JPH08191388A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH08191388A
JPH08191388A JP7002870A JP287095A JPH08191388A JP H08191388 A JPH08191388 A JP H08191388A JP 7002870 A JP7002870 A JP 7002870A JP 287095 A JP287095 A JP 287095A JP H08191388 A JPH08191388 A JP H08191388A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 白色基準板の副走査方向に端から端までに渡
る埃や傷があった場合にも、画質を劣化させない様に短
時間に白レベルデータの補正処理を行う。 【構成】 白色基準板を介して読み取り、1ライン分の
白レベルデータを白データメモリ25に記憶する。1ラ
イン分の白レベルデータの内の注目画素のデータと、注
目画素から所定の画素数分離れた第1の比較画素のデー
タとを比較し、この差が所定の値を越える場合には、更
に、注目画素のデータと、注目画素から所定の画素数分
離れた第2の比較画素とのデータを比較し、この差が所
定の値を越える場合は、注目画素が異常であると判断
し、第1の比較画素のデータを注目画素のデータとして
置換し、白データメモリ25に記憶する。この白レベル
データに基づいて除算部28にてシェーディング補正が
施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージセンサを用い
て画像を読み取る画像読取装置に関し、特にシェーディ
ング補正に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から画像読取装置では、載置台に載
置されている原稿を蛍光灯等の線光源により照射し、そ
の反射光若しくは透過光をミラーやレンズ等で構成する
光学系によりイメージセンサ上に結像させ、電気信号に
変換することにより1ラインの画像信号を得ながら、イ
メージセンサの読取方向(主走査方向)と直交する方向
(副走査方向)へ読取位置を移動させることにより原稿
一面を読み取ってっていた。この様な装置では、線光原
による照明ムラやイメージセンサの感度ムラにより、イ
メージセンサの端部に近づくにつれ画像波形のレベルが
低下するシェーディング歪み(図3参照)が発生する。
【0003】このシェーディング歪みを解消するため、
一定濃度の白色基準板を設け、原稿の読取の前に光源を
点灯し該白色基準板を読み取ることにより白レベルのデ
ータをメモリに一時格納し、該白レベルデータを元にシ
ェーディング補正を行うことにより、イメージセンサの
全ての画素に於いてダイナミックレンジを一様にしてい
る。
【0004】しかし、この様なシェーディング補正で
は、白色基準板に埃の付着や傷などが生じた場合、この
箇所のシェーディング補正用のデータ(前述白レベルデ
ータ)に誤りが生じ、このシェーディング補正用のデー
タに基づいて補正された画像には、筋状のノイズが生じ
ることとなり、画質を劣化させていた。この問題を解消
するため、白色基準板を1ライン読み取り、その1ライ
ンの各画素間の変化値を検出し、各画素間の変化値が所
定の値を越える場合、異常であると判断し、白色基準板
の別の複数ラインの読み取りを行うことにより補正を行
うものが特開平4−296164号公報に開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、埃などが付着
した場合には複数ラインに影響を及ぼすことが通常であ
り、従来の技術で示した補正を行うには、白色基準板を
副走査方向に大きくしなければならず、更に、複数ライ
ン読み取るため処理時間がかかるという問題点を有して
いた。又、白色基準板の副走査方向に端から端までに渡
る埃や傷に関しては補正が出来ないという問題点を有し
ていた。
【0006】本発明は、前記問題点に鑑みてなされたも
のであり、白色基準板を大きくすることなく、白色基準
板の副走査方向に端から端までに渡る埃や傷にも対処で
き、短時間に補正処理を行うことを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1は、シェーディ
ング補正の為の白色基準板を備え、該白色基準板の読み
取りデータに基づいて光学系のシェーディング補正を行
