JP2604880Y2 - 原稿入力装置 - Google Patents
原稿入力装置Info
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- JP2604880Y2 JP2604880Y2 JP1993026325U JP2632593U JP2604880Y2 JP 2604880 Y2 JP2604880 Y2 JP 2604880Y2 JP 1993026325 U JP1993026325 U JP 1993026325U JP 2632593 U JP2632593 U JP 2632593U JP 2604880 Y2 JP2604880 Y2 JP 2604880Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、原稿を照明して、読取
素子で原稿画像を読み取り、画像信号を出力する原稿入
力装置に関するものである。
素子で原稿画像を読み取り、画像信号を出力する原稿入
力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿画像の読み取り方法としては、原稿
を照明し、原稿の主走査方向に多数配列されたCCD等
の読取素子によって、原稿面からの反射光や、或いは原
稿を透過した透過光を受光して、光電変換する方法があ
る。この場合、反射光を読み取る方法では、紙に印刷さ
れた通常の原稿が使用され、透過光を読み取る方法で
は、透明フィルムに印刷された透過型原稿が使用され
る。
を照明し、原稿の主走査方向に多数配列されたCCD等
の読取素子によって、原稿面からの反射光や、或いは原
稿を透過した透過光を受光して、光電変換する方法があ
る。この場合、反射光を読み取る方法では、紙に印刷さ
れた通常の原稿が使用され、透過光を読み取る方法で
は、透明フィルムに印刷された透過型原稿が使用され
る。
【0003】一方、原稿画像を読み取るには、各読取素
子の感度バラツキや、照明光源の照明ムラ等を原因とす
る、各読取素子が出力する画像信号のバラツキを補正す
る必要があり、通常、シェーディング補正が行われるよ
うになっている。そして、このシェーディング補正は、
各読取素子に均一濃度の基準板を読み取らせ、この時に
各素子が出力する画像信号に基づいて補正係数を設定
し、そして原稿の読み取りを行ったときに各素子が出力
する画像信号を前記補正係数に基づいて補正することで
あり、これによって、各読取素子間の出力バラツキが均
一化される。なお、読取素子が基準板を読み取ったとき
の画像信号が、均一に各読取素子の最大出力値を表す画
像信号(例えば256階調を表すデジタル信号)となる
ような値に前記補正係数を設定することで同時に画像信
号の出力レンジが設定される。
子の感度バラツキや、照明光源の照明ムラ等を原因とす
る、各読取素子が出力する画像信号のバラツキを補正す
る必要があり、通常、シェーディング補正が行われるよ
うになっている。そして、このシェーディング補正は、
各読取素子に均一濃度の基準板を読み取らせ、この時に
各素子が出力する画像信号に基づいて補正係数を設定
し、そして原稿の読み取りを行ったときに各素子が出力
する画像信号を前記補正係数に基づいて補正することで
あり、これによって、各読取素子間の出力バラツキが均
一化される。なお、読取素子が基準板を読み取ったとき
の画像信号が、均一に各読取素子の最大出力値を表す画
像信号(例えば256階調を表すデジタル信号)となる
ような値に前記補正係数を設定することで同時に画像信
号の出力レンジが設定される。
【0004】また、透過型原稿を読み取る際に、読取素
子が最も大きい信号を出力する部分は、最も透明な部分
であり、この部分のことをポジフィルムの場合はハイラ
イト部と、ネガフィルムの場合はシャドウ部と呼んでい
る。反対に、読取素子が最も小さい信号を出力する部分
は、最も濃度の濃い部分であり、この部分のことをポジ
フィルムの場合はシャドウ部と、ネガフィルムの場合は
ハイライト部と呼んでいる。そして、透過型原稿を読み
取る場合のシェーディング補正は、各読取素子に基準と
なる白基準板(透明色)の読み取りを行わせ、その時の
そこからの画像信号が、各読取素子の最大出力値を表す
デジタル画像信号となる補正係数を設定するようになっ
ている。
子が最も大きい信号を出力する部分は、最も透明な部分
であり、この部分のことをポジフィルムの場合はハイラ
イト部と、ネガフィルムの場合はシャドウ部と呼んでい
る。反対に、読取素子が最も小さい信号を出力する部分
は、最も濃度の濃い部分であり、この部分のことをポジ
フィルムの場合はシャドウ部と、ネガフィルムの場合は
ハイライト部と呼んでいる。そして、透過型原稿を読み
取る場合のシェーディング補正は、各読取素子に基準と
なる白基準板(透明色)の読み取りを行わせ、その時の
そこからの画像信号が、各読取素子の最大出力値を表す
デジタル画像信号となる補正係数を設定するようになっ
ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、透過型原稿
として、ネガフィルムを読み取る場合には、上記シャド
ウ部は、ポジフィルムのハイライト部の場合のように透
明色ではなく、アンバー色となる。このため、従来の原
