JP2003152970A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2003152970A
JP2003152970A JP2002162867A JP2002162867A JP2003152970A JP 2003152970 A JP2003152970 A JP 2003152970A JP 2002162867 A JP2002162867 A JP 2002162867A JP 2002162867 A JP2002162867 A JP 2002162867A JP 2003152970 A JP2003152970 A JP 2003152970A
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Japan
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light
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film
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JP2002162867A
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Junichi Tsuji
淳一 辻
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読み取りを効率よく行う。 【解決手段】 設定入力部及びキズ処理判定部とを設け
る。設定入力部で写真フイルムの種類、プリントサイ
ズ、プリント倍率の設定条件を入力する。この設定条件
に基づいて、キズ処理判定部ではキズ消し処理を行うか
否かを判定する。例えばブローニフイルムや、135型
のリバーサルフイルムの場合には、ファインスキャン時
にキズ消し処理を行うと判定する。また、135型のネ
ガフイルムやIX240型の写真フイルムで、プリント
サイズが4R以上、又はプリント倍率XがS(例えば
4.5倍)以上に設定されているときに、キズ消し処理
を行うと判定する。キズ処理判定部でキズ消し処理を行
うと判定した場合に、読取対象コマのファインスキャン
でR、G、B光の他に、赤外光での画像読取を行って得
られたR、G、B各色画像データのキズ消し処理を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像を読み取
る際に非可視光を用いることで、画像情報を精度良く読
み取ることができるようにした画像読取装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】写真フイルム等の原稿に記録されている
画像を、例えばCCD等の画像読取手段によって光学的
に読み取る画像読取装置が提案されている。この画像読
取装置では、ランプ等を用いた光源から原稿に照射され
た光を画像読取手段により読み取ることで得られたデジ
タル画像データに対して拡大縮小や各種補正等の画像処
理を行い、この画像処理済みのデジタル画像データに基
づき印画紙等の記録媒体へ画像記録を行っている。
【0003】この画像読取装置では、精度の良い画像読
み取りを行うために、コマ画像を予備的に読み取るプレ
スキャンと、コマ画像の濃度等に応じた読取条件を決定
し、この読取条件を用いてコマ画像を読み取るファイン
スキャンとが行われている。この際、原稿に付着した塵
やキズ等による画像読み取りへの影響を低減させるため
に、光源からの光を拡散して原稿に照射している。しか
し、拡散光を原稿に照射するだけでは、原稿の塵やキズ
による影響を完全に除去することができず、高画質の読
み取りを行うことが困難である。
【0004】このため、画像読み取り用の光源とは別
に、原稿のキズや塵埃等の検出用の赤外光を発する光源
を設け、この光源からの赤外光により得られる赤外光画
像データから原稿のキズや塵等を判別してファインスキ
ャン後の画像データの補正を行うようにしている(特開
2001−16413号、特開2001−111795
号、特開2001−144908号公報記載)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿表
面の塵やキズの検出を赤外光で行う場合には、別途に赤
外線で原稿を照明する必要がある他に、赤外光の画像デ
ータに基づきキズ消し等の演算を行う必要がある。この
ため、キズ消し等の処理に時間がかかり、画像の読み取
りを効率良く行うことができないという問題がある。こ
れに対しては、高速処理が可能な演算処理機を用いるこ
とも可能であるが、この場合には高価な演算処理機が必
要になり、製造コストが上がってしまうという問題があ
る。
【0006】本発明は、キズ消し処理を含む画像読み取
りを効率よく行えるようにした画像読取装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像読取装置は、原稿を透過又は反射した
光源からの照射光を撮像素子により取り込むものであ
