JPH05506733A - 実場面を表すディジタルに作成されたトランスパレンシーの写真を用いた第2世代カメラ・オリジナルのコントロール・ツールの作成 - Google Patents

実場面を表すディジタルに作成されたトランスパレンシーの写真を用いた第2世代カメラ・オリジナルのコントロール・ツールの作成

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JPH05506733A
JPH05506733A JP92510591A JP51059192A JPH05506733A JP H05506733 A JPH05506733 A JP H05506733A JP 92510591 A JP92510591 A JP 92510591A JP 51059192 A JP51059192 A JP 51059192A JP H05506733 A JPH05506733 A JP H05506733A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 実場面を表すディジタルに作成されたトランスバレンシーの写真を用いた第2世 代カメラ・オリジナルのコントロール・ツールの作成技術分野 本発明は一般に写真仕上げ装置、詳細には、ディジタルに作成された画像の写真 を用いて、フィルム処理・再生装置を校正あるいは調整するために、繰り返し一 定した正確な写真仕上用コントロール・ツールを作成するプロセスに関する。
従来の技術 写真仕上技術者は、一つ以上の品質管理ツール、通常基準ポートレート画像を含 む校正された第1世代カメラ・オリジナル・ネガを使って、比較測定あるいは観 察して、写真仕上装置の種々の部分の動作と性能をきめ細かく調整している。
(これらの校正済みカメラ・オリジナル・ネガは、初期の生産時に撮影されたモ デルの名前をとって、「シャーリー」と呼ばれている。)これらのカメラ・オリ ジナル基準ネガは、極度に高水準でなくてはならず、従来これらの作成に用いら れる工程には、手間と時間がかかつている。各カメラ・オリジナルの作成に時間 がかかり面倒である理由は、プロのモデルとプロの写真家が長時間(およそ数週 間、時には数カ月も)必要であるためである。生身のモデルを使用するについて は、ポートレートの高品質を確保するために、その場面のスタイリストが必要で あることを意味する。この点に関しては、繰り返し行われる撮影セツションの代 表的な一つを構成する数百回の露光に際して、たとえ最も熟練したモデルでも、 同じ表情と姿勢を(姿勢を保持する器具を使ったとしても)維持することは至難 の技である。従って、現在の方法で作成される一連のプロダクト・コントロール ・ツールでは、化粧や姿勢に予期しない不均一さが発生する可能性がある。
必要数の製品ネガの作成終了前に、初めに選ばれたモデルが都合の悪くなること があり、そのような場合には、別のモデルと取り替える必要がある。−人のモデ ルから他のモデルへの取り替えによって、プロダクト・コントロール・ツール・ ネガでモデルの化粧に不均一性が生ずることもあるる。
従来の方法を使用すると、プロダクト・コントロール・ツール・ネガの感光特性 に不均一さが目立つこともある。これらの要因には、モデルの撮影に使われるス タディオの照明が複雑であること、すなわち、サイド照明、キーライト、ゼ・ラ ティン・カラー照明等がある。これらの要因だけに限定されることはないが、こ れらの照明の全てに性能のばらつきがあり、大量のプロダクト・ネガを長時間か けて作成することを考えると問題となる。
記述を明確にするために、以下の定義に基づいて用語を使用する。
「ネガ」は、フィルム・タイプへのカメラの露光を表し、印画プリントが通常こ れから作成される。
一般的に言って、写真用語「ポジ」と「トランバレンンー」は、取り替え可能で あるが、明確を期す為に、本件では「ポジ」を反転フィルム・タイプへのカメず 、投影機を使って観るものである。
「トランスバレンシー」は、特に反転写真フィルム、あるいは非写真(例えば感 熱)媒体等の上にディジタル出力装置を使ってディジタルに作成されたポジ画像 を表し、逆光を当てて撮影し「第2世代カメラ・オリジナル」露光部分を(後述 )を作成するためのものであり、ネガまたはポジ(すなわち反転)フィルム・タ イプに露光される。
「第1世代カメラ・オリジナル」は、通常の方法で作成される写真露光部分を表 し、実場面の撮影には通常のカメラを用いる。このカメラ露光部分は、ネガある いはポジ・フィルムに写される。
「第2世代カメラ・オリジナル」は、本発明に基づき実施される方法で作成され る写真露光部分を表し、ディジタル出力記録装置によって作成されたトランスバ レンシーは、逆光を当てられ、通常のカメラを使って写される。第1世代カメラ ・オリジナルと同様に、第2世代カメラ・オリジナルはネガまたはポジ・フィル ムに写される。
「1次フィルム・タイプ」は、この上に第1世代カメラ・オリジナル写真が写真 数値化(photodegitize)され、写真数値化される感光特性測定用 の露光部分が形成される。
「プロダクト・フィルム・タイプ」は、フィルムの種類を表し、逆光を当てディ ジタルに作成されたトランスバレンシーと、第1世代カメラ・オリジナル照合写 真が露光される第2世代カメラ・オリジナル・プロダクト・コントロール・ツー ル写真である。
第1世代と第2世代カメラ◆オリジナル露光部分を、ネガあるいはポジ・フィル ムに作成できる。用語「写真」を厄介な「ネガ(ポジ)」を避けるために、本文 では一貫して使うことにする。
「−次メトリック」を、もっと煩わしい「−次ディジタル画像データ・メトリッ ク」の短縮形として使用する。
「目標メトリック」を、煩わしい「2次目標ディジタル画像データ・メトリック 」の短縮形として使用する。
「現像」は、露光部分の写真化学処理を表し、露光部分はカメラ、感光計、ある いは出力記録装置によって作成される。
「カラー・チャート」は、およそ100個のサンプルを有する具体的なチャート であり、実生活で出会う様々な色に対応しており、通常は紙できている。
「中性スケール・チャート」を短縮して(NSC)で表し、スペクトル的に標準 の(すなわち、中性)の物質の約50個のサンプルからなり、個々の明度と暗度 を表し、通常は紙でできている。
発明の開示 本発明によれば、上記した従来の写真仕上用コントロール・ツールの生産計画の 欠点を、ディジタル画像処理技術を使うことによって解決して、校正されディジ タルに作成されたトランスバレンシー形態での基本画像を得ている。このトラン スバレンシーは逆光を当てられ、繰り返しプロダクト・フィルムに写され、高品 質の第2世代カメラ・オリジナル写真の作成に使われる。この写真の周波数応答 、色調、色特性は、実際の場面で、同一のプロダクト・フィルムに露光された第 1世代のカメラ・オリジナルの特性と区別がつかない。
本発明の工程によれば、予め選択された背景と主たる被写体く例えば、スタジオ ・ポートレート背景の前に座っているプロのモデル)が、通常の方法で一次フィ ルムに撮影される。所定の校正チャート等の写真処理パラメータ制御情報を表す 別の画像が、同時にそしてモデルと同じ照明条件下で一次フィルムに撮影される 。さらに、モデルの撮影に使われた一次フィルム上に所定の感光測定露光が行わ れる。−次フィルムに露光された全てが、−緒に現像され、露光された部分の各 々か同一の写真処理条件下におかれる。