稿入力装置と同じ白基準板を用いてシェーディング補正
を行った場合には、読取素子からの出力信号のレンジは
小さかった。
として、ネガフィルムを読み取る場合には、上記シャド
ウ部は、ポジフィルムのハイライト部の場合のように透
明色ではなく、アンバー色となる。このため、従来の原
稿入力装置と同じ白基準板を用いてシェーディング補正
を行った場合には、読取素子からの出力信号のレンジは
小さかった。
【0006】図7は、ポジフィルム及びネガフィルムの
読み取りを行う際のシェーディング補正を行った場合に
ついて、従来の原稿入力装置でのシェーディング補正後
の画像信号と原稿濃度との関係を示すグラフである。X
軸は原稿濃度を表し、Y軸は、前記原稿濃度に対応する
シェーディング補正後の画像信号の大小を、階調で表現
したものである。(a)は、ポジフィルムを読み取った
ときのトーンカーブを、(b)は、ネガフィルムを読み
取ったときのトーンカーブを夫々示している。そして、
横軸の原稿濃度におけるHLはハイライト部の濃度を、
SDは基準となる黒濃度を示している。図で示すよう
に、ポジフィルムを読み取る場合(a)には、HLの時
(即ち、透明色の時)に第255階調の画像信号が、S
Dの時(即ち、黒色の時)に第10階調の画像信号が得
られるようになっており、この場合の出力レンジは10
〜255階調の範囲となっている。これに対し、ネガフ
ィルムを読み取る場合(b)には、SDの時(即ち、ア
ンバー色の時)に第150階調の画像信号が、HLの時
(即ち、黒色の時)に 第10階調の画像信号が得られ
るようになっており、この場合の出力レンジは10〜1
50階調の範囲となっている。
読み取りを行う際のシェーディング補正を行った場合に
ついて、従来の原稿入力装置でのシェーディング補正後
の画像信号と原稿濃度との関係を示すグラフである。X
軸は原稿濃度を表し、Y軸は、前記原稿濃度に対応する
シェーディング補正後の画像信号の大小を、階調で表現
したものである。(a)は、ポジフィルムを読み取った
ときのトーンカーブを、(b)は、ネガフィルムを読み
取ったときのトーンカーブを夫々示している。そして、
横軸の原稿濃度におけるHLはハイライト部の濃度を、
SDは基準となる黒濃度を示している。図で示すよう
に、ポジフィルムを読み取る場合(a)には、HLの時
(即ち、透明色の時)に第255階調の画像信号が、S
Dの時(即ち、黒色の時)に第10階調の画像信号が得
られるようになっており、この場合の出力レンジは10
〜255階調の範囲となっている。これに対し、ネガフ
ィルムを読み取る場合(b)には、SDの時(即ち、ア
ンバー色の時)に第150階調の画像信号が、HLの時
(即ち、黒色の時)に 第10階調の画像信号が得られ
るようになっており、この場合の出力レンジは10〜1
50階調の範囲となっている。
【0007】以上のように、従来どおりにシェーディン
グ補正を行った後、ネガフィルムの読み取りを行うと、
画像信号のレンジがかなり狭くなって、画像信号のノイ
ズが多くなってしまう。その結果、読取素子の出力信号
に基づいて出力される画像のダイナミックレンジは小さ
くなり、読取原稿の画像を適当な階調でもって再現でき
なくなっていた。なお、反射原稿の読み取りを行う際の
シェーディング補正に用いられる基準板は白色であるた
め、従来の原稿入力装置を用いて、青焼き図面や褪色原
稿等のハイライト濃度が通常の反射原稿よりも低い原稿
を読み取る際にも、先述のような不具合が生じていた。
グ補正を行った後、ネガフィルムの読み取りを行うと、
画像信号のレンジがかなり狭くなって、画像信号のノイ
ズが多くなってしまう。その結果、読取素子の出力信号
に基づいて出力される画像のダイナミックレンジは小さ
くなり、読取原稿の画像を適当な階調でもって再現でき
なくなっていた。なお、反射原稿の読み取りを行う際の
シェーディング補正に用いられる基準板は白色であるた
め、従来の原稿入力装置を用いて、青焼き図面や褪色原
稿等のハイライト濃度が通常の反射原稿よりも低い原稿
を読み取る際にも、先述のような不具合が生じていた。
【0008】本考案は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、原稿種類に応じてシェーディング補正を変更
することが可能な原稿入力装置を提供することを目的と
している。
のであり、原稿種類に応じてシェーディング補正を変更
することが可能な原稿入力装置を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、請求項1に記載の考案は、読取素子で原稿画像を
読み取り、画像信号を出力する原稿入力装置であって、
複数の原稿種類に応じて設けた互いに濃度の異なる複数
種類の白基準板と、前記複数種類の白基準板の中から原
稿種類に応じた白基準板の一つを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された白基準板を読み取ったと
きに前記読取素子が出力する画像信号を前記読取素子の
最大出力値を表わす画像信号となるように補正係数を演
算する演算部と、前記原稿画像を読み取った時に読取素
子が出力する画像信号を前記補正係数に基づいて補正す
