JP3855176B2 - 画像の色再現法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、画像の色再現法に関わる。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像の色再現法には、無彩色のグレイスケールを用いて撮影した画像をモニター上で色調整する方法、及び同一出願人よる照明光を記録する方法等がある(特許第1247025号)。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
1)撮影、画像取り込み装置における問題点
従来は、グレイスケールを添えて被写体画像を撮影しこれをスキャナでコンピューターに直接的に取り込むか、いったんフォトCDと呼ばれる磁気記録材料に画像を取り込むことがおこなわれているが、従来の方法では、以下の理由から、正しい色画像の取り込みが容易ではない。
【0004】
その理由は、カメラが露出あるいはカラーバランスをも自動調整し、被写体画像(以下画像)をモニタで調整する場合、画像の全体明度と全体色調をもとに中性灰色に自動調整をおこなう方法ではカラーフェリア、デンシテイフェリアが生じ、またモニタ上での感覚的調整では個人差や判断誤差が生じて正しい色再現が困難になる。露出を過不足に調整し、カラーフィルターをかけて撮影しても、画像全体の色調をグレイにするという画像処理が行われると全く意味がなくなってしまう。これは銀塩フィルムから銀塩ペーパーに、またフィルムスキャナでデジタル画像に、また、デジタルデータから銀塩フィルム等に変換する場合も同じ問題が生じ、とくにネガポジの場合にははなはだしいそれらの影響が生じて正しい色再現がおこなえない。
【0005】
また、モニタに取り込むための従来のフィルムスキャナは、照明光記録を基準にして取り込むことが考慮されておらず、照明光記録部がつくられていても、該ネガが画面全体が均一で斑なく記録されるために、照明光ネガやポジを挿入しても読みとりができない、また、コントラストを自動的に強調してしまうといった欠点があり、画像でグレイバランスが行なう以外に方法がなくカラーフェリア、デンシテイフェリアが生じて正しい色再現ができないという問題があり、照明光記録の方法についても問題があった。
【0006】
また従来のフィルムスキャナーにおいてはプレスキャンにてその画像全体のグレーバランスとともに、コントラストを測定しているものがある。しかし例えば画像の端部のフィルムベース面などが入ってしまうと非常に大きなコントラストの画像として認識してしまい、その結果非常にコントラストの弱い画像が取り込まれてしまう。またその為、画像周辺部にあるフィルムベース部が入らないようフィルムホルダー内でスキャンする範囲を撮影画像より狭める必要があって、撮影した全画像をカバーできないという、画像取り込み上の大きな問題があった。
【0007】
また、適正な色再現されたカラートランスパレンシ(以下カラースライド)においても、これをフォトCDなどに取り込みを依頼すると、やはりスキャナの自動調整のために、正しく調整されたモニタやプリンタ条件でも正しい色再現が得られずあらためて補正が必要で、そのときは感覚調整しかできないために正しい色再現が行えないという問題があった。
【0008】
また、複写装置も、従来はグレイカードを記録しておくという方法があったが、オリジナルの上に画面全体をカバーする大きなカードを配して、露出を固定して撮影しなければならないという面倒な操作が必要で必ずしも容易に正しい記録ができるものではなかった。
【0009】
2)モニタと室内照明光との調整上の問題点
モニタ上では眼に色順応作用及び色彩恒常作用、さらにいろ対比が働くために、多少色や明るさが異なっていてもよくわからず、灰色の設定そのものが困難におちいる。
【0010】
また、モニタの色度と室内照明光の色度が異なるとモニタと撮影原稿及びプリントアウトされた印刷物とが異なった色にみえるという問題があり、モニタの基本調整をおこなおうとしても、モニタと室内照明光の関連を容易確実に調整可能な方法が無いために、モニタの正しい調整そのものがきわめて困難をきわめ、モニタごとに色と明るさが異なる状態にあって、従来は、撮影時に照明光やグレイカードを記録してあっても、その濃度及び色調調整(グレイバランス調整)が難しく正しい色再現ができないという問題があった。