現像された第1世代カメラ・オリジナル写真(モデルと背景が写されている)が 、電子的に写真数値化される。得られた濃度を表す出力信号が、ディジタル形式 に変換され、ディジタル画像データ・ベースの「−次」ディジタル画像データ・ メトリックに記憶される。選択された写真処理コントロール素子、これは通常写 真処理装置で使用される校正と識別バッチ形態をしている、が画像の一次メトリ ック版にディジタルに挿入され、複合ディジタル画像を作成する。
ディジタル・データ・トランスフオームが導出され、複合画像の一次メトリック 版の2次「目標」ディジタル画像データ・メトリック版への変換に使用される。
この2次「目標」ディジタル画像データ・メトリック版は、次に入力として高空 間解像度ディジタル・フィルム出力記録装置に送られる。このディジタル出力記 録装置が、ディジタルに作成されたトランスバレンシーを作成する。このトラン スバレンシーに逆光を当て、プロダクト・フィルムに繰り返し撮影して、精密な 品質の第2世代カメラ・オリジナル写真を得る。ここでのプロダクト・フィルム ・タイプの周波数応答、色調と色特性は、撮影現場で第1世代カメラ・オリジナ ル写真の露光に使われフィルム・タイプの特性と区別がつかない。
ディジタルに作成されたトランスバレンシーは、逆光を当てられ、通常のカメラ を使って所望のプロダクト・フィルムに写され、実場面の第2世代カメラ・オリ ジナル写真を得る。これらの第2世代写真は化学的に現像され、所望の写真処理 基準画像手段を得る。
本発明より達成される化粧と感光特性の均一化に加えて、プロダクト・コントロ ール・ツール写真に含まれる写真処理制御素子の精度が改善されるという利点も 得られる。
モデルの第1世代カメラ・オリジナル写真と、写真処理制御情報(例えば、カラ ー・チャートと、中性スケール・チャート)を含むチャートの第1世代カメラ・ オリジナル写真の両方が、写真数値化されるので、第1世代写真の特定の部分( 例えば、モデルの顔、または、現場で撮影され、中性スケール・チャートにある 18%グレー・バッチ等)の濃度を、正確にディジタル・サンプリングすること が、本発明により可能となる。これにより、ディジタルに作成されたトランスバ レンシーにディジタルに挿入されるサンプルされた濃度値を、正確に繰り返し再 生することができる。逆光を当てたトランスバレンシーの写真を用いて、第2世 代プロダクト・コントロール・ツール写真にこれらの数値を正確に再生すること ができるのである。
先行技術においては、実場面に「はぼスペクトル的に標準の」あるいは[はぼ生 き生きとした色の」厚紙カードを入れることによって、プロダクト第1世代カメ ラ・オリジナル・コントロール・ツール写真にこれらの大切な数値を近似するこ とができるのみであった。本発明の方法を用いて得られる精度は、写真数値化と 、実際の生き生きとした色調の写真と公知のスペクトル標準値の実際のバッチか ら得られる特定の濃度をディジタル・サンプリングすることによって達成され、 これが本発明の利点の−っである。
本発明の他の目的、利点や新規な特徴は、以下の詳細な説明と図面を参照するこ とにより、明かとなろう。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の実施例に基づく装置を示しており、この装置は実場面のディジ タルに作成され校正された写真を介して、第2世代カメラ・オリジナル・コント ロール・ツール用の写真の作成に使用される。
図2は、本発明の実施例に基づく工程の第1のステージを示す。
図38と図3bは、本発明に基づく工程の第2のステージを示す。図3cは、本 発明の他の実施例における工程の第2のステージを示す。
図4a、図4bおよび図40は、本発明の実施例における工程の第3のステージ を示す。
実施例 本発明による工程の説明に先立ち、この工程を実行するための装置の説明を簡単 に行う。工程の各ステージを実行するための装置の詳細は、工程の説明より明ら かになろう。
図1には、本発明の好ましい実施例における工程を実行するための装置の概要が 示されている。本発明により「シャーリー」写真仕上用基準ツールの作成は、先 行技術で用いられているものと同様な方法で、写真スタジオ内で背景を背にした プロのモデルを撮影することにより始まる。(以下に述べる工程は、どのような 場面にも適用可能であり、「シャーリー」に限定されるものではない。)図1に 示されるように、プロのモデル10は背景12の前に立っており、モデルと背景 を含む場面全体14が、通常のカメラ16を使って一次フイルム・タイプ20に 撮影される。
照明装置18を使って前景と背景の照明を制御して、場面14の照明が通常の方 法で設定される。先行技術で用いられた方法と異なって、モデルは何日も続けて 繰り返される露光部めに立ち会う必要がない。その代わり、場面が適切に設定さ れると、モデルが撮影のために必要となる回数は、たった2つの要因によって決 まるのである。
a)第2世代カメラ・オリジナル写真コントロール・ツール写真を作成する予定 の各プロダクト・フィルム・タイプにより、少数の(5−10等)の通常の第1 世代カメラ・オリジナル写真を、撮影現場でプロダクト・フィルム・タイプ上へ の作成が必要となるからである。
b)第2世代カメラ・オリジナル・コントロール・ツール写真は、「1組の」露 出不足、正常露出と露出過剰画像としてプロダクト・フィルムφタイプに作成さ れるので、通常の第1世代カメラ・オリジナル写真を、これら露光レベルの各々 の数値においてプロダクト・フィルム・タイプに露光する必要がある。プロダク ト・フィルム・タイプ上のこれらの第1世代写真は、照合関数として作用し、図 1に符号21として示されている。
モデル10と背景12の撮影に加えて、所定の校正チャート(カラー・チャート と中性カラー・チャート等)22などの写真処理パラメータ制御情報を表す別の 画像が、同時にそして場面全体14と同じ照明条件の下で撮影される。チャート 22の撮影に使われるフィルムは、場面14の撮影に使用されたものと同じ1次 フィルム・タイプ20である。
感光計23等の露光装置を使って、モデルと背景の撮影に使われたのと同じ1次 フィルム・タイプ19に、別の所定の分析のための露光部分24がさらに作成さ れる。1次フィルム・タイプ上へのこれらの別の写真と感光測定露光部分の各々 は、現像された第1世代カメラ・オリジナル写真26の色調と色特性の決定に使 用されるので、これらの露光の各々が同一の写真処理条件を受ける。従って、1 次フィルム・タイプ20と24上の感光および第1世代カメラ・オリジナル露光 の全てが、通常の方法でフィルム処理装置25内で一緒に現像される。プロダク ト・フィルム・タイプ21上に露光された第1世代照合写真は、ここでは現像さ れない。
モデルと背景を含む1次フィルム・タイプ26上の現像された第1世代カメラ・ オリジナル写真は、現像された感光測定露光部分(26も)と同様に、ディジタ ル画像データ・ベース31内の1次ディジタル画像データ・メトリック内で写真 数値化され、記憶される。この目的のために、現像された第1世代カメラ・オリ ジナル写真と感光測定露光部分を、市販の高解像度光電ディジタル・フィルム・ スキャナーを用いて走査しても良い。スキャナーには、パーキン・エルマーのP DSマイクロ感光測定装置あるいはエイコニクス・モデル1435高解像度スキ ャナーがある。これらの写真数値化用フィルム・スキャナーは、非常に高解像度 のセンサー画素アレイ(3072x2048画素アレイ等)を有し、高空間濃度 を表す出力信号を発生できる。これらの符号はディジタル形式に変換され、数値 化された写真画像ファイルを作成し、これから高品質のカラー再生像を、ディジ タル出力記録装置36を使って得ることができる。
