JPS6143408Y2 - - Google Patents

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JPS6143408Y2
JPS6143408Y2 JP11515482U JP11515482U JPS6143408Y2 JP S6143408 Y2 JPS6143408 Y2 JP S6143408Y2 JP 11515482 U JP11515482 U JP 11515482U JP 11515482 U JP11515482 U JP 11515482U JP S6143408 Y2 JPS6143408 Y2 JP S6143408Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
vibrator
driving
electric motor
blade
eccentric cam
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Application number
JP11515482U
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English (en)
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JPS5919069U (ja
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Publication date
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Priority to JP11515482U priority Critical patent/JPS5919069U/ja
Publication of JPS5919069U publication Critical patent/JPS5919069U/ja
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Publication of JPS6143408Y2 publication Critical patent/JPS6143408Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は往復式電気かみそりに係り、その内刃
の往復駆動を生み出す振動子に関するものであ
る。
従来の往復式電気かみそりにおいては、本体ケ
ースの内部にモータ取付板を配設し、該モータ取
付板に両端に薄肉脚片を垂下形成せる振動子を固
定し、該振動子はモータ取付板裏面に取付けられ
たモータの駆動軸とその上端に圧入固定された偏
心カムを介して前記脚片の下部基端を支点として
揺動するものである。しかしながら前記脚片はた
とえば薄肉形成されているものであつても、モー
タにかかる負担は大きく、内刃の駆動力を減衰
し、ひいては電力の著しい消耗を招くものであ
る。しかも前記脚片は垂直方向に形成されている
ため、かみそり本体の高さ寸法を大きくしてしま
う欠点があつた。
上記駆動負荷による電力の著しい消耗を防ぐた
めに振動子にその駆動方向に対して直角になす弾
性バネ片を設けてその復元力によつて振動子にか
かる駆動負荷を軽減させたものに実願昭56−
113170号があるが、この構成だと、弾性バネ片が
直接ハウジングケースに当接しているため振動が
該ケースに伝わつてしまい非常に不都合である。
本考案は上述のような欠点に鑑みなされたもの
であり、バネ等の弾性部材の復元力を利用して、
該復元力を、振動子に付加的に与え、初期駆動力
の効率の高い伝達性を得ることを目的としたもの
である。
係る本考案の構成は本体ケース内部に配設され
た電動機と、該電動機の駆動軸に圧入された偏心
カムと、該偏心カムに遊嵌する凹部を有した水平
方向に揺動自在な振動子と、該振動子の頭部に装
着され、外刃内面を摺動する駆動刃とを具備して
成る往復式電気かみそりにおいて、前記振動子の
両腕部を固定し、前記頭部と両腕部間にに該振動
子の駆動方向に伸縮自在な弾性部を設けたもので
ある。
従つて従来のような垂直脚片によるかみそり本
体の高さ寸法を増大せしめることなく充分な弾性
エネルギーを蓄えられる弾性部を長く成形できる
ので駆動刃の往復運動がスムーズになる。また従
来の弾性バネ片のような騒音を招く危険性もな
い。
以下本考案を往復式電気かみそりの一実施例に
則り図面に即して詳細に説明する。
1は往復式電気かみそりの本体ケースでありハ
ウジングケース2とその上方に係合保持される外
刃枠3とより成る。前記ハウジングケース2内部
には、駆動用の直流電動機3と、該直流電動機3
の駆動軸4に圧入された偏心カム5と、該偏心カ
ム5に遊嵌する凹部6を有した水平方向に揺動自
在な振動子7が収納されている。一方前記外刃枠
3には外刃8が装着され、該外刃8の下方から、
振動子7の頭部9によつて枢支された駆動刃支持
台10に取付けられた駆動刃11が、前記頭部9
に設けられたスプリング12の弾性によつて上方
に押圧されて前記外刃8に摺動可能に接して設け
られている。また前記外刃枠3下部辺には、前記
ハウジングケース2両側部よりスプリング13
a,13bを介して突設された係合爪14a,1
4bに対向して係合凹部15a,15bが形成さ
れている。さらに、前記ハウジングケース2上面
中央には、前記頭部9が振動可能な透孔16を設
け、且つ前記ハウジングケース2内部への毛屑等
