JP2603310Y2 - 通信ケーブル - Google Patents
通信ケーブルInfo
- Publication number
- JP2603310Y2 JP2603310Y2 JP1993047811U JP4781193U JP2603310Y2 JP 2603310 Y2 JP2603310 Y2 JP 2603310Y2 JP 1993047811 U JP1993047811 U JP 1993047811U JP 4781193 U JP4781193 U JP 4781193U JP 2603310 Y2 JP2603310 Y2 JP 2603310Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slack
- unit
- cable
- assembled
- communication cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、通信ケーブルに関す
るもので、特にたるみ付集合ケーブルにおけるたるみ量
の向上を図ったものである。
るもので、特にたるみ付集合ケーブルにおけるたるみ量
の向上を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】図2において、10はサブユニットであ
り、たとえば10対の対またはカッドをたるみ付集合した
ものである。このサブユニット10を多数、たとえば5
条、ほぼ円形になるように、たるみ付集合し、押え巻1
2を施して、たとえば50対のユニット20を構成する。
そして、このユニット20をさらにたるみ付集合して、
ケーブル30を構成する。22はシースを示す。
り、たとえば10対の対またはカッドをたるみ付集合した
ものである。このサブユニット10を多数、たとえば5
条、ほぼ円形になるように、たるみ付集合し、押え巻1
2を施して、たとえば50対のユニット20を構成する。
そして、このユニット20をさらにたるみ付集合して、
ケーブル30を構成する。22はシースを示す。
【0003】なお、たるみ付集合は、よく知られている
とおり、図3に模型的に示すように、たとえばサブユニ
ット10を撚合わせ集合するに際して、右撚14と左撚
15を交互に繰り返すことである。このようにすると折
返し部16に、たるみ18が生じ(図4)、接続作業が
しやすくなる。
とおり、図3に模型的に示すように、たとえばサブユニ
ット10を撚合わせ集合するに際して、右撚14と左撚
15を交互に繰り返すことである。このようにすると折
返し部16に、たるみ18が生じ(図4)、接続作業が
しやすくなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図2のように、ユニッ
ト20を同心円状に撚り合わせてケーブルを構成したと
き、中心にあるユニット21(この図の場合は1条)の
たるみ量は、外側にあるユニット20のたるみ量よりも
少ない。したがって、接続作業の障害になる。なお、図
2においては、各サブユニット10の断面を完全な円で
示しているので、中央に大きな隙間ができているように
見えるが、実際は、各サブユニット10が集合されると
き、つぶれるので、中央の隙間はもっと小さくなってい
る。
ト20を同心円状に撚り合わせてケーブルを構成したと
き、中心にあるユニット21(この図の場合は1条)の
たるみ量は、外側にあるユニット20のたるみ量よりも
少ない。したがって、接続作業の障害になる。なお、図
2においては、各サブユニット10の断面を完全な円で
示しているので、中央に大きな隙間ができているように
見えるが、実際は、各サブユニット10が集合されると
き、つぶれるので、中央の隙間はもっと小さくなってい
る。
【0005】なお、たるみ量は、図5のように、ケーブ
ル30に張力P1をかけた状態で、シース22を取り去
り、かつユニット20の押え巻12も取り去り、隣接し
ない2つのサブユニット10をケーブルと直角方向にP
2の力で引張ったときに生ずる、間隔AまたはBを言
う。
ル30に張力P1をかけた状態で、シース22を取り去
り、かつユニット20の押え巻12も取り去り、隣接し
ない2つのサブユニット10をケーブルと直角方向にP
2の力で引張ったときに生ずる、間隔AまたはBを言
う。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1に例示するように、
中心層のユニット21を、中心に介在24があり、その
回りにサブユニット10をたるみ付集合した構造にす
る。
中心層のユニット21を、中心に介在24があり、その
回りにサブユニット10をたるみ付集合した構造にす
る。
【0007】
【作用】中心に介在24があり、その回りにサブユニッ
ト10をたるみ付集合した構造にすると、介在24の無
い従来の場合に比べて、サブユニット10の層心径d
(図3)が大きくなる。そのため、他の条件(集合ピッ
チ、反転ピッチ、シース22の除去長さ等)が同じとす
ると、たるみ量が多くなる。
ト10をたるみ付集合した構造にすると、介在24の無
い従来の場合に比べて、サブユニット10の層心径d
(図3)が大きくなる。そのため、他の条件(集合ピッ
チ、反転ピッチ、シース22の除去長さ等)が同じとす
ると、たるみ量が多くなる。
【0008】
【実施例】[ユニット21について] 図1(b)に、ユニット21だけを取り出して示した。
介在24には、外径6.0mmのプラスチックパイプを用い
た。この介在24を中心にして、その回りに、外径4.60
mmの10対のサブユニット10を、5条、たるみ付集合し
た。そのときの、撚りピッチは240mmで、また5/4ピッ
チ置きに反転した(反転長300mm、反転角450°)。そし
て押え巻12を施して50対のユニット21を構成した。
介在24には、外径6.0mmのプラスチックパイプを用い
た。この介在24を中心にして、その回りに、外径4.60
