JPH0381249B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0381249B2
JPH0381249B2 JP27166584A JP27166584A JPH0381249B2 JP H0381249 B2 JPH0381249 B2 JP H0381249B2 JP 27166584 A JP27166584 A JP 27166584A JP 27166584 A JP27166584 A JP 27166584A JP H0381249 B2 JPH0381249 B2 JP H0381249B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
twisted
tension
speed
pairs
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP27166584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS617511A (ja
Inventor
Bufuaaru Jan
Deyumuuran Andore
Segan Maruku
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nortel Networks Ltd
Original Assignee
Northern Telecom Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Northern Telecom Ltd filed Critical Northern Telecom Ltd
Publication of JPS617511A publication Critical patent/JPS617511A/ja
Publication of JPH0381249B2 publication Critical patent/JPH0381249B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • H01B13/02Stranding-up
    • H01B13/0228Stranding-up by a twisting pay-off and take-up device

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、個々に絶縁された導体の加撚された
ユニツトからコアユニツトを製造する装置に関す
る。
[従来技術及びその課題] 絶縁された電気的導体を一緒に加撚
(twisting)して単一方向の撚りを有する加撚さ
れた導体ユニツトを形成することは、電気通信ケ
ーブルコアにおいて使用されるとき物理的及び電
気的利点を与えることは知られている。たとえ
ば、加撚された導体ユニツトの提供は、漏話の減
少の如き電気的特性を改良する。普通は加撚され
た導体ユニツトは加撚された対として一緒に加撚
された2つの絶縁された導体から成る。
従来、導体を一緒に加撚して加撚された対にす
るために、高速加撚機が使用されていた。かかる
加撚機において、2本の絶縁された導体が、リー
ルシヤフトに回転自在に取り付けられているリー
ル上に保持される。導体を一緒に加撚するため
に、各導体は、そのリールから回転自在なプーリ
システムをまわつて供給され、次いで導体は、フ
ライヤ又は他のフレームワークによつてクレード
ルの軸線の回りに回転させられる並んだ位置
(sidebu−side position)へと導かれる。この回
転が導体のおける二重撚り(double twist)を与
え、かくして加撚されたユニツトを形成する。加
撚されたユニツトは加撚後直ちに、他のリール上
へ巻き付けられる。巻き付けの後、このロールは
加撚機から除外され、次に加撚された対を一緒に
引張つてコアユニツトを形成する機械に供給され
る。次いで加撚されたユニツトはこのコアユニツ
ト形成機を通つて引張られて複数の対、たとえば
50又は100対からなるコアユニツトを形成する。
このように、対にする加撚はコアユニツト形成機
とは別の機械で且つ別々の作業として遂行され
る。
コアユニツト形成作業と直列的に導体を加撚し
て加撚された対にすることが製造上の目標である
が、これは下記する理由のため実際に達成するこ
とは極めて困難である。コアユニツトに形成する
期間中、加撚された導体を実質的に等しい張力で
コアユニツト形成機へと引張ることは、直列的作
業がたとえば400ft/分(約122m/分)を越える
速い線速度で行われる場合に問題が見出される。
これは、各加撚された対がコアユニツト形成機
へと引張られるにつれて、各加撚された対に生ず
る張力が、加撚ヘツドと形成機との間の距離、及
び導体と機械の接触表面との間接触の量に依存し
ているからである。現在の知見では、張力差を減
