JPS63912Y2 - - Google Patents

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JPS63912Y2
JPS63912Y2 JP1979143533U JP14353379U JPS63912Y2 JP S63912 Y2 JPS63912 Y2 JP S63912Y2 JP 1979143533 U JP1979143533 U JP 1979143533U JP 14353379 U JP14353379 U JP 14353379U JP S63912 Y2 JPS63912 Y2 JP S63912Y2
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JP
Japan
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tread
nose
edge
staircase
recessed portion
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JP1979143533U
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English (en)
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JPS5661636U (ja
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Publication of JPS5661636U publication Critical patent/JPS5661636U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は階段、とりわけ蹴上げ立上り縁と鼻
面下垂縁とを有する耐アルカリ性グラスフアイバ
ー強化コンクリート(以下GRCと云う)よりな
る比較的肉薄の踏板を有する階段の開示に係わる
ものである。
(従来の技術及びその問題点) 而して、従来よりこの種の階段は踏板には鋼板
を使用したものが多く、サビ等が発生し外観審美
性を損ない、又長期の使用にあたつては腐蝕の虞
れを有するものであつた。
又、コンクリートを以つて製作しようとした場
合には、踏板に相当の厚さを必要とし、又それが
階段の重量を増し、その施工性に手間を有し、更
には階段自体の耐久性にも問題を有するものであ
つた。
(問題点を解決するための手段) この考案はかかる従前における技術の存する問
題点に鑑みて案出されたものであり、耐アルカリ
性グラスフアイバー強化コンクリート板よりなる
踏板1と、この踏板1を支承する多段且つ階段状
の踏板受5とよりなる階段であつて、該階段の前
記踏板1が、長方形状の踏面1aと、この踏面1
aの前側が下方に垂設されてなる鼻面縁1bと、
この鼻面縁1bに対向する後側が立上げられてな
る蹴上げ縁1cとで、構成され、 前記踏面1aの前側部が凹設部1eとされ、該
凹設部1eにはボルト孔1f…1fが透設されて
いると共に該ボルト孔1fにはボルト6が、その
自由端部を該踏板1より突出させて挿通されてお
り、且つ該凹設部1eにはpタイル等の敷物2と
滑り止め等の鼻面金物3とが添装接着されてお
り、 且つ前記踏板受5に該踏板1が前記ボルト6に
より固定されている階段を提供するものである。
(実施例) 以下、この考案の詳細を図面に示す典型的な一
実施例について説明する。1は所要量の短繊維状
の耐アルカリ性グラスフアイバーを混練した
GRC材よりなる踏板であつて、通例振動鋳込、
押出しその他の手法をもつて一体的に作成され、
少なくとも踏面1aに対し鼻面縁1bと蹴上げ縁
1cとを有し全体断面形状を略 状としてある。
即ち、通例の踏板1における鼻面に対し、更に
これを下方に垂下して鼻面縁1bとし、又後縁た
る蹴込み部分に次段の鼻面縁1bに近接する位置
まで伸びた蹴上げ縁1cを立上らせたものであ
る。
かゝる基本的な踏板1の構造に対し踏板の面よ
り鼻面に到る間を凹設1eし、この凹設1eにP
タイル等の敷物2と滑り止め等の鼻金物3を介装
貼着すると共に踏板1に予めビス孔1f〜1fを
開設し側ゲタ4における踏板受5にビス6着して
階段aとしたものである。
(考案の効果) この考案は蹴上げ縁1c並びに鼻面縁1bを有
し、しかも鼻金物3並びに敷物2の敷設用の凹設
1eを特に考慮し、更に一発成形の可能とされる
成形特性に優れたGRC材をもつて踏板1とした
ことをもつて、以下の効果を有している。即ち、 断面 状となる如く踏板1を構成したことによ
つて蹴込み部分よりする爪先よりの滑落事故を未
然に防止し得、又かゝる蹴上げ縁1c並びに鼻面
縁1bの存在をもつて踏板相互間における空隙量
を必要最小限のものとし階段aの昇降時における
高度感、滑落感等の危惧感を完全に除去し、更に
階段a部よりの物の落下ないしは清掃時における
塵芥、汚水の落下等を防止した階段aを提供し得
る。
又、これが施工に際し、上下の踏板1間に夫々
空隙を介在するように蹴上げ縁1c並びに鼻面縁
1bを構成したことによつて該空隙が即空気抜き
ないしは明り取りとして作用し得たものであり、
更に重要なことは、かゝる空隙の介在をもつて階
段aの設置スペースに対する踏板1の割振り、即
ち階段の勾配に対し段高の厳密な割振りを不要と
し、比較的ラフな施工を可能としたものであつ
て、これが施工手間の大幅な割愛を可能にし得
る。
次いで又、踏板1を 状のフレーム化と、素材
をGRC材としたこと並びに該GRCの成形特性よ
り折曲げ部の内側に肉厚部1dを設け得たこと等
より踏板1を比較的肉薄のものとしつゝ所期の踏
板1の強度の作出を可能とし、これが軽量化を可
能として階段aの重量を減ずると共に施工性を著
しく向上し得る。
更に、踏板1は、GRC材による型枠成形化を
可能とし、これが製作コストの低廉化を期すと同
時に肉薄軽量化並びに現場切断使用による施工コ
ストの有効な削減を期し得ると共に蹴上げ立上が
り縁並びに鼻面下垂縁を一体連成したことをもつ
て踏板1における強度特性を特に助長せしめ得
る。
又、Pタイル等の敷物2並びに鼻金物3の取付
けに際し格別の施工処理を不要とし、敷物2ない
しは鼻金物3の肉厚寸法に一致して予め凹設され
た踏板1面上に単にこれ等の物を載置接着するこ
とのみによつて階段a回りの施工を完了し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る典型的な一実施例を示
す要部破断平面図、第2図は踏板の斜視図、第3
図は踏板に敷物、鼻金物を貼着した状態を示す斜
視図である。 尚、図中a……階段、1……踏板、2……敷
物、3……鼻金物、4……側ゲタ、5……踏板
受、6……ビスを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 耐アルカリ性グラスフアイバー強化コンクリー
    ト板よりなる踏板1と、この踏板1を支承する多
    段且つ階段状の踏板受5とよりなる階段であつ
    て、該階段の前記踏板1が、長方形状の踏面1a
    と、この踏面1aの前側が下方に垂設されてなる
    鼻面縁1bと、この鼻面縁1bに対向する後側が
    立上げられてなる蹴上げ縁1cとで、構成され、 前記踏面1aの前側部が凹設部1eとされ、該
    凹設部1eにはボルト孔1f…1fが透設されて
    いると共に該ボルト孔1fにはボルト6が、その
    自由端部を該踏板1より突出させて挿通されてお
    り、且つ該凹設部1eにはpタイル等の敷物2と
    滑り止め等の鼻面金物3とが添装接着されてお
    り、 且つ前記踏板受5に該踏板1が前記ボルト6に
    より固定されていることを特徴とする階段。
JP1979143533U 1979-10-17 1979-10-17 Expired JPS63912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979143533U JPS63912Y2 (ja) 1979-10-17 1979-10-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979143533U JPS63912Y2 (ja) 1979-10-17 1979-10-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5661636U JPS5661636U (ja) 1981-05-25
JPS63912Y2 true JPS63912Y2 (ja) 1988-01-11

Family

ID=29374759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979143533U Expired JPS63912Y2 (ja) 1979-10-17 1979-10-17

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51136617U (ja) * 1975-04-07 1976-11-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5661636U (ja) 1981-05-25

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