JPS6010244Y2 - 通信ケ−ブルの撚合せ装置 - Google Patents

通信ケ−ブルの撚合せ装置

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Publication number
JPS6010244Y2
JPS6010244Y2 JP15548980U JP15548980U JPS6010244Y2 JP S6010244 Y2 JPS6010244 Y2 JP S6010244Y2 JP 15548980 U JP15548980 U JP 15548980U JP 15548980 U JP15548980 U JP 15548980U JP S6010244 Y2 JPS6010244 Y2 JP S6010244Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
twisting
tape
twisted
twisting device
stranded wire
Prior art date
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Expired
Application number
JP15548980U
Other languages
English (en)
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JPS5776318U (ja
Inventor
五郎 坂井
Original Assignee
株式会社フジクラ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フジクラ filed Critical 株式会社フジクラ
Priority to JP15548980U priority Critical patent/JPS6010244Y2/ja
Publication of JPS5776318U publication Critical patent/JPS5776318U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は対あるいはカッドを撚り合せて対間あるいは
カッド間の静電結合を改善するために行う通信ケーブル
の撚合せ装置に関する。
絶縁した心線2条を撚り合せてなる対、あるいは心線4
条を撚り合せてなるカッドは、一般にこれらを集合して
ユニットケーブルとして通信ケーブルに使用される。
この場合、対間あるいはカッド間の静電結合、すなわち
漏話特性を改善するために対あるいはカッド(これらを
撚線コアと称する)、を適切に撚り合せて集合すること
が必要であり、そのため番こ複数本の撚線コアを撚り合
せてサブユニットとなし、このサブユニットの複数本を
さらに撚り合せてユニットとなす集合方法が行われてい
る。
従来、この集合を行う集合装置において撚線コアを撚り
合せてサブユニットとする装置は、第4図に示すように
、複数本の撚線コア1を外周縁部の孔に通して交互に回
転する撚込み目板2が予備テープホルダ3の外側に設け
られていたので、テープ粗巻部4の口金5との距離でが
長かった。
ところで、撚線コア1の撚合せは撚込み目板2が一方向
に例えば約340度回転し、次いで反対方向に同じ角度
だけ回転する動作を繰り返すことによって行われる。
なおこれは、この撚込み目板2の前後において撚線コア
1あるいはサブユニット6を回転させることがこの場合
できないので、一方向のみに回転して撚りを与えること
ができないからである。
このため、撚込み目板2と口金5との距離lが長いと、
本来第5図aのように撚り合されるべきところが、撚込
み目板2の回転方向が変わる前後、すなわち反転時にお
いて撚りが戻って同図すのように撚りのない部分Aが生
じてしまう。
このため撚線コアどうしが平行することとなって撚線コ
ア間の静電特性、すなわち漏話特性を低下させることが
生じていた。
この考案は、上記事情に鑑み提案されたもので、撚込み
目板の反転時にも撚りの戻りが起きず、したがって撚り
のない部分の生じない撚合せ装置を得ることを目的とす
るものであり、その構成は、予備テープホルダの筒内に
テープ粗巻部の口金に接近させて交互に向きを変えて回
転する撚込み目板を設けたことを特徴とするものである
以下この考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図において送出し装置10には、あらかじめ撚り合
わされた対あるいはカッド、すなわち撚線コア11が巻
き付けられたボビン12が例えば5個一組に並べられ、
そしてその複数組(この実施例では5組)が配列されて
いる。
この送出し装置10の各組のボビン12から引き出され
た撚線コア11は各組ごとに集められてそれぞれ撚合せ
装置13に送り出される。
この撚合せ装置13においては第2図に要部を拡大して
示すように、撚込み目板14が筒状をなす予備テープホ
ルダ15の筒内に配置され、テープ粗巻部16の口金1
7に接近している。
この撚込み目板14自体は従来のものと同じ形状をして
おりこれを第3図に示す。
そしてこの撚込み目板14は、駆動ギヤ18に噛合する
中心の孔のあるギヤ19の側面に固定された筒体20に
取り付けられており、駆動ギヤ18の左右交互の回転駆
動によって、例えば約340度回転するごとに反転して
交互に回転するようになっている。
また、テープ粗巻部16においては、テープ21が嵌め
られており、矢印Bのように繰り出されたテープによっ
てサブユニット22に撚りが戻らないよう粗巻きが行わ
れる。
21aは予備用のテープであり、これは、撚線コアの全
長カ長いので一個のテープでは足らない上、フープ状の
テープを途中でサブユニット22に通すことは不可能で
あるから予備用テープ21aをいくつかあらかじめ装填
しておく必要があるのである。
