JPH04133571A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH04133571A
JPH04133571A JP2254237A JP25423790A JPH04133571A JP H04133571 A JPH04133571 A JP H04133571A JP 2254237 A JP2254237 A JP 2254237A JP 25423790 A JP25423790 A JP 25423790A JP H04133571 A JPH04133571 A JP H04133571A
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JP2254237A
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Shizuo Hasegawa
長谷川 静男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像読取装置に関し、特に分解色ごとに並列に
配列したイメージセンサを持ち、線順次に画情報を読取
る画像読取装置に関する。
[従来の技術] 従来、COD等のイメージセンサによって画像をデジタ
ル的に読取る画像読取装置において、イメージセンサの
各画素の感度ムラやハロゲンランプ等の光源9反射笠等
から構成される照明系の照度ムラなどに起因する画像の
シェーディングは、画像読取時の白色レベルのレファレ
ンスとなる標準白色板を用いて補正する白レベル補正(
シェーディング補正)によって補正することが可能であ
った。
つまり、シェーディング補正においては、前述したよう
に読取時において原稿読取りに先立ち、原稿位置外に設
置された標準白色板を読取り、その読取りレベルに従っ
て実際の画像読取り信号を補正する。
すなわち、標準白色板の読取りデータをR8,実際の画
像を読取った時の補正前画像データをR1゜シェーディ
ング補正された補正後画像データをRoとすると、 R0=(R+/ R−) X 255     (1)
255:画像データが8ビツトとした場合の規格化係数 なる演算によって補正が実行されるが、(1)式からも
わかるように補正後画像データR0のレベルは標準白色
板読取りデータR1のレベルに大きくと右される。つま
り、標準白色板の反射濃度が補正前の画像の白部の反射
濃度より低い(R1<R,)と、補正後画像データR0
の原稿の白部読取時の値は(1)式よりR,< 255
となり、原稿の白部は白とならずに画像カブリとなって
現われる。
逆に、標準白色板の反射濃度が補正前の画像の白部の反
射濃度より高い(R1>R,)場合は、補正後画像デー
タR0の原稿の白部の読取時の値はR8≧R,の補正前
画像データに対してR,=255となり、画像として濃
度の低いレベルで濃度がとんだ画像として読取られるこ
とになる。また、標準白色板の反射濃度の管理は非常に
難しく標準白色板の反射濃度のバラツキにより再現画像
濃度のカブリやとびが発生し、機器間で階調再現性の違
いが現われてしまう。
そこで、標準白色板の反射濃度のバラツキに依存しない
方法として、比較的反射濃度の安定なものとして、例え
ばコピー用紙を標準白色板と別の第2の標準白色板とし
て用い、標準白色板とコピー用紙の反射濃度の比をあら
かじめ測定しておくことにより白レベルの安定化を実現
しているものがある。
すなわち、コピー用紙の読取データRo、標準白色板読
取データR5、補正前画像データR1、補正後画像デー
タR0、コピー用紙と標準白色板の反射濃度の比をCと
すると C= RD/R,(2) R,= (R,/ (R,xC) ) X255   
(3)なる演算によって補正が実行される。
さらに、近年、様々なカラー画像読取装置の開発が行わ
れるようになり、色分解方式として単一イメージセンサ
を用いて光源、あるいは色フィルタを切換える方式と、
切換えをしない同時読取り色分解方式があり、この同時
読取り色分解方式としては、1ラインのイメージセンサ
にストライブフィルタを構成して色分解信号を時分割で
点順次に読出す方式と、分解色ごとにイメージセンサを
並列に複数本持ち線順次に読出す方式がある。
色分解信号を点順次に読出す方式では主に、複数のイメ
ージセンサを主走査方向に1本につないだ密着型センサ
として実用化され、上述のとおり1本のセンサに第13
図の如(色分解のストライブフィルタを構成しているた
めに、色ごとに照明系の読取り原稿面上の照度分布に違
