JP2601937B2 - Dmaコントローラ - Google Patents

Dmaコントローラ

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JP2601937B2
JP2601937B2 JP18377290A JP18377290A JP2601937B2 JP 2601937 B2 JP2601937 B2 JP 2601937B2 JP 18377290 A JP18377290 A JP 18377290A JP 18377290 A JP18377290 A JP 18377290A JP 2601937 B2 JP2601937 B2 JP 2601937B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、データアセンブリ(ファネリングともい
う)機能を備えるとともに、複数のチャネル間の遷移を
優先度に従って行うDMA(Direct Memory Access)コン
トローラに関するものである。
[従来の技術] DMA転送方式の一つにデュアルアドレスモードがあ
る。これは転送元(ソース)デバイスのアドレスを出力
して上記転送元デバイスからDMAコントローラ内に備え
られたDMA転送データ保持用の専用レジスタ(テンポラ
リレジスタ)にデータを転送し、次に転送先(ディステ
ィネーション)デバイスのアドレスを出力して上記テン
ポラリレジスタから上記転送先デバイスにデータを転送
するものである。上記デュアルアドレスモードによるDM
A転送を行うDMAコントローラには更にデータアセンブリ
機能を備えたものがある。上記データアセンブリ機能と
は、例えば32ビットDMAコントローラが8ビットポート
の入出力装置からデータバス幅が32ビットのメモリにデ
ータを転送する場合は、DMA要求に応じた8ビットデー
タが32ビットのテンポラリレジスタに4バイト分,つま
り32ビット分転送された後、一括して32ビット分のデー
タをメモリの所定の領域に転送し、また、上記32ビット
のメモリから8ビットポートの入出力装置にデータを転
送する場合は、最初のDMA要求に応じて上記メモリから
上記テンポラリレジスタにデータを転送する際に、必要
とされる8ビットデータの他に続く3バイト分を余分に
転送してしまい、続く3回のDMA要求に対しては単に上
記テンポラリレジスタから上記入出力装置に転送する,
というものである。
従来、上記のようなデータアセンブリ機能を持ったDM
Aコントローラは、チャネル毎の専用テンポラリレジス
タと、ソースアドレスのカウント及びディスティネーシ
ョンアドレスのカウントを共に行うアドレスカウンタを
1つ備えるか、または各チャネル共用のテンポラリレジ
スタを1つと、ソースアドレスのカウント専用のアドレ
スカウンタと、ディスティネーションアドレスのカウン
ト専用のアドレスカウンタを備えており、メモリから入
出力装置(I/O)への転送で、データアセンブリ中のチ
ャネル遷移は即座に行われていた。これは、チャネル毎
の専用テンポラリレジスタを備えている場合は、データ
アセンブリ中にチャネル遷移する際に残っているデータ
はそのまま専用のテンポラリレジスタに保持できるため
可能で、テンポラリレジスタを1つした備えていない場
合は、アドレスカウンタを2つ備えていればデータアセ
ンブリ中にチャネル遷移する際に残っているデータが保
持されなくてもソースアドレスレジスタの内容とディス
ティネーションアドレスレジスタの内容を各転送サイク
ルごとに同時にカウントできるため、次に読むべきデー
タのアドレスを正確に保持できるために可能であった。
以下、2チャネルDMAコントローラの従来例を第4図
〜第9図を用いて説明する。
第4図は第1の従来のDMAコントローラを含むシステ
ム構成図であり、図において、(1)は32ビットDMAコ
ントローラ、(2)は32ビットデータバス幅のメモリ、
(3)は第1の8ビットポート入出力装置(I/O)、
(4)は第2の8ビットポート入出力装置(I/O)、
(5)は32ビットCPU、(6)は32ビットの上記DMAコン
トローラ(1),メモリ(2)及びCPU(5)等を接続
する32ビットデータバス、(7)は上記第1の8ビット
ポート入出力装置(3)と上記32ビットデータバス