り、前記原稿の種類、画像のプリントサイズ、プリント
倍率の少なくとも1つの設定条件を入力する設定入力部
と、この設定入力部により入力された設定条件に応じ
て、得られた画像データの修正を行うか否かを判定する
判定部と、この判定部の判定結果により画像データの修
正を行うと判定された場合に、前記光源の発光により得
られた画像データに生じた不適正画素を修正する不適正
画素修正部と、これら各部を制御する制御部とを備えた
ものである。
【0008】また、前記制御部は、前記光源による発光
と、この発光時の前記撮像素子による撮像と、前記不適
正画素修正部による修正のための演算とにより、前記不
適正画素を修正することが好ましい。更に、前記設定入
力部により入力された設定条件に応じて、前記不適正画
素に対する修正レベルを変更できるようにしたことが好
ましい。なお、前記画像のプリントサイズが大きくなる
にしたがって、前記不適正画素に対する修正レベルを高
くすることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施した画像読
取装置を有するデジタルラボシステムの概略構成を示す
ブロック図である。デジタルラボシステム10は、CC
Dスキャナ11及び画像処理装置12からなる画像読取
装置13と、レーザプリンタ部14、プロセサ部15か
らなる画像出力装置16とから構成されている。
【0010】CCDスキャナ11は、ネガフイルムやリ
バーサルフイルム等の写真フイルムに記録されている画
像を読み取るためのものであり、例えば135サイズの
写真フイルムやIX240タイプの写真フイルムの他
に、110サイズ、120や220サイズ(ブローニサ
イズ)等の各種写真フイルムの画像を読み取ることがで
きる。また、このCCDスキャナ11では、専用のマウ
ントキャリアを用いることにより、スライドマウントの
写真フイルムも読み取ることも可能である。
【0011】画像処理装置12は、CCDスキャナ11
から出力された画像データに対して各種の補正等の画像
処理を行う。また、プレスキャン時にはその画像データ
に基づきファインスキャン時の読取条件を演算する。そ
して、この読取条件で写真フイルムの画像をファインス
キャンし、画像処理した後に記録用画像データとしてレ
ーザプリンタ部14に出力する。画像処理としては、グ
レイバランス調整、階調補正、および濃度(明るさ)調
整、マトリクス(MTX)による撮影光源種補正や画像
の彩度調整(色調整)がある。この他に、電子変倍処
理、覆い焼き処理(濃度ダイナミックレンジの圧縮/伸
長)、シャープネス(鮮鋭化)処理等が行われる。これ
らの処理には、ローパスフィルタ、加算器、LUT、M
TX等が用いられ、これらを適宜組み合わせることで、
平均化処理や補間演算等が実施される。
【0012】この画像処理装置12は、画像処理済みの
画像データを画像ファイルとして外部装置19に出力す
ることができる。例えば、メモリカードやCD−ROM
等の記憶媒体19aに記録させたり、通信回線を介して
他の情報処理機器19bに送信したりする。
【0013】レーザプリンタ部14は、R,G,Bのレ
ーザ光源及び変調部を備えている。そして、変調部によ
り記録用画像データに基づきレーザ光源からの各レーザ
を変調させ、この変調光により印画紙を走査露光して画
像を記録する。プロセサ部15は、走査露光済みの印画
紙に対して発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を
行い、現像処理する。これにより、印画紙上に画像が形
成される。
【0014】図2は、CCDスキャナ11の光学的構成
を示す正面図である。このCCDスキャナ11は、光源
21、光拡散ボックス22からなる光源部23と、レン
ズユニット24及びエリアCCD25からなる撮像部2
6とから構成される。
【0015】光源21は、基板27上に赤色(R)、緑
色(G)、青色(B)、赤外(IR)の光を発するLE
D素子21R、21G、21B、21IRをそれぞれ複
数、マトリクス状に配置している。従って、各色LED
素子21R、21G、21B、21IRを単独で点灯さ
せることにより、R光、G光、B光、IR光を写真フイ
ルムに照射することができる。なお、符号28は、LE
Dドライバである。
【0016】赤外LED素子21IRは、画像における
傷や塵埃の付着の検出を行うために使用されるものであ
る。この赤外LED素子21IRの発光で得られたIR
画像データはR、G、B各色画像データとともに画像処
理装置12へ入力される。画像処理装置12では、IR
画像データの出力値が閾値を下回っている画素を、コマ
画像においてキズや塵の付着がある不適正画素として検
出し、R、G、B各色画像データの該当画素の周囲のデ
ータに基づいて該当画素を補間等により修正する。これ
により、画像処理装置12は、不適正画素修正部として
機能する。なお、画像処理装置12でのキズ消し処理の
具体的な方法は、特開2001−8005、特開200
1−24884、特開2001−36749号公報に記
載してあるため、ここでは省略する。
【0017】この光源21の下方には、冷却ファン30