じる1つの理論的方法は、コアユニツト形成機か
ら実質的に等しい距離のところに加撚ヘツドのす
べてを位置づけることである。これはコアユニツ
トが100の加撚された導体の対を含むことがある
ことを考慮すると、実際的ではなく、又は不可能
ですらある。即ち、設計上及び床空間を考慮する
こと、コアユニツト形成機から実質的に等しい距
離に100の加撚機を位置付けることはできない。
他方、直列的作業において異なつた間隔をおいて
配置された加撚機で加熱された対は相互に張力が
大きく異なり、コアユニツトに形成した後加撚さ
れた対間の大きな張力差を生じる。張力差がある
と、張力を緩和しようとして、コアユニツトはそ
れらの長さに沿つて制御不可能にねじ曲がる
(contorted)ことになる。例えばケーブル外装
(sheathing)及び外被(jacketing)を形成する
ための上記ユニツトの更なる加工は、コアユニツ
トがこれ等の作業中にねじ曲がつていないことを
必要とするので克服しがたい問題を与える。更に
ケーブルにおける加撚された対間で張力が異なる
と、導体の相互の締め力(tightening)の大きさ
が領域によつて異なることになり、導体間の間〓
の大きさを変動させる。これはケーブルにおける
相互キヤパシタンス(mutual capacitance)の
変動を生せしめる。これは望ましくない。
英国特許第1428130号において、導体対を加撚
しそして直列的作業においてケーブルコアユニツ
トをストランド化するための装置の説明がある。
この装置においては、加撚機が、ストランド化機
から離れて位置するバンクとして配列されてお
り、そして導体はこれらのバンクからストランド
化機へ供給される。この英国特許においては、加
撚された対がストランド化機に近付くにつれて加
撚された対間において異なる張力が生じることに
関連した問題については論議がなされていない。
多分この問題が省かれている理由は、張力生成は
作業速度が速くなるに従つて増加し、そしてこの
装置は例えば200ft/分(約61m/分)までの非
常に遅いライン速度で作業するように作られてい
るので、加撚された対における張力問題は、製品
の物理的又は電気的性能に問題になるような影響
を与えるほどには重大ではないということであろ
う。
この装置は、加撚された対間の張力差による影
響を無効にすることもできなければ、より速い速
度、たとえば約600ft/分(約183m/分)におけ
るコアユニツトの製造においてストランド化機に
近付く対における過剰の張力生成の問題も解決す
ることはできない。
米国特許第4429519号に示唆された他の構造に
おいては、加撚作業及びストランド化作業を直列
化する(tandemizing)ための装置が記載されて
いる。この装置によれば、加撚作業は管の形態に
あることが出来るガイド手段を振動
(oscillating)させることにより遂行されて、加
撚された導体の対を形成する。しかしながら、こ
の装置は、交互撚り(alternating twist)、即ち、
対のまわりの1つの方向に撚られ、次いで他の方
向に撚られる撚りを加撚された対に与える。この
構造は、時にはS−Z撚りと呼ばれる。この種の
撚りはケーブル設計においてあまりに知られてお
らず、そして非常に多数の対からなるケーブルの
ために、この装置を使用することには、現在未知
である付随する困難があることを考慮しなければ
ならない。更に、S−Z撚りケーブルにおける撚
りのピツチ及び加撚された対における張力を制御
することが困難であることは既に知られている。
変動する張力はケーブルの電気的特性に対して望
ましくない影響を与え、過剰な張力は破壊され易
い導体絶縁を損傷することがある。関連した潜在
的な機械的問題もある。これに対して、各対にお
ける一方向のみの撚りの使用により、その取扱い
が想到容易である。
本発明は加撚ユニツト、たとえば1方向の撚り
を有する導体の対の作業を直列化し、高速作業に
おける加撚された対の張力の生成及び張力差に関
する上記問題を回避し又は最小にしながらコアユ
ニツトを形成するための装置に関する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に従うと、上記のとおりの課題を解決す
るために、 個々に絶縁された導体の加撚されたユニツトか
らコアユニツトを製造する装置において、 各々が、絶縁された導体の複数のリールを支持
し、上記導体を加撚して加撚されたユニツトを形
成する複数の加撚機と、 上記加撚されたユニツトを引つ張る引つ張り手
段を備えている、上記加撚されたユニツトを一緒
に引つ張つてコアユニツトを形成する、供給路に
沿つて該加撚機と縦列をなして配置されたコアユ
ニツト形成及び引き取り手段と、 全べての加撚機と該形成及び引き取り手段との
間の配置され、加撚されたユニツトのための上記
供給路に沿つて配置された一連の回転可能な手段