上記のように撚込み目板14は口金17に接近して設け
られ両者の距離l′が短かいので、この撚込み目板14
が回転することによって口金17の部分で傾斜の急なる
撚り角度でもって撚線コア11が撚り合され、したがっ
てこの撚込み目板14の反転時においても第5図aに示
すように撚りの方向が速やかに変り平行部のない撚り合
せが行われることとなる。
なお第5図においては、粗巻きされたテープの図示を省
略したが、このテープによって撚込み目板14と口金1
7とによって形成せれた撚りの状態が保たれ、撚りの戻
りが防止される。
前記撚合せ装置13の前方の部分は公知のものであるが
、これを簡単に説明すると床上に固定された分線目板2
3が設けられ、この分線目板23を通ったサブユニット
22は集合口金24でユニット25、すなわちケーブル
コアに束ねられ、続いて再び粗巻装置33によってテー
プを粗巻きされ、この粗巻きされたユニット25は撚回
装置26に巻き掛けられる。
この撚回装置26は、進行方向に適宜の間隔で配される
2組のプーリ26a、26aを一組又は複数組備えてお
り、進行方向の中心線まわりに一方向に回転するように
されており、前記集合口金24とこの撚回装置26との
間にてユニット25は一方向に撚り合せられる。
続いてユニット25は口金27を通り、引き巻き取り装
置28の巻取リリール29に巻き取られる。
なお、この巻取りリール29は駆動ギヤ30に噛合して
進行方向の中心線まわりに回転する孔あきのギヤ31の
側面に取り付けられ、前記進行方向中心線のまわりに回
転しながら巻取リリール29の軸まわりに回転してユニ
ット25を巻き取るようになっている。
なお、32は円錐形をなしたカバーである。
なお、上記実施例においては撚線コア11を撚り合せて
サブユニット22とし、このサブユニット22をさらに
撚り合せてユニット25としてこれをケーブルコアとし
て使用するものを説明したが、この実施例におけるサブ
ユニット22をもって最終的な集合としこれをケーブル
コアとすることも当然考えられる。
以上説明したようにこの考案の撚合せ装置は、筒状をし
た予備テープホルダの筒内にテープ粗巻部の口金に接近
させて交互に向きを変えて回転する撚込み目板が設けら
れているので、この撚込み目板を交互に回転させて撚線
コアを撚り合せる際に傾斜の急なる撚り角度で集合撚り
が行なわれ、したがって反転時に撚りの方向が速やかに
変り撚りの戻りが起きず撚りのない部分が生じることが
ない。
したがって対あるいはカッドなとの撚線コアを撚り合せ
集合して撚線コア間の静電結合特性を改善するという所
期の目的が正しく遠戚される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の撚合せ装置を用いた撚線コア集合装
置の全体概略図、第2図は第1図における本考案の撚合
せ装置の要部拡大の断面図、第3図は同じく撚込み目板
の正面図、第4図は従来の撚合せ装置の要部拡大断面図
、第5図aおよびbはそれぞれ本考案のおよび従来の撚
合せ装置によって得られるサブユニットの外観図である
。 11・・・・・・撚線コア、13・・・・・・撚合せ装
置、14・・・・・・撚込み目板、15・・・・・・予
備テープホルダ、16・・・・・・テープ粗巻部、17
・・・・・・口金、18・・・・・・駆動ギヤ、19・
・・・・・ギヤ、20・・・・・・筒体、21・・・・
・・テープ、21a・・・・・・予備用テープ、ユニッ
ト。 22・・・・・・サブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数本の撚線コアを撚り合せるとともに、その撚り合せ
    により成るサブユニットにテープを粗巻きするサブユニ
    ット撚合せ装置において、交互に向きを変えて回転する
    撚込み目板を筒状の予備テープホルダの筒内にテープ粗
    巻部の口金に接近させて設けたことを特徴とする通信ケ
    ーブルの撚合せ装置。
JP15548980U 1980-10-30 1980-10-30 通信ケ−ブルの撚合せ装置 Expired JPS6010244Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15548980U JPS6010244Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30 通信ケ−ブルの撚合せ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15548980U JPS6010244Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30 通信ケ−ブルの撚合せ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5776318U JPS5776318U (ja) 1982-05-11
JPS6010244Y2 true JPS6010244Y2 (ja) 1985-04-09

Family

ID=29514683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15548980U Expired JPS6010244Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30 通信ケ−ブルの撚合せ装置

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JP (1) JPS6010244Y2 (ja)

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JPS5776318U (ja) 1982-05-11

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