mmの10対のサブユニット10を、5条、たるみ付集合し
た。そのときの、撚りピッチは240mmで、また5/4ピッ
チ置きに反転した(反転長300mm、反転角450°)。そし
て押え巻12を施して50対のユニット21を構成した。
【0009】[ケーブル30について] 上記のユニット21の回りに、50心のユニット20を7
条、たるみ付集合して、ケーブル30を構成した。外層
のユニット20には、介在24を入れなかった。
条、たるみ付集合して、ケーブル30を構成した。外層
のユニット20には、介在24を入れなかった。
【0010】[たるみ量について] このケーブル30について、400mmにわたってケーブル
シース22を取り除き(図5参照)、かつユニット21
の押え巻12も取り除き、隣接しないサブユニット10
に9.8NのP2を加えたとき、たるみ量Aは約45mmであっ
た。これに対して、従来の図2のユニット21の場合
は、たるみ量Aは約20mmであった。
シース22を取り除き(図5参照)、かつユニット21
の押え巻12も取り除き、隣接しないサブユニット10
に9.8NのP2を加えたとき、たるみ量Aは約45mmであっ
た。これに対して、従来の図2のユニット21の場合
は、たるみ量Aは約20mmであった。
【0011】
【考案の効果】少数の対またはカッドを撚合わせ集合し
たサブユニットがたるみ付集合されてユニットを構成し
ており;前記ユニットがさらに同心円状にたるみ付集合
されている、通信ケーブルにおいて、中心層のユニット
21を;中心に介在24があり、その回りにサブユニッ
トサブユニット10をたるみ付集合した構造にしたの
で、ユニット20を同心円状に撚り合わせたケーブルの
場合においても、中心にあるユニット21のたるみ量を
多くすることができる。したがって、接続作業がし易く
なる。
たサブユニットがたるみ付集合されてユニットを構成し
ており;前記ユニットがさらに同心円状にたるみ付集合
されている、通信ケーブルにおいて、中心層のユニット
21を;中心に介在24があり、その回りにサブユニッ
トサブユニット10をたるみ付集合した構造にしたの
で、ユニット20を同心円状に撚り合わせたケーブルの
場合においても、中心にあるユニット21のたるみ量を
多くすることができる。したがって、接続作業がし易く
なる。
【図1】本考案の実施例に係るもので、(a)はケーブ
ル断面の説明図、(b)はユニット21の断面の説明
図。
ル断面の説明図、(b)はユニット21の断面の説明
図。
【図2】従来技術の説明図。
【図3】たるみ付集合の説明図。
【図4】たるみ付集合により、たるみが発生することの
説明図。
説明図。
【図5】たるみ量の説明図。
10 サブユニット 12 押え巻 14 右撚り 15 左撚り 16 折返し部 18 たるみ 20 ユニット 21 中心層のユニット 22 シース 24 介在 30 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 11/00 H01B 11/02
Claims (1)
- 【請求項1】 少数の対またはカッドを撚合わせ集合し
たサブユニットが、たるみ付集合されてユニットを構成
しており;前記ユニットがさらに同心円状にたるみ付集
合されている、通信ケーブルにおいて、 中心層の前記ユニットの構造が、 中心に介在があり、その回りに前記サブユニットがたる
み付集合されているものである、通信ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993047811U JP2603310Y2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 通信ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993047811U JP2603310Y2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 通信ケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727022U JPH0727022U (ja) | 1995-05-19 |
JP2603310Y2 true JP2603310Y2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=12785755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993047811U Expired - Lifetime JP2603310Y2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 通信ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603310Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5805734B2 (ja) * | 2013-11-18 | 2015-11-04 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | 複合ケーブル |
-
1993
- 1993-08-10 JP JP1993047811U patent/JP2603310Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0727022U (ja) | 1995-05-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071217 Year of fee payment: 8 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217 Year of fee payment: 9 |