JP2603046Y2 - 係止具のネジ止め構造 - Google Patents

係止具のネジ止め構造

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JP2603046Y2 JP1993069295U JP6929593U JP2603046Y2 JP 2603046 Y2 JP2603046 Y2 JP 2603046Y2 JP 1993069295 U JP1993069295 U JP 1993069295U JP 6929593 U JP6929593 U JP 6929593U JP 2603046 Y2 JP2603046 Y2 JP 2603046Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、2部材を係止させるた
めの係止具のネジ止め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建築板等の部材を別の部材に係止させる
ための係止具としては、例えば実公平4-53383 号に開示
されている鋼製保持金具が知られている。この鋼製保持
金具は、建築板を野縁、間柱等の固定物に取り付けるた
めの上部取り付けアームを有し、上部取り付けアームに
は、ネジ又は釘を受け入れるための取り付け穴が形成さ
れている。この種の建築板例えば天井板はその強度を強
め、かつ吊り木に連結された野縁への取り付けを容易に
するために背面に接着剤等で固定された裏桟を備えてい
る。天井板の一方の長さ方向縁部に位置する裏桟はこの
縁部を越えて突出し、天井板の他方の長さ方向縁部に位
置する裏桟は建築板の縁面より引っ込んで位置し、かつ
建築板の背面に隣接して切り欠き凹部を備える。保持金
具を用いて天井板を野縁に取り付けるためには、保持金
具をその下部支持アームと押え板とで裏桟に取り付け
て、一方の天井板を支えながら、保持金具を野縁にネジ
止め又は釘打ちする。次いで、他方の天井板の裏桟の突
出部を一方の天井板の背面部分上に位置決めしてこれで
受け止める。さてこのような保持金具、即ち係止具にあ
っては、係止具が裏桟を介して天井板を吊り下げ支持す
るので、上部取り付けアームのネジ又は釘には天井板の
重量がかかり、ネジを引き抜く方向に常に力が加わる。
その上、最近は防火性、遮音性等を向上させる目的で、
野縁に脆弱材料に分類される石膏ボードを下張りしてそ
の上からネジ止め又は釘打ちが行われる。従って、ネジ
又は釘は石膏ボード内で強固に固定されず、係止具自体
にガタが発生しやすく、ネジ等による係止具の野縁への
締結性が悪くなる。
【0003】又、脆弱の石膏ボードの野縁への留め付け
には、一般的に固定性等の観点からいわゆるラッパネジ
や皿ネジが使用されている。しかしながら、ラッパネジ
や皿ネジは係止具や他の剛性部材の野縁への留め付けに
はそのネジの首部と係止具等との密着が不十分で締結性
が悪いことから、その留め付けにはネジの首部が密着す
る鍋ネジが使用されている。従って、石膏ボードを野縁
に留め付けるときと、係止具を石膏ボードを介して野縁
に留め付けるときとに用いる締結用のネジを使い分ける
必要が生じ、施工能率が低下する。さらに、一方の天井
板の裏桟の突出部を他方の天井板の背面部分上に位置決
めする際、他方の天井板は上部取り付けアームが野縁に
ネジ止め等された保持金具によって保持されている必要
がある。従って、一方の天井板の裏桟の突出部を上部取
り付けアームと他方の天井板の背面部分の間に差し込む
ときに、上部取り付けアームから突出したネジの頭が邪
魔となり、そのため突出したネジの頭をポンチ等で十分
へこます必要が生じ、施工能率が低下する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】そこで、本考案の第1
の目的は、締結性のよい係止具のネジ止め構造を提供す
ることにある。さらに、本考案の第2の目的は、2部材
の係止を能率良く、しかも確実に行うことができる係止
具のネジ止め構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成すべ
く、本発明の係止具のネジ止め構造のうち第1の発明に
あっては、2部材を係止させるための係止具であって、
前記2部材のうちの一方の部材に当接するための平面部
を有する金属製薄板と、シャフトと頭とを有する、前記
金属製薄板を前記一方の部材に締結するためのネジとを
備え、前記金属製薄板は前記平面部に前記ネジを受け入
れるための取り付け穴を有する、係止具のネジ止め構造
において、前記取り付け穴は、複数の細長い切り込み穴
を有し、前記複数の細長い切り込み穴は、前記取り付け
穴の中心から放射状に延びる構成としてある。第1及び
第2の目的を達成すべく、第2の発明にあっては、2部
材を係止させるための係止具であって、前記2部材のう
ちの一方の部材に当接するための平面部を有する金属製