と、該加撚機の各々の下流にそれぞれ設けられた
回転可能な手段と、該回転可能な手段の各々を駆
動する駆動手段とを備えている張力調整手段とを
具備し、 該駆動手段が、該引つ張り手段の駆動速度に依
存する駆動速度を有して、該回転可能な手段の非
拘束状態における周速度が、該形成及び引き取り
手段への上記加撚されたユニツトの引つ張り速度
を越えることを確実にし、 供給路に存在する該回転可能な手段の各々の外
周表面の長さが、該形成及び引き取り手段への引
つ張り速度より速い速度で該加撚されたユニツト
に駆動速度を加えるには不十分であることを特徴
とするコアユニツトを製造する装置が提供され
る。
コアユニツト形成及び引き取り手段は、ストラ
ンド化機(stranding machine)又はストランド
化しないで加撚されたユニツトを一緒に単に寄せ
集める機械よりなることができる。
[実施例] 本発明の1つの態様を添付図面を参照して例と
して説明する。
第1図及び第2図に示された如く、導体の加撚
された100本の対のストランド状コアユニツトを
製造する装置は、各バンクに25台の機械を有する
4つの真直ぐなバンク12に配列された100台の
加撚機10を含む導体対を加撚するための装置よ
り成る。この装置は600ft/分(約183m/分)ま
で及び場合により600ft/分(約183m/分)を越
える速度でケーブルコアユニツトを製造すること
ができる。4本のバンク12の1端から離れて、
コアユニツト形成及び引き取り手段が位置づけら
れている。これはストランデイングフライヤ14
を具備し、ヘルパキヤプスタン(helper
capstan)15を含むストランド化機13より成
る。ヘルプキヤプスタン15はストランド化機1
3へのコアユニツトの引張を助ける働きをし、こ
のための主要な力はコアユニツト引取りリール1
7を駆動するモータ16により与えられる。スト
ランド化機13の上流には、加撚された導体対を
一緒にして引張るための集合ダイス(closing
des)18の形態の引き抜き手段と結合ヘツド2
0とがある。
集合ダイス、結合ヘツド及びストランド化機の
この構造は慣用のものである。
第5図により示された如く、加撚機10の各々
は、キヤビネツト22を具備し、キヤビネツト2
2内には個々の絶縁された動態の2つのリール2
6を回転可能に保持して、ストランド化機13の
引張り作用下に導体をリールから引張ることを可
能とするリールクレードル24が位置付けられて
いる。各加撚機は導体がリールから引張られるこ
と及び導体が加撚機を通過しそして加撚機から外
方に進むにつれて一緒に加撚されることを可能と
する慣用の構造であることができる。しかしなが
ら、この態様においては、各加撚機は、慣用の釣
り合い重りを用いないで、釣り合つた回転構造
(balanced rotational structure)を形成する2
つのフライヤ(flyer)28及び関連したプーリ
を具備する。リール26から取出される2つの導
体30は、一緒に下向きに進み、次いでフライヤ
28の選ばれた1つのみを通つて進む。導体はそ
れらのフライヤを通つて移動するにつれて、フラ
イヤは各加撚機のための個々のモータである駆動
モータ(示されていない)により回転され又は共
通のモータ(1つ又は複数)により駆動される。
フライヤの回転によつて、2つの導体30を二重
撚り(double twist)で一緒に加撚する。各加撚
機はそのバンク12の長手方向に延びている主フ
レーム上にサブアセンブリを形成する。加撚機の
各サブアセンブリは完全な形態で装置から外すこ
とができる。
特に第1図及び第2図からわかる通り、その加
撚機の頂部から現れる加撚された部分32の各々
は、それがストランド化機に向かつて進むにつれ
て加撚機のその関連したバンク12のラインに沿
つて動く。
図示したコアユニツトを製造する装置は、張力
調整手段を具備する。この張力調整手段は、全べ
ての加撚機と形成及び引き取り手段との間に配置
され、加撚されたユニツトのための供給路に沿つ
て配置された一連の回転可能な手段と、加撚機の
各々の下流にそれぞれ設けられた回転可能な手段
と、回転可能な手段の各々を駆動する駆動手段と
を備えている。全べての加撚機と形成及び引き取
り手段との間に配置された第1の回転可能な手段
が、下記のとおりの張力減少手段を構成し、加撚
機の各々の下流にそれぞれ設けられた回転可能な
手段が張力等化手段34を構成する。張力等化手
段34は、加撚機10の各々の下流端に1つあ
る。張力等化手段はわかりやすくするため第1図
から省かれている。第4図は張力等化手段を詳細
に示す。張力等化手段の各々は、加撚された対の
ための供給路の側部から側部まで延びているシヤ
フト36を備えており、このシヤフト36はベア
リング38により回転可能に保持される。各シヤ
フト36の1端は、ベアリング38を通つて加撚
機の直立しているハウジング40から内側へと延
びている。
