JP3151085B2 - 画像処理装置および方法 - Google Patents

画像処理装置および方法

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JP3151085B2 JP17153493A JP17153493A JP3151085B2 JP 3151085 B2 JP3151085 B2 JP 3151085B2 JP 17153493 A JP17153493 A JP 17153493A JP 17153493 A JP17153493 A JP 17153493A JP 3151085 B2 JP3151085 B2 JP 3151085B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報を読み込んで
画像処理を行う画像処理装置および方法に関し、特に原
稿を忠実に再現するための画像入力信号の補正(黒/白
レベル補正)を行う画像処理装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像処理装置において原稿を画
像入力装置で読み取って電気信号に変換し、この信号に
対して画像処理を行った後、レーザープリンター等の出
力装置により画像として記録される事が知られている。
【0003】このような画像入力装置で使用されている
固体撮像素子等の光電変換素子で得られた画像信号は、
ランプ照度の不均一、レンズを用いた光学系での歪(c
os4 則による光量低下等)、光電変換素子の各画素間
の感度バラツキにより一定濃度の画像を読み取ったとし
ても信号レベルは同一にはならない。
【0004】また、周囲の環境温度の変化により光電変
換素子の暗電流の変化(光が入力していない時の信号レ
ベル)、あるいはアナログ回路系(増幅回路,アナログ
/デジタル(A/D)変換器)の特性変化等が生じる。
そのために従来は、均一濃度の反射板を原稿ガラス付近
に設けて得られた1ライン分の画像信号をSRAM(ス
ティックラム)等の記憶素子に記憶させこのデータを元
に画像信号の補正を行っていた。
【0005】このような補正方法では通常のバラツキや
変化や時間的な変化(雑音)には対応出来るが突発的に
生じた変化に対しては効果がなかった。
【0006】例えば装置のノイズ(モーター等から発生
するもの)による影響、回路系で発生するデータ取り込
み時の誤差(A/D変換器におけるビット・エラー等)
が生じる場合がある。このような時に補正の基準となる
均一濃度の反射板の信号を取り込んだデータで画像信号
の補正を行なっても、通常発生するバラツキ以外の影響
も含んでいるために正しく補正されず記録した画像に縦
線のノイズが生じてしまうなどの現象が起こる場合があ
る。特に、このような問題は写真原稿など中間調の濃度
を持つ原稿に対しては顕著に現れてしまう。
【0007】このような現象のために従来は、均一濃度
の反射板を原稿ガラス付近に設けて得られた画像信号を
SRAM等の記憶素子に記憶させこのデータを元に画像
信号の補正を行っていた。記憶素子に記憶する際には、
複数ラインのデータを各画素毎に加算して記憶し、その
後に平均化処理を行ってデータバラツキを少なくしてい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の方法では補正データの精度を良くする点におい
ては効果があるものの加算したデータを記憶してから平
均化処理を行っていたために記憶容量のデータのビット
長が長くなるという欠点があった。
【0009】たとえば入力信号がMビット、加算回数が
N(N=2P )とするとビット長はM+Pビット必要に
なってしまう。たとえば、入力8ビット、平均回数25
6回とすると16ビットとなる。カラーを考えた場合に
はこの3倍のメモリが必要となる。また、信頼性向上の
ためにこのような補正処理をLSI化するとしてもSR
AM等の記憶手段の容量が大きいためにLSI技術が進
歩した今日でも実現は困難である。
【0010】そこで、本発明の目的は、突発的に発生し
た環境変化の影響を取り除くための画像信号に対する補
正を行う回路構成を簡素化することの可能な画像処理装
置および方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、1ライン分の黒画像デー
タにおける複数画素データを平均化処理したデータを黒
補正データとして設定するとともに、複数ライン分の白
画像データを各画素毎に平均化処理したデータを白補正
データとして設定する設定手段と、前記設定手段により
設定された前記黒補正データおよび前記白補正データに
基づいて画像信号の黒レベルおよび白レベルを補正する
レベル補正手段と、を有することを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、前記設定手段は、前記
白画像データを2M回加算平均したデータを前記白補正
データとして設定することを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、前記設定手段による加
算平均処理を各画素当たり1クロックで動作させること
を特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、基準画素から出力され
る画像信号レベルを基準値として保持する基準値保持手
段と、前記基準画素以外の画素から出力される画像信号
レベルと前記基準値との差分値を記憶する記憶手段と、
前記基準値および前記差分値から画像信号を復元する復
元処理手段とをさらに有することを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、前記レベル補正手段の
出力が規定値を超える異常を検知する異常検知手段をさ
らに有することを特徴とする。
【0016】請求項6の発明は、前記レベル補正手段の
出力が規定値を超える異常を検知する異常検知手段をさ
らに有することを特徴とする。
【0017】
【0018】
【作用】請求項1〜6の発明によれば、1ライン分の黒
画像データにおける複数画素データを平均化処理したデ
ータを黒補正データとして設定することで、簡単な回路
構成で、迅速により正確な黒補正データを得ることがで
き、複数ライン分の白画像データを各画素毎に平均化処
理したデータを白補正データとして設定することで、ラ
ンダムノイズなどの影響のない白補正データを得ること
ができる。
【0019】請求項6〜9の発明によれば、オーバーフ
ロー等の異常を検知することができ、正常な画像信号レ
ベルの補正を行なうことができる。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0025】<第1実施例>図1は、本発明の第1実施
例による画像処理装置の構造を示す断面図である。
【0026】図において、1は原稿給送手段となる原稿
給送装置であり、載置された原稿を1枚ずつ、あるいは
2枚連続に原稿台ガラス面2上の所定位置に給送する。
3はランプ、走査ミラー5等で構成されるスキャナーで
あり、原稿給送装置1により原稿台ガラス面2に載置さ
れると、スキャナー本体が所定方向に往復走査される。
原稿反射光は走査ミラー5〜7を介してレンズ8を通過
して、イメージセンサ部9に結像する。イメージセンサ
部9は、後述する3色分解ブレーズド回折格子、CCD