う読取装置に於いて、前記白色基準板の読み取りデータ
内の注目画素のデータに異常がある場合、異なる画素位
置のデータに基づいて異常データを補正することを特徴
とするものである。
【0008】請求項2は、シェーディング補正の為の白
色基準板を備え、該白色基準板の読み取りデータに基づ
いて光学系のシェーディング補正を行う読取装置に於い
て、前記白色基準板の読み取りデータ内の注目画素のデ
ータと、該注目画素から所定画素分離れた第1の比較画
素のデータと、該第1の比較画素より離れている注目画
素から所定画素分離れた第2の比較画素のデータと、に
より前記注目画素のデータが異常データであるか判断
し、異常であると判断された場合、注目画素のデータを
前記第1の比較画素又は第2の比較画素のデータに置換
することを特徴とするものである。
【0009】請求項3は、シェーディング補正の為の白
色基準板と、該白色基準板を照明する光源と、該光源に
より照明され白色基準板により反射された光を1ライン
毎に読み取るラインセンサとを備えた読取装置に於い
て、白色基準板の1ラインの読み取りデータを記憶する
メモリと、前記1ラインの読み取りデータ内の注目画素
のデータと、該注目画素から所定画素分離れた第1の比
較画素のデータとを比較する第1の比較手段と、該第1
の比較手段においてデータの差が所定の値を越える場合
に、注目画素のデータと前記第1の比較画素より離れて
いる注目画素から所定画素分離れた第2の比較画素のデ
ータとを比較する第2の比較手段と、該第2の比較手段
においてデータの差が所定の値を越える場合に、注目画
素のデータを前記第1の比較画素のデータに置換する置
換手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1では、白色基準板の読み取り、該白色
基準板の読み取りデータ内の注目画素のデータに異常が
ある場合、異なる画素位置のデータに基づいて異常デー
タを補正する。請求項2では、白色基準板の読み取りデ
ータ内の注目画素のデータと、該注目画素から所定画素
分離れた第1の比較画素のデータとを比較し、更に、注
目画素のデータと、該第1の比較画素より離れている注
目画素から所定画素分離れた第2の比較画素のデータと
を比較することにより前記注目画素のデータが異常デー
タであるか判断し、異常であると判断された場合、注目
画素のデータを前記第1の比較画素又は第2の比較画素
のデータに置換する。
【0011】請求項3では、白色基準板の1ラインの読
み取りデータをメモリに記憶し、第1の比較手段により
前記1ラインの読み取りデータ内の注目画素のデータと
該注目画素から所定画素分離れた第1の比較画素のデー
タとを比較し、比較の結果、データの差が所定の値を越
える場合には、第2の比較手段により前記1ラインの読
み取りデータ内の注目画素のデータと該注目画素から所
定画素分離れた第2の比較画素のデータとを比較し、比
較の結果、データの差が所定の値を越える場合には、注
目画素のデータを前記第1の比較画素のデータに置換す
る。
【0012】
【実施例】本発明のシェーディング補正を用いた画像読
取装置の実施例を図に従って説明する。図1は反射原稿
を読み取る場合のフラットベット型読取装置の構成を示
す。図1に於いて、1は読み取られる原稿、2は透明部
材により形成された原稿1を載置するプラテンガラス、
3はプラテンガラス2に載置された原稿1を原稿の上部
からプラテンガラス2に対して押圧する原稿押圧板、4
はプラテンガラス2に載置された原稿1に対して光を照
射する光源(蛍光灯、ハロゲンランプ等)、5は光源4
から照射され原稿1によって反射された反射光を後述す
る第2のミラーに対して反射する第1のミラー、6は第
1のミラーより導かれた反射光を後述する第3のミラー
に対して反射する第2のミラー、7は第2のミラーより
導かれた反射光を後述するレンズに対して反射する第3
のミラー、8は第3のミラーより導かれた反射光をCC
Dラインセンサ9上に結像するレンズ、10は光源4と
第1のミラー5とから構成される第1のミラーユニッ
ト、11は第2のミラー6と第3のミラー7とから構成
される第2のミラーユニットである。光源4から読取位
置に照射された光は、プラテンガラス2を透過し、原稿
1により反射され反射光として再度プラテンガラス2を
透過し、第1のミラー5、第2のミラー6、第3のミラ
ー7及びレンズ8を介し、原稿の被写体像としてCCD
ラインセンサ9に導かれる。尚、第1のミラー5、第2
のミラー6、第3のミラー7、第1のミラーユニット1
