JPS5886501A

JPS5886501A - 光ケ−ブル

Info

Publication number: JPS5886501A
Application number: JP18482081A
Authority: JP
Inventors: Masaaki Kawase; 川瀬　正明; Akihiro Otake; 大竹　明博; Yasuhiro Kamikura; 上倉　康弘; Shinichi Kume; 伸一久米; Yukio Tayama; 田山　幸雄
Original assignee: Furukawa Electric Co Ltd; Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Furukawa Electric Co Ltd; Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1981-11-18
Filing date: 1981-11-18
Publication date: 1983-05-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は通信部門等で用いられる光ケーブルの改良に関
する。

多数の光ファイバを内蔵した光ナープルとして、複数本
の光ファイバとこれらを被うテープ状の被覆層とからな
るテープ光心線を用いた例はすでにある。

かかる光ケーブルは複数のテープ光心線を積層構造とす
ることによル、所望の高密度化がはかれ、壕な、その積
層体もパイプ内へ収納するといった手段で防護できるの
で一見好都合であるか１こみえるが、実際には問題があ
る。

つまシ、テープ光心線の積層体とこれ”を被うパイプと
の関係では、両者間に無駄な間隙がないのがよく、これ
が高密度化につながるが、上記パイプによシ積層体を密
に被覆すると、各テープ光心線中の光ファイバに歪みが
生じて伝送損失増が起こり、また、パイプ外周にシース
を押出被覆した際、該被覆時の熱が内部にまで浸透し、
これも光ファイバの特性劣化を惹き起こすことになる。

このため、上記積層体とパイプとの間にはかなシの空間
を設定しなければならないが、こうした場合にはテープ
光心線の積層くずれが起こるからパイプ内の安定性°が
なくなり、また、当該空間を要した分だけ高密度化が減
殺される他、外部からの衝、撃的荷重をｉ和する効果も
乏しくなる。

本発明は上記の問題点を解消するため、テープ光心線の
積層体を主体にしたこの種光ケーｌ。

ルに改良を加え友もので、以下その構成を図示の実施例
によ〕説明する。

はじめに第１図のテープ光心線（１）から説明すると、
とのテープ光心線（１）はバッファ７１（３）（３）　
＋３）・・・・・を有して平行並列状にならべられた複
数本の光ファイバ＋２）　＋２）　＋２）・・・・・と
、その外周を被うプラスチック製の被覆層（４）とよシ
なシ、これの具体的な寸法としては、光ファイバ（２）
の外径が１２５μｍ程度、バッファＭｌ（３）の外径が
２００〜３００μｍ、程度、被覆層（４）の幅（ロ）、
厚さく１）は、Ｗ＝１．３０〜２．５ｗ、ｔ：’：０．
３５〜０．５５−程度である。

つぎに第２図の光ナーブルユニット（５）について説明
すると、この光ケーブルユニット（５）は、複数とした
上記テープ光心線（１）　（１）＝（１）・・・・・の
積層体（６）と、該積層体（６）の周囲に形成された緩
衝材層（７）と、該緩衝材層（７）の外周に設けられな
パイプ（８）とからなっている。

上記における緩衛材層（７）としてはパイプ（８）に対
する高摩擦性を有しているのがよく、これの具体例とし
て、緩衝材層（７）はポリプロピレン製の繊維（−Ｉｌ
ｌり繊維）、あるいは毛糸などにょフ形成される。

一方、パイプ（８）は綱、アルミニウムなどの金属テー
プを筒状に加工し友もの、あるいは金属（内層）とプラ
スチック（外層）とによるラミネートテープを筒状に成
形し、その外周にプラスチックを押出被覆してなる金属
内張シブラスチックパイプ等よりなる。

なお、上記パイプ１８）内における積層体（６）は撚り
が掛かつていない場合と、撚りが掛かっている場合の２
通シがあり、まな、緩衛材層（７）の外周にはテープ等
による押巻層が形成されることもあシ、該押巻層のある
場合は同層の外周にパイプ（８）が設けられる。