(固体撮像素子)により構成されており入力された反射
光は色分解されて、電気信号に変換され、この原稿読み
取り信号に対して種々の画像処理が行われる。
【0027】10はレーザースキャナーで構成される露
光制御部で、コントローラ部CONTの画像信号制御部
43(図5参照)から出力される画像データに基づいて
変調された光ビームを感光体11に照射する。12,1
3は現像器で、感光体11に形成された静電潜像を所定
色の現像剤(トナー)で可視化する。14,15は被転
写紙積載部で、定形サイズの記録媒体が積載収納され、
給送ローラの駆動によりレジスト配設位置まで給送さ
れ、感光体11に形成される画像との画像先端合わせタ
イミングをとられた状態で再給紙される。
【0028】16は転写分離帯電器で、感光体11に現
像されたトナー像を被転写紙に転写した後、感光体11
より分離して搬送ベルトを介して定着部17で定着され
る。18は排紙ローラで、画像形成の終了した被転写紙
をトレー20に積載排紙する。19は方向フラッパーで
画像形成の終了した被転写紙の搬送方向を排紙口と内部
搬送路方向に切り換え、多重/両面画像形成プロセスに
備える。
【0029】以下、記録媒体への画像形成について説明
する。イメージセンサ部9に入力された画像信号、すな
わち後述するリーダ42からの入力信号は、CPU45
により制御される画像信号制御回路43によって処理を
施されてプリンタ部44に至る。プリンタ44に入力さ
れた信号は露光制御部10にて光信号に変換されて画像
信号に従い感光体11を照射する。照射光によって感光
体11上に作られた潜像は現像器12もしくは現像器1
3によって現像される。上記潜像タイミングを合わせて
被転写紙積載部14もしくは被転写紙積載部15より転
写紙が搬送され、転写部16において、上記現像された
像が転写される。転写された像は、定着部17にて被転
写紙に定着された後、排紙部18より装置外部に排出さ
れる。
【0030】また、両面記録時は、被転写紙が排紙セン
サ19を通過後、排紙部ローラ18を排紙方向と反対の
方向に回転させる。また、これと同時にフラッパー20
を上方に上げて複写済みの転写紙を搬送路22,23を
介して中間トレー24に格納する。次に行う裏面記録時
に中間トレー24に格納されている転写紙が給紙され、
裏面の転写が行われる。
【0031】また、多重記録時は、フラッパー21を上
方に上げて複写済みの転写紙を搬送路22,23の搬送
路を介して中間トレー24に格納する。次に行う多重記
録に中間トレー24に格納されている転写紙が給送さ
れ、多重転写が行われる。
【0032】図2は、イメージセンサ部9の構成と原稿
の反射光の関係を示した図である。
【0033】原稿面2の画像情報は、結像光学系である
レンズ8との間に配したミラー(図示していない)等に
より、ライン走査されると共にレンズ8を介し3色色分
解用ブレーズド回折格子30によりカラー画像読み取り
に於ける3色の光束に分離された後、CCD31の各々
対応するラインセンサ上に結合される。
【0034】図3は、CCD31を示すものである。図
3において32は固体撮像素子の基板、33,34,3
5はそれぞれR,G,Bの各色に対応する固体撮像素子
アレイであり、固体撮像素子36がアレイ状に配置され
ている。37,38は、3ラインアレイの間隔を示して
いる。R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の
3原色に対応する3ラインセンサ間隔は、画角に対して
決定される。
【0035】図4は、3色色分解用1次元ブレーズド回
折格子30の説明をするためのものである。3色色分解
用1次元ブレーズド回折格子30は、色分解方向に階段
状格子が周期的に繰り返される構造であり、例えば、周
期ピッチP−60μm、格子厚d1−d2−3100μ
m、媒質屈折率−1.5とした場合、図示の如く入射光
は、透過解析されて3方向に分解される。
【0036】図5は、図1に示したコントローラ部CO
NTの回路構成を説明するブロック図であり、45はC
PU(中央演算処理ユニット)回路部で、ROM(リー
ドオンリメモリ)46、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)47を内蔵し、ROM46に記憶された制御プログ
ラムに基づいて各部を総括的に制御する。
【0037】41は原稿自動給送装置制御部で、載置さ
れた原稿を1枚づつ、あるいは2枚連続に原稿台ガラス
2面上の所定位置に給送するなどの制御をする。
【0038】42はイメージリーダで、上記イメージセ
ンサ部9などより構成され色分解され光電変換されたア
ナログ画像信号を画像制御回路43に出力する。44は
プリンタで、画像制御回路43から出力されるビデオ信
号に基づいて露光制御部10を駆動して光ビームを感光
体11に照射する。また、48は操作部で画像形成に必
要なモードの設定のためのキー、表示器等を有する操作
パネルが設けられている。
【0039】図6は本発明のポイントである画像信号制
御部43の詳細構成を示す図である。図6においてイメ
ージリーダ42によりRGBの電気信号に変換されたア
ナログ画像信号は増幅回路50に入力され、所定の出力
レベルまで画像信号を増幅される。増幅回路50で所定
の出力レベルまで増幅されたアナログ画像信号はA/D
変換器51によりデジタル信号に変換される(本実施例
では各8ビット)。
【0040】ついで黒補正/白補正部52により黒レベ
ルの補正と白レベルの補正(シェーディング補正)が施
された後、ND信号生成部53および色検出部54にR
GBの各信号が入力される。ND信号生成部53では、
RGBの信号が二次式により加算されて、次に、1/3
に除算されて輝度信号Doutが出力される。
【0041】
【数1】Dout=(Rin+Gin+Bin)/3 色検出部54ではRGBの信号比率により例えば赤、
緑、青、ラインマーカーのピンク、イエロー、ダイダ
イ、白および黒に分類されて3ビットの色信号Cout
として出力される。
【0042】輝度信号Dout、色信号Coutは変倍
部55で主走査方向(CCDのライン方向)の変倍ある
いは画像の移動処理が行われて画像処理部56に入力さ
れる。画像処理部56では、網がけ、色情報を単一色の
パターンに変換するパターン化処理、マスキング、トリ
ミング、白黒反転等の処理が行われる。
【0043】その後、濃度補正部57で輝度−濃度変
換、プリンターでの濃度補正が行われてレーザープリン
ターのプリンター制御部44に送られる。ND信号生成
部53および色検出部54から出力された輝度信号Do
utと色信号Coutはヒストグラム作成部59で輝度
信号から濃度ヒストグラムが作成される。このヒストグ
ラムには必要に応じて色信号情報が付加される。
【0044】また、色信号Coutはマーカー領域検出
部58により原稿にマーカーで指定された領域の信号を
検出してマーカーの領域が求められて処理領域信号とし
て画像処理部56に送られ領域内外の白黒反転、網がけ
等の処理が実行される。
【0045】次に本発明の特徴をなす図6の黒補正/白
補正回路52について説明する。
【0046】黒補正/白補正回路52では、まず黒補正
処理がされた後に白補正処理が行われる。
【0047】図7は、黒補正/白補正部52の中の黒補
正回路の構成を示す。CCD31から送られた画像信号