0、第2のミラーユニット11、レンズ8及びCCDラ
インセンサ9を総称して光学系と称す。12はシェーデ
ィング補正を行うための白色基準板であり、プラテンガ
ラス2を保持する保持部13がプラテンガラス2を押圧
する部分に配設する。この配設位置は、原稿読み取りの
範囲外であり、光学系の停止位置に於ける読み取り範囲
内である。
【0013】第1のミラーユニット10と第2のミラー
ユニット11は、ステッピングモータ(図示せず)とス
テッピングモータの動力を伝える駆動機構(図示せず)
により2:1の走査速度で矢印方向A(副走査方向)に
移動する。又、原稿1が透過原稿の場合は、図1に於い
て、光源4を第1のミラー5と垂直位置となる原稿1の
上方に設け、光源4と第1のミラーユニット10と同期
して矢印方向Aに移動する様に構成すると、光源4から
原稿1に対し照射された光、即ち透過光は、原稿1を透
過し、第1のミラー5、第2のミラー6、第3のミラー
7、第1のミラーユニット10、第2のミラーユニット
11、レンズ8を介してCCDラインセンサ9に導くこ
とができ、透過原稿を読み取ることができる。この時、
原稿押圧板3は使用しない。又、この場合の白色基準板
は、光を透過して白色となる材料により形成され、この
配設位置は、原稿読み取りの範囲外であり、光学系の停
止位置に於ける読み取り範囲内である。
【0014】図2は本実施例の読取装置のシェーディン
グ補正に於ける処理機能ブロック図である。CCDライ
ンセンサ9に結像された光は、CCDラインセンサ9よ
り画像のアナログ信号として出力される。A/Dコンバ
ータ21はCCDイメージセンサ9から供給されるアナ
ログ信号をデジタル信号に変換し出力する。
【0015】CPU等から構成される主制御部26は、
読み取りに先立ち、光源4を消灯した状態で読み取りを
行い、A/Dコンバータ21から供給されるデジタル信
号をCCDラインセンサ9の各画素のオフセット値であ
る黒レベルデータとして黒データメモリ24に記憶す
る。黒データメモリ24にデータを記憶する場合、ゲー
ト22を制御して書き込みを行う。次に、主制御部26
は、光源4を点灯し白色基準板12の読み取りを行い、
A/Dコンバータ21から供給されるデジタル信号を白
レベルデータ(白色基準データ)として白データメモリ
25に記憶する。白データメモリ25にデータを記憶す
る場合、ゲート23を制御して書き込みを行う。尚、黒
データメモリ24及び白データメモリ25は、DRAM
やSRAM等の揮発性のメモリを用いている。
【0016】従来では、黒レベルデータ及び白レベルデ
ータが得られた後、第1のミラーユニット10と第2の
ミラーユニット11を副走査方向に移動させ、原稿1の
先端に到達した時点から原稿1の読み取りを開始する。
CCDラインセンサ9によりライン毎に順次読み取られ
た画像信号はA/Dコンバータ21によりデジタルデー
タに変換され、減算部22に於いて、この1ラインの画
像デジタルデータを構成する各画素が夫々対応する黒デ
ータメモリ24に記憶されている黒レベルデータを減
じ、除算部28に於いて、黒レベルデータを減じた1ラ
インの画像デジタルデータに対し、白データメモリ25
に記憶されている白レベルデータで除算処理を行いシェ
ーディング補正を完結する。図3のaは正常な白色基準
板12をCCDラインセンサ9により読み取りデジタル
信号に変化した場合の主走査方向の信号であり、この信
号に対し、前述シェーディング補正が施されると、図3
のbに示す様に全ての読み取り領域に於いてフラットな
特性に補正される。
【0017】しかし、白色基準板12に埃などが付着し
た場合、この白色基準板を読み取ると図4に示す様に、
埃が付着した部分にスパイク状のレベル減少が生じる。
つまり、白色基準板を読み取った白データに於いて、埃
が付着した部分のデータが、その近傍のデータより急変
することとなる。この状態の白データがシェーディング
補正の為の白レベルデータとして白データメモリに記憶
されると、CCDラインセンサ9によりライン毎に順次
読み取られた画像信号には、埃が付着した場所に於い
て、副走査方向に筋状の画質劣化が生じることとなる。
【0018】そこで、本実施例では、主制御部26によ
り黒データメモリ24及び白データメモリ25に記憶さ
れている夫々のレベルデータに対し読み出し及び書き込
みを行える構成とし、主制御部26に於いて白レベルデ
ータの異常を補正し、白データメモリ25に記憶されて
いる白レベルデータを書き換えることにより、白色基準
板の埃や傷に影響されない良好な画像を得るものであ