つぎに上記光ナープルユニット（５）を主体にした光ケ
ーブルの構成例を第３図〜第５図にょシ説明する。

第３図に示したものは、１つだけとした光ケーブルユニ
２１１国の外周に、プラスチックシースなどの外被（９
）が設けられて光テーブルが構成されている。

第４図のものは、複数の上記光ケーブル、ユニット（５
）（５）（５）・パ・・を備えており、これら各党ケー
ブルユニツ）＋５０５１（５）・・・・・は′、外周に
プラスチック製などの被覆層類を有する鋼より線あるい
はＦＲＰ＠のテンシヲーンメンバａυを中心としてその
周りに撚合集合されているとともに当該集合体の外周に
ラミネートシースなどからなる外被（９）が設けられて
光ケーブルが構成されている０しかもこの第４図の光ケーブルにおいては、各光ケーブ
ルユニット（５１（５１＋５）・・・・・内の積層体＋
６１　（６）　＋６）・・・・・に撚シが掛かつていな
いだけでなく、各光ケーブルユニット（５）　（５）　
＋５）・・・・・が相互に撚合された状態でもこれらユ
ニット（５）（５）（５）・・・・・に１００％の撚り
返しが施されており、干して各光ケーブルユニット（５
）　１５）　＋５）・・・・・における積層体（６）＋
６）　＋６）・・・・・のテープ光心線積層方向は一方
向に揃えられている。

一方、第５図の光ケーブルも第４図の場合と同じく複数
の光ケーブルユニット（５）　＋５１　＋５）・・・・
・を備え、これらユニット（５）（５）（５）・・・・
・がテンションメンバαＤの周シに撚合されているが、
この第５図の場合では、各光ケーブルユニツ）　＋５１
　＋５１（５１−°・°・における積層体＋６１　＋６
）　＋６）・・・・・のテープ光心線積層方向は放射状
となっており、これらユニット撚金時、の撚シ返しも施
され′ていない０つぎに上記各光クープルが製造される
までを簡単に説明する０まずテープ光心線（１）については、１次コーティング
層のみかまたは１次コーティング層と／くツファ層（３
）とを有する光ファイバ（２）を複数本平行並列状態と
し、これらを押出機に供給してその外周に被覆層（４）
を形成することにより得られるＯ光ケーブルユニット（５）は一方方向へ給送している複
数本のテープ光心線（１）　（１）　（１）・・・・・
を積層して積層体＋ｊ＋をつくる工程（必要に応じ積層
体（６）には撚シを掛ける）、該積層体（６）の周囲に
繊維製の緩衝材を配給して緩衝材層（７）を形成する工
程、該緩衝材層（７）の外周に摩擦係数の高い押巻層を
形成する工程（この工程は省略することもめる）、さら
に上記諸工程を経てつくられたものの外周にラミネート
テープを縦添えしながらこれをフォーミング加工等によ
シ造管するとともにその外側にプラスチックシースを押
出被覆してパイプ（８）を形成する工程、等々を介して
つくられる。

もちろん上記諸工程を夕′ンデムにならべておけば、所
定の光ケーブルユニット（５）が長尺の状態で連続的に
製造できる。

そして上記光ケーブルユニット（５）を１本だけ備えて
いる＠３図の光ケーブルでは、該光ケーブルユニツ）（
５）の単体を押出被覆機にかけてその外周に外部？−゛
スなどの外被（９）を形成することによシつくられる。

なお、第３図の光ナープルをつくるとき、光ケーブルユ
ニット（５）をつくる際の最終工程に外被（９）の形成
工程を配置しておくことにより、光ケーブルユニット（
５）の製造工程とその後の光ケーブル製造工程とが連続
することになる。

