JP7152230B2 - ワイヤーハーネスの梱包構造 - Google Patents

ワイヤーハーネスの梱包構造 Download PDF

Info

Publication number
JP7152230B2
JP7152230B2 JP2018172534A JP2018172534A JP7152230B2 JP 7152230 B2 JP7152230 B2 JP 7152230B2 JP 2018172534 A JP2018172534 A JP 2018172534A JP 2018172534 A JP2018172534 A JP 2018172534A JP 7152230 B2 JP7152230 B2 JP 7152230B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
sheet
branch line
trunk
covering portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018172534A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020044874A (ja
Inventor
直己 木須
寿 竹本
敦吉 山口
慎 中山
祐也 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2018172534A priority Critical patent/JP7152230B2/ja
Publication of JP2020044874A publication Critical patent/JP2020044874A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7152230B2 publication Critical patent/JP7152230B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

本発明は、自動車のルーフライナーに貼り付けるためのワイヤーハーネス、ワイヤーハーネスのルーフライナーへの組付構造、及びワイヤーハーネスの梱包構造に関する。
自動車の室内天井部分を形成するルーフライナー(ルーフライニングやルーフトリムとも呼ばれる)の裏側には、ルームランプ等の電気機器に給電するためのワイヤーハーネスが配索されている。
従来、ルーフライナーにワイヤーハーネスを配索固定する方法としては、例えば、ルーフライナーの裏面(上面)の所要経路に沿って両面粘着テープを貼り付け、その上にワイヤーハーネスを沿わせて貼り付ける方法が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、ワイヤハーネスは、多数の電線が結束テープにより略円形断面状に結束固定され且つ断面が均一でない構成であることから、ルーフライナーに貼り付けられた両面粘着テープに対して、広い接着面積を確保することが難しく、そのため、強度のある安定確実な固定が難しいという問題がある。また、略断面円形状のワイヤーハーネスを癖付けして分岐方向を正しい方向に直すような場合には、癖付けに手間がかかるという作業上の問題もある。
そこで、ワイヤーハーネス本体を配索経路に沿わせて配置し、幹線部や分岐線部も含めて、大面積の2枚のシートやフィルムで挟んだラミネートタイプのワイヤーハーネスが開発されている(例えば、特許文献2、3、4参照)。
あるいは、ワイヤーハーネス本体の外装に筒状のシート材を用い、ワイヤーハーネス本体を扁平な形状に成形して、広い面で接着するようにした配索体もある(例えば、特許文献5参照)。
特開2000-264137号公報 特開2004-74954号公報 特開2015-67072号公報 特開2012-99301号公報 特開2014-136536号公報 特開2000-67669号公報 特開2004-306741号公報 特開2016-134958号公報
しかし、大面積のシートやフィルムでワイヤーハーネス本体を挟んだラミネートタイプの配索体は、ルーフライナーへの組み付け作業性は良くなるが、丸めて梱包する必要があり、コンパクトな梱包形態にできず、梱包品がかさばるという問題がある。
また、筒状のシート材でワイヤーハーネス本体を覆うものは、幹線と分岐線を別々に分離したシート材で覆うため、丸めたり折り畳んだりした梱包形態とした場合に、そのまま組付ラインに投入すると、分岐線部分が捩れたり絡んだり変形したりすることがあり、安定した組付作業ができないという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ルーフライナーへの組付作業性が良く、しかも、折り畳むことができて、かさばらずコンパクトな梱包形態にできるイヤーハーネスの梱包構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るイヤーハーネスの梱包構造は、下記(1)特徴としている。
(1) ワイヤーハーネスの梱包構造であって、
前記ワイヤーハーネスは、
可撓性シート材により形成された第1シートと、
幹線及び該幹線から分岐する分岐線を有するワイヤーハーネス本体と、
可撓性シート材により形成され、前記ワイヤーハーネス本体を挟むように前記第1シートの上に被せられる第2シートと、を備え、
