JPH0216323Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216323Y2 JPH0216323Y2 JP1982082236U JP8223682U JPH0216323Y2 JP H0216323 Y2 JPH0216323 Y2 JP H0216323Y2 JP 1982082236 U JP1982082236 U JP 1982082236U JP 8223682 U JP8223682 U JP 8223682U JP H0216323 Y2 JPH0216323 Y2 JP H0216323Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- optical fiber
- fiber core
- tape optical
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 56
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 18
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 9
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Communication Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、同一平面内に複数本の光フアイバ素
線を配列してテープ状に固定してなるテープ光フ
アイバ心線を複数枚重ねてパイプ内に収容したテ
ープ光フアイバ心線ユニツトに関するものであ
る。
線を配列してテープ状に固定してなるテープ光フ
アイバ心線を複数枚重ねてパイプ内に収容したテ
ープ光フアイバ心線ユニツトに関するものであ
る。
従来のテープ光フアイバ心線ユニツトは、複数
枚のテープ光フアイバ心線を単に重ねてパイプ内
に収容した構造であつた。この場合、テープ光フ
アイバ心線のねじれや片寄りによる相互の干渉を
なくすため、パイプの内径を大きくしてパイプ内
のスペースを広くとつていた。
枚のテープ光フアイバ心線を単に重ねてパイプ内
に収容した構造であつた。この場合、テープ光フ
アイバ心線のねじれや片寄りによる相互の干渉を
なくすため、パイプの内径を大きくしてパイプ内
のスペースを広くとつていた。
しかしながらこのような構造では、各テープ光
フアイバ心線がランダムに移動し、伝送特性が不
揃いになる欠点がある。これは、ランダムな移動
により、中側のテープ光フアイバ心線の幅方向の
端縁をその両側のテープ光フアイバ心線が狭むよ
うな状態になり、かかる状態でテープ面に対し垂
直方向の面内の曲げが加わつた場合（このテープ
光フアイバ心線ユニツトはこの方向の曲げが容易
な構造となつている。）、各テープの面に作用する
圧力が不均一になり、テープエツジの挟み込み等
により大きな側圧が加わつた光フアイバ素線の伝
送特性が悪化するからと考えられる。
フアイバ心線がランダムに移動し、伝送特性が不
揃いになる欠点がある。これは、ランダムな移動
により、中側のテープ光フアイバ心線の幅方向の
端縁をその両側のテープ光フアイバ心線が狭むよ
うな状態になり、かかる状態でテープ面に対し垂
直方向の面内の曲げが加わつた場合（このテープ
光フアイバ心線ユニツトはこの方向の曲げが容易
な構造となつている。）、各テープの面に作用する
圧力が不均一になり、テープエツジの挟み込み等
により大きな側圧が加わつた光フアイバ素線の伝
送特性が悪化するからと考えられる。
本考案の目的は、テープ面に対し垂直方向の面
内の曲げが加わつても伝送特性が不揃いになるの
を防止できるテープ光フアイバ心線ユニツトを提
供するにある。
内の曲げが加わつても伝送特性が不揃いになるの
を防止できるテープ光フアイバ心線ユニツトを提
供するにある。
本考案は、並設された複数本の光フアイバ素線
に一体的にテープ被覆が施されてなるテープ光フ
アイバ心線がパイプ内に複数枚重ねて収容されて
いるテープ光フアイバ心線ユニツトにおいて、前
記各テープ光フアイバ心線は隣り合うもの同士の
間に間隔があくようにその幅方向の端部で連結ス
ペーサにより互い違いに連結され、且つ前記各連
結スペーサは該連結スペーサで連結される隣り合
う前記各テープ光フアイバ心線の前記各テープ被
覆自体を互いに延長させることにより形成されて
いることを特徴とするものである。
に一体的にテープ被覆が施されてなるテープ光フ
アイバ心線がパイプ内に複数枚重ねて収容されて
いるテープ光フアイバ心線ユニツトにおいて、前
記各テープ光フアイバ心線は隣り合うもの同士の
間に間隔があくようにその幅方向の端部で連結ス
ペーサにより互い違いに連結され、且つ前記各連
結スペーサは該連結スペーサで連結される隣り合
う前記各テープ光フアイバ心線の前記各テープ被
覆自体を互いに延長させることにより形成されて
いることを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。第１図は本考案の第１実施例を示したも
のである。本実施例のテープ光フアイバ心線ユニ
ツトは、金属又はプラスチツク或はその複合積層
体よりなるパイプ１内に複数枚のテープ光フアイ
バ心線２が重ねて収容されている。各テープ光フ
アイバ心線２は、光フアイバの外周にシリコン樹
脂等の緩衝層等を設けた光フアイバ素線３を複数
本同一平面内に配列し、これをナイロン等のテー
プ被覆４でテープ状に一体に固定した構造になつ
ている。各テープ光フアイバ心線２は、隣り合う
もの同士の間に間隔があくようにその幅方向の端
部で連結スペーサ５により互い違いに連結されて
いる。各連結スペーサ５は、該連結スペーサ５で
連結される隣り合う各テープ光フアイバ心線２の
各テープ被覆４自体を互いに延長させることによ
り形成されている。各連結スペーサ５は長手方向
に連続していても間欠的でもよい。また、重なり