はCCD31に入力される光量が微小の時は、図8に示
す如く画素間のバラツキ等が大きく、これをそのまま画
像として出力すると、画像データ部にスジやムラが生じ
る。また、CCD31や増幅回路50等の環境温度によ
りCCD31の暗電流が増加したり、増幅回路50の温
度特性により信号レベルの変化が生じる。そこで、暗時
の出力を補正する必要があり図7に示す様な黒補正回路
で以下のように補正する。
【0048】原稿読み取り動作に先だって、光学系の走
査部分を、原稿台先端部の非画像領域に配置された均一
濃度を有する黒色板に移動し、ランプ3を点灯し黒レベ
ル画像信号を黒補正回路に入力する。ブルー信号Bin
に関しては、この画像データの1ライン分を、後述する
方法により複数回の取り込みを行い各画素毎に平均処理
したデータを黒レベルRAM102aに格納する。
【0049】後述するように256回加算して平均化す
るのであれば、RAM102aのビット幅は、2M =2
56よりM=8となり入力信号のビット数が8ビットで
あればM+N=16ビットになる。
【0050】100aは加算器で、入力された画像信号
と黒レベルRAM102aの内容を加算する。A入力は
8ビット、B入力は16ビットであるのでA入力の上位
側に全て0の8ビットの信号が入力されているとして1
6ビットで加算処理を行う。101aは黒レベルRAM
102aへ入力するデータを選択するセレクタでタイミ
ング発生回路109aからのセレクト信号でA−Dのい
ずれかの種類のデータを選択する。
【0051】103aはデータ・ラッチで104aのイ
ンバータによって反転されたCLK信号により黒レベル
RAM102aから出力されたデータをラッチして加算
器100aと除算器105aに与えられる。105aは
除算器で1/2M の演算が行われる。Mの値はCPU4
5よりSHFVAL信号によって与えられる。除算器1
05aでは1/2M の演算は16ビットのデータをMビ
ット分シフトによって行われる。シフトされた上位のビ
ットは0となる。
【0052】106a,107aはバスバッファで、特
に107aはBUSDIR B信号がLowレベルの時
にイネーブルとなりCPUデータバスに黒レベルRAM
102aに記憶されているデータが出力される。CPU
データバスは8ビットであるので16ビットデータのう
ちで上位8ビット、下位8ビットに分けられて出力され
ることになる。108aは減算器で入力されたデータ
(A入力)から黒データRAM102aからのデータ
(B入力)を減算する。
【0053】110aはセレクタでタイミング発生回路
109aで作られたアドレス信号とCPUアドレスをC
PAC信号により選択して黒データRAM102aのア
ドレス信号として与える。109aはタイミング発生回
路で、データの1画素分の同期信号CLKおよび1ライ
ン分の同期信号HSYNCを元にアドレス信号、セレク
タ101aのセレクト信号を作成する。データのRAM
102aへの取り込み動作はCPU45からのスタート
信号により開始される。
【0054】回路全体は図9に示すタイミングで下記の
ように動作する。タイミング発生回路109aに与えら
れたスタート信号によりT1,T2,T3の期間で黒デ
ータRAM102aのRAMクリア、データの加算処
理、および除算処理が行われる、まず図9のT1の期間
ではセレクタ101aのC入力が選択され黒データRA
M102aが0でクリアされる。1画素単位のタイミン
グは図10に示すように0データが入力されRAMの書
き込み(RAM/WR)信号が作られて書き込まれる。
【0055】図9のT2の期間では、図10に示すよう
にCLK信号の前の位置(High(ハイ)レベル区
間)ではRAMからデータが読み出されてラッチ103
aで保持されて加算器100aに与えられて入力された
データと加算されて、CLK信号の後の位置(Low
(ロー)レベル区間)ではセレクタ101aのA入力が
選択されてRAM102aに与えられてRAM/WR信
号により書き込まれる。この動作がデータの平均回数分
繰り返される。256回の平均であれば256ラインの
期間繰り返されることになる。
【0056】図9のT3の期間では、図10に示すよう
にCLK信号の前の位置(Highレベル区間)ではR
AM102aからデータが読み出されてラッチ103a
で保持されて除算器105aに与えられてCPUからの
SHFVAL信号の値により1/2M されて、CLK信
号の後の位置(Lowレベル区間)ではセレクタ101
aのB入力が選択されてRAMに与えられてRAM/W
R信号により書き込まれる。
【0057】T1,T2,T3の期間で処理されると平
均された1ライン分の黒レベル信号がRAM102aの
中に格納される。以上、黒基準値読込みモードと呼ぶ。
ここで1/2M の2M の値は通常は256回程度に設定
されるのでMは8という値になる。
【0058】画像読み取りの時には、RAM102aは
読み出しモードになり、読み出されたデータは16ビッ
トのうち下位8ビットが減算器108aのB入力へ毎ラ
イン、1画素毎に入力される。従って、黒補正回路出力
は、黒レベルデータDK(i)に対して、例えばブルー
信号の場合、Bin(i)−DK(i)=Bout
(i)として得られる(黒補正モードと呼ぶ)。
【0059】ここで減算器108aは演算結果が、もし
負になるなら出力は0になるように設計されているもの
とする。同様にグリーンGin、レッドRinも同様に
処理される。また、CPAC信号をHレベルにすること
でCPU45からのRAM102aのアクセスが可能と
なる。さらに必要に応じてRAMの内容はCPU45で
補正される。
【0060】図11に黒補正/白補正部52の白補正回
路の構成を示す。
【0061】白レベル補正(シェーディング補正)は、
原稿走査ユニットを均一な白色板の位置を移動して照射
した時の白色データに基づき、照明系、光学歪やセンサ
の感度バラツキの補正を行う。
【0062】白補正回路の基本的な回路構成は図7に示
す黒補正回路と同一であるが、黒補正では減算器108
aによって補正を行っていたのに対し、白補正では乗算
器108bを用いる点が異なるのみであるので同一部分
の説明は省略する。
【0063】白補正時には、複写動作または読み取り動
作に先立ち、ランプ3を点灯させ、均一白レベルの画像
データを1ライン分の補正RAM102bに格納する。
ここでRAMに格納されたデータは黒補正データと同様
に各画素毎に所定のライン数の平均化が行われたもので
ある。例えば、主走査方向A4長手方向の幅を有すると
すれば、16pel/mmで4752(=16×297
mm)画素、すなわち、データ幅が16ビットとすると
少なくともRAMの容量は4752ワードである。図1
2に示すように、i画素目の白色板データWi(i=1
−4752)とすると、RAM108bには、各画素ご
とに白色板に対するデータが格納される。
【0064】一方、Wiに対し、i番目の画素の通常画
像の読み取り値Diに対し補正後のデータD0 =Di×
FFH /Wiとなるべきである。そこで、CPU45か
らCPAC信号をHレベルにすることでCPUからRA
M102bに対してアクセス可能とする。次に図13に
示す処理手順で、CPU45は先頭画素W0 に対してF
FH /W0 ,Wiに対してFFH /Wi、−−−を順次
演算して補正のためのデータの置換を行う。この関係を