る補正部と、を備えたことを特徴としている。請求項2
に記載の考案は、請求項1に記載の原稿入力装置におい
て、前記複数種類の白基準板は、ポジフィルム原稿用白
基準板とネガフィルム原稿用白基準板であることを特徴
としている。
めに、請求項1に記載の考案は、読取素子で原稿画像を
読み取り、画像信号を出力する原稿入力装置であって、
複数の原稿種類に応じて設けた互いに濃度の異なる複数
種類の白基準板と、前記複数種類の白基準板の中から原
稿種類に応じた白基準板の一つを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された白基準板を読み取ったと
きに前記読取素子が出力する画像信号を前記読取素子の
最大出力値を表わす画像信号となるように補正係数を演
算する演算部と、前記原稿画像を読み取った時に読取素
子が出力する画像信号を前記補正係数に基づいて補正す
る補正部と、を備えたことを特徴としている。請求項2
に記載の考案は、請求項1に記載の原稿入力装置におい
て、前記複数種類の白基準板は、ポジフィルム原稿用白
基準板とネガフィルム原稿用白基準板であることを特徴
としている。
【0010】
【作用】 上記の本請求項1に係る原稿入力装置の構成
によれば、複数の原稿種類に応じて設けた互いに濃度の
異なる複数の白基準板の中から原稿種類に応じた1つの
白基準板を選択し、該選択した白基準板を読み取って得
た画像信号を読取素子の最大出力値を表わす画像信号と
なるように補正係数を演算し、その補正係数に基づいて
原稿を読み取ったときの画像信号を補正するので、原稿
種類に応じた白基準板を選択してシェーディング補正を
行うことが可能である。また、本請求項2に係る原稿入
力装置の構成によれば、ポジフィルム原稿用白基準板と
ネガフィルム原稿用白基準板を備えるので、ポジフィル
ム原稿とネガフィルム原稿に対して、ポジフィルム原稿
用の白基準板及びネガフィルム原稿用の白基準板を選択
してシェーディング補正を行うことができる。
によれば、複数の原稿種類に応じて設けた互いに濃度の
異なる複数の白基準板の中から原稿種類に応じた1つの
白基準板を選択し、該選択した白基準板を読み取って得
た画像信号を読取素子の最大出力値を表わす画像信号と
なるように補正係数を演算し、その補正係数に基づいて
原稿を読み取ったときの画像信号を補正するので、原稿
種類に応じた白基準板を選択してシェーディング補正を
行うことが可能である。また、本請求項2に係る原稿入
力装置の構成によれば、ポジフィルム原稿用白基準板と
ネガフィルム原稿用白基準板を備えるので、ポジフィル
ム原稿とネガフィルム原稿に対して、ポジフィルム原稿
用の白基準板及びネガフィルム原稿用の白基準板を選択
してシェーディング補正を行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に従って具体的
に説明する。図1は、本考案の第1の実施例に係る原稿
入力装置の構成を示す模式図である。この原稿入力装置
は、照明光源固定方式の平面走査型原稿入力装置であっ
て、原稿載置台4(通常、透明のガラス板で形成されて
いる)は、ネジ軸12とパルスモータ13からなる搬送
装置によって、両矢印Aで示す水平方向に往復移動され
るようになっている。また、ここでは、被読み取り物で
ある原稿D(図中、斑点を施して示す)として透過型原
稿を使用しており、該原稿Dは原稿載置台4上に載置さ
れ、その上方向から光拡散板3によって挟まれるように
なっている。そして、該光拡散板3の端部より内側の近
傍位置をシェーディング補正領域として、シェーディン
グ補正用基準板31及び32(図2において詳述する)
が隣接して設けられている。また、該光拡散板3の上方
には、所定の間隔でもって照明ボックス10が近接して
配されており、その内部には、原稿の主走査方向に渡っ
て照明光源1(通常、ハロゲンランプが使用される)が
設けられている。更に、該照明ボックス10の下面中央
部であって、原稿面と対向する部分には、原稿の主走査
方向に渡ってスリット2が形成されている。従って、こ
の原稿入力装置では、スリット2を通過した照明光が光
拡散板3を通じて原稿Dの主走査方向についての照明が
行われると共に、原稿載置台4の水平方向の移動によ
り、原稿Dの副走査方向についての照明が行われること
になる。また、原稿Dを透過した透過光については、更
に、原稿載置台4を透過した後、反射ミラー5で光路方
向を変換されて集光レンズ6により集光され、読取素子
群7によって受光され、読取素子群7は画像信号を出力
する。
に説明する。図1は、本考案の第1の実施例に係る原稿
入力装置の構成を示す模式図である。この原稿入力装置
は、照明光源固定方式の平面走査型原稿入力装置であっ
て、原稿載置台4(通常、透明のガラス板で形成されて
いる)は、ネジ軸12とパルスモータ13からなる搬送
装置によって、両矢印Aで示す水平方向に往復移動され
るようになっている。また、ここでは、被読み取り物で
ある原稿D(図中、斑点を施して示す)として透過型原
稿を使用しており、該原稿Dは原稿載置台4上に載置さ
れ、その上方向から光拡散板3によって挟まれるように
なっている。そして、該光拡散板3の端部より内側の近
傍位置をシェーディング補正領域として、シェーディン