の侵入を防ぐため、スポンジ等の防塵壁17を前
記透孔16直下に配置している。
前記振動子7は、前記ハウジングケース2に係
合された前記電動機3の取付板18にその下端を
挿入保持される腕部19a,19bと前記頭部9
を設けた中央台20とより成り、該腕部19a,
19bと中央台20との間にリング状の弾性部2
1a,21bを設け、該弾性部21a,21bと
前記頭部20及び脚体19a,19bを連結板2
2a,22a,22b,22bにて連結して形成
される。
次に本考案の動作を説明する。
前記電動機3に通電すると、前記駆動軸4が回
転し、前記偏心カム5を介して前記振動子7が水
平方向に往復運動し、該振動子7への頭部9によ
つて前記外刃8内面を前記駆動刃11が往復摺動
し、該外刃8外部より取り込まれた髭等を剪断す
る。この時前記振動子7の弾性部21a,21b
は振動子7が一方(右側)へ揺動するその方向側
にある弾性部21aのリングが駆動方向に収縮し
ながら弾性エネルギーを蓄え逆方向へ前記振動子
7が揺動し始めた時に先に蓄えていた弾性エネル
ギーを揺動量に応じて該振動子7に加え、伸張し
ながら揺動起動力を増大せしめ前記駆動刃11の
往復動を円滑になさしめる。従つて前記電動機3
の駆動負荷が軽減され、該電動機3が作る初期駆
動力を効率良く前記駆動刃11に伝達することが
でき電力の浪費が少なくて済む。
以上の如く本考案は本体ケースの内部に配設さ
れた電動機と、該電動機の駆動軸に圧入された偏
心カムと、該偏心カムに遊嵌する凹部を有した水
平方向に揺動自在な振動子と、該振動子の頭部に
装着され、外刃内面を摺動する駆動刃とを具備し
て成る往復式電気かみそりにおいて、前記振動子
は両腕部を固定されると共に、前記頭部と該両腕
部間に該振動子の駆動方向に伸縮自在な弾性部を
設けたものであるから従来のようにかみそり本体
の高さ及び幅寸法を大きくすることなく弾性部の
長さ寸法を充分獲得でき、該弾性部の弾性エネル
ギーを大きくすることができて駆動刃の往復運動
を極めて円滑に成らしめ、電動機の初期駆動力を
効率よく駆動刃に伝達でき、電力の浪費が少なく
て済む。
また往復運動時には駆動刃に対して電動機の加
速度と弾性部の弾性エネルギー供給による加速度
が同時にかけられ髭切断時の駆動刃の加速度が激
増して切味が好く成る等実用上極めて効果の大き
いものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案一実施例における往復式電気かみ
そりに関し、第1図はその要部縦断面図、第2図
は同じく要部分解斜視図である。 1……本体ケース、3……電動機、4……駆動
軸、5……偏心カム、7……振動子、9……頭
部、8……外刃、11……駆動刃、19a,19
b……腕部、21a,21b……弾性部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体ケース内部に配設された電動機と、該電
    動機の駆動軸に圧入された偏心カムと、該偏心
    カムに遊嵌する凹部を有した水平方向に揺動自
    在な振動子と、該振動子の頭部に装着され、外
    刃内面を摺動する駆動刃とを具備して成る往復
    式電気かみそりにおいて、前記振動子は両腕部
    を固定されると共に、前記頭部と該両腕部間に
    該振動子の駆動方向に伸縮自在な弾性部を設け
    て成る往復式電気かみそり。 (2) 前記弾性部は、略輪形状を呈して成ることを
    特徴とする上記実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の往復式電気かみそり。
JP11515482U 1982-07-28 1982-07-28 往復式電気かみそり Granted JPS5919069U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11515482U JPS5919069U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 往復式電気かみそり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11515482U JPS5919069U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 往復式電気かみそり

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5919069U JPS5919069U (ja) 1984-02-04
JPS6143408Y2 true JPS6143408Y2 (ja) 1986-12-08

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ID=30265920

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JP11515482U Granted JPS5919069U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 往復式電気かみそり

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JPS5919069U (ja) 1984-02-04

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