前記第1シートは、帯状の幹線覆い部及び該幹線覆い部の幅方向側縁から外方に延出する帯状の分岐線覆い部を有し、片面の少なくとも前記幹線覆い部の幅方向中央領域及び前記分岐線覆い部の幅方向中央領域に接着剤が塗布され、
前記ワイヤーハーネス本体は、前記第1シートの接着剤が塗布された領域の上に、前記幹線覆い部及び分岐線覆い部の各幅方向にそれぞれ扁平に展開させた状態で、前記幹線及び分岐線が載置され、
前記第2シートは、帯状の幹線覆い部及び帯状の分岐線覆い部を有し、前記幹線覆い部及び分岐線覆い部の幅方向両側縁近傍領域が前記第1シートの幹線覆い部及び分岐線覆い部の幅方向両側縁近傍領域に重ね合わされて前記第1シートに接合固定されており、
前記ワイヤーハーネス本体の分岐線及び前記第1、第2シートの分岐線覆い部を含むワイヤーハーネス分岐線部が、前記ワイヤーハーネス本体の幹線及び前記第1、第2シートの幹線覆い部を含むワイヤーハーネス幹線部の上に折り曲げて重ねられ、その状態で、前記ワイヤーハーネス幹線部及びワイヤーハーネス分岐線部が多重に折り畳まれている
ことを特徴とするワイヤーハーネスの梱包構造。
上記(1)の構成のワイヤーハーネスの梱包構造におけるワイヤーハーネスによれば、幹線部分や分岐線部分の断面が扁平に近い形状になるので、広い面積でルーフライナーの裏面に接着することができ、貼り付け性が良くなる。つまり、貼り付け強度を含めた貼り付け品質が高くなる上、貼り付け作業が容易になる。
また、第1シート及び第2シートの幹線覆い部の幅方向側縁から分岐線覆い部が連続して一体に延出しているので、梱包形態によらず分岐線部分が捩れたり絡んだり変形したりしにくくなる。したがって、ルーフライナーに組み付ける際に、分岐線部分の方向付けに手間がかからずに貼り付け作業を行うことができ、組付作業性の向上が図れる。
また、第1シート及び第2シートの幹線覆い部も分岐線覆い部もテープのように帯状であり、大面積のシート状ではないので、丸めるのではなく、折り畳んだ梱包形態にすることが容易にでき、かさばらずコンパクトな梱包品とすることができる。その際、分岐線部分も幹線部分と一緒に重ねて折り畳むことで、分岐線部分の捩れや絡みや変形を防止することができる。
上記()の構成のワイヤーハーネスの梱包構造によれば、かさばらずコンパクトな梱包品としながら、分岐線部の捩れや絡みや変形を防止することができる。そのため、取り扱いが容易になると共に、ルーフライナーへの組付作業性の向上が図れる。
本発明によれば、ルーフライナーへの組付作業性が良くなると共に、折り畳むことで、かさばらずコンパクトな梱包形態にすることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の第1実施形態のワイヤーハーネスの分解斜視図である。 図2は、第1実施形態のワイヤーハーネスの説明図で、(a)は実施形態のワイヤーハーネスの主体であるワイヤーハーネス本体の平面図、(b)はワイヤーハーネス本体の所要部をシートで覆った完成品のワイヤーハーネスの平面図である。 図3は、ワイヤーハーネス本体と2枚のシートの関係を示す図で、(a)は貼り合わせ前の要部断面図、(b)は貼り合わせ後の要部断面図である。 図4は、第1実施形態のワイヤーハーネスをルーフライナーに組み付けた状態を示す斜視図である。 図5は、図4のC-C矢視断面図である。 図6は、ワイヤーハーネス本体と2枚のシートの関係の別の例を示す貼り合わせ前の要部断面図である。 図7は、ワイヤーハーネス本体と2枚のシートの関係の更に別の例を示す貼り合わせ前の要部断面図である。 図8は、本発明の第2実施形態のワイヤーハーネスの平面図である。 図9は、第2実施形態のワイヤーハーネスをルーフライナーに組み付けた状態を示す斜視図である。 図10は、図9のE部の折り畳み方の一例の手順の説明図で、(a)及び(b)はワイヤーハーネスの分岐線部を幹線部に揃えて折り曲げることを示す斜視図、(c)は幹線部の上に分岐線部を折り曲げて重ねた状態を示す斜視図である。 図11は、幹線部と分岐線部を一緒に多重に折り畳む様子を示す斜視図である。 図12は、折り畳んだ梱包状態を示す側面図である。 図13は、折り畳んだ梱包状態を示す平面図である。 図14は、ワイヤーハーネスを構成するシートの別の例を示す説明図であり、(a)はパーツに分けられた状態のシートの平面図であり、(b)は(a)のシートを用いた完成品のワイヤーハーネスの平面図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係るワイヤーハーネス及びそのルーフライナーへの組付構造について説明する。
図1は、第1実施形態のワイヤーハーネスの分解斜視図である。図2(a)は、ワイヤーハーネスの主体であるワイヤーハーネス本体の平面図、(b)は、ワイヤーハーネス本体の所要部をシートで覆った完成品のワイヤーハーネスの平面図である。図3は、ワイヤーハーネス本体と2枚のシートの関係を示す図で、(a)は貼り合わせ前の要部断面図、(b)は貼り合わせ後の要部断面図である。
図1に示すように、このワイヤーハーネスW1は、ワイヤーハーネス本体1と、ワイヤーハーネス本体1の所要部分を挟む第1及び第2の2枚のシート11、21とで構成されている。
ワイヤーハーネス本体1は、図1及び図2(a)に示すように、複数の電線1aよりなる幹線2、及び、該幹線2から分岐する複数の電線1aよりなる分岐線3を有し、所定の経路に沿って配索されている。幹線2及び分岐線3の端末にはコネクタ4が取り付けられている。