走査された個々の画像について、ディジタル舎フィルム拳スキャナー30は、1 次ディジタル画像データ・メトリックを用いて、ディジタルΦフィルム・スキャ ナーの高解像度画像形成センサーの画素アレイを表すディジタルに符号化された データを、第1世代カメラ・オリジナル・フィルム写真上に記録された濃度変調 に出力する。走査された画像の1次メトリック版が、データベース31に記憶さ れ、ホスト・ディジタル画像処理装置(ホスト・コンピュータ)32に送られる 。
このディジタルに符号化されたデータ、すなわち数値化された画像は、ビット・ マツプを表す画像形成画像アレイの形式で、そして所定の符号幅(例えば、赤、 緑、青の色チャンネルのそれぞれの画素につき8ビツト)に解像されて、ホスト ・コンピュータ32に送られる。ホスト・コンピュータは、画像符号化・記憶オ ペレータを有しており、これを介して各数値化された画像ファイルが記憶される 。
ホスト・コンピュータ32はビデオ表示端末(VDT)34またはワークステー ションに接続されており、これを介して数値化された画像ファイルを選択的に呼 び出して、シャーリー画像のディジタル版を顧客の仕様に合わせる過程で、オペ レータに表示する。
ビデオ表示端末34を駆動する制御機構は、コンピュータ・グラフィックス業者 より得られるビット・マツプ操作ソフトウラエアの簡略あるいは編集された版を 有する。このビット・マツプ操作ソフトウェアによって、オペレータはメニュー によって駆動される画像操作機能を行使できる。これらの機能は、画像へのテキ ストの追加、ズーム、切りとり、色調と色補正などである。この目的に使用でき る容易に符号化された画像処理アルゴリズムの数多い例の中に、ウィリアム・ケ イ・ブラットによる「ディジタル画像処理」、特に第4.12と16章、「画像 サンプリングと再編成」、「画像強調」と「輝度、色とスペクトル画像修復」、 1978年ジョン・ワイリー・アンド・サンズ社刊、l5BNO−471−01 888−0、およびラフアニル・シー・ゴンザレス著、「ディジタル画像処理」 、特に第4章の「画像強調」、1983年、アディソン・ウニスリー出版社刊、 工5BNO−201−02596−5がある。このような沢山の画像処理アルゴ リズムが、パッケージとして市販されている。これらの符号化スキームの性能が 最適化されており、サブルーチンのライブラリーとして市販されており、マスバ ック87(プレシジョン・プラス・ソフトウェアの商標)等である。使用できる 画像処理ソフトウェアには、フォトショップ(アドーブ・システムズ・アイエヌ シーの商標)、カラースタディオ(レトラセットの商標)や、フオトマツク(ア バロン・ディベロプメント・グループの商標)等がある。
−次メトリック31から目標ディジタル画像メトリ・ンク35にディジタル・デ ータ変換の後、ホスト・コンピュータ32からのディジタル画像は、コダ・ツク 社のイクタクローム100フィルム等の反転フィルムに、ポジのトランス、(レ ンンーとして、高解像度ディジタル記録装置36によってディジタルに再生され る。
この記録装置は、マクドナルドーデットウイーラー・アソシエーツ社のファイル −1000フイルム記録装置等である。ポジ・トランスノくレンジ−37は、通 常の方法でフィルム処理装置38内で現像される。現像されたポジ・トランスX レンジ−37は、バックライト装置40を使って逆光を当てられ、通常のカメラ 42を使ってプロダクト・フィルム・タイプ44上に撮影される。写真44はフ ィルム処理装置46内で通常通り現像され、プロダクト・フィルム・タイプ上に 実場面の第2世代カメラ・オリジナル写真48を作成する。第2世代カメラ・オ リジナル写真の周波数応答、色調と色特性は、プロダクトフィルム・タイプ上に 露光された場面の照合用第1世代カメラ・オリジナル写真21の特性と区別が付 かないように設定されている。照合の後、写真自体が通常の方法で第2世代写真 は現像される。
本発明の工程は、3つのステージから構成されている。図2にステージIの好ま しい実施例が示されている。ステージIIの好ましい実施例が、図3aとbに、 ステージIIの他の好ましい実施例が図3Cに示されている。更に、ステージI IIの好ましい実施例が、図4a、図4bと図4Cに示されている。
ステージ■において、実場面と実際のチャートが撮影され、現像されそして写真 数値化され、1次メトリックに記憶された画像を得る。
ステップ60では、1次フィルム・タイプ上に、感光計を使って所定の感光値の 感光測定露光部分をオフ・ラインで形成する。
ステップ62−70では、通常の光学カメラ16を使って第1世代カメラ・オリ ジナル写真を作成する。62−68の露光が、1次フィルム・タイプ上に実施さ れる。露光部分70は、照合を目的としてプロダクト・フィルム・タイプ上に形 成される。
本発明の好ましい実施例では、カラー・チャートは約100個のサンプルを有し ており、実生活で通常出会う色彩に対応する色相を紙の上に表している。中性ス ケール・チャート(NSC)は、スペクトル的に標準(すなわち中性)材質の約 50個のサンプルを持っており、紙の上に個々の明度/暗度値を表している。
好ましい実施れで使われている用紙は、マンセル紙(コルモーゲン社の商標)と 言われるものである。
好ましい実施例では、カラー・チャートと中性スケール・チャートを含むマンセ ル紙のバッチの各々のスペクトル反射率の値が、測定され記録される。
場面の第1世代カメラ・オリジナル写真の露光に使われる1次フィルム・タイプ によって記録されたのと同様に、各場面の色調スケール特性を決定する必要があ る。図2のステップ62と64に示されているように、この決定は、各場面に中 性スケール・チャートを挿入することによって行われる。しかし、最終第2世代 カメラ・オリジナル・コントロール・ツール写真に中性スケール・チャートが含 まれるのは、好ましくないので、中性スケール・チャートを場面に入れないで、 1次フィルム・タイプに各場面を写す必要がある。これは図2のステップ66と 68において実行される。以後、各場面の2つの版を、rNSC付きシャーリー 」とrNSC無しシャーク−」、あるいは、rNSC付きカラー・チャート」と rNsc無しカラー・チャート」と呼ぶことにする。
ステップ62で、1次フィルム・タイプ上に、モデルを含む場面14と同じ照明 条件の下で、rNSC付きカラー・チャート」を撮影する。(本発明の好ましい 実施例で実行されているように、モデルの写真が作られた後で、チャート22を 単にモデル10と取り替えるだけである。これによって、モデルと同じ照明の下 でそして同じ位置にチャートを写すことができる。)1次フィルム・タイプへの rNSC付きカラー・チャート」の写真と、その以後の1次メトリックへの数値 化が、以下を可能とするツールとなる。すなわち、必要なディジタル・データ・ トランスフォルムを導出することで、1次メトリックに記憶されるディジタル画 像を目標メトリックに記憶されるディジタル画像へ変換できる。更に、このツー ルにより、プロダクト第2世代カメラ・オリジナル・コントロール・ツール写真 の色の解釈精度の評価が可能となる。
rNSC付きカラー・チャート」場面が、ステップ62で1次フィルム・タイプ 上に写される。rNSC付きシャーリー」場面が、ステップ64で1次フィルム ・タイプ上に写される。
rNSC無しカラー・チャート」場面が、ステップ66で1次フィルム・タイプ 上に写される。rNSC無しシャーク−」場面が、ステップ68で1次フィルム ・タイプ上に写される。
最後に、ステップ70で、生身のシャーク−が3回目に再びNSC無しで、プロ ダクト・フィルム・タイプ上に写される(1次フィルム・タイプと異なって)。