薄板と、シャフトと頭とを有する、前記金属製薄板を前
記一方の部材に締結するためのネジとを備え、前記金属
製薄板は前記平面部に前記ネジを受け入れるための取り
付け穴を有する、係止具のネジ止め構造において、前記
取り付け穴は、複数の細長い切り込み穴を有し、前記複
数の細長い切り込み穴は、前記取り付け穴の中心から放
射状に延び、前記2部材のうちの他方の部材は、背面に
裏桟を接着して補強した建築板であって、建築板の一方
の長さ方向縁部に位置する裏桟がこの縁部を越えて突出
し、建築板の他方の長さ方向縁部の裏桟が建築板の縁面
より引っ込んで位置し、かつ建築板の背面に隣接して切
り欠き凹部を有し、前記2部材のうちの一方の部材は、
野縁又は間柱であり、前記係止具は、前記金属製薄板と
反対方向に平行に延びた下部薄板をさらに有し、一方の
建築板の裏桟の切り欠き凹部に前記下部薄板を差し込
み、一方の建築板の裏桟の引っ込み部と前記野縁又は間
柱に締結された前記金属薄板との間に他方の建築板の裏
桟の突出部を差し込む構成としてある。
【0006】
【作用】第1の発明によれば、係止具の金属製薄板の平
面部を一方の部材に当接させ、平面部に設けられた取り
付け穴にネジを貫通させて、ネジを一方の部材にネジ込
む。このとき切り込み数と同数の先の尖った金属薄片が
放射状に延びる隣合う切り込み穴によって平面部と略同
一平面上に形成されている。ネジの頭が平面部に接触し
た後、さらにネジ込んで、金属製薄板を一方の部材に締
結すれば、先の尖った金属薄片はそれぞれ、ネジの頭に
よって締結方向、即ち一方の部材の方向に押圧される。
その結果、各々の金属製薄片は、隣合う切り込み穴の放
射状に延びた終端部同士を結んだ線より先の部分が締結
方向に曲がり、先の尖った部分から一方の部材に食い込
む。金属薄片の各々が、一方の部材に食い込むので周方
向全体に渡って、食い込みが行われる。それによって、
金属製薄板、従って係止具を確実に一方の部材に締結す
ることが可能になる。第2の発明によれば、第1の発明
と同様に、隣合う切り込み穴によって形成された金属薄
片の、ネジの締結によって引き起こされる食い込み作用
により、係止具を確実に一方の部材である野縁に締結す
ることが可能になる。加えて、係止具から突出するネジ
の頭は、金属薄片の食い込み作用によりネジの締結に伴
って、締結方向に移動し、係止具の平面部と略面一にす
ることができる。それによって、ネジの頭のへこまし作
業をすることなく、一方の天井板の裏桟の突出部を金属
薄板と他方の天井板の背面部分の間に差し込むことがで
き、2部材の係止を能率良く、しかも確実に行うことが
可能になる。
【0007】さらに、第2の発明によれば先の尖った金
属薄片が一方の部材に食い込むので、係止具と一方の部
材との間に脆弱材の石膏ボードが介在しても、鍋ネジに
よることなくラッパネジ或いは皿ネジで石膏ボードの締
結性を確保できるので、ラッパネジ或いは皿ネジによる
ネジの共用化を図ることができ、2部材の係止をなおさ
らに能率良く、しかも確実に行うことが可能になる。
【0008】
【実施例】以下に添付の図面を参照して本考案の実施例
を建築板のうち、天井板を例にとって一方の部材に相当
する野縁に他方の部材に相当する天井板を取り付ける
(係止させる)ための係止具のネジ止め構造を説明す
る。第1実施例(図1乃至図4) 図1で10は、石膏ボード、合板等の天井板で、天井板
10はその背面に接着剤等で接着固定された裏桟20、
30を有する。裏桟20は、天井板10の一方の長さ方
向縁部に設置され、この縁部を越えて突出し、裏桟30
は、天井板10の他方の長さ方向縁部に、天井板10の
縁面より引っ込んで設置され、天井板10の背面に隣接
して切り欠き凹部30aを有する。この天井板10は、
図2に示すように、横方向に水平な野縁40に取り付け
られるようになっており、縦方向及び横方向に水平な野
縁40は一般的に吊木50の下端に連結されている。野
縁40は、石膏ボード70によって下張りされている。
【0009】野縁40に天井板10を取り付けるための
係止具について説明すると、図3に示すように、保持金
具60が、上部取り付けアーム61と、この上部取り付
けアーム61の一方の端から斜め下方及び垂直下方にそ
れぞれ延びた押え板62及び垂直ウェブ63と、垂直ウ
ェブ63の下端から上部取り付けアーム61と反対方向
に平行に延びた下部支持アーム64と、上部取り付けア
ーム61の他端に形成した斜め下方に延びる屈曲部65
とを有している。保持金具60の上部取り付けアーム6
1には、これを野縁40に固定するためのラッパネジ6
6を受け入れる取り付け穴67が形成されている。この
取り付け穴67は、4つの細長い切り込み穴68を有
し、切り込み穴68は、取り付け穴67の中心から4方
向に放射状に延びている。隣合う切り込み穴68のなす
角度はいずれも90°である。放射状に延びる隣合う切