各シヤフト36のこの端部には、駆動ベルト4
4により係合されるV−みぞ付きプーリ42が設
けられている。張力等化手段は便利には5つの群
ごとに駆動される。即ち、ベルト44の各々は5
つのプーリ42を取囲み駆動するように延びてい
る。群の各々の5つのシヤフトは駆動モータ46
により直接駆動され、駆動モータ46は、ハウジ
ング40に取り付けられ、エンドレス駆動部材4
8、シヤフト36上のプーリ50及びモータ46
の被駆動シヤフト上のプーリ52によつて、シヤ
フト36に接続されている。各張力等化手段にお
いて、シヤフト36のまわりのベリング56に支
持された管状部材54が設けられていて、管状部
材54はシヤフトと滑動駆動可能に係合してい
る。管状部材54は導体の加撚された対の供給路
の下方に延びるようにシヤフト36を取囲む。シ
ヤフト36が駆動されるにつれて、管状部材54
は、拘束されていなければシヤフト36と実質的
に同じ角速度で回転することを意図している。ベ
アリング56はこの目的に対して十分であるが、
管状部材54の内側に、より積極的なシヤフトと
の駆動係合でそれを保持するようにグリースを詰
めることができる。
駆動モータ46は、ストランド化機への加撚さ
れたユニツトの線速度(line speed)に関連付け
られている。即ち、駆動モータ46は、拘束され
ていない管状部材54が、加撚された対のストラ
ンド化機への引張速度を僅かに越える周速度
(peripheral speed)で、回転するように駆動す
る。これは本発明の重要な観点であり、そしてこ
の態様において明らかにされる通りである。導体
の線速度は、ロータパルサー装置(rotor pulser
device)(示されていない)の如き慣用の手段に
より測定される。このより速い速度にする理由は
以下に説明する。拘束されていない管状部材54
の周速度の速さは、必要な張力減少効果に依存す
る。管状部材54の周速度は加撚されたユニツト
のストランド化機への速度を5%まで、好ましく
は2%乃至3%越えるべきであることが実際に見
出された。
上記説明からもわかる通り、加撚機の各バンク
12に沿つて25の張力等化手段がある。ストラン
ド化機から最も遠い張力等化手段は1つのみの加
撚された対32、即ち、最も遠い加撚機からの対
を支持する。張力等化手段により支持される加撚
された対の数は、張力等化手段から張力等化手段
へと、25の対がストランド化機に最も近い張力等
化手段によつて支持されるまで、各バンク12に
沿つて増加する。
1つの対の張力が対の張力に影響を与えるのを
防止するために加撚された対32を相互に間隔を
置いて保持するためのガイド手段が加撚機10に
沿つて設けられている。このガイド手段は複数の
鉛直方向ガイドロツド58の形態をとる。これら
のガイドロツド58は管状部材54の各々に近接
してしかし管状部材54の各々から僅かに下流に
位置づけられ、そして管状部材54の軸線方向に
間隔を置いた位置において支持ブラケツト(示さ
れていない)によつて固定位置に保持されてい
る。各張力等化手段に関して使用されるガイドロ
ツド58の数は特定の張力等化手段の上を進む導
体の可燃された対の数に依存する。張力等化手段
には、第4図においては、5つのガイドロツド5
8が設けられ、これは従つて導体の4つの加撚さ
れた対のためのガイド手段を形成する。
導体の25の加撚された対がバンク12の各々の
下流側から現われるにつれて、それらは、この位
置までの上記対の加撚及び引張期間中加撚された
対に生じた張力を減少せしめるように張力減少手
段を通過する。第1,2,6及び7図に示された
如く、導体の25の加撚された対の各群のための張
力減少手段は、張力減少ステーシヨンにあり、そ
して、2つの駆動される回転可能なシリンダ60
及び62を含んでおり、シリンダの各々のまわり
を導体はストランド化機への途中において通過し
なければならない。2つのシリンダは実質的に等
しい直径であり、そして駆動ベルト66によりシ
リンダ62に接続されている、駆動モータ64の
形態にある共通の駆動装置を有する。駆動ベルト
(示されていない)は上記2つのシリンダも相互
に駆動可能に接続する。駆動モータ64は、シリ
ンダ60及び62の各々に、ストランド化機への
導体の加撚された対の引張速度を僅かに越える周
速度を与えるように、線速度に従つて電気的に影
響を受ける。この速度の過剰の程度はデザインに
依存して選ばれるが、この特定の機械においては
1%乃至5%、好ましくは3%の領域にある。
各張力減少手段の作動の理解を助けるため及び
わかりやすくする目的で、2つのシリンダ60及
び62は、キヤプスタン駆動装置(capstan
drive)ではないこと、ケーブル製造において導
体の加撚された対を装置を通して引張る(draw)
ように動作するものでないことを了解することは
重要である。この態様においては、そして本発明
に従えば、シリンダ60及び62は、リール17