【0011】
3)画像調整における問題点
従来は、撮影した画像をそのものを自動調整すればカラーフェリア、デンシテイフェリアが生じ、感覚的調整をおこなえば色対比現象がおこるために、色調整がきわめて困難になる。すなわち、自動調整では背景色によって主題の色や明るさが変わり、対比現象で同じ灰色も背景の色、隣接する色によって、著しい変化を生じ、例えば、マゼンタの背景にある正しい中性灰色は明らかに緑色に偏って見え、赤の背景にあればシアンに偏ってみえるので,感覚調整では中性灰色を中性灰色として調整することがきわめて困難であった。
【0012】
また、従来の照明光記録法では、装置に照明光ネガを挿入してグレイバランスを調整したのち、被写体画像ネガと差し替えるという手間が必要であったというだけでなく、照明光記録部と被写体画像との関係が不明のため異なる照明光ネガを使ってしまうといった問題があった。
【0013】
4)プリントにおける問題点
従来はグレイスケールなどの視覚標準を添えて撮影されていても、プリントアウトされたテストプリントを勘で調節しなければならず、それに対して色を容易迅速的に調整できるものさしがないという問題があって、容易確実、迅速な色再現が困難であった。
【0014】
基準光や中性灰色を画面いっぱいに記録したフィルムや磁気材料についても、同様に以上の理由から正しい取扱いが困難で、したがって、現状では最新のデジタルカメラやデジタル記録材料による記録においても正しい色再現が困難であるという困った状態にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、以上述べたような、正しい色再現のための多くの問題を解消させ、容易確実に正しい色再現を可能とすることを目的として、以下に述べるように被写体撮影時に被写体撮影とは別に撮影光源からの照明光を基準照明光データとして記録し、該基準照明光データがあらかじめ決められた濃度の無彩色になるように画像入出力機器を調整し、その条件で該撮影した被写体撮影画像を入出力することによって解決しようとしている。
【0016】
1)撮影、取り込み装置における問題点の解決策
すなわち、本発明では、撮影時に被写体とは別に撮影光源からの被写体照明光を同一記録材料に記録しておき、これを画面全体が均一な濃度の照明光記録部であってもこれを読みとり可能として、そのデータを固定した条件で被写体画像を取り込めるモニタおよびフィルムスキャナを用いるとともに、該照明光記録部のグレイバランス調整に透過型視覚標準を使用して等色するようにして解決している。
【0017】
また、フィルムスキャナなどによるカラースライドの画像取り込み時等においては、スキャナの光源からの照明光を撮影光源同様にして記録するか、基準灰色フィルムをスライドとは別に同一記録材料に記録しておき、モニタに呼び出す際は、該照明光記録部がモニタ上で中性灰色になるよう調整した条件で、被写体画像を呼出せるようにおこなう。
【0018】
また本発明では、カメラレンズ面にあてがって光源に向けて露出を測定したとき、入射光メーターと同じデータが得られるよう光拡散材料に平均的に適当な割合で黒色樹脂粉末を混入させて透過率を調整して乳白色拡散板の製作を容易安価におこなう。また従来のフィルムスキャナで取り込み可能な照明光記録部を作成できるようにおこなう。
【0019】
また、容易確実な照明光記録と適正な被写体撮影を可能にするために、撮影時にカメラと有線または無線で接続された照明光測定入力装置を被写体位置で用いて被写体画像とは別に照明光記録部を同一記録材料に入力できるようにしている。
【0020】
その際の照明光記録部は、画面全体を均一なトーンでなく、全体のカラーバランス配分を変えずに、適当なコントラスト配分を与えたカラーチャート状に灰色以外に白、黒、RGB,CMYなどのパターン、標準的画像のパターン、”xx照明光ネガ”ネガ番号、年月日、氏名といった文字や記号に置き換えて記録するようにし、それが照明光記録であることを明確にする。また、拡散板には濃淡や透明部、不透明部をもたらすことにより照明光記録部を従来のフィルムスキャナでも読みとり可能とすることができる。
【0021】
2)モニタと室内照明光との調整上の問題の解決策
本発明では、室内照明光、また色順応、感覚差などの影響なく、モニタ調整と照明光記録部のグレイバランスを可能にするために、以下のごとく解決している。