り込み穴68によって、4つの金属薄片69が上部取付
けアーム61と同一平面上に形成されている。金属薄片
69はそれぞれ隣合う切り込み穴68が交わる点、即ち
取付け穴67の中心部で先に尖っている。保持金具60
を野縁40にネジ止めするに先立って、これを一方の天
井板10の裏桟30に仮止めする。即ち、施工に当たっ
て先ず、図2に示すように裏桟30の切り欠き凹部30
aに保持金具60の下部支持アーム64を差し込んで押
え板62と下部支持アーム64との間に裏桟30の一部
を受け入れる。かくして、保持金具60は裏桟30で保
持されることになる。しかる後、天井板10を支えなが
ら、保持金具60の上部取り付けアーム61をラッパネ
ジ66でネジ止めする。ラッパネジ66を下張りされた
石膏ボードにねじ込んでいくと、ネジの頭66aが上部
取り付けアーム61に接触する。さらにねじ込んでいく
と、ラッパネジ66による上部取り付けアーム61の野
縁40の締結が開始される。図4に示すように、それと
同時にネジの頭66aが各金属薄片69のそれぞれを締
結方向に押圧し、上部取り付けアーム61と同一平面上
にあった各金属薄片69は、取り付け穴67の中心部、
即ち先の尖った部分から石膏ボード70に食い込み始め
る。食い込みは各金属薄片間で略一様である。上部取り
付けアーム61から突出していたネジの頭66aが、上
部取り付けアーム61の平面部と略面一になるまでネジ
を締結する。このとき、各々の金属薄片69は、隣合う
切り込み穴68の放射状に延びた終端部同士を結んだ線
より先の部分が締結方向に曲がる。従って、切り込む穴
68の配設によるラッパネジ66の締結方向への抜けを
防止する等の観点から、切り込み穴68の切り込み長さ
R(mm) は、ラッパネジ66の頭66aの半径をr(mm) と
すれば、r-1(mm) からr+3(mm) の範囲にするのが好まし
い。
【0010】次いで、図2に示すように、他方の天井板
10の裏桟20の突出部20aを一方の天井板10の背
面上に位置決めし、これにより他方の天井板10は一方
の天井板10で下から受け止められる。このとき、ネジ
の頭66aは上部取り付けアーム61の平面部と略面一
であるので、上部取り付けアーム61と天井板10の背
面上との間に容易に突出部20aを差し込むことができ
る。かくして、隣接した天井板10の一方は保持金具6
0の下部支持アーム64からこれに係合した裏桟30を
介して吊り下げられ、他方の天井板10は裏桟20を介
して一方の天井板10で支えられることになる。他方の
天井板10の裏桟20が一方の天井板10上に位置決め
される時、屈曲部65に裏桟20の縁部が当たり、天井
板10の浮き上がりが屈曲部65と裏桟20との係合に
よって防止される。天井板10の取り付け位置におい
て、裏桟20、30の端面はともに保持金具60の垂直
ウェブ63に係合する。 なお、本実施例におけるラッ
パネジの代わりに皿ネジを用いても、同様の結果を得
た。第2実施例(図5) 本実施例は、取り付け穴の中心から放射状に延びる切り
込み穴の数に特徴を有する。この実施例の説明におい
て、上述した第1実施例と同様の要素には、同一の参照
番号を付すことによりその説明を省略し、以下に本実施
例の特徴部分について説明する。
【0011】取り付け穴67は、6つの細長い切り込み
穴68を有し、切り込み穴68は、取り付け穴67の中
心から6方向に放射状に延びている。隣合う切り込み穴
68のなす角度はいずれも60°である。これらの切り
込み穴68によって、6つの金属薄片69が上部取り付
けアーム61と同一平面上に形成されている。金属薄片
69はそれぞれ隣合う切り込み穴68が交わる点、即ち
取り付け穴の中心部で先に尖っている。保持金具60を
野縁40にネジ止めする際、第1実施例と同様に各金属
薄片69は石膏ボードに食い込む。このとき、各金属薄
片69の先の尖った部分のなす角度は60°であり、第
1実施例に較べてより鋭角になっている。従って、各金
属薄片69の大きさは、第1実施例に較べて小さいの
で、締結方向の曲げ剛性はより小さく、締結方向により
曲がりやすい。又、各金属薄片69の先端がより尖って
いるので、石膏ボードへの食い込み効果はより大きい。
従って、野縁40の硬さに応じて切り込み穴68の数を
調整することによって、保持金具60の野縁40への締
結性を確保することができる。以上、天井板を例に、天
井板を野縁に係止させるための係止具のネジ止め構造を
説明したが、本考案は、壁材等の建築板を間柱等に係止
させる場合にも等しく適用されることは明らかである。
又、石膏ボードで下張りされた野縁に係止させる場合に
限らず、上部取り付けアームより柔らかいあらゆる部材
に係止させる場合にも適用される。さらに、建築板を係
止させる場合に限らず、一般構造物を係止具を介してネ
ジ止めによって別の一般構造物に係止させる場合にも適
用される。
【0012】
【考案の効果】本考案は上述のように構成された係止具