いを生じることはない。
第14図は、第13図に示す密着型センサ1301を用
いた読取装置の原稿面上の照度分布を示すものであり、
1401は原稿面上の画像を密着型センサ上に等倍結像
させるためのロッドアレイレンズ、1402はプラテン
ガラスであり、密着型センサの各色分解ストライブフィ
ルタの結像位置での長手方向の照度分布は等しい。
よって(3)式に示すシェーディング補正を行う際のコ
ピー用紙と標準白色板の反射濃度の比Cの測定において
は、実用上色ごとに測定を行う必要はない。すなわち、
色分解のストライブフィルタがR,G、Bで構成されて
いるならば、例えば最も広い分光感度の広がりを持っG
フィルタの出力でもって、コピー用紙と標準白色板の反
射濃度の比Cを測定することにより、他色におけるCの
値に代表させることが可能であり、Gフィルタの反射濃
度比Cで他色のシェーディング補正を行っている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、分解色ごとにイメージセンサを並列に複
数本持ち線順次に読出す方式においては、各色のイメー
ジセンサ間に配置のために十数ラインの物理的距離があ
る。
従って、実際の原稿面上での各CCD間の読取りライン
間の距離は、例えばイメージセンサのホトダイオードの
ピッチをIJzm Xloum 、 R,G、B各CC
D間の距離各18ライン、読取解像力400dpiとす
ると原稿面上での読取ライン間の距離はとなり、全体で
2.286mmの巾を照明系として均に露光する必要が
ある。
しかし、上述のごと< 2.286mmの巾を効率良(
均一に露光させることは難しく、第15図(a)のよう
な照度分布を持ってしまう。また、プラテンガラス上で
は第15図(a)のような照度分布であるが、標準白色
板の取付位置においては、照明系とプラテンガラス間の
距離と、照明系と標準白色板間の距離の若干の違いによ
り第15図(b)のように照度分布が変化してしまう。
これにより各色ごとの変化率RX’ / RX、 GX
’ /GX。
B、’/B、が等しくならず、1ラインのイメージセン
サにストライブフィルタを構成して色分解信号を時分割
で点順次に読出す方式においてG信号を用いてコピー用
紙(白紙)と標準白色板の反射濃度の比Cを求めてシェ
ーディング補正を行うと、第15図(b)の場合は各色
ごとの照度の変化率はRくBAGとなり、R,Bに関し
てはシェーディング補正後の画像信号としてGと同じ濃
度のグレーを読んだ時に濃度が低(読まれる。つまり画
像のトビが発生し、グレーバランスの劣化や階調再現性
のバラツキなどが発生し、画像品質の劣化を招く。
また、長平方向の照度分布が各R,G、 Bセンサ毎に
若干に違いを生じる場合があり、従来のような補正では
適切な補正が行われず画像品質の劣化を招く。
ここで、第15図は上述のセンサを用いた場合の読取面
上の照度分布の変化を示したものであり、1402はプ
ラテンガラス、1501はハロゲンランプ、1502、
1503は各々反射笠であり、1504が白色板である
。B、、G、、R,はプラテンガラス1402上のXな
る位置のR,G、 B各センサの原稿面照度であり、B
、’ 。
れ’、Rx’ は白色板15o4の位置でのR,G、 
B各センサの原稿面照度である。
よって本発明の目的は上述の点に鑑み、分解色ごとにイ
メージセンサを並列に複数本持ち、線順次に読出す際に
も、画像品質の劣化が生じないよう構成した画像読取装
置を提供することにある。
準となる第1の白色板と、第1の白色板の読取レベルの
補正を行う第2の白色板とを用いて原稿の白補正を行う
際に、第1の白色板の読取レベルを第2の白色板で補正
する補正係数を全画素別々がつ独立に設定することがで
きるので、画像品質の劣化を防止することができる。
[課題を解決するための手段] 本発明は、分解色ごとに並列に配置されたイメージセン
サを備え、線順次に画情報を読取る画像読取装置におい
て、原稿白部の読取レベルの基準となる信号を得る第1
の白色板と、前記第1の白色板の読取レベルの補正を行
うための第2の白色板と、前記第1の白色板の読取レベ
ルを前記第2の白色板を用いて補正する際に全画素の補
正係数を各画素ごとに独立して設定する補正手段とを具
備したものである。
[作 用] 本発明によれば、原稿の白部の読取レベルの基[実施例
] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