ステップ70の露光は、生身のシャーリーの第1世代カメラ・オリジナルのプロ ダクト・フィルム・タイプへの露光(これは作成すべき第2世代カメラ・オリジ ナルと同じフィルム・タイプである)であるので、照合ステップにおいて、第2 世代カメラ・オリジナル・フントロール・ツール写真の忠実度を判定する基準と なる。
ステップ72−80において、ステップ60−68で1次フィルム・タイプ上に 作成された写真と感光測定露光部分が、同時にフィルム処理袋[25内で現像さ れる。実際の場面でプロダクト・フィルム・タイプ上に露光された照合用写真7 0は、ここでは現像されず未現像のまま保持され、後の照合ステップで使用され る。写真フィルム上に記録された潜像は、原則として、フィルムの露光時とフィ ルムの現像時の間、種々の物理的変化(「潜像保持」効果と言われる)を受ける ので、後で現像する予定の露光されたフィルムは、冷蔵庫あるいは冷凍庫に保存 して、これらの効果を最小にする。好ましい実施例におけるプロダクト・フィル ム・タイプ70上の照合用写真についても同様である。この保存は、ステップ8 2に示されている。
ステップ84−92では、現像された1次フィルム・タイプの写真は、ディジタ ル画像形成に熟知している人には周知の方法で、ディジタル・フィルム・スキャ ナー30によって、写真数値化される。写真数値化スキャナー30の出力は、場 面の数値化された版であり、1次メトリック・データベース31に記憶される。
画像のこれらの1次メトリック版は、ホスト・コンピュータ32に送られる。
ホスト・コンピュータ32は、以後のディジタル画像処理を実行して、画像の2 次の目標メトリックに変換する。
第1世代カメラ・オリジナル写真撮影で1次フィルム・タイプとして使用される 特定のフィルムのトーン・スケール特性は、1次メトリックへの写真数値化から 得られるディジタル・データと、現像された第1世代写真68と88の中性スケ ール・チャートの濃度の分析によって識別される。(このトーン・スケール情報 を、後述のディジタル・データ・トランスフオームの導出に使用できる。)NS C内のバッチの1次メトリック値の増別に加えて、現像された第1世代写真86 と88から、カラー・チャートとモデルの身体の色相についても1次メトリック 値が識別される。
1次メトリック値は、顧客によって要求されるコントロール素子(校正用バッチ 等)のディジタル作成に使用され、シャーク−が像92の1次メトリック版にデ ィジタルに挿入される。1次フィルム・タイプのトーン・スケールの識別と、コ ントロール素子に必要な正しいディジタル値の決定が、ステップ94に示されて いる。ステップ95に、コントロール素子の作成と挿入が示されている。ステシ ブ96は、シャーリーが像の1次メトリック版を示しており、この版にコントロ ール素子が挿入される。
コントロール素子の挿入をディジタルに行うことにより、第1世代カメラ・オリ ジナル撮影中に場面に、従来技術において「およそスペクトル的に標準の」及び /または「およそ身体の色に合わせた」厚紙のカードを手で挿入するのに比べて 、色彩の正確性を非常に大きくでき、モデルの化粧の色を非常に感じの良いもの にすることとなる。
校正と識別コントロール素子をディジタルに挿入してから、rNSC無しシャー リー」画像の1次メトリック版が、1次メトリックを目標メトリックに変換する ディジタル・データの変換が正確であると見なされるまで、保持される。
本発明によるステージエがこれて終了する。
図3aと図3bに示されている本発明の工程のステージIIは、ディジタル・デ ータ・トランスフオームと(図3aのステップ100)、ディジタルに作成され たトランスバレンシーと第2世代カメラ・オリジナル・コントロール・ツール写 真が作成される装置の校正に関連している。ステップ90(ステージ■からの) が再度図示(点線のボックスとして)されているが、単にステージIとIIとの つながりを示しているだけである。
ディジタル・データ・トランスフオーム100の目的は、画像90と96の1次 ディジタル画像データ・メトリック版を、ディジタル出力記録装置36の2次目 標ディジタルが像データ・メトリックに変換することである。ディジタル出力記 録装置36は、カメラ42を使って逆光を当て繰り返し撮影可能なトランスバレ ンシーを予想通りに作成するために使用され、プロダクト・フィルム・タイプ4 8上に、精密な第2世代カメラ・オリジナル・コントロール・ツール写真を作成 する。この写真の周波数応答、色相と色特性は、実場面でプロダクト・フィルム ・タイプ21上に作成された第1世代カメラ・オリジナル照合用写真の特性と区 別が付かない。
トランスフオーム100の構成要素は、特定の1次元マツピング作業、多次元「 ルック・アップ・テーブル」および/またはマトリックス・オペレータ等である が、必ずしもこれらに限定されない。これらの使用は、ディジタル画像処理ある いは他種のデータ変換演算の技術に詳しい人には、周知であろう。目標メトリッ ク中にあり、特定のフィルム・タイプについて「校正済み」と見なされるディジ タルに作成されたトランスバレンシーを得るトランスフオームの目的は、以下に 述べる写真反復を使って達成される。
トランスフオーム100の構成要素は、周波数応答特性と色相と色特性等のいく つかの領域を含んでいる。
本発明では、ディジタル強調フィルターが、トランスフオーム100の構成要素 として含まれている。ディジタル画像の周波数応答は、ディジタル・フィルター を介して強調され、このディジタル画像から得たディジタルに作成されたトラン スバレンシーを写すときに、発生する可能性のある周波数応答の低下を補償する 。この様なフィルターを使うことによって、プロダクト・フィルム・タイプ上の 第1世代カメラ・オリジナル写真の空間周波数と同じ空間周波数を持つ最終プロ ダクト第2世代カメラ・オリジナル写真を得る。ディジタルに作成されたトラン スバレンシーの周波数応答が強調される度合いは、第2世代コントロール・ツー ル写真を作成中のプロダクト・フィルム・タイプの周波数特性のみならず、トラ ンスバレンシーの撮影に使われる通常のカメラの光学特性によっても左右される 。別のディジタル・フィルターを、第2世代カメラ・オリジナル手法の特定の用 途に開発しても良い。特定の種類のフィルム上に発生する写真数値化された画像 の周波数応答を強調するためのディジタル・フィルターを作成し使用することは 、ディジタル画像処理技術に通じている人には理解されよう。
ディジタルに作成されたトランバレンシーの色特性、そして、トランスフォー、 !、100の適用によって作成される「目標」メトリックと呼ばれるものの必要 性に関して、本発明の目的は、逆光を当てられ通常のカメラでプロダクト・フィ ルム・タイプに写されたときに、以下に述べる色調と色特性を有する第2世代カ メラ・オリジナル写真をプロダクト・フィルム・タイプに写せるトランバレンシ ーを作成することである。すなわち、第2世代カメラ・オリジナル写真の色相と 色特性は、実場面で同じプロダクト・フィルム・タイプに露光された第1世代カ メラ・オリジナル写真の色相と色特性と区別が付かない。
1次メトリックから直接ディジタルに作成されたトランスバレンシーが、必ずし もプロダクト・フィルム・タイプ上に正確な第2世代カメラ・オリジナル写真を 作成できるわけではないことに注目する必要がある。2次目標メトリックの決定 が必要なこともある。