【0022】
すなわち、本発明では、比色窓をもうけて、一方の素透し部分にモニタ画面を透視し、これに対して視覚標準を併置させて室内照明光を反射させるか、あるいは、該無彩色段階を反射鏡と併置させ、鏡に反射したモニタ灰色部分に対して無彩色段階をスライドさせて明度を合致させ、モニタの色度または室内照明光を調整して、モニタの色度と室内照明光の色度を合致させるようにして解決している。
【0023】
また、単体の反射型白色視覚標準を用いてモニタの白色調整を行い、さらに透過型グレイスケールフィルムをモニタの調整すべき無彩色灰色部分に相対する白色部分の上に載置して該無彩色部分と比色し等色させることによってモニタの基本調節を行うことによって解決することができる。
【0024】
3)画像調整における問題点の解決策
本発明では、撮影画像の濃度及びカラーバランスを照明光記録部等の灰色基準をモニタに呼び出してグレイバランス調整を行うとともに、その灰色調整では、対比現象がおこらないよう、モニタ画面には灰色透過型視覚標準を直接的にまたは灰色視覚標準と等しくなる灰色を比色窓に入力して判定用灰色基準とし、上記した該照明光記録部もしくは処理をおこなう画像に添えられた中性灰色をこれになるべく境界線なく併置して等色させてグレイバランスをとった条件において被写体画像を取り込むことにより問題を解決している。
【0025】
また、本発明では、照明光記録部をそれぞれの各被写体像に付随して自動的にモニタ画面に呼び出して画像をみながら調整できるようにして、従来の操作の困難性を解決している。
【0026】
4)プリントにおける問題点の解決策
インクジェット、電子写真方式、熱転写方式、銀塩方式、昇華型方式等を用いたデータを入力して画像を出力するカラープリンターによるプリンアウトに対しては、基準照明光データを出力画像上にあらかじめ決められた濃度の無彩色になるように該カラープリンターのカラーバランス、明るさ等を調整して該被写体撮影画像を該カラープリンターの出力画像に再現させることによって、また、照明光記録部にカラーチャートを使用する方法によって従来困難であった画像の色調整を誰にでも容易確実におこなおうとしている。
【0027】
【作用】
本発明では、被写体撮影時に被写体撮影とは別に撮影光源からの照明光を基準照明光データとして記録し、該基準照明光データがあらかじめ決められた濃度の無彩色になるように画像入出力機器を調整し、その条件で該撮影した被写体撮影画像を入出力することによって、被写体撮影時の正しい画像再現条件を画像入出力機器に与えることができ、それぞれの操作において明確な基準をもたらすことにより、従来の技術に比べ、色再現性を大幅に向上することができる。
【0028】
【実施例】
図1は被写体撮影時にその照明光を記録する方法の説明図である。
銀塩あるいはデジタルカメラ1は被写体(図では平面物体になっているが、当然、なんでもよい)に対して撮影するが、その際、被写体に対する光源(この場合は人工照明光だが、太陽光等でもよい)に向け、白色樹脂板などの光拡散板をカメラのレンズにあてがってシャッターを押す。これによってカメラ内のフィルムあるいはデータに照明光データを入力する。
【0029】
照明光記録を行うとき、TTLカメラレンズ面にあてがって光源に向けて露出を測定した際、入射光メーターと同じデータが得られるようのごとく製造時に分光分布を変化させない、光拡散材料に適当な割合で黒色樹脂粉末を混入させて透過率を調整した乳白色拡散板を用いると被写体にたいする適正露出が測定でき、さらによい。当然、透過率を調整する方法はこれに限らない。たとえば、ドットを印刷した透明シートを乳白色拡散板にはってもよい。本構成により、適正な露光の条件にて照明光及び被写体を入力することができる。また、この光拡散板に濃淡あるいは遮光部、透過光部を遮光フィルムをはりつけるなどして、本照明光記録部に適当なコントラストをつけるようすることにより後述するスキャナーによる取り込みを可能とすることができる。
【0030】
また、撮影時にカメラと有線または無線で接続された照明光測定入力装置を被写体位置で用いて被写体画像とは別に照明光記録部を該カメラの同一記録材料に入力できるようにしたのが、図1である。
【0031】