第1シート11及び第2シート21は、図1に示すように、それぞれ1枚の可撓性を有するシート材(幅広のビニールテープなど)により構成されている。両シート材11、12は、ワイヤーハーネス本体1の配索形状に対応して形成された略同形状のもので、帯状の幹線覆い部12、22、及び、該幹線覆い部12、22の幅方向(図中矢印A方向)側縁から外方に延出する帯状の分岐線覆い部13、23を有している。帯状の幹線覆い部12、22と帯状の分岐線覆い部13、23はそれぞれ互いに一体に連続している。なお、1枚のシート材とは、複数枚のテープなどを繋ぎ合わせて連続一体化したものも含まれる。例えば、広幅の粘着テープを繋ぎ合わせて、一体に連続した幹線覆い部12、22及び分岐線覆い部13、23を構成してもよい。
第1シート11と第2シート21の合わせ面の少なくとも片方には、接着剤(粘着剤ともいう)15が塗布されている。本実施形態では、第1シート11の片面(合わせ面)の全面に接着剤15が塗布されている。なお、図1において、矢印Aは、幹線覆い部12、22の幅方向を示し、矢印Bは、分岐線覆い部13、23の幅方向を示している。
ワイヤーハーネス本体1の端末近傍を除く主要部分は、第1シート11の接着剤15が塗布された合わせ面の上に載置されている。すなわち、図2(b)に示すように、ワイヤーハーネス本体1の幹線2は第1シート11の幹線覆い部12の上に載置され、ワイヤーハーネス本体1の分岐線3は第1シート11の分岐線覆い部13の上に載置されている。
図3(a)、(b)に示すように、ワイヤーハーネス本体1の幹線2及び分岐線3は、第1シート11の幹線覆い部12及び分岐線覆い部13の各幅方向(矢印A方向及び矢印B方向)にそれぞれ扁平に展開させた状態で、つまり、略円形断面状の丸い束に結束せずに、1列または2~3列程度にばらけた状態で扁平形状に載置されている。ワイヤーハーネス本体1の幹線2及び分岐線3は、第1シート11の幹線覆い部12及び分岐線覆い部13の各幅方向(矢印A方向及び矢印B方向)の中央領域に、その両外側の側縁近傍領域を糊代部として残した状態で載置されている。これにより、ワイヤーハーネス本体1は、第1シート11に接着固定されている。
第2シート21は、ワイヤーハーネス本体1を挟むように第1シート11の上に被せられている。そして、第2シート21の幹線覆い部22及び分岐線覆い部23の幅方向両側縁近傍領域が、第1シート11の幹線覆い部12及び分岐線覆い部13の幅方向両側縁近傍領域に重ね合わされて、第1シート11と第2シート21とが互いに接合固定されている。
図3(a)、(b)に示す例では、第2シート21の合わせ面の幹線覆い部22及び分岐線覆い部23の各幅方向両側縁近傍領域にも接着剤25が塗布されており、この接着剤25と第1シート11側の接着剤15とにより、第1シート11と第2シート21の幹線覆い部12、22及び分岐線覆い部13、23の各幅方向(矢印A方向及びB方向)の両側縁近傍領域同士が互いに貼り合わされている。
このようにして、図2(b)に示す実施形態のワイヤーハーネスW1が構成される。このワイヤーハーネスW1は、ワイヤーハーネス本体1の幹線及び第1、第2シート11、21の幹線覆い部12、22により構成されたワイヤーハーネス幹線部W1-2と、ワイヤーハーネス本体1の分岐線3及び第1、第2シート11、21の分岐線覆い部13、23より構成されたワイヤーハーネス分岐線部W1-3と、を備えている。
第1、第2シート11、21の幹線覆い部12、22と第1、第2シート11、21の分岐線覆い部13、23は、それぞれ1枚のシート材により構成され一体に連続しているので、ワイヤーハーネス幹線部W1-2からワイヤーハーネス分岐線部W1-3までの範囲は、一体の略平坦なシート体となっている。
図4は、ワイヤーハーネスをルーフライナーに組み付けた状態を示す斜視図、図5は、図4のC-C矢視断面図である。
図4及び図5に示すように、ワイヤーハーネスW1をルーフライナー500に組み付ける場合は、ワイヤーハーネスW1の第1シート11及び第2シート21のいずれか一方の外面を、取り付け対象であるルーフライナー500の表面(裏面)に両面接着テープ(接着層)502を介して接合固定する。これにより、ワイヤーハーネスW1の組付構造が完成する。ここでは、第1シート11の外面を両面接着テープ502を介してルーフライナー500の表面に貼り付け固定しているが、第2シート21側をルーフライナー500に貼り付けてもよい。
このワイヤーハーネスW1は、ワイヤーハーネス幹線部(幹線部分)W1-2やワイヤーハーネス分岐線部(分岐線部分)W1-3の断面が扁平に近い形状になるので、広い面積でルーフライナー500の表面(裏面)に接着することができ、貼り付け性が良くなる。つまり、貼り付け強度を含めた貼り付け品質が高くなる上、貼り付け作業が容易になる。また、ワイヤーハーネス幹線部W1-2やワイヤーハーネス分岐線部W1-3が、扁平に近い形状である上に柔軟性を持つので、ルーフライナー500の表面に密着させやすくなる。そのため、ルーフライナー500とルーフパネル(図示せず)との間の狭い空間に配索する上での配索性を高めることができる。