写真技術に精通した人は、実場面14の現像された写真(通常の方法で作成され た)の露光部分26の濃度が、以下のものに左右されることがわかる。すなわち 、その場面の照明に使用された照明装置18の強度と分光特性、その場面にある 被写体の分光反射率、その場面の撮影に使用されたフィルム20と21の分光感 度、場面の撮影に使用されたフィルムの複雑な中間層の相互作用、カメラ16に よってそのフィルムに与えられた露光量(すなわち、使用されたシャッター速度 とf/絞り)、および化学的現像の間フィルムに適用されるフィルム処理装置2 5の光化学処理条件等である。
一方、逆光を当てられたトランスバレンシー39の現像された写真露光部分48 の濃度は、本発明の実施例では、以下によって左右される。すなわち、トランス バレンシー39に逆光を当てるために使われる照明装置40の強度と分光特性、 トランスバレンシー上に濃度を形成する染料の分光透過特性、トランスバレンシ ーの撮影に使用されたプロダクト・フィルム44の分光感度、トランスバレンシ ーの撮影に使用されたプロダクト・フィルムの複雑な中間層の相互作用、カメラ 42によってそのフィルムに与えられた露光量(すなわち、使用されたシャッタ ー速度と、f/絞り)と、化学的現像の間フィルムに与えられるフィルム処理装 置25の光化学処理条件等によって左右されるのである。
上記の結果として、場面のディジタルに作成されたトランスバレンシーの撮影に 使用された同じプロダクト・フィルム・タイプを、通常の方法で実場面の撮影に 使用しても、逆光を当てられたトランスバレンシーの第2世代写真上の濃度は、 実場面の第1世残照合用写真の濃度と異なることがある。
プロダクト・フィルム・タイプ上の実場面の第1世代カメラ・オリジナル写真の 色相と色特性が同じである第2世代カメラ・オリジナル写真を同じプロダクト・ フィルム上に作成するために、ディジタルに作成されたトランスバレンシーの作 成に際して、上記の変数の一つ以上を変更させる必要がある。
本発明の好ましい実施例では、トランスバレンシー39に逆光を当てるために使 用される照明装置40は固定されている。その場合、ディジタルに作成されたト ランスバレンシー39に固有の濃度を、上述の整合を達成するために変更するこ ともできる。
ディジタルに作成されたトランスバレンシー39の濃度の変更は、画像の1次メ トリック版を画像の2次目標メトリック版に変更することによって行われる。
この変更には、ディジタル・データ・トランスフオーム100が使われ、これに は特定の1次元マツピング演算、多次元「ルック・アップ・テーブル」、マトリ ックス・オペレータおよび/または他の種類のデータ変換演算が含まれる。これ らの使用は、ディジタル画像処理に精通している人には、駅染み深いものであろ う。
目標メトリックにあるディジタル・データはデータ変換演算を適用して得られ、 特定のディジタル出力記録装置36に送られ、これによってディジタルに形成さ れたトランスバレンシー39を作成する。このトランスバレンシー39の色相と 色特性は、プロダクト・フィルム・タイプ上における逆光を当てられたトランス バレンシーの第2世代カメラ・オリジナル写真に要求される基準に合致しており 、同じプロダクト・フィルム・タイプ上にある実場面の第1世代カメラ・オリジ ナル写真と整合する。
プロダクト・フィルl、・タイプ上に、逆光を当てられディジタルに作成された カラー・チャート・トランスバレンシーの実際の第2世代カメラψオリジナル写 真の露光部分を作成することによって、プロダクト・フィルム・タイプ上の第2 世代システムの変換段階を経ることにより特性の劣化する構成要素を評価でき、 そして第2世代システムの特性を決定できる。
カラー・チャートのディジタルに形成されたトランスバレンシーの第2世代写真 (プロダクト・フィルム・タイプ上)の濃度と、実際のカラー・チャートの第1 世代カメラ・オリジナル写真(プロダクト・フィルム・タイプ上)の濃度との比 較が、ディジタル・データトランスフオーム100に必要で有るかどうかを決定 する際の決定要因である。好ましい実施例で行われたようにトランスフオーム1 00を導出する方法は、本来は繰り返しである。この導出はディジタル出力記録 装置36を介して、「NSC無しカラー・チャート」画像のトランスバレンシー の作成から始まる。ディジタル出力記録装置への入力として1次メトリックに記 憶されたディジタル画像の版を使用する。この初期のトランスバレンシーを作成 するために、トランスフオーム100からなる種々のデータ変換演算が設定され 、画像の1次メトリック版を変更しないようにする。rNSC無しカラー・チャ ート」画像のトランスバレンシーは、トランスフオーム100の現在の版を適用 して、ディジタル出力記録装置36によって作成される。このトランスバレンシ ーは、図3aではステップ102に示されており、つながりを示すために、図3 bでは点線のボックスで示されている。
ステップ104において、この様に作成されたカラー・チャートのトランスバレ ンシーは、通常のカメラ42によって、プロダクト・フィルム・タイプ上に写さ れる。実際の(オリジナル)カラー・チャートも、ステップ106においてプロ ダクト・フィルム・タイプ上に写される。カラー・チャートのトランスバレンシ ー104の第2世代写真と、実際の(オリジナル)カラー・チャート106の第 1世代写真も、同時にフィルム処理装置46内で現像される(ステップ108と 110 >。ステップ]12と114において、これらの写真のバッチの濃度が 測定される。これらの濃度測定は、判定ステップ116へ送られる。写真のバッ チの測定された濃度が、所定限度に合致するか否かの判定が、判定ステップ11 6てなされる。合致しない場合には、トランスフオーム100の1つ以上の構成 要素がステップ118て変更され、ステップ100−11.6が繰り返される。
写真の濃度が合致する場合には、許容目標メトリックがディジタルに作成された トランスバレンシーで達成されたことになる。適用することによって2次目標デ ィジタル画像データ・メトリックを得ることができる適切なトランスフオーム1 00の達成が、ステップ120に示されている。
場面の1次メトリック版が変換される目標メトリックは、場面のディジタルに作 成されたトランスバレンシーのプロダクト・フィルム・タイプ上で第2世代カメ ラ・オリジナル写真となる。この第2世代カメラ・オリジナル写真の色相と色特 性は、実場面のプロダクト・フィルム・タイプ上に露光された第1世代カメラ・ オリジナル写真のこれらの特性と同じである。
本発明のステージIIの第2実施例は、データ・セットを作成する他の方法と手 段の提供にある。この方法と手段によって、1次データ・メトリックにある画像 形成データを2次目標画像データ・メトリックに変換するディジタル・データ・ トランスフオーム100を導出する。そして、画像の目標メトリック版が、出力 フィルム記録装置によって、特定のトランスバレンシー・フィルム上に出力され 、得られ現像されたトランスバレンシーに逆光が当てられ通常のカメラで写され るとき、結果としての第2世代カメラ・オリジナル写真の周波数応答、色相と色 特性は、同じプロダクト・フィルム・タイプ上に露光された第1世代カメラ・オ リジナル写真のこれらの特性と区別が付かない。