が設けられている。LED素子は、温度変動に伴い発光
量や発光スペクトルが変化しやすい。そこで、冷却ファ
ン30を回転させて光源21の温度を所定範囲内に保つ
ことで、LED素子の発光量や発光スペクトルを一定に
保持する。この冷却ファン30の駆動制御は、光源21
の近傍に設けられた、例えばサーミスタ等の温度センサ
(図示せず)の検出値により行われる。
【0018】光源21の上部には、光拡散ボックス22
が配置されている。光拡散ボックス22は、光軸に対し
て垂直な拡散板35に入射した光を、光出射部となる拡
散板36から拡散光として射出し、読取位置に支持され
た写真フイルム38へ照射する。光拡散ボックス22か
ら射出される光を拡散光にすることで、写真フイルム3
8に照射される光の光量ムラが低減され、写真フイルム
38に対して均一な光量の光が照射されると共に、写真
フイルム38に傷が付いていたとしてもこの傷が目立ち
にくくなる。
【0019】この光拡散ボックス22の側面には導光管
40が取り付けられている。この導光管40は、光拡散
ボックス22での光を取り込んで、光電変換素子41に
導く。光電変換素子41は、導電管40からの光を検出
し、制御部42にフィードバックすることにより、各色
LED素子の出力を制御して点灯時の輝度の変動を抑制
する。
【0020】光拡散ボックス22の上方には、フイルム
キャリア44が配置される。このフイルムキャリア44
では、画像読み取りが行われる写真フイルム38をコマ
送りすることで各画像を光軸上の読取位置へと送り込む
ことができる。
【0021】このフイルムキャリア44の下部にはロア
マスク45が配置されている。このロアマスク45は、
額縁状に形成されており、その中心に形成された開口が
マスク開口46となる。このロアマスク45は、マスク
開口46の中心が光軸上に位置するように配置される。
【0022】写真フイルム38の上方には、アッパーマ
スク48が配置されている。このアッパーマスク48も
ロアマスク45と同様に、額縁形状に形成されている。
このアッパーマスク48は、写真フイルム38の搬送中
は、フイルムキャリア44の上方に退避し、画像読取時
には下方に移動して、ロアマスク45とともに読取位置
にある写真フイルム38を挟持する。なお、符号49
は、マスク開口である。
【0023】フイルムキャリア44の上部には、光軸L
に沿ってレンズユニット24及びエリアCCD25が順
に配置されている。レンズユニット24は、写真フイル
ム38に記録された画像をエリアCCD25の受光面に
結像させる。レンズユニット24はレンズモータ(図示
せず)により光軸Lに沿って移動可能に構成されてお
り、これにより倍率変更が行われる。また、写真フイル
ム38とエリアCCD25との距離(共役長)を変化さ
せることによりピント合わせが行われる。
【0024】エリアCCD25は、マトリックスに配置
されたCCDセルから構成されている。このエリアCC
D25はCCDドライバ50により制御され、写真フイ
ルム38の画像を各色毎に読み取る。そして、エリアC
CD25により読み取られた各色の画像データは、A/
D変換器51を介して画像処理装置12へと出力され
る。この画像読み取りは写真フイルム38の画像を低解
像度で読み取るプレスキャンと、高解像度で読み取るフ
ァインスキャンがある。そして、ファインスキャンの前
にプレスキャンが行われ、プレスキャンでの画像データ
に基づいてファインスキャン時の読取条件が決定され
る。
【0025】設定入力部53では、写真フイルム38の
種類、プリントサイズ、プリント倍率等の設定条件を入
力することができる。この設定条件は、制御部42を介
してキズ処理判定部55に入力される。なお、この設定
条件の入力は、オペレータによるマニュアル入力の他
に、LSIカード等により予め書き込まれたプリント指
示データに基づき、自動的に行ってもよい。
【0026】キズ処理判定部55では、写真フイルム3
8の種類、プリントサイズ、プリント倍率と、赤外LE
D素子21IRを発光させて行うキズ消し処理の有無が
テーブルデータとして記憶されている。そして、設定入
力部53から入力された設定条件を基にして、赤外LE
D素子21IRを発光させてキズ消し処理を行うか否か
を判定する。発光させる場合にはファインスキャン時の
R、G、B各色LED素子の発光後に赤外LED素子2
1IRを発光させる。例えば、写真フイルム38がブロ
ーニフイルムや、135型のリバーサルフイルムの場合
には、キズ処理判定部55では、プリントサイズ、プリ
ント倍率に関わらずキズ消し処理を行うと判定する。
【0027】一方、135型のネガフイルムや、IX2
40型の写真フイルムの場合には、各コマ画像のプリン
ト倍率及びプリントサイズの入力値から赤外LED素子
21IRを発光させるか否かの判定を行う。例えば、プ
リント倍率Xが基準値S(例えば4.5倍)よりも大き
い高倍率の場合には、赤外LED素子21IRを発光さ
せてキズ消し処理を行うと判定する。また、プリントサ
イズが4R(はがきサイズ、102×152mm)以上
の場合にもキズ消し処理を行うと判定する。なお、プリ