(6)を接続する第1の8ビットデータバス、(8)は
上記第2の8ビットポート入出力装置(4)と上記32ビ
ットデータバス(6)を接続する第2の8ビットデータ
バス、(11)及び(12)は上記DMAコントローラ(1)
内に備えられている第1及び第2のソースアドレスレジ
スタ、(13)及び(14)は上記DMAコントローラ(1)
内に備えられている第1及び第2のディスティネーショ
ンアドレスレジスタ、(15)は上記DMAコントローラ
(1)内に備えられているアドレスカウンタ、(16)は
上記DMAコントローラ(1)内に備えられ上記アドレス
カウンタ(15)の接続をソースアドレスレジスタ側又は
ディスティネーションレジスタ側に切り換えるセレク
タ、(17)は上記DMAコントローラ(1)内に備えられ
チャネル指定によりアドレスカウンタ(15)の接続を切
り換えるセレクタ、(17a)及び(17b)は上記セレクタ
(17)内の第1及び第2の接点、(18)及び(18′)は
上記DMAコントローラ(1)内に備えられている第1及
び第2の32ビット(4バイト)長のテンポラリレジス
タ、(21)及び(22)は上記メモリ(2)内の第1及び
第2のメモリ領域である。また、上記DMAコントローラ
(1)は、図示を省略したDMA制御情報に基づき、上記
第1のメモリ領域(21)(先頭アドレスS)と第1の入
出力装置(3)の間のDMA転送と、第2のメモリ領域(2
2)と第2の入出力装置(4)の間のDMA転送とを各々テ
ンポラリレジスタ(18)と(18′)を用いて行うよう
に、また、第2の入出力装置(4)側のDMA転送を第1
の入出力装置(3)側のDMA転送よりも優先度を上げる
ように予めプログラムされているものとする。以下説明
を分かり易くするために、第1のメモリ領域(21),第
1のテンポラリレジスタ(18)及び第1の入出力装置
(3)をチャネル1、また、第2のメモリ領域(22),
第2のテンポラリレジスタ(18′)及び第2の入出力装
置(4)をチャネル2と定義する。
第5図及び第6図は上記第1の従来例におけるメモリ
から入出力装置へのDMA転送のタイミング概略図であ
る。図中、RQ1−1,・・・はチャネル1のDMA要求、RQ2
−1,・・・はチャネル2のDMA要求を示し、また、1−
R,・・・は第1のメモリ領域(21)から第1のテンポラ
リレジスタ(18)への転送サイクル、1−W,・・・は第
1のテンポラリレジスタ(18)から第1の入出力装置
(3)への転送サイクル、Sはチャネル1のソースの転
送開始アドレス、Dはチャネル1のディスティネーショ
ンの転送開始アドレス、(10)はチャネル2のDMA転送
サイクルを示す。
次に動作について説明する。
まず、チャネル遷移要求がない場合,つまりチャネル
1のDMA転送中にチャネル2のDMA要求が発生しない場合
を第5図を用いて説明する。まず最初のDMA要求RQ1−1
に従って第1のソースアドレスレジスタ(11)にソース
の転送開始アドレスSがセットされ、第1のディスティ
ネーションアドレスレジスタ(13)にディスティネーシ
ョンの転送開始アドレスDがセットされ、セレクタ(1
7)はチャネル1に設定される。つまり、接点(17a)は
第1のソースアドレスレジスタ(11)に接続され、接点
(17b)は第1のディスティネーションアドレスレジス
タ(13)に接続される。そして、第1のメモリ領域(2
1)から第1のテンポラリレジスタ(18)にデータを転
送するが、一度にアドレスS,S+1,S+2,S+3から32ビ
ット分のデータを転送する(1−R)。また、この1−
Rサイクルでセレクタ(16)は接点(17a)側に設定さ
れ、アドレスカウンタ(15)は第1のソースアドレスレ
ジスタ(11)に接続され、ソースアドレスがカウントア
ップされて、第1のソースアドレスレジスタ(11)にS
+4がセットされる。そして、第1のテンポラリレジス
タ(18)内の8ビットレジスタ1Aに転送された8ビット
データのみが第1の入出力装置(3)に転送される(1
−W)。また、この1−Wサイクルでセレクタ(16)は
接点(17b)側に設定され、アドレスカウンタ(15)は
第1のディスティネーションアドレスレジスタ(13)に
接続され、ディスティネーションアドレスがカウントア
ップされて、第1のディスティネーションアドレスレジ
スタ(13)にD+1がセットされる。以降、DMA要求RQ1
