JP2600969Y2 - 中央処理装置のリセット回路 - Google Patents
中央処理装置のリセット回路Info
- Publication number
- JP2600969Y2 JP2600969Y2 JP1993036422U JP3642293U JP2600969Y2 JP 2600969 Y2 JP2600969 Y2 JP 2600969Y2 JP 1993036422 U JP1993036422 U JP 1993036422U JP 3642293 U JP3642293 U JP 3642293U JP 2600969 Y2 JP2600969 Y2 JP 2600969Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- central processing
- reset signal
- reset
- processing unit
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、中央処理装置のリセ
ット回路に関するものである。
ット回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】主中央処理装置(マスタCPU)で主た
る計測器の入力取込等の処理を行うとともに、副中央処
理装置(スレーブCPU)で各チャンネル毎の他の処理
を実行するような装置において、複数の中央処理装置が
用いられている。そして、異常状態が発生した場合、ウ
ォッチドッグタイマ回路で検出して各中央処理装置をリ
セットし、再起動をかけるようにしている。
る計測器の入力取込等の処理を行うとともに、副中央処
理装置(スレーブCPU)で各チャンネル毎の他の処理
を実行するような装置において、複数の中央処理装置が
用いられている。そして、異常状態が発生した場合、ウ
ォッチドッグタイマ回路で検出して各中央処理装置をリ
セットし、再起動をかけるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、主中央
処理装置と副中央処理装置のリセットは、連動させる場
合、別個とさせる場合、条件付きで連動させる場合等さ
まざまな場合があり、その都度、回路構成を決めなけれ
ばならない必要があった。
処理装置と副中央処理装置のリセットは、連動させる場
合、別個とさせる場合、条件付きで連動させる場合等さ
まざまな場合があり、その都度、回路構成を決めなけれ
ばならない必要があった。
【0004】この考案の目的は、以上の点に鑑み、複数
の中央処理装置をもつ場合において、さまざまな場合の
リセットに対応できるようにした中央処理装置のリセッ
ト回路を提供することである。
の中央処理装置をもつ場合において、さまざまな場合の
リセットに対応できるようにした中央処理装置のリセッ
ト回路を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、異常状態を
検出する検出回路と、この検出回路の出力に基きリセッ
ト信号を出力する出力回路と、この出力回路のリセット
信号および制御信号が入力され制御信号の状態に従って
リセット信号を出力する第1のゲート回路と、この第1
のゲート回路のリセット信号または電源オンまたは主中
央処理装置についてのリセット信号のいずれかによりリ
セット信号を発生して前記出力回路を自己復帰させる第
2のゲート回路と、この第2のゲート回路の前記リセッ
ト信号または前記出力回路の前記リセット信号によりリ
セットされる中央処理装置とを備えるようにした副中央
処理装置のリセット回路である。
検出する検出回路と、この検出回路の出力に基きリセッ
ト信号を出力する出力回路と、この出力回路のリセット
信号および制御信号が入力され制御信号の状態に従って
リセット信号を出力する第1のゲート回路と、この第1
のゲート回路のリセット信号または電源オンまたは主中
央処理装置についてのリセット信号のいずれかによりリ
セット信号を発生して前記出力回路を自己復帰させる第
2のゲート回路と、この第2のゲート回路の前記リセッ
ト信号または前記出力回路の前記リセット信号によりリ
セットされる中央処理装置とを備えるようにした副中央
処理装置のリセット回路である。
【0006】
【実施例】図1は、この考案の一実施例を示すブロック
構成図である。
構成図である。
【0007】図において、1は、図示しない抵抗・コン
デンサで設定された時定数をもつワンショットマルチバ
イブレータのような周知の検出回路で、定期的に到来す
るウォッチドッグ信号Sが所定時間来ないときに上記抵
抗・コンデンサによる時定数回路がリセットされず充電
され続け設定値を越えて異常を示す検出信号を発生す
る。この検出回路1の検出信号は、D型のフリップフロ
ップ回路のような出力回路2に入力されて所定のタイミ
ングでリセット信号Roが発生する。このリセット信号