ントサイズが、ハイビジョン(H)サイズ(89×15
8mm)、パノラマ(P)サイズ(89×254m
m)、Lサイズ(89×127mm)の場合にはキズ消
し処理を行わないと判定する。これら判定結果は制御部
42及び画像処理装置12に出力する。これら判定結果
をもとに、制御部42では赤外LED素子21IRの発
光を制御する。なお、この判定の基準は、上記形態に限
定する必要はなく、適宜変更してよい。
【0028】次に、本実施形態の作用について図3及び
図4のフローチャートを参照して説明する。まず、現像
処理が行われた写真フイルム38をフイルムキャリア4
4にセットする。そして、設定入力部53で、写真フイ
ルムの種類、各コマ画像のプリントサイズ及びプリント
倍率の設定条件を入力する。キズ処理判定部では、これ
らの設定条件にに基づいてキズ消し処理を行うか否かの
判定をする。例えば、画像読み取りを行う写真フイルム
がブローニフイルムや135型のリバーサルフイルムの
場合にはキズ消し処理を行うと判定する。
【0029】一方、135型のネガフイルムやIX24
0型の写真フイルムの場合には、プリント倍率及びプリ
ントサイズからキズ消し処理を行うか否かを判定する。
設定入力部53で入力した設定条件が、例えばプリント
倍率Xが基準値S(例えば4.5倍)以上の場合、又は
プリントサイズが4R以上の場合には、キズ消し処理を
行うと判定する。なお、集合写真、ポストカード、証明
写真等の特殊プリントを行う場合には、写真フイルムの
種類、プリントサイズ、プリント倍率に関わらず、キズ
消し処理を行うと判定する。
【0030】写真フイルム38の読取対象コマが読取位
置にセットされると、まずプレスキャンが行われる。こ
のプレスキャンで得られた画像データからファインスキ
ャン時の読取条件が設定されると、その読取条件に基づ
いてR、G、B各色LED素子21R、21G、21B
を順次発光させてファインスキャンを行う。その後、赤
外LED素子21IRを発光させ、写真フイルム38の
表面のキズや光路上の塵埃等をエリアCCD25で読み
取る。これらLED素子の発光によりエリアCCD25
で得られた各色画像データ及びIR画像データは、画像
処理装置12に送られる。画像処理装置12ではキズ消
し処理用の演算を行い、キズや塵等による不適正画素が
特定される。そして、不適正画素に隣接する画素に基づ
いてキズ消し処理が行われる。
【0031】一方、キズ処理判定部55でキズ消し処理
を行わないと判定した場合、ファインスキャンでは、
R、G、B各色LED素子21R、21G、21Bによ
る画像読み取りのみが行われる。そして、各色画像デー
タが画像処理装置12に送られて画像処理が行われる。
画像処理装置での各処理が終了すると、次の読取対象コ
マの画像読み取りが上記と同様にして行われる。これに
より、画像読み取りを効率よく行うことができる。
【0032】本実施形態では、設定条件として印画紙の
種類を挙げなかったが、印画紙の種類に応じてキズ消し
処理を行うようにしてもよい。この場合、高品位ペーパ
ーを使う場合に、ファインスキャンでIR光を発光させ
るように制御する。
【0033】本実施形態では、光源としてR、G、B光
を発するLED素子とIR光を発するLED素子とを同
一基板上に格子状に配置させたが、画像読み取り用とし
てハロゲンランプを用いてもよい。この場合、例えば特
開2001−16413号のように、切り換え用のミラ
ーを用いることで、例えば、赤外LED素子の光軸とハ
ロゲンランプの光軸とが直交するように配置されていて
も、必要に応じてミラーをスライドさせる、又は回動さ
せることにより、ハロゲンランプの発光により得られる
画像データと、赤外LED素子の発光により得られるI
R画像データとを一致させることができる。また、ハロ
ゲンランプを用いた場合には、IR光のみを通過するI
Rカットフイルタと、IRカットフイルタとを交互に照
射光路内に挿入させることにより、画像データとIR画
像データとを得ることができる。そして、これら画像デ
ータを用いた不適正箇所の修正を行う。
【0034】なお、本実施形態では、読み取り対象コマ
を読取位置にセットした後に、プレスキャン及びファイ
ンスキャンを行うようにしたが、本発明はこれに限定さ
れることはなく、フイルムの一方向の送りでプレスキャ
ンを一括して行い、次にフイルムを他方向に送ってファ
インスキャンを一括して行う場合に適用してもよい。ま
た、本実施形態のように、エリアCCDにより画像を一
度に読み取るほかに、部分的に読み取ってもよく、ま
た、ラインCCDを用いてフイルムを送りながら画像を
読み取ってもよい。
【0035】本実施形態では、キズ処理判定部でキズ消
し処理を行うか否かの判定のみを行うようにしたが、プ
リントサイズに応じてキズ消し処理のレベルを変更する
ようにしてもよい。図5に示すように、例えば135型
のネガフイルムのプリント処理を行う際に、プリントサ
イズが89mm×127mm及び102mm×152m
mに設定された場合には、キズ処理判定部55ではキズ
消し処理を行わないと判定する。一方、プリントサイズ
が127mm×178mmに設定された場合にはキズ消