グ補正用基準板31及び32(図2において詳述する)
が隣接して設けられている。また、該光拡散板3の上方
には、所定の間隔でもって照明ボックス10が近接して
配されており、その内部には、原稿の主走査方向に渡っ
て照明光源1(通常、ハロゲンランプが使用される)が
設けられている。更に、該照明ボックス10の下面中央
部であって、原稿面と対向する部分には、原稿の主走査
方向に渡ってスリット2が形成されている。従って、こ
の原稿入力装置では、スリット2を通過した照明光が光
拡散板3を通じて原稿Dの主走査方向についての照明が
行われると共に、原稿載置台4の水平方向の移動によ
り、原稿Dの副走査方向についての照明が行われること
になる。また、原稿Dを透過した透過光については、更
に、原稿載置台4を透過した後、反射ミラー5で光路方
向を変換されて集光レンズ6により集光され、読取素子
群7によって受光され、読取素子群7は画像信号を出力
する。
【0012】なお、コンピュータ17は、キーボード等
の入力手段18により入力された原稿種類・読み取り条
件・読み取り開始等の指示に基づいて、光源1・読取素
子群7・パルスモータ13等に所定の信号を送り、本実
施例に係る原稿入力装置を制御するものである。また、
演算部14、記憶部15、補正部16については後述す
る。
の入力手段18により入力された原稿種類・読み取り条
件・読み取り開始等の指示に基づいて、光源1・読取素
子群7・パルスモータ13等に所定の信号を送り、本実
施例に係る原稿入力装置を制御するものである。また、
演算部14、記憶部15、補正部16については後述す
る。
【0013】図2は、図1に示す光拡散板3を示す上面
図である。図で示すように、この光拡散板3は、原稿載
置台4上に載置された原稿Dの上面部に重ねられてお
り、その端部より内側の近傍位置をシェーディング補正
領域として、シェーディング補正用基準板31と32が
隣接して設けられている。ここでは、基準板32として
は透明色板が、基準板31としては、該透明色板にアン
バー色のコーティングを施した板が使用されている。そ
して、基準板32はポジフィルムの原稿の読み取り時
に、また、基準板31はネガフィルムの原稿の読み取り
時に夫々使用されるようになっている。
図である。図で示すように、この光拡散板3は、原稿載
置台4上に載置された原稿Dの上面部に重ねられてお
り、その端部より内側の近傍位置をシェーディング補正
領域として、シェーディング補正用基準板31と32が
隣接して設けられている。ここでは、基準板32として
は透明色板が、基準板31としては、該透明色板にアン
バー色のコーティングを施した板が使用されている。そ
して、基準板32はポジフィルムの原稿の読み取り時
に、また、基準板31はネガフィルムの原稿の読み取り
時に夫々使用されるようになっている。
【0014】図中、原稿載置台4の左方に示す一点鎖線
は、読取位置R(図1に示す照明光源1の直下の位置と
なる)を示している。従って、ネガフィルムの原稿を読
み取るには、初めに、パルスモータ13によって、原稿
載置台4をS1 (原点位置から基準板31の移動方向中
央位置迄のモータステップ数のこと)だけ左方向に移動
して、基準板31についての読み取りを行う。また、ポ
ジフィルムの原稿を読み取る場合には、同パルスモータ
13によって、原稿載置台4をS2 (原点位置から基準
板32の移動方向中央位置迄のモータステップ数のこ
と)だけ左方向に移動して、基準板32についての読み
取りを行う。なお、両矢印Aで示す原稿載置台4の副走
査方向の移動については、かかるパルスモータ13によ
って正確に移動制御される。
は、読取位置R(図1に示す照明光源1の直下の位置と
なる)を示している。従って、ネガフィルムの原稿を読
み取るには、初めに、パルスモータ13によって、原稿
載置台4をS1 (原点位置から基準板31の移動方向中
央位置迄のモータステップ数のこと)だけ左方向に移動
して、基準板31についての読み取りを行う。また、ポ
ジフィルムの原稿を読み取る場合には、同パルスモータ
13によって、原稿載置台4をS2 (原点位置から基準
板32の移動方向中央位置迄のモータステップ数のこ
と)だけ左方向に移動して、基準板32についての読み
取りを行う。なお、両矢印Aで示す原稿載置台4の副走
査方向の移動については、かかるパルスモータ13によ
って正確に移動制御される。
【0015】図3は、本考案にかかる原稿入力装置の原
稿種類別シェーディング補正を行うための制御を示すフ
ローチャートである。コンピュータ17は、入力手段1
8から先ず、原稿種類(ネガ原稿或いはポジ原稿の何れ
か)の入力があったか否かを判断し(S1)、ポジ原稿
の読み取りの指示があった場合には、ポジ原稿読み取り
モードを設定する(S2)。次に、パルスモータ13を
S2 だけ回転させ、これによって、原稿載置台4は基準
板32が読取位置Rに一致する位置迄移動する(S
3)。次に、コンピュータ17は照明光源1・読取素子
群7に信号を送り、基準板32の読み取りを行わせる。
この時に読取素子群7が出力する画像信号は演算部14
に送られる。演算部14はこの時の画像信号が均一に各
読取素子の最大出力値を表す画像信号となるように補正
係数を演算し、その値は記憶部15によって蓄えられる