図3Cには、本実施例によるトランスフオーム100の現像工程の概略が示され ている。使用すべきトランスバレンシー・フィルムの有効な露光領域を十分にサ ンプルするために選択される露光パターンは、露光パターン発生器200を使っ て作成され、入力として露光装置210に供給される。露光装置210は周知の 露光部分く本来は3色)をトランスバレンシー・フィルム上に形成し、およそ4 00個の色バッチからなるテスト画像220を形成する。第2世代カメラ・オリ ジナル・コントロール・ツール写真を作成するために処理され、逆光を当てられ 写されるrNSC無しシャーリ−」 トランスバレンシーのディジタル作成の後 に使われる同じフィルム出力記録装置36を使って、テスト画像220が作られ るとしたら、それは好ましい。そのような場合、露光パターンはディジタル符号 パターンに対応する。このディジタル符号パターンは人力として露光装置210 に供給されると、トランスバレンシー・フィルムに露光された部分を作り出す。
対応するディジタル符号の露光部分は、目標メトリック内にあると見なされる。
露光された色バッチ・テスト画像のトランスバレンシーは、通常の方法で現像さ れる。
現像された色バッチ・テスト画像のトランスバレンシーは、好ましくはバックラ イト装[40(後で第2世代カメラ・オリジナル・コントロール・ツール写真の 作成に使用される)を使って逆光を当てられ、プロダクト・フィルム・タイプ上 に通常のカメラ(後で、第2世代カメラ拳オリジナル・コントロール・ツール写 真の作成に使用される)を使って写される。フィルムは、後で第2世代カメラ・ オリジナル制御写真の作成に使われるものと同一の乳剤のもので有ることが好ま しい。逆光を当てられた色パッチ・テスト画像のトランスバレンシーは、通常の 方法で現像される。
逆光を当てた色パッチ・テスト画像のトランスバレンシー220は、伝送スキャ ナー240によって走査される。このスキャナー240は、各色バッチに対応す る像担持信号を発生する。使用されるスキャナーは、第1世代カメラ・オリジナ ル写真の写真数値化に使用されるディジタル・フィルム・スキャナーと同一であ ることが好ましい。その場合、スキャナーの像担持信号が、1次ディジタル画像 データ・メトリックにあると見なすことができる。
トランスフオーム装置250は、トランスフオーム260を作成する。このトラ ンスフオームは、逆光の当てられたカラー・バッチテスト画像トランスバレンシ ーの写真230(プロダクト・フィルム上の)に形成されたカラー・バッチ用の 1次メトリック・データを、カラー・バッチ・テスト画像トランスバレンシー自 体に関連させる。トランスフオーム260は、一連の演算から構成される。この 演算は、1次元ルック・アップ・テーブル、多次元ルック・アップ・テーブル、 マトリックス・オペレータおよび/または他のディジタル・データ変形演算が含 まれるが、これらに限定されることはない。逆光の当たったカラー・バッチ・テ スト画像トランスバレンシーの処理済み写真の像担持信号(スキャナー240に よって作成される)が、目標メトリックを表す場合には、スキャナーのデータを 更に変換する必要はない。
正しいディジタル・データ・トランスフオームが決定されると、工程はステージ IIIに進む。
工程のステージIII(図4a−図4c)は、トランスフオーム100(ステー ジIIから)をrNsc無しカラー・チャート」画像90とrNSC無しシャー リー」画像96(これらにコントロール素子がディジタルに、挿入されている) への適用に関連しており、ディジタル出力記録装置36を使用して最終プロダク ト・トランスバレンシーとして、出力用の目標ディジタル・データ・メトリック 内に画像を形成する。ステージIIIは、プロダクト・フィルム・タイプへの上 記トランスバレンシーの第2世代写真を介してのプロダクト・トランスバレンシ ーの最終確認を表している。
ディジタル画像90と96(ステージIからの)が、ステージIとステージT■ !との関連を示すために再び点線のボックスで示されている。rNSC無しカラ ー・チャート」画像とrNSC無しシャーリ−」画像の1次メトリック版が、ス テップ130と132のトランスフオーム100(ステージIIから得られる) によって変更される。
ステップ134と136では、rNSC無しカラー・チャート」とrNSC無し シャーリー」が、ディジタル出力記録装置36によって、トランス、?レンジー として出力される。トランスバレンシー37は、通常の方法でフィルム処理装置 38によって現像される。カラー・チャートとシャーリーのこれらの現像された トランスバレンシーは、図4bのステップ142と144において、プロダクト ・フィルム・タイプ44上に通常法の方法で写される。
カラー・チャートに関する限り、ステージIIの正しいトランスフオーム100 を導出する間、同じステップが繰り返されることがわかる。この繰り返しは、2 つの理由で必要となる。
a)第1世代写真装置全体を一定の状態で校正しておくためである。ステージI Iでのトランスフオーム100の導出の為の演算に、ステージIIIの最中に逸 脱がある場合には、トランスフオーム100の導出となる種々の状態をたどるこ とかてき、全装置に対する影響を修正するか最少にすることかできる。
b)設計上rNSC無しシャーリー」は、最終rNSC無しシャーリー」 トラ ンスバレンシーの精度を確認に使用される多数のバッチを持っていないが、顧客 が特に要求するコントロール素子のみを持っているため、照合用にカラー・チャ ートの画像を測定可能な「コンパニオン」画像として使うことは非常に大切であ る。このコンパニオン画像は、最終プロダクトのrNsc無しシャーリー」画像 と同一のディジタルと化学処理を受けているからである。
実場面でプロダクト・フィルム・タイプ上に露光され、ステップ82て凍結され ている実際の「シャーリー」70は、ステップ138で冷凍庫から取り出される 。
実際のカラー・チャートの第1世代カメラ・オリジナル写真は、「シャーリー」 トランスバレンシーの第2世代コントロール・ツール写真の最終プロダクトの作 成に使用されたのと同様に、同じプロダクト・フィルム・タイプ上に露光される 。
これはステップ140に示されている。
4つのすべての写真(140,142,144と138)は、図4bのステップ 1.46−1.52において、フィルム処理装置内で同時に現像される。
カラー・チャート・トランスバレンシー148の現像された第2世代写真のバッ チの濃度と、実際の(オリジナル)カラー・チャート146の現像された第1世 代写真の濃度が、ステップ154と156において測定される。測定された濃度 は判定ステップ158で比較される。
ステップ154と156の濃度データが判定ステップ158て判定された所定限 度内で整合しない場合、原因が究明され、必要ならばステップ160に示される ようにステージIIに戻って、工程が繰り返される。
前述のように、第2世代コントロール写真が作成されたプロダクト・フィルム・ タイプは、ポジでもネガ・フィルム・タイプのいずれでも良い。2つのカラー・ チャート写真の濃度データが十分に整合しくステップ154と156)、第2世 代プロダクト・フィルムがポジ(または「反転」)フィルム・タイプである場合 、カラー・チャートのディジタルに作成されたトランスバレンシーは、一つの基 準を満足したことになる。カラー・チャートの第1世代と第2世代ポジ写真が、 ステップ162と164で目視により比較される。判定ステップ170で、濃度 の整合に加えて、第1世代と第2世代ポジ写真に十分な整合性があると判定され ると、第2の基準が満足されたことになる。ディジタルに作成されたカラー・チ ャート・トランスバレンシーは、そのフィルム・タイプに適するとみなされる。
前述のように、シャーリー画像自体のディジタルに作成されたトランスノルラン −は、トランスバレンシーの精度を照合に十分な数の7<・ノチを設計上持って (Xない。
