JP2731191B2 - 振動式電気かみそり - Google Patents

振動式電気かみそり

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JP2731191B2
JP2731191B2 JP63288199A JP28819988A JP2731191B2 JP 2731191 B2 JP2731191 B2 JP 2731191B2 JP 63288199 A JP63288199 A JP 63288199A JP 28819988 A JP28819988 A JP 28819988A JP 2731191 B2 JP2731191 B2 JP 2731191B2
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正雄 棚橋
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はかみそり刃が取り付けられたヘッド部分を振
動させる振動式電気かみそりに関する。
【従来の技術】
電気かみそりとしては、外刃とこの外刃の内面に摺接
駆動される内刃とを備えたものが一般的であるが、この
他に、安全かみそりのものと同じかみそり刃が取り付け
られたヘッド部分を振動させる振動式の電気かみそりが
ある。 このタイプのものでは、ヘッド部分全体を振動させる
のであるが、米国特許第3636627号明細書に示されてい
るものでは、モータの出力軸に偏心分銅を取り付けて、
この偏心分銅のの回転によって振動を生じさせている。
【発明が解決しようとする課題】
この場合、モータの回転数によって振動数が定まり、
振動数を高くすることができない上に、機構上、振幅に
も制限があって、切れ味に効くかみそり刃の振動スピー
ドをあまり大きくできないという問題を有している。ま
た偏心分銅はヘッド部分に対して非接触となっているこ
とから、ヘッド部分を肌に当てて髭を剃る時の負荷によ
って変位量が大きく減衰してしまうものであり、このた
めに、尚更切れ味が良くない。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは爽快な切れ味を得ることができる
振動式電気かみそりを提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、かみそり刃が取り付けられたヘッ
ド部分を振動させる振動式電気かみそりにおいて、モー
タを内蔵したグリップ部に対して緩衝材を介してヘッド
部が装着されてヘッド部がグリップ部に対して振動可能
となっており、モータに出力軸に装着されて回転駆動さ
れるとともにヘッド部分の内壁との接触でヘッド部分を
振動させるカムを備え、このカムはその一回転中にヘッ
ド部分の内壁を2回以上押圧振動させる形状となってい
ることに第1の特徴を有しており、モータを内蔵したグ
リップ部に対して緩衝材を介してヘッド部が装着されて
ヘッド部がグリップ部に対して振動可能となっており、
モータの出力軸に装着されて回転駆動されるカムをヘッ
ド部分内に設けて、該カムによってヘッド部分の内壁を
押圧振動させることに第2の特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、モータの回転数以上の振動数とする
ことができる上に、振幅の大きさに対する制限もあまり
なく、従ってかみそり刃の振動スピードをかなり高くす
ることができるものであり、また負荷がモータトルクを
越えない限り、振動が大きく減衰してしまうこともな
い。また、上記の第2の特徴とするところによれば、振
幅を大きくとることができて振動スピードを高くするこ
とができる上に負荷がモータトルクを越えない限り振動
が大きく減衰してしまうことがない。 しかも上記のいずれにおいても、かみそり刃の往復動
作方向を規定するとともにモータの回転運動を往復運動
に変換する部材を備えたものと比較すれば、カムでヘッ
ド部を押圧する方向にかみそり刃を振動させるものであ
るために、かみそり刃の動作方向を規定する部材及びモ
ータの回転運動を往復運動に変換する部材を必要としな
い。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、第
1図〜第3図は一実施例を示している。この振動式電気
かみそりは、モータ8及び電池9を内蔵したグリップ部
7と、グリップ部7の下端に装着された電池カバー10
と、グリップ部7の上端に緩衝材5を介して装着された
ヘッド部2と、ヘッド部2に取付台12を介して取り付け
られたかみそり刃1とからなり、モータ8の出力軸4に
取り付けられたカム3が中空のヘッド部2の内面に接触
している。ヘッド部2はグリップ部7に対して着脱自在
とされている。図中11はヘッド部2から延出されている
グリップ部7への取付用のフック、6は防水パッキンで
ある。 上記カム3は、第3図から明らかなように、円形で且
つ外周面から複数個の突起30が一体に突設された形状と
なっており、各突起30が周方向において等間隔に並ぶこ
のカム3は、ヘッド部2における前後方向に位置する内
壁面に当接する。 今、モータ8によってカム3を回転駆動させたなら
ば、カム3はその突起30においてヘッド部2内壁を押圧
するものであり、そして、この突起30が3つあることか
ら、カム3はその一回転についてヘッド部2を図中A方
向に3回転振動させる。図中αはある突起30による片側
への振幅を示しており、ヘッド部2全体としての振幅
は、αの約2倍となる。尚、ヘッド部2の振動は、緩衝
材5によってグリップ部7側に伝わることが防がれてい
る。 カム3として、第4図に示す180゜間隔で設けられた
2個の突起30を備えたものを用いたならば、カム3の一
回転で2回の振動がヘッド部2に生ずる。逆に突起30の
