状の
パネルの上面に支持させることで、直階段を支持させる
ことができる。また、床部端部の階段上部を支持する受
け部材の上端に形成した段板の厚さに相当する凹部に階
段の最上段の段板を設置することにより、最上段の段板
を取付けると、階段の上部に位置する床部の床面と、最
上段の段板とが面一となり、階段の構築状態において、
階段と床部との取合い部分を同時に完成させ、取合い部
分の処理に要する手間を省略して、施工を簡略化するこ
とができる。
【0011】
【0012】
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0014】図1及び図2は、本発明の一実施例を示す
図である。
【0015】本実施例においては、階段ユニット10を
用いて階段を構築するようにしている。
【0016】この階段ユニット10は、一対のささら桁
12間に複数の段板14および蹴込み板を所定間隔で取
付けて構成されている。
【0017】また、この階段ユニット10は、階段の踊
り場18と階段の上部に位置する床部20との間に取付
けられる長さのユニットとして構成されている。
【0018】さらに、この階段ユニット10はささら桁
12の上端に階段の上部に位置する床部20の床面22
側に突出させて最上段の段板24を設けた状態となって
いる。
【0019】これに対し、階段の上部に位置する床部2
0においては、床パネル26を敷設して構成されてお
り、この床パネル26の階段上部を支持する側の端部に
胴差28が取付けられており、この胴差28の上端に階
段の段板24の厚さに相当する凹部30が段板24の幅
に相応して形成されている。
【0020】そして、前記階段ユニット10の上端部に
位置するささら桁12を階段上部に位置する床部20の
胴差28に当接させ、その階段ユニット20の上端に取
付けた最上段の段板24の突出部分を胴差28の上端に
形成した凹部30に設置するようにしている。
【0021】したがって、階段ユニット10の上部を階
段の上部に位置する床部20に支持させて取付けた状態
において、階段ユニット10の最上段の段板24と床部
20の床面22とが面一となり、階段ユニット10の取
付け状態において、階段ユニット10の上部と階段の上
部に位置する床部20の取合い部分が後処理を施すこと
なく仕上げられた状態となり、その結果取合い部分の処
理に要する作業の手間をなくすことができ、しかも階段
を現場施工する場合に比し予め階段ユニット10として
形成されているため、階段の構築に際に現場施工作業を
軽減し、施工期間を短縮化することが可能となる。
【0022】次に、前記階段ユニット10を用いて階段
を施工する状態について説明する。
【0023】まず、階段の踊り場18を構成する床パネ
ル32の端面に胴差34を取付け、さらに、この胴差3
4の端面に下部受け材36を取付けた状態としておく。
【0024】また、階段の上部に位置する床部20にお
いては、床部20を構成する床パネル26の階段側の端
面に、階段ユニット10の段板24の厚さに相当する凹
部30を形成した胴差28を取付けておく。
【0025】踊り場18および階段の上部に位置する床
部20を前述の状態とした後、下部受け材36上に階段
ユニット10の下端を支持させるとともに、階段ユニッ
ト10の上端部に位置するささら桁12を階段上部位置
の胴差28に支持させ、階段ユニット10の最上段の段
板24の突出部分を胴差28の凹部30に支持させる。
【0026】このように、階段ユニット10を階段構築
位置に設置するだけで、階段の上部と階段の上部に位置
する床部20の端部との取合い処理が完了することとな
る。
【0027】また、この実施例では、階段ユニット10
の段板14の奥行きを一般よりも若干狭く形成し、階段
ユニット10の長さを若干短くして、階段ユニット10
の下端を胴差34に取付けた下部受け材36上に支持さ
せるようにすることにより、踊り場18の床面積を広く
確保し、例えば踊り場18部分の壁面に形成された収納
庫用の出入れ口がある場合などににその出入れが容易に
なるようにしている。
【0028】図3及び図4は、本発明の他の実施例を示
す図である。
【0029】この実施例では、2つの階段ユニット4
0,42を組合わせて直階段を構築する場合を示してお
り、これら階段ユニット40,42は、一対のささら桁
12間に複数の段板14および蹴込み板16を所定間隔
で取付けて構成されるようになっている。
【0030】下側の階段ユニット40は、下端部が階下
の床面44に支持され、上部側が芯材を枠組したスケル
トン状のパネル46に支持されるようになっており、こ
の階段ユニット40の最上段の段板14は、スケルトン
状のパネル46上面側に突出し、スケルトン状のパネル
46の上面に載置されるようになっている。
【0031】上側の階段ユニット42は、下部側が前記
スケルトン状のパネル46の上面に支持され、上部側が
階段の上部に位置する床部48の端部下側に配設した上
部受け部材50に支持されるようになっている。
【0032】また、階段ユニット42の上部と、床部4
8との取合い部分は、床部48を構成する床パネル52
の端面に階段の最上段の段板54の厚さに相当する凹部
56を形成した胴差58を取付け、この胴差の凹部56
に最上段の段板54を設置して、この段板54と床パネ
ル52の床面を面一にし、階段ユニット42と床部48
との取合い処理を行なうようにしている。
【0033】本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施
が可能である。
【0034】例えば、前記実施例においては、パネル工
法を用いて建物を構築する場合の階段について説明した
が、この例に限らず、他の建築工法を用いて建物を構築
する場合においても適応し得るものである。
【0035】また、階段ユニットを用いて階段を構築す
る場合について説明したが、この例に限らず、階段上部
の納まり構造については、現場施工による階段の構築の
場合にも適用し得るものである。
【0036】さらに、ささら桁階段について説明した
が、この例に限らず、側桁を用いた階段についても適用
し得るものである。
【0037】
【発明の効果】発明によれば、直階段の下側の階段ユ
ニットの上部側をスケルトン状のパネルに支持させ、上
側の階段ユニットの下部側をスケルトン状のパネルの上
面に支持させることで、直階段を支持させることができ
る。また、床部端部の階段上部を支持する受け部材の上
端に形成した段板の厚さに相当する凹部に階段の最上段
の段板を設置することにより、最上段の段板を取付ける
と、階段の上部に位置する床部の床面と、最上段の段板
とが面一となり、階段の構築状態において、階段と床部
との取合い部分を同時に完成させ、取合い部の処理に要
する手間を省略して、施工を簡略化することができると
いう効果がある。
【0038】
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る階段ユニットの取付け
状態を示す側面図である。
【図2】図1の階段上部の納まり構造を示す拡大断面図
である。
【図3】本発明の他の実施例に係る階段ユニットの取付
け状態を示す側面図である。
【図4】図3の階段上部の納まり構造を示す拡大断面図
である。
【符号の説明】
10 階段ユニット 12 ささら桁 14 段板 16 蹴込み板 18 踊り場 20 床部 22 床面 24 最上段の段板 26 床パネル 28 胴差 30 凹部 32 床パネル 34 胴差 36 下部受け材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直階段を構成する上下の階段ユニットを
    支持する階段ユニットの支持構造であって、 下側の階段ユニットは、下部側を階下の床面に支持さ
    せ、上部側を階下の床面上に立設した芯材を枠組みした
    スケルトン状のパネルに支持させ、 上側の階段ユニットは、下部側を前記スケルトン状の
    ネルの上面に支持させ、上部側を前記階段の上部に位置
    する床部の端部に形成した階段ユニットの段板の厚さに
    相当する凹部に最上段の段板を設置して支持させること
    を特徴とする階段ユニットの支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項において、 前記階段の上部に位置する床部の端部下側に上部受け部
    材が配設され、この上部受け部材に前記上側の階段ユニ
    ットの上部側を支持させることを特徴とする階段ユニッ
    ト支持構造。
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