また、第1シート11及び第2シート21の幹線覆い部12、22の幅方向側縁から分岐線覆い部13、23が連続して一体に延出しているので、梱包形態によらず、展開させたときに、ワイヤーハーネス分岐線部W1-3が捩れたり絡んだり変形したりしにくくなる。したがって、ワイヤーハーネスW1をルーフライナー500に組み付ける際に、ワイヤーハーネス分岐線部W1-3の方向付けに手間がかからず、分岐線3の延びる方向を正しい方向に容易に定めながら、貼り付け作業を行うことができ、組付作業性の向上が図れる。
また、ワイヤーハーネス幹線部W1-2もワイヤーハーネス分岐線部W1-3も、テープのような帯状の形態であり、大面積のシート状ではないので、ワイヤーハーネスW1を丸めるのではなく、折り畳んだ梱包形態にすることが容易にできる。そのため、かさばらずコンパクトな梱包品とすることができる。その際、ワイヤーハーネス分岐線部W1-3もワイヤーハーネス幹線部W1-2と一緒に重ねて折り畳むことで、ワイヤーハーネス分岐線部W1-3の捩れや絡みや変形を防止でき、取り扱いの容易化により組付作業性の向上や組付時間の短縮も図れる。
また、第1シート11と第2シート21でワイヤーハーネス本体1を挟み込む形になるため、一般的なワイヤーハーネスの作製のように電線の束にテープを巻き付ける面倒なテープ巻き作業を削減できる。また、第1シート11と第2シート21を用いてワイヤーハーネスW1の扁平化を図るので、安価に実現できる。また、第1シート11や第2シート21の厚みを調整することにより、ワイヤーハーネス本体1に対する保護機能を付加することも容易にできる。
なお、第1シート11と第2シート21に塗布する接着剤15、25の範囲は、以下のように設定することも可能である。
図6は、ワイヤーハーネス本体1と2枚のシート11、21の関係の別の例を示す貼り合わせ前の要部断面図、図7は、ワイヤーハーネス本体1と2枚のシート11、21の関係の更に別の例を示す貼り合わせ前の要部断面図である。
図3(a)、(b)に示した例では、第1シート11の合わせ面の全体に接着剤15を塗布し、第2シート21の合わせ面の幹線覆い部22及び分岐線覆い部23の幅方向両側縁近傍領域のみに接着剤25を塗布した場合を示したが、それ以外に、例えば、図6や図7に示すような変形例を採用してもよい。
図6に示す例では、第2シート21の合わせ面の全体に接着剤25を塗布している。この場合、第2シート21もワイヤーハーネス本体1の電線1aに接着するので、電線1aをより強固に固定することができる。
図7に示す例では、第2シート21側は図6の例と同じ構成であるが、第1シート11の合わせ面の幹線覆い部12及び分岐線覆い部13の幅方向中央領域のみに接着剤15を塗布している。このように、最初にワイヤーハーネス本体1の幹線2や分岐線3を載置する第1シート11側の合わせ面の幅方向中央領域にだけ接着剤15を塗布した場合は、電線1aを第1シート11に載置するときに、中央領域の外側の意図しない位置に接着されなくなるので、ワイヤーハーネス本体1の第1シート11への組付作業性が良くなる。
また、図3や図6の例のように、第1シート11の合わせ面の全体に接着剤15を塗布してある場合は、上側から被せる第2シート21の合わせ面に接着剤を全く塗布しなくてもよい。
したがって、どちらかのシート11、21の合わせ面の幹線覆い部12、22の少なくとも幅方向中央領域と分岐線覆い部13、23の少なくとも幅方向中央領域に接着剤15、25が塗布されていること、また、どちらかのシート11、21の合わせ面の幹線覆い部12、22の少なくとも幅方向両側縁近傍領域と分岐線覆い部13、23の少なくとも幅方向両側縁近傍領域に接着剤15、25が塗布されていること、の両方が成立していれば、第1実施形態のワイヤーハーネスW1を容易に作製することができる。
なお、ここで、「接着剤を塗布する」という概念の中には、両面粘着テープを貼り付けて接着面を確保する場合も含まれる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るワイヤーハーネス、そのルーフライナーへの組付構造、及びワイヤーハーネスの梱包構造について説明する。
図8は、第2実施形態のワイヤーハーネスの平面図、図9は、ワイヤーハーネスをルーフライナーに組み付けた状態を示す斜視図である。
図8に示すように、ワイヤーハーネスW2は、主体となるワイヤーハーネス本体101と、ワイヤーハーネス本体101の所要部分を挟む第1及び第2の2枚のシート111、121とで構成されている。このワイヤーハーネスW2と、第1実施形態に係るワイヤーハーネスW1との違いは、根元部分で第1ワイヤーハーネス部W21と第2ワイヤーハーネス部W22の2系統に分かれている点と、それに応じて配索経路が若干異なる点である。以下、第1実施形態と同様の箇所に関しては、重複を避けるために説明を簡略化あるいは省略する。
ワイヤーハーネス本体101の2系統のワイヤーハーネス部101-1、101-2は、第1実施形態と同様に、複数の電線よりなる幹線102、及び、該幹線102から分岐する複数の電線よりなる分岐線103を有し、所定の経路に沿って配索されている。2系統のワイヤーハーネス部101-1、101-2の幹線102は、根元で1本の幹線として集約されており、この1本の幹線の端末と各分岐線103の端末にはコネクタ104が取り付けられている。
第1シート111及び第2シート121は、第1実施形態と同様に、それぞれ1枚の可撓性を有するシート材(幅広のビニールテープなど)により構成されている。両シート材111、121は、ワイヤーハーネス本体101の配索形状に対応して形成された略同形状のもので、帯状の幹線覆い部112、122、及び、該幹線覆い部112、122の幅方向側縁から外方に延出する帯状の分岐線覆い部113、123を有している。帯状の幹線覆い部112、122と帯状の分岐線覆い部113、123は互いに一体に連続している。