数を増やせば、更に多くの回数の振動をヘッド部2に与
えることができ、モータ8の回転数に制限があっても、
ヘッド部2に高速振動を与えることができるものであっ
て、切れ味に効くかみそり刃1の振動スピードを高くす
ることができる。 第5図に示すように、カム3の形状を2節ペリトコロ
イドの内包絡線で示される形状、いわゆる三角おむすび
型とするとともに、カム3の中心(モータ8の出力軸4
の中心)Oと、ヘッド部2の中心とを振動方向において
ずらし、ヘッド部2の相対する内壁から夫々突設されて
いる一対の突部20,20に常時接触するようにしてもよ
い。つまり、確動カムの形態となるようにしてもよい。
図中βは振幅を示している。第6図に示すように、突部
20は少なくともよい。 第7図に示すように、カム3を楕円形として、ヘッド
部2の内壁にカム3の長軸側の端部と接する突部20を間
隔をあけて多数個設けたならば、カム3によって与えら
れるヘッド部2の振動は、図中Aで示す髭を押し切る方
向に加えて、Bで示す髭を引き切る方向の振動成分も得
られるために、更に切れ味が良くなる。 そして、第8図に示す実施例は、ヘッド部2の内壁が
カム3に常時接触するように、ヘッド部2をその振動方
向に付勢するばね13を設けて、カム3とヘッド部2内壁
との干渉を防止できるようにしたものである。 カム3は金属あるいは合成樹脂製はもちろんのこと、
ゴム系の材料で形成してもよい。特に音の点ではゴム系
のものが好ましい。また、モータ8としては、その極数
がカム3の一回転で与えられる振動回数と同じか倍数に
なっているものがよい。安定した回転数をを維持するこ
とができるものとなる。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、モータを内蔵したグ
リップ部に対して緩衝材を介してヘッド部が装着されて
ヘッド部がグリップ部に対して振動可能となっており、
モータに出力軸に装着されて回転駆動されるとともにヘ
ッド部分の内壁との接触でヘッド部分を振動させるカム
を備え、このカムはその一回転中にヘッド部分の内壁を
2回以上押圧振動させる形状となっていることから、モ
ータのの回転数以上の振動数とすることができる上に、
振幅の大きさに対する制限もあまりなく、従ってかみそ
り刃の振動スピードをかなり高くすることができるもの
であり、また負荷がモータトルクを越えない限り、振動
が大きく減衰してしまうこともないために、良好な切れ
味を得ることができるものである。 そして、他の特徴とするところによれば、モータを内
蔵したグリップ部に対して緩衝材を介してヘッド部が装
着されてヘッド部がグリップ部に対して振動可能となっ
ており、モータの出力軸に装着されて回転駆動されるカ
ムをヘッド部分内に設けて、該カムによってヘッド部分
の内壁を押圧振動させるために、振幅の大きさに対する
制限があまりなく、振幅を大きくして振動スピードを高
くすることができるものであり、またカムによる押圧振
動であるために、負荷がモータトルクを越えない限り振
動が大きく減衰してしまうことがないものであり、この
ために良好な切れ味を得ることができるものである。 しかも、いずれのものにおいても、かみそり刃の往復
動作方向を規定するとともにモータの回転運動を往復運
動に変換する部材を備えたものと比較すれば、カムでヘ
ッド部を押圧する方向にかみそり刃を振動させるもので
あるために、かみそり刃の振動方向を規定する部材及び
モータの回転運動を往復運動に変換する部材を必要とし
ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の破断側面図、第2図は同上
の破断正面図、第3図は同上の水平断面図、第4図はカ
ムの他例を示す水平断面図、第5図は他の実施例の水平
断面図、第6図は別の例の水平断面図、第7図は更に他
の実施例の水平断面図、第8図は別の実施例の破断側面
図であって、1はかみそり刃、2はヘッド部、3はカ
ム、8はモータを示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】かみそり刃が取り付けられたヘッド部分を
    振動させる振動式電気かみそりにおいて、モータを内蔵
    したグリップ部に対して緩衝材を介してヘッド部が装着
    されてヘッド部がグリップ部に対して振動可能となって
    おり、モータの出力軸に装着されて回転駆動されるとと
    もにヘッド部分の内壁との接触でヘッド部分を振動させ
    るカムを備え、このカムはその一回転中にヘッド部分の
    内壁を2回以上押圧振動させる形状となっていることを
    特徴とする振動式電気かみそり。
  2. 【請求項2】かみそり刃が取り付けられたヘッド部分を
    振動させる振動式電気かみそりにおいて、モータを内蔵
    したグリップ部に対して緩衝材を介してヘッド部が装着
    されてヘッド部がグリップ部に対して振動可能となって
    おり、モータの出力軸に装着されて回転駆動されるカム
    をヘッド部分内に設けて、該カムによってヘッド部分の
    内壁を押圧振動させることを特徴とする振動式電気かみ
    そり。
JP63288199A 1988-11-15 1988-11-15 振動式電気かみそり Expired - Fee Related JP2731191B2 (ja)

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JPS6167672U (ja) * 1984-10-05 1986-05-09
JPS60103480U (ja) * 1983-12-19 1985-07-15 フエザ−安全剃刀株式会社 斜行する刃体を備えた剃刀

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