JP2602952B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

モータ駆動装置

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JP2602952B2 JP1135866A JP13586689A JP2602952B2 JP 2602952 B2 JP2602952 B2 JP 2602952B2 JP 1135866 A JP1135866 A JP 1135866A JP 13586689 A JP13586689 A JP 13586689A JP 2602952 B2 JP2602952 B2 JP 2602952B2
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英男 安井
隆一 大貫
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ジューキ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はモータ駆動装置、更に詳細には、交流電圧に
整流して得られる電圧によりモータを駆動するモータ駆
動装置に関する。
[従来の技術] このようなモータ駆動装置は、例えばACサーボモータ
を駆動するために用いられている。代表的なACサーボモ
ータの駆動回路が第3図に図示されている。
同図において、符号1で示すものは、ACサーボモータ
(以下単にモータという)であり、このモータ1は交流
を直接整流した電源により駆動される。符号2で示すも
のが、そのための整流回路であり、3相の交流入力端子
U,V,Wから入力される3相の電流をダイオード2aを用い
て整流する。この整流された電圧はインバータ3を介し
て再び交流に変換され、モータ1を駆動する。電源投入
時は、リレー4が消磁されて、スイッチ4aが開放し、整
流された電圧は、抵抗R1を介して流れ、それにより電源
投入時平滑コンデンサ5に突入電流が流れるのを防止す
る。所定時間経過後、リレー4が励磁され、スイッチ4a
が閉成し、整流された電圧は、抵抗R1を介することなく
平滑コンデンサ5により平滑された後、トランジスタア
レイ3aから成るインバータ3に供給され、各インバータ
のトランジスタアレイが120度の位相で順次オンにさ
れ、それによりモータ1が回転する。
このようなモータ駆動装置には、モータ1の減速、停
止時に発生する回生電流を吸収するための回生回路6が
設けられる。回生回路6は、過剰な回生電流時それを保
護する保護ヒューズF、回生電流を消費させる抵抗R2、
モータ減速、停止時に導通するトランジスタT1から構成
されている。モータが減速、停止する時には、トランジ
スタT1が導通し、それにより回生電流が抵抗R2を通りそ
こで消費され、回生電流を吸収している。この回生電流
が非常に大きくなるとヒューズFが遮断し、抵抗R2、ト
ランジスタT1等の回路素子の損傷を防いでいる。又、電
源遮断時には、コンデンサ5に充電された電荷が、回生
回路6を介して放電される。
[発明が解決しようとする課題] このようなモータ駆動装置では、電源遮断時、平滑コ
ンデンサ5には電荷が残っており、その大きさは数分の
間数百Vの大きさになる。この電荷は、回生回路6を介
して放電されることになるので、ヒューズFには放電電
流が流れることになる。放電時は、回生吸収時の場合と
異り、抵抗R2が焼損する危険性はなく、また、ヒューズ
Fは必要でないが、回生時より長い時間(回生時は20〜
50ms程度に対して放電時には1s程度)電流が流れる。従
って、電源のオンオフを繰り返す間ヒューズFの劣化が
生じるという問題がある。そのために、ヒューズFに特
性がスローブローのヒューズを用いるか、或はヒューズ
が切れにくいものを用いるようにしなければならない。
しかし必要時以外にヒューズに流れる電流を遮断してい
るわけでないので、ヒューズの選択が難しく、又根本的
な解決策でないのでヒューズが早く切れてしまうという
問題がある。
従って本発明は、このような問題点を解決するために
なされたもので、回生回路を保護し、回生回路のヒュー
ズに必要以外の負荷を与えること無く、長期的に安定し
た駆動が可能なモータ駆動装置を提供することを課題と
する。
[課題を解決するための手段] 本発明においては、上述した課題を解決するために、
交流電圧を整流して得られる電圧によりモータを駆動す
るモータ駆動装置において、モータの減速、停止時発生
する過剰回生電流を遮断するヒューズを備えた電流回生
回路と、前記整流された電圧を平滑にする平滑コンデン
サと、電源遮断時前記コンデンサの電荷を電流回生回路
を介しヒューズをバイパスして放電させる放電回路とを
設ける構成を採用した。また、本発明では、交流電圧を
整流して得られる電圧によりモータを駆動するモータ駆
動装置において、モータの減速、停止時発生する過剰回
生電流を遮断するヒューズを備えた電流回生回路と、前
記整流された電圧を平滑にする平滑コンデンサと、前記
電流回生回路と独立して電源遮断時平滑コンデンサの電
荷を放電させる放電回路とを設ける構成も採用してい