第1図は、被写体位置9で光源8からの照明光を受光部6から受光して送信ボタン7を押すことによってコード4、カメラ接続部3からカメラ1の記録材料2に、適正露光のデータ及びTTLカメラのレンズ面に光拡散板をあてがって得ることのできる照明光記録と同じデータが入力され、シャッターボタンを押せば被写体が撮影できる照明光測定入力装置5と該カメラの関係を示す。
【0032】
この場合、シャッターボタンを装置3にもたらして、またコードレスにして、リモートコントロールができるようにすることができる。また、装置は露出計、色温度計を兼ねることもできる。このように本発明では被写体位置で装置の受光部を光源に向けて7のボタンを押せば照明光記録が行われると同時に被写体撮影のための適正露光が決定され、シャッターボタンを押せば被写体が記録されるよう構成されている。
【0033】
複写装置をこのように構成すれば、これまで困難であった照明光記録が容易に可能となり、いちいちグレイカ−ドを配置したり、露出をセットしたりする手間もなく誰にでも容易確実な複写が可能になる。、
また、カメラボディもしくはレンズに照明光受光部を設け、照明光を入力できる機構をカメラにもたらすことにより、照明光を入力し、その照明光露光量から適正露出をセットすることもできる。このような構成のカメラを用いることにより、より高精度の被写体再現性を得ることができる。
【0035】
第2図は撮影によって得られる被写体画像と照明光記録部の関係を示す説明図であり、図中10は照明光記録部、11は被写体画像をあらわす。10bはTTLカメラのレンズに拡散板をあてがってAE撮影をして得られるのと同じ標準露光された中性灰色部、10a、10cは一絞り、または半絞りオーバーとアンダーの記録部を参考データとして与えるように表示するようにした記録部である。このような構成の画像をモニタ上に入力できるようにすると、従来の欠点がカバ−でき、後述するようにモニタでの色調整がやりやすい。
【0036】
照明光記録部は他の実施例として、標準露光部、被写体の黒に相当する未露光部、白に相当する露光過度部をもたらす。
これにより、通常のスキャナにても照明光ネガの読み込みを可能とする。この場合、一部に中性灰色を残して、残りはカラーバランスと濃度が変わらない条件において、斑模様、またイラストのごとく、また文字や記号、撮影番号、その他被写体のアイコン化などのデータに置き換えて表示し、スキャナで読みとったとき、均一な照明光記録部と同じ機能をはたすことができるようにすることができる。
【0037】
これにより該照明光のRGBデータでカラーバランスを調整して、適正露光で濃度を決定して色再現をおこなうことによって容易確実な照明光記録と被写体画像に対する適正露光が可能になる。各画面には、撮影番号、撮影日、撮影者などのデータを記載することができる。
【0038】
また本実施例は被写体画像の端部に照明光記録部を設けているが、当然、照明光記録に通常の撮影のごとく1コマを使用してもよい。
【0039】
上記したような方法で得た照明光記録のデータに基づいて、画像の入出力装置の最適化を行う方法および装置について、以下に説明する。
【0040】
(モニタ上での再現)
撮影した被写体画像をコンピュータ、あるいは画像再現装置等のモニタに再現する際、上記した方法で得た照明光記録をまず画面上にうつすことになるが、再現装置に被写体画像を呼び出すと同じ撮影条件で得た照明光記録部が被写体画像と同じ画面に判定用灰色基準とともに比色窓に現出するようおこなうのがのが望ましい。比色窓には無彩色からなる背景色をもたらし、境界線なく比色させることにより、025CC単位の厳密な判定と調整が可能になる。
そして、この照明光記録部を基準の灰色に調整した条件で被写体画像を呼び出せばコンピュータ、あるいは画像再現装置等のモニタにきわめて厳密に正しい被写体色を再現することができる。このようなモニタ上での画像の再現法は被写体撮影時に被写体撮影とは別に撮影光源からの照明光を基準照明光データとして記録し、該基準照明光データがあらかじめ決められた濃度の無彩色になるように画像入出力機器を調整し、その条件で該撮影した被写体撮影画像を入出力するという本発明の1実施形態である。なおこの照明光記録は被写体撮影と同時におこなってもよい。
【0041】
第3図は、モニタと室内照明との色度を調整するためのモニタ・ライト・バランス用具の一実施例であり、用具17は打ち抜かれた比色窓18に視覚標準19の反射濃度0.7を中心にした白色板を含む反射型グレイスケール20がスライドできるよう構成してある。
