JPH09147630A - 自動車用ワイヤーハーネス装置及びその製造方法 - Google Patents

自動車用ワイヤーハーネス装置及びその製造方法

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JPH09147630A
JPH09147630A JP7310357A JP31035795A JPH09147630A JP H09147630 A JPH09147630 A JP H09147630A JP 7310357 A JP7310357 A JP 7310357A JP 31035795 A JP31035795 A JP 31035795A JP H09147630 A JPH09147630 A JP H09147630A
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strip
shaped sheet
wire harness
sheet member
portions
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JP7310357A
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Sadahisa Endo
禎久 遠藤
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Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数本の各ケーブルからなる二群の各ワイヤ
ーハーネスの幹線部分をフラット状に並列接合して帯状
シート部材内に二層構造による積層状態で正確かつ容易
に抱持させるようにする。 【解決手段】 所要の幅及び長さ寸法に裁断された一連
の帯状シート部材10を用い、該帯状シート部材10の
両側縁部11,12及び中間折り曲げ部13を除いて対
称位置を占めるそれぞれの各保持部14,15に対し、
複数本の各ケーブル21,31からなる一群づつの各ワ
イヤーハーネス20,30の幹線部分をそれぞれフラッ
ト状に並列して接合させると共に、帯状シート部材10
を中間折り曲げ部13で折り曲げて各ワイヤーハーネス
20,30の幹線部分が二層に積層されるように抱き合
わせた状態のままで、該帯状シート部材10の両側縁部
11,12を相互に接合して全体を一体的に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の電装回
路の接続に用いられるワイヤーハーネス装置及びその製
造方法に関し、さらに詳しくは、複数本の各ケーブルか
らなる二群の各ワイヤーハーネスの幹線部分をフラット
状に並列接合して帯状シート部材内に積層状態で抱持さ
せるためのワイヤーハーネス装置及びその製造方法の改
良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の自動車の電装回路に用
いられるワイヤーハーネス装置は、複数本の各ケーブル
からなるワイヤーハーネスの幹線部分を一括した状態に
テープ巻きして集束させておき、該幹線部分から個々の
ケーブルをそれぞれに導出して端部に接続のための接続
コネクタを取り付けたものであり、通常の場合、このよ
うに集束された各ケーブルの幹線部分を自動車の各フレ
ーム相互間内,各パネル相互間内,車殻内等の比較的狭
められた空間に配索して適宜に固定させた上で、該幹線
部分から振り分けて導出した各ケーブルの接続コネクタ
を該当するそれぞれの電装回路部分に接続させるように
している。
【0003】しかし、このように複数本からなる各ケー
ブルの幹線部分を集束したワイヤーハーネスでは、該集
束に伴って幹線部分の外形形状が必然的に膨らんで大き
くなることから、各フレーム相互間内,各パネル相互間
内,車殻内等の限られた空間内に配索するのが決して容
易ではなく、最近のように内装される電装品の個数が多
くなると、このような不利がより一層顕在化するという
不利がある。
【0004】そこで、このような点を改善するために、
従来は、図6に示すように構成された自動車用ワイヤー
ハーネス装置Bが提案されている。