方向の両端のテープ光フアイバ心線２には側圧受
部材６がそれぞれ配設され、これら側圧受部材６
とその隣のテープ光フアイバ心線２も両者間に間
隔があくようにして幅方向の片端で連結スペーサ
５により連結されている。この場合の連結スペー
サ５は、テープ光フアイバ心線２のテープ被覆４
とこれに隣り合う側圧受部材とを互いに延長させ
ることにより形成されている。従つて、これら連
結スペーサ５及び側圧受部材６はテープ被覆４と
同じ素材で形成されている。
明する。第１図は本考案の第１実施例を示したも
のである。本実施例のテープ光フアイバ心線ユニ
ツトは、金属又はプラスチツク或はその複合積層
体よりなるパイプ１内に複数枚のテープ光フアイ
バ心線２が重ねて収容されている。各テープ光フ
アイバ心線２は、光フアイバの外周にシリコン樹
脂等の緩衝層等を設けた光フアイバ素線３を複数
本同一平面内に配列し、これをナイロン等のテー
プ被覆４でテープ状に一体に固定した構造になつ
ている。各テープ光フアイバ心線２は、隣り合う
もの同士の間に間隔があくようにその幅方向の端
部で連結スペーサ５により互い違いに連結されて
いる。各連結スペーサ５は、該連結スペーサ５で
連結される隣り合う各テープ光フアイバ心線２の
各テープ被覆４自体を互いに延長させることによ
り形成されている。各連結スペーサ５は長手方向
に連続していても間欠的でもよい。また、重なり
方向の両端のテープ光フアイバ心線２には側圧受
部材６がそれぞれ配設され、これら側圧受部材６
とその隣のテープ光フアイバ心線２も両者間に間
隔があくようにして幅方向の片端で連結スペーサ
５により連結されている。この場合の連結スペー
サ５は、テープ光フアイバ心線２のテープ被覆４
とこれに隣り合う側圧受部材とを互いに延長させ
ることにより形成されている。従つて、これら連
結スペーサ５及び側圧受部材６はテープ被覆４と
同じ素材で形成されている。
このようにすると、各テープ光フアイバ心線２
はその幅方向にランダムに移動しないようにな
り、テープ面に対し垂直な面内の曲げが加わつた
場合には各テープ光フアイバ心線２はテープ間の
間隔が狭まる方向に移動ができて、伸びや側圧の
増加を抑制して容易に曲がることになる。従つ
て、各テープ面に作用する圧力の不均一をなくす
ことができ、伝送特性が不揃いになるのを防止す
ることができる。なお、テープ光フアイバ心線
２、連結スペーサ５及び側圧受部材６は最初は平
坦なものとして製造し、これを図のように折り曲
げてパイプ１内に収納すると製造が容易である。
はその幅方向にランダムに移動しないようにな
り、テープ面に対し垂直な面内の曲げが加わつた
場合には各テープ光フアイバ心線２はテープ間の
間隔が狭まる方向に移動ができて、伸びや側圧の
増加を抑制して容易に曲がることになる。従つ
て、各テープ面に作用する圧力の不均一をなくす
ことができ、伝送特性が不揃いになるのを防止す
ることができる。なお、テープ光フアイバ心線
２、連結スペーサ５及び側圧受部材６は最初は平
坦なものとして製造し、これを図のように折り曲
げてパイプ１内に収納すると製造が容易である。
第２図は本考案の第２実施例を示したものであ
る。本実施例のテープ光フアイバ心線ユニツト
は、側圧受部材６を両方とも省略し、その代りに
重なり方向の片端のテープ光フアイバ心線２に連
結スペーサ５を介してパイプ形成帯７を一体に連
設し、このパイプ形成帯７を丸めてパイプ１を形
成して各テープ光フアイバ心線２を包囲した点で
第１実施例と相違している。なお、包囲後にテー
プ押え巻又はシース押出被覆を施してもよい。
る。本実施例のテープ光フアイバ心線ユニツト
は、側圧受部材６を両方とも省略し、その代りに
重なり方向の片端のテープ光フアイバ心線２に連
結スペーサ５を介してパイプ形成帯７を一体に連
設し、このパイプ形成帯７を丸めてパイプ１を形
成して各テープ光フアイバ心線２を包囲した点で
第１実施例と相違している。なお、包囲後にテー
プ押え巻又はシース押出被覆を施してもよい。
このようにしても第１実施例と同様の効果を達
成することができる。特に、本実施例ではテープ
１の中に各テープ光フアイバ心線２を収容する作
業が非常に容易になる利点がある。
成することができる。特に、本実施例ではテープ
１の中に各テープ光フアイバ心線２を収容する作
業が非常に容易になる利点がある。
上記各実施例に示したようなテープ光フアイバ
心線ユニツトは、その外周にプラスチツク等のシ
ースをかけると、１ユニツトの光フアイバケーブ
ルとして使用できる。また、このテープ光フアイ
バ心線ユニツトを複数ユニツト撚り合せ、その外
周にシースをかけると、複数ユニツトの光フアイ
バケーブルとして使用できる。
心線ユニツトは、その外周にプラスチツク等のシ
ースをかけると、１ユニツトの光フアイバケーブ
ルとして使用できる。また、このテープ光フアイ
バ心線ユニツトを複数ユニツト撚り合せ、その外
周にシースをかけると、複数ユニツトの光フアイ
バケーブルとして使用できる。
以上説明したように本考案に係るテープ光フア
イバ心線ユニツトは、パイプ内に重ねて収容され
ている各テープ光フアイバ心線を相互間に間隔が
あくようにその幅方向の端部で連結スペーサによ
り互い違いに連結したので、各テープ光フアイバ
心線がその幅方向にランダムに移動しないように
なり、テープ面に対し垂直な面内の曲げが加わつ
た場合には各テープ光フアイバ心線はテープ間隔
が狭まる方向に移動ができて、伸びや側圧の増加
を抑制して容易に曲がることになる。従つて、各
テープ面に作用する圧力の不均一をなくすことが
でき、伝送特性が不揃いになるのを防止すること
ができる。特に、連結スペーサは隣り合うテープ
光フアイバ心線の各テープ被覆自体を互いに延長
させることにより形成しているので、凹凸の嵌め
合せ連結作業等が不要であり、手間がかからず、
低コストでテープ光フアイバ心線ユニツトを製造
できる利点がある。
イバ心線ユニツトは、パイプ内に重ねて収容され