示したものが図14である。ここで、FFH (10進数
で255)は補正後の目標レベルを示している。以上の
処理手順でブルー信号に対して補正を終了したら(st
epB)同様にしてグリーン信号、レッド信号の補正を
ブルー信号と同様の処理手順で順次行い、以後、入力さ
れる原画像データDiに対してD0 (Di×FFH /W
i)が出力されるように図11の乗算器108bにWi
データが入力され原画像データDiと乗算される。乗算
処理は実数で行われ整数で出力される。補正値(FFH
/Wi)は通常1〜2倍になるように入力信号レベルの
ゲイン等が調整されている。ここで演算結果がFFH を
越える場合(オーバーフロー)にはFFH になるように
構成されているものとする。
【0065】以上の如く、画像入力系の黒レベル感度、
CCDの暗電流バラツキ、各センサ間感度バラツキ、光
学系光量バラツキや白レベル感度等の種々の要因に基づ
く、黒レベル、白レベルの補正を行い、主走査方向にわ
たって、白黒ともに各色毎に均一に補正された画像デー
タBout、Gout、Routが得られる。
【0066】ここで、黒補正の平均回数は、白補正の平
均回数より多くすることが望ましい。たとえば、黒補正
の256回に対して白補正は平均回数は8回にする。白
補正/黒補正されたR,G,Bの各8ビットの画像デー
タRout、Gout、Boutは次にND信号生成部
53、色検出部54に与えられる。本実施例では黒補正
回路においても白補正回路と同様に各画素毎に平均処理
していた。しかしながら、黒補正を行う際に、各画素毎
に平均化処理して行う代わりに複数画素のレベルを平均
化して1個の補正値を設定しても本実施例と同様の効果
が得られる。
【0067】図15は、この場合の白補正回路と黒補正
回路の構成をまとめて示したものである。図15におい
て点線内のA部分が黒補正を行う部分である。
【0068】CCD31の内部構成に従って、黒補正回
路の部分はODD/EVENに分けられている。これは
CCD内部のアナログシフトレジスタの転送効率の違
い、出力アンプのバラツキ等によって発生する原因によ
るODD/EVEN側の信号差を補正するためのもので
ある。
【0069】図15において点線ブロックの黒補正部A
を除く部分は、図11に示した白補正回路と同一である
ので説明は省略する。
【0070】A部分の黒補正回路において113,11
4はラッチでそれぞれCPU45からの書き込み信号W
RODDでODD(奇数番目)のデータ、WREVEN
でEVEN(偶数番目)を黒補正するための値を保持す
る。112はセレクタでラッチ134,114の値をタ
イミング発生回路109cで作られたアドレス信号13
ビットの内の最下位ビットによりどちらかの値が選択さ
れる。111は減算器で入力された画像信号からラッチ
113,114で保持された値を減算する。まず、ラッ
チ113,114にセットする補正量の求め方について
説明する。
【0071】光学系の走査部分を原稿台先端部の非画像
領域に配置された均一濃度を有する黒色板に移動し、ラ
ンプ3を点灯し黒レベル画像信号を黒補正部Aに入力す
る。ここでラッチ113,114には予め0が設定され
ているものとする。黒補正部Aは図9に示すタイミング
で下記のように動作する。タイミング発生回路109c
に与えられたスタート信号によりT1,T2,T3の期
間でデータRAM102cのRAMクリア、データの加
算処理、および除算処理が行われる。
【0072】まずT1の期間ではセレクタ101cのC
入力が選択されデータRAM102cが0でクリアされ
る。1画素単位のタイミングは図10に示す様に0デー
タが入力されRAMの書き込み(RAM/WR)信号が
作られて書き込まれる。
【0073】T2の期間では、図10に示すようにCL
K信号の前の位置(Highレベル区間)ではRAMか
らデータが読み出されてラッチ103aで保持されて加
算器100cに与えられて入力されたデータと加算され
る。CLK信号の後の位置(Lowレベル区間)ではセ
レクタ101cのA入力が選択されてRAMに与えられ
てRAM/WR信号により書き込まれる。この動作がデ
ータの平均回数分繰り返される。例えば256回の平均
であれば256ラインの期間繰り返されることになる。
【0074】T3の期間では、図10に示すようにCL
K信号の前の位置ではRAMからデータが読み出されて
ラッチ103cで保持されて除算器105cに与えられ
てCPU45からのSHFVAL信号により1/2M
れて、CLK信号の後の位置ではセレクタ101cのB
入力が選択されてRAMに与えられてRAM/WR信号
により書き込まれる。
【0075】T1,T2,T3の期間で平均された1ラ
イン分の黒レベル信号がRAM102cの中に格納され
る。ここで1/2M の2M の値は通常は256回以上に
設定されるのでMは8という値になる。例えば、主走査
方向A4長手方向の幅を有するとすれば、16pel/
mmで4752(=16×297mm)画素、すなわ
ち、データの幅が16ビットとすると少なくともRAM
容量は4752ワードであり、1画素目の黒色板データ
BKi(i=1−4752)とすると、RAM102c
には各画素毎に平均化された黒色板に対するデータが格
納されることになる。
【0076】ここで、CPAC信号をHレベルにするこ
とでCPU45からのRAM102cに対してアクセス
を可能な状態にする。次に図16に示す手順で、CPU
45はDK2nをEVEN(偶数)、DK2n+1をODD
(奇数)としてそれぞれ複数画素の値を平均する。たと
えば、それぞれ全体で100個のデータをサンプリング
するとすれば偶数画素では、DK0 、DK50、DK
100 、−−−DK4750の信号を次式により加算し平均す
る。
【0077】
【数2】EVENofset =(DK0 +DK50+−−−D
4750)/100 同様に奇数画素では、次式により平均される。
【0078】
【数3】ODDofset =(DK1 +DK51+−−−DK
4751)/100 このODDofset およびEVENofset が求められた時
点で、図15におけるラッチ113,114にこの値を
設定する。
【0079】ブルー信号に対して補正が終了したら、同
様の処理手順でグリーン信号、レッド信号に対して順次
に補正を行う。以後、入力される原画像データは奇数番
目の画像データにおいてはDi−ODDofset 、偶数番
目の画像データにおいてはDi−EVENofset が図1
5における減算器111により演算される。ここで演算
結果がマイナスになる場合は0になるように減算器11
1は構成されている。なお、グリーン信号、レッド信号
もブルー信号と同様の処理が行われる。
【0080】次に白補正について説明する。図15にお
いてA部分の回路で黒補正された信号が減算器111か
ら出力され後段の加算器100cに入力される。その後
の回路は黒補正のオフセット値を求める時に使用した部
分と共通になっている。
【0081】白補正時には、複写動作または読み取り動
作に先立ちランプ3を点灯させ、均一白レベルの画像デ
ータを1ライン分の補正RAM102cに格納する。そ
の後の処理は上述した実施例での白補正と同様であるの
で説明を省略する。以後、入力される原画像データDi
に対してDo(Di×FFH /Wi)が出力されるよう
に図15の乗算器108cに入力され原画像データと乗