K五■ユ 第2図は本発明を適用した画像読取装置の概略内部構成
の一例を示す図である。本図において、100は原稿圧
板、1402は原稿102を載置するプラテンガラス、
110は原稿露光用のハロゲンランプ1501と第1の
反射ミラー105とから構成されるミラーユニット、1
11は第2の反射ミラー106と第3の反射ミラー10
7とから構成されるミラーユニットである。108はハ
ロゲンランプ104で露光走査された原稿102がらの
反射光像を3ラインヵクーCCDセンサ103上に縮小
結像するためのレンズユニットであり、ミラーユニット
110および111はステッピングモータ109により
2:1の走査スピードで矢印Aの方向(副走査方向)に
移動する。
露光走査しながら3ラインカラーCCDセンサ103に
より1ラインごとに読み取られたカラー色分解画像信号
は、第1図に示すビデオ処理回路200に入力され信号
処理される。
信号214は3ラインカラーCCDセンサ103を駆動
する信号線であり、必要な駆動パルスはパルスジェネレ
ータ201で生成される。
第2図において、1504は後述する画像信号の白レベ
ル補正のための白色板であり、ハロゲンランプ1501
で照射された白色板1504の反射光を3ラインカラー
CCDセンサ103で読取走査することにより、所定の
濃度の信号レベルを得ることができ、ビデオ信号の白レ
ベル補正に使われる。
なお第1図に示されるビデオ処理回路200は中央制御
装置C:PU230によって、バス231を介してコン
トロールされる。
次にビデオ処理回路200について詳細に述べる。前述
の如く原稿102は、まずハロゲンランプ1501によ
り照射され、原稿102からの反射光はミラーユニット
110および111を介し、光学レンズ108を通し、
3ラインカラーCCDセンサ103上に縮小結像され、
色分解されて読み取られる。3ラインカラーCCDセン
サ103の3本のラインセンサ103a、 103b、
 103cからの出力は増幅回路202.203゜20
4で所定レベルに増幅される。
第3図は第2図示の3ラインカラーCCDセンサ103
の構成図であり、10μmX10μmを1画素とし、5
000画素の有効画素を有したラインセンサ103a、
 103b、 103cが180 μm(18ライン)
の距離をもって共通のチップ304上に平行に3ライン
配置されており、各々のラインセンサがR,G、 Bの
有機染料によって染色されている。なお、各ラインセン
サをR−CCD103a、 G−CCD103b、 B
−CCD103cとする。
また、各CODは各々独立に、かつ同期して駆動される
各CCD103a、 103b、 103cからは駆動
パルスに同期してビデオ信号V、、V。、Vaが独立に
出力され、独立の増幅器202.203.204で所定
の電圧値に増幅された後、A/D変換回路205.20
6.207によって各々8bitのデジタルデータに変
換される。
次に本実施例では、前述したように各CODば18ライ
ン(10μm X 18= 180μm)の間隔を副走
査方向に持ち、第2図の読取方向Aに対応して画像を先
行して走査するレッド(R)フィルタのCCD103a
より見ると、グリーン(G)フィルタのCCD103b
、および、ブルー(B)フィルタのCCD103cとの
間隔は各々18ライン(180μm ) 、36ライン
(36o1.LLll)であり、各CCDLO3a、 
103b、 103cによる原稿上の読み取る位置はず
れている。
そこで、これを正しくつなぐために、複数ライン分のメ
モリを用いて次のような補正動作を行っている。つまり
、3本のCCDのうち最後に読み取るB−CCD103
cに同期をとるために、副走査読み取り密度を400d
piとすると、100%等倍読取りの場合、R−CCD
103aのバッファメモリ208には36ライン分、G
−CCD103bノハツフアメモリ209には18ライ
ン分の同期用メモリを持つことになる。さらに、最大拡
大率を400%とすると、各バッファメモリ208.2
09のライン数はそれぞれ、36X 4 =144ライ
ン、18X4=72ライン必要となる。ここで、バッフ
ァメモリ208 j15よび209に格納される1ライ
ンの画素数はA4版長手方向297mmを400dpi
で読み取るとすると、少な(とも、1ライン当りの有効
画素数である4678画素分格納される。
このようにして、先行して読取るR−CCD103aG
−CCD103bがすでに読取ったラインと同一ライン
をB−CCD1(13cが読取るときに、それと同期し