ている各テープ光フアイバ心線を相互間に間隔が
あくようにその幅方向の端部で連結スペーサによ
り互い違いに連結したので、各テープ光フアイバ
心線がその幅方向にランダムに移動しないように
なり、テープ面に対し垂直な面内の曲げが加わつ
た場合には各テープ光フアイバ心線はテープ間隔
が狭まる方向に移動ができて、伸びや側圧の増加
を抑制して容易に曲がることになる。従つて、各
テープ面に作用する圧力の不均一をなくすことが
でき、伝送特性が不揃いになるのを防止すること
ができる。特に、連結スペーサは隣り合うテープ
光フアイバ心線の各テープ被覆自体を互いに延長
させることにより形成しているので、凹凸の嵌め
合せ連結作業等が不要であり、手間がかからず、
低コストでテープ光フアイバ心線ユニツトを製造
できる利点がある。
第１図及び第２図は本発明に係るテープ光フア
イバ心線ユニツトの第１、第２実施例の横断面図
である。 １……パイプ、２……テープ光フアイバ心線、
３……光フアイバ素線、４……テープ被覆、５…
…連結スペーサ、６……側圧受部材、７……パイ
プ形成帯。
イバ心線ユニツトの第１、第２実施例の横断面図
である。 １……パイプ、２……テープ光フアイバ心線、
３……光フアイバ素線、４……テープ被覆、５…
…連結スペーサ、６……側圧受部材、７……パイ
プ形成帯。
Claims (1)
- 並設された複数本の光フアイバ素線に一体的に
テープ被覆が施されてなるテープ光フアイバ心線
がパイプ内に複数枚重ねて収容されているテープ
光フアイバ心線ユニツトにおいて、前記各テープ
光フアイバ心線は隣り合うもの同士の間に間隔が
あくようにその幅方向の端部で連結スペーサによ
り互い違いに連結され、且つ前記各連結スペーサ
は該連結スペーサで連結される隣り合う前記各テ
ープ光フアイバ心線の前記各テープ被覆自体を互
いに延長させることにより形成されていることを
特徴とするテープ光フアイバ心線ユニツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8223682U JPS58185802U (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | テ−プ光フアイバ心線ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8223682U JPS58185802U (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | テ−プ光フアイバ心線ユニツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58185802U JPS58185802U (ja) | 1983-12-10 |
| JPH0216323Y2 true JPH0216323Y2 (ja) | 1990-05-07 |
Family
ID=30091311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8223682U Granted JPS58185802U (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | テ−プ光フアイバ心線ユニツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58185802U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0736053B2 (ja) * | 1992-06-12 | 1995-04-19 | 古河電気工業株式会社 | 平面状光ファイバユニット |
| JP5468946B2 (ja) * | 2010-03-16 | 2014-04-09 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバケーブル |
| JP2015007714A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバテープ心線、光ケーブル、製造装置、及び製造方法 |
| JP2021157154A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバユニットおよび光ファイバケーブル |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5794733A (en) * | 1980-12-03 | 1982-06-12 | Olympus Optical Co Ltd | Stroboscopic lamp light emission control device of t.t.l. direct photometric camera |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5414547U (ja) * | 1977-07-01 | 1979-01-30 |
-
1982
- 1982-06-04 JP JP8223682U patent/JPS58185802U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5794733A (en) * | 1980-12-03 | 1982-06-12 | Olympus Optical Co Ltd | Stroboscopic lamp light emission control device of t.t.l. direct photometric camera |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58185802U (ja) | 1983-12-10 |
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