−2,RQ1−3,RQ1−4に従って各々第1のテンポラリレジ
スタ(18)内の8ビットレジスタ1B,1C,1Dから順に第1
の入出力装置(3)に8ビットデータが転送される(2
−W,3−W,4−W)とともに、各サイクルでディスティネ
ーションアドレスがカウントアップされる。以下、この
サイクルを繰り返す。ここで、転送サイクル1−Wから
3−Wの期間にチャネル遷移要求が発生し、チャネル遷
移することを、データアセンブリ中のチャネル遷移とい
う。
次に、データアセンブリ中にチャネル遷移する場合,
つまりチャネル1のDMA転送のデータアセンブリ中にチ
ャネル2のDMA要求が発生しチャネル2に遷移する場合
を第6図を用いて説明する。第6図は第1のメモリ領域
(21)から第1の入出力装置(3)へのDMA転送で、第
1のテンポラリレジスタ(18)から第1の入出力装置
(3)への2回目のデータ装置(2−W)時にチャネル
遷移要求RQ2−1が発生した場合を示しており、2−W
サイクル終了後即座にセレクタ(17)はチャネル2に設
定される。つまり、接点(17a)は第2のソースアドレ
スレジスタ(12)に接続され、接点(17b)は第2のデ
ィスティネーションアドレスレジスタ(14)に接続され
る。そして、チャネル2に遷移し、DMA転送(10)を実
行している。この時、チャネル2は専用の第2のテンポ
ラリレジスタ(18′)を使用する。そして、チャネル2
のDMA要求RQ2が無くなった時点でチャネル1のDMA要求R
Q1−3が継続してあれば、チャネル1に遷移しDMA転送
(3−W以降)を続行する。
第7図は第2の従来のDMAコントローラを含むシステ
ム構成図であり、図において、(1)〜(8),(11)
〜(14)及び(17),(18),(21),(22)は、前記
第4図の第1の従来例のものと同一、又は相当部分を示
している。ただし、第4図におけるセレクタ(16)とソ
ースアドレスのカウント及びディスティネーションアド
レスのカウントを共に行うアドレスカウンタ(15)は備
えられておらず、セレクタ(17)の第1の接点(17a)
に接続されたソースアドレス専用のソースアドレスカウ
ンタ(15a)と、第2の接点(17b)に接続されたディス
ティネーションアドレス専用のディスティネーションア
ドレスカウンタ(15b)を備え、また、第2のテンポラ
リレジスタ(18′)は備えられておらず、テンポラリレ
ジスタ(18)ただ1つであるとともに、チャネル1とチ
ャネル2はこれを共有するものである。
第8図及び第9図は上記第2の従来例におけるメモリ
から入出力装置へのDMA転送のタイミング概略図であ
る。図中、RQ1−1,・・・及びRQ2−1,・・・と1−R,・
・・及び1−W,・・・とS及びDは第5図と第6図の第
1の従来例のものに相当し、1′−Rは第2の従来例で
必要となるサイクルである。
次に動作について説明する。
まず、チャネル遷移要求がない場合、つまりチャネル
1のDMA転送中にチャネル2のDMA要求が発生しない場合
を第8図を用いて説明する。まず、最初のDMA要求RQ1−
1に従って第1のソースアドレスレジスタ(11)にソー
スの転送開始アドレスSがセットされ、第1のディステ
ィネーションアドレスレジスタ(13)にディスティネー
ションの転送開始アドレスDがセットされ、セレクタ
(17)はチャネル1に設定される。つまり、接点(17
a)は第1のソースアドレスレジスタ(11)に接続さ
れ、接点(17b)は第1のディスティネーションアドレ
スレジスタ(13)に接続される。そして、第1のメモリ
領域(21)からテンポラリレジスタ(18)にデータを転
送するが、一度にアドレスS,S+1,S+2,S+3から3ビ
ット分のデータを転送する(1−R)。第1の従来例で
は1−Rサイクルでソースアドレスをカウントアップし
たが、第2の従来例ではソースアドレスのカウントアッ
プはしない。そして、テンポラリレジスタ(18)内の8
ビットレジスタ1Aに転送された8ビットデータのみが第
1の入出力装置(3)に転送される(1−W)。また、
この1−Wサイクルで、ソースアドレスカウンタ(15
a)によりソースアドレスがカウントアップされて第1
のソースアドレスレジスタ(11)にS+1がセットさ
れ、ディスティネーションアドレスカウンタ(15b)に