【0042】
使用するときは、第4図に示すように、モニタ部分を素透し部分に、室内照明光21を17に反射させ、反射型視覚標準19をスライドさせてモニタ光との明るさをバランスさせて、モニタ22の色度を照明光21がもつ色度と同じになるよう、モニタ22側で、またはコンピューター側で調整してもよい。
【0043】
あるいは、図に示されないが、用具を机上に水平におき、反射鏡を用いてモニタ光を反射させて目的を達成してもよい。
【0044】
また、マスクは後に述べる透過型グレイスケールを挿入できるよう、また比色窓は角型とし、窓の面積を調節できる薄いたをスライドさせるか、別のマスクをもたらすことができる。第3図において、標準白色、または各種の反射型視覚標準を固定したものを、同じ目的に使用してもよい。
【0045】
画像の調整は、照明光記録部をもとにおこない、かつ、比色窓を処理画面の各種ツールやパレットにもたらしてクリックボタンで呼びだし、ウインドウのRGBスライダー等によってグレイバランスをとって、照明光部がグレイになるように調整する。RGBスライダー、及び図示せざる明度スライダ−を用いてグレイバランス調整を行った条件において、被写体画像をモニタに再現することによって、正しい色再現が達成される。
【0046】
この場合、モニタ上には比色窓と同時に被写体画像を現出させ、調整が終わった段階で比色窓を隠せるようなすこともできる。また、この比色窓は、後に述べるように、モニタ用以外に、プリント用を追加してもたらしてこれをプリントアウトの補正専用に用いることもできる。
【0047】
該透過型グレイスケ−ルフィルムは透明プラスチックにもたらしてこれをモニタの自在な位置に着脱可能にすることができる。
以上のように、室内照明光の色度と等しくなるよう調整したモニタ上に、照明光記録部のカラーバランス、明るさ等を調整し、その条件で被写体画像をモニタ上にだすことができるのでモニタにてもまたプリントアウトにおいても優れた色再現を得ることが可能になる。
【0048】
(スキャナーによる画像の取り込み)
従来のフィルムスキャナーはプレスキャンにてその画像全体のグレーバランスをとるように自動的にスキャン条件を設定するため、例えば、芝生の上のゴルフボールが灰色の芝生の上の赤いゴルフボールとなってしまう。
本実施例では、照明光記録部を読みとり、そのデータで被写体画像を取り込めるようにするために、フィルムスキャナの構成を次のようにおこなう。
【0049】
すなわち、スキャナーの画像取り込み前動作(いわゆるプレスキャン)時に取り込みたい被写体画像を撮影したときに記録した照明光記録部をプレスキャンにかける。このプレスキャンにおいて、スキャナーはこの照明光記録部が反射濃度0.7程度の無彩色となるようなカラーバランス、明るさ等に取り込み条件が調整される。そしてこの条件のまま取り込みたい被写体画像を取り込ませることにより、従来製品のようなカラーフェリア(例えば、上記した灰色の芝生の上の赤みの強いゴルフボール)、およびデンシティフェリアは発生せず、非常に色再現性に優れたデータとして取り込まれることになる。
【0050】
またこの照明光記録部は照明光の一様な灰色画像に適当なコントラストをつけた画像を付与させることにより、被写体画像に適当なコントラストをつけることができる。
【0051】
また、従来のフィルムスキャナーはプレスキャンにてコントラストを測定しているものがあるため、一様な画像のない従来の照明光ネガの場合は取り込み不能になる場合があるが、未露光部のフィルムベースを含ませることにより取り込みが可能になる場合がある。しかし、非常に大きなコントラストの画像として認識し、その結果被写体画像は非常にコントラストの弱い画像となる問題があった。また、そのために、未露光部が取り込まれないようにするために、スキャンする画面範囲をかなり限定されてしまうという大きな問題があったが、本発明によれば照明光記録部でプレスキャンはするが、被写体画像ではプレスキャンしないので、100%の画像取り込みが可能であり、未露光部まで含めた黒縁画面も実現できる。
【0052】