【0005】この既提案に係るワイヤーハーネス装置B
は、一組二枚の各帯状シート部材50,60間に一群づ
つのワイヤーハーネス70,80をフラット状のままで
二列に積層して抱持させたものであり、その製造方法を
図7ないし図9に示す。
【0006】すなわち、これらの図7ないし図9に示す
製造方法おいて、従来のワイヤーハーネス装置Bは、所
要の幅及び長さ寸法に裁断された一組二枚の各帯状シー
ト部材50,60を用い、該各帯状シート部材50,6
0の各側縁部51a,51bと61a,61bを除いた
それぞれの各中間部52,62に対し、所要本数の各ケ
ーブル71,81からなる二群のワイヤーハーネス7
0,80の幹線部分をそれぞれフラット状に並列して接
合させ(図7を参照)ると共に、これらの各帯状シート
部材50,60の相互をそれぞれの各ワイヤーハーネス
70,80列が重ねられて抱き合わされるように二層に
配置し(図8を参照)た上で、各帯状シート部材50,
60のそれぞれに対向する各側縁部51aと61a,5
1bと61bを相互に接合させ(図9を参照)ることに
より、各帯状シート部材50,60間内に二群のワイヤ
ーハーネス70,80の幹線部分を二層構造で抱持させ
て全体を一体的に構成するのである。
【0007】従って、上記のように製造される従来のワ
イヤーハーネス装置Bでは、二層構造による各ワイヤー
ハーネス70,80をそれぞれに各側縁部51aと61
a,51bと61bが接合された各帯状シート部材5
0,60内に抱持させることができるのであり、この従
来例の場合には、結果的により一層多数本のケーブル,
つまり、所要本数の各ケーブル71,81をフラット状
に薄くされた二層の積層状態のままで、比較的狭められ
た空間内に対して容易に配索し得るのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動車用ワイヤーハーネス装置の場合には、予め所
要の幅及び長さ寸法に裁断された一組二枚の各帯状シー
ト部材50,60を準備する必要があって、該各帯状シ
ート部材50,60の裁断工数が多いこと、それに、該
各帯状シート部材50,60のそれぞれ各中間部52,
62に対する二群のワイヤーハーネス70,80の幹線
部分,換言すると、所要本数の各ケーブル71,81の
幹線部分をそれぞれフラット状に並列して接合させるの
が必ずしも容易ではないこと、さらに、該各帯状シート
部材50,60の相互をそれぞれの各ワイヤーハーネス
70,80列が正確に重ねられて抱き合わされるように
配置しなければならず、しかも、その後、該配置された
各帯状シート部材50,60のそれぞれに対向する各側
縁部51aと61a,51bと61bの相互を二箇所で
共に接合させなければならないこと等のために、作業工
数が比較的多くなり、製造コストもまた高価になるもの
で、一層の作業工数の削減による安価な提供が求められ
るという課題があった。
【0009】この発明は、このような従来の問題点を解
消するためになされたもので、その目的とするところ
は、複数本の各ケーブルからなる二群の各ワイヤーハー
ネスの幹線部分をフラット状に並列接合して帯状シート
部材内に二層構造による積層状態で正確かつ容易に抱持
させるようにしたワイヤーハーネス装置及びその製造方
法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係る請求項1に記載の自動車用ワイヤー
ハーネス装置は、所要の幅及び長さ寸法に裁断された一
連の帯状シート部材を用い、前記帯状シート部材の両側
縁部及び中間折り曲げ部を除いて対称位置を占めるそれ
ぞれの各保持部に対し、複数本の各ケーブルからなる一
群づつの各ワイヤーハーネスの幹線部分をそれぞれフラ
ット状に並列して接合させると共に、前記帯状シート部
材を中間折り曲げ部で折り曲げて各ワイヤーハーネスの
幹線部分が二層に積層されるように抱き合わせた状態の
まま、該帯状シート部材の両側縁部を相互に接合して全
体を一体的に構成したことを特徴としている。
【0011】また、この発明に係る請求項2に記載の自
動車用ワイヤーハーネス装置の製造方法は、所要の幅及
び長さ寸法に裁断されて、両側縁部及び中間折り曲げ部