(S4)。そして、かかる読取が終了すると(S5にお
いてYesの場合)、原稿の読み取りを行う(S6)。
S6において読取素子群7が出力した画像信号は補正部
16に送られ、補正部16は、S4において記憶部15
に蓄えた補正係数を取り出し、画像信号の補正を行う
(S7)。
稿種類別シェーディング補正を行うための制御を示すフ
ローチャートである。コンピュータ17は、入力手段1
8から先ず、原稿種類(ネガ原稿或いはポジ原稿の何れ
か)の入力があったか否かを判断し(S1)、ポジ原稿
の読み取りの指示があった場合には、ポジ原稿読み取り
モードを設定する(S2)。次に、パルスモータ13を
S2 だけ回転させ、これによって、原稿載置台4は基準
板32が読取位置Rに一致する位置迄移動する(S
3)。次に、コンピュータ17は照明光源1・読取素子
群7に信号を送り、基準板32の読み取りを行わせる。
この時に読取素子群7が出力する画像信号は演算部14
に送られる。演算部14はこの時の画像信号が均一に各
読取素子の最大出力値を表す画像信号となるように補正
係数を演算し、その値は記憶部15によって蓄えられる
(S4)。そして、かかる読取が終了すると(S5にお
いてYesの場合)、原稿の読み取りを行う(S6)。
S6において読取素子群7が出力した画像信号は補正部
16に送られ、補正部16は、S4において記憶部15
に蓄えた補正係数を取り出し、画像信号の補正を行う
(S7)。
【0016】また、ステップS1においてネガ原稿の読
み取りの指示があった場合には、コンピュータ17はネ
ガ原稿読み取りモードを設定する(S11)。次に、パ
ルスモータ13をS1 だけ回転させ、原稿載置台4を基
準板31が読取位置Rに一致する位置迄移動させる(S
12)。次に基準板31の読み取りを行わせる(S1
3)。そして、かかる読取が終了すると(S14におい
てYesの場合)、ステップS6の処理に移行する。
み取りの指示があった場合には、コンピュータ17はネ
ガ原稿読み取りモードを設定する(S11)。次に、パ
ルスモータ13をS1 だけ回転させ、原稿載置台4を基
準板31が読取位置Rに一致する位置迄移動させる(S
12)。次に基準板31の読み取りを行わせる(S1
3)。そして、かかる読取が終了すると(S14におい
てYesの場合)、ステップS6の処理に移行する。
【0017】図4は、本考案の第2の実施例に係る原稿
入力装置の構成を示す模式図である。本実施例は先述
の、反射原稿を読み取る際のシェーディング補正時に生
ずる欠点にも対応できるものであり、原稿載置台4の下
部に反射原稿用光源11を配置し、かつ原稿載置台4を
配置している。回転フィルタ8は、反射ミラー5と読取
素子群7の間であって、集光レンズ6の近傍位置に設け
られ、パルスモータ9によって駆動される(図5にその
詳細を示す)。そして、該回転フィルタ8を透過した光
が集光レンズ6で集光されて、読取素子群7で読み取ら
れるようになっている。
入力装置の構成を示す模式図である。本実施例は先述
の、反射原稿を読み取る際のシェーディング補正時に生
ずる欠点にも対応できるものであり、原稿載置台4の下
部に反射原稿用光源11を配置し、かつ原稿載置台4を
配置している。回転フィルタ8は、反射ミラー5と読取
素子群7の間であって、集光レンズ6の近傍位置に設け
られ、パルスモータ9によって駆動される(図5にその
詳細を示す)。そして、該回転フィルタ8を透過した光
が集光レンズ6で集光されて、読取素子群7で読み取ら
れるようになっている。
【0018】図5は、図4に示す回転フィルタ8の構成
を示す上面図である。この回転フィルタ8は、全体が円
板形状をなし、更に小円板状(但し、その直径は、少な
くとも原稿の読取幅よりも大きい)のポジ原稿用フィル
タ81、ネガ原稿用フィルタ82、青焼原稿用フィルタ
83、褪色原稿用フィルタ84の4つのフィルタ及びフ
ィルタ等何も設けられていない原稿読取用円形打抜き部
85が所定の等間隔でもって円周状に配置されている。
ここで、ポジ原稿用フィルタ81は透明円板であり、ネ
ガ原稿用フィルタ82はアンバー色の透過円板であり、
青焼原稿用フィルタ83は青色の透過円板であり、褪色
原稿用フィルタ84はセピア色透過円板となっている。
これらの各フィルタ81〜84は、対応する原稿のハイ
ライト部の濃度(ポジフィルムの場合)又はシャドウ部
の濃度(ネガフィルムの場合)と同じ濃度を有してお
り、原稿の種類に応じて使い分けられるものであって、
シェーディング補正に使用される基準板となるものであ
る。
を示す上面図である。この回転フィルタ8は、全体が円
板形状をなし、更に小円板状(但し、その直径は、少な
くとも原稿の読取幅よりも大きい)のポジ原稿用フィル
タ81、ネガ原稿用フィルタ82、青焼原稿用フィルタ
83、褪色原稿用フィルタ84の4つのフィルタ及びフ
ィルタ等何も設けられていない原稿読取用円形打抜き部
85が所定の等間隔でもって円周状に配置されている。
ここで、ポジ原稿用フィルタ81は透明円板であり、ネ
ガ原稿用フィルタ82はアンバー色の透過円板であり、
青焼原稿用フィルタ83は青色の透過円板であり、褪色
原稿用フィルタ84はセピア色透過円板となっている。
これらの各フィルタ81〜84は、対応する原稿のハイ