また、スキャナーの画像を取り込む際に使用する照明光を画像取り込み時のデータとして入力しておくことは非常に有効である。このスキャナーの照明光を基準にして前述してきた画像の再現法をまったく同様な方法で実施し効果を得ることができる。また、プレスキャンにおいて調整された照明光記録部を被写体画像に付随させて入力し、再生においては、常に該記録部を比色窓とともに現出させるのがよい。
【0053】
以上フィルムスキャナによる画像とりこみ方法について説明してきたが、これはネガあるいはポジフィルム、写真印画紙、印刷画像等の画像をコンピューター等で扱えるデータに変換するフラットあるいはフィルムあるいはドラム型等のスキャナーに対して有効である。
【0054】
またモニターに再現させる方法について前記したが、この方法と組み合わせることにより非常に優れた色再現を達成することができる。
【0055】
モニタとフィルムスキャナーを組み合わせた本発明の実施例について説明する。
フィルムスキャナーは高密度CCDを用いたフィルム画像読みとり装置である。フィルム挿入口よりフィルムをいれ、画像をデジタルデータとして出力する。本実施例はネガフィルムをポジの画像として取り込む方法である。
【0056】
ネガフィルムを挿入口にいれるとまず、画像の取り込み条件を決めるため、プレスキャンを行う。ここで従来例であると、前記したように画像全体のカラーバランスがグレイにするように取り込み条件を決めることが多い。この理由はネガ画像の場合は特にオレンジ色のベースがあるため、ネガポジ変換の画像処理が非常に難しく、全体の色調をグレイにするようにネガポジ変換する以外手がないのが現状であるからである。しかし本発明では照明光の基準データをもとにネガポジ変換を行うので、正確な色を再現できる。その方法はまず照明光ネガをプレスキャンに用いる。
【0057】
照明光取り込み用のフィルムホルダーは読み込み部窓を有するが、この窓の透明ガラスに黒地部および素通し部(ベースフィルムのみ)が設けてある。従来のフィルムスキャナーはプレスキャンの際、先程述べた、カラーバランスとともにコントラストの決定もおこなっている。つまり、照明光ネガそのものをプレスキャンに用いてしまうと、取り込む画像が非常にコントラストのない画像として認識されるため、本スキャンして取り込む時にコントラストをつけすぎてしまう。
【0058】
本実施例のフィルムホルダーは読み込み部窓の窓の透明ガラスに黒地部および素通し部(ベースフィルムのみ)が設けてあるので、照明光ネガをこれに装着すれば、コントラストのついた画像として認識される。黒字部及び素通し部の面積比をかえることによって、画像コントラストを変化させることができ、これらをプレスキャンマスクとして供給してもよい。
【0059】
さて、このようなフィルムホルダーを用いることにより、従来のフィルムスキャナーにおいても、プレスキャンの自動調整においてほぼカラーバランスがグレイになるように調整されるが、モニタ上のプレスキャン像はグレイになっていないことが多い。プレスキャン像を灰色に調整する際に、本実施例では前記したフィルムホルダーの読み込み部窓の窓の黒地部がプレスキャン像として白地部分となるが、この白地部に透過型灰色フィルムを併置して比色させることによりプレスキャン像を灰色にすることにより透過濃度の部分と等色させてグレイバランスをとって画面を再現するようにしている。本構成により撮影時の被写体の正しい色をモニター上に再現することができ、またデータとしても残すことができる。
【0060】
さらに照明光ネガがない場合について有効な方法を以下にのべる。たとえば既存のフィルムで照明光ネガがない場合が普通であるが、この場合は照明光ネガに非常に近似させた一般的な疑似照明光ネガを使用することによって、使用しないときに比べ格段にすばらしい色再現をえることができる。これはたとえば、各種フィルムメーカー別、そして太陽光や室内光といった照明光別の疑似照明光を作成することによって実現する。さらにこの疑似照明光ネガにコントラストをつけておくことによって、プレスキャンに使用すればコントラストの最適な色再現性にすぐれた画像データを得ることができる。
以上は従来のスキャナについてであり、本発明においては、すでに述べたように、被写体画像を呼び出すと自動的に照明光記録部がモニタに現出し、照明光記録部を調整した被写体画像の結果(正しい結果)が判明するようプレスキャンの際に被写体画像も同時的に呼び出せるようなすことにより容易迅速な操作で確実な色再現が可能になる。