の各所要範囲を除いた対称位置にそれぞれの各保持部を
形成した一連の帯状シート部材を準備する第1の工程
と、前記帯状シート部材の中間折り曲げ部に対して整列
用治具を配置させる第2の工程と、前記整列用治具を基
準にして、前記帯状シート部材の各保持部に対し、複数
本の各ケーブルからなる一群づつの各ワイヤーハーネス
の幹線部分をそれぞれフラット状に並列して接合させる
第3の工程と、前記各保持部への各ワイヤーハーネスの
幹線部分の接合後に、前記整列用治具を除去する第4の
工程と、前記整列用治具の除去後に、前記帯状シート部
材を中間折り曲げ部で折り曲げて、前記接合した各ワイ
ヤーハーネスの幹線部分が二層に積層されるように抱き
合わせた状態に保持する第5の工程と、前記二層に抱き
合わせた状態で対向される帯状シート部材の両側縁部を
相互に接合して全体を一体的に構成する第6の工程とを
含むことを特徴としている。
【0012】従って、これらの請求項1の自動車用ワイ
ヤーハーネス装置,及び請求項2の自動車用ワイヤーハ
ーネス装置の製造方法では、二群の各ワイヤーハーネス
の幹線部分がフラット状に積層された二層構造によって
共通の帯状シート部材内に正確に抱持される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る自動車用ワ
イヤーハーネス装置及びその製造方法の実施の形態につ
き、図1ないし図5を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、この実施形態例を適用した自動車
用ワイヤーハーネス装置の概要構成を示す断面斜視図で
ある。また、図2ないし図5は、この実施形態例による
ワイヤーハーネス装置の製造手順を順次に示すもので、
図2は、同上実施形態例を適用したワイヤーハーネス装
置の製造方法に用いる帯状シート部材の態様を示す斜視
説明図であり、図3は、同上図2の態様の帯状シート部
材への二群の各ワイヤーハーネスの幹線部分をそれぞれ
フラット状に並列接合させた状態を示す斜視説明図、図
4は、同上図3の状態の帯状シート部材を折り曲げて二
群の各ワイヤーハーネスの幹線部分をフラット状のまま
で抱き合わせた状態を示す斜視説明図、図5は、同上図
4の状態の帯状シート部材の各側縁部を相互に接合させ
て二群の各ワイヤーハーネスの幹線部分をフラット状の
まま二層構造で一体化抱持した状態を示す端面説明図で
ある。
【0015】これらの各図に示す装置構成,及び製造方
法にあって、本自動車用ワイヤーハーネス装置Aにおい
ては、所要の幅及び長さ寸法,つまり、後述するように
二群の各ワイヤーハーネス20,30の幹線部分をそれ
ぞれ二層に積層した状態で抱持し得る寸法形状に裁断さ
れた一連の帯状シート部材10と、同様に、後述するよ
うに各ワイヤーハーネス20,30の幹線部分を帯状シ
ート部材10の所定位置に位置決めして配置させるため
の整列用治具40とを用いる。
【0016】ここで、前記帯状シート部材10について
は、長手方向に沿う両側縁部11,12と、長手幅方向
中間部の中間折り曲げ部13と、それに、一方の側縁部
11と中間折り曲げ部13間での第1の保持部14と、
他方の側縁部12と中間折り曲げ部13間での該第1の
保持部14と対称位置を占める第2の保持部15との各
所要範囲にそれぞれ仮に区分され(図2を参照)てお
り、特に、中間折り曲げ部13については、後述する折
り曲げに際して、内部に抱持する各ワイヤーハーネス2
0,30列が相互に離間しない程度の幅範囲に設定さ
れ、かつ前記整列用治具40は、該中間折り曲げ部13
の全域を覆うだけの所要の幅及び長さ寸法を有して、各
ワイヤーハーネス20,30列の第1,第2の各保持部
14,15面への整列のためのいわゆるアタッチメント
としての役割りを果す。
【0017】そして、前記帯状シート部材10の中間折
り曲げ部13に対しては、先ず、前記整列用治具40を
配置させておき、この状態で、該帯状シート部材10の
両側縁部11,12及び中間折り曲げ部13を除いた対
称位置での第1,第2の各保持部14,15に対し、こ
こでの中間折り曲げ部13に配置させた整列用治具40
を基準にして、引続き、所定本数の各ケーブル21,3