ライト部の濃度(ポジフィルムの場合)又はシャドウ部
の濃度(ネガフィルムの場合)と同じ濃度を有してお
り、原稿の種類に応じて使い分けられるものであって、
シェーディング補正に使用される基準板となるものであ
る。
【0019】回転フィルタ8は、中央部に貫挿されてい
る回転軸80を中心に、パルスモータ9によって回転駆
動され、各フィルタ81〜84及び円形打抜き部85
は、測定位置となる所定の停止位置に正確に停止される
ようになっている。かかる位置制御を行うためには、例
えば、図で示すように、原稿読取用円形打抜き部85の
外方であって、回転フィルタ8の外周部に平板状の突起
部分86が設けられ、これに近接するように非接触型の
光検出センサ87が固設される。そして、かかる位置を
原点として、パルスモータによるパルス管理にて、フィ
ルタ81〜84は所定位置迄移動される。
る回転軸80を中心に、パルスモータ9によって回転駆
動され、各フィルタ81〜84及び円形打抜き部85
は、測定位置となる所定の停止位置に正確に停止される
ようになっている。かかる位置制御を行うためには、例
えば、図で示すように、原稿読取用円形打抜き部85の
外方であって、回転フィルタ8の外周部に平板状の突起
部分86が設けられ、これに近接するように非接触型の
光検出センサ87が固設される。そして、かかる位置を
原点として、パルスモータによるパルス管理にて、フィ
ルタ81〜84は所定位置迄移動される。
【0020】次に本実施例の動作を説明する。反射原稿
の読み取りを行う際には透過原稿用の照明光源1を消灯
し反射原稿用光源11を点灯させ、原稿載置台4を両矢
印A方向に移動させることによって、白色板34を読取
位置Rに位置させる。次に、回転フィルタ8を回転させ
て、読取り原稿に対応するフィルタ等を選択する。読取
り原稿が褪色原稿であるときはフィルタ84を、青焼き
図面であるときはフィルタ83を、それら以外の反射原
稿であるときは原稿読取用円形打抜き部85を選択し、
選択したフィルタ等を透過した光を読取素子群7で読み
取る。この時の読み取りにより得られた画像信号は演算
部14に送られ、第1の実施例と同様に補正係数が演算
され記憶部15に蓄えられる。
の読み取りを行う際には透過原稿用の照明光源1を消灯
し反射原稿用光源11を点灯させ、原稿載置台4を両矢
印A方向に移動させることによって、白色板34を読取
位置Rに位置させる。次に、回転フィルタ8を回転させ
て、読取り原稿に対応するフィルタ等を選択する。読取
り原稿が褪色原稿であるときはフィルタ84を、青焼き
図面であるときはフィルタ83を、それら以外の反射原
稿であるときは原稿読取用円形打抜き部85を選択し、
選択したフィルタ等を透過した光を読取素子群7で読み
取る。この時の読み取りにより得られた画像信号は演算
部14に送られ、第1の実施例と同様に補正係数が演算
され記憶部15に蓄えられる。
【0021】次に、原稿載置台4上に原稿をセットして
読み取りを行うが、この時回転フィルタ8は原稿読取用
円形打抜き部85が選択されており、この時読取素子群
7から出力した画像信号は前記補正係数に基づいて補正
される。また、透過原稿の読み取りを行う際には、透過
原稿用の照明光源1を点灯し反射原稿用光源11を消灯
し、原稿載置台4を両矢印A方向に移動させることによ
って、原稿Dと重なっていない拡散板の基準部33を読
取位置Rに位置させる。それから回転フィルタ8を回転
させて、被読み取り原稿に対応するフィルタ(ポジ原稿
用フィルタ81又はネガ原稿用フィルタ82)を選択す
る。次からの工程は上述の反射原稿の読み取りを行う際
のものと同一である。
読み取りを行うが、この時回転フィルタ8は原稿読取用
円形打抜き部85が選択されており、この時読取素子群
7から出力した画像信号は前記補正係数に基づいて補正
される。また、透過原稿の読み取りを行う際には、透過
原稿用の照明光源1を点灯し反射原稿用光源11を消灯
し、原稿載置台4を両矢印A方向に移動させることによ
って、原稿Dと重なっていない拡散板の基準部33を読
取位置Rに位置させる。それから回転フィルタ8を回転
させて、被読み取り原稿に対応するフィルタ(ポジ原稿
用フィルタ81又はネガ原稿用フィルタ82)を選択す
る。次からの工程は上述の反射原稿の読み取りを行う際
のものと同一である。
【0022】図6は、ネガフィルムのシェーディング補
正を行った場合について、本考案にかかる原稿入力装置
からの出力信号と原稿濃度との関係を示すグラフであ
る。ここでは、図5で示すネガ原稿用フィルタ82が基
準板として使用されてシェーディング補正が行われてい
る。このフィルタは、先述の通りアンバー色であり、こ
のフィルタを基準板として用いたときの補正係数は、こ
のときに補正部16を出力した画像信号が均一に第25
5階調を表すような値に設定される。そして、読み取り
原稿であるネガフィルムのハイライト部はアンバー色の
部分である。従って、ネガフィルムを使用しているにも
かかわらず、SDの時(即ち、アンバー色の時)には第
255階調の画像信号が、HLの時(即ち、黒色の時)
には第10階調の画像信号が得られるようになってい
る。従って、この場合の出力レンジは第10〜第255
階調の範囲となり、ポジフィルムを使用した場合と全く
同じ出力レンジをとることが可能となる。この結果、出