し処理判定部55ではキズ消しレベルを弱にして、20
4mm×254mmの場合にはキズ消しレベルを中にし
て、254mm×304mmの場合にはキズ消しレベル
を強にして、キズ消し処理を行うと判定する。
【0036】また、図6に示すように、IX240型の
写真フイルムのプリント処理の際には、キズ消し処理判
定部55では、プリントサイズが89mm×127m
m、102mm×152mmに設定された場合にはキズ
消し処理を行わないと判定する。一方、89mm×25
4mmに設定された場合にはキズ消しレベルを弱にし
て、204mm×254mmに設定された場合にはキズ
消しレベルを中にして、254mm×304mmに設定
された場合にはキズ消しレベルを強にしてキズ消し処理
を行うと判定する。また、図7に示すように、120サ
イズのブローニフイルムからのプリント処理の際には、
プリントサイズが102mm×152mm及び127m
m×178mmに設定された場合にはキズ消しレベルを
中にして、プリントサイズが204mm×254mm、
254mm×304mm及び304mm×406mmに
設定された場合にはキズ消しレベルを強にしてキズ消し
処理を行うと判定する。これにより、プリントサイズに
合わせた効率のよいキズ消し処理を行うことが可能とな
る。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像読取装置に
よれば、前記原稿の種類、画像のプリントサイズ、プリ
ント倍率の少なくとも1つの設定条件を入力する設定入
力部と、この設定入力部により入力された設定条件に応
じて、得られた画像データの修正を行うか否かを判定す
る判定部と、この判定部の判定結果により画像データの
修正を行うと判定された場合に、前記光源からの照射光
により得られた画像データに生じた不適正画素を修正す
る不適正画素修正部と、これら各部を制御する制御部と
を備えたので、必要な画像に対してのみキズ消し処理を
行うことができるので、プリント処理を効率よく行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したデジタルラボシステムの構成
を示すブロック図である。
【図2】CCDスキャナの構成を示す正面図である。
【図3】画像読み取り時の流れを示すフローチャートで
ある。
【図4】キズ消し処理判定の流れを示すフローチャート
である。
【図5】135型ネガフイルムの場合のプリントサイズ
及びキズ消し処理のレベルをまとめた表である。
【図6】IX240型フイルムの場合のプリントサイズ
及びキズ消し処理のレベルをまとめた表である。
【図7】ブローニフイルムの場合のプリントサイズ及び
キズ消し処理のレベルをまとめた表である。
【符号の説明】
10 デジタルラボシステム 11 CCDスキャナ 21 光源 38 写真フイルム 42 制御部 53 設定入力部 55 キズ処理判定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を透過又は反射した光源からの照射
    光を撮像素子により取り込む画像読取装置において、 前記原稿の種類、画像のプリントサイズ、プリント倍率
    の少なくとも1つの設定条件を入力する設定入力部と、
    この設定入力部により入力された設定条件に応じて、得
    られた画像データの修正を行うか否かを判定する判定部
    と、この判定部の判定結果により画像データの修正を行
    うと判定された場合に、前記光源の発光により得られた
    画像データに生じた不適正画素を修正する不適正画素修
    正部と、これら各部を制御する制御部とを備えたことを
    特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記光源の発光と、この
    発光時の前記撮像素子による撮像と、前記不適正画素修
    正部による修正のための演算とにより、前記不適正画素
    を修正することを特徴とする請求項1記載の画像読取装
    置。
  3. 【請求項3】 前記設定入力部により入力された設定条
    件に応じて、前記不適正画素に対する修正レベルを変更
    できるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記画像のプリントサイズが大きくなる
    にしたがって、前記不適正画素に対する修正レベルを高
    くすることを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
JP2002162867A 2001-08-28 2002-06-04 画像読取装置 Pending JP2003152970A (ja)

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JP2002162867A JP2003152970A (ja) 2001-08-28 2002-06-04 画像読取装置
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