さらに、前述のように、シャーリ−・トランスノくレンジ−は、設計上ディジタ ルに作成されたカラー・チャート・トランスバレンシーと同様なディジタルと化 学処理のすべてを受けているので、カラー・チャートのトランスノくレンジ−が 満足であるとみなされると、シャーリー・トランスバレンシーも満足であるとみ なされる。シャーリー画像の満足性の更なる確認は、ステップ166と168に おいて、シャーリーの現像された第2世代ポジ写真を、現像された第1世残照合 写真152と目視で比較して行うこともできる。判定ステップ176で、2つの シャーリー・ポジ写真に十分な整合性があると判定されると、そのプロダクト・ フィルム・タイプに関して、ディジタルに作成されたシャーリ−・トランスノで レンジ−の信頼度が得られる。
ステップ154と156において、2つのカラー・チャート写真の濃度データが 整合し、第2世代プロダクト・フィルムがネガ・フィルム・タイプである場合に は、カラー・チャートのディジタルに作成されたトランス、<レンジ−は、一つ の基準を満足したことになる。
プロダクト・フィルム・タイプ上にディジタルに作成されたカラー・チャート・ トランスバレンシーから得られる現像された第2世代カメラ・オリジナルネガ1 48と、プロダクト・フィルム・タイプ上の実際の(オリジナル)カラー・チャ ートの写真から得られる現像された第1世代カメラ・オリジナル・ネガは、ステ ップ162と164で、写真印画紙にプリントされる。2つの写真プリントの各 々のバッチの濃度が、ステップ162と164において測定される。
ステップ162と164で、両プリントの濃度データが整合すると、ディジタル に作成されたトランスバレンシーは、第2の基準を満足したことになる。最後に 、ステップ162と164のプリントを、目視で比較しても良い。視覚的に十分 整合していれば、トランスバレンシー39はすべての基準を満足し、特定のプロ ダクト・フィルム・タイプに適合しているとみなされる。
ステップ162と164で、プリントの濃度データが十分に整合しない場合ある いは、2つのプリントに視覚的に十分な整合がない場合(判定ステップ170) 、原因が究明され、適当なステップから工程が繰り返される。必要な場合、ステ ップ174に示すように、ステージIIのステップ118に戻って繰り返される 。
プロダクト・フィルム・タイプ150上のシャーシーの現像された第2世代ネガ と、プロダクト・フィルム・タイプ152上のシャーシーの現像された第1世代 ネガを、写真印画紙上にプリントとして、さらに照合することもできる。このプ リント工程は、ステップ166と168に示されている。2つのプリントに十分 な視覚的整合があれば(判定ステップ176)、ディジタルに作成された「NS C無しシャーシー」 トランスバレンシーは、そのプロダクト・フィルム・タイ プに適合するとみなされる。
ディジタルに作成されたrNSC無しシャーシー」 トランスバレンシー(所望 のコントロール素子がディジタルに挿入されている)が、特定のフィルム・タイ プに適合するとみなされると、そのトランスバレンシーは、その特定のフィルム ・タイプに第2世代カメラ・オリジナル・コントロール写真を大量に作成するた ・めに顧客に供給される。コントロール素子は、トランスバレンシーの校正用に 特性を決められ使用された同一の装置上にディジタルに作成されたトランスバレ ンシーに逆光を当て写すことによって作成される。
逆光を当てられ校正済みトランスバレンシーの写真を現像して、プロダクト・フ ィルム・タイプ上に第2世代カメラ・オリジナル写真を作成する。この写真の周 波数応答、色調と色特性は、実場面でプロダクト・フィルム・タイプ上に露光さ れた第1世代カメラ・オリジナル写真の特性と区別がつかない。
判定ステップ116.158.170と176に関しては、厳密な整合がどの程 度必要であるかは、顧客が指定する基準によって決まる。
本発明の詳細を以上述べたが、上記はあくまでも例を示すのであり、これに限定 されるものではないことは明かであろう。本発明の精神と範囲は、以下の請求の 範囲によってのみ限定されるのである。
FIG、i FIG、3A ステージ1菫 匍 要約書 写真装置のパラメータの調整に使用される正確な写真処理用基準画像ツール写真 を予想通りに作成する方法。予め選択された背景と被写体を含む場面の第1世代 カメラ・オリジナル画像が、第1の写真記録媒体上に撮影される。写真処理パラ メータ・コントロール情報を含むチャートの第2の第1世代カメラ・オリジナル 画像が、第1の露光と同じ条件の下で、第2の写真記録媒体上に撮影される。
第1の画像は写真数値化されて、第1の数値化された画像になり、ディジタル画 像データ・ベース中の1次ディジタル画像データ・メトリックに記憶される。第 1の数値化された画像の一つ以上のパラメータを選択的に調整する。チャートの 第2の第1世代カメラ・オリジナル画像の分析から得られる特性を有する写真処 理コントロール素子(校正用バッチ等)が、ディジタルに第1の数値化された画 像に挿入され、複合ディジタル画像を形成する。複合ディジタル画像は、選択的 に調整され、ディジタル出力記録装置を使って、ディジタルに写真記録媒体上に 記録される。写真記録媒体上にトランスバレンシーとして記録された複合画像は 、逆光を当てられ撮影される。得られた複合画像のトランスバレンシーは、現像 されて第2世代カメラ・オリジナル写真処理コントロール・ツール写真となる。
この写真の周波数応答、色相と色特性は、同一フィルム・タイプ上の第1世代カ メラ・オリジナル写真と区別できない。
国際調査報告 DI−T/IIc Oフ1n1c、nQ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ディジタル手法を用いて、写真装置のパラメータ調整に使用される正確な写 真処理コントロール・ツール写真を予想通りに作成する方法であって、a.予め 選択された場面と被写体を含む第1の画像を第1の写真記録媒体上に撮影する、 b.第2の写真記録媒体上に写真処理制御情報の第2の画像を撮影する、c.上 記第1の画像を第1の数値化された画像に写真数値化し、上記第2の画像を第2 の数値化された画像に写真数値化し、これらをディジタル画像データ・ベース中 の1次ディジタル画像データ・メトリックに記憶する、d.第1の数値化された 画像に写真処理制御面像をディジタルに挿入して、複合ディジタル画像を作成す る、 e.上記複合画像の1つ以上のパラメータを選択的に調整する、f.ディジタル 出力記録装置を用いて上記複合画像を写真記録媒体上にディジタルに記録する、 g.ステップ(f)で写真記録媒体上に記録された複合画像を撮影する、及びh .ステップ(g)で得られた複合画像写真を現像して上記写真処理記録媒体を得 る工程を含むことを特徴とする。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載の方法であり、上記第2写真記録媒体は上記第1の 写真記録媒体と同じ画像記録特性を有することを特徴とする。
  3. 3.請求の範囲第2項に記載の方法であり、上記ステップ(b)は上記第12の 写真記録媒体上に少なくとも一つの校正用チャートの第2画像を撮影する工程を 含むことを特徴とする。
  4. 4.請求の範囲第2項に記載の方法であり、上記ステップ(b)は感光特性測定 情報の第2の画像を上記第2の写真記録媒体上に撮影する工程を含むことを特徴 とする。
  5. 5.請求の範囲第2項に記載の方法であり、上記ステップ(b)は(b1)上記 第2の写真記録媒体上に少なくとも一つの校正場面の第2の画像を撮影する、及 び (b2)上記第1の写真記録媒体と同じ画像記録特性を有する第3の写真記録媒 体上に感光特性測定情報の第3の画像を撮影する工程を含み、そして上記ステッ プ(e)は上記第2と第3の画像に含まれる情報に基づいて、上記第1の数値化 された画像の1つ以上のパラメータを選択的に調整する工程を含むことを特徴と する。
