JP2670047B2 - カラー画像読み取り装置 - Google Patents

カラー画像読み取り装置

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JP2670047B2 JP62129959A JP12995987A JP2670047B2 JP 2670047 B2 JP2670047 B2 JP 2670047B2 JP 62129959 A JP62129959 A JP 62129959A JP 12995987 A JP12995987 A JP 12995987A JP 2670047 B2 JP2670047 B2 JP 2670047B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラー画像の読み取り装置に関するものであ
り、特にカラーネガフィルムの画像を読み取った場合に
おける複写画像における画質の改良を図ったものであ
る。 [従来の技術] カラーネガフィルムは未露光においても茶系の色を有
し被写体画像はその上に発色する。従来、カラー画像読
み取り装置には投影された被読み取り画像に対応する3
原色R(赤),G(緑),B(青)色分解センサの出力値か
ら上述のカラーネガフィルムの未露光における色を除去
するため、被読み取り画像と同種類のカラーネガフィル
ム未露光部を投影し、このR,G,B色分解センサの出力値
を記憶し、演算して補正を行うよう構成されたものがあ
った。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述の従来例では (1)被読み取り画像の他にこれと同種類のカラーネガ
フィルムの未露光状態部分を少なくとも1駒分用意しな
ければならない。 (2)読み取り画像のカラーネガフィルムと同一のカラ
ーネガフィルム未露光部分を長期にわたり使用して投影
を繰り返すと退色し、適正な補正データを得られない。 という欠点があった。 そこで、本発明の目的は、上述した従来の欠点を解消
し、読み取り画像のカラーネガフィルムの種類に合わせ
た補正を容易に正しく行うことのできるカラー画像読み
取り装置を提供することにある。 [問題点を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明のカラー画
像読み取り装置では、フィルム原稿を照射する照射手段
と、前記照射手段により照射されたフィルム原稿の,過
光を画像信号に変換する光電変換手段と、ベースフィル
ムの特性と近似した基準データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記基準データ及び前記フィ
ルム原稿の種類に基づいて前記フィルム原稿のベース濃
度の影響をなくすように前記画像信号の信号レベルを補
正する補正手段とを備えたことを特徴とする。また、本
発明の別の形態では、前記フィルム原稿の種類を入力す
る入力手段を備えたことを特徴とする。 [作用] 本発明によれば、ベースフィルムを用意することな
く、光電変換手段から出力された画像信号の信号レベル
をフィルム原稿の種類に合わせてそのベース濃度の影響
をなくすように補正することができる。 [実施例] 以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。 第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。さらに、第2図は3原色R,G,B色分解フィルタの
一例を示す配列図である。 第1図において、101は画像入力用のCCDラインセンサ
であり、第2図に示すように、3原色R,G,B色分解フィ
ルタが画素毎に塗布されて線状に配列される。 102,102R,102Gおよび102Bはサンプルホールド回路、1
03R,103Gおよび103BはA/D変換器、104R,104Gおよび104B
はセレクタ、105は乗算器、106,107および108はライン
メモリである。109は対数変換テーブル回路110は色処理
回路、111はMPUである。 CCDラインセンサ101から入力された画像信号はサンプ
ルホールド回路102,102R,102Gおよび102B、A/D変換器10
3R,103Gおよび103Bで3原色R,G,Bに色分解され各々のデ
ジタル信号に変換されて1ライン分の時系列信号とな
る。 ラインメモリ106〜108はCCDラインセンサ101の感度ば
らつきや原稿照明光源の光量むらを補正するために、CC
Dラインセンサ101の1ライン分のR,G,B各々のデータ
(以後シェーディングデータと呼ぶ)を画素毎に記憶
し、RAMにより構成されている(以後シェーディングRAM
と呼ぶ)。 セレクタ104はA/D変換器103R,103Gおよび103Bからの
デジタル信号が画像信号であるときは乗算器105へ、シ
ェーディングデータ信号であるときはラインメモリ106
〜108へA/D変換器103R,103Gおよび103Bの出力を切りか