る。
[作 用] 以上の構成によれば、電源遮断時前記平滑コンデンサ
の電荷をモータの減速、停止時発生する過剰回生電流を
遮断するヒューズを介することなく、回生回路を介し放
電させることができる。
また、上記回生回路と独立して電源遮断時平滑コンデ
ンサの電荷を放電させる放電回路を設ける構成において
は、回生回路を介することなく、平滑コンデンサの電荷
を放電させることができるので、同様に電源遮断時にヒ
ューズに放電電流が流れるのを防止することができる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を詳細に説
明する。
第1図には、本発明の第1の実施例が図示されてお
り、第3図に図示したものと同一の部分には同一の符号
を付し、その説明は省略する。この第1実施例では、電
源遮断時コンデンサ5に充電されている電荷を放電させ
る場合に、回生回路6を用いてヒューズFをバイパスす
るようにして放電させている。
即ちヒューズFと抵抗R2の接続点を端子4bに導き、リ
レー4が消磁しているときに接点4bとスイッチ4aを接触
させることにより、コンデンサ5の放電回路からヒュー
ズFをバイパスさせる。
このような構成において、電源投入時、リレー4は消
磁しており、スイッチ4aが開放しているので、整流回路
2により整流された電源は、抵抗R1を経て流れ、電源投
入時の突入電源を吸収している。所定時間経過後リレー
4が、励磁され、電流は、抵抗R1を通ることなく平滑コ
ンデンサ5により平滑にされる。平滑コンデンサ5によ
り平滑された電圧は、インバータ3に供給され、各イン
バータのトランジスタアレイが120度の位相で順次オン
にされ、それによりモータ1が回転する。
モータ1の減速、停止時にはトランジスタT1が導通さ
れることにより、回生電流がヒューズF,抵抗R2,トラン
ジスタT1を通って流れ、抵抗R2において消費される。
一方電源遮断時には、リレー4を消磁させて、スイッ
チ4aを開放させ、接点4b側に接続させる。これによりコ
ンデンサ5、抵抗R2、トランジスタT1による放電回路が
形成されるので、電源遮断時トランジスタT1を導通させ
てコンデンサ5に充電されている電荷を放電させる。こ
の放電回路は、ヒューズFをバイパスしているので放電
電流はヒューズFに流れることはない。それによりヒュ
ーズFに流れる不必要な電流を防止でき、ヒューズFの
劣化を防止させることができる。
第2図に図示された異る実施例では、第1図の実施例
と異り、回生回路6と独立してコンデンサ5の電荷を放
電させる放電回路7を設けた構成となっている。この放
電回路7は、抵抗R3、トランジスタT2から構成されてい
る。モータ駆動電源を遮断した時、トランジスタT2を導
通させ、トランジスタT1を遮断させる。それによりコン
デンサ5に蓄積された電荷は、抵抗R3、トランジスタT2
を通って放電されることになる。この場合も当然回生回
路のヒューズFを放電電流が通ることがないので、ヒュ
ーズFに不必要な電流が流れるのを防止でき、第1の実
施例と同様な効果を得ることができる。
尚、第1図、第2図に図示した実施例において、リレ
ー4を半導体スイッチ等に置き換えるようにしてもよ
い。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明によれば、電源遮断
時平滑コンデンサの電荷を回生回路を介しヒューズをバ
イパスして、あるいは回生回路と独立した放電回路を介
して放電させるようにしているので、回生回路を保護
し、回生回路のヒューズに必要以外の負荷を与えること
無く、長期的に安定したモータの駆動が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の第1の実施例を示した回路図、第
2図は、本発明装置の第2の実施例を示した回路図、第
3図は、従来の装置の構成を示した回路図である。 2……整流回路 5……平滑コンデンサ 6……回生回路 7……放電回路 F……ヒューズ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電圧を整流して得られる電圧によりモ
    ータを駆動するモータ駆動装置において、モータの減
    速、停止時発生する過剰回生電流を遮断するヒューズを
    備えた電流回生回路と、前記整流された電圧を平滑にす
    る平滑コンデンサと、電源遮断時前記コンデンサの電荷
    を電流回生回路を介しヒューズをバイパスして放電させ
    る放電回路とを設けたことを特徴とするモータ駆動装
    置。
  2. 【請求項2】交流電圧を整流して得られる電圧によりモ
    ータを駆動するモータ駆動装置において、モータの減
    速、停止時発生する過剰回生電流を遮断するヒューズを
    備えた電流回生回路と、前記整流された電圧を平滑にす
    る平滑コンデンサと、前記電流回生回路と独立して電源
    遮断時平滑コンデンサの電荷を放電させる放電回路とを
    設けたことを特徴とするモータ駆動装置。
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