てバッファメモリ208.209がら同一ラインの各色
のデータを読み出すことにより、同一ラインを3色(R
,G、 B)に色分解した各色データを得ることになる
第4図に黒補正回路210,211,212の構成を示
す。なお、これらは同一構成なので、黒補正回路212
を代表として説明する。各CCDの黒レベル出力はセン
サに入力する光量が微小の時、画素間のバラツキが太き
(、これをそのまま出力し画像を出力すると、例えばプ
リンタにて画像プリントとした場合には画像のデータ部
にスジやムラが生じる。そこで、黒部の出力バラツキを
補正する必要があり、第4図の回路で補正を行う。
すなわち、コピー動作に先立ち、ハロゲンランプ150
1を点灯せずに、黒レベル画像信号としてCGD103
a、 b、 cの読取り出力を本回路に入力する。
Bin端子に入力されたこの黒レベル画像信号の1ライ
ン分を黒レベルRAM401に格納されるべく、CPU
230はラッチ408にデータセットし、セレクタ40
2のAを選択し、さらにゲート403を閉じてゲート4
04を開く。すなわち、黒レベル画像信号はセレクタ4
02、ゲート404を通りRAM401に入力される。
一方RAM401のアドレス入力には、H3YNCで初
期化されるアドレスカウンタ405のカウント出力が入
力されるべくセレクタ406のAが選択され、ゲート4
04からの1ライン分の黒レベル画像信号がアドレスカ
ウンタ405からのアドレス値に従ってRAM401に
格納される(以上を黒基準値取込みモードとし、RAM
401に格納された黒レベル画像信号を黒レベルデータ
とする)。
しかし、このようにしてRAM401に取り込んだ黒レ
ベルデータは非常に微小レベルのため、3ラインカラー
CCD103や、増幅器202.203.204等で発
生するノイズの影響を受は易く、そのままのデータを黒
補正データとして用いると黒部の画像がノイズの多いガ
サついたものとなる可能性があり好ましくない。
そこで、第4区に示す黒レベルRAM401に取り込ま
れた黒レベルデータに対して、第5図のフローチャート
に示す演算をCPU230にて実行し、ノイズの影響を
除去する。
まず、ステップ5501にて、黒レベルRAM401の
アドレスB、からB4g□までに格納されている黒レベ
ルデータをCPU230のワークレジスタへ取り込むべ
く、CPU230はラッチ408に対してゲート403
および404を閉じ、またゲート409を開き、さらに
セレクタ406のBを選択するようデータセットする。
これにより、黒レベルRAM401ばCPU230のア
ドレスバスからのアドレスでアクセスされ、CPU23
0のワークレジスタおよびデータバスを介して黒レベル
データ(B1)〜(B4..8)がリードされる。
次にステップ5502では、ワークレジスタに取り込ん
だアドレスB1から841178までの黒レベルデータ
(B1)・・・・・・(B、a、a)を加算し、データ
数4678で除算し、その結果を一旦ワーキングRAM
に格納する。そして、ステップ5503にて、ゲー’r
−403および409を閉じ、ゲート404を開き、ま
た、セレクタ402および406のBを選択するようラ
ッチ408にデータセットし、再び、黒レベルRAM4
0LのアドレスB1から846?8ヘワ一キングRAM
のデータをセレクト402およびゲート404を介して
、CPU230からのアドレスデータに従ってライトす
る。このように、黒レベルデータの平均値をとることに
より、ノイズの除去された黒レベルデータがRAM40
1にセットされる。
なお、本実施例では黒レベルデータ全画素の平均値を求
めて補正された黒レベルデータとしたが、他に、中心画
素と近傍画素の重み付は無しの演算を行ったり、さらに
、異なる係数を掛けた重み付けによる演算も可能である
以上の如くの黒レベルデータの取込みおよび補正動作後
に、原稿画像の読み取りが実行される。
原稿画像読み込み時には、CPU230は、ゲート40
4および409を閉じ、ゲー・ト403を開き、また、
セレクタ406のAを選択するようにラッチ408にデ
ータセットし、RAM401をデータ読み出しモードと
する。これにより、黒レベルRAM401の黒レベルデ
ータはアドレスカウンタ405からのアドレス値に従っ
て1画素ごとに読み出され、ゲート回路403を通り、
減算器407のB入力へBln端子への画像信号の入力
に同期して入力される。
従って、第4図示の黒補正回路の出力は黒レベルRAM
401から読み出された黒レベルデータDK(i)(i