力信号のノイズは少なくなる。そして、当然、該出力信
号に基づいて出力される画像のダイナミックレンジは大
きくなり、適当な階調でもって再現することが可能とな
る。
正を行った場合について、本考案にかかる原稿入力装置
からの出力信号と原稿濃度との関係を示すグラフであ
る。ここでは、図5で示すネガ原稿用フィルタ82が基
準板として使用されてシェーディング補正が行われてい
る。このフィルタは、先述の通りアンバー色であり、こ
のフィルタを基準板として用いたときの補正係数は、こ
のときに補正部16を出力した画像信号が均一に第25
5階調を表すような値に設定される。そして、読み取り
原稿であるネガフィルムのハイライト部はアンバー色の
部分である。従って、ネガフィルムを使用しているにも
かかわらず、SDの時(即ち、アンバー色の時)には第
255階調の画像信号が、HLの時(即ち、黒色の時)
には第10階調の画像信号が得られるようになってい
る。従って、この場合の出力レンジは第10〜第255
階調の範囲となり、ポジフィルムを使用した場合と全く
同じ出力レンジをとることが可能となる。この結果、出
力信号のノイズは少なくなる。そして、当然、該出力信
号に基づいて出力される画像のダイナミックレンジは大
きくなり、適当な階調でもって再現することが可能とな
る。
【0023】また、上述したネガフィルムの読み取りの
場合と同様に、青焼き図面や、褪色原稿等を読み取る場
合にも、対応する基準板を使用することにより、同様に
原稿入力装置からの出力信号のレンジを広くすることが
可能であり、画像のダイナミックレンジを大きくするこ
とが可能となる。なお、上記第1の実施例において、シ
ェーディング補正領域を光拡散板3上に形成したが、原
稿載置台4上に設けても本実施例と同様な効果を得るこ
とが可能である。また、上記第2の実施例において、回
転フィルタ8を集光レンズ6の手前に設置したが、特に
この位置に限定されるものではなく、光路中の適当な位
置に設けても、本実施例と同様な効果を得ることが可能
である。更に、同じく上記第2の実施例において、各フ
ィルタ81〜84を円板状とし、原稿読取用の打抜き部
85を円形にしたが、円形に特に限定されるものではな
く、原稿の読み取り幅を確保して、読取素子群7が読み
取れる範囲の面積を確保する形であれば、本実施例と同
様な効果を得ることが可能である。
場合と同様に、青焼き図面や、褪色原稿等を読み取る場
合にも、対応する基準板を使用することにより、同様に
原稿入力装置からの出力信号のレンジを広くすることが
可能であり、画像のダイナミックレンジを大きくするこ
とが可能となる。なお、上記第1の実施例において、シ
ェーディング補正領域を光拡散板3上に形成したが、原
稿載置台4上に設けても本実施例と同様な効果を得るこ
とが可能である。また、上記第2の実施例において、回
転フィルタ8を集光レンズ6の手前に設置したが、特に
この位置に限定されるものではなく、光路中の適当な位
置に設けても、本実施例と同様な効果を得ることが可能
である。更に、同じく上記第2の実施例において、各フ
ィルタ81〜84を円板状とし、原稿読取用の打抜き部
85を円形にしたが、円形に特に限定されるものではな
く、原稿の読み取り幅を確保して、読取素子群7が読み
取れる範囲の面積を確保する形であれば、本実施例と同
様な効果を得ることが可能である。
【0024】
【考案の効果】 以上の請求項1の考案によれば、複数
種類の原稿に対し、従来の原稿入力装置を用いて従来ど
おりにシェーディング補正を行った場合に、原稿の種類
によっては原稿入力装置からの出力信号のレンジがかな
り狭くなり、出力信号のノイズが多くなってしまうとい
った不具合を完全になくすことが可能となる。この結
果、読取素子の出力信号に基づいて出力される画像のダ
イナミックレンジを大きくすることができ、適当な階調
でもって原稿画像を再現することができるようになり、
画像品質が大幅に向上される。また、請求項2の考案に
おいては、ポジフィルム原稿及びネガフィルム原稿に対
して、それぞれポジフィルム原稿用白基準板とネガフィ
ルム原稿用白基準板を選択してシェーディング補正がで
きる。それゆえ、濃度レンジの狭いネガフィルム原稿の
出力画像のダイナミックレンジをポジフィルム原稿の出
力画像のダイナミックレンジと同等になるように大きく
することができる。
種類の原稿に対し、従来の原稿入力装置を用いて従来ど
おりにシェーディング補正を行った場合に、原稿の種類
によっては原稿入力装置からの出力信号のレンジがかな
り狭くなり、出力信号のノイズが多くなってしまうとい
った不具合を完全になくすことが可能となる。この結
果、読取素子の出力信号に基づいて出力される画像のダ
イナミックレンジを大きくすることができ、適当な階調
でもって原稿画像を再現することができるようになり、
画像品質が大幅に向上される。また、請求項2の考案に
おいては、ポジフィルム原稿及びネガフィルム原稿に対
して、それぞれポジフィルム原稿用白基準板とネガフィ
ルム原稿用白基準板を選択してシェーディング補正がで
きる。それゆえ、濃度レンジの狭いネガフィルム原稿の
出力画像のダイナミックレンジをポジフィルム原稿の出
力画像のダイナミックレンジと同等になるように大きく
