JPH0341547Y2 - - Google Patents

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JPH0341547Y2
JPH0341547Y2 JP1984117062U JP11706284U JPH0341547Y2 JP H0341547 Y2 JPH0341547 Y2 JP H0341547Y2 JP 1984117062 U JP1984117062 U JP 1984117062U JP 11706284 U JP11706284 U JP 11706284U JP H0341547 Y2 JPH0341547 Y2 JP H0341547Y2
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JP
Japan
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riser
tread
fitted
board
stairs
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JP1984117062U
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JPS6132329U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は階段の蹴上げに関するものであつ
て、階段、特にプレハブ構造の階段を製造する分
野及び建築の分野で利用されるものである。
(従来の技術) 従来プレハブ構造の階段においては、踏板と蹴
上げとはコンクリートで一体に成形されていた。
また、現場施工される木造の階段においては踏
板の前端面に蹴上げの下端縁を釘打ちにより固定
し、該蹴上げの上端縁を踏板の下壁に設けた溝に
釘や条溝付弾性体を介して固定していた(例えば
実公昭58−34909号公報)。
(考案の解決すべき問題点) 上記従来の技術においては、蹴上げ部分がコン
クリート製であつたり、木製板であるために、該
部から採光することができない。
ところで、階段の両側に夫々1戸宛配置した構
造のマンシヨンにおいては、階段室に十分に採光
が得難く、改善課題となつているが、未だ見るべ
き提案はなされていない。
(問題点を解決する為の手段) この考案の階段の蹴上げは、透光性の蹴上げ板
の上下縁部にガスケツトを嵌着し、該ガスケツト
の外側を蹴板の上壁及び下壁に設けた溝に嵌装固
定してあり、踏板の下壁に設けた溝に嵌装固定し
たガスケツトは、蹴上げ寸法に従つて蹴上げ板の
上縁部の嵌着深さを調節可能とした蹴上げ板嵌着
溝が設けてあることを特徴としている。
前記蹴上げ板としては、透明又は半透明のガラ
ス板又は合成樹脂板が一般的であるが、透光性の
板体であればよく、多数の透孔を設けた金属板
(例えばパンチングメタル)、セラミツク板、石
板、化学繊維等を用いることもできる。また蹴上
げ板の両側のみ透光性としてもこの考案の技術的
範囲に含まれる。
(作用) この考案によれば、蹴上げ板を透光性としたの
で、蹴上げ板を光が通過し、階段下に採光が得ら
れれる。また踏板と蹴上げ板とが別体であり、か
つ踏板の下壁に設けた溝に嵌装固定したガスケツ
トは、蹴上げ寸法に従つて蹴上げ板の上縁部の嵌
着深さを調節可能とした蹴上げ板嵌着溝を設けた
ので、同一規格の踏板およびけ蹴上げ板によつて
蹴上げ寸法の異なる階段に対応し得ることとな
る。また、蹴上げ板の上下縁部を夫々ガスケツト
を介して踏板に固定するので、遮音効果を得るこ
ともできる。
(実施例 1) 以下この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
透明なガラス板製の蹴上げ板1の上縁部1a及
び下縁部1bにガスケツト2,2aが全幅に亘つ
て嵌着してあり、該ガスケツト2,2aの外側が
踏板3の下壁に設けた溝4又は踏板3の上壁に設
けた溝4aに夫々嵌装固定してある。
前記上方のガスケツト2に設けた蹴上げ板嵌着
溝5は十分に深く形成してあり、階段の蹴上げ寸
法が大きい場合には矢示6方向へ移動させてガス
ケツト2,2a間の長さを大きくし、蹴上げ寸法
が小さい場合には矢示7方向へ移動させてガスケ
ツト2,2a間の長さを小さくして、蹴上げ板1
の上縁部1aの嵌着深さを調節し得るようにして
ある。係る構造により、同一規格の蹴上げ板によ
つて、異なつた蹴上げ寸法の階段に対応し得るこ
ととなる。図中8は踏板の左右両側部と中央部を
支承するささら桁であつて、プレキヤストコンク
リート製である。
この実施例によれば、階段の上方部Aの光は蹴
上げ板1を矢示9のように透過して、階段の下方
部Bに到る。したがつて、階段室の採光量は増大
する。
また、蹴上げ板1は上下縁部がガスケツト2,
2aで弾持されているので、蹴上げ板1を透過す
る外部騒音を減衰させることが可能であり、階段
室に遮音効果を得ることができる。
(実施例 2) 次に第3図の実施例は、不透明合成樹脂板9の
両側に採光窓を設け、該採光窓にステンドグラス
10を嵌装して蹴上げ板としたものである。
この実施例においても、ステンドグラス10を
光が透過し、階段室の採光量が増大することとな
る。またステンドグラス10を嵌装したので、趣
味感のある蹴上げとすることができる。
(考案の効果) この考案によれば、蹴上げ板を透光性としたの
で、蹴上げ板を光が透過し、階段室の採光量が増
大し、比較的明るい階段室を得ることができる。
また踏板と蹴上げ板を別体とし、かつ蹴上げ板の
上下縁部に嵌着したガスケツトを介して踏板に固
定する構造とすると共に、上縁部に嵌着したガス
ケツトには、蹴上げ寸法に従つて蹴上げ板の嵌着
深さを調節できる蹴上げ板嵌着溝を設けたので、
同一規格の踏板および蹴上げ板によつて、蹴上げ
寸法の異なる階段を組み上げることができ、かつ
遮音効果が得られる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案実施例の一部を省略した拡大
断面図、第2図は同じく正面断面図、第3図は同
じく他の実施例の一部を省略した側面断面図であ
る。 1……蹴上げ板、2,2a……ガスケツト、
3,3a……踏板、9……合成樹脂板、10……
ステンドグラス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 透光性の蹴上げ板の上下縁部にガスケツトを
    嵌着し、該ガスケツトの外側を踏板の上壁及び
    下壁に設けた溝に嵌装固定してあり、踏板の下
    壁に設けた溝に嵌装固定したガスケツトは、蹴
    上げ寸法に従つて蹴上げ板の上縁部の嵌着深さ
    を調節可能とした蹴上げ板嵌着溝が設けてある
    ことを特徴とする階段の蹴上げ。 2 蹴上げ板は、ガラス又は合成樹脂とした実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の階段の蹴上
    げ。
JP11706284U 1984-07-30 1984-07-30 階段の蹴上げ Granted JPS6132329U (ja)

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JP11706284U JPS6132329U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 階段の蹴上げ

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JP11706284U JPS6132329U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 階段の蹴上げ

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JPS6132329U JPS6132329U (ja) 1986-02-27
JPH0341547Y2 true JPH0341547Y2 (ja) 1991-08-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728285Y2 (ja) * 1989-11-06 1995-06-28 日本電気硝子株式会社 ガラス盤製階段

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834909U (ja) * 1981-08-04 1983-03-07 大阪矢ユニポケツト株式会社 スラツクス

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JPS5834909U (ja) * 1981-08-04 1983-03-07 大阪矢ユニポケツト株式会社 スラツクス

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JPS6132329U (ja) 1986-02-27

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