は画素アドレス)に対して、ブルー(B)信号の場合B
+n(i)−DK(i) =Bout(i)として各画
素ごとに得られる(黒補正モード)。同様に、グリーン
(G)、レッド(R)に対しても第4図と同一構成の黒
補正回路210.211において、同様の制御が行われ
る。
このように黒レベル補正が行われた各色データは、それ
ぞれ白レベル補正(シェーディング補正)部213,2
14.215に入り、白レベル補正(シェーディング補
正)はハロゲンランプ1501により均一な白色板11
2を照明した時の各CGD103−a、 103−b、
 103−cの出力する白色データに基づき照明系、光
学系、センサの感度バラツキの補正を行う。
第6図に、白レベル補正部の構成例を示す。この基本的
な回路構成は、第4図示の黒補正回路と同じであるが、
前述した黒補正では減算器407にて補正を行っている
のに対して、白補正では減算器の代りに乗算器を用いる
すなわち、本実施例では、初期値設定モードとして、プ
ラテンガラス1402上の白紙(例えばコピー用紙)を
載置して、白紙と白色板1504の反射濃度の比率を各
色COD、かつ、各画素単位ごとに以下のフローチャー
トに従って計測し、CPU230のバックアップメモリ
(図示なし)にバックアップする。
ただし、白レベル補正部213.214.215は構成
および動作等は全て同一であるので、白レベル補正部2
15で代表して説明する。
第7図(a)のフローチャートにおいて、ステップ57
01ではプラテンガラス1402上の白紙の下までミラ
ーユニット110を移動させ、ステップ5702でハロ
ゲンランプ1501を点灯させ、ステップ5703でC
CD113Gから出力される均−白レベルの白画像デー
タをセレクタ602.ゲート604を介して1ライン分
補正RAM601に格納させる。
次に、ステップ5704で、CPU230は補正RAM
601に格納されている白画像データ(Wol)=(L
L−+ 4s)aをゲート609を介して一旦ワーキン
グRAMに格納する。
そして、第7図(b)のステップ5705で光学系11
0を白色板1504の下に移動し、ステップ5706で
再びCCD113Gから出力される均−白レベルの白画
像データをセレクタ602.ゲート604を介して1ラ
イン分補正RAM601へ格納する。
ステップ5707では、CPU230が補正RAM60
1のアドレスW 1−W 4 a y iの白画像デー
タ(Ws、)〜(Ws−ays)をワーキングRAMに
格納する。
次に、ステップ5708では各ワーキングRAMに格納
されている白紙の画像データ(WolL、+ 48□8
と白色板の画像データ(Wll)1g+ 4878で除
算し、白色板間るさ測定値C,=(W□)/(WO,)
、、、 、、、、とじてワーキングRAMに格納されバ
ックアップされる。
ここで白紙のaカ測定値をN (= typ255)と
し、また前述したとおり白色板が白紙より反射濃度の低
いいわゆるグレーであるが、完全なグレーを再現するの
は極めて困難であることから何らかの色味を帯びていた
り、多少の変色をしている場合には、これを白色板とし
て白補正を行うと読取り画像データのグレーバランスが
(ずれてしまう。そこで、白色板を読んだ時のR,G、
B各CCDの出力バランスが(ずれたと仮定し、そのバ
ランスの(ずれを補正する係数として各色ごとに白板間
るさ補正率K (=typl)を設定することにより、
上述のグレーバランスの補正を行うことが可能となり、
白紙の出力想定値Nおよび白板間るさ補正率にもワーキ
ングRAMに格納され、白板間るさ測定値Cとともにバ
ックアップされる。
次に、実際の補正時において、複写動作または読取り動
作に先立ち、露光ランプ1501を点灯させ白色板15
04を露光し、各CCDから出力される均−白レベルの
白画イ象データをセレクタ602.ゲート604を介し
て1ライン分補正RAM601に格納する。
次に第8図のフローチャートに従って各画素の補正係数
が演算される。すなわち、ステップ5801で補正RA
M601のアドレスW、〜W41118まで格納されて
いる白画像データをCPU230のワーキングレジスタ
へ取込むために、CPU230はラッチ608に対して
ゲート603.604を閉じ、またゲート609を開き
、セレクタ606のBを選択するようデータセットする
これにより、補正RAM601はCPU230のアドレ
スバスからのアドレスでアクセスされ、CPU230の
ワークレジスタにゲート609およびデータバスを介し