算される。
【0082】乗算処理は実数で行われ整数で出力され
る。ここで、演算結果がFFH を越える場合(オーバー
フロー)にはFFH になるように乗算器108cが構成
されているものとする。
【0083】以上の如く、黒レベル補正、白レベル補正
を行い、主走査方向にわたって、白黒ともに各色毎に均
一に補正された画像データBout、Gout、Rou
tが得られる。本実施例の他、次の改良形態を実施でき
る。
【0084】(1)以上の述べた黒/白補正部52の2
例では白補正回路において、データRAMに均一白色板
のデータを複数回入力して平均処理してから、CPU4
5を用いてプログラムで補正係数を演算して書き変えて
いたが、ハードウエアを用いてFFH /Diの演算をし
ても良い。
【0085】(2)その他の方法として図17に示す様
にデータRAMに入力する際に補正係数を演算してから
データを書き込むような回路を構成してもよい。つま
り、書込み後補正係数を平均処理する事となる。図17
において115は補正係数演算回路でCPU45より与
えられた補正後の目標レベルの値がTAGTVALとし
て与えられる。補正係数は次式で表される。
【0086】
【数4】Di´=VAGTVAL/Di (3)補正係数演算回路115では、演算結果がFFH
を越える場合には、FFH 、マイナスの場合には0にな
るように構成されているものとする。求められた補正係
数は後段の加算器100dに送られる。後の加算処理、
補正処理は上述した白補正回路と同様であるので説明を
省略する。
【0087】(4)前に述べた実施例では、RAMに記
憶された補正係数データと入力された画像信号とを乗算
して求めていたが他の形態としてDi*FFH /Wiの
演算を行う回路を専用的に構成しても良い。また予めこ
の演算結果を求めておき、メモリ(ROM、RAM等)
に書き込んでルックアップテーブルとして演算回路を構
成しても良い。
【0088】(5)本実施例では、黒補正時に光学系の
走査部分を非画像領域に設けた黒色板に移動してランプ
を点灯させて、黒データとして取り込んでいたが、ラン
プを消灯したままデータを取り込んで、CCD暗電流な
どの補正を行ってもよい。この場合には均一濃度の黒色
板は用いなくても良い。
【0089】(6)本実施例では、データの加算結果を
メモリから読みだして除算器105aで例えば1/2M
を行っていたが、CPU45でメモリから読みだしてプ
ログラムで演算処理しても良い。また、白補正時では、
補正後のレベル目標値をFFHと決めてDi=FFH /
Wiという演算を行う様にしたが、画像処理等の処理内
容に応じて目標値をFFH より小さいレベルにしても可
能である。
【0090】(7)本実施例では、カラーの画像処理装
置に関して説明したが単色(白黒)読み取りの場合も適
用できることは言うまでもない。
【0091】<第2実施例>第2実施例は第1実施例と
ほぼ同様の構成とできるので、第1実施例との相違点の
みを説明する。
【0092】図18は、図16の黒補正/白補正部52
の黒補正回路の構成を示す。CCD31からの画像信号
はCCDに入力される光量が微小の時は、図8に示す如
く画素間のバラツキ等が大きく、これをそのまま画像と
して出力すると、画像データ部にスジやムラが生じる。
【0093】また、CCD31や増幅回路50等の環境
温度によりCCD31の暗電流が増加したり、増幅回路
50の温度特性により信号レベルの変化が生じる。そこ
で、暗時の出力を補正する必要があり図18に示すよう
な黒補正回路で補正する。
【0094】原稿読み取り動作に先だって、光学系の走
査部分を、原稿台先端部の非画像領域に配置された均一
濃度を有する黒色板に移動し、ランプ3を点灯し黒レベ
ル画像信号を黒補正回路に入力する。ブルー信号Bin
に関しては、この画像データの1ライン分を、後述する
方法により複数回の取り込みを行い各画素毎に平均処理
したデータを黒レベルRAM1103aに格納する。
【0095】1100aは加算器で入力された画像信号
と後述する復元処理回路1105aで復元された信号を
加算する。A入力は8ビット、8入力は16ビットであ
るのでA入力を16ビットに対応させて上位8ビットは
全て0、下位8ビットに画像信号が入力されているとし
て16ビットで加算処理を行う。1101aは差分処理
回路で隣合う信号レベルの差分を求める。1102aは
黒レベルRAM1103aへ入力するデータを選択する
セレクタでタイミング発生回路1110aからのセレク
ト信号でA〜Dのいずれかの種類のデータを選択する。
【0096】1104aは基準値保持回路で加算器11
00aの結果を1ラインに1個だけ保持する。1105
aは復元処理回路で黒レベルRAM1103aの信号と
基準値保持回路の信号から元の信号を復元する。110
6aは除算器で1/Nの演算が行われる。Nの値はCP
U45よりSHFVAL信号によって可変に与えられ
る。
【0097】除算器1106aでは1/Nの演算は16
ビットのデータをシフトすることで行われる。N=2P
であればPビットシフトする。シフトされた上位のビッ
トは0となる。1107a,1108aはバスバッファ
で、特に1108aはBUSDIR B信号がLowレ
ベルの時にイネーブルとなりCPUデータバスに黒レベ
ルRAM1103aに記憶されているデータが出力され
る。
【0098】1109aは減算器で、入力されたデータ
(A入力)から黒データRAM1103aからのデータ
(B入力)を減算する。
【0099】1111aはセレクタでタイミング発生回
路1110aで作られたアドレス信号とCPUアドレス
をCPAC信号により選択して黒データRAM1103
aのアドレス信号として与える。1110aはタイミン
グ発生回路で、データの1画素分の同期信号CLKおよ
び1ライン分の同期信号HSYNCを元にアドレス信
号、セレクタ1102aのセレクト信号、基準値保持回
路1104aのラッチ信号、復元処理回路1105aの
制御信号を作成する。データのRAMへの取り込み動作
はCPUからのスタート信号により開始される。
【0100】回路全体は図9に示すタイミングで下記の
様に動作する。タイミング発生回路1110aに与えら
れたスタート信号によりタイミングT1,T2,T3の
期間で黒データRAM1103aのRAMクリア、デー
タの加算処理、および除算処理が行われる。
【0101】まずT1の期間ではセレクタ1102aの
C入力が選択され黒データRAM1103aが0でクリ
アされる。また、基準値保持回路の出力データも0クリ
アさせる。1画素単位のタイミングは図10に示す様に
0データが入力されRAM1103aの書き込み(RA
M/WR)信号が作られて書き込まれる。T2の期間で
は、図10に示すようにCLK信号の前の位置(Hig
hレベル区間)ではRAMからデータが読み出されて復
元処理回路1105aで元の信号に復元される。復元さ
れた信号は加算器1100aで画像信号と加算されて差
分処理回路1101aで隣合う信号の差分値が求められ
る。CLK信号の後の位置(Lowレベル区間)ではセ
レクタ1102aのA入力が選択されてRAM1103
aに与えられてRAM/WR信号により書き込まれる。
この動作がデータの平均回数分繰り返される。256回
の平均であれば256ラインの期間繰り返される事にな
る。
【0102】この期間の1番目のラインでは復元処理回