よりディスティネーションアドレスがカウントアップさ
れて第1のディスティネーションアドレスレジスタ(1
3)にD+1がセットされる。以降、DMA要求RQ1−2,RQ1
−3,RQ1−4に従って各々テンポラリレジスタ(18)内
の8ビットレジスタ1B,1C,1Dから順に第1の入出力装置
(3)に8ビットデータが転送される(2−W,3−W,4−
W)とともに、各サイクルでソースアドレスとディステ
ィネーションアドレスがカウントアップされる。以下、
このサイクルを繰り返す。
次に、データアセンブリ中にチャネル遷移する場合,
つまりチャネル1のDMA転送のデータアセンブリ中にチ
ャネル2のDMA要求が発生しチャネル2に遷移する場合
を第9図を用いて説明する。第9図は第1のメモリ領域
(21)から第1の入出力装置(3)へのDMA転送で、テ
ンポラリレジスタ(18)から第1の入出力装置(3)へ
の2回目のデータ転送(2−W)時にチャネル遷移要求
RQ2−1が発生した場合を示しており、2−Wサイクル
終了後即座にセレクタ(17)はチャネル2に設定され
る。つまり、接点(17a)は第2のソースアドレスレジ
スタ(12)に接続され、接点(17b)は第2のディステ
ィネーションアドレスレジスタ(14)に接続される。そ
して、チャネル2に遷移しDMA転送(10)を実行してい
る。このDMA転送(10)により、テンポラリレジスタ(1
8)内の8ビットレジスタ1C,1Dに残っていたチャネル1
のデータは消滅してしまうが、このデータは対応するDM
A要求に応じたものではないため問題とはならない。そ
して、チャネル2のDMA要求RQ2が無くなった時点でチャ
ネル1のDMA要求RQ1−3が継続してあれば、チャネル1
に遷移するが、この時テンポラリレジスタ(18)には当
然のことながらチャネル1のデータは残っていないた
め、再度,第1のメモリ領域(21)のアドレスS+2,S
+3からテンポラリレジスタ(18)内の8ビットレジス
タ1C,1Dにデータを転送(1′−R)してから、第1の
入出力装置(3)への転送を行う(3−W,4−W)。
[発明が解決しようとする課題] 従来のDMAコントローラは以上のようなチャネル遷移
方法を実行するように構成されていたが、DMAコントロ
ーラ内にチャネル数と同数のテンポラリレジスタ及び1
つのアドレスカウンタ、もしくは1つのテンポラリレジ
スタ及びソースアドレスのカウント用とディスティネー
ションアドレスのカウント用の2つのカウンタが必要と
なり、タップサイズが拡大するという問題点があった。
また、DMAコントローラ内にただ1つのテンポラリレジ
スタとただ1つのアドレスカウンタを備える構成にする
と、メモリから入出力装置への転送の場合のデータアセ
ンブリ中のチャネル遷移において、ソースアドレスレジ
スタの内容はまだ転送が終わっていないデータの部分も
カウントアップし過ぎている問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、1つのテンポラリレジスタ及びソースアド
レスのカウントとディスティネーションアドレスのカウ
ントを共に行う1つのアドレスカウンタで済むようなチ
ャネル遷移方法を実行するDMAコントローラを得ること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るDMAコントローラは、チャネル毎に設
けられたソースアドレスレジスタ(11,12)と,チャネ
ル毎に設けられたディスティネーションアドレスレジス
タ(13,14)と,前記ソースアドレスレジスタに指定さ
れる転送元から前記ディスティネーションアドレスレジ
スタに指定される転送先へDMA転送されるデータを一時
的に蓄える1つのテンポラリレジスタ(18)と,前記ソ
ースアドレスレジスタ及び前記ディスティネーションア
ドレスレジスタの内容をカウントするとともに、優先度
の低いチャネルでDMA転送を行なっている場合のデータ
アセンブリ中の優先度の高いチャネルからのDMA転送要
求を受けることにより優先度の高いチャネルへのチャネ
ル遷移が行なわれる時、前記テンポラリレジスタに保持
しているデータの内まだ転送されていないデータのバイ
ト数だけ前記ソースアドレスレジスタの内容をカウント
バッスする1つのアドレスカウンタ(15)と,を備えて
成るものである。
