JP2601958B2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JP2601958B2
JP2601958B2 JP21884491A JP21884491A JP2601958B2 JP 2601958 B2 JP2601958 B2 JP 2601958B2 JP 21884491 A JP21884491 A JP 21884491A JP 21884491 A JP21884491 A JP 21884491A JP 2601958 B2 JP2601958 B2 JP 2601958B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、往復動方式の内刃を
有する電気かみそりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気かみそりとしては、図5に示
すように本体ケース1の上面端壁1aには半筒状に湾曲
させた外刃2bを支持する外刃ケース2が略中央部に駆
動軸挿通穴2aを有して配設されている。前記本体ケー
ス1の上面端壁1aには軸挿通穴1bが形成されてい
る。
【0003】そして、前記本体ケース1内には主にモー
タ3とこのモータ3の軸に接続し、モータ3の軸の回転
方向を往復運動に変換する動作方向変換手段4cとから
なる駆動手段を介して前記外刃2bの長手方向に往復駆
動される駆動部材4が連結されて配設されている。
【0004】この駆動部材4の駆動軸4aは前記軸挿通
穴1b、駆動軸挿通穴2aから前記外刃2bと上面端壁
1aとの間の空間に突出させられている。
【0005】前記駆動軸4aの先端部には前記外刃2b
の内面に対し摺接移動する内刃5が設けられると共に、
この内刃5は前記駆動軸4aの外周に配設されたスプリ
ング6によって上方方向へ付勢されている。
【0006】前記駆動軸4aの基部と前記上面端壁1a
との間には前記軸挿通穴1bを閉塞する毛蓋パッキン7
が介装され前記毛蓋パッキン7と駆動軸4aとの間に筒
状空間8が形成されている。
【0007】今、図示しないスイッチを入れ、モータ3
を駆動すると、前記動作方向変換手段4cによってモー
タ3の軸の回転運動が駆動軸4aの図5中左右方向の振
動運動に変換され、駆動軸4aの先端部に配設された内
刃5が外刃2bの内面に押さえつけられつつ往復運動を
する。
【0008】このため、外刃2bに入り込んだ髭はこの
内刃5の往復運動によって剃られ、前記上面端壁1a上
に落ちる。この上面端壁1a上に落ちた髭は前記毛蓋パ
ッキン7によって本体ケース1内への侵入を阻止されて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような電
気かみそりでは、図5中二点鎖線によって示されるよう
に、駆動軸4aに配設されたスプリング6が前記駆動軸
4aの左右方向の振動運動によって前記毛蓋パッキン7
に接触する。
【0010】この接触により、前記筒状空間8近傍で異
音が発生し、電気かみそりの使用者や周囲に不快感を与
えるという問題があった。
【0011】そこで、この発明は、駆動軸の往復運動に
よって発生する異音を無くすことの出来る電気かみそり
を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明に係る電気かみそりは、半筒状の湾曲させ
た外刃で覆われ軸挿通穴が形成された端壁が本体ケース
に設けられ、前記本体ケース内の駆動手段により前記外
刃の長手方向に往復駆動される駆動部材の駆動軸の先端
部が前記軸挿通穴から前記外刃と端壁との間の空間に突
出させられ、前記駆動軸の先端部に前記外刃の内面に対
し摺接移動する内刃が設けられると共に前記駆動軸の基
部と前記端壁との間に前記軸挿通穴を閉塞する毛蓋パッ
キンが介装され、前記毛蓋パッキンと駆動軸との間に筒
状空間が形成された電気かみそりであって、前記筒状空
間に緩衝部材が介装されたことを特徴としている。
【0013】
【作 用】この発明に係る電気かみそりによれば、毛蓋
パッキンと駆動軸との間の筒状空間に緩衝部材が介装さ
れているので、毛蓋パッキンと駆動軸との間隔が保たれ
る。このため、駆動軸や駆動軸の周囲にスプリングが配
設されていても、これらの駆動軸やスプリングが前記毛
蓋パッキンに当接することが無く、異音が発生しない。
【0014】
【実施例】以下、この発明に係る電気かみそりの実施例
を図面を参照にしつつ説明する。
【0015】図1ないし図3はこの発明の実施例の電気
かみそりを示し、11は電気かみそり、12は本体ケー
ス、Sはスイッチである。
【0016】まず構成を説明すると、本体ケース12の
上面端壁12aには半筒状に湾曲させた外刃13が外刃
ケース14に支持されて配設されている。前記本体ケー
ス12の上面端壁1aには軸挿通穴12bが形成されて
いる。そして、前記外刃ケース14の略中央部にはこの
軸挿通穴12bと略同一開口面積を呈する駆動軸挿通穴
14aが形成されている。
【0017】そして、前記本体ケース12内には主にモ
ータMとこのモータMの軸に接続し、モータMの軸の回
転方向を往復運動に変換する動作方向変換手段15cと
からなる駆動手段が配設されている。この駆動手段には
前記外刃13の長手方向に往復駆動される駆動部材15
が連結されて配設されている。
【0018】この駆動部材15の左右両端部16,16
は前記本体ケース12と前記外刃ケース14との間隙に
介在されて固定されると共に、この左右両端部16,1