  6. 6.請求の範囲第5項に記載の方法であり、上記ステップ(e)はさらに、上記 第2と第3の画像に含まれる情報に基づいてステップ(e1)で変形された第1 の画像のディジタル画像データ・メトリックを変更するステップ(e2)を含む ことを特徴とする。
  7. 7.請求の範囲第6項に記載の方法であり、上記ステップ(e2)は、上記第1 の画像のディジタル画像データ・メトリックを調整して、上記ステップ(g)で 得られた第1の画像の写真が、上記第1の写真記録媒体上に撮影された画像ト同 じトーン・スケールと色特性を持つようにすることを特徴とする。
  8. 8.請求の範囲第2項に記載の方法であり、上記ステップ(e)は、上記第2の 数値化された画像に含まれる情報に基づいて、上記第1の数値化された画像の1 つ以上のパラメータを選択的に調整する工程を含むことを特徴とする。
  9. 9.請求の範囲第1項に記載の方法であり、上記ステップ(e)は、さらに(e 1)写真記録媒体の露光領域をサンプルする露光パターンを指定する、(e2) 写真記録媒体上にカラー・パッチのアレイを有するテスト画像を形成する、なお このカラー・パッチは上記ステップ(e1)で指定された露光パターンを用いて 形成される、 (e3)上記テスト画像のディジタル画像担持信号を作成する、(e4)上記デ ィジタル画像担持信号を1次ディジタル画像データ・メトリックに関連させるト ランスフォーメーションを現像する、及び(e5)上記ステップ(e4)で現像 されたトランスフォームを用いて、上記ステップ(d)で得た複合ディジタル画 像を選択的に調整する工程を含むことを特徴とする。
  10. 10.ディジタル手法を用いて、写真装置のパラメータの調整に使用される正確 な写真処理コントロール・ツール写真を予想通りに作成する方法であって、a. 予め選択された場面と被写体を含む第1の画像を第1の写真記録媒体上に撮影す る、 b.上記第1の画像を第1の数値化された画像に写真数値化し、これをディジタ ル画像データ・ベース中の1次ディジタル画像データ・メトリックに記憶する、 c.上記第1の数値化された画像の1つ以上のパラメータを選択的に調整する、 d.上記上記第1の数値化された画像を、ディジタル出力記録装置を用いて写真 記録媒体上にディジタルに記録する、e.上記ステップ(d)で写真記録媒体上 に記録された第1の数値化された画像を撮影する、及び f.上記ステップ(e)で得られた第1の数値化された画像の写真を現像して上 記写真処理記録媒体を得る工程を有することを特徴とする。
  11. 11.請求の範囲第1項に記載の方法であり、上記ステップ(c)は、さらに( c1)写真記録媒体の露光領域をサンプルする露光パターンを指定する、(c2 )写真記録媒体上にカラー・パッチのアレイを有するテスト画像を形成する、な おこのカラー・パッチは上記ステップ(c1)で指定された露光パターンを用い て形成される、 (c3)上記テスト画像のディジタル画像担持信号を作成する、(c4)上記デ ィジタル画像担持信号を1次ディジタル画像データ・メトリックに関連させるト ランスフォームを現像する、及び(c5)上記ステップ(c4)で現像されたト ランスフォームを用いて、上記ステップ(c4)で得た複合ディジタル画像を選 択的に調整する工程を含むことを特徴とする。
  12. 12.第2世代カメラ・オリジナル写真を作成する方法であり、(a)所定の数 値のカラー・チャートの画像を第1写真記録媒体上に撮影し、カラー・チャート の画像を写真数値化して第1の数値化画像を得る、(b)予め選択された場面の 画像を第2の写真記録媒体上に撮影し、予め選択された場面の画像を写真数値化 して第2の数値化された画像を得る、(c)所定のスペクトル反射率値のカラー ・チャートと所定のスペクトル反射率値の中性スケール・チャートの両方を含む 画像を、第3の写真記録媒体上に撮影し、この画像を写真数値化して第3の数値 化された画像を得る、(d)中性スケール・チャートを含む予め選択された場面 の画像を第4の写真記録媒体に撮影し、この画像を写真数値化して第4の数値化 された画像を得る、(e)所定の露光値の感光測定露光部分を第5の写真記録媒 体上に形成し、この露光部分を写真数値化して第5の数値化された画像を得る、 (f)第1、第2、第3、第4と第5の画像をディジタル画像データベースに記 憶する、 (g)第3、第4と第5の数値化された画像を用いてディジタル・データ・トラ ンスフォームを導出する、 (h)ディジタル・データ・トランスフォームを第1と第2の数値化された画像 に適用し、1次ディジタル画像データ・メトリックからの第1と第2の数値化け された画像を、ディジタル出力記録装置に必要な2次目標ディジタル画像データ ・メトリックに変換する、 (i)ディジタル出力記録装置に必要な目標ディジタル画像データ・メトリック に変換された後、第2の数値化された画像を、第1の出力記録媒体上に記録する 、及び (j)第1の出力記録媒体上に記録された第2の数値化された画像を撮影して、 第1の出力記録媒体上に記録された第2の数値化された画像の写真を現像し、上 記写真処理基準画像ツールを得る工程を含むことを特徴とする。
  13. 13.請求の範囲第12項に記載の方法であり、第1の出力記録媒体は写真トラ ンスパレンシーであり、上記ステップ(j)はトランスパレンシーに逆光を当て 、このトランスパレンシーを撮影する工程を含むことを特徴とする。
  14. 14.請求の範囲第12項に記載の方法であり、さらに(k)1次ディジタル・ データ・トランスフォームを実施して、第1の数値化された画像の1次ディジタ ル画像データ・メトリックを、ディジタル出力記録装置に必要な2次目標ディジ タル・データ・メトリックに変換する、(1)ディジタル・データ変形が行われ た第1の数値化された画像を第2の出力記録媒体に記録する、 (m)カラー・チャートの画像を第6の写真記録媒体に撮影する、(n)第2の 出力記録媒体上に記録された第1の数値化された画像と、第6の写真記録媒体上 に記録された実際のカラー・チャートの写真を現像し比較して、ディジタル・デ ータ・トランスフォームの精度を判定する、及び(o)上記ステップ(n)にお ける比較でディジタル・データ変換が正確でない場合には、ディジタル・データ ・トランスフォームを変更し、トランスフォームが正確であると判定された後で のみ、ディジタル・データ・トランスフォームを第2の数値化された画像に実施 する工程を含むことを特徴とする。
  15. 15.請求の範囲第12項に記載の方法であり、さらに(p)予め選択された場 面の画像を第2の出力記録媒体に撮影する、及び(q)第2の出力記録媒体に記 録された画像を現像し、第2の出力記録媒体上に記録された予め選択された場面 の写真を、現像された基準手段写真と比較して、上記ステップの正確度を照合す る工程を含むことを特徴とする。実場面を表すディジタルに作成されたトランス パレンシーの写真を用いた第2世代カメラ・オリジナルのコントロール・ツール の作成方法。
JP92510591A 1991-03-04 1992-03-03 実場面を表すディジタルに作成されたトランスパレンシーの写真を用いた第2世代カメラ・オリジナルのコントロール・ツールの作成 Pending JPH05506733A (ja)

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