[作用] この発明では、メモリから入出力装置への転送の場合
のデータアセンブリ中のチャネル遷移において、テンポ
ラリレジスタに残っているデータはDMA要求に応じたも
のでなく、ソースアドレスレジスタの内容はまた転送が
終わっていないデータの部分もカウントアップし過ぎて
いる。そのため、チャネル遷移要求が発生した時点でソ
ースアドレスレジスタの内容をまだ転送が終わっていな
いデータの部分だけカウントバックする。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を第1図から第3図を用い
て説明する。
第1図は本発明の一実施例によるDMAコントローラを
含むシステム構成図であり、図において、(1)〜
(8),(11)〜(18),(21),(22)は、前記第4
図の第1の従来例のもの及び第7図の第2の従来例のも
のと同一、又は相当部分を示している。ただし、第4図
の第1の従来例における第2のテンポラリレジスタ(1
8′)は備えられておらず、第7図の第2の従来例と同
様,テンポラリレジスタ(18)ただ1つであり、チャネ
ル1とチャネル2はこれを共用するものである。また、
第7図の第2の従来例におけるソースアドレスカウンタ
(15a)及びディスティネーションアドレスカウンタ(1
5b)は備えられておらず、第4図の第1の従来例と同
様,ソースアドレスのカウント及びディスティネーショ
ンアドレスのカウントを共に行う1つのアドレスカウン
タ(15)のみである。つまり、アドレスカウンタはソー
スアドレスのカウントとディスティネーションアドレス
のカウントを共に行うものをただ1つ備え、テンポラリ
レジスタは各チャネル共用のものをただ1つ備えてい
る。そして、上記アドレスカウンタ(15)は、メモリか
ら入出力装置に転送している場合のデータアセンブリ中
のチャネル遷移時、ソースアドレスレジスタの内容を未
転送データに相当する分だけカウントバックする機能を
新たに備えている。
第2図及び第3図は上記実施例におけるメモリから入
出力装置へのDMA転送のタイミング概略図である。図
中、RQ1−1,・・・及びRQ2−1,・・・と1−R,・・・及
び1−W,・・・とS及びDは第5図と第6図の第1の従
来例のもの及び第8図と第9図の第2の従来例のものに
相当し、1′−Rは第9図の第2の従来例のものに相当
するサイクルである。(20)は本実施例で必要となるカ
ウントバックのサイクルである。また、(20′)は上記
カウントバックサイクル(20)に対応するカウントアッ
プのサイクルである。
次に動作について説明する。
まず、チャネル遷移要求がない場合,つまりチャネル
1のDMA転送中にチャネル2のDMA要求が発生しない場合
を第2図に示す。すなわち、チャネル遷移要求が無い場
合は第5図の第1の従来例と同等の動作を行う。
次に、データアセンブリ中にチャネル遷移する場合,
つまりチャネル1のDMA転送のデータアセンブリ中にチ
ャネル2のDMA要求が発生しチャネル2に遷移する場合
を第3図を用いて説明する。第3図は第1のメモリ領域
(21)から第1の入出力装置(3)へのDMA転送で、テ
ンポラリレジスタ(18)から第1の入出力装置(3)へ
の2回目のデータ転送(2−W)時にチャネル遷移要求
RQ2−1が発生した場合を示しており、2−Wサイクル
終了後、セレクタ(16)は接点(17a)側に設定され、
アドレスカウンタ(15)は第1のソースアドレスレジス
タ(11)に接続され、ソースアドレスがカウントバック
されて、第1のソースアドレスレジスタ(11)にS+2
がセットされる(20)。カウントバック(20)の後、セ
レクタ(17)はチャネル2に設定される。つまり、接点
(17a)は第2のソースアドレスレジスタ(12)に接続
され、接点(17b)は第2のディスティネーションアド
レスレジスタ(14)に接続される。そして、チャネル2
に遷移しDMA転送(10)を実行している。このDMA転送に
より、テンポラリレジスタ(18)内の8ビットレジスタ
1C,1Dに残っていたチャネル1のデータは消滅してしま
うが、このデータは対応するDMA要求に応じたものでは
ないため問題とはならない。そして、チャネル2のDMA
要求RQ2が無くなった時点でチャネル1のDMA要求RQ1−
3が継続してあれば、チャネル1に遷移するが、この時