Roは、中央処理装置5に直接出力されるとともに、制
御信号Cの状態に従って第1のゲート回路3からリセッ
ト信号Roが出力される。この第1のゲート回路3から
の信号は、電源オンに対応するリセット信号R1、他の
メインの主中央処理装置によるリセット信号R2ととも
に第2のゲート回路4に入力され、いずれかの信号があ
ればゲート回路4からリセット信号Rが発生する。この
信号Rは、出力回路2に供給され、出力回路2はプリセ
ットされ自己復帰する。そして、この第2のゲート回路
4のリセット信号Rまたは出力回路2からの直接のリセ
ット信号Roにより、中央処理装置5は、リセットされ
る。
デンサで設定された時定数をもつワンショットマルチバ
イブレータのような周知の検出回路で、定期的に到来す
るウォッチドッグ信号Sが所定時間来ないときに上記抵
抗・コンデンサによる時定数回路がリセットされず充電
され続け設定値を越えて異常を示す検出信号を発生す
る。この検出回路1の検出信号は、D型のフリップフロ
ップ回路のような出力回路2に入力されて所定のタイミ
ングでリセット信号Roが発生する。このリセット信号
Roは、中央処理装置5に直接出力されるとともに、制
御信号Cの状態に従って第1のゲート回路3からリセッ
ト信号Roが出力される。この第1のゲート回路3から
の信号は、電源オンに対応するリセット信号R1、他の
メインの主中央処理装置によるリセット信号R2ととも
に第2のゲート回路4に入力され、いずれかの信号があ
ればゲート回路4からリセット信号Rが発生する。この
信号Rは、出力回路2に供給され、出力回路2はプリセ
ットされ自己復帰する。そして、この第2のゲート回路
4のリセット信号Rまたは出力回路2からの直接のリセ
ット信号Roにより、中央処理装置5は、リセットされ
る。
【0008】つまり、信号Sが正常で常に到来している
のであれば、検出回路1の時定数回路は常にリセットさ
れ、検出回路1、出力回路2からリセット信号は発生せ
ず、電源オンのリセット信号R1、又は主中央処理装置
からのリセット信号R2でたとえば副次的な中央処理装
置5は優先的にリセットされる。
のであれば、検出回路1の時定数回路は常にリセットさ
れ、検出回路1、出力回路2からリセット信号は発生せ
ず、電源オンのリセット信号R1、又は主中央処理装置
からのリセット信号R2でたとえば副次的な中央処理装
置5は優先的にリセットされる。
【0009】信号Sが到来しなくなって異常状態とな
り、検出回路1の時定数回路はリセットされず検出信号
を発生して、検出回路1、出力回路2からリセット信号
Roが発生した場合、制御信号Cがたとえばローレベル
Lで阻止されずに第1のゲート回路3をリセット信号R
oが通過した場合は、出力回路2のリセット信号Roが
直接、中央処理装置5を所定のタイミングでリセットす
るとともに、第1のゲート回路3及び第2のゲート回路
4を通過したリセット信号Rで出力回路2もプリセット
され自己復帰して自己復帰モードとなる。
り、検出回路1の時定数回路はリセットされず検出信号
を発生して、検出回路1、出力回路2からリセット信号
Roが発生した場合、制御信号Cがたとえばローレベル
Lで阻止されずに第1のゲート回路3をリセット信号R
oが通過した場合は、出力回路2のリセット信号Roが
直接、中央処理装置5を所定のタイミングでリセットす
るとともに、第1のゲート回路3及び第2のゲート回路
4を通過したリセット信号Rで出力回路2もプリセット
され自己復帰して自己復帰モードとなる。
【0010】また、検出回路1、出力回路2からリセッ
ト信号Roが発生した場合において、制御信号Cがたと
えばハイレベルHで阻止された場合、第1のゲート回路
3より出力は発生せず、第2のゲート回路4から出力は
発生せず、出力回路2は自己復帰されることなく、出力
回路2から中央処理装置5にリセット信号Roが出力さ
れ続け、リセット保持モードとなる。
ト信号Roが発生した場合において、制御信号Cがたと
えばハイレベルHで阻止された場合、第1のゲート回路
3より出力は発生せず、第2のゲート回路4から出力は
発生せず、出力回路2は自己復帰されることなく、出力
回路2から中央処理装置5にリセット信号Roが出力さ
れ続け、リセット保持モードとなる。
【0011】このリセット保持モードの状態において、
リセット信号R1、R2が入力されると、第2のゲート
回路4からリセット出力Rが発生し、中央処理装置5を
リセットするとともに、出力回路2をプリセットして自
己復帰する。
リセット信号R1、R2が入力されると、第2のゲート
回路4からリセット出力Rが発生し、中央処理装置5を
リセットするとともに、出力回路2をプリセットして自
己復帰する。
【0012】このよううに、電源(パワー)オン時のリ
セット信号R1、主中央処理装置(マスターCPU)に
ついてのリセット信号R2により優先的にリセットさ
れ、また、ウォッチドッグ監視によるリセット信号も、