の回転により与えられるシリンダの下流の加撚さ
れた対に対する張力の助けなしには、加撚機から
加撚された対を引張るのに充分な摩擦握持を与え
るのに十分に長い接触孤に沿つては、加撚された
対の各々に係合しない。このため、もしストラン
ド化機が省かれたならば、シリンダ60及び62
は加撚機から加撚された対を引張ことはできな
い。加撚された対に対する上記シリンダによる追
加の摩擦握持(frictional grip)は、シリンダ表
面へと上記対を引き下げるシリンダの下流の張力
により生成される。この張力が保持されている間
は、上記シリンダは、該シリンダの過剰の周速度
の故に、いくらかの滑りを伴つて加撚機から加撚
された対を引張る。
もしシリンダの握持が、前記減少ステーシヨン
において、ストランド化機へのその引張り速度に
向けて、加撚された対の速度を増加する傾向があ
るならば、シリンダから下流の張力は、減少し、
そしてシリンダのまわりの前記対の摩擦握持は減
少される。かくしてシリンダは加撚された対に対
して相当な程度滑り、そしてシリンダの駆動によ
り引き起こされる如き、対の速度の更なる増加の
ためこの傾向は減少する。いずれにせよ、シリン
ダから下流の張力はゼロに下降する故に、シリン
ダがストランド化機の引張り速度に等しい速度で
加撚された対を上記減少ステーシヨンを通して駆
動することは、起り得ない。確かに、加撚された
対はストランド化機の引張り速度を越える速度で
減少ステーシヨンを通つて引つ張られることはな
い。
図により示された通り、張力減少手段は、対に
おいて、即ち隣接したバンク12に対して2つ配
置される。これらの2つの対は、バンク12の下
流端に位置づけられている鉛直方向フレームワー
ク70の各側に1つがあるようにして一緒に取付
けられている。フレームワーク上には2つのガイ
ドシリンダ72も取付けられており、各張力減少
手段に対して1つである。これらのガイドシリン
ダは加撚された対における張力に過度に影響しな
いように回転自在に取付けられ、そしてシリンダ
62の下の位置にある。ガイドシリンダ72の
各々は、導体の25の加撚された対を離して受け取
り且つ離して保持するための25のガイドみぞ74
を備えている。そのシリンダ72から、導体の25
の加撚された対の各群は、加撚された対のための
個々の通路を形成するため及びそれらの通路がコ
アユニツト75を形成するためのヘツド20に集
束することを確実にするために適当なガイドロー
ラ(示されていない)のまわりを通過することに
よつてストランド化機へと前方に進む。
装置の使用において、加撚機の各々は、第5図
に示された如く、個々に絶縁された導体の2つの
リール26により装填される。装置が始動する
と、リール17はモータ16により作動される。
モータ46及び64の各々は、駆動されるシリン
ダ60及び62の各々及び拘束されていない管状
部材54の各々の周速度が、前記した如く、スト
ランド化機への加撚された対の引張り速度を越え
る線速度になるように、制御された速度で駆動す
る。導体の加撚された対32の各々は、その個々
の機械から外向きにそしてその自体の供給路に沿
つて伸び、供給路は、上記対がストランド化機に
向かつて動くにつれて、上記対がその路に横たわ
る管状部材54の各々を横切り且つ管状部剤54
の各々と接触するように選ばれている。導体の
各々はシリンダ62、シリンダ60のまわりも通
過し、次いで第6図に示された如くそのガイドシ
リンダ72のまわりも通過する。
個々の加撚された対の加撚期間中、導体の各々
における張力がストランド化機の引張りにより生
じる。この張力は1つの対と他の対とでは異な
り、そして少なくとも部分的には、これらの張力
は、各リール26及びフライヤの回転に対する抵
抗及び各案内プーリ又は対が接触する他の表面に
より与えられた抵抗により支配される。各加撚さ
れた対における張力は、ストランド化機からその
距離にも依存する。もし、これらの張力差が、加
撚された対がストランド化機に到達したとき依然
として存在していたならば、それらはケーブルコ
アにおける異なる張力状態を生じ、これは望まし
くないことに、電気的特性の変動をもたらしそし
て仕上げられたコアユニツトはその長さに沿つて
ねじ曲がり、これはケーブルを更に加工すること
を困難にし又は不可能にする。張力等化手段はこ
の問題を克服する。更に、約600ft/分(約
183m/分)のコア製造で操作するこの高速装置
による加撚期間中生じる各加撚された対に存在す
る張力の大きさは約3ポンド(約1.36Kg)であり
得る。張力減少手段の張力減少効果なしでは、
100までの対の畜積された張力は過剰となりそし
て慣用のストランド化機はかかる引張り抵抗負荷
を伴なうこの数の対を引張ることができない。張
力等化および張力減少手段は下記の如く作動す
る。
加撚された対は管状部材54を横切つて通過し
そして管状部材54により支持されるにつれて、