1からなる一群づつの各ワイヤーハーネス20,30の
幹線部分を該整列用治具40の両側面に突き当てるよう
にしてそれぞれフラット状に並列させた状態で接合(図
3を参照)し、かつ該接合後に整列用治具40を取り除
く。
【0018】次に、前記各ワイヤーハーネス20,30
の幹線部分を接合した帯状シート部材10を中間折り曲
げ部13で折り曲げて、各ワイヤーハーネスの幹線部分
が二層に積層されるように抱き合わせた状態(図4を参
照)に保持した上で、このように二層に抱き合わせた状
態で対向される帯状シート部材10の両側縁部11,1
2を相互に接合して全体を一体的に構成する(図5を参
照)のである。
【0019】従って、上記のように製造される実施態様
例のワイヤーハーネス装置Aにおいては、結果的に、二
群の各ワイヤーハーネス20,30の幹線部分がフラッ
ト状に積層された二層構造によって共通の帯状シート部
材10内に正確に抱持されることになるもので、この状
態では、ワイヤーハーネス装置Aの全体が比較的偏平に
構成されることから、自動車の各フレーム相互間内,各
パネル相互間内,車殻内等の比較的狭められた空間内へ
の効果的な配索が可能になる。
【0020】そして、一方では、先に述べた従来でのよ
うに一組二枚の帯状シート部材を用いる場合とは異なっ
て、共通の帯状シート部材10を用いるために、該帯状
シート部材10の裁断工数を節減できるのであり、ま
た、整列用治具40を基準にして各ワイヤーハーネス2
0,30の幹線部分を第1,第2の各保持部14,15
面に整列させるようにしているから、該各幹線部分のフ
ラット状並列の作業を極めて容易かつ迅速に行ない得
る。さらに、各ワイヤーハーネス20,30の幹線部分
を接合した帯状シート部材10を中間折り曲げ部13で
折り曲げることで、各ワイヤーハーネスの幹線部分が二
層に積層されるように抱き合わせた後に、両側縁部1
1,12を相互に接合して全体を一体的に構成するよう
にしたから、ここでもまた、従来の場合のように各側縁
部の相互を二箇所で接合させるのとは異なって、一箇所
のみの接合でよく、このように装置製造のための作業工
数を格段に低減できるもので、製造コストも安価になる
等の利点があり、さらには、構造的にも極めて簡単で容
易に実施できるのである。
【0021】
【発明の効果】以上、実施の態様によって詳述したよう
に、この発明の請求項1の自動車用ワイヤーハーネス装
置によれば、所要の幅及び長さ寸法に裁断された一連の
帯状シート部材を用い、帯状シート部材の両側縁部及び
中間折り曲げ部を除いて対称位置を占めるそれぞれの各
保持部に対し、複数本の各ケーブルからなる一群づつの
各ワイヤーハーネスの幹線部分をそれぞれフラット状に
並列して接合させ、かつ帯状シート部材を中間折り曲げ
部で折り曲げて各ワイヤーハーネスの幹線部分が二層に
積層されるように抱き合わせた状態のまま、該帯状シー
ト部材の両側縁部を相互に接合して全体を一体的に構成
したので、二群の各ワイヤーハーネスの幹線部分をフラ
ット状に積層された二層構造によって共通の帯状シート
部材内に正確に抱持することができる。
【0022】また、この発明に係る請求項2に記載の自
動車用ワイヤーハーネス装置の製造方法によれば、所要
の幅及び長さ寸法に裁断されて、両側縁部及び中間折り
曲げ部の各所要範囲を除いた対称位置にそれぞれの各保
持部を形成した一連の帯状シート部材を準備し、帯状シ
ート部材の中間折り曲げ部に対して整列用治具を配置さ
せた上で、該整列用治具を基準にして、帯状シート部材
の各保持部に対し、複数本の各ケーブルからなる一群づ
つの各ワイヤーハーネスの幹線部分をそれぞれフラット
状に並列して接合させると共に、整列用治具を除去した
後に、帯状シート部材を中間折り曲げ部で折り曲げて、
各ワイヤーハーネスの幹線部分が二層に積層されるよう
に抱き合わせた状態に保持させ、さらに、帯状シート部
材の両側縁部を相互に接合して全体を一体的に構成する
ようにしたから、ここでも同様な効果が得られるほか
に、製造に際しての各作業工数の低減と作業の容易さと
を格段に図ることができて安価な提供を可能にし、併せ
て、構造的にも極めて簡単で容易に実施し得る等の優れ