路1105aで復元された信号レベルは全て0であるの
で、加算器1100aでは入力信号がそのまま出力され
て、差分処理回路1101aで差分値が求められる。こ
の時にラインの最初の有効画素のレベルが後述するタイ
ミングで基準値保持回路1104aにラッチされる。
【0103】次のライン入力時には、復元処理回路11
05aにRAM1103のデータ(差分値)、基準値保
持回路1104aの前ラインの基準値が入力されて元の
信号レベルが復元される。その後、加算器1100aで
入力画像と加算されて差分処理回路1101aで差分値
が求められる。なお、この加算された最初の信号レベル
が基準値として基準値保持回路1104aにラッチされ
る。これらの動作が所定の回数繰り返される。T3の期
間では、図10に示すようにCLK信号の前の位置(H
ighレベル区間)ではRAM1103aからデータが
読み出され、そのデータが復元処理回路1105aに入
力されて元の信号に復元される。復元処理結果は除算器
1106aに与えられてCPU45からのSHFVAL
信号の値により1/2P に除算される。CLK信号の後
の位置(Lowレベル区間)ではセレクタ1102aの
B入力が選択され、B入力がRAM1103aに与えら
れ、RAM/WR信号により上記B入力が書き込まれる
(N=2P とする)。
【0104】T1,T2,T3の期間で上述の処理が行
なわれると平均された1ライン分の黒レベル信号がRA
M1103aの中に格納される。以上を黒基準値読込み
モードと呼ぶ。ここで1/2M の2M の値は通常は25
6回程度に設定されるのでPは8という値になる。
【0105】画像読み取りの時には、RAM1103a
は読み出しモードになり、読み出されたデータは減算器
1109aのB入力へ毎ライン、1画素毎に入力され
る。従って、黒補正回路出力は、黒レベルデータDK
(i)に対して、例えばブルー信号の場合、Bin
(i)−DK(i)=Bout(i)として得られる
(黒補正モードと呼ぶ)。ここで減算器1109aは演
算結果が、もし負になるなら出力は0になるように設計
されているものとする。
【0106】同様にグリーンGin、レッドRinも同
様に処理される。
【0107】また、CPAC信号をHレベルにすること
でCPU45からRAM1103aへのアクセスが可能
となる。さらに、必要に応じてRAM1103aの内容
はCPU45で補正される。
【0108】図19は、図18の差分処理回路1101
aと復元処理回路1105aの内部回路を図18の周囲
回路部分の関係を含めて示したものである。
【0109】差分処理回路1101aは入力信号Dl
1クロック遅らせるラッチ1120とこのラッチ112
0の信号Dl から現在の入力信号Dl-1 を減算する減算
器1121で構成される。差分処理回路1101aの処
理結果として差分信号△dlが出力されてセレクタ11
02aのA入力に送られる。
【0110】復元処理回路1105aは基準値を選択す
るためのセレクタ1123と、この信号を保持するラッ
チ1124と、RAM1103aから入力された差分信
号△dl と基準値信号dl とを加算する加算器1125
で構成される。
【0111】図20に、図18の回路,図19の回路の
動作タイミングチャートを示す。タイミング発生回路1
110aは入力として1ライン同期信号HSYNCと1
画素同期信号CLKによりRAM1103aのアドレス
信号ADRSを出力する。内部では1ラインの有効画素
の最初の信号レベルを基準値保持回路にラッチさせるラ
ッチ信号を発生する。
【0112】1)差分信号動作 減算器1121は、図20に示すタイミングで動作して
差分信号△dl =Dl−Dl-1 を出力する。
【0113】2)復元処理回路 初期動作時は、セレクタ1123のB入力が選択されて
基準値保持回路1104aの基準データdt が入力され
る。RAM1103aから読み出された差分値と上記基
準データとが加算されて最初の復元値が出力される。次
にセレクタ1123ではA入力が選択されて順次、加算
処理が行われて順次復元画像dl =dt+△dl が出力
される。
【0114】通常の加算サイクルであれば復元された信
号dl-1 =dl +△dl-1 は、加算器1100aに送ら
れて入力された画像信号と加算されて差分処理回路11
01aに送られる。平均処理モードであれば、復元され
た信号は除算器1106aに送られて加算回数に応じて
平均処理が行われる。
【0115】図21に黒補正/白補正部52の白補正回
路の構成を示す。
【0116】白レベル補正(シェーディング補正)は、
原稿走査ユニットを均一な白色板の位置に移動して照射
した時の白色データに基づき、照明系、光学歪やセンサ
の感度バラツキの補正を行う。
【0117】白補正回路の基本的な回路構成は図18に
示す黒補正回路とほぼ同一であるが、黒補正では減算器
1109aによって補正を行っていたのに対し、白補正
では乗算器1109bを用いる点が異なるのみであるの
で同一部分の説明は省略する。
【0118】白補正時には、複写動作または読み取り動
作に先立ち、ランプ3を点灯させ、均一白レベルの画像
データを1ライン分の補正RAM1103bに格納す
る。ここでRAMに格納されたデータは黒補正データと
同様に各画素毎に所定のライン数の平均化が行われたも
のである。例えば、主走査方向A4長手方向の幅を有す
るとすれば、16pel/mmで4752(=16×2
97mm)画素、すなわち、データ幅が16ビットとす
ると少なくともRAMの容量は4752ワードであり、
図22に示すように、i画素目の白色板データWi(i
=1−4752)とすると、RAM1103bには、各
画素ごとに白色板に対するデータが格納される。
【0119】一方、Wiに対し、i番目の画素の通常画
像の読み取り値Diに対し補正後のデータD0 =Di×
FFH /Wiとなるべきである。そこで、CPU45か
らCPAC信号をHレベルにすることでCPU45から
RAM103bに対してアクセスを可能とする。次に図
13に示す手順で、CPU45は先頭画素W0 に対して
FFH /W0 、Wiに対してFFH /Wi、−−−を順
次計算してデータの置換を行う。この関係を示したもの
が図14である。ここで、FFH (10進数で255)
は補正後の目標レベルを示している。
【0120】第1実施例と同様に、ブルー信号に対して
補正終了したらCPU45はブルー信号と同様の処理手
順を用いてグリーン信号、レッド信号と順次に補正を行
い、以後、入力される原画像データDiに対してD0
(Di×FFH /Wi)が出力されるように図21の乗
算器1109bに入力され原画像データと乗算される。
乗算処理は実数で行われ整数で出力される。補正値(F
FH /Wi)は通常1〜2倍になる様に入力信号レベル
のゲイン等が調整されている。ここで演算結果がFFH
を越える場合(オーバーフロー)には異常とみなし、そ
の演算結果がFFH に変更するように構成されているも
のとする。
【0121】以上の如く、画像入力系の黒レベル感度、
CCDの暗電流バラツキ、各センサ間感度バラツキ、光
学系光量バラツキや白レベル感度等の種々の要因に基づ
く、黒レベル、白レベルの補正を行い、主走査方向にわ
たって、白黒ともに各色毎に均一に補正された画像デー
タBout、Gout、Routが得られる。
【0122】上記異常を検知するためには一例として比