ストランド化機により形成されるケーブルコアに
おけるそれらの位置及び路長に依存して異なる速
度で移動する。管状部材はより速く駆動される周
速度を有するので、管状部材が加撚された対を前
方方向に強制する傾向がある。しかしながら、各
管状部材54に関しては、管状部材とそれらのシ
ヤフト36との間に滑動駆動係合(slipping
driving engagement)を有するので、加撚され
た対における上流張力及びそれらの相対速度の効
果は、一緒になつて、管状部材の回転の速度を、
これらの張力及び対の相対速度により影響される
速度に低下させる。この部材のこの速度におい
て、対の張力は、より強い張力のかかつた対によ
り大きい張力の減少を生ぜしめるように、各部材
の上流側から下流側に変化せしめる。故に、各管
状部材を横切つて動く上記対における張力を等化
する方向への作用があり、この等化効果は、上記
対が最終の部材54に向かつて動くにつれて増加
する。加撚機のバンク12における最も遠い上流
より後の各管状部材において、導体の加撚された
対は隣接した加撚機から直接に及びプーリ35
(第5図)の如きガイドプーリにより上記部材の
上に持ち来たらされる。この段階では相対的に高
いことがあり得うるこの加撚された対における張
力は管状部材の回転速度により管状部材に交差す
る他の対における張力によりただちに影響されそ
して減じられる。
各バンク12において、それらの上流張力より
は実質的に近接した(closer)相対張力を有する
導体の対は、次いでそれらの張力減少手段に近づ
きそして張力減少手段を通つて行く。加撚された
対は示された方法でシリンダ60,62及び72
のまわりを通り過ぎそしてガイド(示されていな
い)を通つてストランド化機へと進むにつれて、
ストランド化機による引張りはシリンダ60及び
62の表面に対する加撚された対の摩擦接触を増
加する。これらのシリンダはストランド化機への
加撚された対の進み速度(chroughtput speed)
よりも大きい周速度で回転しているけれども、該
対に対するそれらの握持の程度はシリンダの周速
度で加撚機から該対を引張るのには不十分であ
る。この理由は上に説明されている。どちらかと
言えば、シリンダによる駆動の程度は、ストラン
ド化機の引張りにより生じる下流張力に比例して
増減するところの、上記対により上記シリンダに
対する摩擦握持に依存している。このため、既に
説明した如く、各対に対するシリンダによる引張
りは、それがシリンダに対する対の摩擦握持を減
じて駆動力を除去するのに十分にストランド化機
へのその対の引張り速度のそれに近づくまでその
速度を増加させる。シリンダからの下流張力のい
かなる僅かな増加も、対とのそれらの駆動係合を
改良してそれによりはやり張力を減じる。当然の
結果として、シリンダの上流の加撚された対の張
力(例えば3ポンド(約1.36Kg)まで)はストラ
ンド化機へと引張るための許容し得るレベル(た
とえば約0.1ポンド(約0.045Kg))に下流側で減
じられる。各加撚された対に加えられる駆動力は
その対における下流の張力に依存していることが
この点で強調される。この故に、シリンダ60及
び62は、他の対の何れの速度にもかかわらなく
いかなる時(moment)においてもそれ自身の
個々の速度で各加撚された対を駆動する。対の速
度は、勿論、コアユニツトにおいてそれらが占拠
する異なる路長の故に相互に異ならなければなら
ない。かくして、シリンダ60及び62の操作は
便利にこれを許容する。他方、加撚された対を機
械を通してそれ自体引張る慣用のキヤプスタンは
その目的にとつて有用ではないであろう。キヤプ
スタン制御は、正確に等しい長さの加撚された対
が単位時間当りストランド化機に供給されること
を確実にする。しかし、コアユニツトはコアユニ
ツトの単位長さ当り加撚された対の異なる長さを
必要とするので、いくらかの対は他よりも大きい
張力にあり、かくして、本発明が回避するすべて
の欠点を生じる。かくして慣用のキヤプスタンは
その問題を解決することができない。
[効 果] 本発明に従う装置によつて仕上げられたコアユ
ニツトはねじ曲がつた形状(contorted shape)
を持たず、かくして内部張力差は少しであり且つ
無視できることを示す。電気的特性も又、仕上げ
られたケーブルに沿つて問題となる程に異なら
ず、特に、相互キヤパシタンス差異は非常に僅か
でありそして十分に商業的に許容し得る限界内に
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、100本の加撚された絶縁された導体
対のストランド状コアユニツトを形成するための
装置の主部の平面図である。第2図は、第1図に
おける矢印“”の方向における第1図の装置の
側面図である。第3図は、第1図よりも大きいス
ケールで示された加撚機及び前記装置の一部を形
成する張力等化手段の平面図である。第4図は、