のネジ止め構造を用いて、隣合う切り込み穴によって形
成された先の尖った金属薄片の食い込み作用により、係
止具を確実に部材に締結することができる。又、先の尖
った金属薄片の食い込み作用により、係止具から突出す
るネジの頭を係止具の平面部と略面一にすることがで
き、それにより、2部材の係止を能率良く、しかも確実
に行うことができる。加えて、係止具の金属製薄板を部
材に締結させるラッパ状或いは皿状ネジは、その部材の
種類によらずに、係止具を確実に部材に締結することが
できるので、部材の構成が異なっても鍋ネジと使い分け
る必要がなく、ラッパ状或いは皿状ネジによるネジの共
用化によって2部材の係止をなおさらに能率良く、しか
も確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天井板をその背面から見た斜視図である。
【図2】第1実施例の係止具のネジ止め構造を用いて、
天井板を野縁に取り付けた状態を示す断面図である。
【図3】本考案に係る係止具のネジ止め構造の第1実施
例の斜視図である。
【図4】第1実施例の係止具のネジ止め構造の使用状態
における概略図である。
【図5】本考案に係る係止具のネジ止め構造の第2実施
例の斜視図である。
【符号の説明】
10 他方の部材 20 裏桟 30 裏桟 30a 切り欠き凹部 40 一方の部材 60 係止具 61 金属製薄板 66 ネジ 66a 頭 67 取り付け穴 68 細長い切り込み穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−27630(JP,U) 実開 昭52−81571(JP,U) 実開 昭52−5172(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 5/57 E04F 13/08 - 13/18 F16B 5/00 - 5/12

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの部材を係止するための係止具のネ
    ジ止め構造であって、2つの部材のうち第1部材に当接
    する平面部を有する金属製薄板と、前記金属製薄板を前
    記第1部材に締結するための固定ネジとを備え、前記金
    属製薄板は、前記固定ネジを挿通するためのネジ取り付
    け穴を有するものにおいて、 前記ネジ取り付け穴は、複数の細長い切り込み穴を有
    し、前記複数の細長い切り込み穴は、前記ネジ取り付け
    穴の中心から放射状に延び、隣合う細長い切り込み穴に
    よって、前記ネジ取り付け穴の中心に向く尖端を備えた
    前記第1部材への食い込み片を形成することを特徴とす
    る係止具のネジ止め構造。
  2. 【請求項2】 前記2つの部材のうちの第2部材は、背
    面に裏桟を接着して補強した建築板であって、建築板の
    一方の長さ方向縁部に位置する裏桟がこの縁部を越えて
    突出し、建築板の他方の長さ方向縁部の裏桟が建築板の
    縁面より引っ込んで位置し、かつ建築板の背面に隣接し
    て切り欠き凹部を有し、 前記第1部材は、野縁又は間柱であり、 前記係止具は、前記金属製薄板と反対方向に平行に延び
    た下部薄板をさらに有し、 一方の建築板の裏桟の切り欠き凹部に前記下部薄板を差
    し込み、一方の建築板の裏桟の引っ込み部と前記野縁又
    は間柱に締結された前記金属薄板との間に他方の建築板
    の裏桟の突出部を差し込むことを特徴とする請求項1に
    記載の係止具のネジ止め構造。
  3. 【請求項3】 前記複数の切り込み穴は、3方向乃至6
    方向のいずれかの方向に放射状に延びることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項2のいずれかの請求項に記載の係
    止具のネジ止め構造。
  4. 【請求項4】 前記第1部材は、前記金属製薄板より柔
    らかい材料からなることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかの請求項に記載の係止具のネジ止め構
    造。
  5. 【請求項5】 前記複数の細長い切り込み穴の切り込み
    長さが、前記固定ネジの頭の半径より1mm小さい長さと
    該半径より3mm 大きい長さの範囲内にあることを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれかの請求項に記載の
    係止具のネジ止め構造。
  6. 【請求項6】 前記固定ネジは、ラッパネジ或いは皿ネ
    ジからなることを特徴とする請求項1乃至請求項5のい
    ずれかの請求項に記載の係止具のネジ止め構造。
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