そして、ワイヤーハーネス本体101の各ワイヤーハーネス部101-1、101-2の主要部を挟んで、第1シート111と第2シート121とが相互に接合されることで、第2実施形態のワイヤーハーネスW2が構成されている。
このように構成されたワイヤーハーネスW2は、2系統の各ワイヤーハーネス部W21、W22ごとに、ワイヤーハーネス本体101の幹線102及び第1、第2シート111、121の幹線覆い部112、122より構成されたワイヤーハーネス幹線部W21-2、W22-2と、ワイヤーハーネス本体101の分岐線103及び第1、第2シート111、121の分岐覆い部113、123より構成されたワイヤーハーネス分岐線部W21-3、W22-3と、を備えている。そして、第1、第2シート111、121の幹線覆い部112、122と第1、第2シート111、121の分岐線覆い部113、123は、それぞれ1枚のシート材により構成され一体に連続しているので、ワイヤーハーネス幹線部W21-2、W22-1からワイヤーハーネス分岐線部W21-3、W22-3までの各範囲は、一体の略平坦なシート体となっている。
図9は、ワイヤーハーネスをルーフライナーに組み付けた状態を示す斜視図である。
図9に示すように、上記構成のワイヤーハーネスW2をルーフライナー500に組み付ける場合は、ワイヤーハーネスW2の第1シート111及び第2シート121のいずれか一方の外面を、取り付け対象であるルーフライナー500の表面(裏面)に両面接着テープ502〔図5(b)参照〕を介して接合固定する。これにより、ワイヤーハーネスW2の組付構造が完成する。ここでは、第1シート111の外面を両面接着テープ502を介してルーフライナー500の表面に貼り付け固定しているが、第2シート121側をルーフライナー500に貼り付けてもよい。
次に、このワイヤーハーネスW2の梱包構造について説明する。
図10は、図9のE部の折り畳み方の一例の手順の説明図で、(a)及び(b)はワイヤーハーネスの分岐線部を幹線部に揃えて折り曲げることを示す斜視図、(c)は幹線部の上に分岐線部を折り曲げて重ねた状態を示す斜視図である。また、図11は、ワイヤーハーネス幹線部とワイヤーハーネス分岐線部を一緒に多重に折り畳む様子を示す斜視図であり、図12は、折り畳んだ梱包状態を示す側面図、図13は、折り畳んだ梱包状態を示す平面図である。
ワイヤーハーネスW2を梱包するに際しては、折り畳み方法を採用する。
その場合、まず、図10(a)~(c)に示すように、ワイヤーハーネス分岐線部W22-3を、ワイヤーハーネス幹線部W22-2の上に折り曲げて重ねる。すなわち、図10(a)、(b)に示すように、ワイヤーハーネス分岐線部W22-3の根元を斜めに折り曲げて、ワイヤーハーネス幹線部W22-2と平行に沿うように並べる。次に、図10(c)に示すように、ワイヤーハーネス幹線部W22-2の上にワイヤーハーネス分岐線部W22-3を折り重ねる。別のワイヤーハーネス部W21についても同様に折り重ねる。
次に、図11及び図12に示すように、ワイヤーハーネス幹線部W21-2、W22-2を、ワイヤーハーネス分岐線部W21-3、W22-3を重ねた状態のまま蛇腹状に多重に折り畳む。ワイヤーハーネス幹線部W21-2、W22-2を折り畳むときに、一緒にワイヤーハーネス分岐線部W21-3、W22-3を折り畳むことで、両者が一体となり、配索時に絡むことなく、展開しやすくなる。なお、ワイヤーハーネス分岐線部W21-3、W22-3の折り畳み方向は、展開した後に配索する際に負荷なく容易に折り目が延ばせる方向にすると、配索性が向上するので好ましい。
本第2実施形態のように、配索経路が2方向に分かれる場合は、図13に示すように、分別しやすいように各ワイヤーハーネス部W21、W22ごとに折り畳むと、配索性が向上する。
この第2実施形態のワイヤーハーネスW2は、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。すなわち、ワイヤーハーネス幹線部(幹線部分)W21-2、W22-2やワイヤーハーネス分岐線部(分岐線部分)W21-3、W22-3の断面が扁平に近い形状になるので、広い面積でルーフライナー500の表面(裏面)に接着することができ、貼り付け性が良くなる。つまり、貼り付け強度を含めた貼り付け品質が高くなる上、貼り付け作業の手間もかからなくなる。
また、ワイヤーハーネス幹線部W21-2、W22-2やワイヤーハーネス分岐線部W21-3、W22-3が、扁平に近い形状である上に柔軟性を持つので、ルーフライナー500の表面に密着させやすくなる。そのため、ルーフライナー500とルーフパネル(図示せず)との間の狭い空間に配索する上での配索性を高めることができる。
また、第1シート111及び第2シート121の幹線覆い部112、122の幅方向側縁から分岐線覆い部113、123が連続して一体に延出しているので、梱包形態によらず、展開させたときに、ワイヤーハーネス分岐線部W21-3、W22-3が捩れたり絡んだり変形したりしにくくなる。したがって、ワイヤーハーネスW1をルーフライナー500に組み付ける際に、ワイヤーハーネス分岐線部W21-3、W22-3の方向付けに手間がかからず、つまり、分岐線103の延びる方向を正しい方向に容易に定めながら、貼り付け作業を行うことができ、組付作業性の向上が図れる。