える。そのための切りかえ信号はMPU111から供給され、
CCDラインセンサ101の1ライン分のデータが書き込まれ
る。 乗算器105は画像信号とシェーディングデータとの間
で演算を行い、画像信号のCCD主走査方向の出力変動の
補正およびR,G,Bホワイトバランスの補正を行う。対数
変換テーブル回路109は上述の乗算器105で補正された画
像信号を対数変換して濃度信号Y(イエロ),M(マゼン
タ),C(シアン)へ変換する。色処理回路110は対数変
換テーブル回路109から出力されるY,M,C信号にマスキン
グ補正、墨入れ、UCR等周知の色処理を加え、例えば、
レーザープリンタのような画像出力装置へのY,M,Cおよ
びK(黒)信号を生成する。MPU111はラインメモリ106
〜108のシェーディングRAMに直接アクセスすることが可
能であり、後述するアルゴリズムを実行してシェーディ
ングデータの補正を行う。 第3図はカラー画像読み取りの一例の構成を示す配置
図である。 第3図において、301は原稿載置台ガラスであり、通
常反射投影された原稿画像を載置する。302は集束性ロ
ッドレンズアレイ(例えばselfoc レンズアレイ)であ
り、原稿画像を後述するCCDアレイのような光電変換素
子アレイ上に結像する。303は赤外光フィルタであり、
不要な赤外光を遮断する。304は上述したCCDアレイであ
る。 305は投影機ランプであり、ネガフィルムやカラーフ
ィルタ等の透過原稿を照明する。306は透過原稿であ
り、読み取るべきカラーフィルムやカラーフィルタ等で
ある。307は色補正フィルターであり、カラーバランス
を補正する。308はレンズであり、原稿画像を原稿載置
台ガラス301上に結像する。309は光路折り曲げ用ミラ
ー、310はフレネルレンズであり、レンズ308から発散す
る光束を折り曲げて平行光束に変換する。311および312
は、集束性ロッドレンズアレイ302、赤外光フィルタ303
およびCCDアレイ304で構成されるCCDユニットの移動す
る位置を示す。 実際、シェーディングデータの取り込みは次のように
する。すなわち、透過原稿306にカラーフィルタをセッ
トし、ランプ305を点灯し、カラーフィルタを原稿載置
台ガラス301上に投影させ、通常、311の位置にあるCCD
ユニットが312の位置へ移動したときのCCDアレイ304か
ら成るラインセンサ1ライン分のデータが第1図示の実
施例におけるラインメモリ106〜108に書き込まれる。 第4図はカラー画像読み取りの他の実施例の構成を示
す配置図である。 第4図において、401は投影機ランプであり、透過原
稿を照射する。402は透過原稿であり、読み取るべきカ
ラーネガフィルムやカラーフィルタ等である。403は色
補正フィルタであり、カラーバランスを補正する。404
は集束性ロッドレンズアレイであり、CCDアレイ406上に
結像する。405は赤外光カットフィルタである。 この第4図示の実施例において、シェーディングデー
タの取り込みは、投影機ランプ401によって照射された
透過原稿402のカラーフィルタを直接、集束性ロッドレ
ンズアレイ404によってCCDアレイ406上に結像させ、1
ライン分を読み取り、第1図示の実施例における、ライ
ンメモリ106〜108にシェーディングデータを書き込む。
MPU111によって上述のシェーディングデータを読み取
り、フィルムの種類毎の補正を行うようにする。 第5図は読み取り信号の規格化信号への変換を示す特
性図である。 一般に、カラーネガフィルムの階調記録特性はフィル
ムへの入射光量をE、現像処理後の透過率をTとする
と、 −logT=A+RlogE …(1) の関係式で表わされる。ここで、AおよびRは使用する
カラーネガフィルムによって決まる正の定数である。こ
の関係式(1)は第5図示の第1象限における各特性曲
線の直線領域に当て嵌まる。 カラーネガフィルムは未露光状態においても、オレン
ジ系の色を有し、しかもフィルムの種類毎に濃度が異な
る。よって同一被写体に対しても画像のフィルムによっ
てその透過濃度特性はフィルムととに対応して曲線
501および502のように一様ではない。 いま、適正露光で撮影されたネガフィルムにおいて、
原稿画像をCCDアレイによって読み取る場合、CCDアレイ
から出力される信号Dは例えば第3図示の例においては
投影機ランプ305の光量Bとフィルム透過率Tとの積に
比例する。すなわちCをある定数とすると D=CTB …(2) となる。これはフィルムの種類毎にフィルム未露光部
(以後ベースフィルムと呼ぶ)の濃度が異なるため同一
被写体においても第5図第2象限に示す特性から例えば
上述のフィルムととに対してそれぞれ、D1=CT1Bお
よびD2=CT2Bとなり、異なるCCDアレイ出力信号D1およ
びD2を得る。 そこで、これを補正するためにシェーディング補正を
行う。次にこれを具体的に説明する。ベースフィルムの
フィルム透過率をT0とすると、このCCDアレイ出力D0