較器を用いることができる。
【0123】ここで、黒補正の平均回数は、白補正の平
均回数より多くすることが望ましい。たとえば、黒補正
の256回に対して白補正は平均回数は8回にする。白
補正/黒補正されたR,G,Bの各8ビットの画像デー
タRout、Gout、Boutは次にND信号生成部
53、色検出部54に与えられる。
【0124】図18の黒/白補正部の代りの形態とし
て、複数画素のレベルを平均化して1個の補正値を設定
する例を用いることができる。図23は、この例の白補
正回路と黒補正回路の構成をまとめて示したものであ
る。図23において点線内のA部分が黒補正を行う部分
である。
【0125】CCD31の内部構成に従って、黒補正回
路A部分はODD/EVENに分けられている。これは
CCD31の内部のアナログシフトレジスタの転送効率
の違い、出力アンプのバラツキ等によって発生する原因
によるODD/EVEN側の信号差を補正するためのも
のである。
【0126】図において黒補正回路Aを除く部分は、図
21に示した白補正回路と同一であるので説明は省略す
る。
【0127】A部分の黒補正回路において1114,1
115はラッチでそれぞれCPU45からの書き込み信
号WRODDでODD(奇数番目)のデータ、WREV
ENでEVEN(偶数番目)を黒補正するための値を保
持する。1113はセレクタでラッチ1114,111
5の値をタイミング発生回路1110cで作られたアド
レス信号13ビットの内の最下位ビットによりどちらか
の値が選択される。1112は減算器で、入力された画
像信号からラッチ1114,1115で保持された値を
減算する。まず、ラッチ1114,1115にセットす
る補正量の求め方について説明する。
【0128】先ず光学系の走査部分を原稿台先端部の非
画像領域に配置された均一濃度を有する黒色板に移動
し、ランプ3を点灯し黒レベル画像信号を黒補正部Aに
入力する。ここでラッチ1114,1115には予め0
が設定されているものとする。
【0129】図9に示すタイミングで図23の回路が下
記のように動作する。タイミング発生回路110cに与
えられたスタート信号によりT1,T2,T3の期間で
データRAM1103cのRAMクリア、データの加算
処理、および除算処理が行われる。まずT1の期間では
セレクタ1102cのC入力が選択されデータRAM1
103cが0でクリアされる。1画素単位のタイミング
は図10に示す様に0データが入力されRAM1103
cの書き込み(RAM/WR)信号が作られて書き込ま
れる。
【0130】T2の期間では、図10に示すようにCL
K信号の前の位置(Highレベル区間)ではRAM1
103cから差分データが読み出されて復元処理回路1
105cで復元される。復元結果が加算器1100cに
与えられて入力されたデータと加算されて、差分処理回
路1101cに入力される。CLK信号の後の位置(L
owレベル区間)ではセレクタ1101cのA入力が選
択されて次にRAM1103cに与えられ、これがRA
M/WR信号により書き込まれる。この動作がデータの
平均回数分繰り返される。例えば256回の平均であれ
ば256ラインの期間繰り返される事になる。
【0131】T3の期間では、図10に示すようにCL
K信号の前の位置ではRAM1103cからデータが読
み出されて復元処理回路1105cで元の信号(加算さ
れた信号)が出力される。その出力結果が除算器110
5cに与えられてCPU45からのSHFVAL信号に
より1/2P される。CLK信号の後の位置ではセレク
タ101cのB入力が選択されてRAM1103cに与
えられ、RAM/WR信号により書き込まれる。
【0132】T1,T2,T3の期間で平均された1ラ
イン分の黒レベル信号がRAM103cの中に格納され
る。ここで1/2M の2M の値は通常は256回以上に
設定されるのでPは8という値になる。例えば、主走査
方向A4長手方向の幅を有するとすれば、16pel/
mmで4752(=16×297mm)画素、すなわち
データの幅が16ビットとすると少なくともRAM容量
は4752ワードであり、i画素目の黒色板データBK
i(i=1−4752)とすると、RAM103cには
各画素毎に平均化された黒色板に対するデータが格納さ
れることになる。
【0133】ここで、CPAC信号をHレベルにするこ
とでCPU45からRAM103cに対してアクセスを
可能な状態にする。次にCPU45は図16に示す手順
で、DK2nをEVEN(偶数)、DK2n+1をODD(奇
数)としてそれぞれ複数画素の値を平均する。たとえ
ば、それぞれ全体で100個のデータをサンプリングす
るとすれば偶数画素では、DK0 、DK50、DK100
−−DK4750の信号を加算し平均する。
【0134】
【数5】EVEN0fset =(DK0 +DK50+−−−D
4750)/100 同様に奇数画素では、次のようになる。
【0135】
【数6】ODD0fset =(DK1 +DK51+−−−DK
4751)/100 このODD0fset およびEVEN0fset が求められた時
点で、図23のラッチ1114,1115にこの値を設
定する。ブルー信号に対して上述の計算を終了したら
(stepB)、同様にしてグリーン信号(step
G)、レッド信号(stepR)と順次に計算を行う。
以後、入力される原画像データは奇数番目の画像データ
においてはDi−ODDofset 、偶数番目の画像データ
においてはDi−EVENofset が図23の減算器11
12により演算される。ここで演算結果がマイナスにな
る場合は演算結果0になるように減算器1112は構成
されている。グリーン信号、レッド信号もブルー信号と
同様の処理が行われる。
【0136】次に白補正について説明する。図23にお
いて黒補正部Aで黒補正された信号が減算器1112か
ら出力され、後段の加算器1100cに入力される。そ
の後の回路は黒補正のオフセット値を求める時に使用し
た部分と共通になっている。
【0137】白補正時には、複写動作または読み取り動
作に先立ちランプ3を点灯させ、均一白レベルの画像デ
ータを1ライン分の補正RAM1103cに格納する。
その後の処理は第1実施例の白補正と同様であるので説
明を省略する。
【0138】以後、入力される原画像データDiに対し
てDo(Di×FFH /Wi)が出力される様に図23
の乗算器1109cにデータWiが入力され原画像デー
タと乗算される。
【0139】乗算処理は実数で行われ整数で出力され
る。ここで、演算結果がFFH を越える場合(オーバー
フロー)にはFFH になるように乗算器1109cが構
成されているものとする。以上の如く、黒レベル補正、
白レベル補正を行い、主走査方向にわたって、白黒とも
に各色毎に均一に補正された画像データBout、Go
ut、Routが得られる。
【0140】第2実施例の他、次の形態を実施できる。
【0141】1)以上の白補正回路においては、データ
RAMに均一白色板のデータを複数回入力して平均処理
してから、CPUを用いてプログラムで補正係数を演算
して書き換えていたが、ハードウェアを用いてFFH /
Diの演算をしても良い。
【0142】2)その他の方法として図24に示すよう
にデータRAMに入力する際に補正係数を演算してから
書き込むように構成してもよい。つまり、補正係数の演
算後、補正係数を平均処理することとなる。図24にお