た特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態例を適用した自動車用ワイ
ヤーハーネス装置の概要構成を示す断面斜視図である。
【図2】同上実施形態例を適用したワイヤーハーネス装
置の製造方法に用いる帯状シート部材の態様を示す斜視
説明図である。
【図3】同上実施形態例を適用したワイヤーハーネス装
置の製造方法における図2の態様の帯状シート部材への
二群の各ワイヤーハーネスの幹線部分をそれぞれフラッ
ト状に並列接合させた状態を示す斜視説明図である。
【図4】同上実施形態例を適用したワイヤーハーネス装
置の製造方法における図3の状態の帯状シート部材を折
り曲げて二群の各ワイヤーハーネスの幹線部分をフラッ
ト状のままで抱き合わせた状態を示す斜視説明図であ
る。
【図5】同上実施形態例を適用したワイヤーハーネス装
置の製造方法における図4の状態の帯状シート部材の各
側縁部を相互に接合させて二群の各ワイヤーハーネスの
幹線部分をフラット状のまま二層構造で一体化抱持した
状態を示す端面説明図である。
【図6】従来例によるこの種の自動車用ワイヤーハーネ
ス装置の概要構成を示す断面図である。
【図7】同上従来例によるワイヤーハーネス装置の製造
方法での帯状シート部材へのワイヤーハーネスの幹線部
分をフラット状に並列接合させた状態を示す斜視説明図
である。
【図8】同上従来例によるワイヤーハーネス装置の製造
方法での図7の状態の帯状シート部材の一組を対向させ
て二群の各ワイヤーハーネスの幹線部分をフラット状の
ままで抱き合わせる状態を示す斜視説明図である。
【図9】同上従来例によるワイヤーハーネス装置の製造
方法での図8の状態の帯状シート部材の上下の各側縁部
を相互に接合させて二群の各ワイヤーハーネスの幹線部
分をフラット状のまま二層構造で一体化抱持した状態を
示す端面図である。
【符号の説明】
A ワイヤーハーネス装置 10 帯状シート部材 11,12 側縁部 13 中間折り曲げ部 14,15 第1,第2の各保持部 20,30 ワイヤーハーネス 21,31 ケーブル 40 整列用治具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の幅及び長さ寸法に裁断された一連
    の帯状シート部材を用い、 前記帯状シート部材の両側部及び中間折り曲げ部を除い
    て対称位置を占めるそれぞれの各保持部に対し、複数本
    の各ケーブルからなる一群づつの各ワイヤーハーネスの
    幹線部分をそれぞれフラット状に並列して接合させると
    共に、 前記帯状シート部材を中間折り曲げ部で折り曲げて各ワ
    イヤーハーネスの幹線部分が二層に積層されるように抱
    き合わせた状態のまま、該帯状シート部材の両側縁部を
    相互に接合して全体を一体的に構成したことを特徴とす
    る自動車用ワイヤーハーネス装置。
  2. 【請求項2】 所要の幅及び長さ寸法に裁断されて、両
    側縁部及び中間折り曲げ部の各所要範囲を除いた対称位
    置にそれぞれの各保持部を形成した一連の帯状シート部
    材を準備する第1の工程と、 前記帯状シート部材の中間折り曲げ部に対して整列用治
    具を配置させる第2の工程と、 前記整列用治具を基準にして、前記帯状シート部材の各
    保持部に対し、複数本の各ケーブルからなる一群づつの
    各ワイヤーハーネスの幹線部分をそれぞれフラット状に
    並列して接合させる第3の工程と、 前記各保持部への各ワイヤーハーネスの幹線部分の接合
    後に、前記整列用治具を除去する第4の工程と、 前記整列用治具の除去後に、前記帯状シート部材を中間
    折り曲げ部で折り曲げて、前記接合した各ワイヤーハー
    ネスの幹線部分が二層に積層されるように抱き合わせた
    状態に保持する第5の工程と、 前記二層に抱き合わせた状態で対向される帯状シート部
    材の両側縁部を相互に接合して全体を一体的に構成する
    第6の工程とを含むことを特徴とする自動車用ワイヤー
    ハーネス装置の製造方法。
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