また、ワイヤーハーネス幹線部W21-2、W22-2もワイヤーハーネス分岐線部W21-3、W22-3も、テープのような帯状の形態であり、大面積のシート状ではないので、ワイヤーハーネスW2を丸めるのではなく、折り畳んだ梱包形態にすることが容易にできる。そのため、かさばらずコンパクトな梱包品とすることができる。その際、ワイヤーハーネス分岐線部W21-3、W22-3もワイヤーハーネス幹線部W21-2、W22-2と一緒に重ねて折り畳むことで、ワイヤーハーネス分岐線部W21-3、W22-3の捩れや絡みや変形を有効に防止することができ、これによる取り扱いの容易化により組付作業性の向上や組付時間の短縮も図れる。
また、第1シート111と第2シート121でワイヤーハーネス本体101の主要部分を挟み込む形になるため、一般的なワイヤーハーネスの作製のように電線の束にテープを巻き付ける面倒なテープ巻き作業を削減できる。また、第1シート111と第2シート121を用いてワイヤーハーネスW2の扁平化を図るので、安価に実現できる。また、第1シート111や第2シート121の厚みを調整することにより、ワイヤーハーネス本体101に対する保護機能を付加することも容易にできる。
また、折り畳んだワイヤーハーネスW2を展開させる時には、一定の間隔で展開することができるので、配索距離が長くても、安定した配索作業が可能となる。また、折り目と折り目の間の長さを揃えることで、更に取り扱い性がよくなる。
なお、上記においては、第2実施形態のワイヤーハーネスW2を折り畳む場合を説明したが、第1実施形態のワイヤーハーネスW1も同様に折り畳んだ梱包形態にすることができる。
また、上記においては、第1シート11、111及び第2シート21、121が、図1や図8に示すように、ワイヤーハーネスW1、W2として最終的に完成した際に必要となる形状に予め裁断されている場合を例に説明したが、第1シートあるいは第2シートが、複数の長尺のパーツに分解された状態で準備されていてもよい。図14は、ワイヤーハーネスW1を構成するシートの別の例を示す説明図であり、(a)はパーツに分けられた状態のシートの平面図、(b)は(a)のシートを用いた完成品のワイヤーハーネスW1の平面図である。例えば、(a)に示すように、第2シート21の幹線覆い部22及び分岐線覆い部23を複数の別々のパーツとして準備する。そして、ワイヤーハーネス本体1が載置された第1シート11の幹線覆い部12の上に、幹線覆い部22及び分岐線覆い部23を構成する各パーツをそれぞれ適切な位置に貼り合せ、(b)に示すワイヤーハーネスW1を作製する。
ここで、上述した本発明の実施形態に係るワイヤーハーネス、ワイヤーハーネスのルーフライナーへの組付構造、及びワイヤーハーネスの梱包構造の特徴をそれぞれ以下[1]~[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 可撓性シート材により形成された第1シート(11、111)と、
幹線(2、102)及び該幹線(2、102)から分岐する分岐線(3、103)を有するワイヤーハーネス本体(1、101)と、
可撓性シート材により形成され、前記ワイヤーハーネス本体(1、101)を挟むように前記第1シート(11、111)の上に被せられる第2シート(21、121)と、を備え、
前記第1シート(11、111)は、帯状の幹線覆い部(12、112)及び該幹線覆い部(12、112)の幅方向側縁から外方に延出する帯状の分岐線覆い部(13、113)を有し、片面の少なくとも前記幹線覆い部(12、112)の幅方向中央領域及び前記分岐線覆い部(13、113)の幅方向中央領域に接着剤(15)が塗布され、
前記ワイヤーハーネス本体(1、101)は、前記第1シート(11、111)の接着剤(15)が塗布された領域の上に、前記幹線覆い部(12、112)及び分岐線覆い部(13、113)の各幅方向にそれぞれ扁平に展開させた状態で、前記幹線(2、102)及び分岐線(3、103)が載置され、
前記第2シート(21、121)は、帯状の幹線覆い部(22、122)及び帯状の分岐線覆い部(23、123)を有し、前記幹線覆い部(22、122)及び分岐線覆い部(23、123)の幅方向両側縁近傍領域が前記第1シート(11、111)の幹線覆い部(12、112)及び分岐線覆い部(13、113)の幅方向両側縁近傍領域に重ね合わされて前記第1シート(11、111)に接合固定された、
ことを特徴とするワイヤーハーネス(W1、W2)。
[2] 上記[1]に記載のワイヤーハーネスの前記第1シート(11、111)及び前記第2シート(12、121)のいずれか一方の外面を、取り付け対象の自動車のルーフライナー(500)の表面に接着層(両面接着テープ502)を介して接合固定した
ことを特徴とするワイヤーハーネス(W1、W2)のルーフライナー(500)への組付構造。
[3] 上記[1]に記載のワイヤーハーネス(W1、W2)の梱包構造であって、