いて1116は補正係数演算回路でCPU45より与え
られた補正後の目標レベルの値がTAGTVALとして
与えられる。補正係数は次式で表される。
【0143】
【数7】Di´=VAGTVAL/Di 補正係数演算回路1116では、演算結果がFFH を越
える場合にはFFH 、マイナスの場合には0になるよう
に構成されているものとする。求められた補正係数は後
段の加算器1100dに送られる。この後の加算処理、
補正処理は第1,第2実施例の白補正回路と同様である
ので説明を省略する。
【0144】3)第2実施例では、RAM1103aに
記憶された補正係数データと入力された画像信号とを乗
算して決めていたが次のようにもできる。すなわち、D
i*FFH /Wiの演算を行う専用回路を別に構成して
も良い。また予めこの演算結果を求めておきメモリ(R
OM、RAM等)に書き込んでルックアップテーブルと
して演算回路を構成しても良い。
【0145】4)第2実施例では、黒補正時に光学系の
走査部分を非画像領域に設けた黒色板に移動してランプ
を点灯させて、黒データとして取り込んでいたが、ラン
プを消灯したままデータを取り込んで、CCD暗電流な
どの補正を行ってもよい。この場合には均一濃度の黒色
板は用いなくても良い。
【0146】5)第2実施例では、データの加算結果を
メモリ1103aから読みだして除算器1106aで例
えば1/2M の除算を行っていたが、CPU45でメモ
リから読みだしてプログラムで演算処理しても良い。ま
た、白補正時では、補正後のレベル目標値をFFH と決
めてDi=FFH /Wiという演算を行うようにした
が、画像処理等の処理内容に応じて目標値をFFH より
小さいレベルにしても可能である。
【0147】6)第1,第2実施例では、カラーの画像
処理装置に関して説明したが単色(白黒)読み取りの場
合も適用できることは言うまでもない。
【0148】
【発明の効果】請求項1〜6の発明によれば、1ライン
分の黒画像データにおける複数画素データを平均化処理
したデータを黒補正データとして設定することで、簡単
な回路構成で、迅速により正確な黒補正データを得るこ
とができ、複数ライン分の白画像データを各画素毎に平
均化処理したデータを白補正データとして設定すること
で、ランダムノイズなどの影響のない白補正データを得
ることができる。
【0149】
【0150】
【0151】
【0152】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の画像処理装置の構造を示す断面図で
ある。
【図2】イメージセンサ部9の構成を示した模式構造図
である。
【図3】CCD31の構成を示した斜視図である。
【図4】3色色分解用1次元ブレーズド回折格子の原理
図である。
【図5】図1のコントローラ部のCOUNTの回路構成
を示すブロック図である。
【図6】画像信号制御部43の回路構成を示すブロック
図である。
【図7】黒補正/白補正部52の黒補正回路のブロック
図である。
【図8】暗出力時の画素間バラツキを表す波形図であ
る。
【図9】データの平均処理の動作を説明する為のタイミ
ングチャートである。
【図10】データの平均処理の動作を説明する為のタイ
ミングチャートである。
【図11】黒補正/白補正部52の白補正回路のブロッ
ク図である。
【図12】白色基準板を読み取った時の白信号のバラツ
キを表す説明図である。
【図13】白補正の場合の補正係数を演算する手順を示
したフローチャートである。
【図14】白補正の場合の白信号と補正係数の関係を示
した説明図である。
【図15】黒補正/白補正回路52の他の回路構成を示
すブロック図である。
【図16】黒補正のための補正値を演算する手順を示し
たフローチャートである。
【図17】白補正回路の他の回路構成を示すブロック図
である。
【図18】第2実施例の黒補正回路のブロック図であ
る。
【図19】図18の差分処理回路、復元処理回路の内部
構成を示すブロック図である。
【図20】図19における回路の動作タイミングを示す
波形図である。
【図21】第2実施例の白補正回路のブロック図であ
る。
【図22】白色基準板を読み取った時の白信号のバラツ
キを表す説明図である。
【図23】第2実施例の黒補正/白補正部52の他の回
路構成を示すブロック図である。
【図24】第2実施例の白補正回路の他の回路構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 原稿給送装置 2 原稿台ガラス面 52 黒補正/白補正部 100a 加算器 102a RAM 105a 除算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00,5/00 H04N 1/401

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ライン分の黒画像データにおける複数
    画素データを平均化処理したデータを黒補正データとし
    て設定するとともに、複数ライン分の白画像データを各
    画素毎に平均化処理したデータを白補正データとして設
    定する設定手段と、 前記設定手段により設定された前記黒補正データおよび
    前記白補正データに基づいて画像信号の黒レベルおよび
    白レベルを補正するレベル補正手段とを有することを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、前記白画像データを2
    M回加算平均したデータを前記白補正データとして設定
    することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記補正データ生成手段による加算平均
    処理を各画素当たり1クロックで動作させることを特徴
    とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 基準画素から出力される画像信号レベル
    を基準値として保持する基準値保持手段と、前記基準画
    素以外の画素から出力される画像信号レベルと前記基準
    値との差分値を記憶する記憶手段と、前記基準値および
    前記差分値から画像信号を復元する復元処理手段とをさ
    らに有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいず
    れかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記レベル補正手段の出力が規定値を超
    える異常を検知する異常検知手段をさらに有することを
    特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 1ライン分の黒画像データにおける複数
    画素データを平均化処理したデータを黒補正データとし
    て設定するとともに、複数ライン分の白画像データを各
    画素毎に平均化処理したデータを白補正データとして設
    定し、前記黒補正データおよび前記白補正データに基づ
    いて前記画像信号の黒レベルおよび白レベルを補正する
    ことを特徴とする画像処理方法。
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