一方、第４図、第５図の各党ケーブルは、中心に配置さ
れるテンションメンバαυト、該テンションメンバαυ
の周りに配置される複数本の光ケーブルユニツ）　＋５
）　＋５）　（５）・・・・・とを一方方向へ−給送し
ながらこれらを所定の撚会集台状態とし、その集合体の
外周に押巻層、ラミネートシース等を順次形成すること
によりつくられる。

以上説明した通フ、本発明の光クープルは光ケーブルユ
ニットの単体またはその集合体を備えてなシ、上記光ケ
ーブルユニットは少ガくとも、テープ光心線の積層体と
該積層体の周囲に形成された緩衝材層と該緩衝材層の外
周に設けられたパイプとからなることを特徴としている
Ｏしたがって上記光ナープルユニットを備えた光ケーブ
ルユニットの場合では、テープ光心線の積層体とパイプ
との間に緩衝材層があるから、このパイプによる被覆を
形成する際の熱、さらには該パイプ外周に被覆を形成す
る際の熱などは緩衝材層を介してかなシ遮断されること
となシ、この結果、パイプ内のテープ光心線側では熱に
よる特性劣化が生じないこととなシ、シかもパイプ内に
おけるテープ光心線積層体の積層〈ずれ動ずれ動きも緩
衝材層によって阻止されるから、パイプ内器が安定する
。

また、上記のごとく緩衝材層を介してパイプ外からその
内部への熱遭断が行なわれるから、例えば当該緩衝材層
がない場合のように積層体とパイプとの空間を大きく設
定する必要はなく、したがって光ケーブルユニットが径
大化することもなく、光ケーブルの高密度化も阻害しな
いことになる０さらに緩衝材層はパイプの潰れを抑制し、万一パイプが
変形された場合でも当該緩衝材層が外力を吸収緩和して
テープ光心線側への影響を小さくするから、この緩衝材
層による心線防護効果、特性劣化阻止効果も充分といえ
る０

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示したものであり、第１図はテ
ープ光心線の断面図、第２図は光ケーブルユニットの断
面図、第３図、第４図、第５図は各種光ケーブルの断面
図である０（１）・・・・・テープ光心線（５）＠・・・・光クープルユニット（６）・・・・・積層体（７）・・・・・緩衝材層（８）・・・・・パイプ１３図　　　　　ｔＩｉ４ｖｌＪ第１頁の続き ■出　願　人　古河電気工業株式会社東京都千代田区丸の内２丁目６番１号−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　光ケーブルユニットの単体オたはその集谷体
を備えてなり、上記光ケーブルユニットは少なくとも、
テープ光心線の積層体と該積層体の周囲に形成された緩
衝材層と該緩衝材層の外周に設けられたパイプとからな
る光ケーブル。
（２）緩衝材層は同層と接触して―るものに対し、高摩
擦性を有している特許請求の範囲第１項記載の光ケーブ
ル。
（３）緩衝材層はポリプロピレン−繊維の層からなる特
許請求の範囲第１ｙｉまたは第２項記載の光ケーブル。
（４）　　ｍ部材層は毛糸の層からなる特許請求の範囲
第１項またはｌ１ｇ２項記執゛の光ケーブル。
（５）　　パイプは金属テープの筒状加工物からなる特
許請求の範囲第１項記載の光ケーブル。
（６）　　パイプは金属内張フプラスチックパイプから
なる特許請求の範囲第１項記載の光ケーブル０
（７）　　テープ光心線の積層体には撚シが掛がってい
る特許請求の範囲第１項記載の光ナープル。
（８）光ケーブルユニットの集合体は撚合集合さ＼れている特許請求の範囲第１項記載の光ケーブル。
（９）各光クープルユニットは１００％撚シ返しの状態
で撚合されておシ、これら各光ナープルユニットにおけ
る積層体のテープ光心線積層方向が一方向に揃えられて
いる特許請求の範囲第８項記載の光クープル。（１（Ｉ　　各光クープルユニットにおける積層体のテ
ープ光心線積層方向は放射状となっている特４　許請求
の範囲第８項記載の光ケーブル。