る。
【0019】まず、主制御部26に於ける白レベルデー
タの異常を補正する処理を図5のフローチャートに従い
ながら説明する。尚、本実施例ではデジタルデータの大
きさは8ビット、主走査方向の有効読み取り画素数は5
000画素(A3サイズ)、読み取り解像度は400D
PIであるとする。又、既に白データメモリ25には白
色基準板12を読み取り白レベルデータが記憶されてい
るものとする。
【0020】S1に於いて、主制御部26は、主走査方
向に於ける画素位置を示すポインタPを0に初期化す
る。S2に於いて、主制御部26は、主走査方向の端部
の画素から順に、ポインタPが示す現在の画素位置(請
求項では注目画素と称す)の白レベルデータを白データ
メモリ25から読み出し、主制御部26が有する内部レ
ジスタDaに記憶する。
【0021】S3に於いて、主制御部26は、現在の画
素位置から所定の画素数(本実施例では15画素とす
る)分離れた第1の比較画素の白レベルデータを白デー
タメモリ25から読み出し、主制御部26が有する内部
レジスタDbに記憶する。S4に於いて、主制御部26
は、S2及びS3にて白データメモリ25から読み出し
た白レベルデータの差(絶対値)を求め、その値が所定
の差値(本実施例では10とする)以上であれば、現在
の画素位置の白レベルデータ若しくは現在の画素位置か
ら所定の画素数分離れた第1の比較画素の白レベルデー
タのどちらかが異常、即ち、データが急変していると判
断し、S5に進む。一方、差値が所定の差値以内であれ
ば、現在の画素位置の白レベルデータは正常であると判
断し、S8に進む。
【0022】S5に於いて、主制御部26は、現在の画
素位置から所定の画素数(本実施例では30画素とす
る)分離れた第2の比較画素の白レベルデータを白デー
タメモリ25から読み出し、主制御部26が有する内部
レジスタDcに記憶する。S6に於いて、主制御部26
は、S2及びS5にて白データメモリ25から読み出し
た白レベルデータの差(絶対値)を求め、その値が所定
の差値(本実施例では10とする)以上であれば、現在
の画素位置の白レベルデータが異常であると判断し、S
7に進む。一方、差値が所定の差値以内であれば、現在
の画素位置の白レベルデータは正常であり、第1の比較
画素の白レベルデータが異常、即ちデータが急変してい
ると判断し、S8に進む。
【0023】S7に於いて、S4及びS6にて現在の画
素位置の白レベルデータは異常であると判断さたため、
現在の画素位置の白レベルデータを第1の比較画素の白
レベルデータで置換し、白データメモリ25に書き込
む。S8に於いて、現在の画素位置を示すポインタPに
1をインクリメントし、処理対象画素を主走査方向の次
の画素に移動し、S9にて処理対象画素が主走査方向の
最終画素(本実施例では5000画素目)でなければS
2に戻り前述処理を行う。一方、S9に於いて、最終画
素であると判断された場合、この処理を終了する。つま
り、白データメモリ25に記憶されている白レベルデー
タ全ての画素に対して処理を行うこととなる。
【0024】尚、最終画素近傍の処理を行う場合、第1
の比較画素及び第2の比較画素が存在しない場合が生じ
るが、その場合には、今まで処理を行ってきた順と逆方
向の位置にある画素を第1の比較画素及び第2の比較画
素として用いる。以上の処理により白レベルデータの補
正処理を行い、従来通り、この白レベルデータを基準と
してシェーディング補正が施される。
【0025】本実施例では、読み取り解像度400DP
Iで、第1の比較画素を現在の画素位置から15画素数
分離れた画素、第2の比較画素を現在の画素位置から3
0画素数分離れた画素としているが、この条件では、約
1.5mm程度の傷や埃に対応できる。又、現在の画素
位置から比較画素の位置の距離(画素数)によりカバー
可能な傷や埃の大きさが決まる。但し、現在の画素位置
から比較画素の位置の距離を大きく設定した場合には、
現在の画素位置の白レベルデータと比較画素の位置の白
レベルデータとの差値の許容範囲も大きくする必要があ
る。
【0026】又、本実施例では、現在の画素位置の白レ
ベルデータが異常データであると判断した場合、現在の
画素位置の白レベルデータを第1の比較画素の白レベル
データに置換しているが、第2の比較画素の白レベルデ
ータに置換しても良い。但し、現在の画素位置と第2の
比較画素の位置が離れすぎていると、誤差が大きくなる
為、現在の画素位置と第2の比較画素の位置が近い場合
にのみ適用できる。
【0027】