第3図と同じスケールでの、張力等化手段の第2
図における線“−”に沿つた断面図である。
第5図は、第3図における矢印“”の方向にお
いて取られた加撚機及び張力等化手段の側面図で
ある。第6図は、大きいスケールでの第1図の矢
印“”の方向における該装置の張力減少手段の
側面図である。第7図は、第6図における矢印
“”の方向に取られた張力減少手段の図である。 図において、10……加撚機、12……バン
ク、13……ストランド化機、14……フライ
ヤ、15……ペルパキヤプスタン、16……モー
タ、17……コアユニツト引き取りリール、18
……クロージングダイ、20……バインデイング
ヘツド、22……キヤビネツト、24……リール
クレードル、26……リール、28……フライ
ヤ、32……加撚された対、34……張力等化手
段、36……シヤフト、38……ベアリング、4
0……ハウジング、42……Vみぞプーリ、44
……駆動ベルト、46……駆動モータ、48……
エンドレス駆動部材、50,52……プーリ、5
4……管状部材、60,62……回転可能なシリ
ンダ、64……駆動モータ、66……駆動ベル
ト、72……シリンダである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 個々に絶縁された導体の加撚されたユニツト
    からコアユニツトを製造する装置において、 各々が、絶縁された導体の複数のリールを支持
    し、上記導体を加撚して加撚されたユニツトを形
    成する複数の加撚機と、 上記加撚されたユニツトを引つ張る引つ張り手
    段を備えている、上記加撚されたユニツトを一緒
    に引つ張つてコアユニツトを形成する、供給路に
    沿つて該加撚機と縦列をなして配置されたコアユ
    ニツト形成及び引き取り手段と、 全べての加撚機と該形成及び引き取り手段との
    間の配置され、加撚されたユニツトのための上記
    供給路に沿つて配置された一連の回転可能な手段
    と、該加撚機の各々の下流にそれぞれ設けられた
    回転可能な手段と、該回転可能な手段の各々を駆
    動する駆動手段とを備えている張力調整手段とを
    具備し、 該駆動手段が、該引つ張り手段の駆動速度に依
    存する駆動速度を有して、該回転可能な手段の非
    拘束状態における周速度が、該形成及び引き取り
    手段への上記加撚されたユニツトの引つ張り速度
    を越えることを確実にし、 供給路に存在する該回転可能な手段の各々の外
    周表面の長さが、該形成及び引き取り手段への引
    つ張り速度より速い速度で該加撚されたユニツト
    に駆動速度を加えるには不十分である ことを特徴とするコアユニツトを製造する装置。 2 該回転可能な手段が、管状部材によつて取り
    囲まれた駆動可能な軸を備えており、該管状部材
    が駆動可能な軸に滑動可能に駆動係合する特許請
    求の範囲第1項記載の装置。
JP27166584A 1983-12-23 1984-12-22 コアユニットを製造する装置 Granted JPS617511A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CA444295 1983-12-23
CA000444295A CA1217395A (en) 1983-12-23 1983-12-23 Forming cable core units

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS617511A JPS617511A (ja) 1986-01-14
JPH0381249B2 true JPH0381249B2 (ja) 1991-12-27

Family

ID=4126827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27166584A Granted JPS617511A (ja) 1983-12-23 1984-12-22 コアユニットを製造する装置

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0147070B1 (ja)
JP (1) JPS617511A (ja)
CA (1) CA1217395A (ja)
DE (1) DE3476489D1 (ja)
ES (1) ES8606724A1 (ja)
FI (1) FI79417C (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI90697C (fi) * 1992-04-03 1994-03-10 Maillefer Nokia Oy Menetelmä ja sovitelma vaihtosuuntakertauksen yhteydessä