て白画像データ(Wl)〜(W4.、、)がリードされ
る。
次に、ステップ5802ではワークレジスタに取り込ん
だアドレスW1〜W411?11までの白画像データ(
W4)〜(W467a)に対して、ワーキングRAMに
バックアップされている白紙の出力想定値N、白板板間
さ補正率に、白板明るさ測定値Ci11*1 a87m
)を用いて E、 = (NX C,X K)/W。
(i=1〜467g) なるシェーディング補正係数を各画素毎に計算する。
そして、ステプ5803にてゲート603,609を閉
じ、ゲート604を開き、また、セレクタ602および
606のBを選択するようラッチ608にデータをセッ
トし、再び補正RAM601のアドレスW I−W 4
 B ? @ヘラ−キングRAMのデータをセレクタ6
02およびゲート604を介して、CPU230からの
アドレスデータに従ってライトする。
原稿画像読込み時には、B1o端子に入力される入力画
像データD、に同期して、補正係数E1が補正RAM6
01からゲート603を介して乗算器607に入力され
、 DO=DiXEi なる演算が各画素毎に行われ、補正後データとして8カ
される。
以上の如く、画像入力系の黒レベル感度、暗電流バラツ
キ、光学系光量バラツキや白レベル感度等種々の要因に
基づ(黒レベルおよび白レベルの補正を各CODの原稿
画像の読取りデータに対して実行し、主走査方向にわた
って均一になった、入力光量に比例しな各色データは、
人間の目の比視感度特性に合わせて、それぞれ対数変換
回路216゜217、218に入力される。
ここで、対数変換回路216.217.218から各B
、G。
Rに対して出力される各色データは、例えば、イエロー
、マゼンタおよびシアンの3色トナーの減法混色による
圧力画像の濃度値に対応しており、Bに対してはイエロ
ー(Ye)のトナー量、Gに対してはマゼンタ(M)の
トナー量、Rに対してはシアン(Cy)のトナー量に対
応するので、これ以後、カラー画像データはYe、 M
、 Cyに対応づける。
対数変換回路216.217.218による対数変換に
より得られた原稿からの各色成分画像データすなわちY
e成分データ、M成分データ、cy成分データに対して
色補正219が行われる。すなわち、本実施例の3ライ
ンカラーCCDセンサ103が配置された色分解フィル
タの分光特性は第9図に示すごとく、斜線分のような不
要透過領域を有しており、また、転写紙に転写される色
トナー(Y、 M、 C)も、一般に第10図に示すよ
うな不要吸収成分をもつことから、各色成分データY+
、M+、C+に対し、なる各色の一次式を算出し、色補
正を行うマスキング補正がマスキング回路219にて行
われる。
さらに、各色成分データY、、M、、C,により、Y、
M、、C,のうちの最小値であるMin(Y、、M、、
t、)を算出し、これをスミ(黒)として、後に黒トナ
ーを加える(スミ入れ)操作と、加えた黒成分に応じて
各色材の加える量を減じる下色除去(UCR)操作を黒
抽出およびUCR回路220にて行う。
マスキング回路219によるマスキング補正および黒抽
出およびUCR回路220によるUCR、スミ入れの各
処理により得られた各色信号は、γ補正回路221によ
るγ補正処理および必要に応じて変倍回路212による
主走査方向の変倍制御が行われた後、フィルタ/シャー
プネス回路213にてエツジ強調およびスムージング処
理が行われる。
K血■ユ 第11図は、白補正部(シェーディング補正部)の他の
実施例を示す。
前述した第6図示の白補正部では、複写動作または読取
り動作に先立ち白色板112を読取った均−白レベルの
白画像データを1ライン分補正RAM601に格納し、
次にCPU230によって白画像データW、と白紙出力
想定値N、白板板間さ補正率に、白板明るさ測定値CI
を用いてシェーディング補正の係数E、を各画素毎に計
算し、補正RAM601へ再格納していた。そして、実
際の原稿読取時にはB1o端子から入力される入力画像
データD、に同期して、補正係数E、が補正RAM60
1から出力され乗算器607によって補正演算を行って
いた。
これに対し、第11図の実施例においては、補正係数E
1と人力画像データD、のレベルから求まる補正後デー
タD0をCPU230によって演算し、補正RAM11
01内へ格納し、原稿読取時にはBin端子から入力さ
れる入力画像データD、をRAMll0Iのアドレス端
子へ入力し、前もって補正RAMll0Iへ格納されて
いた入力画像データD、に対応した補正後データD0を