することができる。
【図1】本考案の第1の実施例に係る原稿入力装置の構
成を示す模式図である。
成を示す模式図である。
【図2】図1に示す光拡散板3を示す上面図である。
【図3】本考案にかかる原稿入力装置の原稿種類別シェ
ーディング補正の制御を示すフローチャートである。
ーディング補正の制御を示すフローチャートである。
【図4】本考案の第2の実施例に係る原稿入力装置の構
成を示す模式図である。
成を示す模式図である。
【図5】図4に示す回転フィルタ8の構成を示す上面図
である。
である。
【図6】ネガフィルムのシェーディング補正を行った場
合について、本考案にかかる原稿入力装置からの出力信
号と原稿濃度との関係を示すグラフである。
合について、本考案にかかる原稿入力装置からの出力信
号と原稿濃度との関係を示すグラフである。
【図7】ポジフィルム及びネガフィルムの読み取りを行
う際のシェーディング補正を行った場合について、従来
の原稿入力装置でのシェーディング補正後の画像信号と
原稿濃度との関係を示すグラフである。
う際のシェーディング補正を行った場合について、従来
の原稿入力装置でのシェーディング補正後の画像信号と
原稿濃度との関係を示すグラフである。
1 照明光源 2 スリット 3 光拡散板 4 原稿載置台 5 反射ミラー 6 集光レンズ 7 読み取り素子群 8 回転フィルタ 31 ネガフィルムシェーディング補正用基準板 32 ポジフィルムシェーディング補正用基準板 81 ポジ原稿用フィルタ 82 ネガ原稿用フィルタ 83 青焼原稿用フィルタ 84 褪色原稿用フィルタ 85 原稿読取用円形打抜き部 D 原稿
Claims (2)
- 【請求項1】 読取素子で原稿画像を読み取り、画像信
号を出力する原稿入力装置であって、複数の原稿種類に
応じて設けた互いに濃度の異なる複数種類の白基準板
と、前記複数種類の白基準板の中から原稿種類に応じた
白基準板の一つを選択する選択手段と、前記選択手段に
より選択された白基準板を読み取ったときに前記読取素
子が出力する画像信号を前記読取素子の最大出力値を表
わす画像信号となるように補正係数を演算する演算部
と、前記原稿画像を読み取った時に読取素子が出力する
画像信号を前記補正係数に基づいて補正する補正部と、
を備えたことを特徴とする原稿入力装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の原稿入力装置におい
て、前記複数種類の白基準板は、ポジフィルム原稿用白
基準板とネガフィルム原稿用白基準板であることを特徴
とする原稿入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993026325U JP2604880Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 原稿入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993026325U JP2604880Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 原稿入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0685567U JPH0685567U (ja) | 1994-12-06 |
JP2604880Y2 true JP2604880Y2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=12190264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993026325U Expired - Fee Related JP2604880Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 原稿入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604880Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010288151A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Kyocera Mita Corp | 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2016224190A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | オリンパス株式会社 | 顕微鏡装置、シェーディング補正装置、シェーディング補正方法、及び、プログラム |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP1993026325U patent/JP2604880Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0685567U (ja) | 1994-12-06 |
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