【0061】
(プリントにおける再現)
カラープリンターにはインクジェット、電子写真方式、熱転写方式、銀塩方式、昇華型方式等様々な方式があるが、いずれにせよ画像データを一般にCMY(K)に色分解してそれぞれの色を紙などの媒体に形成しプリントアウトする。その際は画像データをそれぞれのカラープリンターに対応して画像処理を行い、色分解している。しかし、色再現に関しては、従来、プリントアウトされた画像をみながら、作業者の経験と勘で補正していく方法が一般的である。しかし、正しい色を再現させることは非常にむずかしい。
【0062】
以下、カラープリンタにおける本発明の実施例についてのべる。
まず、撮影時に撮影された、基準照明光データ、あるいは、スキャナーによる取り込み時のスキャナーの照明光データを出力する。この基準照明光データを出力画像上にあらかじめ決められた濃度の無彩色になるようにカラープリンターのカラーバランス、明るさ等を調整する。そして、この出力条件のまま、被写体撮影画像をカラープリンターの出力画像に再現させる。この方法によって、従来、非常にむずかしかった、色の再現性を大きく向上することができる。
【0063】
従来のカラープリンタにおける色調整の方法は例えば、決められたカラーチャート等の色再現ができるように調整するものが多いが、撮影された画像の色再現性に関してはなすすべがなかった。しかし、本実施例によれば、カラープリンター自体の色再現性の調整にかかわらず、撮影された際の照明光が無彩色になるように調整してしまうので、非常にすぐれた色再現を実現することができる。また、スキャナーで読みとった画像に対しても、その読みとる際に使用した照明光を無彩色になるように調整することによって、正しい色再現の画像をプリントアウトされる。またさらに異なったスキャナーで読みとった画像に対しても、それぞれ正しい色再現が実現する。
【0064】
本実施例はたとえば銀塩のフィルムあるいは印画紙にカラープリントされるカラープリンターに対して特に効果が大きい。銀塩方式は高精細で高階調であるのでコントラストの最適な色再現性にすぐれれば、さらに優れた画像が得られる。
【0065】
本実施例では、モニタにて該照明光記録部等がたとえば反射濃度0.7の無彩色になるよう調整してプリントアウトできるように構成されるが、テストプリントにおいては次にのべるカラ−チャ−ト法によってカラ−マッチングさせることができる。
【0066】
すなわち、0.25、0.5、10、20、30といった各種濃度のCMY色補正用フィルタ−を格子状等に組み合わせて得られるモザイクフィルタ−もしくは類似のモザイク状カラ−チャ−トを該照明光記録部にオ−バ−ラップさせた状態にテストプリントをおこない、そのテストプリントの各部に対して灰色視覚視覚標準を用いて、たとえば反射濃度0.7の灰色部分と等しい無彩色が得られるCMY(K),またはRGB等の補正値を見いだして、グレイバランスをとったのち、被写体撮影画像をプリントすることができる。
【0067】
また、テストプリントされた該照明光記録部をその目的に印刷して作成された上記したごときモザイク状のカラ−チャ−トと比色、等色させて、該補正値が見いだせるようにすることができる。すなわち、図13のように15×15程度のマトリックスのます目に対して、その中央部31を濃度0・7のグレイの一様な画像データとする。つぎにそのグレイデータに対して、その中央部を中心に、GとRを縦方向上にはグリーンマイナス、縦方向上にはグリーンプラス、横方向左にはレッドマイナス、横方向右にレッドプラスに順次カラーバランスを変化させた画像データをマトリックスのます目に埋める。図13のようにマトリックスのます目には変化させたグリーンあるいはレッドの変化値を付記する。これをカラーバランス補正チャートと称す。このカラーバランス補正チャートをプリントアウトした画像に対して濃度0.7のグレイと比較し、マトリックスのます目のなかでもっとも近いところを探し、そこに付記されている、グリーンあるいはレッドの変化値を読みとる。例えば図13の32がもっとも近いところであればR+30、G+30が変化値である。
カラーバランス補正チャートは中央部の濃度を0.2程度のハイライト用や1.5程度のシャドー用ほか各種を作り、ハイライトやシャドー部等のカラーバランスを調整することも可能である。この中央部は濃度でなく、L値あるいはRGB値を基準に作成してもよい。