前記ワイヤーハーネス本体(1、101)の分岐線(3、103)及び前記第1、第2シート(11、21、111、121)の分岐線覆い部(13、23、113、123)を含むワイヤーハーネス分岐線部(W1-3、W21-3、W22-3)が、前記ワイヤーハーネス本体(1、101)の幹線(2、102)及び前記第1、第2シート(11、12、111,121)の幹線覆い部(12、22、112、122)を含むワイヤーハーネス幹線部(W1-2、W21-2、W22-2)の上に折り曲げて重ねられ、その状態で、前記ワイヤーハーネス幹線部(W1-2、W21-2、W22-2)及びワイヤーハーネス分岐線部(W1-3、W21-3、W22-3)が多重に折り畳まれている
ことを特徴とするワイヤーハーネス(W1、W2)の梱包構造。
W1 ワイヤーハーネス
W1-2 ワイヤーハーネス幹線部
W1-3 ワイヤーハーネス分岐線部
1 ワイヤーハーネス本体
1a 電線
2 幹線
3 分岐線
4 コネクタ
11 第1シート
12 幹線覆い部
13 分岐線覆い部
15 接着剤
21 第2シート
22 幹線覆い部
23 分岐線覆い部
25 接着剤
W2 ワイヤーハーネス
W21,W22 ワイヤーハーネス
W21-2,W22-2 ワイヤーハーネス幹線部
W21-3,W22-3 ワイヤーハーネス分岐線部
101 ワイヤーハーネス本体
102 幹線
103 分岐線
104 コネクタ
111 第1シート
112 幹線覆い部
113 分岐線覆い部
121 第2シート
122 幹線覆い部
123 分岐線覆い部

Claims (1)

  1. ワイヤーハーネスの梱包構造であって、
    前記ワイヤーハーネスは、
    可撓性シート材により形成された第1シートと、
    幹線及び該幹線から分岐する分岐線を有するワイヤーハーネス本体と、
    可撓性シート材により形成され、前記ワイヤーハーネス本体を挟むように前記第1シートの上に被せられる第2シートと、を備え、
    前記第1シートは、帯状の幹線覆い部及び該幹線覆い部の幅方向側縁から外方に延出する帯状の分岐線覆い部を有し、片面の少なくとも前記幹線覆い部の幅方向中央領域及び前記分岐線覆い部の幅方向中央領域に接着剤が塗布され、
    前記ワイヤーハーネス本体は、前記第1シートの接着剤が塗布された領域の上に、前記幹線覆い部及び分岐線覆い部の各幅方向にそれぞれ扁平に展開させた状態で、前記幹線及び分岐線が載置され、
    前記第2シートは、帯状の幹線覆い部及び帯状の分岐線覆い部を有し、前記幹線覆い部及び分岐線覆い部の幅方向両側縁近傍領域が前記第1シートの幹線覆い部及び分岐線覆い部の幅方向両側縁近傍領域に重ね合わされて前記第1シートに接合固定されており、
    前記ワイヤーハーネス本体の分岐線及び前記第1、第2シートの分岐線覆い部を含むワイヤーハーネス分岐線部が、前記ワイヤーハーネス本体の幹線及び前記第1、第2シートの幹線覆い部を含むワイヤーハーネス幹線部の上に折り曲げて重ねられ、その状態で、前記ワイヤーハーネス幹線部及びワイヤーハーネス分岐線部が多重に折り畳まれている
    ことを特徴とするワイヤーハーネスの梱包構造。
JP2018172534A 2018-09-14 2018-09-14 ワイヤーハーネスの梱包構造 Active JP7152230B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018172534A JP7152230B2 (ja) 2018-09-14 2018-09-14 ワイヤーハーネスの梱包構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018172534A JP7152230B2 (ja) 2018-09-14 2018-09-14 ワイヤーハーネスの梱包構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020044874A JP2020044874A (ja) 2020-03-26
JP7152230B2 true JP7152230B2 (ja) 2022-10-12

Family

ID=69900526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018172534A Active JP7152230B2 (ja) 2018-09-14 2018-09-14 ワイヤーハーネスの梱包構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7152230B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7193497B2 (ja) * 2020-04-07 2022-12-20 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネスの配索構造およびワイヤハーネス
JP7193498B2 (ja) * 2020-04-07 2022-12-20 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネスの配索構造およびワイヤハーネス
JP7424177B2 (ja) * 2020-04-13 2024-01-30 住友電装株式会社 配線部材
JP2023111117A (ja) * 2022-01-31 2023-08-10 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤーハーネス

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002157924A (ja) 2000-11-16 2002-05-31 Fujikura Ltd フラットハーネス及びその製造方法