制御信号Cにより、自己復帰モードともリセット保持モ
ードともできる。
セット信号R1、主中央処理装置(マスターCPU)に
ついてのリセット信号R2により優先的にリセットさ
れ、また、ウォッチドッグ監視によるリセット信号も、
制御信号Cにより、自己復帰モードともリセット保持モ
ードともできる。
【0013】なお、具体的な回路としては種々に考えら
れ、上記に限定されるものではない。
れ、上記に限定されるものではない。
【0014】
【考案の効果】以上述べたように、電源オン時のリセッ
ト信号、主中央処理装置についてのリセット信号により
優先的にリセットされるとともに、制御信号の状態によ
り、自己復帰モードとも、リセット保持モードともで
き、複数の中央処理装置を有する機器等において、単一
の回路構成で、種々の中央処理装置のリセットに対応で
きる。
ト信号、主中央処理装置についてのリセット信号により
優先的にリセットされるとともに、制御信号の状態によ
り、自己復帰モードとも、リセット保持モードともで
き、複数の中央処理装置を有する機器等において、単一
の回路構成で、種々の中央処理装置のリセットに対応で
きる。
【図1】この考案の一実施例を示す構成説明図である。
1 検出回路 2 出力回路 3、4 ゲート回路 5 副中央処理装置
Claims (1)
- 【請求項1】異常状態を検出する検出回路と、この検出
回路の出力に基きリセット信号を出力する出力回路と、
この出力回路のリセット信号および制御信号が入力され
制御信号の状態に従ってリセット信号を出力する第1の
ゲート回路と、この第1のゲート回路のリセット信号ま
たは電源オンまたは主中央処理装置についてのリセット
信号のいずれかによりリセット信号を発生して前記出力
回路を自己復帰させる第2のゲート回路と、この第2の
ゲート回路の前記リセット信号または前記出力回路の前
記リセット信号によりリセットされる中央処理装置とを
備えたことを特徴とする副中央処理装置のリセット回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993036422U JP2600969Y2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 中央処理装置のリセット回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993036422U JP2600969Y2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 中央処理装置のリセット回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073016U JPH073016U (ja) | 1995-01-17 |
JP2600969Y2 true JP2600969Y2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=12469395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993036422U Expired - Lifetime JP2600969Y2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 中央処理装置のリセット回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600969Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58214402A (ja) * | 1982-06-07 | 1983-12-13 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ソリツドゴムタイヤ |
KR101467580B1 (ko) * | 2008-11-20 | 2014-12-10 | 주식회사 엘지씨엔에스 | 복합 디바이스를 갖는 금융 자동화기기의 디바이스 초기화 방법 및 장치 |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP1993036422U patent/JP2600969Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH073016U (ja) | 1995-01-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903 Year of fee payment: 9 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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