【発明の効果】請求項1では、従来の様に複数ラインを
読み取る必要がないので、白色基準板を大きくする必要
がなく、白色基準板にかかるコストが低減でき、更に
は、小型化が図れる。又、複数ラインを読み取る必要が
ないので、複数ラインを読み取る為のモータ駆動に伴う
駆動音を防止することができ、短時間に処理が行える。
又、シェーディング補正を行う際、白色基準板に傷や埃
の付着があった場合にも筋状の画質劣化を生じることな
く良好な画像を得ることができる。
【0028】請求項2では、請求項1の効果に加え、白
色基準板の副走査方向に端から端までに渡る埃や傷にも
対応できる。請求項3では、請求項2の効果に加え、ス
キャナに応用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の反射原稿を読み取る場合のフラット
ベット型読取装置の一実施例を示す構成図である。
【図2】本実施例の読取装置のシェーディング補正に於
ける処理機能ブロック図である。
【図3】正常な白色基準板をCCDラインセンサにより
読み取り、デジタル信号に変化した場合の主走査方向の
信号の一実施例を示す図である。
【図4】埃などが付着した白色基準板をCCDラインセ
ンサにより読み取り、デジタル信号に変化した場合の主
走査方向の信号の一実施例を示す図である。
【図5】本実施例の白レベルデータの補正処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 原稿 2 プラテンガラス 4 光源 5、6、7 ミラー 9 CCDラインセンサ 10、11 ミラーユニット 12 白色基準板 21 A/Dコンバータ 22、23 ゲート 24 黒データメモリ 25 白データメモリ 26 主制御部 27 減算部 28 除算部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェーディング補正の為の白色基準板を
    備え、 該白色基準板の読み取りデータに基づいて光学系のシェ
    ーディング補正を行う読取装置に於いて、 前記白色基準板の読み取りデータ内の注目画素のデータ
    に異常がある場合、異なる画素位置のデータに基づいて
    異常データを補正することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 シェーディング補正の為の白色基準板を
    備え、 該白色基準板の読み取りデータに基づいて光学系のシェ
    ーディング補正を行う読取装置に於いて、 前記白色基準板の読み取りデータ内の注目画素のデータ
    と、該注目画素から所定画素分離れた第1の比較画素の
    データと、該第1の比較画素より離れている注目画素か
    ら所定画素分離れた第2の比較画素のデータと、により
    前記注目画素のデータが異常データであるか判断し、異
    常であると判断された場合、注目画素のデータを前記第
    1の比較画素又は第2の比較画素のデータに置換するこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 シェーディング補正の為の白色基準板
    と、 該白色基準板を照明する光源と、 該光源により照明され白色基準板により反射された光を
    1ライン毎に読み取るラインセンサとを備えた読取装置
    に於いて、 白色基準板の1ラインの読み取りデータを記憶するメモ
    リと、 前記1ラインの読み取りデータ内の注目画素のデータ
    と、該注目画素から所定画素分離れた第1の比較画素の
    データとを比較する第1の比較手段と、 該第1の比較手段においてデータの差が所定の値を越え
    る場合に、注目画素のデータと、前記第1の比較画素よ
    り離れている注目画素から所定画素分離れた第2の比較
    画素のデータとを比較する第2の比較手段と、 該第2の比較手段においてデータの差が所定の値を越え
    る場合に、注目画素のデータを前記第1の比較画素のデ
    ータに置換する置換手段とを備えたことを特徴とする画
    像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263784A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Olympus Corp 基板搬送装置

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