JP2006175908A (ja) 2004-12-21 2006-07-06 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk ワイヤハーネス用クランプ
JP2012155991A (ja) 2011-01-26 2012-08-16 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk ワイヤハーネス
JP2014046779A (ja) 2012-08-31 2014-03-17 Daihatsu Motor Co Ltd 車両用パネルおよび車両用パネルへの電線敷設方法
JP2016134958A (ja) 2015-01-16 2016-07-25 住友電装株式会社 ワイヤハーネスの支持構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11195327A (ja) * 1998-01-06 1999-07-21 Yazaki Corp ワイヤハーネス及びその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002157924A (ja) 2000-11-16 2002-05-31 Fujikura Ltd フラットハーネス及びその製造方法
JP2006175908A (ja) 2004-12-21 2006-07-06 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk ワイヤハーネス用クランプ
JP2012155991A (ja) 2011-01-26 2012-08-16 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk ワイヤハーネス
JP2014046779A (ja) 2012-08-31 2014-03-17 Daihatsu Motor Co Ltd 車両用パネルおよび車両用パネルへの電線敷設方法
JP2016134958A (ja) 2015-01-16 2016-07-25 住友電装株式会社 ワイヤハーネスの支持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020044874A (ja) 2020-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7152230B2 (ja) ワイヤーハーネスの梱包構造
US10614929B2 (en) Wire harness sheet, wire harness, and method of manufacturing wire harness
US10276278B2 (en) Sheet for wire harness, wire harness, and production method for wire harness
JP6652036B2 (ja) ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法
WO2015016213A1 (ja) ワイヤハーネス
JP6599605B2 (ja) ワイヤハーネス
JP2021166443A (ja) ワイヤハーネスの配索構造およびワイヤハーネス
JP6992878B2 (ja) ワイヤーハーネス
WO2021124896A1 (ja) 配線部材
JP6002401B2 (ja) ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法
WO2022270324A1 (ja) ワイヤーハーネス及びベース部材付きワイヤーハーネス
JP6002402B2 (ja) ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法
WO2021124984A1 (ja) 配線部材
WO2020241267A1 (ja) 配線部材
JP2018190696A (ja) 配線モジュール、複合配線モジュール及び配線モジュール付固定対象部材
WO2012008364A1 (ja) ワイヤハーネス保護構造
JP7212448B2 (ja) 結束具、ワイヤーハーネスおよびその製造方法
JPH09147630A (ja) 自動車用ワイヤーハーネス装置及びその製造方法
US20220208415A1 (en) Wiring member
JP3437050B2 (ja) フラットハーネス及びその製造方法
JP6475438B2 (ja) ワイヤハーネス
JP2020075543A (ja) ワイヤーハーネス及びその梱包構造
WO2020136789A1 (ja) 配線部材
JP3369275B2 (ja) 分岐接続シートの絶縁構造
JP2016096692A (ja) ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの分岐部の保護方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7152230

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350