(2)式より D0=CT0B …(3) となる。よってCCDアレイがベースフィルムを読み取るC
CDアレイ出力D0を255(8ビット)となるように、読み
取り画像のCCDアレイ出力信号DをベースフィルムのCCD
アレイ出力信号D0で規格化すると、補正されたあとの信
号Sc(以後規格化輝度信号と呼ぶ)は となる。この関係式(4)は第5図の第3象限に示す特
性504および505で表わされる。 本実施例では例えば第6図に示す特性曲線601の異な
る分光分布を持つベースフィルムの代わりに特性曲線60
2の分光分布を持つカラーフィルタを用いる。このカラ
ーフィルタの透過率をTFとし、これを上述の(3)式に
対応させると、カラーフィルタのCCDアレイ出力信号DF
は DF=CTFB …(5) と表わせる。 これは、読み取り画像のフィルムによって異なる定数 を用いると DF=(TF/T0)×(CT0B)=D1D0 …(6) これを、(4)式に代入して となる。たとえば、第1図示の実施例において、フィル
ム種類毎の定数C1を入力したあと、(7)式の演算をマ
イクロプロセッサ(MPU)111で実行することにより、ベ
ースフィルムと同等なシェーディング補正が可能とな
る。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明のカラー画像読み取り装
置では、フィルム原稿を照射する照射手段と、前記照射
手段により照射されたフィルム原稿の透過光を画像信号
に変換する光電変換手段と、ベースフィルムの特性と近
似した基準データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶された前記基準データ及び前記フィルム原稿の種
類に基づいて前記フィルム原稿のベース濃度の影響をな
くすように前記画像信号の信号レベルを補正する補正手
段とを備えた構成とした。また、本発明の別の形態で
は、前記フィルム原稿の種類を入力する入力手段を備え
た構成とした。 このような構成としたことにより、 (1)複写したい画像フィルムとは別にベースフィルム
(フィルム未露光部)を用意する必要がなくなり、手軽
にカラーネガフィルムの複写を行うことができる。 (2)繰り返しの投影によってもフィルム未露光部によ
る退色の影響を受けることがなくなり、適切なシェーデ
ィング補正用のデータが得られる 等の効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第2図は3原色色分解フィルタの一例を示す配列図、 第3図はカラー画像読み取りの一例の構成を示す配置
図、 第4図はカラー画像読み取りの他の例の構成を示す配置
図、 第5図は読み取り信号の規格化信号への変換を示す特性
図、 第6図はカラーネガフィルムおよびシェーディング用カ
ラーフィルタの分光分布の一例を示す特性図である。 101,304,406…CCDラインセンサ(アレイ)、102,102R,1
02G,102B…サンプルホールド回路、103R,103G,103B…A/
D変換器、104R,.104G,104B…セレクタ、105…乗算器、1
06,107,108…ラインメモリ、109…対数変換テーブル回
路、110…色処理回路、111…MPU、301…原稿載置台ガラ
ス、302,404…集束性ロッドレンズアレイ、303,405…赤
外光カットフィルタ、305,401…ランプ、306,402…透過
原稿、307,403…色補正フィルタ、308…レンズ、309…
ミラー、310…フレネルレンズ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.フィルム原稿を照射する照射手段と、 前記照射手段により照射されたフィルム原稿の透過光を
    画像信号に変換する光電変換手段と、 ベースフィルムの特性と近似した基準データを記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記基準データ及び前記フィ
    ルム原稿の種類に基づいて前記フィルム原稿のベース濃
    度の影響をなくすように前記画像信号の信号レベルを補
    正する補正手段とを備えたことを特徴とするカラー画像
    読み取り装置。 2.前記フィルム原稿の種類を入力する入力手段を備え
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のカラ
    ー画像読み取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6096955A (ja) * 1983-10-31 1985-05-30 Konishiroku Photo Ind Co Ltd シエ−デイング補正装置
JPS6077158U (ja) * 1983-10-31 1985-05-29 コニカ株式会社 画像読取装置

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