テンポラリレジスタ(18)には当然のことながらチャネ
ル1のデータは残っていないため、再度,第1のメモリ
領域(21)のアドレスS+2,S+3からテンポラリレジ
スタ(18)内の8ビットレジスタ1C,1Dにデータを転送
(1′−R)し、セレク(16)は接点(17a)側に設定
され、アドレスカウンタ(15)は第1のソースアドレス
レジスタ(11)に接続され、ソースアドレスがカウント
アップされて、第1のソースアドレスレジスタ(11)に
S+4がセットされる(20′)。そして、第1の入出力
装置(3)への転送を行う(3−W,4−W)。
なお、上記各DMA転送においては、同一チャネルのDMA
要求が連続的にあり、それとともにチャネル遷移要求が
ある場合を示したが、同一チャネルのDMA要求が間欠的
にあり、その間にチャネル遷移要求がある場合もデータ
アセンブリ中は上記と同様のチャネル遷移が行われる。
また、上記実施例では、2チャンネルの場合について
示したが、それ以上の場合でも同様に本発明を適用で
き、チャネル数に関係なくアドレスカウンタ(15)及び
テンポラリレジスタ(18)はそれぞれ1つずつで済む。
そして、テンポラリレジスタ(18)も上記実施例の32ビ
ット(4バイト)長のものに限定されるものではなく、
システム構成に合わせて決定されるものである。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、ソースアドレスの
カウント及びディスティネーションアドレスのカウント
を共に1つのアドレスカウンタで行うとともに、1つの
テンポラリレジスタを各チャネルで共用し、メモリから
入出力装置へ転送している場合のデータアセンブリ中の
チャネル遷移時にはソースアドレスをカウントバックす
るようにしたので、アドレスカウンタ1つとテンポラリ
レジスタ1つで支障なく実行でき、チップサイズの増大
を抑えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるDMAコントローラを
含むシステム構成図、第2図,第3図は上記実施例の動
作を示すタイミング概略図、第4図は第1の従来のDMA
コントローラを含むシステム構成図、第5図,第6図は
上記第1の従来例の動作を示すタイミング概略図、第7
図は第2の従来のDMAコントローラを含むシステム構成
図、第8図,第9図は上記第2の従来例の動作を示すタ
イミング概略図である。 (1)はDMAコントローラ、(2)はメモリ、(3),
(4)は入出力装置(I/O)、(5)はCPU、(6),
(7),(8)はデータバス、(11),(12)はソース
アドレスレジスタ、(13),(14)はディスティネーシ
ョンアドレスレジスタ、(15)はアドレスカウンタ、
(16),(17)はセレクタ、(18)はテンポラリレジス
タ、(21),(22)はメモリ領域。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリと入出力装置とにチャネルを割当て
    て、メモリと複数の入出力装置との間でチャネル毎にDM
    A転送を行なうDMAコントローラにおいて、 チャネル毎に設けられたソースアドレスレジスタと,チ
    ャネル毎に設けられたディスティネーションアドレスレ
    ジスタと,前記ソースアドレスレジスタに指定される転
    送元から前記ディスティネーションアドレスレジスタに
    指定される転送先へDMA転送されるデータを一時的に蓄
    える1つのテンポラリレジスタと,前記ソースアドレス
    レジスタ及び前記ディスティネーションアドレスレジス
    タの内容をカウントするとともに、優先度の低いチャネ
    ルでDMA転送を行なっている場合のデータアセンブリ中
    の優先度の高いチャネルからのDMA転送要求を受けるこ
    とにより優先度の高いチャネルへのチャネル遷移が行な
    われる時、前記テンポラリレジスタに保持しているデー
    タの内まだ転送されていないデータのバイト数だけ前記
    ソースアドレスレジスタの内容をカウントバッスする1
    つのアドレスカウンタと,を備えて成ることを特徴とす
    るDMAコントローラ。
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