また、明るさ等の調整には、【0041】記載の反射濃度0.7の濃度0.1から2.0まで変化させた反射型グレイスケールとその濃度に対応してプリンターのプリント画像として出力させるグレイスケール画像データを用意し、図12に示すように、その各部の明るさを数種類変化させたグレイスケール画像データをプリントアウトし、前記した反射型と比較、各段階の明るさが反射型グレイスケールにもっとも近い画像をさがし、そのデータを読みとる。このデータが画像に対して補正すべき明るさ、コントラストの変化値となる。
以上の明るさ、コントラスト調整をおこなってカラーバランス補正チャートで得たデータで出力画像を調整して出力することにより、明るさ、コントラスト、カラーバランスの優れた被写体撮影画像をカラープリンターの出力画像に再現させることができる。この方法によって、従来、非常にむずかしかった、プリント、印刷画像の色再現性を大きく向上させることができる。
【0068】
【発明の効果】
以上、述べてきたように、被写体撮影時に被写体撮影とは別に撮影光源からの照明光を基準照明光データとして記録し、該基準照明光データがあらかじめ決められた濃度の無彩色になるように画像入出力機器を調整し、その条件で該
被写体撮影画像を入出力することで、カラ−フェリア、デンシテイフェリアのない、色順応、感覚差などの影響もなく、とくに従来は正しい色見本がないかぎりおこなえなかったネガカラ−フィルムによる正しい取り込みを可能とし、電子写真においてもカラ−プリント及び、カラ−フィルム出力、及び印刷、製版にいたるまで、画像の色調整を誰にでも容易確実におこなえ、これまで非常にむずかしかった、色の再現性を大きく向上することができる。
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】 被写体撮影時にその照明光を記録する方法の説明図。
【図2】 光拡散板についての説明図。
【図3】 別の照明光記録方法の説明図。
【図4】 被写体画像と照明光記録部の関係を示す説明図。
【図5】 照明光記録部の他の実施例の説明図。
【図6】 モニタと室内照明との色度を調整する実施例の説明図。
【符号の説明】
1・・・・銀塩あるいはデジタルカメラ
2・・・・フィルムまたはCCD
3・・・・カメラ接続部
4・・・・コード
5・・・・照明光測定入力装置
6・・・照明光受光部
7・・・送信ボタン
8・・・撮影光源
9・・・被写体
10・・・照明光記録部
11・・被写体画像
17・・・モニタ・ライト・バランス用具
18・・・比色窓の素通し部
19・・・視覚標準スライド板
20・・・反射型グレイスケール
21・・・室内照明光
22・・・モニタ
23・・・濃度0.7(RGB約100、L約50)のグレイ
24・・濃度0.7のグレイをRを+30、Gを+30に変換したチャート色部分
Claims (1)
- 被写体撮影時に被写体撮影とは別に撮影光源からの照明光を基準照明光データとして記録し、該基準照明光データがあらかじめ決められた濃度の無彩色になるように画像入出力機器を調整し、その条件で該撮影した被写体撮影画像を入出力することを特徴とする画像の色再現法において、0.25、0.5、10、20、30といった各種濃度のCMY色補正用フィルタ−を格子状等に組み合わせて得られるモザイクフィルターもしくは類似のモザイク状カラ−チャ−トを該照明光記録部にオ−バ−ラップさせた状態にテストプリントをおこない、そのテストプリントの各部に対して灰色視覚視覚標準を用いて、たとえば反射濃度0.7の灰色部分と等しい無彩色が得られるCMY(K),またはRGB等の補正値を見いだして、グレイバランスをとったのち、被写体撮影画像をプリントするか、テストプリントされた該照明光記録部をその目的に印刷して作成されたモザイク状のカラ−チャ−トと比色、等色させて、該補正値が見いだせるようにすることを特徴とする画像の色再現法。
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- 1995-11-02 JP JP32258995A patent/JP3855176B2/ja not_active Expired - Lifetime
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