6から延設される一対の脚部17,17によって図1中
左右両方向へ揺動自在にこの駆動部材15の駆動軸15
aが支持されている。そしてこの駆動軸15aは前記軸
挿通穴12b、駆動軸挿通穴14aから前記外刃13と
上面端壁12aとの間の空間に突出させられている。
【0019】前記駆動部材15の駆動軸15aの先端部
には前記外刃13の内面に対し摺接移動する内刃18が
取付け台18aを介して設けられると共に、この内刃1
8は前記駆動部材15の駆動軸15aの外周に配設され
たスプリング19によって上方方向へ付勢されている。
【0020】前記駆動部材15の基部と前記上面端壁1
2aの軸挿通穴12b周縁部との間には前記軸挿通穴1
2bを閉塞する毛蓋パッキン20が介装されている。
【0021】詳しくは、前記毛蓋パッキン20の周縁部
20aは前記駆動軸挿通穴14aの周縁部と軸挿通穴1
2bの周縁部との間に介在固定されている。この毛蓋パ
ッキン20は、ゴム等の弾性部材で構成され、肉薄部分
を山型形状とすると共に、この山型部分と連続して内側
に入り込む筒状部分を形成し、この筒状部と前記駆動部
材15の駆動軸15aとの間隙に筒状空間21が形成さ
れている。そしてこの筒状部分の下端が駆動部材15の
前記基部に嵌着固定されている。
【0022】そして、この筒状空間21には、緩衝部材
としてのスポンジ部材22が介装されている。このスポ
ンジ部材22は略平板形状を呈し、略中央部に駆動軸挿
通穴を有している。このため、前記スプリング19の装
着によってこのスポンジ部材22が前記駆動軸15aと
毛蓋パッキン20との間隙に押し込まれて介装され、上
記筒状空間21の間隙を維持するようにしている。
【0023】次にこの実施例の電気かみそり11の作用
について説明する。
【0024】今、スイッチSを入れ、モータMを駆動す
ると、前記動作方向変換手段15cによってモータMの
軸の回転運動が駆動部材15の図1中左右方向の振動運
動に変換され、駆動部材15の駆動軸15aに配設され
た内刃18が外刃13の内面に押さえつけられつつこの
外刃13の長手方向に往復運動をする。
【0025】このとき、前記毛蓋パッキン20と駆動部
材15との間の筒状空間21には緩衝部材としてのスポ
ンジ部材22が介装されているので、この毛蓋パッキン
20と駆動軸15aとの間隔は保たれる。このため、駆
動軸15aや駆動軸15aの外周に配設されたスプリン
グ19が前記毛蓋パッキン20に当接することが無くな
り、異音が発生しない。よって、この電気かみそり11
の使用者や周囲に不快感を与える虞が無くなった。
【0026】また、この実施例の電気かみそり11で
は、緩衝部材として略平板形状のスポンジ部材22を使
用しているが、これに限らず、前記駆動部材15の駆動
軸15a及びこの駆動軸15aの外周に配設されたスプ
リング19と前記毛蓋パッキン20との間の筒状空間2
1を保ち、一定の弾性を有するものならば、発泡ウレタ
ン等どの様な緩衝部材を用いても良い。
【0027】図4はこの発明の電気かみそりの一変形例
の緩衝部材としてのスポンジ部材23を示したものであ
る。このスポンジ部材23はドーナツ形状を呈し、上記
平板状のスポンジ部材22と同様、前記毛蓋パッキン2
0と駆動軸15aとの間の筒状空間21に介装され、毛
蓋パッキン20と駆動軸15aとの間隔が常に保たれ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、毛蓋パッキンと駆動軸との間の筒状空間には緩衝
部材が介装されているので、毛蓋パッキンと駆動軸との
間隔は常に保たれる。このため、駆動軸や駆動軸の外周
に配設されたスプリングが前記毛蓋パッキンに当接する
ことが無くなり、異音が発生しない。よって、この電気
かみそりの使用者や周囲に不快感を与える虞が無くなる
という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の電気かみそりの要部構造を
示し、図3のA−A断面図である。
【図2】この発明の実施例の電気かみそりの要部構造を
示す分解斜視図である。
【図3】この発明の実施例の電気かみそりの外観を示す
全体斜視図である。
【図4】この発明の電気かみそりの一変形例の緩衝部材
としてのスポンジ部材を示した斜視図である。
【図5】従来例の電気かみそりの要部構造を示し、図1
に対応する断面図である。
【符号の説明】
11 電気かみそり 12 本体ケース 12a 上面端壁(端壁) 12b 軸挿通穴 13 外刃 15 駆動部材 15a 駆動軸 18 内刃 20 毛蓋パッキン 21 筒状空間 22,23 スポンジ部材(緩衝部材)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半筒状に湾曲させた外刃で覆われ軸挿通穴
    が形成された端壁が本体ケースに設けられ、前記本体ケ
    ース内の駆動手段により前記外刃の長手方向に往復駆動
    される駆動部材の駆動軸の先端部が前記軸挿通穴から前
    記外刃と端壁との間の空間に突出させられ、前記駆動軸
    の先端部に前記外刃の内面に対し摺接移動する内刃が設
    けられると共に前記駆動軸の基部と前記端壁との間に前
    記軸挿通穴を閉塞する毛蓋パッキンが介装され、前記毛
    蓋パッキンと駆動軸との間に筒状空間が形成された電気
    かみそりであって、 前記筒状空間に緩衝部材が介装されたことを特徴とする
    電気かみそり。
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