FR3007926B1 (fr) 2013-06-27 2016-01-08 Areva Np Transducteur a ultrasons

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1268902A (en) * 1968-07-15 1972-03-29 British Insulated Callenders Improvements in or relating to the manufacture of stranded conductors
US3715877A (en) * 1969-10-27 1973-02-13 Oki Electric Cable Communication cable
GB1303106A (ja) * 1970-01-23 1973-01-17
GB1428130A (en) * 1972-10-04 1976-03-17 Cortinovis Spa Apparatus for the manufacture of telephone cables
DD152225A1 (de) * 1980-07-23 1981-11-18 Mueller Bernd Dipl Ing Verfahren und vorrichtung zur zugkraftentlastung an sz-verseilmaschinen

Also Published As

Publication number Publication date
FI845026A0 (fi) 1984-12-19
FI845026L (fi) 1985-06-24
ES8606724A1 (es) 1986-04-16
EP0147070B1 (en) 1989-01-25
EP0147070A2 (en) 1985-07-03
EP0147070A3 (en) 1986-08-06
JPS617511A (ja) 1986-01-14
DE3476489D1 (en) 1989-03-02
CA1217395A (en) 1987-02-03
FI79417B (fi) 1989-08-31
ES538954A0 (es) 1986-04-16
FI79417C (fi) 1989-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3715877A (en) Communication cable
US3884024A (en) Twisting device for the SZ twisting of electrical cables
US3732682A (en) Methods of and apparatus for twisting and stranding cable pairs in a tandem operation
US4590754A (en) Forming cable core units
US2941348A (en) Manufacture of wire strands, bunches, and cables
US4704855A (en) Wire twisting device
US4604862A (en) Manufacture of telecommunications cable cores
JPH0381249B2 (ja)
JPH10244339A (ja) 撚線製造装置
EP0461844B1 (en) Improvements in and relating to stranding machines
EP0147071B1 (en) Manufacture of telecommunications cable cores
US3362147A (en) Wire cords
CA1217251A (en) Core unit for a telecommunications cable
JPH0821274B2 (ja) 圧縮撚線導体の製造装置
CN111952012B (zh) 双臂高速绞线机
JPS5930438A (ja) 撚線の製造方法
US4559771A (en) Manufacture of telecommunications cable core units
JPS58131B2 (ja) Sz撚り同時集合装置
JPH039568B2 (ja)
JPS5926091B2 (ja) 対撚線の製造方法
GB2052585A (en) Stranding Apparatus for Manufacturing Multi-layer Steel Cables, Particularly Steel Cord
JPH05142456A (ja) テープユニツト型光ケーブル及びその製造方法
JPS58103709A (ja) ユニツト型通信ケ−ブルの製造方法
JPS60106637A (ja) 撚線機
JPH067451B2 (ja) 横巻シールド付ケーブルの撚合装置