順次出力し、シェーディング補正を完了する。
叉11性旦 第12図は、白補正部(シェーディング補正部)の他の
実施例を示す。
前述した第6図示の白補正部では、複写動作または読取
り動作に先立ち白色板112を読取った均−白レベルの
白画像データを1ライン分補正RAM601に格納し、
次にCPU230によって白画像データW1と白紙出力
想定値N、白色板間さ補正率に、白板間るさ測定値C1
を用いてシェーディング補正係数E1を各画素毎に計算
し、補正RAM601へ再格納していた。そして、実際
の原稿読取時にはB、n端子から入力される入力画像デ
ータD、に同期して、補正係数E1が補正RAM601
から出力され、乗算器607によって補正演算を行って
いた。
これに対し、第12図の実施例は、上述の白紙出力想定
値N、白色板間さ補正率KをCPUデータバスからラッ
チするラッチ回路1202.1204と、白板間るさ測
定値C1を格納する補正RAM1215と、 ラッチされた各係数N、に、補正RAM1215から出
力される白板間るさ測定値C1と入力画像データB1と
の補正演算を行う乗算器1201.1203.1205
と、白板読取時の白画像データを格納する補正RAM1
211から出力される白画像データをアドレスの人力と
してシェーディング補正データを出力する補正RAMI
207と より構成されており、全ハード的に補正を行うことが先
の実施例と異なっている。
ここで、補正RAM1207には、補正前画像データ値
をR1、補正後の画像データ値をRo、白色板読取時の
画像データ値をR8とした場合、 R0= (R,/R,) x255 255:規格化係数 を表させるデータを補正RAMの内容として予め書込ん
でお(。
本実施例の動作は前述の実施例と同じであるので、省略
する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、シェーディング補
正時に第1の白色板と第2の白色板間の補正係数を分解
色ごとに独立かつ各画素単位に設定することにより、分
解色ごとの原稿読取位置での照度分布の違い、白色板間
の色味の違い等によって生ずるグレーバランスの劣化、
シェーディング補正不良1画像のカブリ・飛びと言った
画像品質の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるビデオ処理回路を示
すブロック図、 第2図は本発明を適用した画像読取装置の概略内部構成
の一部を示す図、 第3図は3ラインカラーCCDの構成図、第4図は黒補
正回路の構成図、 第5図は黒補正の手順を示すフローチャート、 第6図は白補正回路の構成図、 第7図(a)および第7図(b)は白補正時における第
1.第2白色板間の反射濃度測定の手順を示すフローチ
ャート、 第8図は白補正の手順を示すフローチャート、 第9図は色フィルタの分光特性を示す図、第10図は色
トナーの分光反射特性を示す図、第11図は他の実施例
における白補正回路の構成図、 第12図はさらに他の実施例における白補正回路の構成
図、 第13図は従来例におけるカラーCODの色フィルタの
配置例を示す図、 第14図は従来例における原稿面照度分布を示す図、 第15図は原稿面照度分布を示す図である。 ・・・3ラインカラーCCDセンサ、 〜212・・・黒補正回路、 〜215・・・白レベル補正回路、 〜218・・・対数変換回路、 ・・・マスキング回路、 ・・・黒抽出/ UCR回路、 ・・・γ補正回路、 ・・・主走査変倍回路、 ・・・フィルタ/シャープネス回路。 第5 第 図 (a) 第 図 (b) 第8 図 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)分解色ごとに並列に配置されたイメージセンサを備
    え、線順次に画情報を読取る画像読取装置において、 原稿白部の読取レベルの基準となる信号を得る第1の白
    色板と、 前記第1の白色板の読取レベルの補正を行うための第2
    の白色板と、 前記第1の白色板の読取レベルを前記第2の白色板を用
    いて補正する際に全画素の補正係数を各画素ごとに独立
    して設定する補正手段と を具備したことを特徴とする画像読取装置。
JP2254237A 1990-09-26 1990-09-26 画像読取装置 Pending JPH04133571A (ja)

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